JP2008271365A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ容量を増大させることなく原稿の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行う技術を提供する。
【解決手段】原稿を読取部の副走査方向に沿って予め定められた領域ごとに順次処理して、該原稿の地色がカラーか、グレーか、無記入紙かを判定し、判定不能である場合には、判定に要する閾値等を再設定して原稿の地色を判定する。判定結果に応じてブロック処理を開始する。ブロック処理の開始が遅れた場合には、報知部がユーザに知らせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、読み取った原稿の地色がカラーか、グレーか、白紙かを判定することが可能な画像処理装置に関する。
近年、原稿を読み取り、該原稿がモノクロ画像かカラー画像かを判定する自動カラー判定(ACS;Auto Color Select)機能を有する画像処理装置が提案されている。ACSを確実に行うには、プリスキャンを行うのが理想的であるが、プリスキャンの分だけ読取時間がかかる問題があり、また自動原稿送り機構(ADF;Automatic Document Feeder)では採用できないという問題がある。
そこで、原稿の画像データをいったんメモリに蓄積し、蓄積された画像データ(1ページ分)からモノクロ画像かカラー画像かを判断する技術が提案されている(特許文献1)。
また、原稿の先頭ラインの画像信号からモノクロ画像かカラー画像かを判定し、それぞれに応じた画像処理を行う技術が提案されている(特許文献2)。
特開平06−253135号公報 特開2004−221915号公報
特許文献1で提案されている技術では、原稿の1ページ全体に基づいてモノクロ画像かカラー画像かを判定しているので、判定精度は高いが大容量のメモリが必要となるという問題がある。また、特許文献2で提案されている技術では、メモリ容量は少なくて済むが、先頭ラインが原稿全体を反映していないことも多く、判定不能となることが考えられる。特に、原稿が地色を有している場合には、適切な画像処理を行わないと画像の識別が困難になることも考えられる。
そこで、本発明の課題は、メモリ容量を増大させることなく、原稿の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行う技術を提案することにある。
上記課題を解決すべく、第1の発明は、原稿を読み取る読取部と、前記読取部によって読み取られた原稿の地色判定に要する閾値を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている閾値に基づいて前記原稿の地色を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて以降の画像処理を行う画像処理部と、を備え、前記判定部の判定結果が判定不能である場合には、前記画像処理に先んじて前記閾値を再設定し、前記判定部が再判定する、画像処理装置である。
第2の発明は、第1の発明であって、前記判定部は、前記読取部の副走査方向に沿って予め定められた第1の領域において前記原稿の地色を判定し、判定結果が判定不能である場合には、前記読取部の副走査方向に沿って予め定められた第2の領域において再判定を行う。
第3の発明は、第1又は第2の発明であって、前記判定部が最初に判定不能と判定したことを検出して、前記画像処理装置のユーザに報知する報知部を更に備える。
第4の発明は、第3の発明であって、前記報知部は、前記判定部が最初に判定不能と判定してから予め定められた時間が経過しても判定不能であるときに、前記画像処理装置のユーザに報知する。
第5の発明は、第3又は第4の発明であって、前記報知部は、前記判定部によって予め定められた数の領域を処理しても判定不能であるときに、画像処理装置のユーザに報知する。
第6の発明は、第1ないし第5の何れかの発明であって、前記判定部が判定する地色は、カラー、グレー、無記入紙の何れかである。ここで、無記入紙とは、何も記入されていない白紙、色付の用紙を指す。
第7の発明は、原稿を読み取る読取工程と、前記読取工程によって読み取られる原稿の地色を判定する判定工程と、前記判定工程での判定結果が判定不能である場合には、地色判定に要する閾値を再設定する再設定工程と、前記再設定工程で再設定された閾値に基づいて前記原稿の地色を再判定する再判定工程と、前記判定工程又は前記再判定工程での判定結果に応じて画像処理を行う画像処理工程とを備える、画像処理方法である。
