JP2007019885A - 画像処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 演色範囲を制約することなく高速に色変換を行う。
【解決手段】 セレクタ設定値計算部6は、オールスルーモードでない場合、代表値算出部7からの輝度成分の代表値が閾値以上であればLUT信号を出力し、輝度成分の代表値が閾値未満であればスルー信号を出力する。色差成分アドレス選択部11Aは、セレクタ設定値計算部6からLUT信号が供給されたときは、LUTアクセスアドレス生成部9Aで生成されたアドレスを選択し、スルー信号が供給されたときは、スルーデータ段数調整部10Aからの輝度成分を選択する。色差成分LUT突当て部12Aは、色差成分アドレス選択部11Aからアドレスが供給されると、アドレスをLUTに突き当てて、そのアドレスに対応する色差成分を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、方法及びプログラムに係り、例えば、原稿を光学的に読み取ることによって得られた画像データから、原稿の黄ばみ部分などの予め想定された色域を除去するのに用いて好適な画像処理装置、方法及びプログラムに関する。
複写機やFAX等の画像記録装置では、通常の白地の用紙を用いた原稿だけでなく例えば新聞や藁半紙、再生紙、色紙等、様々な用紙を用いた原稿を読み取っている。このように通常の用紙を用いていない原稿は、地肌の濃度が高いため、CCDセンサ等の原稿読取手段で読み取って、その画像データをそのまま出力すると、再現された原稿は地肌が出て汚いものとなってしまう。
そこで、プリスキャンをしなくても原稿の全体を考慮した地肌濃度の検出、除去、制御のふらつきのない安定した地肌除去を可能にし、地肌濃度判定の精度を向上させた地肌除去装置が提案されている(特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載された技術は、二次元ラスタ画像のライン毎に対し、各ラインの画素平均値に対し地色除去判定を実施し、判定結果に応じてラン毎に色変換を実施することで、プリスキャン無しに(1パスで)地色除去を実施する技術である。
特開平6−311359号公報
しかし、上記技術では、例えば色差成分がサブサンプリングされ、輝度成分が通常の画像サイズで入力されるような、主走査方向、または副走査方向、または両方向の画像サイズの異なる複数の画像成分を持つ画像データ(例えば、サンプリングモードが4:2:2モード、4:2:0モードの時など)を同時に扱う場合、どの画像成分も左上から右下にかけ1画素1クロックで走査していく。このため、サブサンプリングの場合には、画像の縦横比は整数であるので、走査が進むにしたがって、画像成分間の注目画素の位置ずれが起こる。
その結果、例えば、ある画像成分(輝度成分)について1ライン読み出した時、ある画像成分(色差成分)については2ライン分読み出し、前後2ライン間での平均値処理を実施する。よって、輝度成分に対しては正常動作するが、色差成分に対しては誤った色変換が実施されてしまう。その結果、輝度成分と色差成分の合成画像である出力画像については誤った処理結果しか得られないことが起こる、という問題がある。
また、ある画像成分のみサブサンプリングされた各画像成分の、各画素値に対して同時に地色除去を実施する場合も同様の問題がある。すなわち、各画像成分間の注目画素の位置ずれが起こり、ある画像成分の注目画素の画素値に応じて、他の画像成分の注目画素の画素値変換を実施しようとすると、画像成分間で互いに違う画素を注目してしまい、別の画素成分の画素値に応じた地色を除去できない問題がある。
これにより、各画像成分について互いに色変換について影響を及ぼさない独立した色変換しか実施出来ず、その結果、地色除去を実施できる演色範囲に制約が発生してしまう。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、演色範囲を制約することなく高速に色変換を行うことができる画像処理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像を処理する画像処理装置であって、前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出する代表値算出手段と、前記代表値算出手段により算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換する輝度成分変換手段と、前記代表値算出手段により算出された代表値に応じて前記色差成分を変換する色差成分変換手段と、を備えている。
本発明に係る画像処理方法は、輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像を処理する画像処理方法であって、前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出し、前記算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換すると共に、前記算出された代表値に応じて前記色差成分を変換する。
