JPS6319962Y2 - - Google Patents

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JPS6319962Y2
JPS6319962Y2 JP18836281U JP18836281U JPS6319962Y2 JP S6319962 Y2 JPS6319962 Y2 JP S6319962Y2 JP 18836281 U JP18836281 U JP 18836281U JP 18836281 U JP18836281 U JP 18836281U JP S6319962 Y2 JPS6319962 Y2 JP S6319962Y2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2個以上の入力をミキシングして、モ
ニター出力および録音出力を得るテープレコーダ
に関し、特にモニター出力を可変した如何なる状
態においても、一定の範囲の録音出力を得ること
ができ、かつ、一方の入力を適当な範囲内で変化
させた録音出力を得ることのできるテープレコー
ダを提供することを目的とする。
従来のテープレコーダの要部の回路図を第1
図,第2図に示す。第1図の回路は2つの入力信
号をそれぞれボリユームにより電圧可変とした後
その出力側でミキシングするものである。入力端
子1,2より入力された信号は各々ボリユーム
3,4を介した後、抵抗5,7を介してミキシン
グされモニター出力端子9に導かれ、一方抵抗
6,8を介してミキシングされ録音出力端子10
に導かれる。この第1図の構成では、モニター出
力を低下させる目的でボリユーム3,4を操作し
た時、録音出力端子電圧も低下し、すなわち十分
な録音出力が得られない。
また第2図の回路はモニター出力または録音出
力ごとにミキシングを行なうものであり、入力端
子11,12より入力された信号は、各々抵抗1
3,14を介してミキシングされ録音出力端子2
0に導かれ、一方入力信号はまた各々ボリユーム
15,15を介した後、抵抗17,18を介しミ
キシングされモニター出力端子19に導かれる。
上記第2図の回路によれば、ボリユーム15,1
6の操作に関係なく一定の録音出力が得られる
が、録音出力において、入力端子11より入力さ
れる信号と入力端子12より入力される信号のミ
キシングされる比率を変えることができないとい
う欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので録音
出力とは独立にモニター出力を可変でき、かつ録
音出力は2つの入力のミキシング比を可変できる
テープレコーダを実現するものである。以下、本
考案の一実施例を第3図に示して説明する。
第3図において、入力端子21,22に印加さ
れた入力信号は、各々ボリユーム28,30を介
した後、抵抗29,31を介しミキシングされ、
モニター出力端子32に導かれる。また入力端子
21に印加された入力信号(例えばマイク入力と
する)は、一端が接地された可変インピーダンス
素子25に直列接続されたボリユーム24を介し
た後、抵抗26,27を介して他方の入力端子2
2に印加された入力信号(例えば他のテープレコ
ーダからのテープ再生入力とする)とミキシング
され、録音出力端子33に導かれる。ここで可変
インピーダンス素子25は、変換回路23を介し
て、入力端子22からの入力信号のレベルによつ
て制御される。
上記実施例の構成によれば、モニター出力端子
32にあらわれるモニター出力は録音出力とは独
立して自由に可変できる。一方ボリユーム24に
直列に可変インピーダンス素子25を接続し、こ
の可変インピーダンス素子25を入力端子22か
らのテープ再生入力のレベルに応じて変換回路2
3により制御することにより、入力端子21から
のマイク入力の録音出力端子33への出力レベル
を調整可能である。さらにボリユーム24により
2つの入力のミキシング比率を可変できる。
すなわち、まず入力端子22からのテープ再生
入力のレベルが一定値である時、録音出力端子3
3へのテープ再生入力は所定の値であるととも
に、変換回路23により可変インピーダンス素子2
5は所定のインピーダンス値となり、これは固定
抵抗と特価であるから、ボリユーム24を変化す
ることにより録音出力端子33へのマイク入力の
レベルを変化することができる。したがつてボリ
ユーム24により2つの入力のミキシング比率を
変化することができる。次にボリユーム24をあ
る位置に仮固定し、例えば2つの入力のミキシン
グ比率を1:1とする。この状態で入力端子22
からのテープ再生入力レベルを図示しない手段で
変化させると、上述のように可変インピーダンス
素子のインピーダンス値が変化し、上記ミキシン
グ比を保つたままで録音出力端子33にあらわれ
る信号レベルを変化させることができる。なお、
変換回路23と可変インピーダンス25を適当に
選択することにより、上述のように同一のミキシ
ング比のまま全体レベルを変化させるのみなら
ず、ミキシング比を変化させながら全体レベルを
テープ再生入力レベルに応じて変化させることも
可能である。
特に上記の構成では、ボリユーム24の出力が最
も小さくなるよう絞つた場合にもテープ再生入力
のレベルに応じてボリユーム24の可能端子に出
力が発生するように可変インピーダンス素子の動
作条件を設定しておけば、録音出力端子33には
必ずマイク入力があらわれ(レベルはテープ再生
入力レベルに応じて変化する)るため録音の失敗
が防止できるものである。
以上のように本考案によれば、ミキシングされ
るべき第1の入力にボリユームと可変インピーダ
ンス素子との直列回路を設け、この可変インピー
ダンス素子のインピーダンス値を第2の入力レベ
ルで制御可能とし、前記ボリユームの出力と第2
の入力とをミキシングして録音出力端子に接続し
たことにより、ボリユームにより録音出力中の2
入力のミキシング比率を可変でき、また第2の入
力レベルを変化させることによつて第1の入力レ
ベルも変化させながらミキシングされた録音出力
全体を変化させることができ、さらにボリユーム
を最小出力状態となした時にも、録音出力中に第
1の入力を得ることが可能であるなど、特にミキ
シング録音時に失敗がなくかつ自由なレベル制御
ができ便利なテープレコーダを実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は従来のテープレコーダの要部
回路図、第3図は本考案の一実施例におけるテー
プレコーダの要部回路図である。 21,22……入力端子、23……変換回路、
24……ボリユーム、25……可変インピーダン
ス素子、28,30……ボリユーム、32……モ
ニター出力端子、33……録音出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1,第2の信号がそれぞれ入力される第1,
    第2の入力端子をそれぞれ一端が接地された第1
    のボリユーム、第2のボリユームの他端に接続
    し、この第1,第2のボリユームの出力端子をそ
    れぞれ抵抗を介してモニター出力端子に接続し、
    かつ前記第1の入力端子を第3のボリユームの一
    端に接続し、この第3のボリユームの他端を可変
    インピーダンス素子を介して接地し、第3のボリ
    ユームの可動端子と前記第2の入力端子とをそれ
    ぞれ抵抗を介して録音出力端子に接続し、前記第
    2の入力端子のレベルによつて前記可変インピー
    ダンス素子を制御し、前記第3のボリユームによ
    り録音出力中の第1,第2の入力のミキシング比
    率を定めるとともに、前記第2の入力レベルによ
    つて録音出力のレベルを定めることを特徴とする
    テープレコーダ。
JP18836281U 1981-12-17 1981-12-17 テ−プレコ−ダ Granted JPS5894122U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18836281U JPS5894122U (ja) 1981-12-17 1981-12-17 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP18836281U JPS5894122U (ja) 1981-12-17 1981-12-17 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894122U JPS5894122U (ja) 1983-06-25
JPS6319962Y2 true JPS6319962Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=30102912

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JP18836281U Granted JPS5894122U (ja) 1981-12-17 1981-12-17 テ−プレコ−ダ

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JPS5894122U (ja) 1983-06-25

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