JPH0576824B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0576824B2
JPH0576824B2 JP59256757A JP25675784A JPH0576824B2 JP H0576824 B2 JPH0576824 B2 JP H0576824B2 JP 59256757 A JP59256757 A JP 59256757A JP 25675784 A JP25675784 A JP 25675784A JP H0576824 B2 JPH0576824 B2 JP H0576824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
line
image
signal
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59256757A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61134167A (ja
Inventor
Shizuo Hasegawa
Nobuo Matsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59256757A priority Critical patent/JPS61134167A/ja
Publication of JPS61134167A publication Critical patent/JPS61134167A/ja
Publication of JPH0576824B2 publication Critical patent/JPH0576824B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はデジタル複写機,フアクシミリ,電子
フアイル等の画像情報を電気的に取扱う装置にお
いて、画像データの入力するためのカラー画像読
取装置に関するものである。 原稿画像の濃淡を光電的に読取るべく、複数の
受光素子を読取るべき原稿の巾方向に渡つてライ
ン状に並べたラインセンサが知られている。今、
A4サイズの原稿の短手方向(約210mm)を16画
素/mmの解像度で等倍読取りするとすると、約
300mmの基板上に約3500個の受光素子を有した1
本のラインセンサを必要とする。ところが、同一
基板上にこのような多数の受光素子を欠落なく、
且つ、感度を略均一に形成するのは難しく、従つ
て、歩留り等の改善がなされない限り、コスト的
にも実用的ではない。 そこで、約1000個程度の受光素子からなるライ
ンセンサを複数本その走査方向に並べて、1ライ
ンの画像を各ラインセンサで分割して読取ること
が考えられる。このようにすると、同一基板上に
形成すべき受光素子の数がそれ程多くないので、
歩留りの向上及びそれに伴う前述したコスト的な
問題がある程度解消できる。 しかしながら、ラインセンサの両端には画像読
取に用いることのできない無効ビツトが存在して
おり、従つて、複数のラインセンサを1ライン上
に並べた場合には読取不能領域が発生する。そこ
で、複数のラインセンサを隣接したラインセンサ
の読取ラインが異なる様、例えば千鳥状に配列す
ることが考えられる。 複数のラインセンサを千鳥状に配列した場合、
隣接したラインセンサは相異なる原稿面を読取走
査方向に対して垂直方向に相対移動することによ
り原稿面を読取る際、原稿を先行して走査する第
1列のラインセンサからの信号とそれに続く第2
列のラインセンサからの信号との間には隣り合つ
たラインセンサ間の位置ずれに相当する時間的な
ずれを生じる。 このずれは1mm当り16画素等の高解像度を必要
とする複写装置等においては、複写像にその読取
におけるずれの影響が現れてしまうことは好まし
くない。また、カラー画像の読取りにおいては、
このずれがカラーバランスにも影響を与えるもの
であつた。 また、この様に千鳥状に配列されたラインセン
サを用い、原稿画像を変倍読取りする場合には、
同一ラインを第1列のラインセンサを読取つてか
ら第2列のラインセンサが読取る迄の時間が変倍
率により異なり、この時間ずれを補正することは
難しく、従つて思い通りの変倍読取りを実行せし
めることができなかつた。 また、複数の色成分画像を順次に重ねて記録す
ることにより色画像を記録する構成が知られてい
る。そして、この色画像記録には複数色の色画像
信号を1つを順次に得ることが必要となる。 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、色
原稿を高解像度で読取り、且つ、色画像記録用の
複数色の色画像信号を1つを簡易な構成で順次に
得ることを目的とし、詳しくは、各々複数色の色
成分信号を発生する複数のラインセンサを備え、
複数のラインセンサが原稿上の1ラインを分担
し、且つ、隣接するラインセンサが原稿上の異な
るラインを読取る読取手段と、前記読取手段と前
記原稿とを前記複数のラインセンサの走査方向に
対して垂直な方向へ複数回繰り返して相対移動す
る移動手段と、前記複数のラインセンサの各々に
対応して設けられ、前記複数のラインセンサの
各々により発生した複数色の色成分信号を色成分
毎に分離する複数の分離手段と、複数色の色成分
信号の各々に対応して設けられ、前記原稿を先行
読取りするラインセンサからの出力を前記原稿を
後行読取りするラインセンサからの出力に対して
遅延することにより、1ライン分の連続した複数
色の色成分信号を色成分毎に形成する複数の形成
手段と、前記複数の形成手段により形成された色
成分毎の1ライン分の連続した複数色の色成分信
号を処理し、前記読取手段と前記原稿と相対移動
毎に色画像記録用の複数色の色画像信号の1つを
順次に選択出力する出力手段とを有するカラー画
像読取装置を提供するものである。 次にこの発明の実施例を図面に従つて説明す
る。 本実施例においては、原稿の読み取りにカラー
密着センサを用いている。第1図a,bにこのカ
ラー密着センサを用いた読取り部の構成を示す。
第1図aに示されるように複数のCCDチツプを
搭載したセンサユニツト11とこのセンサユニツ
ト11上に配置された集束性ロツドレンズアレイ
12と集束性ロツドレンズアレイ12の側面付近
に設けられた線状の光源13とが一体構造を成し
ている。ただし、第1図aでは、線状の光源が1
本しか示されていないが、実際にはロツドレンズ
アレイ12を挾む様に更に1本設けられる。この
構成により集束性ロツドレンズアレイ12が光源
13により照射された原稿からの反射光を何等縮
少させることなく、1対1の関係で、複数の
CCDチツプ上に結合させる。 また、センサユニツト11、集束性ロツドレン
ズアレイ12、光源13は第1図bに示されるご
とく、信号処理基板16、センサユニツト11と
信号処理基板16を接続するフレキシブル電線1
5とともに移動体14に搭載されており、更に、
移動体(原稿走査ユニツト)14と本体との接続
のためにフレキシブル電線17を用いている。 以上のようにしてセンサユニツト11のCCD
チツプ上に結像された光学像はCCDの光電変換
能力により電荷に変換される。 この電荷はCCDの電荷転送能力により順次転
送され画像信号となる。 各部を詳細に説明する。密着型カラーCCDセ
ンサユニツト11は、第2図に示されるように、
千鳥状に並べられた5個のCCDチツプ21〜2
5が設けられたセラミツク基板26と、このセラ
ミツク基板26をおおうカバー27、接続用のフ
レキシブル電線28a〜28fから成る。CCD
チツプ21〜25は、受光部がp−nフオトダイ
オードから成り、受光部の大きさは62.5μm〜
15.5μmであり、感光画素は第4図に示す様に感
光画素と接続されていない12ビツトの空送り画素
D1〜D12Alのシールドをほどこされた24ビツト
の光シールド画素D13〜D36、36ビツトのダミー
画素D37〜D72、3072ビツトの有効信号画素S1〜
S3072、24ビツトの後端ダミー画素D73〜D76の
