JPH0636553B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0636553B2
JPH0636553B2 JP60057896A JP5789685A JPH0636553B2 JP H0636553 B2 JPH0636553 B2 JP H0636553B2 JP 60057896 A JP60057896 A JP 60057896A JP 5789685 A JP5789685 A JP 5789685A JP H0636553 B2 JPH0636553 B2 JP H0636553B2
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histogram
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peak
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は画像処理装置に関し、特に、原稿領域内のライ
ン毎の最大値及び最小値のヒストグラムを形成し、その
ヒストグラムに基づき画像信号を再生信号に変換する画
像処理装置に関する。
〔従来技術〕
従来、フアクシミリ等の原稿画像を光電的に読取り、そ
の読取り画像信号を電気的に処理する画像処理装置が提
案されている。この様な画像処理装置においては、信号
処理の容易さや外部雑音の影響に対する強さ等の長所を
もったデジタル処理が最近では一般的になりつつある。
従って、原稿画像を正確にデジタル画像信号に変換する
必要がある。
ところで、読み取るべき原稿画像の濃度は多種多様であ
り、これらすべての原稿画像に対して同一の処理によっ
て対処することは不可能である。そこで、原稿画像の濃
度をオペレータが判断し、これによって画像処理動作を
調整するような構成がとられている。しかしながら、そ
の調整動作は煩わしく、誤った調整により良好な画像処
理が実行できない場合もある。
そこで、原稿内の画像の濃度を検出し、その結果に基づ
き種々の画像処理、例えば読み取った画像信号を2値化
する画像処理装置が知られている。
例えば、特開昭53−30216号公報や特開昭59−72856号公
報には1ライン内の画像信号の最大値及び最小値に基づ
き入力画像信号を再生信号に変換することが開示されて
いる。しかしながらこの場合、1ラインの画像情報に基
づき入力画像信号を処理するため、原稿画像の広い範囲
の濃度を精度良く検出することができないといった欠点
があった。
従って、原稿情報に忠実な再生信号を得ることができな
いといった欠点があった。
(目的) 本発明は上述した従来技術に鑑みなされたもので、その
目的は、原稿領域内の広い範囲の濃度、更には原稿情報
以外の汚れ、ごみ等による悪影響を除去し、原稿内の原
稿濃度を精度良く検出することができ、これにより原稿
情報に忠実な再生信号を得ることができる画像処理装置
を提供するものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明が適用できる原稿読取装置の該略図であ
る。原稿カバー110により押えられ、原稿台101上
に置かれた原稿102の画像情報を読取る為に、数千個
の受光素子からなるCCDラインセンサ等の撮像素子1
03が使用され、光源104からの照明光が原稿102
面上で反射されて、ミラー105,106,107を介
してレンズ108により撮像素子103上に結像され
る。光源104,ミラー105とミラー106,107
は2:1の相対速度で移動するようになっている。この
光源104及びミラー105,106,107よりなる
光学ユニツトはDCサーボモータ109によってPLL
制御をかけながら一定速度で往復移動する。この移動速
度は左から右への往路では読取り倍率に応じて90mm/
secから360mm/secまで可変であり、右から左
への復路では常に630mm/secである。
この光学ユニツトの移動する方向を副走査方向と呼び、
この副走査方向に直交する主走査ラインを撮像素子によ
り16pel/mmの解像度で読取りながら(主走査)光
学ユニツトを左端から右端まで往動させた後、再び左端
まで復動させて1回の走査を終える。以上の動作によ
り、原稿台101に載置された原稿102の全面が、1
ライン毎に順次読取られ、撮像素子103からは1ライ
ン毎に読取画像の濃度を示すアナログ画信号が繰返し出
力される。
第2図に撮像素子103からのアナログ画信号を処理す
る回路の概略のブロツク図を示す。撮像素子103で読
