JPH0576224B2 - - Google Patents

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JPH0576224B2
JPH0576224B2 JP1039692A JP3969289A JPH0576224B2 JP H0576224 B2 JPH0576224 B2 JP H0576224B2 JP 1039692 A JP1039692 A JP 1039692A JP 3969289 A JP3969289 A JP 3969289A JP H0576224 B2 JPH0576224 B2 JP H0576224B2
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JP
Japan
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slice
reference plate
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JP1039692A
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Nobuhisa Yamazaki
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PFU Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 イメージリーダやフアクシミリ装置などの画像
読取り装置における画像データの2値化処理方式
に関し、 画像読取りの高速化を図るとともに、一時停止
時や、写真領域と文字領域とが混在する原稿の読
取りにおいて、画像品質の劣化を防止することを
目的とし、画像読取り装置における2値化処理方
式において、原稿先頭部の原稿読取り領域外に設
けられた第1の白基準板と、原稿のラスタ走査開
始側の原稿読取り領域外に設けられた第2の白基
準板と、第1の白基準板をラスタ走査して得られ
るビデオ信号の白レベルをシエーデイング補正用
白レベルデータとして記録するシエーデイング補
正回路と、上記第1の白基準板をラスタ走査した
あとで、原稿をラスタ走査して得られるビデオ信
号のピークを地色の白レベルとして検出し、この
白レベルに基づいて第1のスライスレベルを作成
するとともに、各ラスタ走査の開始時点で第2の
白基準板から得られる白レベルを検出してこれに
基づき第2のスライスレベルを作成するスライス
レベル決定回路とを有し、ラスタ走査にしたがつ
て、シエーデイング補正回路から白レベルを読出
し、これを基準レベルとしてビデオ信号をシエー
デイング補正した多値デイジタルデータにA/D
変換するとともに、スライスレベル決定回路から
第1のスライスレベルと第2のスライスレベルの
いずれか一方を選択的に出力させ、当該出力させ
たスライスレベルを用いて上記多値デイジタルデ
ータを2値化する構成をもつ。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、イメージリーダやフアクシミリ装置
などの画像読取り装置における画像データの2値
化処理方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に画像読取り装置では、蛍光灯などの原稿
照明用光源のシエーデイング補正や経時変化補正
あるいは原稿の地色追従を行つて、画像信号のダ
イナミツクレンジと2値化のスライスレベルを適
切に制御することにより、画像品質の劣化を防止
している。
第6図は、従来の画像読取り装置の構成を示し
たものであり、1は原稿を読取つてビデオ信号を
出力するCCD、2はビデオ信号を増幅する増幅
器、3は白レベル基準を作成する白レベルホロワ
回路、3aは白レベルメモリ、4はビデオ信号を
多階調データに変換するA/D変換器、5は多階
調データをスライスして2値デイジタルデータに
変換する2値化回路である。
第6図中の白レベルホロワ回路3の機能を、第
7図により説明する。
第7図aは、画像読取り装置が原稿の読取りに
先立つて、原稿読取り領域の先頭部に設けられて
いる白基準板をCCD1で読取り、そのときに得
られる1ラスタ分のビデオ信号の波形(シエーデ
イング波形)を示したものであり、この波形が白
レベル基準として白レベルホロワ回路3の白レベ
ルメモリ3aに初期設定される。またこの白レベ
ル基準の50%値をとつて、2値化回路5にスライ
スレベルとして供給される。
第7図bは、原稿読取り中のビデオ信号と白レ
ベルホロワ回路3によつて作成される白レベル基
準の波形を示す。原稿読取り中、白レベルホロワ
回路3はビデオ信号のピーク値にしたがつて白レ
ベルメモリ3a内のシエーデイング補正用の白レ
ベル基準を所定の割合いで修正し、原稿の地色に
よる白レベル追従補正を行う。つまり読取り開始
時に採取したシエーデイング波形をもとに地色が
暗くなれば白レベル基準を暗い方向に補正し、ま
た地色が明るくなれば白レベル基準を明るい方向
に補正する。しかし、2値化回路5に供給するス
ライスレベルは、第7図aのスライスレベルがそ
のまま固定して使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の画像読取り装置では、原稿読取りの間白
