JP2009005398A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラーか白黒かの判別(ACS)の精度を改善するとともに前処理時間を短縮する。
【解決手段】 複数の色要素を有する入力画像を入力する画像入力部と、入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別する種別判別部と、種別判別手段の判別と並行して入力画像を格納する画像格納部と、種別判別手段が入力画像をカラー画像とすると判別したら画像格納部に格納された入力画像を複数の色要素を有するカラー画像に変換し、種別判別部が入力画像をモノクロ画像とすると判別したら画像格納部に格納された入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する変換部をもつ画像処理装置。
【選択図】図1
【解決手段】 複数の色要素を有する入力画像を入力する画像入力部と、入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別する種別判別部と、種別判別手段の判別と並行して入力画像を格納する画像格納部と、種別判別手段が入力画像をカラー画像とすると判別したら画像格納部に格納された入力画像を複数の色要素を有するカラー画像に変換し、種別判別部が入力画像をモノクロ画像とすると判別したら画像格納部に格納された入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する変換部をもつ画像処理装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、カラー原稿を読み取ってカラーの画像を形成するカラー複写機等におけるカラー画像の処理を行う画像処理装置に関する。
従来、カラー複写機においては、カラー画像入力装置を用いて原稿を本処理に先立ち読み込み、このスキャン原稿がカラーか白黒かを判別し(ACS:Auto Color Sensor)、本スキャン時にカラーもしくは白黒に適した画像処理が行われている。
この様な技術に関しては、例えば、
特許文献1:特許第2892037号公報
が開示されている。
特許文献1:特許第2892037号公報
が開示されている。
特許文献1の技術は、カラー画像を有彩色/無彩色/中間色に分離し、プリスキャン時に画像の濃度勾配を見て、中間色領域に関して黒文字らしい箇所を無彩色に、階調画素らしいところを有彩色に判別し直し、上記3状態を2状態(有彩色/無彩色)に変換してから有彩色をカウントし、カラー/白黒原稿を判別する。本スキャン時は、同パスを使ってカラーもしくは白黒処理を行う。これは、カラー画像入力装置を用いてカラー/白黒を判別するに当たり、カラーCCDを用いる画像入力装置において、黒画像読み込み時に色惨みが発生する問題を考慮した判別方法である。
また、カラー/白黒を判別する画像のソースを画像入力装置だけでなくコンピュータからの入力も考慮した技術として、
特許文献2:特許第2603458号公報
が開示されている。特許文献2の技術は、4回転式の印字装置において、Kの印字を行っている間にカラー判別を行い、白黒であればYMCの色の処理を行わず、カラーであればKに引き続き色の処理を順次行う。それによって、従来のプリスキャンで判別を行う方式よりもトータルの印字時間を早めており、さらにCCDからとコンピュータからの画像入力を選択することができる。
特許文献2:特許第2603458号公報
が開示されている。特許文献2の技術は、4回転式の印字装置において、Kの印字を行っている間にカラー判別を行い、白黒であればYMCの色の処理を行わず、カラーであればKに引き続き色の処理を順次行う。それによって、従来のプリスキャンで判別を行う方式よりもトータルの印字時間を早めており、さらにCCDからとコンピュータからの画像入力を選択することができる。
また、カラー画像入力装置としてオートシートフィーダを用いた画像処理装置の技術として、
特許文献3:実用新案第2554518号公報
が開示されている。特許文献3の技術は、ACS時には、キャリッジをオートシートフィーダの排紙位置に移動し、オートシートフィーダが原稿を原稿台位置まで送り出す間にスキャンしてACSを行い、キャリッジをホームポジションに戻して本スキャンを行うことで、通常の「プリスキャン+本スキャン」にかかる制御時間を短縮している。
特許文献3:実用新案第2554518号公報
が開示されている。特許文献3の技術は、ACS時には、キャリッジをオートシートフィーダの排紙位置に移動し、オートシートフィーダが原稿を原稿台位置まで送り出す間にスキャンしてACSを行い、キャリッジをホームポジションに戻して本スキャンを行うことで、通常の「プリスキャン+本スキャン」にかかる制御時間を短縮している。
また、カラー画像入力手段の信号を輝度/色差信号に変換してメモリに格納する画像処理技術として、
特許文献4:特許第2720924号公報
が開示されている。特許文献4の技術は輝度/色差信号に変換し、そのままあるいは内部符号化を行ってメモリに格納し、メモリから読み出したデータで領域識別を行い、この領域識別結果を使って適応的に圧縮を行っている。
特許文献4:特許第2720924号公報
が開示されている。特許文献4の技術は輝度/色差信号に変換し、そのままあるいは内部符号化を行ってメモリに格納し、メモリから読み出したデータで領域識別を行い、この領域識別結果を使って適応的に圧縮を行っている。
前記特許文献1の方法は、有彩色/無彩色/中間色に判別し、黒文字を判別し、これら判別結果から中間色を有彩色か無彩色に振り分けている。しかしながら、画像入力の色ズレを考慮してACS判別精度を上げるのであれば、この黒文字判別精度がやはり画像入力の色ずれを受けて問題となる。
また、実施例においては黒文字をG信号から判別しているが、この場合緑色を含む色文字は黒文字と判別され、白黒原稿と判別されてしまう。さらに、プリスキャンと本スキャンで黒文字判別を使用するが、プリスキャン時と本スキャン時の条件の違いが考慮されていない。
また、前記特許文献2の方法は、4回転方式であれば印字を速めることが可能だが、タンデム(4ドラム)方式には適用することが出来ず、またK信号の生成処理をカラー時と白黒時で同一にする必要があり、カラーモードと白黒モードの画像作成に制約があった。
また、前記特許文献3の方法は、オートシートフィーダ使用によるプリスキャン時間の短縮は行っているが、オートシートフィーダ使用時の判定レベルの変動については考慮されていない。
また、前記特許文献4の方法は、識別等の前処理と本処理である圧縮をメモリから2度読み出しして実現しているため、メモリを2度読み出す分、生産性が低下する。
