JP2752527B2 - 中間調処理回路 - Google Patents

中間調処理回路

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JP2752527B2 JP3078326A JP7832691A JP2752527B2 JP 2752527 B2 JP2752527 B2 JP 2752527B2 JP 3078326 A JP3078326 A JP 3078326A JP 7832691 A JP7832691 A JP 7832691A JP 2752527 B2 JP2752527 B2 JP 2752527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置等
において用いられ、イメージセンサが出力した画信号
を、中間調情報を含む2値信号に変換する中間調処理回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の中間調処理回路を示すブロ
ック図である。図において、1は原稿の内容を読み取っ
て濃度に応じたレベルを有する画信号を出力するイメー
ジセンサ、2は画信号のフィルタ処理やタイミング合せ
等を行う読取処理回路、3はしきい値となるディザマト
リクスの各要素を出力するディザ発生回路、4は画信号
としきい値とを比較することによって画信号を2値化信
号とする比較器、5は2値化信号である画データであ
る。
【0003】次に動作について説明する。イメージセン
サ1から出力され読取処理回路2で処理された画信号は
画素ごとに比較器4に入力する。一方、各画素に対応し
たしきい値がディザ発生回路3から出力される。比較器
4は各画素のレベルと各しきい値とを比較して、画素の
レベルがしきい値よりも大きい場合には「1」を、そう
でない場合には「0」を出力する。このようにして、2
値化された画データ5が比較器から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の中間調処理回路
は以上のように構成されているので、濃度変化がなめら
かである写真原稿を処理した場合にはさほど問題は生じ
ないものの、網点原稿のような画素ごとの濃度変化が激
しい原稿を処理した場合には、画データ5にモアレの影
響が生じ、その画データ5をもとに記録画を再生すると
その画質は劣化するという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、網点原稿を処理した場合にも、画
質が劣化しない中間調処理回路を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る中間調処
理回路は、イメージセンサから出力される画信号のモア
レの周期、モアレの振幅および画信号中に表れる黒白レ
ベルの繰り返し周期を検知する周波数特性検知回路(以
下、f特検知回路という)と、前記周波数特性検知回路
6で検知された画信号のモアレの周期、モアレの振幅
1 、および画信号中に表れる黒白レベルの繰り返し周
期Sに基づき、周期が小さい時は減衰量を大きく、振幅
が大きい時は減衰量を大きくするように調整量を決定す
る調整値決定回路11と、この調整値決定回路11から
の調整量に応じて前記画信号の振幅を変更する振幅制御
回路12とを有する振幅制御回路とを備えたものであ
る。
【0007】
【作用】この発明における振幅制御回路は、画信号のf
特に応じて画信号のレベルを調整し、網点原稿処理時に
画データにモアレの影響が出ないように作用する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、6は画信号中に生ずるモアレの周
波数等を検知するf特検知回路、7は画信号の振幅を制
御する振幅制御回路である。また、振幅制御回路7にお
いて、8は画信号を蓄積する画信号メモリ、9はf特デ
ータを蓄積するf特データメモリ、10は画信号メモリ
8およびf特データメモリ9にデータ読出しタイミング
を与えるタイミング回路、11はf特データに応じた調
整値を決定する調整値決定回路、12は調整値に応じて
画信号の振幅を調整する振幅調整回路である。
【0009】次に動作について説明する。イメージセン
サ1から出力された画信号は、読取処理回路2で従来の
場合と同様に処理される。処理後の画信号は、画信号メ
モリ8に一旦格納される。また、処理後の画信号はf特
検知回路6にも入力する。f特検知回路6は、モアレの
周波数等を検知する。
【0010】図2(a)は網点原稿の濃度が一定の領域
(網点密度が一定の領域)についての画信号であって振
幅制御回路7の入力における画信号の様子の一例を示し
たものである。図2(a)に示すように、網点原稿を読
み取った場合には濃度が一定であってもモアレが生ずる
ことがある。このモアレの周期を例えばTとする。ま
た、図2(b)は図2(a)の一部を拡大したものであ
り、モアレの振幅をA1とする。なお、Sは画信号中に