本発明に係る画像処理プログラムは、輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像をコンピュータに処理させる画像処理プログラムであって、前記コンピュータに、前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出させ、前記算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換させると共に、前記算出された代表値に応じて前記色差成分を変換させる。
代表値算出手段は、輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出する。代表値の算出方法は特に限定されず、複数画素の最大値、平均値、最小値のいずれかを代表値としてもよい。また、代表値算出手段は、画像処理モードに応じて代表値を算出してもよい。
輝度成分変換手段は、代表値算出手段により算出された代表値に応じて輝度成分を変換する。また、色差成分変換手段は、代表値算出手段により算出された代表値に応じて色差成分を変換する。よって、色差成分は、輝度成分の特性に応じて変換される。
したがって、上記発明は、輝度成分に基づいて輝度成分の複数画素の代表値を算出し、算出された代表値に応じて輝度成分を変換し、算出された代表値に応じて色差成分を変換することにより、輝度成分の特性に応じた最適な色差成分を得ることができ、高速に色変換ができる。
本発明に係る画像処理装置、方法及びプログラムは、演色範囲を制約することなく高速に色変換を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[画像処理装置の構成]
本実施の形態に係る画像処理装置は、4:4:4モード、4:2:2モード、4:2:0モードのいずれの場合であっても、YCC色空間の各画像成分を画素毎に変換する。以下、YCC色空間の各画像成分を、「輝度成分」、「色差成分1」、「色差成分2」として説明する。また、本実施形態では輝度の白値を“255”とするが、輝度の白値を“0”としてもよい。
本実施形態では、画像処理装置が、原稿を光学的に読み取ることによって得られた画像データから、原稿の黄ばみ部分のデータを除去(白に変換)する場合を例に挙げて説明する。黄ばみは、輝度が非常に高く、弱い黄色である。そこで、本画像処理装置は、画像から黄ばみを除去すべく、高輝度の画素の色差成分を白に変換する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
画像処理装置は、輝度成分の代表値と比較するための閾値を出力する輝度成分閾値出力部1と、色差成分の代表値と比較するための閾値を出力する色差成分閾値出力部2と、オールスルーモード(未処理モード)を選択するオールスルーモード選択部3と、サンプリングモードを選択するサンプリングモード選択部4と、セレクタ設定値を計算するセレクタ設定値計算部5、6とを備えている。
画像処理装置は、輝度成分の1つ以上の画素から代表値を算出する代表値算出部7と、色差成分が輝度成分と同期をとるための色差成分段数調整部8A、8Bと、LUT(ルックアップテーブル)にアクセスするためのアドレスを生成するLUTアクセスアドレス生成部9Y、9A、9Bと、各画像成分のうちの変換された画素と変換されない画素で同期をとるためのスルーデータ段数調整部10Y、10A、10Bと、を備えている。
さらに、画像処理装置は、輝度成分のLUT用のアドレスを選択する輝度成分アドレス選択部11Yと、色差成分のLUT用のアドレスを選択する色差成分アドレス選択部11A、11Bと、輝度成分のLUTから補正後の輝度成分を出力する輝度成分LUT突当て部12Yと、色差成分のLUTから補正後の色差成分を出力する色差成分LUT突当て部12A、12Bと、を備えている。
輝度成分閾値出力部1は、代表値算出部7で算出される代表値の比較対象として、輝度成分の閾値を出力する。色差成分閾値出力部2は、代表値算出部7で算出される代表値の比較対象として、色差成分の閾値を出力する。これらの閾値は、高輝度の画素のみ色変換するために、輝度の最大値に近い値(例えば“240”)に設定されている。
オールスルーモード選択部3は、オールスルーモードが選択されているか否かを示すオールスルーモード信号を出力する。なお、オールスルーモード信号は、1のときはオールスルーモードが選択されていることを表し、0のときはオールスルーモードが選択されていないことを表す。ここで、オールスルーモードは、1画素も色変換をしない場合に選択される動作モードであり、例えば、別のモジュール、ソフトウェア、デバイスで色変換される場合に選択される。
サブサンプリングモード選択部4は、色変換の対象となっている画像のサンプリングモード(4:4:4モード、4:2:2モード、4:2:0モードのいずれか1つ)を表すサンプリングモード信号を出力する。
代表値算出部7は、入力された輝度成分の注目画素と、サブサンプリングモード選択部から出力されたサンプリングモード信号と、に基づいて、輝度成分の代表値を算出する。