レベルホロワ回路が白レベル基準の更新のため
に、白レベルメモリをリードおよびライトしなけ
ればならないので、動作速度が制限され、高速読
取りが困難であつた。
また白レベルメモリに初期設定される白基準板
に基づく白レベル基準は、原稿読取り中に更新さ
れてしまうため、原稿ごとに白基準板の読取りを
やり直す必要があり、オーバーヘツドとなつてい
た。
またバツフアのオーバーフローなどで原稿読取
り動作が途中で停止され、その後再開された場
合、その間の蛍光灯の光量変化を把握することが
できず、停止位置の前後で画質が変化するという
問題点があつた。
また原稿の読取り途中では2値化のスライスレ
ベルを変更することができず、文字や線画と写真
が混在するような原稿を高い画像品質で読取るこ
とができなかつた(文字領域のスライスレベルは
地色に基づいて決定され、写真領域では絶対的な
白基準に基づいて決定される必要がある)。
本発明は、画像読取りの高速化を図るととも
に、一時停止時や、写真領域と文字領域とが混在
する原稿の先取りにおいて、画像品質の劣化を防
止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 従来の白レベルホロワ回路ではシエーデイング
補正と地色追従補正とを1つの白レベルメモリを
用いて行つていたのに対して、本発明では白レベ
ルメモリでシエーデイング補正のみを行い、原稿
読取り中は地色追従補正のための白レベルメモリ
の更新を行わないようにしている。その代り原稿
読取り中は各ラスタごとに白のピーク値を検出し
て保持し、そのピーク値からスライスレベルを生
成して2値化あるいはデイザ処理を行うことによ
り、光量や地色、画像特性の変化に追従させてい
る。
第1図は、本発明の原理的構成図である。
第1図において、 1は、原稿を読取るCCDである。
2は、CCD1から出力されるビデオ信号を増
幅する増幅器である。
6は、白基準板を読取つて得られるシエーデイ
ング波形のデータを保持するシエーデイング補正
回路である。
7は、原稿読取り中のビデオ信号から白ピーク
値を検出し、その値から動的に2値化のスライス
レベルを決定するスライスレベル決定回路であ
る。
8は、シエーデイング補正回路6から供給され
るシエーデイング補正値を基準レベルとして、ビ
デオ信号を多値デイジタルデータに変換するA/
D変換器である。
9は、A/D変換8から出力される多値デイジ
タルデータとスライスレベル決定回路7から供給
されるスライスレベルとを比較し、多値デイジタ
ルデータを2値化する2値化回路である。
〔作用〕
第2図により、本発明の作用を説明する。
第2図aの10は、原稿読取りに先立つて白基
準板を読取ることにより得られる白レベル基準の
シエーデイング波形であり、第1図のシエーデイ
ング補正回路6に記録され、以後変更されない。
たとえば電源立上げ後の最初の原稿読取り時に白
基準板の読取りを行えばよく、原稿ごとに更新す
る必要はない。
原稿読取りが開始されると、ラスタごとに第2
図bの11で示すビデオ信号が得られる。第1図
のスライスレベル決定回路7は、このビデオ信号
11から、12で示される白レベルのピーク値を
検出し、このピーク値12に基づいて(たとえば
その50%値をとり)、13で示すスライスレベル
を作成して、第1図の2値化回路9に供給する。
スライスレベル決定回路7は、光源の光量変化
や、原稿の地色変化、あるいは画像の階調特性を
反映したスライスレベルを容易に設定することが
でき、常に高い画像品質で2値化を行うことがで
きる。
〔実施例〕
第3図は、本発明の1実施例による画像読取り
装置の構成図である。
シエーデイング補正回路6は、従来の白レベル
ホロワ回路と同じ構成をもち、シエーデイング補
正用の白レベルデータを格納する白レベルメモリ
として用いるRAM61と、白レベル設定用の関
数テーブルを格納したROM62とRAM61か
ら読出した白レベルデータをアナログ信号に変換
するD/A変換器63と、入力ビデオ信号とD/
A変換器63から出力される白レベルとを比較す
る比較器64とからなつている。
シエーデイング補正回路6は、シエーデイング
補正用の白レベルデータを記録するとき、CCD
1が白基準板を読取つているときのビデオ信号
と、RAM61の白レベルデータをD/A変換器
63でアナログ信号に変換したものとを比較器6
4で比較し、不一致が検出された場合、ROM6
2の関数テーブルにより定まる値の白レベルデー
タをRAM61に書き込み、白レベルデータを更
新する。これを1ラスタ分のデータについて実行
し、白レベルデータを設定あるいは設定されてい
るものの修正を行う。
原稿読取り中は、ラスタごとにRAM61から
白レベルデータが読出され、D/A変換器63で
アナログ信号に変換されて、A/D変換器8に印
加される。A/D変換器8は、このアナログ信号
の白レベルの範囲でビデオ信号のA/D変換が行
われる。
次にスライスレベル決定回路7は、ビデオ信号
の白ピーク値を検出し保持するピークホールド回
路71と、この白ピーク値をデイジタルデータに
変換するA/D変換器72と、白ピーク値からス
ライスレベルを生成する演算を行うMPU73と
により構成される。
MPU73は、スライスレベル決定回路7に専
用に設ける必要はなく、画像読取り装置全体の制
