JPH05764Y2 - - Google Patents

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JPH05764Y2
JPH05764Y2 JP1986168684U JP16868486U JPH05764Y2 JP H05764 Y2 JPH05764 Y2 JP H05764Y2 JP 1986168684 U JP1986168684 U JP 1986168684U JP 16868486 U JP16868486 U JP 16868486U JP H05764 Y2 JPH05764 Y2 JP H05764Y2
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JP
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bathtub
circulation port
water
water supply
supply pipe
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JP1986168684U
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JPS6375745U (ja
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  • Control For Baths (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は強制循環・強制給湯によつて風呂を
沸かす浴槽の強制給水循環口に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
浴槽装置は近年自然循環タイプから強制循環タ
イプへ需要が移つており、加熱手段の熱交換器と
浴槽との間に循環ポンプを設置した循環管を用い
るものが多くなつてきた。
またこの循環ポンプを用いるものでは、循環口
接続具内に噴出ノズルを組込み、ノズルから強制
水流を噴出するジエツト噴流機構や、噴出水流に
よつて空気を巻込むバイブラ機構を備えたものが
ある。
更に循環ポンプを使つて浴槽への水張りを行う
全自動タイプの風呂釜も普及しつつある。
〔考案が解決しようとする課題〕
浴槽への水張りの途中や、浴槽の水位が循環口
よりも低い状態で循環ポンプを運転すると、循環
ポンプで加圧された水流が噴出し、浴槽の反対側
の壁面に当つたり、また低水位の水面に当り、大
きな異常音を発生するものであつた。
この異常音はジエツト噴流機構やバイブラ機構
を備えたものに特に著しいものであつた。
〔課題を解決する為の手段〕
この考案は上記の問題点を循環口接続具に取付
ける循環口カバーの改良によつて解決したもの
で、ポンプ等の強制給水手段から供給される水を
浴槽内に吐出する給水管4と、該給水管4を浴槽
壁13に固設する循環口接続具14と、該循環口
接続具14の浴槽内に取付けた循環口カバー5と
を設けた強制給水循環口に於て、該循環口カバー
5内を上下二室2,3に分割する仕切板1を設
け、前記給水管4と連通する循環口カバー5の上
室2の側壁には浴槽内と連通する多数の開口6を
設け、かつ循環口カバー5の正面板に給水管4と
対向する吐出口7を形成し、前記循環口カバー5
の下室3の適所に浴槽内と連通する連通口12を
設けると共に、循環口カバー5の上室2内で給水
管4と吐出口7との間に位置して邪魔板9を設
け、かつ循環口カバー5の下室3内にフロート8
を設け、該フロート8と邪魔板9とを連結する連
結体11は仕切板1を慣通して取付け、浴槽の低
水位時に給水管4から吐出口7に至る流路を邪魔
板9によつて遮り、開口9へ切換通水するもので
ある。
また、循環口カバー5のフロート8を収納した
下室3に、加熱手段の戻り管10を接続すれば、
1個所の循環口カバー5内に給水管4と戻り管1
0が取付できるものである。
〔作用〕
循環ポンプを運転しながら給水管4を使つて給
水する時や、給水管4の下方に戻し管10を位置
させた二つ口の構造で追焚きする時に於て、循環
ポンプが作動すると給水管4から勢いよく水が噴
出する。
この時、浴槽水位が低くフロート8が下がつて
おれば、邪魔板9が給水管4の正面に位置してお
り、強制水流は邪魔板9に遮られて、直接循環口
カバー5の吐出口7から噴出できなくなり、流路
が変つて大部分の水が循環口カバー5の側壁開口
6から浴槽内に流入するものとなつた。
一方、浴槽水位が高く、循環口カバー5が浴槽
水中に位置する時には、フロート8が押上げられ
て邪魔板9を給水管4の正面から上方に移動する
ので、給水管4から噴出する強制水流は、直接浴
槽中に噴出できるものである。
従つて、浴槽が低水位時に於て水の流速を弱め
る循環口カバー5などの部材が給水管4の前方に
取付けられていても、浴槽の水位が循環口カバー
5より高い時に循環ポンプを作動すれば、浴槽水
中に勢いよく水を吹き出すことができ、追焚時の
浴槽水の攪拌ができるものである。
また、給水管4にジエツト噴流機構やバイブラ
機構が取付けてある時にも、噴流及び気泡は循環
口カバー5の吐出口7から浴槽内に送られ、入浴
効果を高めるものである。
〔実施例〕
図面に示す実施例によつてこの具体的構造を説
明すると、4は図示せざる循環ポンプ等の強制給
水手段に接続した給水管、14は浴槽壁13に給
水管4を固設する循環口接続具、10は浴槽水を
追い焚き加熱する図示せざる加熱手段へ接続した
戻り管であり、循環口接続具14部分に於て、給
水管4と戻り管10とは給水管4が中心に位置す
る二重管で構成し、浴槽内には1個所の循環口接
続具14が位置している。
5は循環口接続具14の浴槽内側に取付けた循
環口カバー、1は循環口カバー5内に設けた仕切
板で、循環口カバー5内を上室2と下室3に分割
する。前記給水管4は上室2に接続し、戻り管1