図2は、代表値算出部7の動作を説明する図である。代表値算出部7は、サンプリングモードに応じて、注目画素、注目画素に隣接する画素の最大値を代表値として出力する。すなわち、代表値算出部7は、2〜5入力、1出力の処理手段である。
具体的には、4:4:4モードの場合、代表値算出部7は、輝度成分の注目画素のみを入力して、その注目画素を代表値として算出する。4:2:2モードの場合、代表値算出部7は、注目画素及びその注目画素の右隣に位置する画素の2画素を入力し、2画素の最大値を代表値として算出する。4:2:0モードの場合、代表値算出部7は、注目画素、その注目画素の右隣、下、右下に位置する画素の4画素を入力し、4画素の最大値を代表値として算出する。
セレクタ設定値計算部5は、輝度成分閾値出力部1から出力された閾値と、代表値算出部7で算出された代表値と、オールスルーモード選択部3から出力されたオールスルーモード信号と、に基づいて、輝度成分についてLUTによって色変換を行うか否かを示すセレクタ設定値を計算する。
図3は、セレクタ設定値計算部5を示す図である。I0はオールスルーモード信号である。I0=1はオールスルーモード、I0=0はオールスルーモードではない(色変換用のLUTを用いて色変換する)ことを表す。また、I1は代表値算出結果(代表値算出部7で算出された代表値)、I2は代表値比較閾値(輝度成分閾値出力部1から出力された閾値)である。
セレクタ設定値計算部5は、I0=1のときは、セレクタ設定値として色変換を行わないことを示すスルー信号を出力する。セレクタ設定値計算部5は、I0=0のときは、I1≧I2であれば色変換を行うことを示すLUT信号をセレクタ設定値として出力し、I1<I2であれば色変換を行わないことを示すスルー信号をセレクタ設定値として出力する。
したがって、セレクタ設定値計算部5は、オールスルーモードでない場合、輝度成分の代表値が閾値以上であればLUT信号を出力し、輝度成分の代表値が閾値未満であればスルー信号を出力する。なお、セレクタ設定値計算部5は、オールスルーモードの場合、輝度成分の代表値がどのような値であっても、スルー信号を出力する。
セレクタ設定値計算部6は、外部から入力されるビデオクロックと、オールスルーモード選択部3から出力されたオールスルーモード信号と、サブサンプリングモード選択部4から出力されたサンプリングモード信号と、輝度成分閾値出力部1から出力された閾値と、代表値算出部7で算出された代表値と、に基づいて、色差成分についてLUTによって色変換を行うか否かを示すセレクタ設定値を計算する。
図4は、セレクタ設定値計算部6を示す図である。ここでは、I0はビデオクロック、I1はオールスルーモード信号、I2はサンプリングモード信号である。なお、I2=0は4:4:4モード、I2=1は4:2:2モード、I2=2は4:2:0モードを表す。また、I3は代表値算出結果(代表値算出部7で算出された代表値)、I4は代表値比較閾値(輝度成分閾値出力部1から出力された閾値)である。
図5は、セレクタ設定値計算部6の入力信号I1、I2、I0、I3、I4に対する出力信号Oの関係を示す図である。セレクタ設定値計算部6は、I1=1のときは、その他の入力信号がどのような値であっても、色変換を行わないことを示すスルー信号を出力する。I1=0(1以外の値)のときは、次の通りである。
I2=0のときは、セレクタ設定値計算部6は、I3≧I4であればLUT信号を出力し、I3<I4であればスルー信号を出力する。
I2=1または2であり、かつI0=1のときは、セレクタ設定値計算部6は、I3≧I4であればLUT信号を出力し、I3<I4であればスルー信号を出力する。I2=1または2であり、かつI0=0(1以外の値)のときは、セレクタ設定値計算部6はスルー信号を出力する。
したがって、セレクタ設定値計算部6は、図5に示すように、オールスルーモードでない場合、輝度成分の代表値が閾値以上であればLUT信号を出力し、輝度成分の代表値が閾値未満であればスルー信号を出力する。なお、セレクタ設定値計算部5は、4:2:2モード又は4:2:0モードであってビデオクロックが“1”でないときは、輝度成分の代表値がどのような値であっても、スルー信号を出力する。また、セレクタ設定値計算部5は、オールスルーモードの場合、輝度成分の代表値がどのような値であっても、スルー信号を出力する。
LUTアクセスアドレス生成部9Yは、代表値算出部7で算出された代表値に基づいて、LUTにアクセスするためのアドレスを生成する。LUTアクセスアドレス生成部9Aは、色差成分段数調整部8Aを介して外部から入力された色差成分に基づいて、LUTにアクセスするためのアドレスを生成する。LUTアクセスアドレス生成部9Bは、色差成分段数調整部8Bを介して外部から入力された色差成分に基づいて、LUTにアクセスするためのアドレスを生成する。
輝度成分アドレス選択部11Yは、セレクタ設定値計算部5で計算されたセレクタ設定値(LUT信号又はスルー信号)に基づいて、LUTアクセスアドレス生成部9Yで生成されたアドレス、スルーデータ段数調整部10Yを介して供給された輝度成分、のいずれかを選択して出力する。具体的には、輝度成分アドレス選択部11Yは、LUT信号が供給されたときは、LUTアクセスアドレス生成部9Yで生成されたアドレスを選択し、スルー信号が供給されたときは、スルーデータ段数調整部10Yからの輝度成分を選択する。
