JPH0577068B2 - - Google Patents

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JPH0577068B2
JPH0577068B2 JP8289886A JP8289886A JPH0577068B2 JP H0577068 B2 JPH0577068 B2 JP H0577068B2 JP 8289886 A JP8289886 A JP 8289886A JP 8289886 A JP8289886 A JP 8289886A JP H0577068 B2 JPH0577068 B2 JP H0577068B2
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Masabumi Uehara
Mieharu Nakano
Akira Nogami
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版(以下、PS版とい
う)の現像処理方法に関し、更に詳しくは、自動
現像機を用いて現像処理するPS版の処理方法に
関するものである。
〔従来の技術および発明の背景〕
露光済みのPS版を多数枚処理する場合には、
自動現像機を用いることが一般に行なわれてい
る。
自動現像機において露光済みのPS版を処理す
る場合には、PS版を水平搬送しながら現像液を
多量に版面上に供給して現像処理する方法や、多
量の現像液を収容した現像処理槽にPS版を湾曲
させて搬送しながら浸漬させて現像処理する方法
が行われている。こうした処理機においては、い
づれもPS版を1版処理するのに、多量の現像液
を準備する必要があつた。また、現像液を経済的
に利用する為に循環再使用しており、その間、処
理による現像液劣化に加えて空気中からの炭酸ガ
スの吸収による現像液劣化が起こり、しばしば、
劣化した現像液を交換しなければならず、現像作
業の管理が非常に面倒であつた。
また、上記の欠点を改善する目的でPS版を多
量の循環再使用する現像液で処理する場合、補充
液を補充して現像処理を安定に保つ方法が知られ
ており、特開昭50−144502号、同55−115039号、
同58−95349号各公報等に開示されている。しか
し、こうした補充方法においても液交換の頻度は
減少するものの液交換の必要があり、また、補充
の精度の問題とPS版間の品種差による補充のふ
れは解決できなかつた。また、その上に補充装置
を必要とし、補充装置自体が高価であるばかり
か、補充装置の調整、整備等の必要もあつた。
また、こうした補充方式の煩わしさを除き、現
像液の節約を目的とした処理装置が、特開昭55−
32044号公報に記載されている。これは、自動現
像機内の感光材料移送路に接近してPS版面上に
施した現像液を延伸する現像液拡散板を備えた写
真現像処理装置であるが、この装置を用いて感光
性平版印刷版を処理する方法においては、現像が
均一にできない場合があることや、多数枚のPS
版を処理した場合、一定の性能のものが得られな
い場合があること等の問題がある。
我々はこの問題について研究の結果、現像途中
または現像直前にPS版を加熱した場合にこの欠
点が改良されることを見出し、本発明に到達し
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、多数枚のPS版を常に安定し
て現像処理できる現像処理方法を提供することで
ある。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、感光性平版印刷版を画像露光
後、自動現像機を用い、処理される感光性平版印
刷版1枚毎に必要量の実質的に未使用の現像液を
感光性平版印刷版の版面上に供給して現像処理す
る現像処理方法において、現像直前に感光性平版
印刷版を板状又はローラ状の加熱媒体で加熱する
ことを特徴とする感光性平版印刷版の現像処理方
法によつて達成される。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる自動現像機の現像形態には