取られた画信号VはA/Dコンバータ201で各画素
の画像濃度をデジタル的に示す6ビツトのデジタル信号
に変換される。A/Dコンバータ201のデジタル信号
出力はラツチ202を介して撮像素子103から画信号
を読出すための画像データクロツクCLKに同期したサ
ンプリングクロツクSCLに同期してラツチ203、コ
ンパレータ204,207、ラツチ205,208に6
ビツトパラレルに送られる。
コンパレータ204ではラツチ202から送られてきた
6ビツトの画信号とラツチ203及び205から送られ
てきた6ビツトの画信号を比較して、もしラツチ202
から送られてきた新しい画信号の方が小さければ、アン
ドゲート206へコンパレート出力を出す。アンドゲー
ト206はコンパレータ204からのコンパレート出力
をサンプリングクロツクSCLと同期させてラツチ20
5へ送る。
コンパレータ207ではコンパレータ204と同様にラ
ツチ202から送られてきた6ビツトの画信号とラツチ
203及び208から送られてきた6ビツトの画信号を
比較して、もしラツチ202から送られてきた新しい画
信号の方が大きければ、アンドゲート209へコンパレ
ート出力を出す。アンドゲート209はコンパレータ2
07からのコンパレート出力をサンプリングクロツクS
CL同期させてラツチ208へ送る。
ラツチ205,208は夫々アンドゲート206,20
9よりコンパレート出力を受けるとラツチ202から送
られてきた6ビツトの画信号をラツチし、CPU211
へ送る。以上により、ラツチ205,207には夫々そ
れ迄に入力した画信号の最小値、最大値がラツチされる
ことになる。
尚、アンドゲート206,209には、コンパレート出
力とサンプリングクロツクSCLの他に、撮像素子10
3からの画信号の各ラインの有効区間を示すイネブル信
号ENが入力される。従って、主走査ライン毎の所定区
間の画信号に対するコンパレート結果をラツチ205,
208からCPU211に送るようになっている。
マイクロコンピュータよりなるCPU211は、主走査
1ライン毎の同期信号MSに同期してラツチ205,2
08からの画信号をとりこむことで、各主走査ラインの
最も低い濃度レベル(以下白ピークと呼ぶ)と、最も高
い濃度レベル(以下黒ピークと呼ぶ)を検出できる。
CPU211は各ライン毎に検出した白ピークと黒ピー
クをもとにROM212に予じめ格納されたプログラム
に従って後述するアルゴリズムでスライスレベルを決定
しコンパレータ210に送る。コンパレータ210では
ラツチ203からの6ビツトの画信号とCPU211か
らの6ビツトのスライスレベルを比較し、各画素毎の白
/黒を示す2値化信号(画像データVIDEO)を生成
する。
尚、座標検出部215は原稿読取装置の原稿台101上
に載置された原稿の原稿台101上における座標(位
置)を検出するものである。また、214は第1図示の
原稿読取装置の上面に設けられた操作表示部、213は
CPU211の演算データを一時格納するメモリRAM
である。
第3図は原稿読取装置(第1図)の原稿台101上に原
稿が置かれている状態を示す。この場合原稿台101上
の基準座標SPから主走査方向をX、副走査方向をYと
した時の4点の座標(X,Y)、(X,Y)、
(X,Y)、(X,Y)を光学系を前走査して
検出する。原稿の置かれている領域外の画像データは必
ず黒データになる様に、原稿カバー110(第1図)が
鏡面処理されている。前走査はガラス面全域を行うべ
く、主走査、副走査を行う。
第4図に座標検出部215の詳細な回路構成を示す。図
中、主走査カウンタ351はダウンカウンタであり、主
走査1ライン中における走査位置を表わす。このカウン
タは水平同期信号HSYNCで主走査方向(X方向)の
最大値にセツトされ画像データクロツクCLKが入力さ
れる毎にカウントダウンする。副走査カウンタ352は
アツプカウンタでありVSYNC(画像先端信号)の立
ち上りで“0”にリセツトされ、HSYNC信号でカウ
ントアツプし、副走査方向における走査位置を表わす。
前走査時において、コンパレータ210により2値化さ
れた画像データVIDEOはシフト・レジスタ301に
8ビツト単位で入力される。尚、前走査時にはCPU2
11はコンパレータ210に対して予じめ定められた固
定スライスレベルを供給する。8ビツト入力が完了した
時点で、ゲート回路302はシフト・レジスタ310の
8ビツトデータの全てが白画像(0レベル)かのチエツ
クを行ない、全て白画像ならば信号ライン303に1を
出力する。
