JPH057746U - 作業装置の配管構造 - Google Patents
作業装置の配管構造Info
- Publication number
- JPH057746U JPH057746U JP1328391U JP1328391U JPH057746U JP H057746 U JPH057746 U JP H057746U JP 1328391 U JP1328391 U JP 1328391U JP 1328391 U JP1328391 U JP 1328391U JP H057746 U JPH057746 U JP H057746U
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- JP
- Japan
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- boom
- piping structure
- clamp assembly
- plate
- side plates
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 油圧ショベル用作業装置の従来技術の配管構
造では複数の配管やクランプ組立体がブームの上面部に
突出して設けられているので、近くで見る作業装置の見
映えが悪かった。また上記配管やクランプ組立体に外部
の障害物などが衝突して、配管やクランプ組立体を破損
する危険性があった。本考案は上記の問題点を解決する
作業装置の配管構造を提供することを目的とする。 [構成] 油圧ショベル用作業装置のブームの左右両側
板の上端縁部を上板の上面より上方に突出せしめ、配管
用クランプ組立体の頂部の高さが上記上端縁部の上端と
ほぼ同じ高さになるように構成した。また上記作業装置
の配管構造において、左右両側板の上端縁部からブーム
の上面側を覆うようにカバー板を取り付けて構成した。
造では複数の配管やクランプ組立体がブームの上面部に
突出して設けられているので、近くで見る作業装置の見
映えが悪かった。また上記配管やクランプ組立体に外部
の障害物などが衝突して、配管やクランプ組立体を破損
する危険性があった。本考案は上記の問題点を解決する
作業装置の配管構造を提供することを目的とする。 [構成] 油圧ショベル用作業装置のブームの左右両側
板の上端縁部を上板の上面より上方に突出せしめ、配管
用クランプ組立体の頂部の高さが上記上端縁部の上端と
ほぼ同じ高さになるように構成した。また上記作業装置
の配管構造において、左右両側板の上端縁部からブーム
の上面側を覆うようにカバー板を取り付けて構成した。
Description
【0001】
本考案は、油圧ショベルなど建設機械,作業車両に装着されている作業装置(
作業アタッチメントともいう)の配管構造に関する。
【0002】
図5は、従来技術の配管装置をそなえた油圧ショベルの側面図である。図にお
いて、1は油圧ショベルのフロント部に装着した作業装置、2は作業装置1のブ
ーム、3はアーム、4はバケット、5はアームシリンダ、6はバケットシリンダ
、7はブーム2の上面部に配置した複数本の配管(この配管は油圧配管以外に空
圧配管,給脂用配管などを含む場合がある)である。図6は、図5におけるブー
ム2及びその配管構造を示す斜視図である。図において、8は配管を固定してい
る複数個のクランプ組立体のうち代表例としてのクランプ組立体である。図7は
、図5のA−Aより見た断面図である。図において、9はブーム2の上板、10
は下板、11,12は左右のそれぞれ側板、13は上板9の上面に固着したクラ
ンプ組立体8のねじ穴付プレート、14はクランプ金具、15は締付ボルトであ
る。
【0003】
作業装置1では、上板9と下板10と左右両側板11及び12により形成され
ているブーム2の上面部に複数本の配管7をラクンプ組立体8にて固定せしめて
いる。
【0004】
作業装置1の従来技術の配管構造では複数の配管7やクランプ組立体8が上板
9の上面部に突出して設けられているので、ブーム2の上面側がごちゃごちゃし
た感じとなり、近くで見る油圧ショベルの見映えが悪かった。また上記クランプ
組立体8及び配管7が露出状態に取付けられているので、それらに外部の障害物
や岩石などが衝突したときクランプ組立体8の締付ボルト15,配管7などを破
損する危険性があった。本考案が解決しようとする課題は、上記のような問題点
である。
【0005】
本考案は、作業装置のブームの左右両側板の上端縁部を上板の上面より上方に
突出せしめ、配管用クランプ組立体の頂部の高さが上記上端縁部の上端とほぼ同
じ高さになるように構成した。また上記作業装置の配管構造において、左右両側
板の上端縁部からブームの上面側を覆うようにガハー板を取付けて構成した。
【0006】
図1は、本考案の作業装置1’(アーム,バケットなどの図は省く)のブーム
16の側面図である。図において、従来技術と同一構成要素を使用するものに対
しては同符号を付す。図2は、図1のB−Bより見た断面図である。図において
、8’はクランプ組立体、13’はクランプ組立体8’のねじ穴付プレート、1
4’はクランプ金具、15’は締付ボルト、17はブーム16の上板、18,1
9は左右のそれぞれ側板、20,21は側板18,19のそれぞれ上端縁部であ
る。図3は、図1におけるブーム16の上面側にカバー板22を取付けた状態を
示す側面図である。図4は、図3のC−Cより見た断面図である。
【0007】
次に、本考案の配管構造を図1〜図4について述べる。ブーム16の左右両側
板18,19のそれぞれ上端縁部20,21を上板17の上面より上方に突出せ
しめ、クランプ組立体8’の頂部イの高さが上記上端縁部20,21の上端ロと
ほぼ同じ高さ(図2に示すように上板17上面より寸法hなる高さ)になるよう
に構成した。また上記配管構造において、左右両側板18,19のそれぞれ上端
縁部20,21からブーム16の上面側を覆うようにカバー板22を取付けて構
成した。なお上記カバー板22の材料は、樹脂部材あるいは薄物鋼板などである
。またそのカバー板22は、ブーム16に対して着脱又は開閉可能、あるいは固