版面上に多量の現像液を循環供給する方法や処理
されるPS版1枚毎に必要量の実質的に未使用の
現像液をPS版面上に供給する方法があるが、特
に後者の場合に本発明の効果が大きい。
上記の処理されるPS版1枚毎に現像液をPS版
面上に供給する方法において、PS版上に現像液
を供給する方法としては、例えばシヤワーパイプ
やノズルを使つて液を版面に噴射、噴霧又は滴下
する方法、或いは版面に接触または非接触の位置
に置いた現像液供給部材から現像液を版面に塗布
するような形で供給する方法等がある。現像液供
給部材とPS版を接触させ現像液をPS版上に供給
する方法には、例えばスポンジあるいは布などの
ような吸水性の部材でPS版を擦ることにより供
給する方法あるいはゴムなどのような非吸水性の
部材、前記スポンジあるいは布などのような吸水
性の部材にかかわらず、これらの部材をローラ状
にし、搬送される感光性平版印刷版とローラの回
転を同調させながら供給する方法、などが挙げら
れる。また現像液供給部材とPS版を非接触で現
像液をPS版上に供給する方法には例えば細い間
隙に現像液をためておきその中を印刷版を通過さ
せることにより供給する方法、あるいは現像液供
給部材に表面張力により雫状に垂れ下がる現像液
にPS版を接触させ供給する方法、あるいは筒状
の物に現像液を貯めておき、該筒状の物の側面に
細い間隙を作り、その間隙にPS版を通過させる
ことにより、供給する方法などが挙げられる。
また、これらの現像液供給方法において、現像
液は液状のみならず泡状としてPS版上に供給す
ることができる。さらに現像を噴射方式により供
給する方法では、現像液を霧状で供給することも
できる。
その他の現像液供給方法としてはフイルムベー
スなどに現像液を付着させそれをPS版上にラミ
ネートすることにより供給する方法や、ワツクス
状の現像液を印刷版と接触させて供給する方法な
どが挙げられる。
また前記現像液の供給方法は、1つの方法のみ
を用いても良いし、2つ以上の方法を組み合わせ
てもよい。本発明は、PS版面上に供給される現
像液供給量がPS版1m2当り1000ml以下、特に500
ml以下である場合に効果が特に顕著である。PS
版単位面積当りの現像液供給量は非画像部の面積
比率、PS版の種類等に応じて調節することが望
ましい。
PS版面上に供給する現像液の温度は10℃ない
し60℃の範囲が適当であり、20℃ないし45℃の範
囲が好ましい。
現像液は使用液に仕上げられたものを貯蔵槽に
貯えておき処理時にPS版上に供給してもよく、
また原液と稀釈液、又は組成を異する複数の液に
分けて貯蔵槽に貯え、各液を版面上に供給し、或
いは供給時自動的に混合して使用液に仕上げて供
給してもよいが、自動的に混合し均一状態として
版面に供給する方が好ましい。
版面に供給される現像液は全量未使用の新液で
あつてもよく、また一部が一度感光性平版印刷版
に供給されたが現像による疲労を受けなかつた液
を混合して使用してもよい。
また、現像液供給部は、PS版の有無を検出す
るセンサー等の検出機構に運動した制御機構を有
していて、PS版が現像部に搬入される前及び通
過後は停止機構が働くようになつていることが望
ましい。本発明の方法においては現像処理時に現
像を促進する何らかの操作を付加することが好ま
しい。現像促進操作には、現像促進する物理的、
化学的、電気的、機械的などのすべての手段を利
用することができる。
現像促進操作を付加する時期は、現像液を供給
する前あるいは供給中あるいは供給後のいずれの
時期でもよいが現像液の供給中あるいは供給後に
付加することが好ましい。
また、前記の現像液供給手段と現像促進手段と
は一体化されていてもよい。
本発明において現像ゾーンをPS版が通過する
時間は15秒〜60秒であることが好ましい。
本発明の方法の実施に用いられる自動現像機は
PS版を自動的に搬送処理するもので、現像液の
適量を供給する手段および現像途中または現像直
前にPS版を加熱する手段を備えたものであれば、
その形状、構成、構造等は特に限定されないが、
搬送形式は例えば搬送ローラやエンドレスベルト
等を用いた水平搬送型のものが好ましい。
