JPH06311359A - 地肌除去装置 - Google Patents

地肌除去装置

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JPH06311359A
JPH06311359A JP9575793A JP9575793A JPH06311359A JP H06311359 A JPH06311359 A JP H06311359A JP 9575793 A JP9575793 A JP 9575793A JP 9575793 A JP9575793 A JP 9575793A JP H06311359 A JPH06311359 A JP H06311359A
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伊東昭博
Koji Aikawa
相川幸二
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリスキャンをしなくても原稿の全体を考慮
した地肌濃度の検出、除去、制御のふらつきのない安定
した地肌除去を可能にし、地肌濃度判定の精度の向上を
図ること。 【構成】 原稿を読み取って入力されたデジタル画像信
号から地肌濃度を検出し除去する地肌除去装置におい
て、入力されたデジタル画像信号の各ライン毎に画素値
をサンプリングする画素値サンプリング手段1と、各ラ
イン毎にサンプリングされた値の平均値を求める平均値
算出手段2と、求めた平均値をそのラインの地肌濃度値
としてその平均値に所定のオフセットを加えるオフセッ
ト加算手段3、平均値に所定のオフセットを加えた閾値
を用いてライン毎に地肌を除去する地肌除去手段4とを
備えた。したがって、プリスキャンをしなくても原稿の
全体を考慮した地肌濃度の検出、除去が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を読み取って入力
されたデジタル画像信号から地肌濃度を検出し除去する
地肌除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やFAX等の画像記録装置では、
通常の白地の用紙を用いた原稿だけでなく例えば新聞や
藁半紙、再生紙、色紙等、様々な用紙を用いた原稿を読
み取っている。このように通常の用紙を用いていない原
稿は、地肌の濃度が高いため、CCDセンサ等の原稿読
取手段で読み取って、その画像データをそのまま出力す
ると、再現された原稿は地肌が出て汚いものとなってし
まう。
【0003】このような地肌が一定の濃度を持った原稿
に対しては、従来より例えば原稿の中央付近等の一定の
領域を読み取り、その平均的な光量を検出して現像バイ
アス調整により濃度調整を行い、地肌のハイライト部を
飽和させて地肌の濃度が薄くなるように処理している。
【0004】しかしながら、上記のような従来の地肌除
去方式では、一定の領域での平均的な光量を検出するだ
けであるため、原稿の画像密度によっても検出レベルが
変わり、地肌が暗い原稿か、明るい原稿かの正しい判断
ができないという問題がある。しかも、地肌除去とし
て、入力と出力との変換カーブをシフトしてハイライト
側を飽和させるような処理を行うと、全体として濃度が
落ちてしまう。
【0005】そこで、プリスキャンで原稿情報を読み込
み、メインスキャンで画像データを記録するものであっ
て、原稿の各画素の濃度を検出する濃度検出手段、各濃
度毎に画素数を計数してヒストグラムを作成するヒスト
グラム作成手段、及び該ヒストグラムからピークを検出
して地肌除去のための閾値を決定する閾値決定手段を備
え、プリスキャンで原稿全面の読み込み情報から濃度分
布のヒストグラムを作成してピークを検出し地肌除去の
閾値を決定する地肌除去装置が提案(例えば特願平2−
145100号,特願平2−145101号)されてい
る。この地肌除去装置では、濃度検出手段及びヒストグ
ラム作成手段において、地肌の濃度が検出可能な低濃度
領域のみで濃度を複数の領域に分け、該領域毎に所定の
間隔でサンプリングして濃度検出及び画素数の計数を行
っている。
【0006】また、別の地肌処理方式としては、CCD
センサで読み込みシェーディング補正をする前の信号を
A/Dコンバータのリファレンス電圧に返すことで地肌
除去を行うものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の濃度の
ヒストグラムを作成してピークを検出し地肌除去の閾値
を決定する方式では、必ずプリスキャンが必要であるた
め、原稿を2度読み込まなければならず、処理に時間が
かかるという問題点があった。
【0008】また、A/Dコンバータのリファレンス電
圧に返す方式では、シェーディング補正をする前のデー
タで最大値を探しているが、このデータには光学系のム
ラが含まれているため、実質的に原稿のセンター周辺で
しか最大値を探すことができない。そのため原稿のセン
ターに高濃度画質があった場合は飛ばし過ぎの処理をし
てしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、プリスキャンをしなくても原稿の全域を考慮した
地肌濃度の検出、除去が可能な地肌除去装置を提供する
ことを目的とするものである。本発明の他の目的は、制
御のふらつきのない安定した地肌除去を可能にすること
である。本発明のさらに他の目的は、地肌濃度判定の精
度の向上を図ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、原
稿を読み取って入力されたデジタル画像信号から地肌濃
度を検出して除去する地肌除去装置において、入力され
たデジタル画像信号の各ライン毎に画素値をサンプリン
グする画素値サンプリング手段と、各ライン毎にサンプ
リングされた値の平均値を求める平均値算出手段と、求
めた平均値をそのラインの地肌濃度値としてその平均値
に所定のオフセット値を加えるオフセット加算手段、平
均値にオフセット値を加えた値を地肌除去の閾値として
ライン毎に地肌を除去する地肌除去手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】さらに、読み取る原稿サイズを検知する原
稿サイズ検知手段と、検知された原稿サイズよりサンプ
リング間隔を決定するサンプリング間隔決定手段とを備
え、原稿サイズに応じたサンプリング間隔で入力された
デジタル画像信号の各ライン毎に画素値をサンプリング
し、或いは平均値算出手段により求めた平均値が前ライ
ンの地肌濃度値と比較して一定の制限量を越えたか否か
を調べ、一定の制限量を越えた場合には前ラインの地肌
濃度値に一定の制限量を加えた値を地肌濃度値とする地
肌濃度決定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、画素値サンプリング手段は、サンプ
リング間隔間の最小の画素値をサンプリングし、或いは
サンプリングされた値が所定の閾値以上の値を所定の固
定値に置き換えるようにしたことを特徴とするものであ
る。サンプリングされた値が所定の閾値以上の値、サン
プリングされた値の中で大きい方及び/又は小さい方か
ら所定の個数を平均値演算から外すことを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】本発明の地肌除去装置では、入力されたデジタ
ル画像信号の各ライン毎に画素値をサンプリングする画
素値サンプリング手段と、各ライン毎にサンプリングさ
れた値の平均値を求める平均値算出手段と、求めた平均
値をそのラインの地肌濃度値としてその地肌濃度値に所
定のオフセットを加えた閾値を用いてライン毎に地肌を
除去する地肌除去手段とを備えたので、プリスキャンを
必要とせず、高速な(リアルタイムな)地肌除去が可能
になる。
【0014】さらに、読み取る原稿サイズを検知する原
稿サイズ検知手段と、検知された原稿サイズよりサンプ
リング間隔を決定するサンプリング間隔決定手段とを備
え、原稿サイズを検出して原稿サイズに応じたサンプリ
ング間隔で入力されたデジタル画像信号の各ライン毎に
画素値をサンプリングするので、どのような原稿サイズ
でも常に一定のサンプリング数になり、処理回路の簡素
化ができ、平均値算出手段により求めた平均値が前ライ
ンの地肌濃度値と比較して一定の制限量を越えたか否か
を調べ、一定の制限量を越えた場合には前ラインの地肌
濃度値に一定の制限量を加えた値を地肌濃度値とする地
肌濃度決定手段を備えたので、制御のふらつきを押さえ
安定した地肌除去が可能になる。
【0015】また、画素値サンプリング手段は、サンプ
リング間隔間の最小の画素値をサンプリングし、或いは
サンプリングされた値が所定の閾値以上の値を所定の固
定値に置き換え、サンプリングされた値が所定の閾値以
上の値、サンプリングされた値の中で大きい方及び/又
は小さい方から所定の個数を平均値演算から外すので、
画像部をサンプリングしてしまっても、地肌濃度判定の
精度を向上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の地肌除去装置の1実施例を説明
するための図、図2は本発明の地肌除去装置を備えた複
写機の構成を示す図、図3は画素値のサンプリング処理
を説明するための図、図4は地肌除去処理を説明するた
めの図、図5は閾値と地肌除去後の画像信号の例を示す
図、図6は閾値近傍での地肌除去処理の例を説明するた
めの図である。
【0017】まず、本発明の地肌除去装置を備えた複写
機の概要を図2により説明する。画像入力装置11は、
CCDセンサーにより原稿を読み取ってその画像を電気
信号で入力してA/Dコンバータによりデジタルの画像
信号に変換しシェーディング補正処理などを行うもので
ある。地肌処理装置12は、画像入力部11より送られ
てきた画像信号の地肌濃度を検出して地肌除去処理を行
うものである。画像処理装置13は、編集処理、鮮鋭化
処理、平滑化処理などを行うものである。画像出力装置
14は、処理された画像信号を受け取り、電子写真方式
などの出力装置で画像を形成し出力するものである。
【0018】次に、本発明の地肌処理装置について図1
を参照して詳しく説明する。画素値サンプリング手段1
は、1ライン分の画像信号から図3に示すように所定の
間隔で画素値をサンプリングするものであり、平均値算
出手段2は、サンプリングされた1ライン分の画素値の
平均値を求めるものである。オフセット加算手段3は、
求めた1ライン分の画素値の平均値に所定のオフセット
値を加え、地肌除去に用いる閾値を決定するものであ
る。地肌除去手段4は、例えば図4のように入力された
画像信号の中で閾値より小さい信号を全て0にして出力
することによって地肌除去を行うものであり、この地肌
除去処理を行うことで、図3に示すような画像信号は図
5に示すように地肌部の濃度信号が0になってなくな
り、画像部の信号はその濃度が保存されて残る。上記の
処理は1ライン毎に行い閾値を遂次更新しながら地肌除
去処理を行っていく。
【0019】また、地肌除去手段4の地肌除去処理で閾
値との比較により単に地肌部の濃度信号を0にするだけ
では、閾値周辺の濃度域で違和感がでてくるという問題
がある。そこで、閾値以下の画像データを地肌として単
に除去するだけでなく、閾値を徐々に飛ばすようにする
と、違和感を低減することができる。閾値周辺濃度域に
ついてこの処理を行った場合の入力画像データと出力画
像データとの関係を示したのが第6図である。この処理
は、図から明らかなように閾値Thを越えた入力画像デ
ータをそのまま出力するのではなく、閾値Thからその
1.5倍の入力画像データに対して平滑化するような処
理を施すものであり、入力画素値が閾値Th以下の場合
には出力画素値を0に、閾値Thの1.5倍以上の場合
にはそのまま出力画素値にし、中間について入力画素値
と閾値との差を3倍して出力画素値とする。つまり、入
力画素値Din、出力画素値Dout とすると、 Dout =(Din−Th)×3 となる。このように処理することで、閾値周辺濃度域の
画像部でのザラツキを抑えることができる。
【0020】図7は本発明の地肌除去装置の他の実施例
を示す図であり、原稿サイズ検知手段15とサンプリン
グ間隔決定手段16を付加したものである。原稿サイズ
検知手段15は、例えば反射型フォトセンサなどにより
原稿サイズを検出するものである。サンプリング間隔決
定手段16は、原稿サイズ検知手段15で検出された原
稿サイズに基づいてサンプリング間隔を決定するもので
あり、例えば原稿サイズの1/32の値をサンプリング
間隔として出力する。勿論この1/32の値は他の値で
もよいが、その場合、2のべき乗分の1にしておけば、
サンプリング間隔を求める演算は、ビットシフト演算で
済み、またその後の地肌処理部での平均値算出の演算も
ビットシフトだけで演算できる。定型サイズに対して
は、予めサンプリング間隔を決めて記憶しておき、原稿
サイズ情報によりそれを読み出して使うように構成して
もよい。
【0021】図8は本発明の地肌除去装置の他の実施例
を示す図であり、平均値算出手段2とオフセット加算手
段3との間に地肌濃度決定手段5、地肌濃度記憶手段6
を挿入したものである。地肌濃度決定手段5は、平均値
算出手段2で求めた平均値を地肌濃度記憶手段6に記憶
されている前ラインの地肌濃度値と比較し、その変化が
大きい場合にその変化量に制限を与えるものである。例
えば前ラインの地肌濃度が30と判定されていて、この
ラインの平均値が40、変化量の制限値が5だったとす
ると、このラインの地肌濃度は35と判定する。この処
理を付加することにより、横線等により平均値が一時的
に上がってしまうような特異点があっても、それにより
制御がふらついてしまうのを防ぐことができる。なお、
地肌濃度変化量の制限値は、処理している副走査位置に
より変化させてもよい。副走査の最初の方では、早く原
稿の地肌濃度に検出値を収束させるために制限を緩めて
おき、徐々に制限を狭めて制御のふらつきがでないよう
にしてもよい。
【0022】図9は本発明の地肌除去装置の他の実施例
を示す図、図10は画素値のサンプリングを説明するた
めの図であり、画素値サンプリング手段1と平均値算出
手段2との間にサンプリング値判定手段7を挿入したも
のである。そして、画素値サンプリング手段1は、1ラ
イン分の画像信号から図10に示すように所定の間隔で
その間隔内の最小値をサンプリングするものであり、サ
ンプリング値判定手段7は、サンプリングされた値が所
定の値より大きいかどうかを判断して、大きい場合に
は、そのサンプリング値を所定の固定値に置き換える。
また、所定の値より大きい値を平均値算出演算から外す
ようにしてもよい。これによりサンプリング値を地肌濃
度だけに限定でき、たまたまサンプリング手段で画像部
をサンプリングしてしまった場合、それによりこの後に
求める平均値が上昇してしまうのを抑えることができ
る。また、サンプリング値判定手段7では、サンプリン
グされた値の中で大きい方/小さい方から所定の個数の
サンプリング値を平均演算から外すようにしてもよい。
このようにすると、特異点を除去し地肌濃度の判定精度
を上げることができる。
【0023】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば地肌
除去手段では、閾値を当該閾値を決定したラインの画像
信号、すなわちFIFO等により1ライン遅れて入って
くる画像信号に対して適用し地肌除去を行うようにして
もよい。また、適用する閾値をその閾値を決定した次の
ラインにすれば、画像信号を1ライン遅らせるFIFO
が必要なくなり回路構成を安価にできる。この場合、1
ライン目用の閾値は予め設定した値を適用すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プリスキャンを必要としないので、高速な
(リアルタイム)地肌除去処理が可能である。しかも、
シェーディング補正後の信号で、主走査方向に所定間隔
でサンプリングして平均し地肌濃度を検知しているの
で、原稿全域を考慮した地肌濃度検知が可能となる。ま
た、地肌除去処理をデジタルで行っているので、画像部
の濃度を保存したまま地肌部の濃度だけ除去するといっ
た処理が可能である。
【0025】さらには、原稿サイズ情報によりサンプリ
ング間隔を決定するので、どのような原稿サイズでも常
に一定のサンプリング数になり、地肌検知部の処理回路
を簡素化することができる。前ラインの地肌濃度判定結
果をフィードバックすることにより、制御のふらつきを
押さえることができ、安定した地肌除去処理が可能にな
る。また、地肌部の濃度は低いという特性を利用して、
最小値を選んでサンプリングし、更にサンプリング値判
定手段を入れて画像部をサンプリングしたと思われる場
合にはそのサンプリング値を除去することで地肌濃度判
定の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の地肌除去装置の1実施例を説明する
ための図である。
【図2】 本発明の地肌除去装置を備えた複写機の構成
を示す図である。
【図3】 画素値のサンプリング処理を説明するための
図である。
【図4】 地肌除去処理を説明するための図である。
【図5】 閾値と地肌除去後の画像信号の例を示す図で
ある。
【図6】 閾値近傍での地肌除去処理の例を説明するた
めの図である。
【図7】 本発明の地肌除去装置の他の実施例を示す図
である。
【図8】 本発明の地肌除去装置の他の実施例を示す図
である。
【図9】 本発明の地肌除去装置の他の実施例を示す図
である。
【図10】 画素値のサンプリングを説明するための図
である。
【符号の説明】
1…画素値サンプリング手段、2…平均値算出手段、3
…オフセット加算手段、4…地肌除去手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って入力されたデジタル画
    像信号から地肌濃度を検出して除去する地肌除去装置に
    おいて、入力されたデジタル画像信号の各ライン毎に画
    素値をサンプリングする画素値サンプリング手段と、各
    ライン毎にサンプリングされた値の平均値を求める平均
    値算出手段と、求めた平均値をそのラインの地肌濃度値
    としてその平均値に所定のオフセット値を加えるオフセ
    ット加算手段、平均値にオフセット値を加えた値を地肌
    除去の閾値としてライン毎に地肌を除去する地肌除去手
    段とを備えたことを特徴とする地肌除去装置。
  2. 【請求項2】 読み取る原稿サイズを検知する原稿サイ
    ズ検知手段と、検知された原稿サイズよりサンプリング
    間隔を決定するサンプリング間隔決定手段とを備え、原
    稿サイズに応じたサンプリング間隔で入力されたデジタ
    ル画像信号の各ライン毎に画素値をサンプリングするこ
    とを特徴とする請求項1記載の地肌除去装置。
  3. 【請求項3】 平均値算出手段により求めた平均値が前
    ラインの地肌濃度値と比較して一定の制限量を越えたか
    否かを調べ、一定の制限量を越えた場合には前ラインの
    地肌濃度値に一定の制限量を加減した値を地肌濃度値と
    する地肌濃度決定手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の地肌除去装置。
  4. 【請求項4】 画素値サンプリング手段は、サンプリン
    グ間隔間の最小の画素値をサンプリングすることを特徴
    とする請求項1記載の地肌除去装置。
  5. 【請求項5】 画素値サンプリング手段は、サンプリン
    グされた値が所定の閾値以上の値を所定の固定値に置き
    換えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の地肌
    除去装置。
  6. 【請求項6】 サンプリングされた値が所定の閾値以上
    の値を平均値演算から外すことを特徴とする請求項1記
    載の地肌除去装置。
  7. 【請求項7】 サンプリングされた値の中で大きい方及
    び/又は小さい方から所定の個数を平均値演算から外す
    ことを特徴とする請求項1記載の地肌除去装置。
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