表われる黒白レベルの繰り返し周期である。
【0011】f特検知回路6は、モアレの周期T、モア
レの振幅A1 、および繰り返し周期Sを検知する。そし
て、これらのデータをf特メモリ9に一旦格納する。一
方、タイミング回路10は、画信号メモリ8から画信号
を構成する各画素を出力させるとともに、f特データメ
モリ9からf特データを調整値決定回路11に出力させ
る。調整値決定回路11は、モアレの周期T、モアレの
振幅A1 、および繰り返し周期Sから調整量を決定す
る。例えば、周期Tが小さいときには減衰量を大きく、
また、振幅A1 が大きいときには減衰量を大きくするよ
うな調整量とする。決定された調整量は振幅調整回路1
2に出力される。そして、振幅調整回路12は、その調
整量に応じて画信号の振幅を変更する。図2および図3
に示した例では、図2(b)に示された期間についても
との振幅A1 を新たな振幅A2 にするような調整量が決
定されたことを示している。
【0012】このように、モアレの周期T等に応じて振
幅を減衰するようにすれば、比較器4に与えられる調整
後の画信号は、モアレの程度が小さくなったものとな
る。そして比較器4は、従来の場合と同様に、ディザ発
生回路3から出力されたしきい値と画信号(この場合に
は、調整後の画信号)とを比較して2値化された画デー
タ5を出力する。
【0013】なお、写真原稿における濃度が一定の領域
が読み取られた場合には、振幅制御回路7の入力におけ
る画信号のレベルは、図4に示すように、ほぼ一定とな
る。つまり、モアレの周期T等は存在しない(無限大で
ある。)ことから、この場合には、調整値決定回路11
は無調整を示す値を出力する。
【0014】なお、上記実施例では中間調処理回路につ
いて説明したが、イメージセンサのシェーディング補正
に本発明を適用することもできる。図5はイメージセン
サが白原稿を読み取ったときの出力(明出力)の一例を
示したものである。この出力には、レンズの影響などに
より出力むらが生ずる(図5では、振幅A3 のむらを示
している。)この場合に、図1に示したf特検知回路6
および振幅調整回路7を用いるようにすれば、シェーデ
ィング補正が行われ、出力はほぼ平坦になる。
【0015】以上のように、この発明によれば、画信号
の周波数特性として、画信号のモアレの周期、モアレの
振幅および画信号中に表れる黒白レベルの繰り返し周期
を検知するように構成したので、画信号の周波数パラメ
ータを忠実に検出することができる。そして、その検出
された画信号のモアレの周期、モアレの振幅および画信
号中に表れる黒白レベルの繰り返し周期に基づき、周期
が小さい時は減衰量を大きく、振幅が大きい時は減衰量
を大きくするように調整量を決定し、この調整量に応じ
て前記画信号の振幅を変更するように構成したので、よ
り精度よく、モアレの影響を除去でき、網点原稿を処理
した場合にも、画質が劣化しない中間調処理回路が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による中間調処理回路を示
すブロック図である。
【図2】振幅制御回路の入力の一例を示す波形図であ
る。
【図3】振幅制御回路の出力の一例を示す波形図であ
る。
【図4】写真原稿の場合の振幅制御回路の入力の一例を
示す波形図である。
【図5】白原稿の場合のイメージセンサの出力の一例を
示す波形図である。
【図6】従来の中間調処理回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 イメージセンサ 2 読取処理回路 3 ディザ発生回路 4 比較器 6 f特検知回路 7 振幅制御回路 8 画信号メモリ 9 f特データメモリ 10 タイミング回路 11 調整値決定回路 12 振幅調整回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサから出力される画信号の
    モアレの周期T、モアレの振幅A1 、および画信号中に
    表れる黒白レベルの繰り返し周期Sを検知する周波数特
    性検知回路6と、前記周波数特性検知回路6で検知された 画信号のモアレ
    の周期T、モアレの振幅A1 、および画信号中に表れる
    黒白レベルの繰り返し周期Sに基づき、周期が小さい時
    は減衰量を大きく、振幅が大きい時は減衰量を大きくす
    るように調整量を決定する調整値決定回路11と、この
    調整値決定回路11からの調整量に応じて前記画信号の
    振幅を変更する振幅調整回路12とを有する振幅制御回
    路7と、 所定の画素ブロック単位で各画素についてのしきい値を
    出力するディザ発生回路3と、 前記振幅制御回路の出力と前記しきい値とを比較して2
    値化信号を出力する比較器4とを備えた中間調処理回
    路。
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