日本国特許第2892037号公報
日本国特許第2603458号公報
日本国実用新案第2554518号公報
日本国特許第2720924号公報
上記したように、カラーか白黒かの判別(ACS)の精度に問題があり、また、ACS等の前処理にも時間がかかるという問題があった。
そこで、この発明は、カラーか白黒かの判別(ACS)の精度を改善するとともに前処理時間を短縮することのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
この発明の画像処理装置は、
複数の色要素を有する入力画像を入力する画像入力手段と、
前記入力画像がカラー画像かモノクロ画像かを判別する種別判別手段と、
前記種別判別手段の前記判別と並行して前記入力画像を格納する画像格納手段と、
前記種別判別手段が前記入力画像をカラー画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像にカラー画像変換を行い、前記種別判別手段が前記入力画像をモノクロ画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する変換手段を備える画像処理装置である。
複数の色要素を有する入力画像を入力する画像入力手段と、
前記入力画像がカラー画像かモノクロ画像かを判別する種別判別手段と、
前記種別判別手段の前記判別と並行して前記入力画像を格納する画像格納手段と、
前記種別判別手段が前記入力画像をカラー画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像にカラー画像変換を行い、前記種別判別手段が前記入力画像をモノクロ画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する変換手段を備える画像処理装置である。
カラーか白黒かの判別(ACS)の精度を改善するとともに前処理時間を短縮することのできる画像処理装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の画像形成装置に係るカラー複写機の第1実施例を示すものである。このカラー複写機は、カラースキャナ1001−1、カラー変換部1002−1、プリンタ1003−1、エッジ判別部1004−1、有彩色判別部1005−1、有彩色カウント部1006−1、及びカラー判別部1007−1とから構成されている。なお、エッジ判別部1004−1、有彩色判別部1005−1、有彩色カウント部1006−1とからACS(Auto Color Sensor)部1008−1が構成される。
カラースキャナl001−1は、カラー画像信号S1001−1を図示しないCCDを用いて入力する。
カラー変換部1002−1は、カラー画像をカラーもしくは白黒の印字信号S1002−1に変換する。
プリンタl003−1は、印字信号に基づいて印字する。
エッジ判別部(エッジ判別手段)1004−1は、カラー画像のエッジを判別する。
有彩色判別部(有彩色画素判別手段)1005−1は、カラー画像の有彩色を判別する
有彩色カウント部(計数手段)1006−1は、有彩色判別部1005−1からの有彩色判別結果をカウントする。
有彩色カウント部(計数手段)1006−1は、有彩色判別部1005−1からの有彩色判別結果をカウントする。
カラー判別部(種別判別手段)1007−1は、有彩色カウント部1006−1でのカウント値から原稿がカラーか白黒かを判別する
なお、本カラー複写機は、図示しないが、全体を制御す制御部が設けられている。
なお、本カラー複写機は、図示しないが、全体を制御す制御部が設けられている。
本カラー複写機の全体の動作は、まず、プリスキャンとしてカラースキャナ1001−1が原稿のカラー画像信号S1001−1を入力する。エッジ判別部1004−1が、画素単位でエッジか否かの判別信号を出力する。有彩色判別部1005−1が、画像信号と判別結果Sl003−1をもとに有彩色か否かを判別し、有彩色であれば「1」、そうでなければ「0」を出力する。有彩色カウント部1006−1が、有彩色判別結果S1004−1をカウントする。
画像全体のプリスキャンが終了した際、カラー判別部1007−1が、有彩色カウント部1006−1からの出力S1005−1を参照し、プリスキャンした画像がカラーか白黒かを判別し、判別結果S1006−1としてカラーであれば「1」、白黒であれば「0」を出力する。
続いて、本スキャンを行い、カラー変換部1002−1が、画像信号S1001−1を、プリスキャン時に確定した判別結果S1006−1を受けてカラーもしくは白黒に変換する。プリンタl003−1が、その変換された印字信号をS1002−1に基づいて印字する。
次に、各ブロックの動作を説明する。
図2は、カラースキャナ1001−1のCCD部と原稿読み取りの関係を示すものである。一般に、CCD部は各色毎に素子を持つため、物理的に各色間で幅がある。あるタイミングで入力される画像は、C→R、B→G、A→Bとなり原稿の同一箇所の情報ではなく、つぎのタイミングでは、D→R、C→G、B→Bの箇所を読むことになる。
ここで、Rに入ったC位置の情報と、Gに入ったC位置の情報とが全く等しい箇所であれば問題はないが、原稿を移動させる時(シートスルー)に振動などの影響で僅かにずれることがある。
この場合、例えば、図3に示すように、黒線を読んだにもかかわらず、信号上は色線のように読み取られることがある。本例のようなデバイスを用いて画像の入力を行う。
なお、本例では、画像入力信号に関し、黒であれば「0」、白であれば「255」で表記してある。カラー変換部1002−1は下記式で示すように、
判別信号S1006−1=1(カラーの場合)
C=255−R
M=255−G
Y=255−B
K’=min(C、M、Y)
C’=C−K’
M’=M−K
Y’=Y−K’
RGB信号より、CMYKの印字信号S1002−1を算出する。
判別信号S1006−1=1(カラーの場合)
C=255−R
M=255−G
Y=255−B
K’=min(C、M、Y)
C’=C−K’
M’=M−K
Y’=Y−K’
RGB信号より、CMYKの印字信号S1002−1を算出する。
また、判別信号S1006−1=0(白黒の場合)
K=255−(R+G+B)÷3
として印字信号S1002−1を算出する。
K=255−(R+G+B)÷3
として印字信号S1002−1を算出する。
プリンタ1003−1は、上記S1002−1を印字するカラープリンタである。
続いて、ACS部1008−1の構成について説明する。
図4は、エッジ判別部1004−1の構成を示すものである。エッジ判別部1004−1は、デジタルフリップフロップ(D−FF)1〜8、最大値検出部(Max)10,12,14、最小値検出部(Min)11,13,15、減算器(SUB)16〜18、比較器19〜21、及びオアゲート22とから構成されている。
エッジ判別部1004−1は、図4に示すように、RGB各信号で周囲±1画素内の最大値(Max)−最小値(Min)を求め、閾値より大きければエッジとして判別結果「1」を出力する。エッジ判別部1004−1は、R、G、Bのいずれかの信号にエッジが含まれていれば、エッジ画素としてSl003−1を出力する。
図5は、有彩色判別部1005−1の構成を示すものである。有彩色判別部1005−1は、減算器(SUB)31,32,33、絶対値出力部34,35,36、加算器(ADD)37、比較器38、及びルックアップテーブル(LUT)39とから構成されている。
有彩色判別部1005−1は、図5に示すように、RGB各色間の差分絶対値を加算し、比較器38と比較して大きければ「1」、小さければ「0」を出力する。ルックアップテーブル(LUT)39は、図6に示すように、入力として有彩色の比較結果が「1」で、エッジ判別結果S1003−1が「0」の場合に有彩色信号S1004−1として「1」を出力する。
有彩色カウント部1006−1は、図7に示すようなカウンタで、有彩色信号S1004−1を入力としてカウントアップし、カウンタ値S1005−1を出力する。
カラー判別部1007−1は、図8に示す1つの比較器で構成され、カウンタ値S1005−1と閾値とを比較し、比較結果としてS1006−1を出力する。閾値と比較してカウンタ値(有彩色画素)が多いならカラーとして「1」が出力され、少なければ白黒として「0」が出力される。
図9は、上述した動作結果の例を示すものである。
図9において、不安定なエッジ部分を除いて、有彩色をカウントすることができている。一般にエッジの部分は画像全体に占める割合が小さいので、CCD部の影響を除いた領域で有彩色/無彩色を判別することになり、判別精度が向上する。
次に、第1実施例における他の構成を説明する。
図10は、有彩色判別部1005−1の構成を示すものである。図10における有彩色判別部1005−1は、エッジ判別結果S1003−1に基づいて、LUT39から有彩色を判別する閾値を切り替える。
図11は、エッジ判別部1004−1と有彩色判別部l005−1と間に無彩色化部40を設けた構成を示すものである。図11に示すように、無彩色化部40は、エッジ判別部1004−1でエッジと判定された信号を無彩色に変換する。このようにエッジと判定された信号を無彩色に変換してから有彩色判別に利用する。
図12は、ACS部1008−1の他の構成である。
図12に示すように、エッジ判別部1004−1からのエッジ判別結果をエッジカウンタ42でカウントし、有彩色判別部1005−1からの有彩色判別結果を有彩色カウンタ41でカウントし、両方のカウント結果から、
例えば、
有彩色カウンタ>エッジカウンタならばカラー
有彩色カウンタ<エッジカウンタ及び有彩色カウンタ<閾値ならば白黒
と判定するように構成する。
例えば、
有彩色カウンタ>エッジカウンタならばカラー
有彩色カウンタ<エッジカウンタ及び有彩色カウンタ<閾値ならば白黒
と判定するように構成する。
図13は、ACS部1008−1の他の構成である。
図13に示すように、エッジ判別と有彩色判別の代わりに平均値/分散算出部(算出手段)43と有彩色検出部44とを設けた構成とする。すなわち、まず、平均値/分散算出部43は、平均値/分散を求める。続いて、有彩色検出部44は、平均値より求めた有彩色信号と各色の分散値から、図14に示すようなテーブルを用いて変動する画素を除外して有彩色画素をカウントする。
また、平均や分散の算出を画素単位でなく、ブロック単位で行うよう構成しても良くブロックサイズを2のべキ乗にすれば、回路構成も簡略化することができる。
図15は、第1実施例の変形例を示すものである。第1実施例の図1と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。文字/写真判別部(文字写真判別手段)45と画像補正部46とを設けたものである。また、有彩色判別部1005−1、有彩色カウント部1006−1、カラー判別部1007−1とから、ACS部47が構成されている。
図15に示すように、エッジ判別部1004−1の出力を文字/写真判別部45と画像補正部46とで共有する。それによって、プリスキャン時は、ACS部47の判定のため、本スキャン時は、画像補正部46(文字/写真判別部45)に回路を共有できコストを低減することができる。
また、一般にプリスキャンと本スキャンではスキャン速度が(画像入力速度)が異なるが(一般にプリスキャンを速く動かす)、この場合、入力される画像信号も両者異なることになるので、エッジ判別部1004−1のパラメータをプリスキャン/本スキャン別々に設定することで判別精度が向上する。
図16は、カラーCCDとしてR,G,Bの各信号とK信号とが同時入力できるセンサを用いた場合、図17に示す第1実施例の変形例としての構成でACS判定を行うことができる。第1実施例の図1と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。エッジ判別部の代わりに相関算出部(相関算出手段)48が設けられている。
相関算出部48は、図18に示すように位置ずれが顕著な箇所は、例えば、RGB平均値とKの間の相関が低くなるので有彩色判別から除くことで判別精度が向上する。
すなわち、第1実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像のエッジ情報を判別するエッジ判別手段と、このエッジ判別手段のエッジ判別結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数して前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、前記有彩色画素判別手段は、前記エッジ判別手段でエッジと判別された画素の有彩色判定レベルを切り替えることを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像のエッジ情報を判別するエッジ判別手段と、このエッジ判別手段のエッジ判別結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、前記計数手段は、前記エッジ判別結果と前記有彩色判別結果とに基づいて有効有彩色画素数を計数することを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像のエッジ情報を判別するエッジ判別手段