第1の発明によれば、原稿の地色を判定し、その判定結果が判定不能である場合には、画像処理に先んじて閾値を再設定し、判定部が再判定するので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく原稿の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行うことが可能となる。
第2の発明によれば、第1の領域において原稿の地色を判定し、判定不能である場合には第2の領域において再判定するので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく地色を判定することが可能となる。また、読取部の主走査方向に沿って領域を設定する場合よりも短時間で判定することが可能となる。
第3の発明によれば、判定部が最初に判定不能と判定したことを検出して、画像処理装置のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合にユーザに注意を喚起することが可能となる。
第4の発明によれば、報知部は、判定部が最初に判定不能と判定してから予め定められた時間が経過しても判定不能であるときに、画像処理装置のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合、迅速にユーザに注意を喚起することが可能となる。
第5の発明によれば、判定部によって予め定められた数の領域を処理しても判定不能であるときに、画像処理装置のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合、迅速にユーザに注意を喚起することが可能となる。
第6の発明によれば、判定部が判定する地色は、カラー、グレー、無記入紙の何れかであるので、各地色に応じた画像処理を行うことが可能となる。
第7の発明によれば、原稿の地色を判定し、その判定結果に応じて以降の画像処理を行うので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく原稿の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行うことが可能となる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置としてコピー機を例に図面を参照しながら説明する。
<構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るコピー機10の構成例を示す斜視図である。このコピー機10は、原稿を読み取って画像データを生成し、該画像データに基づいて記録紙に描画するものである。なお、図1をはじめとする以下の図には本発明に関係する要素及び/又は機能のみが示されている。また、ここでは表色系としてYCbCr表色系を用いているが、これに限定されるものでなく、L***表色系等の他の表色系も適用可能である。
操作部11は、コピー機10を操作するために必要なテンキー、各種ファンクションキー等のメカニカルスイッチを備えている。操作部11は、ユーザによってこれらのキーが操作されることにより、原稿のスキャン及びコピー等の各種コマンドの実行命令等を受け付ける。
表示部12はLCD等の表示デバイスによって構成された一般的なディスプレイであって、各種情報を画像として画面に表示する。なお、表示部12にタッチパネルディスプレイを適用して、操作部11の一部又は全部の機能を兼ね備えるようにしても良い。
読取部13は、ADF(Automatic Document Feeder;原稿自動送り機能)を有する原稿載置部14に載置された原稿を順次にCCDラインセンサ(図示省略)等の撮像素子で読み取り、該原稿上に記録されている画像に基づいて画像データを生成する。読み取られた原稿は原稿排出トレイ15へ排出される。ここで、原稿は、必ずしもADFによって読み取る必要はなく、FBS(Flat Bed Scanner)方式によって読み取るようにしても良い。なお、FBS方式とは、コンタクトガラス(図示省略)上に載置された原稿を撮像素子で読み取り、読み取りが完了した原稿を排出するという読取手順を実行する方式である。
描画部16は、電子写真方式等のプリンタ装置であり、読取部13によって生成された画像データをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。図示は省略するが、具体的にはまず、トナーカセットから供給されるトナーを、画像データに基づいて感光ドラムに付着させる。それを記録紙搬送部によって記録紙カセット17から搬送される記録紙に転写し、転写された記録紙を記録紙排出トレイ18へ排出する。なお、描画部16が記録する画像データは、必ずしも読取部13によって生成された画像データである必要はなく、コピー機10が通信ネットワークに接続されている場合には、該通信ネットワークにより受信した画像データであっても良い。
