JPH057767Y2 - - Google Patents

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JPH057767Y2
JPH057767Y2 JP1988072375U JP7237588U JPH057767Y2 JP H057767 Y2 JPH057767 Y2 JP H057767Y2 JP 1988072375 U JP1988072375 U JP 1988072375U JP 7237588 U JP7237588 U JP 7237588U JP H057767 Y2 JPH057767 Y2 JP H057767Y2
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JP
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key
level
equalizer
speed
band
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JP1988072375U
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はグラフイツクイコライザに係り、特に
イコライザレベルの移動速度を可変できるグラフ
イツクイコライザに関する。
〈従来技術〉 オーデイオ機器には、各周波数帯域における信
号レベルを直視的に表示するためにスペクトラム
アナライザ表示器(スペアナ表示器)が装備され
ており、各周波数帯域の信号レベルが実時間で帯
グラフ状に表示されるようになつている。また、
このスペアナ表示器は、イコライザレベルの表示
を行うことができる。このため、聴取者はスペア
ナ表示を一目見るだけで低域、高域、あるいは中
域の信号レベルを認識できると共に、各帯域が所
望のレベル特性を有しているか否かを容易に判別
することができる。第2図は従来のグラフイツク
イコライザを示す外観説明図であり、11バンドの
周波数帯域の信号レベルを表示するスペアナ表示
器51が設けられている。スペアナ表示器51
は、右方向へ31.5Hz、60Hz、125Hz、…、16kHzの
周波数目盛を有する周波数軸xが、上方向の高出
力側へMINからMAX迄の信号レベル軸yが割り
当てられている。なお、各周波数は帯域の中心周
波数を示している。そして、各周波数帯域毎に複
数(例えば13個)の表示素子52が一列に信号レ
ベル軸方向へ並べられて表示素子列53−1,5
3−2,…,53−iが形成されている。ただ
し、iは整数である。
54はイコライザレベルを高出力側へ移動させ
るアツプキー(UP)、55はイコライザレベルを
低出力側へ移動させるダウンキー(DN)、56
はバンド選択キー(BAND)であり、アツプ側
あるいはダウン側を押圧する毎に1バンドづつ注
目周波数帯域(バンド)を左右に動かすことがで
きる。このバンド選択キー56を操作すると、選
択された周波数帯域(注目バンド)のイコライザ
レベルを示す表示素子52が5秒間点滅しイコラ
イザレベルの設定を受け付ける。この時、アツプ
キー54/ダウンキー55を用いてイコライザレ
ベルの設定を行う。57はスペアナ表示器51に
スペクトラムアナライザ特性またはイコライザ特
性のどちらの表示をさせるのかを選択するデイス
プレイキー(DISP)である。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、最近のグラフイツクイコライザは、
9バンド構成で(第2図に示したものは11バン
ド)、設定できるイコライザレベルが1バンドあ
たり、−12〜+12dB迄の13ステツプ有るものがほ
とんどである。イコライザレベル設定時のレベル
移動速度は、1step/0.5sec程度であるので、イ
コライザレベル設定時間は最大で12step×0.5sec
×9band=54secが必要となり、更にレベル設定
するバンドを操作者が選択する時間などを加える
とレベル設定に要する時間が非常に長く、バンド
数の多いものでは更に時間を要するという問題点
があつた。
以上から本考案の目的は、レベル設定時の移動
ステツプが多いときには移動速度を高速に可変し
てレベル設定時間を短縮できるグラフイツクイコ
ライザを提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 第1図は本考案にかかるグラフイツクイコライ