本発明において、PS版を加熱する手段として
は、PS版を搬送中に板状又はローラ状の加熱媒
体と接触させる。該加熱媒体としては、PS版と
の接触部分をアルミニウム等の熱伝導率の高い金
属材料等で形成し、これを例えばニクロム線等の
発熱部材、温水等の熱媒体等によつて加熱する構
造のものが用いられる。加熱媒体が板状の場合に
は搬送されるPS版の裏面と接するように設ける
のが良く、ローラ状の場合は例えば2つのローラ
からなるローラ対の少なくとも1つを加熱したロ
ーラ対にニツプして加熱する態様が好ましく、こ
の場合、裏面に接するローラが加熱されているこ
とが好ましい。
本発明において、現像直前とは、PS版を搬送
して現像処理を行なう現像方法において、PS版
が現像液と接触する以前の搬送経路上にある間の
ことである。
本発明におけるPS版の加熱は、加熱されたPS
版の温度がPS版面上に施される現像液の温度即
ち意図する現像温度になるべく近い温度(好まし
くは現像温度±1℃の範囲内)に保たれるように
加熱することが好ましい。また、加熱されたPS
版の温度は通常30〜80℃の範囲にあることが好ま
しい。
このような加熱結果を得るための加熱条件は加
熱部材の種類および加熱条件、加熱前のPS版の
温度、現像ゾーンの雰囲気の温度等によつて異な
るが、加熱条件とその結果との関係を予め実験等
で求めておいて加熱条件を定めることができ、加
熱結果をセンサーで検知して加熱条件へフイード
バツクする等の手段を用いることができる。
本発明の実施において、PS版が現像処理され
る雰囲気の温度を検知するセンサーを設けてお
き、検知された温度に応じて加熱条件を調節する
機構を自動現像機に設けることが好ましい。
本発明の方法が適用されるPS版は感光性組成
物が支持体上に塗布されているもの、または電子
写真方式等によつて画像様レジスト層を設け得る
溶解性層が支持体上に設けられているものであ
る。
PS版に使用される支持体としては、紙、プラ
スチツク(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニ
ウム(アルミニウム合金も含む)、亜鉛、銅など
のような金属の板、二酢酸セルロース、三酢酸セ
ルロース、プロピオン酸セルロース、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタールな
どのようなプラスチツクのフイルム、上記の如き
金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくは
プラスチツクフイルム、アルミニウムもしくはク
ロームメツキが施された鋼板などが挙げられ、こ
れらのうち特にアルミニウムおよびアルミニウム
被覆された複合支持体が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め
感光層と密着性を向上させる目的で粗面化処理さ
れていることが望ましい。
本発明が適用されるPS版の感光性組成物は必
須成分として感光性物質を含んでおり、感光性物
質として露光またはその後の現像処理により、そ
の物理的、化学的性質が変化するもので、例えば
露光により現像液に対する溶解性に差が生じるも
の、露光の前後で分子間の接着力に差が生じるも
の、露光またはその後の現像処理により水および
油に対する親和性に差が生じるもの等が含まれ
る。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感
光性ジアゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレ
ン性不飽和二重結合を有する化合物、酸触媒で重
合を起こすエポキシ化合物、酸で分解するC−O
−C−基を有する化合物等が挙げられる。感光性
ジアゾ化合物としては、露光によりアルカリ可溶
性に変化するポジ型のものとしてo−キノンジア
ジド化合物、露光により溶解性が減少するネガ型
のものとして芳香族ジアゾニウム塩等が挙げられ
る。
本発明における現像処理に用いられる現像液の
うち、ジアゾ化合物等を感光性物質としたネガ型