報知部19は、ASIC(特定用途向け集積回路)21(図2参照)が最初に、原稿の地色を判定不能と判定したことを検出して、その旨をコピー機10のユーザに報知する。具体的には、例えば、音声出力部(図示省略)が適用されて、後述するMPU23からの制御に応じて音声を出力する。又は、ASIC21による地色の判定が判定不能となったことを表示部12に表示する。ここで、報知部19は音声出力部と表示部12とを共に備えていても良いし、何れか一方のみを備えていても良い。
図2は、コピー機10の構成例を示すブロック図である。上述の各構成要素は、バス20を介して電気的に接続されている外、以下の構成要素とも電気的に接続されている。
ASIC21は、読取部13によって生成される画像データの地色が、カラーか、モノクロか、グレーか、無記入紙かを判定するACS(Auto Color Selector;自動カラー判定)機能を有し、判定結果に基づいて所定の処理を行う。つまり、ASIC21は、本発明の判定部と、画像処理部とに相当する。また、ASIC21は、判定結果が判定不能である場合には、記憶部22に記憶されている閾値等の書換え、すなわち再設定を行い、再判定を行う。なお、ASIC21の詳細な処理内容については後に詳述する。
記憶部22は、書換可能なメモリが適用されて、読取部13によって読み取られた原稿の地色判定に要する閾値を記憶している。該閾値は、例えば、第2地色閾値、地色と判定するための最低カウント数、色相マスクの種類や大きさに対応付けられた値等である。なお、これらの詳しい説明は後述する。なお、マスクとは、有彩であったとしても、無彩として判定されるような色空間での領域を指す。
MPU23は、操作部11からのコマンド実行命令等の入力信号や、該入力信号に基づくデータ演算、出力信号の生成、表示部12への表示内容、読取部13、描画部16、報知部19、ASIC21の制御等を行う。ROM24は、MPU23によって実行されるプログラムや制御に必要なデータを格納し、RAM25は、MPU23による統括制御に必要なデータを一時記憶する。これにより、コピー機10の各種機能が実現される。すなわち、MPU23は、ROM24及びRAM25と連携してコピー機10の各構成要素を制御する。
<画像処理部の処理内容>
図3は、ASIC21を示すブロック図であり、図4は、ASIC21が処理する原稿の範囲を示す例である。ここで、原稿40の短辺方向が読取部13の主走査方向(CCDラインセンサの配列方向)、長辺方向が副走査方向(CCDラインセンサの配列方向と垂直な方向)である。ASIC21は、読取部13が生成する画像データによって表される原稿40を予め定められた複数の領域に分割して、それぞれの領域に対応する処理を実行する。
ASIC21のACS機能では、まず、平均化縮小部301が例えば、注目画素とその右、右下及び下の画素の階調値の平均を求めて変換後の画素に代入していく。その後、γ補正部302が画像の明るさの変化に対する電圧換算値の変化の比を調節する。なお、原稿をカラーCCDで読み取った場合等のように原稿がRGB表色系によって表現されている場合には、これを行列変換部303が、YCbCr表色系に変換する。これらを実行した後にASIC21は以下の処理状態をもっており、地色マスク部304〜ブロック記録部311が連携して以下の処理を行う。ここで、色相判定カウンタ305と輝度カウンタ306と極値記録部307と地色検知部308とが連携することにより本発明の判定部としての機能を実行する。また、ブロック記録部311が本発明の命令部としての機能を実行する。さらに、カラーマスク設定部309と輝度閾値設定部310とが連携することにより本発明の設定部としての機能を実行する。
(1)前処理1:
前処理1領域41において原稿の地色の有無と、その地色の色差平面における領域及び輝度の領域を判定する。
(2)前処理2:
前処理1で地色原稿だと判定された場合に、前処理2領域42においてブロック処理で使用する閾値を決定する。
(3)ブロック処理:
前処理1及び前処理2で得られた結果を受けて、読み取られた画像がカラーであるか、モノクロであるか、グレーであるか、無記入紙であるかを判定する。なお、ここでいうカラー画像とは、地色のみが有彩色である場合は含まないものとする。
(4)画像判定用データの記録:
ソフトウェアにより画像データの種類を判定するために、以下のデータを記録する。
(a)地色の判定と地色のCbCr色差平面における領域を記録;
(b)地色エリアにおけるYCbCrの最大値及び最小値を記録;
(c)各輝度エリアにおけるトータル輝度カウンタ値を記録;
(d)各カラーエリアにおけるトータルカラーカウンタ値を記録;
(e)ブロック処理におけるカラーブロック番号とカラー判定エリアを記録;
(f)ブロック処理におけるグレーブロック番号とグレー判定エリアを記録。
上述の前処理1及び前処理2でカラーの地色判定が行われる。カラーの地色判定は、輝度の地色判定とは独立しており、以下の条件が満たされたときに、その領域を地色エリアとして判定する。