色差成分アドレス選択部11Aは、セレクタ設定値計算部6からLUT信号が供給されたときは、LUTアクセスアドレス生成部9Aで生成されたアドレスを選択し、スルー信号が供給されたときは、スルーデータ段数調整部10Aからの輝度成分を選択する。色差成分アドレス選択部11Bは、セレクタ設定値計算部6からLUT信号が供給されたときは、LUTアクセスアドレス生成部9Bで生成されたアドレスを選択し、スルー信号が供給されたときは、スルーデータ段数調整部10Bからの輝度成分を選択する。
輝度成分LUT突当て部12Yは、輝度成分を変換するための色変換テーブルであるLUTを有している。輝度成分LUT突当て部12Yは、輝度成分アドレス選択部11Yからアドレスが供給されると、アドレスを上記LUTに突き当てて、そのアドレスに対応する輝度成分を出力する。なお、輝度成分LUT突当て部12Yは、輝度成分アドレス選択部11Yから輝度成分が供給されたときは、その輝度成分をそのまま出力(スルー)する。
色差成分LUT突当て部12A、12Bは、各色差成分を変換するためのLUTをそれぞれ有している。これらのLUTは、黄ばみ(輝度が非常に高く、弱い黄色)に相当する色を白に変換するための色変換テーブルである。色差成分LUT突当て部12A、12Bは、色差成分アドレス選択部11A、11Bからアドレスが供給されると、アドレスを上記LUTに突き当てて、そのアドレスに対応する色差成分をそれぞれ出力する。なお、色差成分LUT突当て部12A、12Bは、色差成分アドレス選択部11A、11Bから色差成分がそれぞれ供給されたときは、それらの輝度成分をそのまま出力(スルー)する。
ここで、画素A(黄ばみ部分)と画素B(黄ばみ部分でない)が隣り合っており、画素A及び画素Bの色差成分1が同じ値である場合を例に挙げて説明する。
画素Aの輝度成分は高輝度であるので、セレクタ設定値計算部5はLUT信号を出力し、色差成分アドレス選択部11Aはアドレスを出力する。よって、色差成分LUT突当て部12Aは、画素Aが白になるように色差成分1を色変換する。
一方、画素Bの輝度成分は中輝度又は低輝度であるので、セレクタ設定値計算部5はスルー信号を出力し、色差成分アドレス選択部11Aは色差成分1をそのまま出力する。よって、色差成分LUT突当て部12Aは、色差成分アドレス選択部11Aから供給された色差成分1をそのまま出力する。
このように、画像処理装置は、色差成分が同じ値の画素が隣り合っても、黄ばみのある画素については白になるように色差成分を変換し、黄ばみのない画素については色差成分をそのまま出力する。これにより、画像データから黄ばみのみを除去できる。
以上のように構成された画像処理装置は、サンプリングモード、走査方式(面順次走査、ブロック順次走査、点順次走査)に応じて次のように処理を実行する。
面順次走査とは、輝度成分の1画像を1ラインずつ走査し、輝度成分の画像の走査が終了した後、次に色差成分の画像を1ラインずつ走査することをいう。ブロック順次走査とは、輝度成分の画像の1ブロックを走査した後、色差成分の画像の同一ブロックを走査し、その後、輝度成分の画像の次のブロックを走査することをいう。点順次走査とは、同一画素位置において輝度成分、色差成分を順に走査した後、次の画素位置において輝度成分、色差成分を順に走査することをいう。
[4:2:0モード、面順次走査]
図6は、4:2:0モードで面順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。画像処理装置にYCC色空間の各画像成分(輝度成分、色差成分1、2)が入力されると、各画像成分のファイルがオープンされる(ステップS1)。そして、オープンしたファイルの先頭位置(画像左上)にファイルポインタを移動する(ステップS2)。
輝度成分のファイルポインタ上の画素値Aを得て(ステップS3)、次に、ファイルポインタを現在画素の右に移動して(ステップS4)、ファイルポインタ上の画素値Bを得る(ステップS5)。さらに、ファイルポインタを現在画素の左下に移動して(ステップS6)、そのファイルポインタ上の画素値Cを得て(ステップS7)、ファイルポインタを現在画素の右に移動して(ステップS8)、そのファイルポインタ上の画素値Dを得る(ステップS9)。このように、ステップS2〜S9までの処理によって、輝度成分の2×2画素の各画素値A〜Dが得られる。
代表値算出部7はA、B、C、Dの各画素値の最大値を代表値として算出する。(ステップS10)。そして、A、B、C、Dの各画素値は、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部5、LUTアクセスアドレス生成部9Y、輝度成分アドレス選択部11Y、輝度成分LUT突当て部12Y)における各処理)が施される(ステップS11)。
