JP3314530B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP3314530B2
JP3314530B2 JP13944594A JP13944594A JP3314530B2 JP 3314530 B2 JP3314530 B2 JP 3314530B2 JP 13944594 A JP13944594 A JP 13944594A JP 13944594 A JP13944594 A JP 13944594A JP 3314530 B2 JP3314530 B2 JP 3314530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
background
line
density
value
background density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13944594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07322069A (ja
Inventor
昭博 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP13944594A priority Critical patent/JP3314530B2/ja
Publication of JPH07322069A publication Critical patent/JPH07322069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3314530B2 publication Critical patent/JP3314530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿をスキャンして
原稿情報を読み込み、該原稿情報を処理する画像処理装
置に係り、上記原稿情報の地肌濃度を検出して除去する
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やFAX等の画像処理装置では、
白地の用紙を用いた原稿だけでなく、例えば、藁半紙、
再生紙、色紙等、地肌濃度の異なる原稿が読み取りの対
象となっている。このような地肌濃度の異なる原稿の全
てに対して、最適な出力を得るためには、地肌濃度を検
出し、該地肌濃度に応じて、出力濃度を調整する必要が
ある。言い換えると、読み取った原稿情報から適宜地肌
を除去して出力する必要がある。
【0003】そこで、従来より、画像処理装置として、
以下のような装置があった。例えば、特開平3−157
063号公報では、1回のスキャンにおいて、原稿情報
に相当するビデオデータをA/D変換するための基準電
圧を、スキャンラインの最大値(地肌濃度)の変化に応
じて更新することにより、地肌を除去している。このよ
うに、各ライン毎にA/D変換時の基準電圧を更新して
いるため、同一原稿内で地肌濃度が変化しても、出力に
おける地肌濃度は常に「白」になり、地肌が除去され
る。
【0004】また、特開平4−37258号公報におい
ては、原稿をプリスキャンして、該プリスキャン時に原
稿全面における濃度ヒストグラムを作成し、このヒスト
グラムに基づいて原稿の地肌濃度を判別した後、次い
で、メインスキャンした原稿情報から上記予め判別した
地肌濃度を除去している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像処理装置では、以下の問題を生じた。まず、特
開平3−157063号公報の装置では、実際に地肌を
完全に検出することが難しく、原稿の内容によっては、
途中で不要にしきい値(除去レベル)が変動し、画質が
劣化するという問題があった。
【0006】また、特開平4−37258号公報の装置
では、原稿の地肌濃度を検出するために、プリスキャン
が必要であるため、原稿を少なくとも2度読み込まなけ
ればならず、出力するまでに時間がかかるという問題が
あった。
【0007】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、プリスキャンを必要とせず、高速に地肌濃度を
検出できるとともに、ノイズを低減でき、また、地肌濃
度の変動を防止できる画像処理装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、ライン単位で地肌
濃度を読み取る際に、ラインを複数のブロックに分割
し、該複数のブロック毎に地肌濃度の最大値を検出する
とともに、1ライン中の各ブロックで検出した前記最大
値の中の最小値を該ラインの地肌濃度とする地肌濃度検
出手段を具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明では、前記複数
のブロックは、その大きさが任意に設定可能であること
を特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明では、各ライン
毎に地肌濃度を検出する地肌濃度検出手段と、前ライン
の地肌濃度を保持する前ライン地肌濃度保持手段と、前
記前ライン地肌濃度保持手段によって保持された前ライ
ンの地肌濃度に基づいて現ラインの地肌濃度を補正する
補正手段と、前記補正手段により補正された地肌濃度に
基づいて、地肌を除去する除去手段とを具備することを
特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明では、前記補正