合計3168ビツトの受光部から構成されている。 また、以上のようにCCDチツプ21〜25を
第2図に示されるように千鳥状に2列に配列して
いる。この場合、隣り合つたCCDチツプ、例え
ばCCDチツプ22及び23は第3図に示される
ように、副走査方向に受光部の中心距離lをもつ
て設けられている。又、これらのCCDチツプ2
1〜25は配列方向(主走査方向)に沿つて互い
に重なりを許して配列されている。本実施例では
中心距離lを4画素分の距離としている。 CCDチツプ21〜25の受光部は、前述のと
おり、左端から空送り領域D1〜D12、光シール
ド領域D13〜D36、ダミー領域D37〜D72、有効
画素領域S1〜S3072、後端ダミー領域D73〜D96
とからなつており、この内の3072ビツトの有効画
素領域S1〜S3072を除いた領域を用いて互いに重
なりを許して配列される。これにより、読取有効
領域はA3判の短手の幅297mmより若干長い320mm
となる。 CCDチツプ21〜25の受光部(フオトダイ
オード)上には、カラー信号を受るために色フイ
ルタを配置する必要がある。この方法として、色
フイルタとフオトダイオードであるSi素子を接着
剤で貼り合わせる方法と、Si素子上に直接色フイ
ルタを積層する方法とがある。前者は、色フイル
タをガラス基板上に製作すればよいが、Si素子と
の組合せの際に接着という余分な工程が必要とな
り、位置合せ誤差を生じやすい。この接着誤差を
数μm以下におさえることはかなり難しく、色再
現性、シエーデイング特性の劣化を来す可能性が
ある。一方、後者は単に色フイルタをSi素子の画
素に合わせて製作すればカラー素子が完成するた
め、工程は極めて単純で、位置合せ精度を大幅に
向上させることができる。よつて本実施例に用い
たCCDチツプの色フイルタは後者のものを用い
ている。 次に具体的なフイルタ配列について説明する。
本実施例では、第5図の如くイエロ(Ye)、グリ
ーン(G)、シアン(Cy)の3色フイルタをこの
順に繰返して配列し、隣り合つた3ビツトで読取
時の1画素を構成している。フイルタの外はAl
によりシールドされている。 これら各色のフイルタの分光特性を第6図に示
す。第6図から明らかな様に、Yeのフイルタの
透過率は曲線61で示される様に500nm付近から
急増している。Cyのフイルタの透過率は曲線6
2で示される様に500nm付近でピークを示してい
る。Gのフイルタは、本実施例ではCyフイルタ
とYeフイルタの重ね合せによつて得ているため
透過率は曲線63で示される様に500nm付近にピ
ークを示している。これらのフイルタの分光特性
において重要な点は、人間の視感度領域外の
700nm程度の波長に対しても透過率が零にならな
い点である。 ここで、色フイルタとCCDチツプ21〜25
とは、忠実な色再現を達成するために人間の目と
同様な機能を果たさなければならない。CCDチ
ツプ21〜25の受光部の分光特性は、第7図に
示されるように550nm程度の波長で最大となり、
1000nm以上まで有限な相対感度を有している。 つまり、本実施例での色フイルタを付けられた
CCDチツプの受光部は700nm以上の波長の光に
対しても応答が存在することになる。これに対
し、人間の目の視感度は700nm以上の波長に対し
ては零である。従つて、単にCCDチツプとCy,
G,Yeの色フイルタとの組合せだけでは人間の
目と同一機能を果たすことはできない。よつて本
実施例では後述する様に光源を特定している。 次に集束性ロツドレンズアレイ12について説
明する。本実施例での集束性ロツドレンズアレイ
12は第8図に示す如く光の入射側の焦点距離に
原稿面81があり、出射側の焦点距離に2列の
CCDチツプ列82が存在する。このように設定
することにより、原稿面81とCCDチツプ列8
2が結像関係となる。すなわち原稿面81上の画
像が1対1の正立像としてCCDチツプ列82上
に結像される。しかしながら、CCDチツプは前
述の様に千鳥配列であり、また集束性ロツドレン
ズアレイ21は1本なので、本実施例において
CCDチツプ列82の隣りあつたチツプ上に結像
される正立像は、原稿面81上において、4ライ
ン分間隔をへだてた画像となつてしまう。これを
解決し、1ラインの連続した画像信号を得るため
に、本実施例では後述するように、専用のメモリ
を用いている。 次に光源13について説明する。本実施例では
光源13は螢光灯を用いている。前述した様に、
カラー読取装置としての密着型センサに要求され
る機能は人間の目と同じ様に色を読取る機能であ
る。 第9図はThomson−Wrightの基本曲線であ
る。この曲線は色に応じた人間の目の視感度特
性、つまり色光に対する明るさ感覚と光の波長と
の関係を示している。123の曲線から
明らかなように人間の目は700nm以上の長波長の
光には感じない。 一方、CCDチツプ21〜25の受光部と色フ
イルタの分光特性は前述した通り、700nm以上の
長波長の光に対しても有限な感度値を有してお
り、このような色フイルタCCDチツプ21〜2
5の受光部に対して白色光を入射させると700nm
以上の長波長の光にでも感じてしまう。 そこで、本実施例では700nm以上の長波長領域
にほとんど分光特性を有しない昼光色の螢光灯を
用いている。第10図は上述の螢光灯の分光特性
を示す。また螢光灯は一種の線状光源であるが、
フイラメントの影響により管長方向に輝度の不均
一が生じるので、A3版短手方向にわたつて一様
な照度を得るために管長を第11図に示す様に長
くとり(例えば390mmとする)A3版短手方向内
(297mm)で照度の不均一性を±5%以内になる様
に設定している。さらに、螢光灯には、光量を上
げるために、内部に反射膜を付け、外壁に30°の
開口をもうけている。 さて、第12図は前述の密着型カラーCCDセ
ンサを用いたカラーデジタル複写装置の構成図で
ある。複写装置120はカラー画像読取装置12
1とカラー画像プリント装置122とから構成さ
れている。14は第1図示の原稿走査ユニツトで
あつて、原稿台上の原稿123の画像を読取るべ
く矢印Aの方向に移動走査(副走査)する。この
移動走査中原稿走査ユニツト14内の露光ランプ
13を点灯し、原稿からの反射光を集束性ロツド
レンズアレイ12によつて前述した密着型カラー
CCDセンサユニツト11のCCDチツプ上に集光
する。 密着型カラーCCDセンサユニツト11には、
前述の通り62.5μm(1/16mm)を1画素として
1024画素(3072ビツト)の有効信号画素を有した
CCDチツプが千鳥状に5チツプ配列されており、
各画素は15.5μm〜62.5μmに3分割され、各々に
Cy,G,Yeの色フイルタが貼りつけられてい
る。 次にカラーCCDセンサユニツト11の動作に
係わる電気系統について説明する。電気系統は
CCDを動作させるイメージセンサドライブ回路
とCCDの出力信号を画像情報に適した形に変換
するアナログ処理回路からなるアナログ処理部、
アナログ処理部からの信号を記録形態に適した信
号変換するデジタル処理回路とから成る。また、
アナログ処理回路とデジタル処理回路をまとめて
センサ信号処理部と呼ぶ。 まずイメージセンサドライブ回路から説明す
る。ただし以下の説明ではCCDチツプ21の駆
動回路を例とする。この駆動回路は第14図に示
す様にCCDチツプ21の駆動用の2相クロツク
φ1,φ2、走査同期信号SH、リセツト信号RS及び
CCD21の出力信号OSを扱う。 クロツク信号φ1の入力端子にはインバータ1
41が接続され、インバータ141の出力には抵
抗142及びスピードアツプ用コンデンサ143
とが並列に接続され、さらにMOSのクロツクド
ライバ144の入力端子に接続される。この
MOSクロツクドライバ144の出力端子はCCD
チツプ21のφ1端子に接続される。クロツク信
号φ2についてもクロツク信号φ1と同様である。
また、走査同期端子SH及びリセツト信号RSにも
クロツク信号φ1,φ2と同様にインバータ141、
抵抗142、コンデンサ143、MOSクロツク
