JPS6145634Y2 - - Google Patents

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JPS6145634Y2
JPS6145634Y2 JP1979017425U JP1742579U JPS6145634Y2 JP S6145634 Y2 JPS6145634 Y2 JP S6145634Y2 JP 1979017425 U JP1979017425 U JP 1979017425U JP 1742579 U JP1742579 U JP 1742579U JP S6145634 Y2 JPS6145634 Y2 JP S6145634Y2
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JP
Japan
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variable resistor
resistor
variable
treble
adjustment
Prior art date
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JP1979017425U
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JPS55118531U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2つの可変抵抗器を作動する1つのつ
まみの操作とスイツチの切換操作とによつて、
種々の変化特性がきわめて簡単に得られるように
したトーンコントロール回路に関するものであ
る。
第1図、第2図はそれぞれ従来から使用されて
いるCR型、ABX型のトーンコントロール回路を
示すものであり、1は入力端子、2は出力端子、
3は低音調整用の第1の可変抵抗器、4は高音調
整用の第2の可変抵抗器、12は反転増幅器、5
〜7,13〜17は抵抗、8〜11,18〜20
はコンデンサである。
これらのトーンコントロール回路は、いずれも
低音用、高音用の各可変抵抗器3,4を独立に操
作することによつて、第3図に示す低音のレベル
変化Lと高音のレベル変化Hをそれぞれ独立に調
整するようにしたものである。このため2つのつ
まみを独立に操作し、各可変抵抗器3,4を任意
に動作させることによつて種々の変化特性を実現
することはできるが、2つのつまみを別々に、し
かも相互の関係を考慮しながら操作しなければな
らないから、使用者にとつてはその操作が非常に
煩わしいものであつた。
本考案はこのような従来の問題を解決するため
に、2つの可変抵抗器を作動する1つのつまみの
操作と、スイツチの切換操作とによつて、きわめ
て簡単に種々の変化特性が得られるようにしたト
ーンコントロール回路を提供するものである。
以下本考案の実施例につき第4図〜第6図とと
もに説明する。第4図、第5図は本考案をそれぞ
れCR型、BAX型トーンコントロール回路に応用
した実施例を示すものであり、第1図、第2図と
同一機能の部分には同一符号を付して説明を省略
する。そしてS1,S2,S3は1つのつまみによつて
互に連動して切換わる第1、第2、第3のスイツ
チであり、それぞれ5つの切換端子a,b,c,
d,eを有している。また21,22は第1の可
変抵抗器3と切換えられる固定抵抗器、23は信
号がシヤントされるのを防ぐための抵抗である。
なお、低音調整用の第1の可変抵抗器3と高音調
整用の第2の可変抵抗器4は、1つのつまみによ
つて互に連動して操作される。
第4図、第5図のいずれの実施例も動作は同様
であるから、両実施例の動作をまとめて説明す
る。
いま、スイツチS1〜S3が端子aの位置にあると
きは、低音調整用の第1の可変抵抗器3は通常の
状態で挿入され、高音調整用の第2の可変抵抗器
4の摺動端は切断され、第4図の実施例では出力
端子2が抵抗23を介して接地される。このた
め、第2の可変抵抗器4は実質的に切り離された
ことになり、つまみの操作によつて第1の可変抵
抗器3のみが作用する。したがつて上記つまみを
第1、第2の可変抵抗器3,4が左に回り切る状
態、および右に回り切る状態まで操作すれば、各
状態において第6図aに示すような特性が得られ
る。
次にスイツチS1からS3を端子bに切換えると、
第1の可変抵抗器3の代わりに固定抵抗器21,
22が挿入され、第2の可変抵抗器4の摺動端は
接続される。このとき固定抵抗器21,22の抵
抗分割比が第1の可変抵抗器3のフラツトポジシ
ヨンと等しく、かつ固定抵抗21,22の直列合
成抵抗値が第1の可変抵抗3の全抵抗値と等しく
なるように設定しておけば、低音側はフラツトな
特性に固定される。一方、高音側は第2の可変抵
抗器4が通常の状態に接続されるため、つまみの
操作にしたがつて第6図bに示すように高域のみ
が変化する。