手段は、前ラインからの濃度変化量を規制するように、
前記現ラインの地肌濃度を補正することを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の発明では、前記補正
手段は、前記濃度変化量の規制幅を処理ラインに応じて
漸次小さくすることを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の発明では、前記補正
手段は、前記濃度変化量の規制幅を任意の処理ラインで
「0」とすることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、地肌濃度検出手
段は、ライン単位で地肌濃度を読み取る際に、ラインを
複数のブロックに分割し、該複数のブロック毎に地肌濃
度の最大値を検出するとともに、1ライン中の各ブロッ
クで検出した前記最大値の中の最小値を該ラインの地肌
濃度とする。そして、該地肌濃度を基準にして原稿の地
肌を除去する。このため、プリスキャンを必要とせず、
高速に地肌濃度を検出できるとともに、小領域であるブ
ロック内の最大値の中から最小値を検出しているので、
細かいノイズに影響されず、ノイズを低減でき、検出値
の変動を防止できる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、複数
のブロックの大きさを任意に設定可能とすることによ
り、地肌濃度の検出特性を調整する。このため、ブロッ
クを大きくすれば、パンチ穴等に対して急激に地肌濃度
が変化することを防止できる。また、微細な画像データ
に対しては、ブロックを小さくすれば、正確な地肌濃度
を検出できる。
【0016】また、請求項3記載の発明によれば、地肌
濃度検出手段により、各ライン毎に地肌濃度が検出され
る。そして、前ライン地肌濃度保持手段により、前ライ
ンの地肌濃度が保持される。現ラインの地肌濃度は、補
正手段によって、前ライン地肌濃度保持手段に保持され
た前ラインの地肌濃度に基づいて補正される。さらに、
地肌は、除去手段によって、補正手段によって補正され
た地肌濃度に基づいて除去される。このため、前ライン
の地肌濃度に応じて現ラインの地肌濃度を補正するの
で、急激に地肌濃度が変化するのを防止できる。
【0017】また、請求項4記載の発明によれば、補正
手段による地肌濃度の補正の際に、前ラインからの濃度
変化量を規制するように補正する。このため、さらに、
急激に地肌濃度が変化するのを防止できる。
【0018】また、請求項5記載の発明によれば、補正
手段による濃度変化量の規制幅を処理ラインに応じて漸
次小さくする。このため、初期の段階で迅速に地肌濃度
を決定でき、後半の段階で地肌濃度が変わるのを防止で
きる。
【0019】また、請求項6記載の発明によれば、補正
手段による地肌濃度の補正の際に、濃度変化量の規制幅
を任意の処理ラインで「0」とする。このため、初期の
段階で地肌濃度を決定でき、後半の段階で地肌濃度が変
わるのを防止できる。
【0020】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。 A.実施例の構成 図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図において、1は画像入力部であり、原稿を光学的
に読み取るCCD(チャージ・カップルド・デバイス)
センサ、CCDセンサによって読み取られた画像データ
をデジタル信号に変換するA/Dコンバータなどから構
成されている。また、画像入力部1は、画像データにシ
ェーディング補正を施して出力する。
【0021】2は地肌除去処理部であり、バックグラン
ド(地肌濃度)検出部3、バックグランド検出値補正部
4、前ラインのバックグランド検出値保持部5、地肌除
去部6から構成されている。バックグランド検出部3
は、シェーディング補正が施された画像データに基づい
て、各ライン(主走査方向)毎に、バックグランドレベ
ルを検出しバックグランド検出値BKGとして出力す
る。バックグランド検出値補正部4は、上記バックグラ
ンド検出値BKGと、前ラインのバックグランド検出値
とを比較し、この2つのバックグランド検出値の変化量
が変化量制限範囲からはずれる場合には、バックグラン
ド検出値BKGを制限内に入るように補正する。上記変
化量制限範囲は、バックグランド検出値BKGを中心と
した±Lim(変化量制限値)により決まり、変化量制限
値Limは、例えば先頭ラインで「128(最大25
5)」となる変化量制限初期値Linitから始まり、その
後、1ライン毎に減少幅Lstepずつ小さくなるような値
である。このように、変化量制限範囲を原稿の先端部で
広くとり、原稿の読み取りが進むに従って次第に狭めて
いくことにより、原稿の先端部で迅速にバックグランド
に追従し、その後、検出レベルを安定(収束)させるこ
とができる。
【0022】前ラインのバックグランド検出値保持部5
は、バックグランド検出値補正部4からバックグランド
検出値が出力される度に、該バックグランド検出値を記
憶し、バックグランド検出値補正部4での参照用に補正
されたバックグランド検出値を次のラインの処理まで保
持するようになっている。次に、地肌除去部6は、補正
されたバックグランド検出値に所定のオフセット値を加
え、その値で地肌データを除去し、地肌除去済みの画像
データを出力する。
【0023】7は画像処理部であり、上記地肌除去済み
の画像データに対して鮮鋭化処理や、階調補正処理など
の画像処理を行う。また、8は画像出力部であり、地肌
