JPH057744Y2 - - Google Patents

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JPH057744Y2
JPH057744Y2 JP1987193023U JP19302387U JPH057744Y2 JP H057744 Y2 JPH057744 Y2 JP H057744Y2 JP 1987193023 U JP1987193023 U JP 1987193023U JP 19302387 U JP19302387 U JP 19302387U JP H057744 Y2 JPH057744 Y2 JP H057744Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
conductor
pin
tip
pins
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JP1987193023U
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JPH0196684U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、LAN(Local Area network)にお
けるターミネータ等、同軸ケーブルの終端処理に
用いられる同軸ケーブルの終端抵抗取り付け構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
同軸ケーブルは中心導体と、この中心導体を絶
縁体を介して覆う中空円筒導体とからなり、
LAN(Local Area network)等、周波数の高い
信号を伝送する媒体として多く用いられている。
ところで、この同軸ケーブルは、機器等の接続
されない解放端は、反射等の影響によつてノイズ
の発生源となつてしまう。そのために、同軸ケー
ブルの解放端には、中心導体と中空円筒導体との
間に終端抵抗を接続してインピーダンスの整合を
図る終端処理を行う必要がある。
そこで従来、例えば第3図および第4図に示す
ように、同軸ケーブル11の端部に雄コネクタ1
2を取り付け、この雄コネクタ12に、終端抵抗
13が取り付けられた雌コネクタ14を接続する
ことにより、終端処理が行われていた。
即ち、まず同軸ケーブル11における被覆11
aの先端部を除去し、中空円筒導体11bを雄コ
ネクタ12の外筒体12aにはんだ付けする。ま
た、中空円筒導体11bと中心導体11dとの間
に介在する絶縁体11cの先端部を除去し、雄コ
ネクタ12の外筒体12aに絶縁体12bを介し
て保持される中心ピン12cに、上記同軸ケーブ
ル11の中心導体11dをはんだ付けする。
一方、雌コネクタ14には、外筒体14aと、
この外筒体14aに絶縁体14bを介して保持さ
れる中心ピン14cとに、それぞれ終端抵抗13
の両端をはんだ付けする。この雌コネクタ14を
雄コネクタ12にねじ込むことによつて、同軸ケ
ーブル11の終端処理が行われるようになつてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の同軸ケーブルの終端抵抗
取り付け構造では、終端処理を行うために、同軸
ケーブル11における被覆11a、および絶縁体
11cの先端部を除去する作業や、同軸ケーブル
11における中空円筒導体11b、および中心導
体11dをそれぞれ雄コネクタ12の外筒体12
aおよび中心ピン12cにはんだ付けする作業を
行わなくてはならない。
そのために、ワイヤストツパやはんだごて等の
工具を必要とするうえ、手間のかかる作業を必要
とし、簡便に終端処理を行うことができないとい
う問題点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る同軸ケーブルの終端抵抗取り付け
構造は、上記の問題点を解決するために、固定部
材により同軸ケーブルを挟み込んだ状態で固定さ
れる締付け部材片の内側に、それぞれ同軸ケーブ
ルにおける略直径方向と、弦方向とに突設される
とともに、終端抵抗の両端に接続された少なくと
も2本のピンが設けられ、かつ、略直径方向に突
設されたピンは先端部を残して絶縁被覆され、上
記締付け部材片で同軸ケーブルを挟み込むことに
よつて、略直径方向に突設されたピンの先端が同
軸ケーブルにおける中心導体に接触する一方、弦
方向に突設されたピンの先端が同軸ケーブルにお
ける中空円筒導体に接触し、かつ、この状態で締
付け部材片を固定部材にて固定することによつ
て、上記少なくとも2本のピンは各先端が各導体
に接触した状態で保持されることを特徴としてい
る。
〔作用〕
上記の構成によれば、締付け部材片の内側に、
終端抵抗の両端に接続されるとともに、締付け部
材片にて同軸ケーブルが挟み込まれ、締め付けら
れた際に、同軸ケーブルの中心導体にのみ接触す
るピンと、同軸ケーブルの中空円筒導体にのみ接
触するピンとが設けられているので、締付け部材
片にて同軸ケーブルの終端部側を締め付けるだけ
で、同軸ケーブルの中心導体と中空円筒導体とに
終端抵抗を取り付けることができる。
しかも、締め付けた状態で、締付け部材片を固
定部材にて固定するだけで、各ピンと各導体との
接触が保持されるので、より容易に、同軸ケーブ
ルの終端処理を行うことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
同軸ケーブル21は、第1図および第2図に示
すように、外周に被覆21aが設けられた中空円
筒導体21bの内部に、絶縁体21cを介して中
心導体21dが設けられて成つている。
一方、同軸ケーブル21を締め付ける締付け部
材22は、1対の締付け部材片23,23が、6
角ねじ24,24とナツト25,25とによつて
締め付けられて成つている。締付け部材片23,
23は、それぞれ、絶縁体26,26の外側に金
属板27,27が接合されて成り、内側の曲率半
径が同軸ケーブル21の外径に略等しく形成され
た凹部の両側にフランジが設けられた形状を成し
ている。
締付け部材片23,23の凹部における絶縁体
26,26の内側には、それぞれ、2本づつの同
軸ケーブル21における略直径方向に突設された
ピン28…と、同軸ケーブル21における弦方向
に突設されたピン29…とが設けられている。こ
れらピン28…、および29…は、それぞれ、互
いに接続されるとともに、例えば50Ωの終端抵抗
30の両端に接続されている。
また、上記ピン28…は、根元部が絶縁体31
…により絶縁被覆されて先端部が同軸ケーブル2
1における中心導体21dだけに接触している。
また、ピン29…は、同軸ケーブル21における
中空円筒導体21bだけに接触している。
上記の構成において、同軸ケーブル21の終端
処理を行うときには、同軸ケーブル21を締付け
部材片23,23で両側から挟み込み、6角ねじ
24,24、ナツト25,25を締め込む。
すると、ピン28…は、同軸ケーブル21の被
覆21aおよび中空円筒導体21bを貫通して絶
縁体21cに食い込み、先端部が中心導体21d
に接触する。このときには、ピン28…の根元部
は、絶縁体31…により絶縁被覆されているの
で、ピン28…は同軸ケーブル21の中空円筒導
体21bには接触しない。
一方、ピン29…は、同軸ケーブル21の被覆
21aを貫通して中空円筒導体21bに食い込
み、中空円筒導体21bと接触する。
そこで、ピン28…とピン29…とは、それぞ
れ終端抵抗30の両端に接続されているので、同
軸ケーブル21における中空円筒導体21bと中
心導体21dとが終端抵抗30を介して接続さ
れ、インピーダンス整合が行われる。
このように、同軸ケーブル21の被覆21a、
および絶縁体21cを除去する作業や、はんだ付
けなどの作業をすることなく、締付け部材22に
よつて同軸ケーブル21を締め付けるだけで終端
処理を行うことができる。
なお、上記終端抵抗30は、ピン28…、およ
びピン29…から締付け部材片23,23の外側
に引き出したリード線に接続したものでもよい
し、また、締付け部材片23の絶縁体26内に埋
め込んだものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る同軸ケーブルの終端抵抗取り付け
構造は、以上のように、固定部材により同軸ケー
ブルを挟み込んだ状態で固定される締付け部材片
の内側に、それぞれ同軸ケーブルにおける略直径
方向と、弦方向とに突設されるとともに、終端抵
抗の両端に接続された少なくとも2本のピンが設
けられ、かつ、略直径方向に突設されたピンは先
端部を残して絶縁被覆され、上記締付け部材片で
同軸ケーブルを挟み込むことによつて、略直径方
向に突設されたピンの先端が同軸ケーブルにおけ
る中心導体に接触する一方、弦方向に突設された
ピンの先端が同軸ケーブルにおける中空円筒導体
に接触し、かつ、この状態で締付け部材片を固定
部材にて固定することによつて、上記少なくとも
2本のピンは各先端が各導体に接触した状態で保
持される構成である。
これにより、締付け部材片によつて同軸ケーブ
ルを締め付けるだけで、同軸ケーブルの中心導体
と中空円筒導体とに終端抵抗を接続することがで
きる。
しかも、固定部材にて締付け部材片を固定する
だけで、各ピンと各導体との接触が固定されるの
で、ワイヤストリツパやはんだごて等の工具を必
要とすることなく、しかも、手間のかかる作業も
必要としないので、簡便に終端処理を行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図は同軸ケーブルの終端抵抗
取り付け構造を示す平面図、第2図は第1図にお
けるB−B矢視断面図である。第3図および第4
図は従来例を示すものであつて、第3図は従来の
同軸ケーブルの終端抵抗取り付け構造を示す平面
図、第4図は第3図におけるA−A矢視断面図で
ある。 21は同軸ケーブル、21bは中空円筒導体、
21dは中心導体、22は締付け部材、28…は
同軸ケーブルにおける略直径方向に突設されたピ
ン、31…は絶縁体、29…は同軸ケーブルにお
ける弦方向に突設されたピン、30は終端抵抗で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部材により同軸ケーブルを挟み込んだ状態
    で固定される締付け部材片の内側に、それぞれ同
    軸ケーブルにおける略直径方向と、弦方向とに突
    設されるとともに、終端抵抗の両端に接続された
    少なくとも2本のピンが設けられ、かつ、略直径
    方向に突設されたピンは先端部を残して絶縁被覆
    され、上記締付け部材片で同軸ケーブルを挟み込
    むことによつて、略直径方向に突設されたピンの
    先端が同軸ケーブルにおける中心導体に接触する
    一方、弦方向に突設されたピンの先端が同軸ケー
    ブルにおける中空円筒導体に接触し、かつ、この
    状態で締付け部材片を固定部材で固定することに
    よつて、上記少なくとも2本のピンは各先端が各
    導体に接触した状態で保持されることを特徴とす
    る同軸ケーブルの終端抵抗取り付け構造。
JP1987193023U 1987-12-18 1987-12-18 Expired - Lifetime JPH057744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987193023U JPH057744Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JP1987193023U JPH057744Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JPH0196684U JPH0196684U (ja) 1989-06-27
JPH057744Y2 true JPH057744Y2 (ja) 1993-02-26

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ID=31483843

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JP1987193023U Expired - Lifetime JPH057744Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158082A (en) * 1978-06-05 1979-12-13 Nobuzou Ishizaka Electrode appliance

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158082A (en) * 1978-06-05 1979-12-13 Nobuzou Ishizaka Electrode appliance

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Publication number Publication date
JPH0196684U (ja) 1989-06-27

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