ザのブロツク図である。
1はレベル検出部、2は移動速度切換手段2b
等を有するコントロールマイコン、3は表示ユニ
ツト、4はイコライザ部、5はアツプキー54、
ダウンキー55、バンド選択キー56等を備えた
操作部、6はデイジツトドライバ、7はセグメン
トドライバである。
〈作用〉 この考案においては移動速度切換手段2bが、
アツプキー54あるいはダウンキー55のどちら
か一方が単独で操作された場合はイコライザレベ
ルの移動速度を低速に設定し、アツプキー54あ
るいはダウンキー55のどちらか一方のキー操作
中に他方のキー操作が行われた場合はイコライザ
レベルの移動速度を高速に設定する。
〈実施例〉 第1図は本考案にかかるグラフイツクイコライ
ザのブロツク図である。
1は各周波数帯域におけるオーデイオ信号レベ
ルを検出するレベル検出部、2はタイミング制御
手段2a、移動速度切換手段2b、イコライザ制
御手段2c等を有するコントロールマイコン、3
は各周波数帯域に対応させて表示素子列が配列さ
れた表示ユニツト、4はオーデイオ信号ASの周
波数特性を制御するためのイコライザ部、5はア
ツプキー54、ダウンキー55、バンド選択キー
56等の各種キーを備えた操作部、6はデイジツ
トドライバ、7はセグメントドライバであり、そ
れぞれ表示ユニツト3の各表示素子を駆動してス
ペアナ/イコライザ特性表示を行う。
レベル検出器1は、オーデイオ信号ASの周波
数帯域をi(iは整数)分割した時、各周波数帯
域毎にバンドパスフイルタBPFiを有するフイル
タ部1aと、周期的に所定のバンドパスフイルタ
BPFiの出力Liを選択する周波数時分割回路1b
と、入力された信号レベルLを基準レベルと比較
してjステツプ(jは整数)のどのステツプにあ
るかを判断するレベル比較器1cを有している。
コントロールマイコン2は、バンドパスフイル
タ出力Liの切換信号BCSやセグメント駆動信号
Sj、デイジツト駆動信号Diを出力させるタイミ
ングを制御するタイミング制御手段2aと、イコ
ライザレベル設定時におけるレベル移動速度を切
換制御する移動速度切換手段2bと、イコライザ
部4をして設定・記憶されているイコライザ特性
に基づいてオーデイオ信号ASの各周波数帯域の
レベルを制御すると共に、イコライザ特性を表示
ユニツト3に表示させるイコライザ制御手段2c
等を有している。なお、移動速度切換手段2bに
よりアツプキー54あるいはダウンキー55のど
ちらか一方が単独で操作された場合はイコライザ
レベルの移動速度を低速に設定し、アツプキー5
4あるいはダウンキー55のどちらか一方のキー
操作中に他方のキー操作が行われた場合はイコラ
イザレベルの移動速度を高速に設定する。
表示ユニツト3は、第2図に示したスペアナ表
示器51に相当する。
本考案のグラフイツクイコライザにおいて、イ
コライザレベルの設定を行うためにキー(第2図
のデイスプレイキー)を操作すると、イコライザ
制御手段2cは表示ユニツト3に現在のイコライ
ザ特性を表示させる。ついで、レベル変更したい
帯域をバンド選択キー56を用いて選択する。か
かる状態で、該帯域の特性を例えば−10dBから
+12dBに変更するような時、換言すれば、高出
力側へのレベルの移動量が多い時には、まず、ア
ツプキー54を押下する。そして、アツプキー5
4を押下したままダウンキー55を押下する。こ
れらの一連の操作を判断した移動速度切換手段2
bは、イコライザレベルの移動速度を例えば
1step/0.25sec程度の高速に設定し、高出力側へ
のレベル移動を実行する。
一方、例えば所定帯域の特性を+10dBから−
12dBに変更するような時、換言すれば、低出力
側への移動量が多い時には、まず、ダウンキー5
5を押下する。そして、ダウンキー55を押下し
たままアツプキー54を押下する。これらの一連
の操作を判断した移動速度切換手段2bは、イコ
ライザレベルの移動速度を例えば1step/0.25sec
程度の高速に設定し、低出力側へのレベル移動を
実行する。すなわち、アツプキー54、ダウンキ
ー55の両方が押圧された場合には高速移動とな
り、移動方向は最初に押圧されたキーに応じた方
向となる。
なお、アツプキー54、ダウンキー55のどち
らか一方が単独で操作された場合は、イコライザ
レベルの移動速度を従来と同様に1step/0.5sec
程度の低速に設定し、高出力側または低出力側へ
のレベル移動を実行する従つて、同時押圧から一
方のみの押圧になつた場合には、該一方のキーに