御用MPUを利用することができる。
第4図の動作波形と第5図の処理フローとを用
いて、第3図の実施例装置の動作を説明する。
第4図は、原稿の先頭部とともに左側にも白基
準板が置かれ、各ラスタは、左側の白基準板を走
査した後で原稿面を走査する。図示された例で
は、原稿の左端3mmが地色領域、残りが文字領域
となつている。しかし原稿の中間では、文字領域
が写真領域に変りまた文字領域になるものとす
る。
第5図の処理フローにおいて、 原稿先頭部にある白基準板をラスタ走査して
いるとき、シエーデイング補正回路6は1ラス
タ分の白レベルデータをRAM61に記録す
る。
原稿左側の白基準板を読取り、ピークホール
ド回路71は白ピーク値Wを検出してMPU7
3に読込む。MPU73はW/2のスライスレ
ベルを作成し、2値化回路9の一方の入力に印
加する。
スライスレベルW/2で原稿の読取りを開始
する。
所定のサンプリング周期で、ピークホールド
回路71は白ピーク値W′を検出し、MPU73
に読込む。
MPU73は、スライスレベルW′/2を作成
し、2値化回路に供給する。
地色領域の3mm区間を読取るまで〜の処
理を繰り返す。
3mmの地色領域を読み終えたときの白ピーク
値W′に基づくスライスレベルW′/2を用い
て、文字領域の読取りを行う。
文字領域が写真領域に切換えられたとき(コ
マンドによる指示によりあるいは画像データを
解析して自動認識することにより領域を切換え
る)、MPU73はスライスレベルをW/2に変
更し、読取りを行う。
写真領域が文字領域に戻ると、MPU73は
再びスライスレベルをW′/2にして読取りを
行う。
なお、文字領域と写真領域とが各ラスタの途中
で切換わる場合には、その領域境界でスライスレ
ベルを変更すればよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、白レベルメモリの更新は、原
稿読取りの途中では行われないので、処理の高速
化が可能となり、またスライスレベルは、白基準
板に基づくものと地色に基づくものとを随時切換
えられるため、文字領域と写真領域とを最適のス
ライスレベルで読取ることができ、良好な画像読
取りが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成図、第2図は本発
明の作用説明図、第3図は本発明の1実施例装置
の構成図、第4図は本発明実施例の動作説明図、
第5図は本発明実施例の処理フロー図、第6図は
従来の画像読取り装置の構成図、第7図は第6図
に示す従来装置の動作説明図である。 第1図中、1……CCD、2……増幅器、6…
…シエーデイング補正回路、7……スライスレベ
ル決定回路、8……A/D変換器、9……2値化
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像読取り装置における2値化処理方式にお
    いて、 原稿先頭部の原稿読取り領域外に設けられた第
    1の白基準板と、 原稿のラスタ走査開始側の原稿読取り領域外に
    設けられた第2の白基準板と、 第1の白基準板をラスタ走査して得られるビデ
    オ信号の白レベルをシエーデイング補正用白レベ
    ルデータとして記録するシエーデイング補正回路
    と、 上記第1の白基準板をラスタ走査したあとで、
    原稿をラスタ走査して得られるビデオ信号のピー
    クを地色の白レベルとして検出し、この白レベル
    に基づいて第1のスライスレベルを作成するとと
    もに、各ラスタ走査の開始時点で第2の白基準板
    から得られる白レベルを検出してこれに基づき第
    2のスライスレベルを作成するスライスレベル決
    定回路とを有し、 ラスタ走査にしたがつて、シエーデイング補正
    回路から白レベルを読出し、これを基準レベルと
    してビデオ信号をシエーデイング補正した多値デ
    イジタルデータにA/D変換するとともに、スラ
    イスレベル決定回路から第1のスライスレベルと
    第2のスライスレベルのいずれか一方を選択的に
    出力させ、当該出力させたスライスレベルを用い
    て上記多値デイジタルデータを2値化することを
    特徴とする画像読取り装置における2値化処理方
    式。 2 請求項1において、 原稿の文字領域読取り時にはスライスレベル決
    定回路から第1のスライスレベルを出力させ、ま
    た原稿の写真領域読取り時にはスライスレベル選
    択回路から第2のスライスレベルを出力させて、
    上記多値デイジタルデータを2値化することを特
    徴とする画像読取り装置における2値化処理方
    式。
JP1039692A 1989-02-20 1989-02-20 画像読取り装置における2値化処理方式 Granted JPH02218270A (ja)

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US5625718A (en) * 1992-02-25 1997-04-29 Pfu Limited White level setting system for an image scanner
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