0は下室3に接続している。
6は循環口カバー5の上室2側壁にあけた開
口、7は循環口カバー5の正面板にあけた吐出口
であり、循環口接続具14の給水管4と吐出口7
とは対向している。
12は循環口カバー5の下室3が浴槽内と連通
する為に下室3の適所に設けた連通口、8は下室
3内に設けたフロートであり、浴槽水は連通口1
2から下室3内に入ると共に、フロート8を浮力
によつて押上げる、また連通口12から循環口カ
バー5の下室3に入つた浴槽水が戻り管10から
加熱手段へ送られ、高温となつて給水管4から浴
槽に戻される。
9は循環口カバー5の給水管4と吐出口7との
間に位置する邪魔板であり、該邪魔板9とフロー
ト8とは仕切板1を慣通する連結体11で一体に
連結している。この為浴槽の水位が低い時には邪
魔板9が給水管4の正面に位置して強制水流を邪
魔して遮り、該水流は弱められて開口6や吐出口
7から浴槽内に流れ込み、水音も小さいものであ
る。また浴槽の水位が高くなるとフロート8によ
つて邪魔板9が上昇して給水管4の正面から移動
するので強制水流はそのまま吐出口7から浴槽内
の水中に噴出するものである。
また、加熱手段への戻り管10をフロート8を
収納した下室3に接続すれば、浴槽内の一ケ所に
給水管4と戻り管10が形成できると共に、追焚
き中は吐出口7から浴槽内に水流が形成され、給
水管4から出た水がただちに戻り管10に吸入さ
れることは起きないものである。
〔効果〕
以上の様にこの考案では、浴槽の水位が低い間
に給水管4から浴槽内へ送られる水は主として循
環口カバー5の開口6から浴槽内に流入するよう
になり、水音は小さく直接噴流が浴槽壁や水面に
ぶつかり異常な高音が発生するようなことはなく
なつた。
更に、浴槽の水位が高い時は、給水管4からの
噴出流は循環口カバー5に妨げられることなく直
接浴槽水中に噴出するから、追焚中の浴槽水は強
制的に攪拌され、湯温の均一化が素早く行なわれ
るものである。
また、給水管4からの噴出流が直接浴槽水中に
噴出するから、給水管4にはジエツト噴流機構や
バイブラ機構を取付けて使用できるようになり、
強制給水循環口の利用範囲が広がる優れた考案で
ある。
更に、追焚き中は給水管4からの噴出流が浴槽
水中遠くまで届くから、給水管4に接近する下室
3に戻り管10を設けても、給水管4から噴出し
た水がただちに戻り管10に流入せず、浴槽内は
一個所の循環口カバー5だけですつきりとまとま
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図・第2図はこの考案品の縦断面図、第3
図はA−A断面図である。 1……仕切板、2……上室、3……下室、4…
…給水管、5……循環口カバー、6……開口、7
……吐出口、8……フロート、9……邪魔板、1
0……戻り管、11……連結体、12……連通
口、13……浴槽壁、14……循環口接続具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ポンプ等の強制給水手段から供給される水を
    浴槽内に吐出する給水管4と、該給水管4を浴
    槽壁13に固設する循環口接続具14と、該循
    環口接続具14の浴槽内に取付けた循環口カバ
    ー5とを設けた強制給水循環口に於て、該循環
    口カバー5内を上下二室2,3に分割する仕切
    板1を設け、前記給水管4と連通する循環口カ
    バー5の上室2の側壁には浴槽内と連通する多
    数の開口6を設け、かつ循環口カバー5の正面
    板に給水管4と対向する吐出口7を形成し、前
    記循環口カバー5の下室3の適所に浴槽内と連
    通する連通口12を設けると共に、循環口カバ
    ー5の上室2内で給水管4と吐出口7との間に
    位置して邪魔板9を設け、かつ循環口カバー5
    の下室3内にフロート8を設け、該フロート8
    と邪魔板9とを連結する連結体11は仕切板1
    を慣通して取付け、浴槽の低水位時に給水管4
    から吐出口7に至る流路を邪魔板9によつて遮
    り、開口9へ切換通水することを特徴とする浴
    槽の強制給水循環口。 (2) 循環口カバー5のフロート8を収納した下室
    3に、加熱手段への戻り管10を接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の浴槽の強制給水循
    環口。
JP1986168684U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH05764Y2 (ja)

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JP1986168684U JPH05764Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP1986168684U JPH05764Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6375745U JPS6375745U (ja) 1988-05-20
JPH05764Y2 true JPH05764Y2 (ja) 1993-01-11

Family

ID=31101786

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138149U (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 株式会社ハ−マン 風呂用給湯器

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JPS6375745U (ja) 1988-05-20

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