JPH0713308Y2 - ジョイステイックを用いた周波数設定装置 - Google Patents

ジョイステイックを用いた周波数設定装置

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JPH0713308Y2
JPH0713308Y2 JP1993019732U JP1973293U JPH0713308Y2 JP H0713308 Y2 JPH0713308 Y2 JP H0713308Y2 JP 1993019732 U JP1993019732 U JP 1993019732U JP 1973293 U JP1973293 U JP 1973293U JP H0713308 Y2 JPH0713308 Y2 JP H0713308Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
joystick
frequency setting
variable resistance
stick lever
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993019732U
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English (en)
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JPH0673935U (ja
Inventor
英明 柿沼
Original Assignee
八重洲無線株式会社
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Publication date
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  • Transceivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、無線通信機における周
波数設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、無線通信機においては送受信用
周波数の設定には図3に示すような周波数設定方法があ
る。図中25は周波数設定ダイヤルツマミで無線通信機
の本体操作部にのみ設けられるものである。この操作に
はFASTキー又はMHz帯のアップ/ダウンキーを用
いて目的の周波数に大まかに近ずけて、次に周波数設定
のダイヤルツマミを廻して目的の周波数に説定する。
【0003】図中26は無線通信機の周波数アップ/ダ
ウン移動用のスイッチで周波数の上又は下方向への早送
り用と微調整用の4つのスイッチである。このスイッチ
を用いて早送り調整から微調整と順次調整して設定す
る。
【0004】図中27はキーボードスイッチであって、
目的とする周波数を上位桁から下位桁迄全て数値で入力
設定する。周波数の設定にはこれ以外にもメモリされた
周波数を段階的に歩進して読み出し設定する方法もある
が本考案とは直接関係がないので説明は省略する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した従
来の技術において3組の周波数設定方法を説明したがい
ずれも操作に複数のスイッチによって設定したり、複数
の異る操作方法を必要とするものである。このような不
便を解消するために1つのスイッチを操作して周波数の
設定をする簡便な方法の周波数設定装置の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、マイクロホン
に、4つの可変抵抗回路を備えてステイックレバを操作
してその1つを選択して抵抗値を設定するジョイステイ
ックを装着し、ステイックレバで設定した抵抗値に比例
する電圧が可動接点に出力されるように電源と基準電位
とを接続し、各可動接点から時定数コンデンサと、予め
定めたしきい値を超える入力があると制御信号を出力す
るコンパレータとに接続し、コンパレータの出力側は無
線通信機の周波数設定回路の周波数をうえ又は下方向に
可変させる早送り及び微調整用の各制御端子に接続した
構成である。
【0007】
【作用】変更する周波数が決まると、周波数表示装置に
表示されている現在の運用中の周波数から高低のどちら
側に周波数を移動するかを判断し、仮に高い方に周波数
を移動させるとすれば、まずジョイステイックの早送り
操作方向が前後方向としかつ、高い周波数への移動が前
方向とすると前側にステイックレバを倒す、目的の周波
数に近ずくとステイックレバを止めて、次に微調整の左
右操作方向で周波数が高くなる方向が右であればステイ
ックレバを右に倒し目的の周波数になるまで調整して設
定する。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の周波数設定装置の一実施例
を示すブロック図である。図において1はハンデイ型マ
イクロホン、2は無線通信機の本体、3はジョイステイ
ック、4はジョイステイックのステイックレバである。
5,6,7,8はステイックレバ4で操作方向に応じて
選択可変される可変抵抗回路であって、5と6は周波数
の上下方向に変化させる早送り用の可変抵抗回路であ
る。また、7と8は周波数の上下方向に変化させる微調
整用の可変抵抗回路である。
【0009】上記したジョイステイック3の可変抵抗回
路5,6,7,8の夫々一方の端子は基準電位に接続
し、他方の端子は抵抗9を介して電源Vccに接続して
おり、可動接点からは出力を夫々のコンパレータ14,
15,16,17に供給するよう接続している。この時