原稿の前走査開始後、最初の8ビツト白が現われた時F
/F(フリツプフロツプ)304がセツトする。このF
/F304はVSYNC(往動開始時に出力される画像
先端信号)によって予じめリセツトされている。以後、
次のVSYNCの来るまでセツトし放しである。主走査
カウンタ351はコンパレータ210からの画像データ
の各画素出力に同期したクロツクにより、ダウンカウン
タするもので、F/F304がセツトした時点でラツチ
305にその時の主走査カウンタ351の値がロードさ
れる。これがX座標値になる。又副走査カウンタ35
2は1ライン毎の走査に同期した信号をアツプカウント
するもので、ラツチ306にF/F304がセツトした
時の副走査カウンタ352の値(ライン数)がロードさ
れる。これがY座標値になる。従ってP(X,Y
)が求まる。
又、信号303に1が出力する度に主走査カウンタ35
1からの値をラツチ307にロードする。最初の8ビツ
トの白が現われた時の主走査カウンタ351からの値が
ラツチ307にロードされると、ラツチ310(これは
VSYNC時点でX方向の最大値にされている)のデー
タとコンパレータ309で大小比較される。もしラツチ
307のデータの方が小ならばラツチ307のデータが
ラツチ310にロードされる。又、この時副走査カウン
タ352の値がラツチ311にロードされる。この動作
は次の8ビツトがシフト・レジスタ301に入る迄に処
理される。この様にラツチ307とラツチ310のデー
タ比較を全画像領域について行なえば、ラツチ310に
は原稿領域X方向の最小値が残り、この時のY方向の座
標がラツチ311に残ることになる。即ち、主走査カウ
ンタ351はダウンカウンタなので、X方向の最小値に
対応する座標は、主走査方向でSPから一番近い座標を
表わす。これがP(X,Y)座標である。
F/F312は各主走査ライン毎に最初に8ビツト白が
現われた時点でセツトするF/Fで水平同期信号HSY
NCでリセツトされ最初の8ビツト白でセツトし、次の
HSYNCまで保持する。このF/F312がセツトす
る時点で1ライン中で最初に現われた白信号の位置に相
当する主走査カウンタ351の値をラツチ313にセツ
トする。そしてラツチ315の値とコンパレータ316
で大小比較される。ラツチ315にはVSYNC発生時
点でX方向の最小値即ち0がプリセツトされている。も
しラツチ315のデータの方がラツチ313のデータよ
り小さいか等しいならば信号317がアクテイブになり
ラツチ313のデータがラツチ315にロードされる。
この動作はHSYNC−HSYNC間で行なわれる。以
上の比較動作を前画像領域について行なうとラツチ31
5には原稿座標のX方向の最大値、即ち、主走査方向
で、走査開始点から一番遠い点からの白信号のX座標が
残ることになる。これがXである。又、信号ライン3
17が出力する時、副走査からの値がラツチ318にロ
ードされる。これがYになり、P(X,Y)が
得られる。
ラツチ319と320は全面像領域において8ビツト白
が現われる度にその時の主走査カウンタの値と副走査カ
ウンタの値がロードされる。従って、原稿前走査完了時
では最後に8ビツト白が現われた時点でのカウント値が
カウンタに残っていることになる。これがP(X
)である。
以上の8つのラツチ(306,311,320,31
8,305,310,315,319)のデータライン
はCPU211のバスラインBUSに接続され、CPU
211は前走査における往動終了時にこのデータを読み
込むことになる。
第5図に原稿読取りシーケンスのフローチヤートを示
す。尚、ステツプ501〜507が前走査に関する。ま
ず、ステツプ501において光学ユニツトは第1図の左
端から右端まで往動走査を行なって先に述べたように第
4図示の座標検出部215によって原稿台101上の原
稿の座標を検出し、その検出した各座標データを取込
む。
次にステツプ502において、2値化のためのスライス
レベル決定のためのピーク値をサンプルすべきエリアを
ステツプ501で検出した座標データから算出する。例
えば、第3図の斜線部のように置かれた原稿について検
出した座標から、この原稿のピーク値サンプリングエリ
アとして、Y,Y及び、X,Xで囲まれる長方
形エリアを選択する。それは、通常原稿は原稿台に極力
平行に載置されるものであり、また、たとえ第3図のよ
うに多少傾いて載置されても原稿外の不要な情報を原稿
からのデータとして誤まってひろうおそれはないからで
ある。尚、当然他の方法でサンプリングエリアを決定し
てもよい。
第6図から分かるように原稿座標検出を終えると光学系
は副走査方向Ymaxの点にある。この時点で、ピーク
値サンプリング開始点Yと終了点Yが分かっている
ので、第5図のステツプ504と505及び506を実
行するスケジユールをたてることができる。
すなわち、ステツプ503において復動を開始したらC
PU211は距離(Ymax−Y)相当分だけ主走査
ライン同期信号を数えた後、第2図で前述した白ピーク
値/黒ピーク値の検出を開始し、さらにその点から距離
(Y−Y)相当分だけ主走査ライン同期信号を数え
たならば、ピーク値の検出を終了し、さらに距離Y
当分だけ主走査ライン同期信号を数えた後、復動を停止
する。
またステツプ504においてピーク値検出開始時には、
先に述べたイネブル信号ENを第6図のように検出座標
,Xに対応して出力する様に設定しておくことは
いうまでもない。
以上の動作で、原稿台101上の任意の位置に置かれた
原稿内の主走査ライン毎の画像濃度の白ピークと黒ピー
クを確実検出でき、原稿カバー等の原稿以外のものによ
りその検出動作が左右されることを防止する。
次に2値化のためのスライスレベル決定のアルゴリズム
について説明する。
前述した手順により、CPU211は原稿領域内から各
主走査ライン毎に黒ピーク値と白ピーク値をとりこむ。
今、第i主走査ライン上の黒ピークをBPi,白ピーク
をWPiとすると、画像データは6ビツト値であるから
各々 れかの値をとり、かつBPiWPiである。
CPU211はRAM213内に用意された64×2バ
イトの黒ピークヒストグラム用エリアと64×2バイト
の白ピークヒストグラム用エリア内の2バイトエリアH
B(j),HW(j)の内容のうち検出したデータBP
iとWPiに対応したエリアを各々1つずつカウントア
ツプする。そして、次の主走査ライン同期信号MSを待
ち、第i+1ラインからのデータBPi+1とWPi
+1をとりこんで、再びヒストグラムの対応エリアをカ
ウントアツプして以下、ステツプ505のサンプル終了
まで続ける。
但し、この時、検出したBPiとWPiを必らずしもヒ
ストグラムデータとして用いるとは限らない。例えば、
主走査ライン方向に一様な濃度の帯があれば、それが真
白、真黒、あるいは他の濃度でもそこからのサンプル値
BPiとWPiはほとんど等しいものになり、地肌部と
情報部を区別して2値化を行なうための情報としてはふ
さわしくない。また地肌部であっても必ずしも均一な濃
度ではないため、地肌レベルのばらつきの黒ピークを情
報レベルとして扱っても適切な2値化は行なえない。従
って、CPU211はBPi−WPiαの時、即ち黒
ピーク値と白ピーク値との差が所定値より小さく、濃度
変化が少ないと判断した場合にはそのBPi,WPiを
ヒストグラム作成用のデータとして採用しない。このα
は経験的に設定される定数である。
また一方、原稿台ガラス上のホコリ等で実際の地肌レベ
ルよりも白い値を白ピークとしてサンプリングするケー
スや汚れ等で実際の情報レベルよりも黒い値を黒ピーク
として、サンプリングするケースも考えられる。これら
の場合もヒストグラム作成用のデータとしては適切でな
い。従って、CPU211はBPiβ又はWPiγ
の時、即ち、黒ピーク値又は白ピーク値が夫々の基準値
からはずれた、特異な値である場合にはそのBPi,W
Piをヒストグラム作成用のデータとして採用しない。
このβやγも経験的に設定される定数である。
また、ステツプ504によりサンプル開始する以前にR
AM213の全ヒストグラムエリア 当然のことである。
第7図に第5図のステツプS504,505,506に
おけるピーク値サンプリングの詳細なフローチヤートを
示し、以下に説明する。
CPU211はまず、ヒストグラム作成用の アする(S14−1)。このHW(j)及びHB(j)
は第2図RAM213上のエリアで、各jについてHW
(j),HB(j)ともに2バイトから構成され、又、
jは検出し 63(3FHEX)まで変化しうるので、HW(j),
j=0,−−−−,63で計2×64=128バイト、
HB(j)についても同じく計128バイトである。H
W(j)は白ピーク値WPi(=j)の頻度を示す。H
B(j)は黒ピークBPi(=j)の頻度を示す。ヒス
トグラム作成用エリアが各2バイトあれば65535ま
でカウントでき、16pelの解像度ではA3の全主走
査ライン数が6720ラインであるから充分である。
次にCPU211は主走査ライン番号iを初期化し(S
14−2)、第1ラインのピーク値検出の終了を主走査
ライン同期信号MSにより検知したら(S14−3)、
前述のラツチから第1ラインの白ピーク値WP、黒ピ
ーク値BPをとりこむ(S14−4)。もし、BP
−WP≦αすなわち各ピークの差が所定値αより小さ
い時は、前述の如く、BP,WPをヒストグラムデ
ータとして用いない(S14−5)。
一方、BP−WP>αであれば次にBP≧βすな
わち黒ピーク値が所定値βより大きいかどうか判定し、
大きい時にはやはりヒストグラム作成データとして用い
ない(S14−6)。
又、BP<βであれば、次にWP≦γ、すなわち白
ピーク値が所定値γより小さいがどうか判定し小さい時
にはやはりヒストグラム作成データとして用いない(S
14−7)。
WP>γであれば、WP,BPをヒストグラム作
成データとして用いることにして、白ピーク値WP
対応するRAM上の頻度エリアHW(WP)を1カウ
ントアツプし(S14−8)、黒ピーク値BPに対応
する同様のHB(BP)を1カウントアツプする(S
14−9)。
以上のように第1ラインに対するピーク値サンプリング
及びヒストグラムの生成もしくはデータの棄却を行なっ
たのち、iの値を2,3,4,−−−−と増加し(S1
4−10)、第2,第3,第4,−−−−−各ラインに
対しても同様の処理を復動を停止するまで行なう。
この結果ステツプ505(第5図)でサンプル終了した
時には、例えば第8図(1),(2)に示すようなヒス
トグラムが黒ピークBP/白ピークWPの各々について
構成されている。
サンプルを終了した後、光学系がスタート地点に戻りス
テツプ506で復動を終了したら、次にステツプ507
でスライスレベルを設定する。
各ヒストグラムのスライスレベルの設定度数のピークを
示す濃度レベルを各々の代表値と考える。
第8図の例によれば原稿情報部の濃度を36H原稿地肌
部の濃度をOAHとし、例えばその中央値20Hをスラ
イスレベルとする。尚、このスラスイレベルの決定につ
いては他にも考えられ、このスライスレベルの決定動作
は後で詳説する。
最後にステツプ508で原稿読取スキヤンを行なって動
作を終了する。このときは、ステツプ507で決定した
スライスレベルをCPC211はコンパレータ210に
供給することは当然である。
実際の情報レベルよりも黒い値を黒ピークBPとしてサ
ンプリングするケースについて第9図を用いて説明す
る。
原稿台ガラスの汚れGD等のある画像OGからピーク
値をサンプリングした場合、汚れの部分GDが極めて黒
い、黒ピーク値BPとなり、の如くの白ピークWP、
黒ピークBPがサンプリングされる。これをそのままヒ
ストグラム生成データとすると、の如く黒ピークヒス
トグラムの極大値が情報部よりも汚れ部で高くなってし
まうため、スライスレベルが情報部の濃度より高く決定
され、適切な2値化が実行されない。
このケースで前記のβという値を採用して、汚れ部の黒
ピークBPをヒストグラム生成データとして不採用にす
ると、その場合の黒ピークヒストグラムはの如く情報
部の濃度値で最大値をもち適切なスライスレベルを決定
することができる。
同様に実際の地肌レベルよりも白い値を白ピークWPと
してサンプリングするケースについて、第9図を用いて
説明する。
原稿台ガラス上のホコリDS等のある、地肌のかぶった
原稿を読取る場合、の如くホコリの部分DSが極め
て白く白ピーク値WPとしてサンプリングされる。この
データをそのまま使ってヒストグラムを生成するとの
如く実際の地肌よりも白いところにスライスレベルが決
定され、適切な2値化が実行されない。
このようなケースで前記のγという値を採用してホコリ
部分の白ピーク値WPを、ヒストグラム生成データとし
採用しなければ、の如く、白ピークヒストグラムの山
が実際の地肌部に生成され、適切なスライスレベルが決
定される。
従って、以上説明したβ及びγの値を用いた黒ピーク値
BPと白ピーク値WPの補正動作を組合せればノイズ等
に影響されない良好なスライスレベルを決定することが
できる。又、白ピーク値又は黒ピーク値のいずれか一方
に対してパラメータを設定し、いずれかのピーク値がそ
のパラメータ以上又は以下の場合、その値をヒストグラ
ム作成用データとして無効としてもよい。
第10図に濃度選択のために原稿読取装置の上面に設け
られた操作表示部214を示す。802は7個のLED
からなる7段階のレベルを示し得る濃度表示部で、濃度
4が選択されている状態を示している。キー800を押
す毎に、802の表示段階は1つずつ左へ移動し、キー
801を押す毎に、1つずつ右へ移動する。
803は原稿のコントラストを選択するキーで、このキ
ーを押す毎に、3個のLED804がノーマル→ハイコ