ドライバ144が接続されている。 出力信号OS端子にはnpnトランジスタ145
とコレクタ抵抗146エミツク抵抗147からな
るエミツクフオロワが接続されている。また、
CCDチツプ21の電源電圧+Vはコンデンサ1
48,149を経てCCDチツプ21のOD端子に
供給される。 2相クロツクφ1,φ2は、CCDチツプ21の各
ビツトに生じた電荷をビツトシリアルに転送する
のに必要な信号である。 走査同期信号SHは、CCDチツプ21の電荷の
転送上1走査の区別をつける信号であり、リセツ
ト信号RSは各画素の電荷が転送された後のビツ
ト(電荷)を消去する信号である。また、信号
OSは2相クロツクφ1,φ2に同期して出力される
CCDチツプ21からの出力信号であり、前述し
た第4図の通り、1チツプ当り有効信号(3072ビ
ツト)とダミー信号と空送り信号及び光シールド
画素による基準黒レベル信号とを出力する。これ
らの信号はビツト位置が正確に規定されており、
基準黒レベル信号は受光部の暗信号で、色に応じ
た真の出力を得るために用いるものである。 次にセンサ信号処理部を第13図に示す。この
センサ信号処理部は各CCDチツプ21〜25ご
とに独立に設けられている。ここでは代表として
CCD21に対する回路について説明することに
する。 第13図に示されるようにCCDチツプ21か
らの出力信号OSはバツフア回路部131を介し
てこの信号をシアン(Cy)、グリーン(G)、イ
エロ(Ye)、ブラツク(BK)の各色ごとに分離
するマルチプレクサ132に入力される。そし
て、ダークレベル除去部133においてマルチプ
レクサ132a,b,cからの各色の出力信号
(Cy,G,Ye)とマルチプレクサ132dから
の基準黒レベル信号(BK)との差をとり、光に
応じた真の出力を得て、さらに次段の色変換部1
34に入力するための電圧に増幅する。 色変換部134ではダークレベル除去部133
からの各色の出力(Cy,G,Ye)から、ブルー
(B),グリーン(G),レツド(R)の原色信号
を出力し、かつA/D変換部135の入力信号レ
ベルに、この原色信号(R,G,B)を増幅して
出力する。AD変換部135は色変換部134か
らの信号をデイジタル信号に変換し、このA/D
変換部135からの信号はメモリ部139に記載
される。 マルチプレクサ132は前述の様にバツフア回
路部131からの出力信号を色毎に分離する4個
のサンプルホールド(S/H)回路132a〜1
32dから成る。また、ダークレベル除去部13
3は3個の差動増幅器133a〜133cから成
る。色変換部134は信号Cy,G,YeをG信号
を基準に信号B,G,Rに変換するための3個の
差動増幅器134a〜134cから成る。A/D
変換部135は色ごとに増幅された信号をデジタ
ル信号に変換する3個のA/D変換器135a〜
135cと、そのデジタル出力をラツチする3個
のラツチ回路136a〜136cとから成る。本
実施例では原稿走査ユニツト14の信号処理基板
16上には密着型カラーCCDセンサユニツト1
1とともにA/D変換器135a〜135cまで
のアナログ処理回路系が搭載されており、また、
ラツチ回路136a〜136cからメモリ部13
9及び後述のデジタル信号処理部等を備えた本体
基板124と、フレキシブル電線17によつて接
続されている。この様に、走査ユニツト14から
本体基板124へは雑音等の影響を受けにくいデ
ジタル形態の信号が伝送され、これにより、良好
な画像再現を可能とする。 メモリ部139はR,G,Bごとに設けられた
記憶領域139a〜139cとから成る。 以上がCCDチツプ21に対応して設けられた
センサ信号処理部の主な構成であるが、これらの
要素に加えて、いくつかの制御要素が設けられて
いる。これらについては、以下の詳細な図面をも
つて回路動作と共に説明する。 第15図aは原稿走査ユニツト14上の信号処
理基板16の詳細な回路構成を示す。第15図a
において、17−1は移動部分であるイメージセ
ンサ、照明ランプ、センサ信号処理部のうちのア
ナログ処理回路、イメージセンサドライブ回路、
光学レンズ系を含む原稿走査ユニツト14へイメ
ージセンサ(CCD)及びセンサ信号処理部を駆
動する為の複数通りのクロツクパルス、そして電
源を供給するフレキシブル電源である。一方、1
7−2はセンサ信号処理部からのデジタル色信号
を本体に送出する為のフレキシブル電線である。 153はフレキシブル電線17−1により送ら
れてくる複数通りのクロツクパルスを各々受け取
るクロツクバツフアレシーバ、154はクロツク
バツフアレシーバからの信号をイメージセンサが
動作できる電圧まで昇圧するイメージセンサクロ
ツクドライバ、21は原稿台ガラス上の原稿画像
を読み取るイメージセンサ(CCD)、156はイ
メージセンサ21が出力する画像信号VIDEO中
のBK,C,G,Yの時系列カラー画素信号を取
り込み保持する為のサンプルホールド回路を各色
に対応したサンプルパルスSMPC,SMPG,
SMPY及びSMPKに従つて駆動するサンプルホ
ールドドライバ、157はイメージセンサ21が
出力するBK,C,G,Yの時系列カラー画素信
号を受け取るバツフアトランジスタ、158はバ
ツフアトランジスタ157が出力するBK,C,
G,Y時系列カラー画素信号を各色毎のサンプル
ホールド回路に伝送する為のデマルチプレクサ・
バツフアトランジスタである。 1509〜1512は、イメージセンサ21が
出力するC,G,Y,BK時系列カラー画素信号
をそれぞれシアン,グリーン,イエロ,ブラツク
レベルの4本総並列に分離して取り込み保持する
為のスイツチとして動作するCトランジスタスイ
ツチ、Gトランジスタスイツチ、Yトランジスタ
スイツチ、BKトランジスタスイツチ、1514
〜1517は上記トランジスタスイツチ1509
〜1512の出力電圧をそれぞれシアン信号電圧
VC′、グリーン信号電圧VG′、イエロ信号電圧
VY′及びブラツクレベル信号電圧VBKに保持する
Cホールドコンデンサ、Gホールドコンデンサ、
Yホールドコンデンサ、BKホールドコンデンサ
である。1518〜1520は上記V′C,V′G
V′Y中に含まれているVBK成分を除去し、かつ増
幅するそれぞれC高入力差動FET、G高入力差
動FET、Y高入力差動FETである。1521〜
1523は上記C,G,Y各高入力差動FET1
518〜1520にてVBK成分を除去されそれぞ
れα,β,γ倍に増幅された色画素信号すなわち
αVC,βVG,γVYに含まれる直流成分を除去させ
るCレベルシフタトランジスタ、Gレベルシフト
トランジスタ、Yレベルシフタトランジスタ、1
524〜1526は上記レベルシフトトランジス
タ1521〜1523の出力を低出力抵抗に変換
するそれぞれCエミツタフオロワトランジスタ、
Gエミツタフオロワトランジスタ、Yエミツタフ
オロワトランジスタである。 1527はCエミツタフオロワトランジスタ1
524及びGエミツタフオロワトランジスタ15
25よりの出力を受け両信号の差成分を取り出
し、かつ1/H倍に増幅し、すなわちI/H・
VBなる色差信号を作りだすB差動アンプバツフ
ア、1528はGエミツタフオロワトランジスタ
1525よりの出力を受け1/J倍に増幅、すな
わち1/J・VGとするG差動アンプバツフア、
1529はGエミツタフオロワトランジスタ15
25よりの出力及びYエミツタフオロワトランジ
スタ1526よりの出力を受け両信号の差成分を
取り出し、かつ1/I倍に増幅、すなわち1/
I・VRなる色差信号を作り出すR差差動アンプ
バツフアである。1530はB差差動アンプ15
27が出力するアナログ画素信号をA/Dクロツ
クBに従つてデジタル画素信号に変換するBA/
D変換器、1531はG差動アンプバツフア15
28が出力するアナログ画素信号をA/Dクロツ
クGに従つてデジタル画素信号に変換するGA/
D変換器、1532はR差動アンプバツフア15
29が出力するアナログ画素信号をA/Dクロツ
クRに従つてデジタル画素信号に変換するRA/
D変換器である。 1533はA/D変換器1530〜1532が
夫々出力するブルー,グリーン及びレツドの各デ
ジタル画素信号を受け、フレキシブル電線17−
2によつて各色デジタル画素信号を本体へ送出す
る為のラインドライバ、また、1534は各A/
D変換器1530〜1532にデジタル変換の基
準電圧を供給するボルテージリフアレンスであ
る。 以下上述した第15図a,bによりイメージセ
ンサドライブ回路、センサ信号処理部の動作を説
明する。本実施例センサユニツト11は前述の通
り5つのCCDチツプ21〜25から構成されて
おり、この5つのCCDチツプに対してそれぞれ
以下説明する回路が独立に設けられ、並行に動作
する。従つて、1ラインの画像処理の時間の短縮
化がなされるとともに、A/D変換器等の各素子
もそれほど高速動作する必要がなくなる。 イメージセンサ21を動作させる為には第15
図bにて示されるSHパルス,φ1パルス,
φ2パルス,RSパルスが必要である。このパル
スの役目は前述した通りであるが、イメージセン
サの性質上これら駆動パルスは本体側のパルス電
圧と比較して高いパルス電圧を必要とする。従つ
て、本体側に設けられる第13図のCCD用パル
ス発生器137によつて発生させられた各センサ
駆動パルスはフレキシブル電線17−1を通りク
ロツクバツフアレシーバ153にて波形整形さ
れ、更に、イメージセンサクロツクドライバ15
4により、前述した高パルス電圧を形成した後、
イメージセンサ21〜25に与えられる。 イメージセンサはこのパルス電圧を受け入力光
に応じたシアン,グリーン,イエロの色分離信号
V′C,V′G,V′Y及び前述されている光シールド画
素信号VBKを第15図bに示すように時系列で
出力する。 上述イメージセンサドライブ回路により駆動さ
れたイメージセンサは、正確にはVBK,V′C
V′G,V′Y,V′C,V′G,V′Y,……の順で画素信号
電圧をはき出してくるが、これらのアナログ画素
信号を本体のデジタルデータ処理部へ送出するま
でにいくつかのアナログ信号処理、及びアナログ
量のデジタル化を行わなければならない。このア
ナログ処理のひとつが色変換である。これはセン
サが出力するシアン,グリーン及びイエロの色画
素信号を、一画素毎にそれぞれの相互演算を行い
ブルー,グリーン及びレツドに変換する。これは
センサの特性としては直接ブルー,グリーン及び
レツドの信号を出力するより、シアン,グリーン
及びイエロの信号を出力した方が高い信号レベル
(高コントラストな信号)が得られること、一方
デジタルカラー画像処理部の特性としてはブル
ー,グリーン及びレツドの信号を受けた方が回路
が簡単になること等の相互の食い違いにより、セ
ンサが出力するシアン,グリーン及びイエロ信号
をわざわざブルー,グリーン及びレツドに変換す
るのである。もう一つのアナログ処理は、イメー
ジセンサが出力するシアン,グリーン及びエイロ
の色分離信号中に一様に含まれている浮動電圧成
分を除去することである。この浮動電圧成分を以
下VBKと称するが、これはイメージセンサ内部の
フオトダイオードの暗電圧変動及びCCDチヤネ
ルの電荷変動等に起因するものでイメージセンサ
の出力電圧VC′,VG′,VY′中に同一レベルで存
在すると考えられる。よつて上記色変換を行う前
にこのVBKなる浮動電圧成分を各色成分より取り
除き純粋な色信号電圧成分を注出する。また他の
アナログ処理は色変換されたブルー,グリーン及
びレツドのアナログ量色信号をデジタル量に変換
する為にA/D変換器の入力レベルに合わせるこ
とである。更に他のアナログ処理は上述色変換を
行う為に、つまりシアン→グリーン→イエロなる
順で時系列に送られて来る色画素信号間でVC
VG,あるいはVY−VGの減算処理を行う為に時系
列を並列に直す処理である。 センサ信号処理部の色変換処理に係わる動作を
第15図a,bにて説明する。まずイメージセン
サより出力される時系列色信号に、前述した浮動
電圧成分VBKが含まれていることを考慮し、この
時系列色信号をVC′=(VC+VBK),VG′=(VG
VBK),VY′=(VY+VBK)とすることにする。バ
ツフアトランジスタ157のベースに印加された
イメージセンサ時系列カラー信号及び浮動電圧成
分、VC′,VG′,VY′,VBKは、さらにデマルチプ
レクサバツフアトランジスタ158に入力され
る。このトランジスタ158のエミツタには各色
毎にトランジスタスイツチ1509〜1512が
逆バイアス状態で接続される。そして、サンプル
ホールドドライブトランジスタ156からのサン
プルパルスが来ない時には各々トランジスタスイ
ツチのエミツタとコレクタ間が高抵抗となりコレ
クタに接続されているサンプルホールドコンデン
サ1514〜1517高入力及び差動FET15
18〜1520はデマルチプレクサバツフアトラ
ンジスタ158のエミツタから切り離された状態
になる。これが信号ホールド動作である。 一方、本体よりフレキシブル電線17−1によ
り送られて来る第15図bの,,,に示
す、ブラツク,シアン,グリーン,イエロ各々の
サンプルパルスSMPK,SMPC,SMPG,
SMPYが図示される適切なタイミングでサンプ
ルホールドドライブトランジスタ群156に与え
られると、各々のサンプルパルスが与えられた順
に、すなわち時系列VBK,VC′,VG′,VY′なるト
ランジスタ158のエミツタ電圧が1517,1
514,1515,1516の順でサンプルホー
ルドコンデンサに移動してくる。ここにて時系列
の各色信号電圧と浮動成分電圧は並列なそれぞれ
のVBK,VC′,VG′,VY′に分割、即ち、デマルチ
プレクスされる。各々のサンプルパルスが通過し
て行くと各トランジスタスイツチはただちにもと
の高抵抗状態になりVBK,VC′,VG′,VY′なる電
圧は夫々のサンプルホールドコンデンサ1514
〜1517に保持されたままになる。 サンプルホールドコンデンサ1514〜151
6の夫々に一方の差動入力を接続し、各他方の入
力を浮動電圧成分用のホールドコンデンサ151
7に接続した3つの高入力差動FET1518〜
1520のドレイン出力電圧は差動増幅器の特性
により以下の様な出力電圧を発生する。 ・ 差動FET出力1518 α(VC′−VDK)=α(VC+VDK−VDK)=αVC …(1) ただしαはこのFET回路の電圧利得 ・ 差動FET出力1519 β(VG′−VDK)=β(VG+VDK−VDK)=βVG …(2) ただしβはこのFET回路の電圧利得 ・ 差動FET出力1520 γ(VY′−VDK)=γ(VY+VDK−VDK)=γVY …(3) ただしγはこのFET回路の電圧利得 上式(1),(2),(3)で示される様に各FET出力に
は浮動成分電圧VDKを除去され、かつ一定利得倍
された色画素信号αVC,βVG,γVYが現われる
(第15図b,,)。 ここで示したα,β,γなる利得係数は色変換
に必要なマトリクス定数となる。すなわちシア
ン,グリーン,イエロ信号からブルー及びレツド
に対応する信号VB及びVRを作成する為には以下
なる演算を必要とするからである。 H.VB=α.VC−βVG ただしHは定数 …(4) J.VG=βVG ただしJは定数 …(5) I.VR=γ.VY−βVG ただしIは定数 …(6) 各高入力差動FET1518〜1520の出力
はレベルシフタトランジスタ1521〜1523
に与えられ、各αVC,βVG,γVYなる各色画素信
号に重畳された直流オフセツト電圧を並行して除
去された後、エミツタフオロワトランジスタ15
24〜1526へ与えられる。エミツタフオロワ
トランジスタ1524〜1526で低出力抵抗ド
ライブされたαVC,βVG,γVYの各カラー画素信
号は色差検出差動アンプバツフア1527〜15
29に与えられる。 差動アンプバツフア1527はその入力に与え
られたα.VC,β・VGの各色信号電圧を差動増幅
器の特性により(4)式で示される演算動作を行うこ
とにより、かつその増幅能力により(4)式のH項を
除去することで純粋なVBなる色変換出力を作り
出す(第15図b)。また、差動アンプバツッ
フア1529は同様に入力に与えられたγ・VY
βVGの各色信号電圧を受け(6)式で示される演算動
作を行い、かつ増幅作用によりI項を除去した純
粋なVRなる色変換出力を生み出す(第15図b
)。更に、差動アンプバツフア1528は通常
のアンプバツフアとして動作し、前段から送られ
たβVGなる色信号を増幅し(5)式のJ項を打ち消す
ことで上述VB,VR,に対してそれぞれ1対1と
なるVG色信号を出力する。以上の差動アンプバ
ツフア1527〜1529の動作は同一タイミン
グで行なう必要はなく、前段の位相差をもつたま
まの各色信号により実行される。 こうして色変換されVB,VG,VRとなつた色画
素信号は各A/D変換器1530〜1532に与
えられた本体側のA/Dパルス発生器から出力さ
れるA/D変換用クロツクA/D CLKB,G,
Rに従つてアナログデジタル変換された後、ライ
ンバツフア1533により駆動されるフレキシブ
ル電線17−2を通して本体デジタルカラー処理
部へと送出される。 ここでA/D変換器1530〜1532は画像
信号に対する濃度補正(γ補正)を考慮した一つ
の関数に基づいたA/D変換動作を行う。 すなわち D=−logR D:光学的反射濃度 R:反射率 なる式で示される関数変換である。この変換動作
のためにA/D変換器1530〜1532には量
子化に必要な基準電圧を外部から供給する構成に
なつているが、この複数の基準電圧設定端子間に
印加される電圧を等分化せず、非線形な電圧15
34を供給し折れ線的関数近似とするのである。 こうして対数A/D変換され極性を反転させら
れた反射率データであるアナログ色画素信号VB
VG,VRは、A/D変換器1530〜1532を
出た時点で8ビツトのデジタル量DR,DG,DB
る濃度データとなつて本体に送出されることにな
る。この様に、A/D変換器1530〜1532
により、入力するアナログ色信号に対するA/D
変換と同時に画像信号のγ補正がなされる。 第24図は前述のA/D変換器1530〜15
32の入出力特性である。図の如く3点の接点を
有し、これらを結ぶことにより指数関数に折れ線
近似させている。尚、この入出力特性は、フイル
タを含むセンサやプリンタ等の特性に適したもの
が設定されるものである。 以上の様にA/D変換器1530〜1532に
より8ビツトの256階調のデイジタル信号に変換
されたB,G,Rに対応する濃度データDB,DG
DRは本体側に設けられ、A/Dパルス発生器1
38より出力されるラツチクロツク(CLK)に
てラツチ動作するラツチ回路136a〜136c
により位相がそろえられる。 ここで、このデイジタル信号の信号数を評価す
る。本実施例では連続したCCDチツプ21から
の信号を前述の如くマルチプレクサ132によつ
て1ビツトずつ3色に分離している。従つて、ラ
ツチ回路136に取込まれる各色ごとの信号数は
第17図の如く、CCDチツプ21からの信号数
に対して1/3となつている。 例えば、CCDチツプ21内の読取有効領域は
3072ビツトなのでR,G,Bの1つの色に対応し
た出力信号はその1/3の1024ビツトとなる。 以上の様な信号がメモリ部139にクロツク
CLK1に従つて記憶される。メモリ部139は
各CCDチツプ21〜25に対応し、かつ、各色
(R,G,B)に応じて記憶領域が設定されてい
る。CCDチツプ21に対してB,G及びRに記
憶領域139a,139b及び139cが夫々設
定されている。また、後述するが、この記憶領域
の容量はCCDチツプ21〜25の配置によつて
異なる。つまり、前述した様に、本実施例におい
ては1本の集束性ロツドレンズアレイ12によつ
て4ラインの空間距離のあるCCDチツプ21〜
25上に画像を集光しているので、第1列の
CCDチツプ21,23,25と第2列のCCDチ
ツプ22,24が同一時間に読取つている画像は
常に4ラインずれた位置の画像を見ていることに
なる。よつて、この場合、この4ライン分の画像
ずれを補正し、同一ラインの連続信号の形成を上
記のメモリ部によつて行なう。 ここで、メモリ部139a〜139cはスタテ
イツクRAM(Random Access Memory)であ
り、1ライン分のメモリの容量は前述の様に1画
素当り8ビツトの信号なので1024×8ビツトであ
る。従つて、アドレスは8ビツト単位で0〜1023
番地までを設定している。 以下、このメモリ139a〜139cへの情報
の書込み、読出しについて説明するが、特に留意
するのは、CCDチツプ21〜25の配置と集束
性ロツドレンズアレイ12による主走査方向の信
号の重なり除去と、副走査方向の信号のつなぎで
ある。 第16図に、前述のメモリ部139の制御を行
なうメモリ制御部140とメモリ部139の内、
ブルーの濃度データに対応したメモリ139aを
示す。メモリ制御部140は、ライトアドレスカ
ウンタ161、リードアドレスカウンタ162、
メモリブロツクセレクタ163、CS制御部16
4,165,166、倍率セレクタ167、17
1R/制御部168,169,170より成
る。 メモリ139aは、CCD21に対応したメモ
リブロツク172とCCDチツプ22に対応した
メモリブロツク173、CCDチツプ23に対応
したメモリブロツク174、CCDチツプ24に
対応した175、CCDチツプ25に対応したメ
モリブロツク176からなる。また、各メモリブ
ロツク172〜176は複数の小メモリブロツク
から構成され、この小メモリブロツクの各々は1
ライン分の色情報(8×1024ビツト)を蓄積す
る。 次にメモリ139aの各メモリブロツク172
〜176の容量について説明する。第3図及び前
述のとおりCCDチツプ21,23,25とCCD
チツプ22,24は4ラインの空間距離をもつて
いる。通常、切換バツフアとして各CCDチツプ
に対して2ラインの小メモリブロツクを持つこと
を考えると、小メモリブロツクから出力される各
CCDチツプの画像を主走査方向に接続したデー
タは、CCDチツプ21,23,25とCCDチツ
プ22,24の領域で4ラインずれた画像データ
となつてしまう。そこで、本実施例では、副走査
において先行して画像を読取るCCDチツプ22,
24の画像データを小メモリブロツクに1ライン
ごと蓄積しておき、後行するCCDチツプ21,
23,25が、先行するCCDチツプ22,24
が同一ラインの画像データを読取つた時に同期し
て蓄積されていたCCDチツプ22,24の画像
データをCCDチツプ21,23,25とともに
読出す様にしている。この様にすることにより、
常に各CCDチツプ21〜25から同一ラインの
データが出力されることになる。 ここで各メモリブロツクを構成する小メモリブ
ロツクのブロツク数について考えてみる。例え
ば、隣り合つたCCDチツプ21とCCDチツプ2
2の関係から考えると、等倍読取時、先行する
CCDチツプ22が現在走査している位置と同一
ラインをCCDチツプ21が走査するまでに、4
ライン分の時間差があり、結局、先行するCCD
チツプ22と後行するCCDチツプ21の夫々の
有する小メモリブロツク数の差は、4ラインとな
る。そして、後行するCCD21に対してはリー
ド,ライト用に2ライン必要であるから、先行す
るCCD22に対しては合計6ラインの小メモリ
ブロツクが最低必要となる。 次に、副走査の速度を可変して変倍読取を行な
う場合を考えて見る。尚、主走査方向の変倍は、
画像信号の間引き或いは水増しにより電気的に実
行される。この場合も、書込みと読出しのタイミ
ングは前述のとおり、先行するCCDチツプ22,
24と後行するCCDチツプ21,23,25が
同一ラインを走査した時であるから、4ラインの
空間距離がある場合、変倍率は1/4の倍数に現定
されてしまう。以上のことを考慮して、各CCD
の各倍率時の必要メモリブロツク数を求めると、
以下のようになる。 CCD21,23,25:CCD22,24 ×0.5 倍 : 2 4 ×0.75倍 : 2 5 × 1 倍 : 2 6 ×1.25倍 : 2 7 ×1.5 倍 : 2 8 以上のことをまとめると、CCDのチツプ間距
離をNライン、先行させるCCDチツプ数a、後
行するCCDチツプ数bとすると、倍率単位B、
最大倍率L、先行するCCDチツプの必要メモリ
ライン数M、センサ全体のトータルライン数Aに
は次の様な関係がなり立つ。 B=1/N M=L・N+1 A=a(L・N+2)+2b 故に本実施例では、変倍の倍率は×0.75,×1,
×1.25の3種数としているので、メモリブロツク
172,174,176は2ライン、メモリブロ
ツク173,175は6ラインの小メモリブロツ
クを持ち、全体で1色当り、18ライン分の小メモ
リブロツクを有する。 次に、第18図に小メモリブロツクの構成図を
示す。小メモリブロツクの各々はスタテイツク
RAM182(8×1024ビツト)と、スタテイツ
クRAM182のライトアドレス(W−
ADDRESS)とリードアドレス(R−
ADDRESS)を切換えるデータセレクタ181、
CCDチツプからの画像データ信号の入出力を制
御するバスドライバ(BUSSドライバ)183,
184、及び、OR回路185、インバータ18
6から成る。 ここで、以上の制御に関して第16図,第18
図の回路図及び、タイミングチヤート第17図,
第19図,第20図,第21図により説明する。
尚、第17図は前述したセンサ信号処理部のタイ
ミングチヤート、第19図は×0.75倍の変倍読取
時における各小メモリブロツクに対応したチツプ
セレクト信号CSとリードライト信号R/のタ
イミングチヤート、第20図は×1倍の変倍読取
時における各メモリブロツクに対応したチツプセ
レクト信号CSとリードライト信号R/のタイ
ミングチヤート、また、第21図は、×1.25倍の
変倍読取時における各小メモリブロツクに応した
チツプセレクト信号CSとリードライト信号R/
Wのタイミングチヤートである。 まず、上記3通りの倍率を代表して等倍(×1
倍)時の画像読取の制御について説明するが、こ
こでは、先行するCCDチツプ22と後行のCCD
チツプ21をもつて、他のCCDチツプ23,2
4,25の動作に代表させることとする。 第16図において、各メモリブロツクのスタテ
イツクRAMへのデータの書込みのアドレス制御
をライトアドレスカウンタ161がクロツク
CLK1をカウントすることにより行ない、リー
ドアドレスカウンタ162は各メモリブロツクの
スタチツクRAMの読出しのアドレスの制御を
CLK2をカウントすることにより行なう。この
時、各小メモリブロツクに書き込まれるデータ数
は前述のとおり1024画素数分であり、これを読出
す時は、5つの小メモリブロツクからA3版短手
の長さ分のデータ(297×16=4752画素)を一度
に読出さなければならない。従つて、リードアド
レスカウンタ162に印加されるクロツクCLK
2はライトアドレスカウンタ161に印加される
クロツクCLK1の4.5倍であり、各CCDチツプを
駆動するクロツクφ1,φ2の1.5倍の周波数を必要
とする。また、リードカウンタ162は13ビツト
のカウンタで、下位10ビツトがリードアドレスと
して出力され、上位3ビツトがメモリブロツクセ
レクタ163に出力される。 メモリブロツクセレクタ163は上述のリード
アドレスカウンタの上位3ビツトのデータをデコ
ードし、各メモリブロツク172〜176のデー
タ巾を決定している。つまり、各メモリブロツク
のデータを1ラインに接続した全データ量5120
(1024×5)に対して出力の必要なデータ量は
4752であるので、その差368ビツトを除去する必
要がある。そこで、リードアドレスカウンタ16
2の出力するアドレスの初期値を指定すること
で、各CCDチツプの前後のデータを削除するこ
とにより、全データ巾を4752としている。 164,165,166は前述の如くCS制御
部であり、デジタルデータ処理部からのプリンタ
のライン同期信号HSとNCに同期したHSとNC2
をカウントするラインカウンタ1(1641)とライ
ンカウンタ1(1641)からのLD信号により動作す
るラインカウンタ2(1642)、ラインカウンタ1
(1641)とラインカウンタ2(1642)および、メモ
リブロツクセレクタ163の信号を合成するCS
マトリツクス回路1643から構成されている。 このCS制御部164,165,166は変倍
率の段数に対応して設けられ、本実施例は、×1,
×0.75,×1.25の夫々に対応して3組有している。 168,169,170は前述の如くR/制
御部であり、各倍率に対応したCS制御部164,
165,166のラインカウンタ1(1641)及び
2(1642)の出力を合成し、各メモリブロツクの
R/信号を作つている。また、R/制御部1
68,169,170もCS制御部164〜16
6同様、変倍率の段数分設けられる。 上述のCS制御部164〜166及び、R/
制御部168〜170によつて作られた、各倍率
に対応したCS,R/信号は倍率セレクタ16
7,171により、倍率に対応して選択され各メ
モリブロツクのスタテイツクRAMに入力され
る。 さて、第20図は×1倍の画像読取時における
CS,R/信号のタイミングチヤートである。
CS及びR/に付けた数字11,12は小メモリブ
ロツク172a,bに、21〜27は小メモリブロツ
ク173a〜173gに、31,32は小メモリブロ
ツク174a,bに、41〜47は小メモリブロツク
175a〜gに、また、51,52は小メモリブロツ
ク176a,bに各信号が対応することを示す。
先行するCCDチツプ22が第1回目の走査をす
ると、CCDチツプ22に対応したメモリブロツ
ク173の小メモリブロツク173aに対応した
CS21を“0”にし、R/21を“0”とする。
この状態で第18図のデータセレクタ181のA
つまり、ライトアドレスカウンタ161からのラ
イトアドレス(W−ADRESS)が選択され、ま
た、バスドライバ183が動作状態となり、バス
ドライバ183を介してCCDチツプからのデー
タがスタテイツクRAM182に入力される。同
時にオア回路185により、R/が“0”の時
ライトパルスW−CLK(第16図及び第18図)
がスタテイツクRAM182の端子に入力さ
れる。以上の様にすることにより、CCDチツプ
22の第1ライン目の走査のデータがメモリブロ
ツク173の小メモリブロツク173aのスタテ
イツクRAM182に蓄積される。尚、同時に
CCDチツプ24の第1ライン目の走査のデータ
がメモリブロツク175の小メモリブロツク17
5aに蓄積される。 同様にして、2ライン目の走査ではCS22と
R/22が選択され、CCDチツプ22に対応し
たメモリブロツク173の小メモリブロツク17
3bのスタテイツクRAMに2ライン目のデータ
が記憶される。この様にして、3,4ラインの画
像の記憶を行ない5ライン目の走査になると、後
行するCCDチツプ21がCCDチツプ22が第1
回目の走査を行なつたのと同一ラインを走査し、
この走査によつて得たデータがCCDチツプ21
に対応したメモリブロツク172の小メモリブロ
ツク172aに記憶される。ここで、同一ライン
のデータ、つまり、小メモリブロツク172aの
データと小メモリブロツク173aのデータがそ
ろつたことになる。 次の第6ライン目の走査の時に、まず、CS11
が“0”,R/11が“1”となり、データセレ
クタ181のSが“1”でBが選択されリードア
ドレスカウンタ162からのリードアドレス(R
−ADRESS)がCCDチツプ21に対応したメモ
リブロツク172の小メモリブロツク172aの
スタテイツクRAM182に入力され、また、
WEが“1”,が“0”,バスドライブ184が
インバータ186により“0”になり選択される
ので、リードアドレスに同期してスタテイツク
RAMのデータがバスドライバ184を介して出
力される。つづいて、CS11が“1”になると
CS21が“0”になり、小メモリブロツク173
aのスタテイツクRAMのデータが小メモリブロ
ツク173aのデータに連続して出力される。 以下、第20図のタイミングチヤートに従い、
各メモリブロツクのCS,R/が順次選択され、
データの入出力を行ない、1ラインにつながつた
データを出力する。これは、第17図に示すごと
く、R,G,B3色同時に行なわれる。(A/D出
力B,G,R) 第19図は×0.75倍、第21図は×1.25倍の画
像読取時のCSとR/信号のタイミングチヤー
トであり、第20図の制御と同様の制御がタイミ
ングチヤートに従つて行なわれる。 以上の様にして、同一画素に対して位相のそろ
つた8ビツトの色分解画像データ信号DR,DG
DBはメモリ139から読出され第22図以後の
処理が施される。即ち、色補正回路221では通
常マスキングと呼ばれる以下(1)で示される処理を
行ない、イエロY,マゼンタM,シアンC信号を
形成し、また、スミ版生成、及び下色除去回路2
22では以下(2)で示される処理を行なう。 (1) マスキング……入力,画素データ,DR,DG
DBに対して、次式で示される行列演算を施し、
印刷トナーの不要色成分吸収を行ない、Y,
M,C信号を形成する。 Y M C=a1 b1 c1a2 b2 c2a3 b3 c3DR DG DB ここで係数ai,bi,ci(i=1〜3)は適正値に
設定されるべきマスキング係数である。 (2) スミ版生成・下色除去……Y,M,C信号の
最小値、即ち、MIN(Y,M,C)=kとした
時Y′=Y−αk,M′=M−βk,C′=C−γkで印
字すべきトナー量を示す各色信号Y′,M′,
C′を決定し、更にBK=δkをスミ版として黒印
字に用いる。(α,β,γ,δは適正値に設定
する) この様にして得られた各画像データY′,M′,
C′,BK(ブラツク)は最終的にプリンタで印字
されるトナー画像の基礎データとなるわけであが
後述する様に、本システムにおけるカラープリン
タはYe(イエロー)のトナー画像,M(マゼンタ)
のトナー画像,Cy(シアン)のトナー画像及び
BK(クロ)のトナー画像は同時にプリントアウ
トするのではなく各画像を順次、転写紙に転写
し、4色を順次重ね合わせることにより、最終的
なカラープリント画像を得る方式を採用してい
る。 よつて、ここで得られた各色データY′,M′,
C′,BKをカラープリンタの動作に対応して選択
する必要があり、セレクタ223により、スミ版
生成及び下色除去回路222の出力するY′,M′,
C′,BK(ブラツク)より1色を選択する。従つ
て、本システムでは1カラー画像を読取り、プリ
ントアウトするのに4回の原稿露光動作と4回の
トナー画像形成過程を必要とする。 さて、カラープリンタ122の動作に対応して
選択された色分解画像は、画像領域分離回路22
4にて文字,記号,ライン等の文字領域と写真等
の中間調画像領域に分離され、中間調画像に対し
ては多値化処理回路225の多値化処理(通常デ
イザ処理と称する)を、文字領域に対しては2値
化処理回路226において単一閾値にて2値化処
理され、8ビツト256階調で転送された画像デー
タを各画素毎に“1”,“0”のドツトイメージに
変換する。 第12図122はプリンタの断面図であるが、
本カラープリンタは電子写真方式のレーザビーム
カラープリンタであり、感光ドラム125を有す
る。また、第23図に潜像形成部の詳細図を示
す。作像過程を説明する。前述のカラーリーダ1
21で読み込まれた色分解画像は第22図の各ブ
ロツクを経てドツトイメージに展開され、カラー
画像に対応したドツトデータは最終的に第23図
の半導体レーザ231を変調する。画像に対応し
て変調されたレーザ光は高速回転するポリゴンミ
ラー126により、第23図A→Bの巾で高速走
査し、ミラー129に反射されて、帯電器121
1にて一様帯電されている感光ドラム125表面
に画像に対応したドツト露光を行なう。 レーザ光の水平走査は画像の1水平走査に対応
し、本実施例では1/16mmの巾である。一方感光ド
ラム125は矢印方向に定速回転しているので、
主走査方向には、前述のレーザ光走査、副走査方
向には感光ドラム125の定速回転により、逐
時、感光ドラム125上に平面画像が露光され
る。 この様なレーザ露光により感光ドラム125に
は静電潜像が形成され、この潜像を現像スリーブ
1218により現像することにより、感光ドラム
125上に入力画像データに対応したトナー像が
形成される。例えば、カラーリーダにおける第1
回目の原稿露光走査に対応して考えると、まず、
感光ドラム125上に原稿のイエロ成分のドツト
イメージがレーザ231によつて露光され、イエ
ロの現像器1221により現像される。次に、こ
のイエロのイメージは転写ドラム1210上に巻
き付いた紙葉体232に感光ドラム125と転写
ドラム1210との接点に設けられた転写帯電器
1221により転写形成される。これと同一過程
をM(マゼンタ),Cy(シアン),BK(ブラツク)
についてくり返し、紙葉体232に重ね合わせる
ことにより、4色トナーによるカラー画像が形成
される。 この様に、4色画像の転写の終了した紙葉体2
32は第12図、はく離爪1222にて転写ドラ
ム1210よりはく離され、搬送ベルト1223
により、画像定着部1224に導びかれ、熱圧力
ローラ1225,1226にてカラートナー画像
が紙葉体に溶融定着されプリント画像が得られ
る。 第12図1229,1230は紙葉体を収納す
るカセツト、1231,1232は給紙ローラ、
1233〜1235は給紙、搬送のタイミングを
とるタイミングローラであり、これらを経由して
給紙・搬送された紙葉体は紙ガイド1236に導
びかれて、第23図に示されるごとく、先端をグ
リツパ233に担持され転写ドラム1210に巻
き付き、像形成過程に移行する。一方、第12図
1240は前述のレーザ露光によつて感光ドラム
125の表面に形成された静電潜像を現像するた
めの各色毎の現像器ユニツトであり、Pを中心に
90度ずつ回転する。1218Y,1218M,1
218C,1218BKは感光ドラム125と接
して各色の直接現像を行なう現像スリーブ、12
20Y,1220M,1220C,1220BK
は予備トナーを保持しておくトナーポツパ、12
19は現像剤移送のためのスキリユーである。 この様な構成において、例えば、M(マゼン
タ)のトナー画像を形成する時は現像器ユニツト
が第12図のPを中心に回転し、感光体125に
接する位置にマゼンタ現像器内の現像スリーブ1
220Mが配置される。これにより、感光ドラム
125上に形成された静電潜像がマゼンタトナー
により現像される。 尚、Cy(シアン),BK(ブラツク)の現像も同
様に動作される。 以上説明した様に、本発明によると、各々複数
の色の色成分信号を発生する複数のラインセンサ
を備え、複数のラインセンサが原稿上の1ライン
を分担し、且つ、隣接するラインセンサが原稿上
の異なるラインを読取る読取手段を用いて、原稿
読取りを行なうので、色原稿の1ラインを高解像
度で、色分解して読取ることが可能となり、そし
て、複数のラインセンサの各々により発生した複
数色の色成分信号を色成分毎に分離する複数の分
離手段と、複数の複数色の色成分信号の各々に対
応して設けられ、原稿を先行読取りするラインセ
ンサからの出力を原稿を後行読取りするラインセ
ンサからの出力に対して遅延することにより、1
ライン分の連続した複数色の色成分信号を色成分
毎に形成する複数の形成手段とを備えたので、読
取手段と原稿とを複数のラインセンサの走査方向
に対して垂直な方向へ相対移動することにより原
稿を読取る構成において、複数のラインセンサの
読取位置のずれが除去された1ライン分の連続し
た複数色の色成分信号を色成分毎に得ることが可
能となり、また、更に、複数の形成手段により形
成された色成分毎の1ライン部の連続した複数色
の色成分信号を処理し、読取手段と原稿と相対移
動毎に色画像記録用の複数色の色画像信号の1つ
を順次に選択出力する出力手段とを有するので、
色画像記録用の複数色の色画像信号を1つを、複
数色の色画像信号を全て記憶しておくような大容
量の記憶素子を備えること無しに、順次に得るこ
とが可能となり、従つて、色原稿を高解像度で読
取り、且つ、色画像記録用の複数色の色画像信号
を1つを簡易な構成で順次に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは読取り部の構成例を示す図、第
2図はカラーCCDセンサユニツトの構成例を示
す図、第3図は隣り合つたCCDチツプの配置の
説明図、第4図はCCDチツプの各領域を示す図、
第5図はCCDチツプに設けられる色フイルタを
示す図、第6図は各色フイルタの分光特性を示す
図、第7図は受光部の分光特性を示す図、第8図
は読取り部の一部分の構成を示す図、第9図は
Thomson−Wrightの基本曲線を示す図、第10
図は螢光灯の分光特性を示す図、第11図は螢光
灯の相対輝度を示す図、第12図はカラーデジタ
ル複写機の構成例を示す図、第13図はセンサ信
号処理部のブロツク図、第14図はイメージセン
サドライブ回路の構成図、第15図aは信号処理
基板の回路構成を示す図、第15図bは第15図
aの信号処理回路の各部動作を示すタイミングチ
ヤート図、第16図はメモリ部とメモリ制御部の
構成を示すブロツク図、第17図は信号処理部の
各部動作を示すタイミングチヤート図、第18図
は小メモリブロツクの構成図、第19図,第20
図及び第21図はメモリのリード、ライト動作を
示すタイミングチヤート図、第22図はデジタル
色信号の処理回路の構成を示すブロツク図、第2
3図はプリンタにおける潜像形成部の構成を示す
図、第24図はA/D変換特性を示す図である。
図において、11はセンサユニツト、12は集束
性ロツドレンズアレイ、13は光源、16は信号
処理基板、17はフレキシブル電線、21〜25
はCCDチツプ、132はマルチプレクサ、13
3はダークレベル除去部、134は色変換部、1
35はA/D変換部、139はメモリ部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々複数色の色成分信号を発生する複数のラ
    インセンサを備え、複数のラインセンサが原稿上
    の1ラインを分担し、且つ、隣接するラインセン
    サが原稿上の異なるラインを読取る読取手段と、 前記読取手段と前記原稿とを前記複数のライン
    センサの走査方向に対して垂直な方向へ複数回繰
    り返して相対移動する移動手段と、 前記複数のラインセンサの各々に対応して設け
    られ、前記複数のラインセンサの各々により発生
    した複数色の色成分信号を色成分毎に分離する複
    数の分離手段と、 複数色の色成分信号の各々に対応して設けら
    れ、前記原稿を先行読取りするラインセンサから
    の出力を前記原稿を後行読取りするラインセンサ
    からの出力に対して遅延することにより、1ライ
    ン分の連続した複数色の色成分信号を色成分毎に
    形成する複数の形成手段と、 前記複数の形成手段により形成された色成分毎
    の1ライン分の連続した複数色の色成分信号を処
    理し、前記読取手段と前記原稿と相対移動毎に色
    画像記録用の複数色の色画像信号の1つを順次に
    選択出力する出力手段とを有することを特徴とす
    るカラー画像読取装置。
JP59256757A 1984-12-04 1984-12-04 カラー画像読取装置 Granted JPS61134167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256757A JPS61134167A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 カラー画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256757A JPS61134167A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 カラー画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61134167A JPS61134167A (ja) 1986-06-21
JPH0576824B2 true JPH0576824B2 (ja) 1993-10-25

Family

ID=17297019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59256757A Granted JPS61134167A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 カラー画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61134167A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683337B2 (ja) * 1986-09-22 1994-10-19 松下電器産業株式会社 画像読み取り装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180110A (en) * 1975-01-08 1976-07-13 Nippon Electric Co ccd rainsensaano hoshiki
JPS59105762A (ja) * 1982-12-09 1984-06-19 Toshiba Corp 原稿読取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180110A (en) * 1975-01-08 1976-07-13 Nippon Electric Co ccd rainsensaano hoshiki
JPS59105762A (ja) * 1982-12-09 1984-06-19 Toshiba Corp 原稿読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61134167A (ja) 1986-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4891690A (en) Color image reading apparatus with plural linear sensors which can read different lines of the image
EP0091798A2 (en) Solid state image sensor
JPS5979674A (ja) カラ−密着センサ
US5969744A (en) Recording head and image forming apparatus using the same
JPS60224370A (ja) カラ−画像読取り装置
US6972879B2 (en) Image scanning apparatus
JP3899627B2 (ja) リニアイメージセンサおよび画像読み取り装置および電荷転送方法
JPS61134176A (ja) カラ−画像読取装置
JP2000188417A (ja) 三色リニア画像センサ
JPH0576824B2 (ja)
JPH0576823B2 (ja)
JPH0574981B2 (ja)
JPH1132166A (ja) イメージセンサと画像読み取り装置
JPS61134178A (ja) カラ−画像読取装置
JPS61134177A (ja) 画像読取装置
JPS61134166A (ja) カラ−画像読取装置
JPH02224467A (ja) 画像読み取り装置
JPS6318773A (ja) カラ−画像読取装置
JPS60238823A (ja) 画像形成装置
JPS62161255A (ja) 画像読取装置
JPH11129534A (ja) 画像記録装置
JP3087330B2 (ja) 画像読取り装置
JPH0437616B2 (ja)
JP2584745B2 (ja) 画像読取装置
JPS63257771A (ja) 複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term