と、このエッジ判別手段のエッジ判別結果を計数する第1の計数手段と、前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する第2の計数手段と、前記第1と第2の計数手段の計数結果に基づいて前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像の周辺画素との平均値及び分散値相当を前記カラー画像を構成する各色信号毎に算出する算出手段と、この算出手段で算出された色信号毎の平均値及び分散値相当から有彩色画素を検出する有彩色検出手段と、この有彩色検出手段の有彩色検出結果を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像を所定範囲のブロックに分割する分割手段と、この分割手段で分割されたブロック毎に当該ブロック内の平均値及び分散値相当を、前記カラー画像を構成する各色信号毎に算出する算出手段と、この算出手段で算出されたブロック内の色信号毎の平均値及び分散値から有彩ブロックを検出する有彩色検出手段と、この有彩色検出手段で検出された有彩色ブロック数を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、前記分割手段は、所定範囲のブロック内の画素数が2のべき乗であることを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像とから文字領域と写真領域に判別する文字写真判別手段と、この文字写真判別手段の判別結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記カラー画像とから文字領域と写真領域に判別する文字写真判別手段と、この文字写真判別手段の判別結果を用いて処理を切り替える切替手段と、前記文字写真判別手段の判別結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する計数手段と、この計数手段の計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、プリスキャン時は上記種別判別手段を用いて種別を判別し、本スキャン時は前記切替手段で切り替えた処理を実行する制御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、前記画像処理装置は、プリスキャン時は前記文字写真判別手段をカラー画像の種別の判別に設定し、本スキャン時は当該種別の判別結果を用いて前記文字写真判別手段を設定することを特徴とする画像処理装置。
また、RGBのカラー信号及び白黒信号の4つの信号が同時入力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、前記RGBのカラー信号と白黒信号との相関を求める相関算出手段と、この相関算出手段で求められた相関算出結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数して前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
次に、第2実施例について説明する。
図19は、この発明の画像形成装置に係るカラー複写機の第2実施例を示すものである。第1実施例と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。第2実施例のカラー複写機は、カラースキャナ1001−1、カラー変換部1002−1、プリンタ1003−1、エッジ判別部1004−1、有彩色判別部1005−1、有彩色カウント部(有彩色計数手段)1006−1、カラー判別部1007−1の他に副走査カウンタ(座標値計数手段)51と切り替え信号出力部52とが設けられている。また、カラースキャナ1001−1は、オートシートフィーダ(自動原稿送り装置)53を備えている。
すなわち、カラースキャナ1001−1がオートシートフィーダ53を用いる点と、副走査カウンタ51及び後述する切り替え信号により有彩色判定部1005−1の判定閾値を切り替える点が第1実施例と異なっている。
図20は、オートシートフィーダ53の構成を示すものである。すなわち、オートシートフィーダ53は、搬送する原稿の先端を検知するセンサ201、原稿を搬送する搬送ローラ203,204,205,206、原稿置きトレイ208、及び原稿排出トレイ209とから構成されている。
オートシートフィーダ53は、原稿をカラースキャナ1001−1の原稿台54に搬送する装置である。カラースキャナ1001−1との組み合わせにおいて、オートシートフィーダ53は、キャリッジ55を固定して搬送時に読み取る「シートスルー読み取り位置」と、原稿を手置きした時に一般的スキャナと同じようにキャリッジ55を移動させて読み取る「手置き読み取り位置」とがある。
図20に示す構成から分かるように、原稿を搬送させながら画像を読み取る場合、図21に示すように、紙のたわみ等から読み取り画像信号がずれる可能性がある箇所がある。この場合、キャリッジ55を駆動させるタイプと異なり、他と大きく異なり乱れる部分が原稿中の箇所で、オートシートフィーダ53の構造と、原稿サイズにより物理的に決定される点が第1実施例の動作と異なっている。
図22は、副走査カウンタ57及び切り替え信号出力部58の構成例を示すものである。副走査カウンタ57はカウンタで構成され、切り替え信号出力部58はルックアップテーブル(LUT)で構成される。カウンタ57は副走査ライン数をカウントアップし、LUT58で切り替え信号を出力する。
LUT58は、例えば、図23のような構成で副走査ライン数を分類(カテゴリ)したテーブルであり、処理ライン位置に応じて切り替え信号を出力する。
副走査ライン数のカテゴリは、原稿読み取り開始にあたり図示しないセンサで検知された原稿サイズにより計算し、図示しない制御回路より設定される。
有彩色判別部1005−1は、例えば、図24に示すように、副走査の切り替え信号が「1」の時、エッジ無しの有彩色であっても変動を考慮して無彩色として判別精度を上げることができる。
また、第1実施例の他の構成のように、有彩色判定閾値を切り替えるために使用しても良いし、エッジ判別の閾値に使用しても良い。
また、副走査の切り替えを座標入力のルックアップテーブルとしたが、メモリと比較器等を用いて図25に示すテーブルのように切り替える。この場合、所望する座標範囲だけテーブル化することでメモリを節約し、きめ細かく設定することができる。
また、原稿先端は、原稿サイズによらず変わらないため、図25に示す先端座標である500〜700は固定で、6500〜6700の原稿後端だけセンサ情報を受けて書き込む構成にする。