ントラスト→ローコントラスト→ノーマルと段階的に表
示が変化する。
この操作表示部214の各キーの動作状態はCPU21
1に取込まれ、また、LED等の表示部はCPU211
からの指令に応じて表示動作する。
LED802の濃度表示段階をf(=1,−−−,7)
とし、また白ピークヒストグラムから推測される原稿地
肌部の濃度レベルをWpp、黒ピークヒストグラムから
推測される原稿情報部の濃度レベルをBppとして2値
化のためのスライスレベルSLのように決定することもできる。但し、[]はガウス記
号 例えば前述した第8図のケースではWpp=AH,Bpp=36
Hであるから、濃度表示とスライスレベルの関係は、次
表のようになる。
この表に示されたヒストグラムとスライスレベルの関係
をグラフに示したのが第11図(A)である。
このようにピーク値検出によって推定される地肌レベル
と情報レベルの間を内分して設けられるスライスレベル
の内分比を濃度表示fで変化させることで完全な地肌と
ばしを行ないつつも操作者の好みで中間濃度部分を濃く
したり、うすくしたりする如くの調節が可能になる。
例えば第11図(A)のように黒ピークヒストグラムに
点Bp2のように、2つ目の極大値があるようなケース
では、このBp2を示すレベルが情報レベルなのか地肌
レベルなのか読取装置には判断できない。従って、操作
者がキー800,801によりf5以上を選択してB
p2を地肌レベルとするかf4以下を選択して情報レベ
ルとするかの選択ができる。
また、上記の手法によると、濃度表示fの分解能を上げ
られるというメリツトも合せ持つ。例えば第11図
(c)のように、黒ピーク,白ピークに関係なく濃度表
示fに対するスライスレベルが と固定されていると、第11図(c)にともに示してあ
るような黒,白各ピークヒストグラムを示す画像に対し
てはf1及びf7では読取った情報が真白又は真黒とな
り有効とはいえず、さらに、このケースでのf6は黒ピ
ークの山の中に位置し情報部が一部とんでしまい、さら
にf2は白ピークの山の中に位置し、地肌がかぶってし
まう。従って、実質f3からf5の3段階しか表現でき
ない。
しかし、第11図(A)のように推定される地肌レベル
と黒レベルの間で濃度表示fに対応してスライスレベル
を決定するようにすると、実質7段階の表現が可能とな
り、有効である。
以上はスライスレベルが1つ、すなわち2値画像出力の
ケースであるがスライスレベルを2つ、すなわち3値画
像出力の場合も同様に第11図(B)のように2種類の
スライスレベルをピーク検出により推定される地肌,情
報レベルの間で濃度表示fに対応して設定することもで
きる。
第12図にスライスレベルの算出のためのフローチャー
トを示し、以下に説明する。
前述のようにピーク値のサンプリングを終了したら、生
成した黒ピーク、白ピークのヒストグラムの各々におい
て HW(Wpp)=maxHW(j)なるWpp、すなわ
ち、白ピークヒストグラムのうち最も高い頻度を示す濃
度レベルWppと、HB(Bpp)=maxHB(j)
なるBpp、すなわち、黒ピークヒストグラムのうち最
も高い頻度を示す濃度レベルBppをさがす(S15-1,S1
5-2)。
その後スライスレベル決定ステップ(S15−10)に
おいてスライスレベルを決定する。スライスレベル決定
ステップ(S15−10)としては4種のアルゴリズム
A,B,C,Dのうちいずれか1つが実行される。これ
ら4つのアルゴリズムを操作表示部214に設けられた
不図示のモードキーにより選択し、所望のスライスレベ
ルを得ることができる。尚、4つのアルゴリズムを全て
設けることはなく、少なくとも1つ設ければ良いもので
ある。
アルゴリズムAは前述のWppとBppの平均値を2値
画像のためのスライスレベルSLとする例である(S15
−3)。アルゴリズムBは第11図(A)を用いて前述
した濃度表示段階値fによってWppとBppの内分比
を変化させてスライスレベルSLを決定する例である(S1
54-5) アルゴリズムCは3値画像読取りのために2つのスライ
スレベルSLA,SLBを決定する例で、SLA,S
LBはWppとBppの間を1:1:1に内分する(S
15−6)。先の第8図の例(Wpp=OA,Bpp
=36の時)ではSLA=27,SLB=19
なる。アルゴリズムDは濃度表示段階値fによってBp
pとWppの内分比を変化させて3値画像のための2つ
のスライスレベルSLA,SLBを決定する例であり、
その算出式は以下である 以上の式によるとスライスレベルSLとfの関係は下表
の如くなる。
これをグラフ化したものが第11図(B)である。