つぎに、色差成分1のファイルポインタ上の画素値が得られ(ステップS12)、この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9A、色差成分アドレス選択部11A、色差成分LUT突当て部12Aの各処理)が施される(ステップS13)。
さらに、色差成分2のファイルポインタ上の画素値が得られ(ステップS14)、この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9B、色差成分アドレス選択部11B、色差成分LUT突当て部12Bの各処理)が施される(ステップS15)。
次に、色差成分のファイルポインタがファイルの最後(EOF:End Of File)に達したかが判定される(ステップS16)。
ファイルポインタがEOFに達していないときは色差成分のファイルポインタが1ラインの最後(EOF:End Of Line)に達したかが判定され(ステップS17)、達していないときは、輝度成分、色彩成分1、2の各ファイルポインタを現在画素の右上に移動して(ステップS18)、ステップS3に戻る。これにより、1ライン分の処理が終了するまで、ステップS3からステップS17までの処理が繰り返される。
一方、ステップS17で色差成分のファイルポインタがEOLに達したと判定されたときは、輝度成分、色彩成分1、2の各ファイルポインタを次のラインの先頭に移動して(ステップS19)、ステップS3に戻る。これにより、色差成分のファイルポインタがEOFに達するまで(ステップS16で肯定判定されるまで)、ステップS3からステップS19までの処理が繰り返される。そして、ファイルポインタがEOFに達したと判定されたとき(ステップS17の肯定判定のとき)、処理が終了する。
[4:2:2モード、面順次走査]
図7は、4:2:2モードで面順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。なお、ステップS21〜S25は、図6に示すステップS1〜S5と同様の処理である。
ステップS25を経て輝度成分の画素値A及びBが得られると、代表値算出部7は、A、Bの各画素値の最大値を代表値として算出する(ステップS26)。そして、A、Bの各画素値は、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部5、LUTアクセスアドレス生成部9Y、輝度成分アドレス選択部11Y、輝度成分LUT突当て部12Yの各処理)が施される(ステップS27)。ステップS28〜S33は、図6に示すステップS12〜S17と同様の処理である。
色差成分のファイルポインタがEOLに達していないと判定されたときは(ステップS33の否定判定)、輝度成分、色彩成分1、2の各ファイルポインタを現在画素の右に移動して(ステップS34)、ステップS23に戻る。これにより、1ライン分の処理が終了するまで、ステップS23からステップS34までの処理が繰り返される。
一方、ステップS33で色差成分のファイルポインタがEOLに達したと判定されたときは、輝度成分、色彩成分1、2の各ファイルポインタを次のラインの先頭に移動して(ステップS35)、ステップS23に戻る。これにより、色差成分のファイルポインタがEOFに達するまで(ステップS32で肯定判定されるまで)、ステップS23からステップS35までの処理が繰り返される。そして、ファイルポインタがEOFに達したと判定されたとき(ステップS32の肯定判定のとき)、処理が終了する。
[4:2:0モード、ブロック順次走査]
図8及び図9は、4:2:0モードでブロック順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。なお、ステップS41〜S42は、図6に示すステップS1〜S2と同様の処理である。
そして、ファイルポインタ上の輝度成分の画素aの画素値Aを得ると(ステップS43)、ファイルポインタをインクリメントして(ステップS44)、そのファイルポインタ上の輝度成分の画素値Bを得る(ステップS45)。
次に、ファイルポインタを輝度成分の画素aの下の画素位置に移動して(ステップS46)、ファイルポインタ上の輝度成分の画素値Cを得る(ステップS47)。さらに、ファイルポインタをインクリメントして(ステップS48)、ファイルポインタ上の輝度成分の画素値Dを得る(ステップS49)。そして、ステップS50〜S51は、図6に示すステップS10〜S11と同様に処理される。
ステップS51の処理後、色差成分1のブロック内の、輝度成分の画素aと同じ画素位置にファイルポインタを移動して、ファイルポインタ上の画素値を得る(ステップS52)。そして、この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9A、色差成分アドレス選択部11A、色差成分LUT突当て部12Aの各処理)が施される(ステップS53)。
次に、色差成分2のブロック内の、輝度成分の画素aと同じ画素位置にファイルポインタを移動して、ファイルポインタ上の画素値を得る(ステップS54)。この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9B、色差成分アドレス選択部11B、色差成分LUT突当て部12Bの各処理)が施される(ステップS55)。