PS版に対しては、アルカリ剤、有機溶剤、アニ
オン型界面活性剤、亜硫酸塩等を水を溶媒として
含ませたものが好ましく用いられる。
他方、o−キノンジアジド化合物を含む感光層
を有するポジ型PS版に対しては上記アルカリ剤
を通常0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%
含有した水溶液が用いられ、通常PH9〜13の範囲
で用いられるのが好ましい。
〔実施例〕
以下、実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。
実施例 1 厚さ0.3mmのアルミニウム板を硝酸溶液中で電
気化学的に粗面化し、よく洗浄した後硫酸溶液中
で陽極酸化を行つて2.5g/m2の酸化皮膜を上記
アルミニウム板表面上に形成させた。
水洗、乾燥後、特開昭56−1044号の実施例に従
つて合成したレゾルシンベンズアルデヒド樹脂と
ナフトキノン1,2−ジアジド−5−スルホニル
クロライドとのエステル化物3部、クレゾールホ
ルマリンノボラツク樹脂9部およびビクトリア・
ピユア・ブルーBOH(染料、保土谷化学工業株式
会社製)0.12部を2−メトキシエタール100部に
溶解した感光液を上記支持体上に塗布乾燥し、
2.8g/m2の感光性層を有するPS版を得た。
このようにして得られた版を800mm×1003mmの
大きさに断裁し多数枚用意した。
次に、この試料に網点画像面積率が約80%であ
る網点画像を全面に均一にもつ透明陽画を通じて
80cmの距離から2KWのメタルハライドランプを
用いて60秒間露光を与えた。露光済試料を第1図
に示す自動現像機によつて現像した。
図中、Pは露光済みのPS版で、PS版Pは挿入
台7の上を通り、搬送ローラ対1,2および3に
よつて矢印aの方向に搬送される。搬送ローラ対
1によつて現像部に送られたPS版Pにローラ5
を介して現像液が供給される。現像液は現像液槽
9に貯えられており、ポンプ10によつて現像液
供給パイプ8を通り複数のノズルを有するシヤワ
ーパイプ6へ送られ、そのノズルからローラ5に
供給される。
現像液槽9内の現像液の温度は図示してないが
温度調節装置により30℃に保つた。
挿入台7には第2図に示す加熱媒体4が埋め込
まれており、PS版の裏面がこの加熱媒体と接触
するように搬送される。加熱媒体の表面温度は60
℃になる様に設定した。
なお、第2図において、14は発熱部材(ニク
ロム線の周囲を耐火絶縁部材で被覆したもの)、
15はアルミ板であり、アルミ板15の搬送方向
長さは15cmである。
現像液槽9に下記現像液を入れ、前記露光済の
PS版試料を搬送方向長さが1003mmとなるように
送つて現像を行つた。
現像液 ケイ酸カリウム水溶液(SiO2含量26重量%、
K2O含量13重量%) 1000g 水酸化カリウム 100g 水 20 現像ゾーンの雰囲気の温度は20℃、PS版の搬
送速度は1.2m/分、ローラ5の直前のPS版の温
度は29℃であつた。
現像の終つたPS版は搬送ローラ対2によつて
水洗部に搬入されてシヤワーパイプ11よりの水
流によつて版面を水洗された後、搬送ローラ対3
によつて機外に排出された。水洗水は水洗槽12
に貯えられポンプ13によつて循環使用した。
得られた版をオフセツト印刷機にかけ印刷した
ところ良好な印刷物が得られた。
更に前記PS版試料100枚を連続的に処理し、10
枚目毎の試料について前記と同様の印刷を行つた
結果、すべて1枚目の試料と同じ良好な印刷物が
得られた。
比較例 1 挿入台での加熱を行わないほかは実施例1と同
様の実験を行つた。
得られた版を実施例1と同一条件で印刷を行つ
たが、シヤドウ部の目の開きが悪く階調のつぶれ
が認められた印刷物が得られるものが10版中2版
あり、必ずしも最初の版と同じ性能のものが常に
は得られなかつた。
実施例 2 厚さ0.24mmの砂目立てしたアルミニウム板を硫
酸中で陽極酸化し、約2g/m2の酸化皮膜をつく
り、よく洗浄した後、珪酸ナトリウム水溶液に浸
漬し、充分水洗後、乾燥し、下記組成の感光液を
塗布した。
パラヒドロキシフエニルメタクリルアミド、ア
クリロニトリル、エチルアクリレートおよびメ