着状態に取付けてもよい。
【0008】
次に、本考案の配管構造の作用について述べる。ブーム16の左右両側板18
,19のそれぞれ 上端縁部20,21を上板17の上面より上方に突出せしめ
、クランプ組立板8’の頂部イの高さが上記上端縁部20,21の上端ロとほぼ
同じ高さになるように構成したので、作業装置1’を側面側より見たときには、
配管7及びクランプ組立体8’は上記上端縁部20,21にかくされて見えない
。また上記配管構造において、左右両側板18,19のそれぞれ上端縁部20,
21からブーム16の上面側を覆うようにカバー板22を取付けたので、作業装
置1’を側面側,上面側いずれの方向から見ても、配管7及びクランプ組立体8
’は上記上端縁部20,21及びカバー板22にかくされて見えない。
【0009】
以上説明したように本考案では、ブームの左右両側板の上端縁部を上板の上面
より上方に突出せしめ、配管用クランプ組立体の頂部の高さが上記上端縁部の上
端とほぼ同じ高さになるように構成した。また上記作業装置の配管構造において
、左右両側板の上端縁部からブームの上面側を覆うようにカバー板を取付けて構
成した。それにより作業装置を側面側より見たとき(ガハー板を取付けた場合に
はいずれの側から見ても)配管及びクランプ組立体が見えないので、ブームの上
面側がすっきりした感じとなり、近くで見る作業装置の見映えが良くなった。ま
たブーム上面側のクランプ組立体及び配管に対して外部の障害物や岩石などが衝
突しないので、作業装置のメンテナンス性が向上する。
【図1】本考案の作業装置のブームの側面図である。
【図2】図1のB−Bより見た断面図である。
【図3】図1におけるブームの上面側にカバー板を取付
けた状態を示す側面図である。
けた状態を示す側面図である。
【図4】図3のC−Cより見た断面図である。
【図5】従来技術の配管構造をそなえた油圧ショベルの
側面図である。
側面図である。
【図6】図5におけるブーム及びその配管構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】図5のA−Aより見た断面図である。
1,1’ 作業装置
2,16 ブーム
7 配管
8,8 クランプ組立体
9,17 上板
11,12,18,19 側板
20,21 上端縁部
22 カバー板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 咲谷 英治
広島県広島市安佐南区西原9丁目16−35−
14
(72)考案者 庭田 孝一郎
広島県広島市安佐南区祇園町南下安731−
1
(72)考案者 嶋津 日出光
宮城県仙台市泉区将監9丁目2−11−101
Claims (2)
- 【請求項1】 上板と下板と左右両側板により形成され
ているブームの上面部に複数本の配管をクランプ組立体
にて固定せしめている油圧ショベルの作業装置におい
て、ブームの左右両側板の上端縁部を上板の上面より上
方に突出せしめ、配管用クランプ組立体の頂部の高さが
上記上端縁部の上端とほぼ同じ高さになるように構成し
たことを特徴とする作業装置の配管構造。 - 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1記載の
作業装置の配管構造において、左右両側板の上端縁部か
らブームの上面側を覆うようにカバー板を取付けたこと
を特徴とする作業装置の配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1328391U JP2532395Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 作業装置の配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1328391U JP2532395Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 作業装置の配管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057746U true JPH057746U (ja) | 1993-02-02 |
JP2532395Y2 JP2532395Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=11828877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1328391U Expired - Lifetime JP2532395Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 作業装置の配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532395Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001329560A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 旋回作業車のブーム構造 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1328391U patent/JP2532395Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001329560A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-11-30 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 旋回作業車のブーム構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532395Y2 (ja) | 1997-04-16 |
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