(1)前処理1で1つの領域のカウント数が第1地色判定閾値を超えている;
(2)隣接する領域のカウント数の総和が第2地色判定閾値を超えている。
ここで、第1地色判定閾値とは、1つの領域のカウント数を地色と判定するときの閾値であり、第2地色判定閾値とは、隣接する領域のカウント数の総和を地色と判定するときの閾値である。ただし、隣接する領域はどの方向で隣接していても良い。
カラーの地色の判定は、前処理1及び前処理2においては前処理有彩色マスクを使用し、ブロック処理においては地色判定を有効にすることにより、選択されたマスクを適用する。ブロック処理用のマスクは、色相マスクと地色マスクとの2種類あり、何れも前処理1及び前処理2で検知した地色の範囲に対して、マスクの範囲を拡張する。地色判定の有無に関わらず、ブロック処理では何れかのマスクに各色相のマージン値を加算した値を使用する。
具体的には、前処理1領域41及び前処理2領域42において、色相判定カウンタ305と輝度カウンタ306と極値記録部307とが連携することにより、原稿40は有彩色であるか無彩色であるかを判定する。原稿40が無彩色である場合には、輝度カウンタ306が該原稿の輝度を抽出してカウントし、ヒストグラムを作成する。一方、原稿40が有彩色である場合には、通常のカラー画像処理を行う。
図5及び図6は、輝度カウンタ306が作成するヒストグラムを示す図である。ここで、図5は、原稿上の画像の大部分が文字である場合のヒストグラムであり、図6は、原稿上の画像の大部分が写真である場合のヒストグラムである。図5に示す如く、輝度カウンタ306は、黒領域(図5においては横軸のB側)から白領域(図5においては横軸のW側)までの領域を予め定められた数に分割(例えば、16分割)して該領域ごとの輝度値をもつ画素をカウントし、ヒストグラム50a,50bを作成する。
作成されるヒストグラム50a,50bに対して、地色検知部308が、白領域側で検出されたピークPにより定まる閾値51よりも白領域側を地色領域として検知する。なお、地色検知部308が検知する地色は、必ずしも閾値51よりも白領域側でなくとも良い。例えば、コピー機10で使用する原稿の色が予め設定されている場合には、その色に合わせた閾値を設定するようにしても良い。
以下、ASIC21の処理内容を更に詳細に説明する。
<カラーの判定>
<色相マスク>
図7は、色相マスクを示す図である。色相マスク71は、CbCr平面70の中心の無彩領域に対してマスク71aを掛けるものであり、更にこのマスク71aをブロック処理で使用するマスクとして選択した場合には、地色を検出した領域(以下、「地色領域」と称する)72に対して拡張されたマスク71bを適用する。
つまり、前処理1及び前処理2で検出する地色領域72に対して、ブロック処理において地色領域72の中心がCbCr平面の中心に来るように座標の移動を行う。このとき、座標移動を行う前の無彩の中心がマスク71aの外側の領域に移動してしまうため、該領域に対してはマスク71bを適用する。ここで、CbCr平面における領域の分割は、図8に示す領域の分割テーブルに従うものとする。
<地色マスク>
図9は、地色マスクを示す図である。地色マスク91は、色相マスク71と同様に地色が検出されたときに、地色マスク91を選択しておくことにより、ブロック処理で使用する。地色マスク91は、色相マスク71と併せて使用され、前処理1及び前処理2で検出される地色領域に対して次のように決定する。すなわち、
(1)地色の中心座標92の絶対値が大きい方をx軸、小さい方をy軸と設定する。
(2)中心座標92が、y=x/8からy=xの8分の1刻みの傾きの直線93a〜93hのうち、どの領域に存在するかを検知する。
(3)地色の領域のxの中心座標及びyの最小値の座標から色相マスク71に向けて、地色の中心座標92よりも1つ上に存在する直線(図9では直線93d)と平行な直線94dを引く。この直線94dより上(+y方向)側でかつ色相マスク71を含む上側をマスク領域とする。
(4)上記(3)と同様に、地色の領域のxの中心座標及びyの最大値の座標から色相マスク71に向けて、地色の中心座標92よりも1つ下に存在する直線(図9では直線93e)と平行な直線94eを引く。この直線94eより下(−y方向)側でかつx座標がゼロ以上の領域をマスク領域とする。
(5)上記(3)、(4)で設定される2つのマスク領域が重複する領域と、地色の領域のx,y座標の最大値及び最小値によって囲まれる方形領域95とを含む領域を地色マスク91とする。
なお、マスクの境界上にある点はマスク内と判定し、各マスクの範囲にはマージンを追加することが可能となっている。ここで、地色マスク91は、色相マスク71と異なり、原点移動は行わないため、各領域の色が他の領域にずれることはない。
<ゼロエリアマスク>