ステップS56〜S57は、図6に示すステップS16〜S17と同様に処理される。そして、ファイルポインタがEOLに達していないと判定されたとき(ステップS57の否定判定のとき)は、ポインタがブロックの最後(EOB:End Of Block)に達したかが判定される(ステップS58)。達していないと判定されたときは、輝度成分のブロック内の画素aの2つ右の画素位置にファイルポインタを移動して、それを新たな画素aとして(ステップS59)、図8に示すステップS43に戻る。
一方、ファイルポインタがEOBに達したと判定されたときはファイルポインタを次のブロックの先頭に移動して(ステップS60)、図8に示すステップS43に戻る。これにより、ファイルポインタは、ブロック内を2つずつ右に移動していき、ポインタがブロックの最後に達すると次にブロックに移動することを繰り返す。
また、ファイルポインタがEOLに達したと判定されたとき(図9に示すステップS57の肯定判定のとき)、ファイルポインタを次のブロックのラインの先頭に移動して(ステップS61)、図8に示すステップS43に戻る。
これにより、ファイルポインタは、ブロック内の処理が終了したら次のブロックに移動し、ラインの最後に達すると次のブロックのラインの先頭に移動する。そして、ファイルポインタがファイルの最後に達した判定されたときに(ステップS56の肯定判定のとき)、処理が終了する。
[4:2:2モード、ブロック順次走査]
図10は、4:2:2モードでブロック順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理ルーチンは、図8及び図9に示した処理ルーチンとほぼ同様であるが、図8に示すステップS46〜S51の代わりに、図7に示すステップS26〜S27を実行する点が異なっている。
[4:2:0モード、点順次走査]
図11及び図12は、4:2:0モードで点順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。ステップS91〜S101は、図8に示すステップS41〜51と同様の処理である。
ステップS101の後、ファイルポインタを輝度成分の画素aに対応する色差成分1の画素位置へ移動して(ステップS102)、ファイルポインタ上の色差成分1の画素値を得る(ステップS103)。この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9A、色差成分アドレス選択部11A、色差成分LUT突当て部12Aの各処理)が施される(ステップS104)。
次に、ファイルポインタを輝度成分の画素aに対応する色差成分2の画素位置へ移動して(ステップS105)、ファイルポインタ上の色差成分2の画素値を得る(ステップS106)。この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9B、色差成分アドレス選択部11B、色差成分LUT突当て部12Bの各処理)が施される(ステップS107)。
図12に示すステップS108〜S109は、図6に示すステップS82〜S83と同様に処理される。そして、ファイルポインタがEOLに達していないと判定されたとき(ステップS109の否定判定のとき)は、輝度成分の画素aの2つ右の画素位置にファイルポインタを移動して、それを新たな画素aとして(ステップS110)、図11に示すステップS93に戻る。
一方、ファイルポインタがEOLに達したと判定されたとき(ステップS109の肯定判定のとき)、ファイルポインタを次のラインの先頭に移動して(ステップS111)、図11に示すステップS93に戻る。これにより、ファイルポインタは、2つずつ右へ移動し、ラインの最後に達すると次のラインに移動し、ファイルの最後に到達すると、処理を終了する。
そして、ファイルポインタがファイルの最後に達した判定されたときに(ステップS108の肯定判定のとき)、処理が終了する。
[4:2:2モード、点順次走査]
図13は、4:2:2モードで点順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。ステップS121〜S127は、図10に示すステップS71〜77と同様の処理である。
ステップS127の後、ファイルポインタを輝度成分の画素aに対応する色差成分1の画素位置へ移動して(ステップS128)、ファイルポインタ上の色差成分1の画素値を得る(ステップS129)。この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9A、色差成分アドレス選択部11A、色差成分LUT突当て部12Aの各処理)が施される(ステップS130)。
次に、ファイルポインタを輝度成分の画素aに対応する色差成分2の画素位置へ移動して(ステップS131)、ファイルポインタ上の色差成分2の画素値を得る(ステップS132)。この画素値と代表値算出部7で算出された代表値とに基づいて、後段の画像処理(セレクタ設定値計算部6、LUTアクセスアドレス生成部9B、色差成分アドレス選択部11B、色差成分LUT突当て部12Bの各処理)が施される(ステップS133)。