前述した濃度変化が小さい場合の各ピーク値をヒストグ
ラム作成用データとして採用するか否かを決定する値α
を第10図に示すコントラストキー803及び表示80
4により第13図のように変化させてより忠実な2値価
を行なうことも可能である。以下第13図,第14図を
用いて説明する。
例えば鉛筆書きのような比較的濃度の薄い原稿や青焼
き等の全体的にかぶった原稿では原稿全面にわたって
白ピークと黒ピークの差が又はの如くd又はd
となり小さく前記の値αが例えば第10図のα1つし
か容易されていないと(α>d,d)検出したピ
ーク値の全てがヒストグラム作成用データとして採用さ
れずに、の如くヒストグラムが全く形成されないおそ
れがある。したがって、このような時にはキー803で
表示804のローコントラストを選択してαとして最も
小さな値αを選べばヒストグラムがの如く生成され
適切なスライスレベルが決定できる。
又、逆にの如く原稿の地肌部の一部にムラがあり、な
おかつ原稿上で情報部の占める面積が小さい時には、前
記の値αが例えば第10図のαであるとの如くスラ
イスレベルが低くなり、地肌部がかぶってしまう。この
ような時にはキー803で表示804のハイコントラス
トを選択してαとして最も大きな値αを選べばよい。
これにより、に示す如く良好なスライスレベルが選択
され、かぶりを除去可能となる。
又、濃度表示段階fにより前述のβ,γを変化させるこ
ともできる。例えば第15図のようにfに対応してβ,
γを設定すると、f7に近い程ヒストグラムの山は黒の
方向へ(第7図の例では右へ)移動し、スライスレベル
は高くなり、f1に近い程ヒストグラムの山は白の方向
へ(第7図の例では左へ)移動し、スライスレベルは低
くなる。
従って、このfの設定をオペレータが原稿状態に応じて
行なうことによりノイズ除去とともに画像がとんでしま
う如くの不都合を除去できるものである。
第16図の前述のα,β,γの各定数を第10図の操作
部を用いたオペレータの操作に連動させる場合のピーク
値サンプリングのフローを示し、以下に説明する。
尚、(S16−1)から(S16−11)は第7図で説
明した(S14−1)から(S14−11)の動作と同
様であるので詳しい説明は省く。
α,β,γの各定数値を操作部に連動させるケースで
は、スキヤン開始前にオペレータの選択したコントラス
トモードをとりこみ(S16−12)、そのモードに従
い、第13図に示すようにαとしてα,α,α
いずれかをセットする(S16−13)。
次に、オペレータの選択した濃度表示値fをとりこみ
(S16−14)、そのfに従って、第15図のように
β,γをセットする(S16−15)。
以上のようにして第7図においては固定値であったα,
β,γをオペレータの操作により可変とし、オペレータ
は所望の2値化を行なうことができる。
以上のように、本実施例では読取るべき原稿の黒ピーク
と白ピーク夫々のヒストグラムを作成し、これに基づい
て原稿の地肌及び情報の各濃度レベルを推定し、これら
レベルを用いて画像の量子化用スライスレベルを決定す
るものである。従って、読取るべき原稿に適したスライ
スレベルが自動的に設定でき、良好な画像の量子化が可
能となるものである。
また、スライスレベル設定のためのヒストグラムの作成
時において、ゴミや汚れ等に起因する得異なピーク値を
無効とし、それらのスライスレベル設定に対する悪影響
を除去するものである。また、濃度レベルの変化が小さ
い領域からの白ピーク黒ピークをも無効とするので、地
肌と情報が両方存在した領域からのピーク値がヒストグ
ラム形成に利用され、良好なスライスレベルが設定でき
る。
更には、ピーク値が無効とする基準となる各種パラメー
タをオペレータがマニユアル設定可能なので、上述のス
ライスレベルの自動設定に加えて、任意のスライスレベ
ル設定をも可能とし、これにより原稿画像状態に適した
スライスレベルを任意に設定可能である。尚、このマニ
ユアル設定機能により自動的なスライスレベル設定では
不都合が生じる様な画像状態の原稿をも読取り良好に量
子化することができるものである。
尚、本実施例では原稿画像をライン走査し、その1走査
毎に黒ピーク、白ピークを検出したが、例えば数ライン
置きに各ピーク値検出を行ない、ヒストグラム作成を行
ってもよい。また、現行サイズ又は位置が予じめ解って
いる場合には、現行位置検出を省き、すぐに原稿画像ピ
ーク検出動作してもよい。更に、同一原稿画像を複数回
連続して読取る場合には、1回の前走査によって得たピ
ーク値により決定したスライスレベルを複数回の読取動
作全てに利用し、1回の読取り毎にスライスレベルを決
定することを省くものである。
また、本実施例では固定原稿台に載置された原稿をミラ
ー等からなる光学ユニットを移動することにより読取っ
たが、逆に光学ユニットを固定し原稿又は原稿台を移動
する構成の読取装置にも適用できる。
また、ピーク値検出による自動的なスライスレベルの決
定動作を解除し、操作部からマニユアル設定された、又
は予じめ決められたスライスレベルを用いて画像読取り
を可能とする動作モードを更に設けてもよい。また、ス
ライスレベルの設定のためのデータとして、ピーク値以
外の特定データを用いることも可能である。更には単な
る2値,3値化のためのスライスレベルの決定だけでは
なく、中間調再現に適した、例えばデイザ法による閾値
マトリクスを原稿画像状態に応じて選択或いは形成に前
走査による検出データを用いてもよい。また、原稿画像
の状態検出のために、原稿読取りとは別のセンサを設け
てもよいが、この場合はコスト高や構成が複雑となる等
の問題も生じる。また、予じめ原稿地肌濃度レベルや画
像情報濃度レベルがわかっている場合等には、白,黒両
ピークの検出を行なわず、いずれか一方のピーク値検出
のみを行なってもよい。更に、本実施例では、シート或
いはブツク状の原稿からの反射光により画像を読取る例
を用いたが、例えばマイクロフイルム等の透過光により
画像を読取る構成にも同様に適用可能である。
〔効果〕
以上説明した如く本発明によれば原稿領域内の1ライン
内の画像信号の最大値と最小値を検出する検出処理を原
稿領域内の複数のラインに対し実行することで、最大値
及び最小値のヒストグラムを形成し、そのヒストグラム
に基づき前記画像信号を再生信号に変換処理するもので
あり、更に、1ライン内の画像信号の最大値と最小値の
うち所定レベル以上の最大値、もしくは所定レベル以下
の最小値をヒストグラム用のデータとして使用しないの
で、原稿の広い範囲を参照して原稿の濃度を精度良く検
出することができるとともに、原稿情報以外の汚れ、ご
み等による悪影響を除去し、原稿内の原稿濃度を精度良
く検出することができ、これにより原稿情報に忠実な再
生信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した原稿読取装置の概略図、第2
図は画信号処理回路のブロツク図、第3図は原稿台上の
原稿の座標を示す図、第4図は座標検出回路のブロツク
図、第5図は原稿読取りシーケンスを示すフローチヤー
ト図、第6図は原稿載置位置と原稿読取りシーケンスの
対応を示す図、第7図はピーク値サンプリング手順を示
すフローチヤート図、第8図(1),(2)は夫々黒ピ
ークヒストグラムと白ピークヒストグラムの例を示す
図、第9図及び第14図は各種原稿に対するスライスレ
ベルの決定動作を示す図、第10図は、操作表示部の外
観図、第11図(A),(B),(C)はピーク値とス
ライスレベルの関係を示す図、第12図はスライスレベ
ルの算出手順を示すフローチヤート図、第13図はパラ
メータαの設定動作を示す図、第15図はパラメータ
α,γの設定動作を示す図、第16図はピーク値サンプ
リングの他の手順を示す図であり、101は原稿台、1
03は撮像素子、202,203,205,207はラ
ツチ、204,207はコンパレータ、211はCP
U、215は座標検出回路、214は操作表示部であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取り、画像信号を出力するための
    読取り手段と、 上記読取り手段からの画像信号に基づき原稿の存在する
    領域を認識する認識手段と、 上記認識手段により認識した原稿の存在する領域内で1
    ライン内の画像信号の最大値と最小値を検出する検出手
    段と、 上記1ライン内の画像信号の最大値と最小値の検出処理
    を原稿領域内の複数のラインに対し実行し最大値及び最
    小値のヒストグラムを形成する形成手段と、 上記形成手段におけるヒストグラムの形成終了後、上記
    ヒストグラムに基づき上記画像信号を再生信号に変換処
    理する処理手段とを有し、 上記検出手段によって検出された上記1ライン内の画像
    信号の最大値と最小値のうち所定レベル以上の最大値又
    は所定レベル以下の最小値を前記形成手段が形成するヒ
    ストグラム用のデータとして使用しないことを特徴とす
    る画像処理装置。
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