除去され、各種画像処理が施された画像データを、電子
写真方式などの出力装置で出力する。
【0024】次に、上述したバックグランド検出部によ
る各ラインのバックグランド検出値BKGの検出方法に
ついて説明する。まず、主走査方向に対するバックグラ
ンドの検出方法について図2および図3を参照して説明
する。図2は主走査方向に対しての処理を説明するため
の原稿の読み取りブロックを示す模式図であり、図3は
あるブロックにおける画像データのレベルを示す図であ
る。図2において、原稿は、主走査方向に対して所定の
区間からなる複数のブロックBL1〜BLNに分割されて
おり、各ブロック毎に、バックグランド最大値BKGM
ax以下での最大値Max1,Max2,…,MaxNが検出され
るようになっている。ブロックBL1〜BLNの大きさ
は、最大値ブロック間隔SAによって任意の大きさに設
定できるようになっており、ブロックの大きさを適宜変
更することにより、原稿に空けられたパンチ穴や、新聞
などの低品質の原稿によるバックグランド誤検出を防止
する。
【0025】図3では、縦軸に画像データのレベル(0
〜255)をとり、横軸に主走査方向位置をとってい
る。図3に示すように、主走査方向に対する処理では、
あるブロックにおいて、予め設定されたバックグランド
最大値BKGMax以下で、かつその中での最大値Maxi
(i=1〜N)が検出される。さらに、主走査方向に対
する処理では、図2に示す1ライン分の各ブロックにお
ける最大値Max1〜MaxNの中から最小値Minが検出され
るようになっている。
【0026】次に、副走査方向に対するバックグランド
検出処理について図4および図5を参照して説明する。
図4は副走査方向に対しての処理を説明する模式図であ
り、図5はあるラインにおける最小値Minに対してバッ
クグランド検出値を決定する際の処理を説明するための
概念図である。原稿は、1ラインの主走査方向のスキャ
ンが終了する度に、副走査方向に順次移行しながらスキ
ャンされる。各ラインでは、前述したように、1ライン
における最小値Min1,Min2,…,Min3が検出され
る。なお、バックグランド検出処理の対象となる処理ラ
インは、ライン間隔Intervalが設定できるようになっ
ており、数ラインおきに行うようにできるようになって
いる。
【0027】図5では、縦軸に最小値Minのレベル(0
〜255)をとり、横軸に副走査方向位置をとってい
る。図5に示すように、副走査方向に対する処理では、
現ラインの最小値Minが、前ラインのバックグランド検
出値BKGを中心とした±変化量制限値Limで決まる変
化量制限範囲にある場合には、上記最小値Minを新たな
バックグランド検出値BGKとし、変化量制限範囲を越
えた場合には、上記最小値Minを変化量制限範囲内に入
るように補正し、この補正した値を新たなバックグラン
ド検出値BKGとする。該バックグランド検出値BKG
は、バックグランド検出値補正部4へ供給される。
【0028】また、上述した変化量制限範囲は、図6に
示す変化量制限値によって定められており、前述したよ
うに、該変化量制限値Limは副走査方向に対して徐々に
減少するようになっており、具体的には、変化量制限初
期値Linitから始まり、処理ライン毎に、減少幅Lstep
ずつ減少させ、制限最小値Lminになったところで、一
定になるよう制御される。そして、副走査方向に対し
て、処理ラインが不動領域開始ラインNoConに達する
と、「0」に固定される。
【0029】また、本実施例では、図7に示すように、
原稿の両側に、原稿外参照を防止するために不感領域N
Aを設けており、この不感領域NAにおける画像データ
は、バックグランド検出処理の対象にならないようにな
っている。
【0030】次に、地肌除去部6における地肌除去処理
の原理について図8を参照して説明する。図8は地肌処
理部6の入出力特性を示す特性図である。図において、
縦軸は数値が大きくなるほど高濃度(黒)になる出力画
素値であり、横軸は入力画素値である。地肌除去処理に
おいては、入力画素値としきい値THと比較し、バック
グランド検出値BKGがしきい値TH以下ならば「白地
(0)」とする操作を行う。しかし、単純に、このよう
な地肌除去を行うと、しきい値THを境に急激に地肌濃
度が変化するため、例えば新聞や青図など、地肌濃度む
らの大きい原稿の場合、除去しきれないエッジやノイズ
が現れる。そこで、しきい値TH以下のバックグランド
検出値BKGを単純に地肌として除去するのではなく、
しきい値THの手前から徐々に濃度を下げるようにする
と、違和感を低減できる。
【0031】図示のように、本実施例では、地肌除去部
6の入出力特性を徐々に変化させるために、その入出力
特性に傾きGammaを設けている。この実施例では、傾き
Gammaは任意に可変できるようになっている。図示の例
では、Gamma=5とすることにより、しきい値TH〜T
H×1.25の範囲で傾き「5」となる。また、しきい
値THも、バックグランド検出値BKGの変化に応じて
変化するようになっている。
【0032】B.実施例の動作 次に、本実施例の動作を説明する。まず、ステップS1
0において、バックグランド検出値BKGにバックグラ
ンド初期値BKG0を代入するとともに、制限最小値L
minに変化量制限初期値Linitを代入し、処理ラインの
位置を示すラインLineに「0」を代入する。次に、ス
テップS12において、注目画素の位置をカウントする
カウンタCount2を「0」にリセットし、ブロックの最
大値中の最小値Minに、バックグランドの認定濃度範囲