応じた方向に低速移動する。
また、高速の移動速度は上記1step/0.25secと
限るものではなく、もつと早い速度であつてもか
まわない。
本考案では上記のようにレベルの移動速度を可
変できるので、移動量の多い場合でも操作を素早
く行うことができる。また、アツプキー54、ダ
ウンキー55は近接して設けられているので、片
手で操作でき、簡単に本考案の操作を行うことが
できる。
〈考案の効果〉 以上本考案によれば、アツプ/ダウンキーのど
ちらか一方が単独で操作された場合は前記イコラ
イザレベルの移動速度を低速に設定し、アツプ/
ダウンキーのどちらか一方のキー操作中に他方の
キー操作が行われた場合は前記イコライザレベル
の移動速度を高速に設定する移動速度切換手段を
設けたので、レベル設定時の移動ステツプが多い
ときには移動速度を高速に可変してレベル設定時
間を短縮でき、この操作を簡単に行うことができ
る。
又、本考案によれば、高速移動時のレベル移動
方向をアツプ/ダウンキーのうち最初に操作され
たキーに応じた方向とすることができるため、ア
ツプ/ダウンキー2つのみで高速/低速移動の
別、高速移動方向を特定でき、特別の加速キーや
別のキーを設ける必要がなくキー数を減少でき、
操作部のスペースを減らすことができる。
更に本考案によれば、アツプキーとダウンキー
を近接して設けたから、片手で操作することがで
き、操作性能を向上でき、しかも、アツプ/ダウ
ンの切り換えが高速・低速にかかわらず素早くで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるグラフイツクイコライ
ザのブロツク図、第2図は従来のグラフイツクイ
コライザを示す外観説明図。 1……レベル検出部、2……コントロールマイ
コン、2b……移動速度切換手段、3……表示ユ
ニツト、4……イコライザ部、5……操作部、6
……デイジツトドライバ、7……セグメントドラ
イバ、54……アツプキー、55……ダウンキ
ー、56……バンド選択キー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 イコライザレベルを高出力側へ移動させるアツ
    プキーと、イコライザレベルを低出力側へ移動さ
    せるダウンキーと、帯域を選択するバンド選択キ
    ーを有し、バンド選択キーにより選択した帯域の
    イコライザレベルの設定をアツプ/ダウンキーに
    より行うグラフイツクイコライザにおいて、 アツプ/ダウンキーを近接して設けると共に、
    アツプ/ダウンキーのどちらか一方が単独で操作
    された場合は前記イコライザレベルの移動速度を
    低速に設定し、アツプ/ダウンキーのどちらか一
    方のキー操作中に他方のキー操作が行われた場合
    は最初に操作されているキーに応じた方向へのイ
    コライザレベルの移動速度を高速に設定する移動
    速度切換手段を具備したことを特徴とするグラフ
    イツクイコライザ。
JP1988072375U 1988-05-31 1988-05-31 Expired - Lifetime JPH057767Y2 (ja)

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JPH01175020U JPH01175020U (ja) 1989-12-13
JPH057767Y2 true JPH057767Y2 (ja) 1993-02-26

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Citations (2)

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JPS56145419A (en) * 1980-04-15 1981-11-12 Canon Inc Cursor control system of crt display device
JPS60260088A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 松下電器産業株式会社 カ−ソル移動用キ−入力装置

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JPH01175020U (ja) 1989-12-13

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