タアクリル酸の共重合体(モル比は上記の順に
8.5:24:60.5:7) 5.0重量部 p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムア
ルデヒドの縮合物のヘキサフルオロリン酸塩
0.5重量部 ビクトリアピユアーブルーBOH(染料、保土
ケ谷化学工業(株)製) 0.1重量部 メチルセロソルブ 100重量部 乾燥後の塗布量は、1.8g/m2であつた。この
ようにして得られたネガ型PS版を800mm×1003mm
の大きさに裁断したものを多数枚用意した。
次いで、この試料に透明陰画を通じて50cmの距
離から2KWのメタルハライドランプを用いて、
30秒間露光した。次に第1図に示した自動現像機
に後記改造を施したものを用い現像液槽に下記組
成の現像液を入れ、前期の露光済PS版を800mm/
min.の速度で搬送し現像した。
現像液 フエニルセロソルブ 40重量部 ジエタノールアミン 10重量部 n−ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム
12重量部 消泡剤(商品名SM−5512、東レシリコーン
(株)製) 0.05重量部 水 937重量部 この自動現像機は、加熱媒体の形状がローラ状
であること又現像部の後半部分にブラシローラを
有する他の実施例1で用いた第1図の自動現像機
と同様の構造を有する。
上記ローラ状の加熱部材の概略斜視図を第3図
に示す。第3図において、19は発熱部材(例え
ばシーズヒーター)、20は金属円筒(材質はス
テンレス鋼)である。
この実験において、現像ゾーンの雰囲気の温度
は20℃、金属円筒20の表面温度は55℃±2℃に
制御した。
水洗後の版を印刷機にかけ印刷したところ良好
な印刷物が得られた。
2枚目以後も同様の現像方法で100枚処理した。
10枚目、20枚目と10枚目毎の版を印刷機にかけ印
刷したところ1枚目と同様の良好な印刷物が得ら
れた。
〔発明の効果〕
本発明により、PS版を搬送しながら、処理さ
れるPS版1枚毎に実質的に未使用の現像液を必
要量づつPS版面上に供給する現像方法による自
動現像機を用いて多数枚のPS版を現像処理する
場合の現像結果の均一性が改良される。なお、新
液使い捨て方式は、供給される現像液量が比較的
少量であるので、室温の影響を受け易いが、本願
発明によれば、現像液が供給されるPS版の温度
を供給する現像液の温度とほぼ同温度とすること
ができ、それによつて室温の影響が排除されて現
像条件の変動が減少し、安定した現像結果が得ら
れる。また、本発明は、感光性平版印刷版の加熱
手段が熱伝導による直接加熱であるため、熱風に
よる加熱と比較して、加熱効率が高く、加熱速度
が速い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明を実施するための
装置の例を示す略斜視図、第2図は第1図中の加
熱媒体の、第3図はローラ状の加熱媒体のそれぞ
れ略斜視図である。 1,2,3……搬送ローラ対、4……加熱媒
体、5……ローラ、6……シヤワーパイプ、7…
…挿入台、8……現像液パイプ、9……現像液
槽、10,13……ポンプ、14……発熱部材、
15……アルミ板、19……発熱部材、20……
金属円筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光性平版印刷版を画像露光後、自動現像機
    を用い、処理される感光性平版印刷版1枚毎に必
    要量の実質的に未使用の現像液を感光性平版印刷
    版の版面上に供給して現像処理する現像処理方法
    において、現像直前に感光性平版印刷版を板状又
    はローラ状の加熱媒体で加熱することを特徴とす
    る感光性平版印刷版の現像処理方法。
JP8289886A 1986-04-09 1986-04-09 現像処理の安定性が改良される感光性平版印刷版の現像処理方法 Granted JPS62238562A (ja)

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