のバックグランド最大値BKGMaxに「1」を加算した
値を代入する。バックグランド最大値BKGMaxに
「1」を加算するのは、後述する処理で、ライン中にバ
ックグランド最大値BKGMax以下の画素が1つもない
場合を検出するためである。さらに、同ステップS12
において、しきい値THに、バックグランド検出値BK
Gにオフセット値Offsetを加算した値を代入し、ライ
ンLineを「1」だけインクリメントする。
【0033】次に、ステップS14において、ブロック
内の画素をカウントするカウンタCount、ブロック内の
最大値Max、および最大値検出フラグMaxFを「0」に
リセットする。そして、ステップS16へ進み、地肌除
去処理を行う。図12は該地肌除去処理の動作を示すフ
ローチャートである。地肌除去処理では、まず、ステッ
プS100において、注目画素濃度Presentがしきい値
THより小さいか否かを判断する。注目画素濃度Prese
ntがしきい値THより小さい場合には、ステップS10
0における判断結果は「Yes」となり、ステップS10
2へ進む。ステップS102では、出力画素濃度Outを
「0(白地)」とし、当該処理を終了する。
【0034】一方、注目画素濃度Presentがしきい値T
H以上である場合には、ステップS104へ進む。ステ
ップS104では、図8に示す特性に従って、注目画素
濃度PresentがTH×(1+1÷(Gamma−1))より
大きいか否かを判断する。すなわち、注目画素濃度Pre
sentが図8に示す領域Sの値であるか否かを判断する。
そして、注目画素濃度Presentが上記領域Sに入ってい
れば、ステップS104における判断結果は「Yes」と
なり、ステップS106へ進む。ステップS106で
は、注目画素濃度Presentをそのまま出力画素濃度Out
とにし、当該処理を終了する。
【0035】一方、注目画素濃度Presentが上記領域S
に入っていなければ、すなわち、しきい値TH〜TH×
(1+1÷(Gamma−1))の間にあれば、ステップS
104における判断結果は「No」となり、ステップS
108へ進む。ステップS108では、出力画素濃度O
utを(Present−TH)×Gammaとし当該処理を終了す
る。
【0036】このように、地肌除去処理では、図8に示
す入出力特性に従って、注目画素濃度Presentの値に応
じて、その出力画素濃度Outを算出する。この地肌除去
処理により、注目画素濃度Presentがしきい値THより
小さければ白地となり、しきい値TH〜TH×(1+1
÷(Gamma−1))の間にあれば傾きGammaに応じた出
力画素濃度Outとなり、さらに、TH×(1+1÷(G
amma−1))より大きければ、注目画素濃度Presentが
そのまま出力画素濃度Outとなる。
【0037】上記地肌除去処理が終了すると、図9に示
すステップS18へ進む。ステップS18では、ブロッ
ク内の画素をカウントするカウンタCount、および注目
画素の位置をカウントするカウンタCount2をそれぞれ
「1」だけインクリメントする。次に、ステップS20
において、上記カウンタCount2が原稿領域開始位置Ds
tart+不感領域Insensitiveより大きく、かつ原稿領域
終了位置Dend−不感領域Insensitiveより小さいか否
かを判断する。すなわち、このステップS20では、注
目画素が読み取り領域内にあるか否かを判断している。
【0038】そして、注目画素濃度Presentが読み取り
領域外にあれば、ステップS20における判断結果は
「No」となり、図10に示すステップS32へ進む。
なお、読み取り領域外とは、原稿の副走査方向における
最初と最後、および図7に示す各ラインの主走査方向に
おける最初と最後(不感領域NA)である。例えば、1
ラインの読み取り最初、および最後(不感領域NA)で
は、ステップS32へ進む。ステップS32では、1ラ
インの読み取りが終了したか否かを判断する。
【0039】そして、1ラインの読み取りが終了してい
ない場合、例えば注目画素がラインの右側、もしくは左
側の不感領域にある場合には、ステップS32における
判断結果は「No」となり、図9に示すステップS14
へ戻る。以下、ステップS14にて、上述したように、
カウンタCount、ブロック内の最大値Max、最大値検出
フラグMaxFをリセットし、ステップS16で地肌除去
処理を施した後、ステップS18でカウンタCountおよ
びCount2をインクリメントする。すなわち、注目画素
がラインの右側、もしくは左側の不感領域にある場合に
は、カウンタCount、Count2、ブロック内の最大値Ma
x、および最大値検出フラグMaxFを更新しないように
している。
【0040】一方、注目画素が読み取り領域内にある場
合には、ステップS20における判断結果は「Yes」と
なり、ステップS22へ進む。ステップS22では、注
目画素濃度Presentがバックグランド最大値BKGMax
以下で、かつブロック内の最大値Max以上であるか否か
を判断する。すなわち、注目画素濃度Presentが、図3
に示す変化量制限範囲内にあり、かつブロック内での最
大値Max以上であるかを判断している。そして、注目画
素濃度Presentが上記条件を満たす場合には、ステップ
S24へ進む。ステップS24では、最大値Maxに注目
画素濃度Presentを代入し、最大値検出フラグMaxFを
「1」とする。したがって、ステップS22とS24と
によって、ブロック内における画素の最大値が最大値M
axに格納されることになる。