図10は、ゼロエリアマスクを示す図である。マスクは、上述の色相マスク71及び地色マスク91の外、ゼロエリアマスク101を設定することも可能とする。ゼロエリアマスク101は、Cbが正の領域において、ゼロエリアマスク101に覆われる領域を無彩とするマスクである。地色の領域102が特定できたときに、CbCr平面上での回転行列により領域102を回転させ、ゼロエリアマスク101内に移動させることにより、地色の領域102を無彩と判定する。このマスクは他のマスク(本実施形態においては色相マスク71及び地色マスク91)と併用することができる。また、前処理及び/又はブロック処理のどちらにも有効となる。
<輝度の判定>
ブロック処理における輝度の各閾値は、前処理の地色の輝度の範囲から決定する。なお、地色検出をOFFにしている場合は、予め定められたデフォルト値が適用される。
<前処理1>
前処理1では輝度領域を16分割し、その中で最もカウント数の多い領域を検知して、該領域を地色領域と判定する。原稿の地色の輝度の分布は、原稿の種類等により広範囲に亘ったり、若しくは2つの領域にまたがったりする可能性があるため、ここでは最もカウント数が多い領域を検知することで大まかに地色の領域を判定する。ただし、カウント数が第1地色判定閾値に満たなかった場合は、地色であると判断するに十分なカウント数が得られたなかったと判断してフラグGBGF(Gray Back Ground Fail)を立てる。
<前処理2>
前処理2では、前処理1で最もカウント数の多い領域の前後を含めた領域について、カウント数がレジスタに予め設定されている値を超えた場合、以後その領域における輝度を極値記録部307が記録する最大最小値の対象とする。ただし、記録するのは、カウント数が超えた後で、それまでのその領域の極値を記録するわけではない。また、輝度が地色輝度領域に入った場合のみ、カラーの地色におけるCbCrの極値記録を行う。なお、ここでの最大のカウント値が前処理1でのカウント数の最大値の4分の1に満たない場合は、カウント数不足と見なし、地色判定エラーGBGFを立てる。無彩の地色の有無は、地色の輝度から判断する。
<エラー処理>
前処理1,2が終了しても、レジスタに記憶されているBPSE(Block Process Start Enable)フラグを0(OFF)にしており、前処理2の終了以降に1(ON)にする。このとき、以下のエラーステータスのフラグが1つでも立っている場合には処理ライン数が未だBlock Process Start Lineに達していないものとして、以降の処理でエラーが解消された(Block Process Start Lineに達した)ときにブロック処理を開始する。また、エラーステータスが立っていない(既に処理ライン数がBlock Process Start Lineに達している)場合には、そのラインからブロック処理を開始する。
すなわち、エラーが発生している状態の場合には、地色が判定不能であるとして、以降の画像処理を開始せず、エラーが発生していない状態の場合には、地色が判定可能であるとして、該判定結果に基づいて以降の画像処理を開始する。
前処理2が終了した時点で発生すると思われるエラーステータスは、地色エリアの設定に関するエラーであり、以下のフラグが立つときである。すなわち;
(1)CBGF(Color BackGround Fail):カラーの地色の有無を判定することができなかったことを示すフラグであり、前処理1で、地色のカウント数が第1地色閾値を超えたが第2地色閾値を超えなかった場合、すなわち、有彩色を検知したが、地色を検知しなかったときに立つ。
(2)GBGF(Gray BackGround Fail):グレーの地色の有無を判定することができなかったことを示すフラグであり、前処理1で地色のカウント数が最低カウント数を超えなかった場合、又は前処理2で前処理1の地色のカウント数の4分の1を超えなかった場合。すなわち、判定に十分なカウント数が得られなかったときに立つ。
(3)BGMF(BackGround Mask Fail):地色を検出したが、その領域が広がり過ぎており、地色用のマスクの形成に失敗したことを示すフラグであり、前処理2で採取した地色の分布範囲(CbCrの最大値及び最小値)において、その中心が色相マスクの外側にあり、かつyの最大値の移動係数又はyの移動係数の最小値がxの移動係数の半分よりも大きい場合に立つ。
(4)MMUD(Max Min UnDetected):地色を検知したにもかかわらず、最大値・最小値が検知できなかったことを示すフラグが立つ。
以上のようなフラグが立ったときには、原稿の画像種別が判定不能であるとして、判定に要する閾値等を再設定する。具体的には、エラーフラグCBGFが立った場合には、第2地色閾値をレジスタに記憶されている所定の値よりも低い値に設定する。また、GBGFフラグが立った場合には、前処理1でカウントする地色の最低カウント数を低く設定したり、前処理2で判定に十分なカウント数を低く設定する。また、BGMFフラグが立った場合には、色相マスクの種類を選択したり、色相マスクの大きさを設定する。なお、MMUDフラグが立った場合には、地色に関する処理を行わないよう設定する。
これらの設定によりエラーが解消され、エラーが発生していない状態となったときに、ブロック記録部311がBPSEフラグを1にして、以降の画像処理であるブロック処理を開始する。本実施形態においては、地色判定ができなかったときには、再地色判定を行うように構成している。そして、再地色判定でも地色の判定ができなかった場合は、更に再地色判定を行う。再地色判定の回数は予め定められており、その回数だけ再地色判定を行っても、地色が判定できない場合には、処理を中断してエラーとする。
<ブロック処理>
各ブロック(第1ブロック処理領域43、第2ブロック処理領域44、…)において、輝度の分布からグレーの可能性が高いブロックについては、該ブロックがグレーであるかどうかを判断する材料となるデータの記録を行う。まず、モノクロの文字の原稿の輝度の分布(図5参照)の傾向として、グレーの部分が輝度によらず安定しており、文字の濃度に当たる全黒の領域のカウント数にピークが現れる(ヒストグラム50a)。又は、ピークは存在しなくとも、グレーの最大値に対してカウント数が少ないといった傾向がある(ヒストグラム50b)。その外、全体における全黒の存在する割合が比較的低いといった傾向がある。
そこで、以下の2つの条件の何れかを満たしたときに、グレーブロックとして記録する。すなわち;
(1)各領域のカウント数が、地色より1段階暗い領域(図5においては領域B)から全白の領域(同領域0)を除く領域における最大カウント数が最小カウント数を超えており、なおかつその最大カウント数に予め定められた係数(例えば、本実施形態においては0.5)を乗じたカウント数を超えている領域にフラグを立てた場合に、レジスタに予め設定されている領域よりも暗い領域(同領域1)にフラグが立っていない(ヒストグラム50bの場合)。
(2)ブロックのグレーカウントが予め定められたグレーカウント閾値(第1閾値)を超えている。
例えば、図6に示すようなヒストグラム61が作成される場合には、ブロックのグレーカウントがグレーカウント閾値を超えていないため上記の条件(2)は満足していない。しかし、地色領域が領域Dであるため、領域C〜Fを輝度判定から除き、領域0〜Bで最もカウント数が多い領域7に2分の1を乗じたカウント数を超えている領域(領域2,3,7)にフラグを立てるとき、領域1にはフラグが立っていないので上記の条件(1)は満足する。
したがって、地色マスク部304〜ブロック記録部311が連携することにより、本発明の判断部に相当する処理を行う。
ブロック処理では、このグレーブロックの判定の外、明点ブロック検知及び非空白ブロック検知を行う。これらは、明点の場合は明点ブロックカウンタにブロック数がカウントされ、非空白ブロックの場合は終端ブロックブランクチェックに記録される。
<コピー機10の動作>
コピー機10は、以上のような構成を備えることにより、以下のような動作を行う。図11及び図12は、画像種別の判定手順を示すフローチャートである。このフローチャートでは、コピー機10が画像種別の判定を行うための処理動作のみを示し、その他の処理動作については図示及び説明を省略している。また、特に記載のない場合は、コピー機10における一連の処理動作は、MPU23の制御下で自動的に行われる。
まず、コピー機10の電源がONの状態で、ユーザが原稿載置部14に載置した原稿40を読み取る原稿読取命令が入力されるまで待機する(ステップS1101)。原稿読取命令が入力されるとステップS1101においてYesを選択して、原稿載置部14に載置されている原稿40を読み取る(読取工程:ステップS1102)。ステップS1102において原稿40が読み取られると、前処理1領域41及び前処理2領域42において、前処理1及び前処理2が実行される(ステップS1103)。前処理2が終了した時点で、地色が判定不能である場合には、ステップS1104においてYesを選択して処理回数のカウントを開始する(ステップS1105)。一方、前処理2が終了した時点で、地色が判定可能である(すなわち、ステップS1104においてNoを選択する)場合には、BPSEフラグを1(ON)にして(ステップS1106)ブロック処理を行う(ステップS1107)。
ステップS1105において処理回数のカウントを開始すると、まず、CBGFフラグが立っているか否かを判断し(ステップS1108)、Yesを選択する場合には、レジスタに記憶されている第2地色閾値を所定の値よりも低い値に設定する(ステップS1109)。また、GBGFフラグが立っているか否かを判断し(ステップS1110)、Yesを選択する場合には、前処理1でカウントする地色の最低カウント数を低く設定する(ステップS1111)。また、BGMFフラグが立っているか否かを判断し(ステップS1112)、Yesを選択する場合には、色相マスクの種類を選択したり色相マスクの大きさを設定する(ステップS1113)。また、MMUDフラグが立っているか否かを判断し(ステップS1114)、Yesを選択する場合には、地色に関する処理を行わないよう設定する(ステップS1115)。なお、上述のステップS1108,S1110,S1112,S1114(判定工程)においてNoを選択する場合には、それぞれステップS1109,S1111,S1113,S1115(再設定工程)をスキップする。
これらのステップS1108〜S1115を実行した後に、再判定してエラーが発生していないかどうかを判断し(ステップS1116)、発生していなければYesを選択して、地色処理を所定回数に達するまで行ったか否かを判断する(ステップS1117)。一方、ステップS1116においてNoを選択する(すなわち、再判定した結果エラーが発生している)場合には、ステップS1117をスキップする。
ステップS1117においてYesを選択する(すなわち、既に所定回数以上処理している)場合には、以降の画像処理の開始を命令するか否か、すなわち、BPSEフラグを1(ON)にするか否かを判断する(ステップS1118)。一方、ステップS1117においてNoを選択する(すなわち、未だ所定回数に到達していない)場合には、ステップS1118をスキップしてBPSEフラグを1(ON)にし(ステップS1106)ブロック処理の開始を行う(ステップS1107)。
また、ステップS1118においてNoを選択する(すなわち、BPSEフラグをO(OFF)のままにする)場合には、ステップS1119において処理を中断して、ユーザに報知して(ステップS1120)、処理を終了する。
なお、ステップS1107のブロック処理に基づいて、描画部16が記録紙カセット17から搬送される記録紙に原稿40の画像データを転写したり、記憶部(図示省略)に記憶したりする。
<効果>
以上のように、原稿40の地色を判定し、その判定結果が判定不能である場合には、画像処理に先んじて閾値等を再設定し、再判定するので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく原稿40の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行うことが可能である。
また、前処理1領域41及び前処理2領域42(第1の領域)において原稿40の地色を判定し、判定不能である場合には第1ブロック処理領域43以降の領域(第2の領域)において再判定するので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく地色を判定することが可能となる。また、読取部13の主走査方向に沿って領域を設定する場合よりも短時間で判定することが可能である。
また、ASIC21が最初に判定不能と判定したことを検出して、コピー機10のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合にユーザに注意を喚起することが可能である。
また、報知部19は、ASIC21が最初に判定不能と判定してから予め定められた回数だけ地色判定を行っても判定不能であるときに、コピー機10のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合、迅速にユーザに注意を喚起することが可能である。なお、回数に代えて経過時間を用いるようにしても良い。
また、ASIC21によって予め定められた数の領域を処理しても判定不能であるときに、コピー機10のユーザに報知するので、地色を判定するのが困難な原稿を読み取った場合、迅速にユーザに注意を喚起することが可能である。
また、ASIC21が判定する地色は、カラー、グレー、無記入紙の何れかであるので、各地色に応じた画像処理を行うことが可能である。
また、原稿40の地色を判定し、その判定結果に応じて以降の画像処理を行うので、メモリ容量を増大させてプリスキャン等を行うことなく原稿の地色を判定し、判定結果に応じた処理を行うことが可能である。
<変形例>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、原稿が読取部13によって読み取られた場合を例に説明したが、ディジタルカメラ等から読み込まれたRGB表色系のRAWデータに基づいて、行列変換部303がYCbCr表色系に変換した後に、ASIC21が画像処理を行っても良い。また、PC(Personal Computer)等からJPEG形式の画像ファイルを読み取って、該画像ファイルをデコードしてYCbCrを取り出した後に、ASIC21が画像処理を行っても良い。
また、上述の実施形態では、ブロック処理の開始タイミングは、地色が判定不能と判定してから所定回数再試行してもBPSEフラグを1(ON)にならない場合に、報知部19がユーザに報知する例を説明したが、例えば、BPSEフラグが1(ON)となってブロック処理を開始した位置が、予め定められた開始位置よりも遅れた場合には、ブロック処理を開始した座標を記録することで、遅れを計算するようにしても良い。ブロック処理が遅れたことによるデータ損失が小さければ処理されたブロックを有効とし、損失が大きければ処理されたブロックを無効とするというような、対処の判断材料とすることが可能となる。
また、本発明はコピー機10に限定されるものではなく、スキャナ又はファクシミリであっても構わないし、これらを組み合わせたMFP(Multi Function Peripherals;複合機)であっても構わない。さらに、上述の処理を行うことが可能な回路構成であっても良く、上述の各工程に限定されるものでもない。
本発明の第1実施形態に係るコピー機の構成例を示す斜視図である。 コピー機の構成例を示すブロック図である。 画像処理部を示すブロック図である。 画像処理部が処理する原稿の範囲を示す図である。 画像処理部が作成するヒストグラムを示す図である。 画像処理部が作成するヒストグラムを示す図である。 色相マスクを示す図である。 領域の分割テーブルを示す図である。 地色マスクを示す図である。 ゼロエリアマスクを示す図である。 画像種別の判定手順を示すフローチャートである。 画像種別の判定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 コピー機
13 読取部
19 報知部
21 ASIC
305 色相判定カウンタ
306 輝度カウンタ
307 極値記録部
308 地色検知部
309 カラーマスク設定部
310 輝度閾値設定部
311 ブロック記録部

Claims (7)

  1. 原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部によって読み取られた原稿の地色判定に要する閾値を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている閾値に基づいて前記原稿の地色を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて以降の画像処理を行う画像処理部と、
    を備え、
    前記判定部の判定結果が判定不能である場合には、前記画像処理に先んじて前記閾値を再設定し、前記判定部が再判定する、画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記判定部は、前記読取部の副走査方向に沿って予め定められた第1の領域において前記原稿の地色を判定し、判定結果が判定不能である場合には、前記読取部の副走査方向に沿って予め定められた第2の領域において再判定を行う、画像処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記判定部が最初に判定不能と判定したことを検出して、前記画像処理装置のユーザに報知する報知部を更に備える、画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置であって、
    前記報知部は、前記判定部が最初に判定不能と判定してから予め定められた時間が経過しても判定不能であるときに、前記画像処理装置のユーザに報知する、画像処理装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載の画像処理装置であって、
    前記報知部は、前記判定部によって予め定められた数の領域を処理しても判定不能であるときに、画像処理装置のユーザに報知する、画像処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか記載の画像処理装置であって、
    前記判定部が判定する地色は、カラー、グレー、無記入紙の何れかである、画像処理装置。
  7. 原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程によって読み取られる原稿の地色を判定する判定工程と、
    前記判定工程での判定結果が判定不能である場合には、地色判定に要する閾値を再設定する再設定工程と、
    前記再設定工程で再設定された閾値に基づいて前記原稿の地色を再判定する再判定工程と、
    前記判定工程又は前記再判定工程での判定結果に応じて画像処理を行う画像処理工程と
    を備える、画像処理方法。
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