ステップS134〜S136は、図12に示すステップS108〜S110と同様に処理される。ファイルポインタがEOLに達したと判定されたとき(ステップS135の肯定判定のとき)、ファイルポインタを次のブロックラインの先頭に移動して(ステップS137)、ステップS123に戻る。これにより、ファイルポインタは、2つずつ右へ移動し、ラインの最後に達すると次のブロックラインの先頭に移動し、ファイルの最後に到達すると、処理を終了する。
以上のように、上記画像処理装置は、4:2:2モードや4:2:0モードのように、輝度成分の画像サイズと色差成分の画像サイズが異なっている場合でも、1パスで高速に色変換処理を行うことができる。
また、上記画像処理装置は、輝度成分の代表値に基づいて、黄ばみ特有の高輝度部分を画素毎に検出し、黄ばみ部分の画素については、その画素が白になるように色差成分を変換する。これにより、広い演色範囲であっても、必要な部分のみ色変換可能になる。すなわち、黄ばみ部分の画素と黄ばみ部分でない画素が隣り合う場合でも、黄ばみ部分の画素のみを白に変換することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で設計上の変更をされたものにも適用可能であるのは勿論である。
[代表値算出部7のその他の例]
上述した実施の形態では、代表値算出部7は、複数の画素値の最大値を代表値として算出したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図14は、代表値算出部7の他の動作を説明する図である。代表値算出部7は、サンプリングモードに応じて、注目画素、注目画素に隣接する画素の平均値を代表値として出力する。すなわち、代表値算出部7は、2〜5入力、1出力の処理手段である。
具体的には、4:4:4モードの場合、代表値算出部7は、輝度成分の注目画素のみを入力して、その注目画素を代表値として算出する。4:2:2モードの場合、代表値算出部7は、注目画素及びその注目画素の右隣に位置する画素の2画素を入力し、2画素の平均値を代表値として算出する。4:2:0モードの場合、代表値算出部7は、注目画素、その注目画素の右隣、下、右下に位置する画素の4画素を入力し、4画素の平均値を代表値として算出する。また、代表値算出部7は次のようなものでもよい。
図15は、代表値算出部7の他の動作を説明する図である。代表値算出部7は、サンプリングモードに応じて、注目画素、注目画素に隣接する画素の最小値を代表値として出力する。すなわち、代表値算出部7は、2〜5入力、1出力の処理手段である。
具体的には、4:4:4モードの場合、代表値算出部7は、輝度成分の注目画素のみを入力して、その注目画素を代表値として算出する。4:2:2モードの場合、代表値算出部7は、注目画素及びその注目画素の右隣に位置する画素の2画素を入力し、2画素の最小値を代表値として算出する。4:2:0モードの場合、代表値算出部7は、注目画素、その注目画素の右隣、下、右下に位置する画素の4画素を入力し、4画素の最小値を代表値として算出する。
[YCC色空間の他の例]
本実施の形態では、独自フォーマットにより、YCC色空間における輝度の白値を“255”としているが、輝度の白値を“0”と規定する他の色空間も存在する。上記画像処理装置は、このような他の色空間の画像(白黒反転画像)に対しても適用できる。このとき、セレクタ設定値計算部5は、適用する色空間に合わせて設定された閾値を用いるとよい。具体的には、セレクタ設定値計算部5は、輝度成分の代表値が閾値(0に近い値)以下のときは色変換することを示すLUT信号を出力し、輝度成分の代表値が閾値より大きいときは色変換しないことを示すLUT信号を出力すればよい。
また、色差成分も同様の理由で、適用する色空間によって値が変わることがある。そこで、セレクタ設定値計算部6も同様に、適用する色空間に合わせて設定された閾値を用いるとよい。
また、本実施の形態では画像データから黄ばみを除去することを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、輝度成分に特徴が現れる色を除去したり、他の色に変換したりする場合にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 代表値算出部7の動作を説明する図である。 セレクタ設定値計算部を示す図である。 セレクタ設定値計算部を示す図である。 セレクタ設定値計算部の入力信号I1、I2、I0、I3、I4に対する出力信号Oの関係を示す図である。 4:2:0モードで面順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:2モードで面順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:0モードでブロック順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:0モードでブロック順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:2モードでブロック順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:0モードで点順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:0モードで点順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 4:2:2モードで点順次走査を行うときの処理ルーチンを示すフローチャートである。 代表値算出部の他の動作を説明する図である。 代表値算出部の他の動作を説明する図である。
符号の説明
1 輝度成分閾値出力部
2 色差成分閾値出力部
3 オールスルーモード選択部
4 サブサンプリングモード選択部
5,6 セレクタ設定値計算部
7 代表値算出部
9Y,9A,9B LUTアクセスアドレス生成部
11Y 輝度成分アドレス選択部
11A,11B 色差成分アドレス選択部
12Y 輝度成分LUT突当て部
12A,12B 色差成分LUT突当て部

Claims (9)

  1. 輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像を処理する画像処理装置であって、
    前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出する代表値算出手段と、
    前記代表値算出手段により算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換する輝度成分変換手段と、
    前記代表値算出手段により算出された代表値に応じて前記色差成分を変換する色差成分変換手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記代表値算出手段により算出された代表値に基づいて前記輝度成分を変換するか否かを画素毎に選択する輝度成分変換選択手段と、
    前記代表値算出手段により算出された代表値に基づいて前記色差成分を変換するか否かを画素毎に選択する色差成分変換選択手段と、を更に備え、
    前記輝度成分変換手段は、前記輝度成分変換選択手段が輝度成分を変換することを選択した画素について、前記輝度成分を変換し、
    前記色差成分変換手段は、前記色差成分変換選択手段が色差成分を変換することを選択した画素について、前記色差成分を変換する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記代表値算出手段は、画像処理モードに応じて前記代表値を算出する。
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記代表値算出手段は、前記代表値として、前記複数画素の最大画素値、平均画素値、最小画素値のいずれか1つを算出する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像を処理する画像処理方法であって、
    前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出し、
    前記算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換すると共に、前記算出された代表値に応じて前記色差成分を変換する
    画像処理方法。
  6. 前記算出された代表値に基づいて前記輝度成分を変換するか否かを画素毎に選択すると共に、前記算出された代表値に基づいて前記色差成分を変換するか否かを画素毎に選択し、
    前記輝度成分を変換することを選択した画素について前記輝度成分を変換すると共に、前記色差成分を変換することを選択した画素について前記色差成分を変換する
    請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 画像処理モードに応じて前記代表値を算出する。
    請求項5または請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記代表値として、前記複数画素の最大画素値、平均画素値、最小画素値のいずれか1つを算出する
    請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  9. 輝度成分及び前記輝度成分と同じ又は異なるサイズの色差成分からなる画像をコンピュータに処理させる画像処理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記輝度成分に基づいて前記輝度成分の複数画素の代表値を算出させ、
    前記算出された代表値に応じて前記輝度成分を変換させると共に、前記算出された代表値に応じて前記色差成分を変換させる
    画像処理プログラム。
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