【0041】一方、上記条件を満たさない場合、もしく
はステップS24の処理が終了すると、ステップS26
へ進む。ステップS26では、カウンタCountが主走査
方向の最大値ブロック間隔SAに等しいか否かを判断す
る。言い換えると、ステップS26では、ブロック内に
おける全ての画素に対しての処理が終了したか否かを判
断している。そして、カウンタCountが最大値ブロック
間隔SAと等しくない場合、すなわちブロック内におけ
る全ての画素に対して処理が終了していない場合には、
ステップS26における判断結果は「No」となり、ス
テップS16へ戻る。以下、ステップS16〜S24を
繰り返し実行し、ブロック内において、読み取り領域内
に、バックグランド最大値BKGMax以下の画素で、最
大値Maxより大きなものがあれば、最大値Maxを更新し
ていく。最終的には、最大値Maxにブロック内の最大値
が残る。
【0042】次に、ブロック内における全ての画素に対
しての処理が終了すると、ステップS26における判断
結果が「Yes」となり、ステップ28へ進む。ステップ
S28では、最大値フラグMaxFが「1」で、かつ最大
値Maxが最小値Min以下であるか否かを判断する。すな
わち、現在終了したブロックの最大値Maxが、該ブロッ
クに対する処理が終了した時点で、これまで処理したブ
ロックにおける最大値のうち、最も小さい値である最小
値Min以下であるか否かを判断している。そして、最大
値フラグMaxFが「1」で、かつ最大値Maxが最小値M
in以下である場合には、ステップS28における判断結
果は「Yes」となり、ステップS30へ進む。ステップ
S30では、最小値Minに最大値Maxを代入し、ステッ
プS32へ進む。
【0043】一方、最大値フラグMaxFが「1」で、か
つ最大値Maxが最小値Min以下でない場合、すなわち、
これまでの最大値のうち、最も小さい値である最小値M
inより大きい場合には、最小値Minをそのまま維持し、
ステップS32へ進む。ステップS32では、前述した
ように、ラインの読み取りが終了したか否かを判断し、
終了していなければ、当該ステップの判断結果は「N
o」となり、ステップS14へ戻り、以下、前述したス
テップS14〜S30の処理を繰り返し実行する。
【0044】一方、1ライン分の処理が終了すると、ス
テップS32における判断結果は「Yes」となり、ステ
ップS34へ進む。ステップS34では、ラインLine
をバックグランド検出処理を実行するライン間隔Inter
valで除算した結果の余りが「0」であるか否かを判断
する。すなわち、ステップS34では、バックグランド
検出処理を行うラインであるか否かを判断しており、除
算結果の余りが「0」であれば、該ラインはバックグラ
ンド検出処理の対象であると判断され、除算結果の余り
が「0」でなければ、該ラインはバックグランド検出処
理の対象外であると判断される。そして、除算結果の余
りが「0」でない場合、すなわち該ラインがバックグラ
ンド検出処理の対象外である場合には、ステップS34
における判断結果は「No」となり、図9に示すステッ
プS12へ戻る。以下、次のラインに移行して上述した
処理を繰り返し実行する。
【0045】一方、除算結果が「0」である場合、すな
わち該ラインがバックグランド検出処理の対象である場
合には、ステップS34における判断結果は「Yes」と
なり、ステップS36へ進む。ステップS36では、最
小値Minがバックグランド最大値BKGMaxに「1」を
加算した値に等しいか否かを判断する。そして、最小値
Minがバックグランド最大値BKGMaxに「1」を加算
した値に等しい場合には、ステップS36における判断
結果が「Yes」となり、ステップS38へ進む。ステッ
プS38では、現時点におけるバックグランド検出値B
KGをそのまま新たなバックグランド検出値BKGとす
る。なお、この場合、バックグランド検出値BKGは変
化しないのであるから、このステップS38はなくても
よい。
【0046】一方、最小値Minがバックグランド最大値
BKGMaxに「1」を加算した値に等しくない場合に
は、ステップS36における判断結果が「No」とな
り、ステップS40へ進む。ステップS40では、最小
値Minがバックグランド検出値BKGに変化量制限値L
im(図6参照)を加算した値より大きいか否かを判断す
る。そして、最小値Minがバックグランド検出値BKG
に変化量制限値Limを加算した値より大きい場合には、
ステップS40における判断結果が「Yes」となり、ス
テップS42へ進む。ステップS42では、バックグラ
ンド検出値BKGに変化量制限値Limを加算した値を新
たなバックグランド検出値BKGとする。
【0047】一方、最小値Minがバックグランド最大値
BKGMaxに変化量制限値Lim(図6参照)を加算した
値以下である場合には、ステップS40における判断結
果が「No」となり、ステップS44へ進む。ステップ
S44では、最小値Minがバックグランド検出値BKG
から変化量制限値Limを減算した値より小さいか否かを
判断する。そして、最小値Minがバックグランド検出値
BKGに変化量制限値Limを加算した値より小さい場合
には、ステップS44における判断結果が「Yes」とな
り、ステップS46へ進む。ステップS46では、バッ
クグランド検出値BKGから変化量制限値Limを減算し
た値を新たなバックグランド検出値BKGとする。
【0048】一方、最小値Minがバックグランド検出値
BKGから変化量制限値Limを減算した値より大きい場
合には、ステップS44における判断結果が「No」と