ジョイステイック3のステイックレバ4が不動作状態で
は全ての可変抵抗回路5,6,7,8の可動接点は基準
電位であり、ジョイステイック3が操作されて一つの可
変抵抗回路の可動接点が動くとその操作量による抵抗値
が変化したのに比例した電圧が可動接点から出力され
る。
【0010】可動接点が接続された夫々のコンパレータ
14,15,16,17の入力端子には抵抗9と各可変
抵抗回路5,6,7,8のうちステイックレバ4で設定
された可変抵抗回路の抵抗値との合成抵抗とで時定数回
路を形成するコンデンサ10,11,12,13を設け
てある。この時定数回路は周波数を設定した後で、なん
らかの理由で誤ってジョイステイック3のステイックレ
バ4が動いた場合でもショートタイムであれば設定され
ている周波数が可変されることが無いように設けたもの
である。
【0011】コンパレータ14,15,16,17は夫
々抵抗19,20,21,22によって動作制限をする
しきい値を設けてある。このためジョイステイック3の
可変抵抗回路5,6,7,8のどれかの可動接点にしき
い値を超える出力がありコンパレータに入力されるとそ
のコンパレータから制御信号を出力する。コンパレータ
14,15からの出力であれば周波数設定回路18の周
波数の上又は下方向に可変させる早送り用の制御信号端
子に、また、コンパレータ16,17の出力であれば周
波数を上又は下方向に微調整する制御信号端子に夫々入
力するよう接続する。
【0012】以上の構成からその動作を説明する。無線
通信機の本体2の操作パネルに設けてある周波数表示器
(図示せず)に表示されている現在の運用周波数に対し
て例えば高い周波数に変更したい場合はハンデイ型のマ
イクロホン1に装着されているジョイステイック3によ
って早送り操作で設定される可変抵抗回路5又は6のう
ち高い周波数に可変する可変抵抗回路側にステイックレ
バ4を倒す操作をする。周波数表示器(図示せず)の表
示が変更する周波数に近づくとステイックレバ4をオフ
にして、次にステイックレバ4を微調整用の可変抵抗回
路7又は8側に倒す目的の周波数になれば調整は終了す
る。周波数設定後の通話状態で誤ってステイックレバ4
が動いてもショートタイムであれば周波数が保持された
状態を保つ。上述した操作説明のようにジョイステイッ
ク3を使うだけで早送りから微調整まで周波数設定が全
て行える。
【0013】図2は周波数設定装置を操作するための説
明用の構成図である。図1はハンデイ型のマイククホ
ン、2は無線通信機の本体である。3はジョイステイッ
クである。23はPTTスイッチ、24はマイクロホン
である。
【0014】
【考案の効果】本考案によるハンデイ型のマイクロホン
に装着したジョイステイックを用いて周波数設定を行う
周波数設定装置であるから、一つのステイックレバを操
作するだけで高い周波数又は低い周波数への設定に、早
送り用及び微調整用の4種類の動作を実行できる。従っ
て、従来技術において複数の操作ツマミ又は押しボタン
スイッチの操作や、異る操作方法を組み合わせた調整方
法に比べて単純操作となるので、特に車載無線機の運用
時に運転者による周波数の変更に威力を発揮できる実用
上の効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の周波数設定装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本考案の動作を説明するための構成図である
【図3】従来の技術における各種の周波数設定方法を説
明するための構成図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 無線通信機の本体 3 ジョイステイック 4 ステイックレバ 5,6,7,8 可変抵抗回路 9 抵抗 10,11,12,13 コンデンサ 14,15,16,17 コンパレータ 18 周波数設定回路 19,20,21,22 抵抗 23 PTTスイッチ 24 マイクロホン 25 ダイヤルツマミ 26 アップダウンスイッチ 27 キーボードスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンに、4つの可変抵抗回路を
    備えてステイックレバの操作でその1つを選択して抵抗
    値を設定するジョイステイックを装着し、前記の各可変
    抵抗回路の可動接点には可変した抵抗値に比例する電圧
    が取り出せるように電源と基準電位とに接続し、該各可
    動接点から時定数用コンデンサと予め定めたしきい値を
    超える入力があると制御信号を出力するコンパレータと
    を夫々接続し、該コンパレータの出力側は前記ステイッ
    クレバの直交する操作方向毎に周波数設定回路の周波数
    を上下に可変させる早送り用と微調整用の2組の制御端
    子に接続した構成のジョイステイックを用いた周波数設
    定装置。
JP1993019732U 1993-03-26 1993-03-26 ジョイステイックを用いた周波数設定装置 Expired - Lifetime JPH0713308Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0673935U JPH0673935U (ja) 1994-10-18
JPH0713308Y2 true JPH0713308Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=12007497

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