それによって、設定時間を短縮することができる。
また、カラースキャナ1001−1は、図20に示すようなオートシートフィーダ53を使う場合と使わない場合双方で使用可能なので、オートシートフィーダ53の使用時に画像が乱れる座標には「1」を、手置き時には副走査用設定は特に無いので全ての座標は「0」を設定する。それによって、読み取り手段に応じて適応的に精度を切り替えることができる。
また、図15の構成例のように、エッジ判別をプリスキャン、本スキャンで共通化して使う場合や、別回路であってもオートシートフィーダによる画像乱れが影響する処理が本スキャン側であるとき、プリスキャン時に画像乱れ位置の変動データを取り、変動データを本スキャン時のパラメータにフィードバックする構成を取ることで、高画質な画像を得ることができる。
次に、第2実施例の変形例について説明する。
上述した図19,20,21と同様の構成である。また、図20において、センサ201は、本カラー複写機の全体を制御す制御部(図示せず)に接続されている。
制御部(図示せず)は、シートスルースキャンによる画像読み込み処理の開始信号を受け取った際、オートシートフィーダ53による原稿の搬送とカラースキャナ1001−1による画像の読み込みを開始する。
カラースキャナ1001−1のセンサ(図示せず)によって読み込まれた画像データは、デジタルデータに変換された後、後段の画像補正処理部(図示せず)へと転送される。この画像補正処理部(図示せず)にて、センサ出力値の補正やデータ幅の変更がなされた後、さらに画像データと原稿サイズの情報から画像補正が行われる。
ここで行われる読み込み画像の補正は、シートスルースキャン時に生じる画像ぶれの補正である。
画像ぶれは、図21に示すように、原稿搬送時に原稿台54へ原稿が当たる衝撃、搬送ローラ(203,204,205,206)から離れる際などに発生し、黒エッジなどで色バランスが乱れてしまう。このことから画像ぶれが発生する個所は、発生原因、原稿サイズなどから予測しておくことが可能である。
また、注目画素がBkであるときには、R,G,Bの読み取り量は等量となるはずであるが、画像ぶれが発生する個所においてはこれらの色バランスの関係が崩れることになる。
このぶれを判断する式は、
(RD−GD)2<ThBKl,
(GD−BD)2<ThBK2,
(BD−RD)2<ThBK3
として表される。ここで、
RD,GD,BD:R,G,Bの注目画素の読み取り量
ThBK1,ThBK2,ThBK3:判定閾値
である。
(RD−GD)2<ThBKl,
(GD−BD)2<ThBK2,
(BD−RD)2<ThBK3
として表される。ここで、
RD,GD,BD:R,G,Bの注目画素の読み取り量
ThBK1,ThBK2,ThBK3:判定閾値
である。
この注目画素がBkであるかをR,G,Bの色バランスから判定する式にて、予め画像ぶれが発生すると予想される範囲、図21に示す[y1,y2]、[y3,y4]、…において、有彩色判定部1005−1の判定閾値を通常の判定閾値と換えて処理の適正化を図ることで、画像ぶれによる不安定な画素領域の誤認識率を下げ画質の向上を行う。
このような補正動作を図26のフローチャートを参照して説明する。
オートシートフィーダ53に載置された原稿の搬送が開始された際、センサ圧力値が補正され(ST1)、原稿サイズが判定される(ST2)。
続いて、センサ201が搬送される原稿の先端を検知した後、当該原稿が図21で示したような「ぶれ発生」の予想位置に搬送された際、色判定閾値が閾値Th2に換えられる。なお、通常は、閾値Th1が設定されている。
前述したように、従来のシートスルースキャン方式で問題となっていた画像ぶれを、その発生予測範囲において画像処理パラメータを変化させて処理することにより画質とコピー生産性の向上を図ることができる。
すなわち、第2実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段から出力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、前記座標値計数手段の副走査座標値に応じて、前記有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、画像入力前に原稿サイズを検知する検知手段と、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段とを有する画像形成装置におけるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、処理切り替え座標を格納する座標格納部と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、前記検知手段による該原稿サイズ検知結果によって前記座標格納部に格納された処理切り替え座標と前記座標値計数手段による副走査座標値とに応じて、前記有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、画像入力前に原稿サイズを検知する検知手段と、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段とを有する画像形成装置におけるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、処理切り替え座標を格納する座標格納部と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と前記座標格納部に原稿サイズによらず格納された処理切り替え座標と該原稿サイズ検知結果によって前記座標格納部に格納された処理切り替え座標と前記座標値計数手段からの副走査座標値に応じて、前記有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段から出力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、処理切り替え座標を格納する座標格納部と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、前記座標格納部に格納された切り替え座標と前記座標値カウンタ手段からの副走査座標値とに応じて、有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段から出力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、前記カラー画像のエッジ情報を判別するエッジ判別手段と