なり、ステップS48へ進む。ステップS48では、最
小値Minを新たなバックグランド検出値BKGとする。
【0049】このように、1ライン分のバックグランド
検出処理が終了する度に、そのラインの最小値Minと、
バックグランド最大値BKGMaxもしくは前回のバック
グランド検出値BKGとを比較し、新たなバックグラン
ド検出値BKGを決定する。すなわち、現ラインの最小
値Minがバックグランド最大値BKGMax+1に等しけ
れば、前回のバックグランド検出値BKGをそのまま維
持する。また、図5に示すように、現ラインの最小値M
inが変化量制限範囲内(前回のバックグランド検出値B
KG±変化量制限値Limの範囲内)であれば、現ライン
の最小値Minを新たなバックグランド検出値BKGと
し、また、現ラインの最小値Minが変化量制限範囲外
(前回のバックグランド検出値BKG±変化量制限値L
imの範囲外)であれば、その前回のバックグランド検出
値BKG±変化量制限値Limを新たなバックグランド検
出値BKGとする。
【0050】次に、図11に示すステップS50へ進
む。ステップS50では、上述した変化量制限値Limを
減少幅Lstepだけ減少させ、変化量制限範囲を狭める。
そして、ステップS52において、上記変化量制限値L
imが制限最小値Lminより小さいか否かを判断する。言
い換えると、変化量制限値Limが制限最小値Lminに達
したか否かを判断する。そして、変化量制限値Limが制
限最小値Lminに達した場合には、ステップS52にお
ける判断結果が「Yes」となり、ステップS54へ進
む。ステップS54では、前述した図6で説明したよう
に、変化量制限値Limを制限最小値Lminとする。すな
わち、変化量制限値Limが制限最小値Lminに達した場
合には、常に、当該ステップS54の処理により、変化
量制限値Limを制限最小値Lminに固定する。一方、変
化量制限値Limが制限最小値Lminに達していない場合
には、ステップS52における判断結果が「No」とな
り、ステップS50において決定した変化量制限値Lim
がそのまま用いられる。
【0051】次に、上記ステップS54が終了するか、
あるいはステップS52の判断結果が「No」となった
場合には、ステップS56へ進み、ラインLineが予め
設定したしきい値不動領域開始ラインNoCon以上であ
るか否かを判断する。そして、ラインLineがしきい値
不動領域開始ラインNoConに達した場合には、ステッ
プS56における判断結果が「Yes」となり、ステップ
S58へ進む。そして、ステップS58において、変化
量制限値Limを「0」に固定し、変化量制限範囲を固定
にする。一方、ラインLineがしきい値不動領域開始ラ
インNoConに達していない場合には、ステップS56
における判断結果は「No」となり、ステップS50も
しくはS54において決定した変化量制限値Limがその
まま用いられる。
【0052】このように、ステップS50〜S58で
は、図6に示すように、処理ラインが進む毎に、変化量
制限値Limを減少幅Lstepずつ減少させ、変化量制限値
Limが制限最小値Lminに達すると固定し、さらに、処
理ラインがしきい値不動領域開始ラインNoConに達す
るまでは上記固定値を維持し、しきい値不動領域開始ラ
インNoConに達すると、変化量制限値Limを「0」と
する。
【0053】そして、上記ステップS58が終了する
か、あるいはステップS56の判断結果が「No」とな
った場合には、図9に示すステップS12へ戻る。以
下、前述したステップS12以降が実行される。このと
き、ステップS12では、前述したように、しきい値T
Hに、バックグランド検出値BKGにオフセット値Off
setを加算した値を代入し、ラインLineを「1」だけイ
ンクリメントする。バックグランド検出値BKGは、前
ラインでのバックグランド検出処理のステップS38、
S42、S46、もしくはS48において更新されてい
るため、ステップS16における地肌除去処理では、出
力画素濃度Outが新たなしきい値THに応じて決定され
る。
【0054】このように、本実施例では、ライン単位で
地肌濃度を読み取る際に、ラインを複数のブロックに分
割し、該複数のブロック毎に地肌濃度の最大値を検出す
るとともに、1ライン中の各ブロックで検出した前記最
大値の中の最小値を該ラインの地肌濃度とする。このた
め、プリスキャンを必要とせず、高速に地肌濃度を検出
できるとともに、小領域であるブロック内の最大値の中
から最小値を検出しているので、細かいノイズに影響さ
れず、ノイズを低減でき、検出値の変動を防止できる。
【0055】また、本実施例では、複数のブロックの大
きさを任意に設定可能とすることにより、原稿の種類に
よって地肌濃度の検出特性を調整し、パンチ穴等のある
原稿に対しては、ブロックを大きくすることにより、パ
ンチ穴による地肌濃度変化を防止できる。また、微細な
画像データに対しては、ブロックを小さくすることよ
り、正確な地肌濃度を検出できる。
【0056】また、本実施例では、前ラインの地肌濃度
に従って、現ラインの地肌濃度を補正することにより、
急激に地肌濃度が変化するのを防止できる。また、前ラ
インからの濃度変化量を規制するよう変化量制限範囲を
設けたので、さらに、急激に地肌濃度が変化するのを防
止できる。また、変化量制限範囲を処理ラインに応じて
漸次小さくするようにしたため、初期の段階で迅速に地
肌濃度を決定でき、後半の段階で地肌濃度が変わるのを
防止できる。さらに、変化量制限範囲を任意の処理ライ
ンで「0」とするようにしたため、初期の段階で地肌濃