次にスイツチS1〜S3を端子cに切換えると、低
音側は端子bのときと同様にフラツトな特性に固
定され、高音側は端子aのときと同様に調整不能
になるから、このときは第6図cに示すように第
1、第2の可変抵抗3,4の位置に関係なく全周
波数帯域にわたつてフラツトな特性が得られる。
次にスイツチS1〜S3を端子dに切換えると、第
1、第2の可変抵抗器3,4が共に通常の状態で
挿入されるため、つまみの操作にしたがつて第6
図dに示すように低音、高音が同方向に変化す
る。
最後にスイツチS1〜S3を端子eに切換えると、
第1の可変抵抗器3は通常とは逆の方向に挿入さ
れ、第2の可変抵抗器4は通常の状態で挿入され
る。このため、つまみの操作にしたがつて、第6
図eに示すように低音と高音が逆方向に変化す
る。
なお、上記実施例ではスイツチS1〜S3により5
つの状態が切換えられるようにしたが、用途に応
じてこれらのうちの2つ、3つあるいは4つの状
態が切換えられるようにしてもよい。
以上のように本考案は1つのつまみで低音調整
用と高音調整用の2つの可変抵抗器を同時に操作
し、1つのつまみでスイツチを切換えることによ
り種々の変化特性が簡単に得られるものであるか
ら、音質調整操作を容易にすることができる実用
価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例の回路図、第3図はそ
の動作説明図、第4図、第5図は本考案の第1、
第2の実施例を示す回路図、第6図はその動作説
明図である。 1……入力端子、2……出力端子、3……第1
の可変抵抗器、4……第2の可変抵抗器、12…
…反転増幅器、21,22……固定抵抗、S1〜S3
……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに連動して操作される低音調整用の第1の
    可変抵抗器および高音調整用の第2の可変抵抗器
    と、上記第1の可変抵抗器と切り換えられる固定
    抵抗器を備え、上記第1の可変抵抗器の抵抗体の
    両端子と上記第2の可変抵抗器の摺動端子に互い
    に連動して操作される第1、第2、第3の切換ス
    イツチをそれぞれ設け、この第1、第2、第3の
    切換スイツチは (a) 上記第1の可変抵抗器を順方向に挿入し、上
    記第2の可変抵抗器を実質的に切り離す状態 (b) 上記第1の可変抵抗器を切り離して上記固定
    抵抗器を挿入し上記第2の可変抵抗器を挿入す
    る状態 (c) 上記第1の可変抵抗器を切り離して上記固定
    抵抗器を挿入し、上記第2の可変抵抗器を実質
    的に切り離す状態 (d) 上記第1の可変抵抗器を順方向に挿入し、上
    記第2の可変抵抗器を挿入する状態 (e) 上記第1の可変抵抗器を逆方向に挿入し、上
    記第2の可変抵抗器を挿入する状態 の5つの状態に選択的に切換えるように構成した
    トーンコントロール回路。
JP1979017425U 1979-02-13 1979-02-13 Expired JPS6145634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979017425U JPS6145634Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13

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JP1979017425U JPS6145634Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS55118531U JPS55118531U (ja) 1980-08-21
JPS6145634Y2 true JPS6145634Y2 (ja) 1986-12-22

Family

ID=28842786

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JP1979017425U Expired JPS6145634Y2 (ja) 1979-02-13 1979-02-13

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549985Y2 (ja) * 1989-10-03 1997-10-08 オンキヨー株式会社 トーンコントロール回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5370142U (ja) * 1976-11-11 1978-06-13

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JPS55118531U (ja) 1980-08-21

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