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、前記座標値計数手段による副走査座標値に応じて、前記エッジ判別手段、有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段から出力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、前記カラー画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、前記自動原稿送り装置により給紙される原稿の副走査座標値に応じて、前記有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替える切替手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、自動原稿送り装置を用いて原稿を給紙してカラー画像を入力する画像入力手段から出力されるカラー画像を処理する画像処理装置において、副走査方向の読み取り座標を計数する座標値計数手段と、前記カラー画像を文字領域と写真領域に識別する識別手段と、この識別手段による識別結果の一部を保持する識別保持手段と、前記識別手段の識別結果を用いて処理を切り替える切替手段と、前記識別手段の識別結果と前記カラー画像の有彩色情報とを用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、この有彩色画素判別手段の有彩色判別結果を計数する有彩色計数手段と、この有彩色計数手段の有彩色計数結果から前記カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、プリスキャン時は、該副走査座標値に応じて、前記識別手段、有彩色画素判別手段もしくは有彩色計数手段の処理を切り替え、該副走査座標値に応じて識別結果を保持し、本スキャン時は、該識別保持結果を元に前記識別手段の設定を制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
次に、第3実施例について説明する。
図27は、本発明の第3の実施例を示す構成図である。
第3実施例は、ACS用のエッジ判別部が無く、カラー変換部1002−1に格納する前に画像格納用のメモリ60が設けられた点が第1実施例と異なる。
図28と図29は、第1実施例と第3実施例における3枚の原稿を処理する動作シーケンスを示すものである。
図28の第1実施例の動作シーケンスでは、画像読み取りから出力まで27秒の時間がかかっている。
図29の第3実施例の動作シーケンスでは、画像読み取りから出力まで24秒の時間がかかっている。
すなわち、第3実施例の動作シーケンスでは、メモリ60を介して同時にACS判定を行うことにより、画像読み取りから出力までの時間を短縮することができる。
また、シーケンスにも記述しているように、一般にプリスキャンと本スキャンの速度(読み取り解像度)は異なる。プリスキャン方式の場合、本スキャンで使用するスキャン速度と独立で常に1速度で対応することも可能である。
しかしながら、本例では、本スキャンと同時に判別を行うので、従来のプリスキャン時に固定パラメータで使用していたACSのパラメータを本スキャン速度にあわせて切り替えることで、各種読み取り速度に対応でき判別精度を向上することができる。
また、ACSに入力する画像信号の速度を一定にすれば、本スキャン時に並行して行っても、本スキャン速度にあわせること無く従来プリスキャン使用時と同等に1つのパラメータで制御することができる。
すなわち、第3実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
カラー画像を入力する画像入力手段と、該カラー画像の有彩色情報を用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、該有彩色判別結果を計数して該カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、該カラー画像を格納する画像格納手段と、該格納カラー画像を変換する変換手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記カラー画像の画像格納手段への格納と並行して前記種別判別手段を動作させ、この種別判別結果に応じて前記画像格納手段へ格納されたカラー画像を変換することを特徴とする画像処理装置。
また、カラー画像を入力する画像入力手段と、該カラー画像を変倍する画像変倍手段と、該変倍画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該変倍画像を格納する画像格納手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記前処理手段は変倍率に応じて処理パラメータを切り替え、前記画像格納手段への画像格納と並行して動作させることを特徴とする画像処理装置。
また、副走査方向の走査速度を変えてカラー画像を入力する画像入力手段と、該カラー画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該カラー画像を格納する画像格納手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記前処理手段は前記走査速度に応じて処理パラメータを切り替え、前記画像格納手段への画像格納と並行して動作させることを特徴とする画像処理装置。
また、副走査方向の走査速度を変えてカラー画像を入力する画像入力手段と、該カラー画像の有彩色情報を用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、該有彩色判別結果を計数する計数手段と、該計数結果により該カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、該カラー画像を格納する画像格納手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記有彩色画素判別手段及び計数手段は、前記画像格納手段への画像格納と並行して動作させ、前記有彩色画素判別手段もしくは計数手段もしくは種別判別手段のうち少なくとも1つを前記走査速度に応じて処理パラメータを切り替えることを特徴とする画像処理装置。
また、画像を入力する画像入力手段と、該画像を変倍する画像変倍手段と、該画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該前処理手段の動作速度を制御する速度制御手段と、該画像を格納する画像格納手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記前処理手段は前記変倍率に関わらず処理を行い、前記画像格納手段への画像格納と並行して動作するよう前記速度制御手段を制御することを特徴とする画像処理装置。
次に、第4実施例について説明する。
図30は、本発明の第4の実施例を示す構成図である。
第4実施例は、カラースキャナが両面同時読み取りタイプで、メモリに格納するまでの画像信号とACS部が2つある以外は基本的に第3実施例と同様である。
図31は、本第4実施例の動作シーケンスである。
入力は2系統、出力は1系統である。
すなわち、表画像を入力し(ST11)、ACS判別(ST12)してメモリ60へ格納し(ST13)、続いて、裏画像を入力し(ST14)、ACS判別(ST15)してメモリ60へ格納する(ST16)。
そして、表の判別結果に基づいて表をプリントし(ST17)、続いて裏の判別結果に基づいて裏をプリントする(ST18)。
このように、メモリ60への格納前にカラーか白黒かを判別する。そして、出力時には、メモリ60より後段の出力にその判別結果を順次適用することで、両面読み取り時の動作時間と処理回路の低減を行うことができる。
すなわち、第4実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
原稿の表裏両面を同時に読み取り画像を入力する画像入力手段と、該片面画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該両面画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を片面づつ読み出す読出手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記前処理手段は表面用、裏面用の2つを持つことを特徴とする画像処理装置。
また、原稿の表裏両面を同時に読み取りカラー画像を入力する画像入力手段と、該片面画像の有彩色情報を用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、該有彩色判別結果を計数する計数手段と、該計数結果により該カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、該両面画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を片面づつ読み出す読出手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記有彩色画素判別手段、前記計数手段、前記種別判別手段は、表面用、裏面用の2つを有することを特徴とする画像処理装置。
また、原稿の表裏両面を同時に読み取って画像を入力する画像入力手段と、該片面画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該両面画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を読み出す読出手段と、該読み出し画像を面単位で選択する選択手段と、ソフトウェアで前処理を行う演算手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記前処理手段は表面もしくは裏面の処理を行い、前記画像格納手段に格納された画像の読み出し時に、前記選択手段で前記前処理手段で処理されていない面の画像を選択して前記演算手段でソフトウェアによる前処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
また、原稿の表裏両面を同時に読み取って画像を入力する画像入力手段と、入力画像を選択する入力選択手段と、該片面画像全体の情報を用いて処理を行う前処理手段と、該両面画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を読み出す読出手段と、該読み出し画像を面単位で選択する読出選択手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記入力選択手段は、前記画像入力手段と前記読出選択手段で選択された画像を選択することを特徴とする画像処理装置。
次に、第5実施例について説明する。
図32は、本発明の第5実施例を示す構成図である。
第5実施例は、画像信号を輝度/色差変換部90で輝度/色差信号に変換し、カラー変換部の代わりに白黒変換部70を設け、プリンタの代わりにハードディスク装置(HDD)80を設けた点が第3実施例と異なっている。なお、有彩色判別部1005−1、有彩色カウント部1006−1、カラー判別部1007−1とから、ACS回路61が構成されている。
本構成によれば、輝度/色差信号に変換された信号を用いてACSを判別できるので、ACS回路61を簡略化することができる。
また、メモリ60に輝度/色差信号が入り、メモリ格納と同時にACSを動作させるので、メモリ60から読み出す時にはカラー/白黒が判別している。それにより、白黒変換部70で白黒時は輝度信号のみ取り出し、カラー時は輝度/色差信号を取り出すという簡易な構成で、カラー/白黒変換することができる。また、白黒時は輝度信号のみHDD80に格納できるので動作時間が短くなり、回路コストが低減し、HDD80の蓄積容量が増加する。
また、輝度/色差信号の輝度を10bit、色差を8bitに変換し、白黒変換部70で輝度信号を白黒時は10bit、カラー時は8bitの状態でHDD80に格納することで、画像に適した高画質な入力画像を得ることができる。
すなわち、第5実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
カラー画像を入力する画像入力手段と、この画像入力手段で入力されたカラー画像を輝度/色差系に変換する輝度色差変換手段と、この輝度色差変換手段で変換された変換画像を格納する画像格納手段と、この画像格納手段に格納された画像を選択して読み出す読出手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
また、カラー画像を入力するカラー画像入力手段と、該カラー画像を輝度/色差系に変換する輝度色差変換手段と、該色差信号を用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、該有彩色判別結果を計数する計数手段と、該計数結果により該カラー画像の種別を判別する種別判別手段と、該変換画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を選択して読み出す読出手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記読出手段は、前記種別判別手段の結果を用いて選択して読み出すことを特徴とする画像処理装置。
また、カラー画像を入力する画像入力手段と、該カラー画像を輝度/色差系に変換する輝度色差変換手段と、該変換画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を選択して読み出す読出手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記輝度色差変換手段は色差よりも輝度信号のビット精度を高くすることを特徴とする画像処理装置。
次に、第6実施例について説明する。
図33は、本発明の第6の実施例を示す構成図である。
カラースキャナ1001−1としてRGB+Kを同時に入力するCCDを用い、RGB信号を元にカラー画像処理を行うカラー画像処理部91、K信号を元に白黒画像処理を行う白黒画像処理部92を設けたことが第3実施例と異なっている。
本構成によれば、RGB信号+K信号を入力できるデバイスを使用することにより、白黒時はK信号のみを使って白黒画像を再現できるので画質が向上する。
メモリ60にはカラー/白黒に適した処理を行い、ACSを同時に行うことで、メモリ60からの読み出し時はカラー/白黒それぞれに適した画像を選択出力することができる。
なお、カラー用と白黒用の2系統設けたくない場合、メモリ60にRGB信号+K信号をそのまま格納し、ACS判定結果を受けてメモリ60への格納後に最適な処理を行うように構成しても良い。
すなわち、第6実施例においては、以下のような画像処理装置を提供するものである。
RGBのカラー信号及び白黒信号の4つの信号を同時入力する画像入力手段と、該RGBのカラー信号を用いて有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段と、該有彩色判別結果を計数する計数手段と、該計数結果により該入力画像の種別を判別する種別判別手段と、該RGBのカラー信号を処理するカラー処理と該白黒信号を処理するモノクロ処理と該カラー処理画像及び該白黒処理画像を格納する画像格納手段と、該格納画像を選択して読み出す読出手段とを有する画像形成装置の画像処理装置において、前記読出手段は、前記種別判別手段の結果を用いて選択して読み出すこと特徴とする画像処理装置。
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、カラー画像入力装置の様々なタイプにおいて、前処理の精度向上、動作速度の向上、及びコスト削減を実現することができる。
なお、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1001−1…カラースキャナ、1002−1…カラー変換部、1003−1…プリンタ、1004−1…エッジ判別部、1005−1…有彩色判別部、1006−1…有彩色カウント部、1007−1…カラー判別部、1008−1…ACS部。
Claims (11)
- 複数の色要素を有する入力画像を入力する画像入力手段と、
前記入力画像がカラー画像かモノクロ画像かを判別する種別判別手段と、
前記種別判別手段の前記判別と並行して前記入力画像を格納する画像格納手段と、
前記種別判別手段が前記入力画像をカラー画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像にカラー画像変換を行い、前記種別判別手段が前記入力画像をモノクロ画像とすると判別したら前記画像格納手段に格納された前記入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する変換手段を備える画像処理装置。 - 前記入力画像を変倍率に基づいて変倍して変倍画像を出力する画像変倍手段を更に備え、
前記種別判別手段は前記入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別するための閾値を前記変倍率に応じて切り替え、前記画像格納手段は前記種別判別手段の前記判別と並行して前記変倍画像を格納する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記画像入力手段は、副走査方向の走査速度が可変であるスキャナであり、前記種別判別手段は前記入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別するための閾値を前記走査速度に応じて切り替え、前記画像格納手段は前記種別判別手段の前記判別と並行して前記変倍画像を格納する、請求項1記載の画像処理装置。
- 前記入力画像の有彩色画素を判別する有彩色画素判別手段を更に備え、
前記種別判別手段は前記有彩色判別手段が有彩色画素であると判別した画素の数をもとに前記入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記有彩色判別手段が有彩色画素であると判別した画素の数を計数する計数手段を更に備え、
前記画像格納手段は前記計数手段の前記計数と並行して前記入力画像を格納する請求項4記載の画像処理装置。 - 前記画像入力手段は、副走査方向の走査速度が可変であるスキャナであり、前記有彩色判別手段が判別するための閾値を前記走査速度に応じて切り替え、前記画像格納手段は前記種別判別手段の前記判別と並行して前記変倍画像を格納する請求項4記載の画像処理装置。
- 前記画像入力画像を輝度信号と色差信号とに変換する輝度色差変換手段を更に備え、
前記種別判別手段は前記色差信号に基づいて前記入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記輝度信号は前記色差信号よりもビット数が高い請求項7記載の画像処理装置。
- 前記カラー画像及び前記モノクロ画像を記憶する記憶装置を更に備える請求項1記載の画像処理装置。
- 前記カラー画像及び前記モノクロ画像に基づいて印字するプリンタを更に備える請求項1記載の画像処理装置。
- 複数の色要素を有する入力画像を入力し、
前記入力画像をカラー画像とするかモノクロ画像とするか判別しつつ並行して前記入力画像を格納し、
前記判別において前記入力画像をカラー画像とすると判別したら前記格納した前記入力画像にカラー画像変換を行い、前記判別において前記入力画像をモノクロ画像とすると判別したら前記格納した前記入力画像を1つの色要素からなるモノクロ画像に変換する画像処理方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20100212 |