度を決定でき、後半の段階で地肌濃度が変わるのを防止
できる。
【0057】また、本実施例では、地肌除去部6の入出
力特性におけるしきい値THに変更可能な傾きGammaを
設けることにより、種々の地肌濃度に対しても、適切な
出力画素濃度Outを決定できる。
【0058】また、本実施例では、原稿の両側に、原稿
外参照を防止するために不感領域NAを設けるようにし
たため、余分な領域がバックグランド検出処理の対象に
ならないようにでき、バックグランド検出処理を迅速
に、かつ正確にできる。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、プリスキャンを必要とせず、高速に地肌
濃度を検出できるとともに、ブロック単位で地肌濃度を
検出するので、ノイズを低減でき、また、地肌濃度の変
動を防止できるという利点が得られる。また、請求項2
記載の発明によれば、ブロックを大きくすれば、パンチ
穴等に対して急激に地肌濃度が変化することを防止でき
るとともに、微細な画像データに対しては、ブロックを
小さくすれば、正確な地肌濃度を検出できるという利点
が得られる。また、請求項3記載の発明によれば、前ラ
インの地肌濃度に応じて現ラインの地肌濃度を補正する
ので、急激に地肌濃度が変化するのを防止できるという
利点が得られる。また、請求項4記載の発明によれば、
補正手段による地肌濃度の補正の際に、前ラインからの
濃度変化量を規制するようにしたため、さらに、急激に
地肌濃度が変化するのを防止できるという利点が得られ
る。また、請求項5記載の発明によれば、規制幅を処理
ラインに応じて漸次小さくするようにしたため、初期の
段階で迅速に地肌濃度を決定でき、後半の段階で地肌濃
度が変わるのを防止できるという利点が得られる。ま
た、請求項6記載の発明によれば、規制幅を任意の処理
ラインで「0」とするようにしたため、初期の段階で地
肌濃度を決定でき、後半の段階で地肌濃度が変わるのを
防止できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施例の主走査方向に対しての処理を説明す
るための原稿の読み取りブロックを示す模式図である。
【図3】同実施例におけるブロック内の画像データのレ
ベルを示す図である。
【図4】同実施例における副走査方向に対しての処理を
説明する模式図である。
【図5】同実施例におけるあるラインの最小値Minに対
してバックグランド検出値を決定する際の処理を説明す
るための概念図である。
【図6】同実施例における変化量制限範囲の変化を示す
概念図である。
【図7】同実施例における原稿外参照を防止するために
設けた不感領域NAを示す模式図である。
【図8】同実施例における地肌処理部6の入出力特性を
示す特性図である。
【図9】同実施例の動作を説明するためのバックグラン
ド検出処理のフローチャートである。
【図10】同バックグランド検出処理のフローチャート
である。
【図11】同バックグランド検出処理のフローチャート
である。
【図12】同実施例における地肌除去処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 地肌除去処理部 3 バックグランド検出部(地肌濃度検出手段) 4 バックグランド検出値補正部(補正手段) 5 前ラインバックグランド検出値保持部(前ライン地
肌濃度保持手段) 6 地肌除去部(除去手段) 7 画像処理部 8 画像出力部 BL1〜BLN ブロック(複数のブロック) BKG バックグランド検出値(地肌濃度) Max 最大値 Min 最小値 SA 最大値ブロック間隔(ブロックの大きさ)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン単位で地肌濃度を読み取る際に、
    ラインを複数のブロックに分割し、該複数のブロック毎
    に地肌濃度の最大値を検出するとともに、1ライン中の
    各ブロックで検出した前記最大値の中の最小値を該ライ
    ンの地肌濃度とする地肌濃度検出手段を具備することを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のブロックは、その大きさが任
    意に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 各ライン毎に地肌濃度を検出する地肌濃
    度検出手段と、 前ラインの地肌濃度を保持する前ライン地肌濃度保持手
    段と、 前記前ライン地肌濃度保持手段によって保持された前ラ
    インの地肌濃度に基づいて現ラインの地肌濃度を補正す
    る補正手段と、 前記補正手段により補正された地肌濃度に基づいて、地
    肌を除去する除去手段とを具備することを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前ラインからの濃度変
    化量を規制するように、前記現ラインの地肌濃度を補正
    することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記濃度変化量の規制
    幅を処理ラインに応じて漸次小さくすることを特徴とす
    る請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記濃度変化量の規制
    幅を任意の処理ラインで「0」とすることを特徴とする
    請求項4記載の画像処理装置。
