JPH0577588B2 - - Google Patents

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JPH0577588B2
JPH0577588B2 JP326687A JP326687A JPH0577588B2 JP H0577588 B2 JPH0577588 B2 JP H0577588B2 JP 326687 A JP326687 A JP 326687A JP 326687 A JP326687 A JP 326687A JP H0577588 B2 JPH0577588 B2 JP H0577588B2
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JP
Japan
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abnormality
elevator
status
central monitoring
type
Prior art date
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JP326687A
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JPS63176280A (ja
Inventor
Masashi Masuda
Takashi Yoshinaga
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は昇降機の故障原因究明を遠隔制御によ
り迅速、かつ効率的に行う昇降機遠隔異常診断装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の遠隔方式による昇降機およびビルの各種
監視装置の概要を第3図および第4図に示す。1
は、マイクロコンピユータ制御による昇降機制御
装置であり、第4図にその内部構成を示す。昇降
機の制御を行うマイクロコンピユータ11は、昇
降機の運行データ13を常時監視し、異常検出を
行うプログラム12により昇降機の状態監視をそ
れ自体で行なつており、もし異常が発生すれば設
備監視付の昇降機であれば、通信入出力部(通信
I/O)14を介して通信線1Aにより異常信号
を端末装置2(第4図に内部構成が示されてい
る。)に出力し、電話回線3を経由して中央監視
装置4へ昇降機が異常状態である事を報知、表示
する。
上記運行データ13は、昇降機の運行を制御す
るためのものであり、昇降機の各個所の現在の状
態が順次書込まれてゆく。この運行データ13の
一部のメモリマツプを第5図に示す。第5図に示
すメモリマツプ中、異常フラグの領域は運行デー
タの所要の部分の状態から異常状態を判断するた
めの領域であり、図示の例ではこの異常状態を
「缶詰」「起動不能」、「安全装置動作」、「管制運転
動作」の4種に大別している。この運行データに
よる異常状態の出力は、ビル内の各種設備7の異
常信号と同じく正常、異常の2値信号で、並列通
信にて行なわれている。
中央監視制御装置4で異常が認識されると、故
障復旧、対策を行う専門の技術者は現地に出向
き、ツール6で故障原因の確認を行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術は、異常状態の出力をビル内の
設備7の異常信号と同じく正常、異常の2値信号
で並列通信にて行なわれているため、端末装置2
および電話回線3で受付、発報処理するには通信
量が限定され、昇降機制御装置1では、運行デー
タ13に示すように「缶詰」、「起動不能」、「安全
装置動作」等に大別して中央監視装置4に発報せ
ざるを得なかつた。このため異常監視は行なえる
ものの、復旧、対策等の点についてまで配慮する
ことはできず、係員が現地に出向きツール6で運
行データ13を確認する迄は、故障に対応した部
品を用意する事ができず、復旧に多くの時間を要
していた。
また「いたずら」等、故意に発生させた故障に
おいては、異常発報後に自動的に復旧するケース
が多く、状態を詳細に把握していれば、管理者に
確認し現地に出向く必要のなかつた故障迄、技術
者が出勤しなくてはならないという問題があつ
た。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、異常発報を受付けた時、昇降機の故障原因を
究明する事ができ、効果的に対策を講じることが
できる昇降機遠隔異常診断装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、昇降機
の状態を記憶する状態記憶手段と、前記昇降機の
状態から異常の種類を判断する異常種類判断手段
と、異常の種類を中央監視装置に通報する回線と
を備えた昇降機の遠隔異常診断装置において、前
記中央監視装置側に、前記異常の種類毎に複数レ
べルに分類された異常要因、装置を記憶する異常
分類記憶手段と、前記分類に従つて前記状態記憶
手段における特定の状態項目を指定する指定手段
とを設け、かつ、前記昇降機側に、前記指定手段
により指定された状態項目に記憶されたデータを
前記中央装置に出力する出力手段を設けたことを
特徴とする。
〔作用〕
異常が発生したとき、中央監視装置側では、異
常を大別する異常種類の信号を受信し、この異常
種類に対応した異常分類において、その上位分類
から下位分類に従つて順次昇降機側の所要個所の
状態を問診形式で究明してゆき、これにより最終
的な異常要因や装置を正確に把握する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明の実施例に係る昇降機遠隔異
常診断装置のブロツク図である。図で、1はマイ
コンで制御される昇降機制御装置、2は昇降機と
ビル内各種設備の異常信号を受け、発報するため
の端末装置、3は電話回線、4は複数の端末装置
2からの異常信号を受信し、表示、記録する中央
監視装置を示し、これらは第3図に示すものと同
じである。
5は中央監視装置4に所属する支援コンピユー
タであり、そのデータベース51は制御対象の昇
降機の種別、機器仕様、これらに基づいて決定さ
れた故障究明(トラブルシユーテイング)の順位
等が記憶されている。支援コンピユータ5の上記
データベース51の一部を第2図に示す。6は支
援コンピユータ5の端末であるワークステーシヨ
ンである。
次に、本実施例の動作を説明する。昇降機制御
装置1のマイクロコンピユータ11は、昇降機の
作動を常に異常検出プログラムに基づいて運行デ
ータをチエツクすることにより監視し、不合理な
作動が発生した時はその作動原因により「缶詰」、
「起動不能」、「安全装置動作」のように異常状態
を大別し、メモリ内に記憶させると共に端末装置
2にそれに対応した異常信号を送る。端末装置2
は、電話回線3を経由し中央監視装置4に異常発
報を行う。中央監視装置4は、昇降機の認識番
号、異常状態等を表示、印字すると共に、支援コ
ンピユータ5にも同一の信号を送る。
支援コンピユータ5には、昇降機の認識番号に
基づき種別、機器仕様、構成をデータベース51
から引き出すとともに、当該データベース51
(第2図に示す部分)により、それに対応した故
障究明順位に従つて問診形式で究明を行う。即
ち、前記大別された異常状態が起動不能50Aで
あれば、ドア故障50B、モータ制御故障50C
に対応した昇降機側の制御用マイクロコンピユー
タの運行データ13における入力信号、出力信号
等の各番地を設定し、中央監視装置4から端末装
置2を呼び出し、上記選定された各番地の状態を
読み出す。そして支援コンピユータ5では、それ
らの状態をデータベース51に従つて順次に対応
させてゆき、故障要因となつている機器に達する
迄上記の究明を継続する。例えば、「ドア閉指令
出ず」が故障要因であれば、更にその下位順位で
ある昇降機の釦、スイツチ類の状態、開釦信号、
ホール釦の入力信号や状態を運行データ13の入
力信号、その内容の開釦、1階呼釦等はどの様な
状態であるかを、中央監視装置4から端末装置2
を呼び出して確認し、最終的には「開釦異常」に
達する事により故障原因を引き当てる。
このように、本実施例2つは、大別された異常
情報から、中央監視装置側に設置された支援コン
ピユータに記憶されているデータベースに基づき
要因を問診形式で確認してゆく事により、正確に
故障原因をつきとめ、故障対策に出向く技術者に
適確な指示を与える事ができ、又、原因が「いた
ずら」等による場合であれば管理者に連絡をと
り、無駄な出勤をさける事ができる。
さらに、問診は予め定められた順序で行なわれ
るので、必要事項のみの問診で済ませることがで
き、長時間電話回線を専有するという好ましくな
い状態を避けることができる。
なお、上記実施例では、故障原因究明のデータ
ベース51を支援コンピユータに持たせたが、端
末装置2、中央監視装置4に持たせ、または分担
させることもできる。さらに、支援コンピユータ
は故障事例を蓄積してゆくことにより正確度を増
してゆく学習機能を持たせ、より早く故障発生源
をつきとめるようにすることもできる。
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明では、中央監視装置側
に昇降機に対応した故障究明順位よりなるデータ
ベースを備え、これに従つて問診形式で故障の究
明を行うようにしたので、短時間で正確な故障原
因を究明することができ、これにより、現地へ出
向く技術者に必要な部品を持たせることが出来、
ひいては短時間の復旧を可能とすることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る昇降機遠隔異常
診断装置のブロツク図、第2図は第1図に示す支
援コンピユータに備え付けたデータベースの一部
のメモリマツプ、第3図は従来の昇降機遠隔異常
診断装置のブロツク図、第4図は第3図に示す昇
降機の制御用マイクロコンピユータおよび端末装
置のマイクロコンピユータのシステム構成図、第
5図は第4図に示す運行データのメモリマツプで
ある。 1……昇降機制御装置、2……端末装置、3…
…電話回線、4……中央監視装置、5……支援コ
ンピユータ、6……ツール、7……ビルの各種設
備、11……マイクロコンピユータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 昇降機の状態を記憶する状態記憶手段と、前
    記昇降機の状態から異常の種類を判断する異常種
    類判断手段と、異常の種類を中央監視装置に通報
    する回線とを備えた昇降機の遠隔異常診断装置に
    おいて、前記中央監視装置側に、前記異常の種類
    毎に複数レべルに分類された異常要因、装置を記
    憶する異常分類記憶手段と、前記分類に従つて前
    記状態記憶手段における特定の状態項目を指定す
    る指定手段とを設け、かつ、前記昇降機側に、前
    記指定手段により指定された状態項目に記憶され
    たデータを前記中央装置に出力する出力手段を設
    けたことを特徴とする昇降機遠隔異常診断装置。
JP326687A 1987-01-12 1987-01-12 昇降機遠隔異常診断装置 Granted JPS63176280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP326687A JPS63176280A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 昇降機遠隔異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP326687A JPS63176280A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 昇降機遠隔異常診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63176280A JPS63176280A (ja) 1988-07-20
JPH0577588B2 true JPH0577588B2 (ja) 1993-10-27

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ID=11552655

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JP326687A Granted JPS63176280A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 昇降機遠隔異常診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63288880A (ja) * 1987-05-19 1988-11-25 株式会社東芝 エレベ−タの遠隔監視装置
JP2505806B2 (ja) * 1987-06-05 1996-06-12 株式会社東芝 エレベ−タの遠隔監視システム

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JPS63176280A (ja) 1988-07-20

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