JPH057754U - シヤワーヘツドの引き出し装置 - Google Patents

シヤワーヘツドの引き出し装置

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JPH057754U
JPH057754U JP6131991U JP6131991U JPH057754U JP H057754 U JPH057754 U JP H057754U JP 6131991 U JP6131991 U JP 6131991U JP 6131991 U JP6131991 U JP 6131991U JP H057754 U JPH057754 U JP H057754U
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holder
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cabinet
shower head
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JP6131991U
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茂 原
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ミズタニバルブ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】混合水栓1に連絡しているキヤビネツト10内
のシヤワーホース12を、天板2上のホルダー6を介し
てキヤビネツト10外へと延ばす。シヤワーホース12
の先端部にはシヤワーヘツド5を取り付け、ホルダー6
によつて引き出し自在に支持する。ホルダー6内に、伸
縮および屈曲が自在であるカバーホース15を、抜け脱
不能に、しかも、ホルダー6の内周面との間の隙間がキ
ヤビネツト10内に通じるのを塞ぐように取り付ける。
カバーホース15の先端部をシヤワーヘツド5の基部5
aに連結し、かつ、シヤワーホース12がカバーホース
15内を挿通するようにする。ホルダー6には、侵入し
た水をホルダー外に排出する排水手段16を設ける。 【効果】キヤビネツト内に水受け容器を取り付ける必要
がないため、キヤビネツト内を広く使用することがで
き、また、狭いキヤビネツト内に潜つて水受け容器に溜
まつた水を抜き取るような面倒な作業も不要である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流し台、洗面台等の天板上または洗面ボウル上に設けたホルダー によつて、シヤワーヘツドを引き出し自在に支持してなる、シヤワーヘツドの引 き出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の引き出し装置においては、混合水栓に連絡しているキヤビネツト内の シヤワーホースが、天板上または洗面ボウル上に設けたホルダーを介して、キヤ ビネツト内外に自由に出入りするようになつている。このため、ホルダーとこの ホルダーを挿通するシヤワーホースとの間のシールは不完全とならざるをえず、 シヤワーヘツドから放水された水が、シヤワーホースを伝うなどしてキヤビネツ ト内へと侵入して内部を濡らしてしまうという欠陥があつた。そこで、従来にあ つては、例えば、キヤビネツト内でシヤワーホースをたるませるとともに、その たるんだ部分を収納する水受け容器を前記キヤビネツト内に取り付けることによ り、シヤワーホースを伝つて侵入してきた水を受けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものは、狭いキヤビネツト内で水受け容器を 取り付けねばならず、困難な作業を強いられるばかりか、水受け容器の取り付け でキヤビネツト内が一層狭くなるという欠陥があつた。また、水受け容器に溜め られた水によつて、キヤビネツト内が湿気るとともに異臭の原因ともなり、さら には定期的に水抜き作業をしなければならないという面倒もあつた。かりに、水 受け容器と流し台等の排水管とを直結して、水受け容器内に水を溜めない構造に するにしても、コストの跳ね上がりは免れなかつた。
【0004】 この考案は、このような従来の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目 的とするところは、ホルダー内部のシール性を向上させることにより、キヤビネ ツト内への水の侵入を阻止し、このため、水受け容器等の取り付けを不要にして 前記した従来の緒欠陥を一掃できるようにした、シヤワーヘツドの引き出し装置 を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るシヤワーヘツドの引き出し装置は、前記目的を達成するために 次の構成からなる。すなわち、混合水栓に連絡しているキヤビネツト内のシヤワ ーホースを、前記混合水栓と一体もしくは別体成形した、天板上または洗面ボウ ル上のホルダーを介してキヤビネツト外へと延ばす。延ばしたシヤワーホースの 先端部にはシヤワーヘツドを取り付け、そのシヤワーヘツドを前記ホルダーによ つて引き出し自在に支持する。前記ホルダー内には、伸縮および屈曲が自在であ るカバーホースを、抜け脱不能に、しかも、ホルダー内周面との間の隙間がキヤ ビネツト内に通じるのを塞ぐことができるように取り付けるとともに、そのカバ ーホースの先端部を前記シヤワーヘツドの基部に連結する。そして、前記シヤワ ーホースがカバーホース内を挿通するようにし、かつ、前記ホルダーには、ホル ダーの内周面とカバーホースの外周面との間の隙間から入つた侵入水をホルダー 外に排出する、水抜き孔等の排水手段を設ける。
【0006】
【作用】
シヤワーヘツドを手にしてシヤワーホースを引き出すと、カバーホースもホル ダーより引き出される。カバーホースは伸縮自在であるとともに屈曲自在である ため、シヤワーヘツドを自由に動かして使用することができる。用が済めばシヤ ワーヘツドをホルダーに戻し、シヤワーホースを押し入れる。カバーホースも縮 んでホルダー内に収まる。シヤワー使用中に、ホルダーの内周面とカバーホース の外周面との間の隙間から入つた侵入水は、ホルダーに設けた水抜き孔等の排水 手段を通じて、ホルダー外へと排水される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係るシヤワーヘツドの引き出し装置の一実施例を、図面に基 づいて説明する。図中1は、流し台等の天板2上に据え付けられる、シングルレ バー式のハンドシヤワー専用混合水栓を示すものであつて、上部に弁機構を備え る栓本体3の胴部4には、シヤワーヘツド5を引き出し自在に支持するホルダー 6が設けられている。栓本体3の上部には、前記弁機構を駆動して湯水の吐出流 量および混合比を調節操作する、レバーハンドル7が取り付けられている。よつ て、給水管8および給湯管9を介して栓内へと送り込まれた水および湯は、レバ ーハンドル7の操作により所望の温度に混合され、キヤビネツト10内へと延び ている送水管11に送り出される。
【0008】 送水管11には、図示しないジヨイント部材を介して、屈曲自在な金属管から なるシヤワーホース12が連結されている。シヤワーホース12は、キヤビネツ ト10内にてゆるませた状態にあるとともに、前記ホルダー6を介してキヤビネ ツト外へと延びており、その先端部には、シヤワー吐出と整流吐出とを切り替え 操作可能なシヤワーヘツド5が取り付けられている。
【0009】 図2に明示するように、ホルダー6は、本体部6aと、この本体部6aに装着 され、かつ、先端部外周面にセレーシヨンが形成された、ソケツト部6bとから なる中空状のものであつて、先端側に向かつて徐々に内径を小さくしている。そ して、本体部6aの基部側の内部には、内向きフランジ13が設けら、また、や や先端部側寄りの内部には、係止段部14が設けられている。そしてさらに、前 記内向きフランジ13が設けられたあたりには、ホルダー6の内周面と次に述べ るカバーホース15の外周面との間の隙間から入つた侵入水をホルダ6ー外へと 導いて排出する、水抜き孔等の排水手段16が設けられる。
【0010】 カバーホース15は、伸縮および屈曲が自在な蛇腹状のものであつて、基端部 には外向きフランジ17が形成されている。この外向きフランジ17がホルダー 6内の内向きフランジ13に当接することにより、カバーホース15の落ち込み が防止され、また、この外向きフランジ17が、前記係止段部14に当接するこ とにより、カバーホース15の抜け脱が防止される。しかも、この外向きフラン ジ17は、前記内向きフランジ13に当接することにより、ホルダー6の内周面 との間の隙間がキヤビネツト10内に通じるのを塞ぎ、水の侵入を阻止できるよ うになつている。
【0011】 一方、シヤワーヘツド5は、基部5aの内周面にセレーシヨンが形成されてお り、そのセレーシヨン結合によりホルダー6に対して着脱自在に装着できるよう になつている。前記カバーホース15は、このシヤワーヘツド5の基部5a内へ と延びており、その先端部に形成された外向きフランジ18に締付リング19が 締め込まれ、基部5aに連結されるようになつている。そして、混合水栓1に連 絡しているシヤワーホース12は、このカバーホース15内を挿通するようにし てホルダー6を通過し、かつ、シヤワーヘツド5の基部5a内へと延び、固定リ ング20、つば付き円筒スペーサ21、接続ブツシユ22および打込ソケツト2 3等を介して連結されている。
【0012】 次に、このような構成からなるシヤワーヘツドの引き出し装置の使用法および その作用について説明する。シヤワーを使用するには、まずシヤワーヘツド2の 吐出部をシヤワー吐出に切り替える。そして、レバーハンドル7を操作し、所望 の湯温の混合水を前記吐出部から吐出させる。シヤワーヘツド5を手にしてシヤ ワーホース12を引き出すと、図3で示すように、カバーホース15も伸びるよ うにしてホルダー6より引き出される。このとき、カバーホース15は、ホルダ ー6内を移動するとともに、その外向きフランジ17が、ホルダー6内の係止段 部14に当接したところで、それ以上の移動が阻止され、かつ、ホルダー6から の抜け脱が防止される。カバーホース15は、既述の通り伸縮自在であるととも に屈曲自在であるため、シヤワーヘツド5を自由に動かして使用することができ る。
【0013】 用が済めば、再びレバーハンドル7を操作してシヤワーの吐出を停止させる。 そして、シヤワーヘツド5をホルダー6に戻し、シヤワーホース12をキヤビネ ツト10内押し入れる。カバーホース15も縮むようにしてホルダー6内に押し 込められるとともに、その外向きフランジ17が、ホルダー6内の内向きフラン ジ13に当接することにより、カバーホース15の落ち込みが防止される。しか も、この外向きフランジ17と内向きフランジ13との当接により、ホルダー6 の内周面との間に形成される隙間がキヤビネツト10内に通じるのを完全に遮断 することができる。従つて、シヤワー使用中に、ホルダー6の内周面とカバーホ ース15の外周面との間の隙間から入つた水は、キヤビネツト10内には侵入せ ず、水抜き孔等の排水手段16を通じてホルダー6外へと排水されることとなる が、天板2が濡れるのみであるため問題はない。
【0014】 なお、この考案は、前記した実施例の構成に限定されるものでなく、例えば、 カバーホース15の外向きフランジ17を、適宜な固着手段でホルダー6の内向 きフランジ13あるいはその内周面に固着するなど、カバーホース15をホルダ ー6内にて移動できないようにその基端部を固着することにより、同ホース15 をホルダー6から抜け脱できないようにしても良い。また、ホルダー内周面とカ バーホース15との間の隙間がキヤビネツト10に通じないように塞ぐ手段は、 多種多様な方法および構造が考えられ必ずしもフランジ13,17等を用いる必 要はない。また、排水手段16は、水抜き孔に栓を取り付けたようなものであつ ても良い。
【0015】 また、この実施例においては、ホルダー6が混合水栓1と一体成形される例に ついて説明したが、混合水栓1と別体成形されるようなものでも良く、さらに、 これら混合水栓1およびホルダー6は、流し台の天板のみにならず、(洗髪)洗 面台の洗面ボウル等に取り付けられるようなものでも良いなど、この考案の趣旨 を逸脱しない範囲で各部の構成を任意変更することができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、ホルダー内部のシール 性を向上させてキヤビネツト内への水の侵入を阻止することができるとともに、 ホルダー内に侵入した水は、簡単にホルダー外に排水させることができる。この ため、従来とは異なり、キヤビネツト内に水受け容器等を取り付ける必要がない ため、キヤビネツト内を広く使用することができ、また、狭いキヤビネツト内に 潜つて水受け容器に溜まつた侵入水を定期的に抜き取るような面倒な作業も不要 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシヤワーヘツドの引き出し装置
の一実施例を示す一部破断側面図である。
【図2】その引き出し装置の要部拡大断面図である。
【図3】シヤワーヘツドを引き出した状態の要部断面図
である。
【符号の説明】
1 混合水栓 2 天板(洗面ボ
ウル) 5 シヤワーヘツド 5a シヤワーヘ
ツドの基部 6 ホルダー 10 キヤビネツ
ト 12 シヤワーホース 15 カバーホー
ス 16 排水手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 混合水栓に連絡しているキヤビネツト内
    のシヤワーホースを、前記混合水栓と一体もしくは別体
    成形した、天板上または洗面ボウル上のホルダーを介し
    てキヤビネツト外へと延ばし、かつ、そのシヤワーホー
    スの先端部にはシヤワーヘツドを取り付け、そのシヤワ
    ーヘツドを前記ホルダーによつて引き出し自在に支持し
    てなる、シヤワーヘツドの引き出し装置において、 前記ホルダー内に、伸縮および屈曲が自在であるカバー
    ホースを、抜け脱不能に、しかも、ホルダー内周面との
    間の隙間がキヤビネツト内に通じるのを塞ぐことができ
    るように取り付けるとともに、そのカバーホースの先端
    部を前記シヤワーヘツドの基部に連結して、前記シヤワ
    ーホースがカバーホース内を挿通するようにし、かつ、
    前記ホルダーには、ホルダーの内周面とカバーホースの
    外周面との間の隙間から入つた侵入水をホルダー外に排
    出する、水抜き孔等の排水手段を設けてなる、シヤワー
    ヘツドの引き出し装置。
JP6131991U 1991-07-08 1991-07-08 シヤワーヘツドの引き出し装置 Expired - Lifetime JP2550557Y2 (ja)

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JP2550557Y2 JP2550557Y2 (ja) 1997-10-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026666A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社Lixil 吐水装置及び洗面台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020026666A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社Lixil 吐水装置及び洗面台

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JP2550557Y2 (ja) 1997-10-15

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