JP13944594A 1994-05-30 1994-05-30 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3314530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13944594A JP3314530B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13944594A JP3314530B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07322069A JPH07322069A (ja) 1995-12-08
JP3314530B2 true JP3314530B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=15245377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13944594A Expired - Fee Related JP3314530B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3314530B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101236387B1 (ko) 2007-12-24 2013-02-22 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 그 제어방법
JP4692575B2 (ja) * 2008-05-26 2011-06-01 富士ゼロックス株式会社 地肌除去装置およびプログラムおよび画像形成装置
JP5396182B2 (ja) * 2008-07-31 2014-01-22 理想科学工業株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2012150559A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像読取方法、プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07322069A (ja) 1995-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6587115B2 (en) Method of an apparatus for distinguishing type of pixel
US7251060B2 (en) Image-processing device using quantization threshold values produced according to a dither threshold matrix and arranging dot-on pixels in a plural-pixel field according to the dither threshold matrix
EP0621723B1 (en) Method of correcting halftone dot image data and image processing apparatus with halftone dot image data correction
US5177602A (en) Image scanners
US6069974A (en) Image processor
US7106476B1 (en) Image processing method, image processing apparatus, image forming method and recording medium
US6332045B1 (en) Image processing device
JP3314530B2 (ja) 画像処理装置
US20020054308A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
US7002622B2 (en) Area separating apparatus, image processing apparatus employing the same, and area separating method
EP0828376B1 (en) Image processing apparatus
JP4408771B2 (ja) 画像読取装置
JPH07212592A (ja) 画像処理方法
JP2861410B2 (ja) 画像処理装置
EP0435658A2 (en) Image scanner
JP3182974B2 (ja) 地肌除去装置
JP3137702B2 (ja) 画像処理装置
US6842267B1 (en) Image processing method
JP3305756B2 (ja) 画像処理装置
JP4074397B2 (ja) 画像処理装置
JPH04281671A (ja) 画像処理装置
JPH0832802A (ja) 画像処理装置
JP3152678B2 (ja) 画像読取装置
JP2002101285A (ja) 画像処理方法および画像処理装置ならびに画像形成方法および画像形成装置
JP3095767B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100607

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees