JPH02179165A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像情報をアナログ信号に変換する変換手段
と、該アナログ信号と基準比較電圧との比較を行うこと
によりデジタル信号を得る変換手段を有する画像読取装
置に関するものである。

ざらに詳述すれば本発明は、例えば原稿画像を光センサ
で読み取り電気信号とした後、アナログ／デジタル変換
器等によりデジタル化して読み取る装置に好適な、画像
読取装置に関するものである。

［従来の技術、］ 従来、原稿画像をイメージセンサにより画素単位でサン
プリングし、かつＡ／Ｄ変換により多値化処理を行う画
像読取装置において、＾／Ｄ変換するための基準電圧を
一定値に設定し、画像アナログ信号と比較するように構
成されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上記従来例では、イメージセンサの出力が
反射率に比例している（第３図（Ａ）参照）ため、次式
のようになる。

上記濃度と反射率の関係より、アナログ／デジタル変換
された多値出力が第３図（Ｃ）のように濃度の明るい部
分では狭い濃度ステップでアナログ信号の多値化が行わ
れ、濃度の暗い部分では広い濃度ステップでアナログ信
号の多値化が行われることになる。

その結果として、濃度ステップに応じた原稿画像の多値
化ができないという欠点があった。

よって本発明の目的は上述の点に鑑み、濃度ステップに
応じた原稿画像の多値化を可能とした画像読取装置を提
供することにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するために本発明は、画像情報をアナ
ログ信号に変換する変換手段と、該アナログ信号と基準
比較電圧との比較を行うことによりデジタル信号を得る
変換手段を有する画像読取装置において、前記アナログ
信号の大きさを検知する検知手段と、前記検知手段の出
力に応じて前記基準比較電圧を設定する電圧制御手段と
を備えたものである。

［作　用］゛ 本発明によれば、＾／Ｄ変換に使用する基準比較電圧を
、ＣＣＤイメージセンサ等からの画像信号出力レベルに
応じて変更設定してやることにより、濃度ステップに応
じた原稿画像の多値化を可能としている。

［実施例］ 以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明を適用した原稿画像読取装置の内部構
成を示す図である。ここで１は原稿画像読取装置本体を
示し、プラテンガラス１７上の原稿を原稿照明ユニット
１５で照射し、レンズ１４によりＣＣＤセンサ１２に原
稿像を結像させるようになっている。

第２図は、第１図に示した装置の電気回路構成を示すブ
ロック図である。

次に、第１図および第２図を用いて、本原稿読取装置の
全体動作を説明する。

木原ｆＡ読取装置（以下、スキャナーと称する）は、常
に外部装置（デジタルプリンタ、パーソナルコンピュー
タ等）と接続されており、これら外部装置との間のコン
トロール信号の授受や、外部装置への画像出力はインタ
ーフェイス回路２０８を介して行われる。

原稿は、プラテンガラス１７上に第１図で右端が原稿先
端となるように置かれる。また光学系の原稿照明ユニッ
ト１５は、第を図で右端が初期位置となり、光学位置セ
ンナ（図示せず）によって、位置を確認するようになっ
ている。

プラテンガラス上に原稿が置かれた状態で、外部装置よ
り各種モードの指示が人力される。例えば、画素密度を
４００ｄｐｉ　、３００ｄｐｉ、２００ｄｐｉのいずれ
にするか、あるいは、画像信号を２値化号にするか多値
信号にするかといった指示である。この指示を受けたＣ
ＰＵ２０７は、制御信号をあらかじめ出力して上記画素
密度や画像信号の設定をしておく。

次に、外部装置より原稿読み取り開始指令が人力される
と、ＣＰＵ２０７はまずランプ電圧制御回路２０１に信
号を出力してランプを点灯させる。ここで直ちに原稿読
み取りの走査には入らず、ランプの光量が安定するまで
約３００〜５００ミリ秒待機する。この間、インターフ
ェイス回路２０８に画像信号が人力されるが、ＣＰｔ１
２０７の制御信号により、外部装置には出力されない。

その後、原稿照明ユニット１５が第１図矢印Ａの方向に
走査を開始する。原稿照明ユニット１５の初期位置から
ブランチガラス１７の原稿先端位置までは約２〜３ｍｍ
あり、この間にモータによる光学系の走査速度が安定す
るよう制御されている。原稿照明ユニット１５が上記原
稿先端位置まで来ると、ＣＰｔ１２０７はインターフェ
イス回路２０Ｂに画像信号出力可の制御信号を出力し、
読み取られた画像信号が次々と外部装置に送られる。

光学系の走査長は、ＣＰＵ２０７がモータを駆動するパ
ルス数によって一義的に決定されるため、ＣＰＵ２０７
は必要なパルス数をモータに出力した時点で、原稿読み
取り終了と判断して、ランプＯＦＦ　、画像信号出力不
可、モータ反転の制御を行うと共に、原稿読み取り終了
信号を外部装置に出力する。

ＣＰＵ２０７のモータ反転制御により、原稿照明ユニッ
ト１５は第１図の矢印Ｂの方向に進み、光学位置センサ
によって初期位置に達したことが検出された時、停止す
る。この光学系戻りの区間に、外部装置より次の原稿読
み取り開始指令が来ない場合には、初期位置に停止して
、動作終了となる。

次に、第２図のブロック図を用いて、本実施例特有の回
路動作を説明する。ＣＣＤドライバ１３によって駆動さ
れるＣＣＤセンサ１２により出力される画像アナログ信
号は、増幅器２０３によって増幅される。増幅されたア
ナログ信号は、Ａ／Ｄコンバータ２０４に人力される。

Ａ／Ｄコンバータ２０４では、比較電圧制御回路２０２
によって設定された電圧値を基準比較電圧として、画像
アナログ信号を６ビツトのデジタル信号に変換する。こ
のデジタル画信号は先に述べた２つのモード、すなわち
２値モード、多値モードのいずれかで、外部装置に出力
される。この２モードのうちどちらのモードで出力する
かは、外部装置からの指令によって決められ、ＣＰＵ２
０７がセレクタ２０６に制御信号を出力する。２値モー
ドでは、ＣＰＵ２０７より出力されるスライスレベルに
より、２値化回路２０５で６ビツトの画像信号が１ビツ
トに変換され、セレクタ２０６に人力される。

次に、本実施例の具体的動作例を第２図および第４図゛
を用いて説明する。ここで、第４図■の曲線は、濃度と
反射率の関係を示しており、■は本実施例によりアナロ
グ／デジタル変換された、濃度と多値出力の関係を示し
ている。

通常、アナログ／デジタル変換器２０４に人力される基
準比較電圧は一定であるので、ＶＲＴ　（基準電圧高電
圧側）・２［Ｖ］、　ＶＲｌｌ（基準電圧低電圧側）・
０　［ＶＴ　、　アナログ人力範囲をＯ（反射率Ｈ）〜
２ｖ（反射率１００！ｋ）に設定すると、濃度と多値出
力との関係は第４図■の曲線となる。すなわち、明るい
部分では濃度に対して階調性があっても、暗い部分では
階調性がな（なってしまう。

そこで本実施例では、濃度の明るい部分と暗い部分の階
調を同じステップにするため、ＶＲＴの電圧を比較電圧
制御回路２０２により２　［Ｖ］　Ｘ　ｙ／ｙ’（第４
図参照）に設定する。そうすることにより、例えば濃度
が１．０のときＶ□アは濃度“０”のときの約１１５に
設定され、アナログ／デジタル変換器２０４の出力側か
ら見ると、見かけ上アナログ画像人力が第４図■のよう
にＡ／Ｄ変換されることになる。

以上述べた実施例においては、濃度ステップと多値出力
を一定とするようにアナログ／デジタル変換時の基準比
較電圧を定めたが、濃度の暗い部分の階調性を上げるた
めに、基準比較電圧の変換曲線を第５図■のように設定
したり、または第５図■のように変換γ値を変えてやり
、読み取り画像に適した階調を持たせるように構成して
もよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、アナログ／デジタ
ル変換処理に使用する基準比較電圧を、イメージセンサ
等からの画像信号出力レベルに応じて変更設定してやる
ことにより、階調性を失うことなく適切なγ変換をする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を通用した画像読取装置の内部構成を示
す図、 第２図は第１図の回路構成を示すブロック図、第３図は
反射率−ＣＣＤイヌニジセンサ出力、濃度−反射率、濃
度−多値出力値の各特性を示す線図、 第４図は濃度−反射率・アナログ人力・多値出力特性を
示す線図、 第５図は濃度−多値出力特性を示す線図である。 １・・・画像読取装置、 １１・・・制御ユニット、 １２・・・ＣＣＯセンサ、 １３・・・ＣＣＤ　ドライバ、 １４・・・レンズ、 １５・・・原稿照明ユニット、 １６・・・反射ミラー １７・・・プラテンガラス、 Ｉ８・・・原稿載置部、 １９・・・プラテンカバー ２０・・・ランプ、 ２０１・・・ランプ電圧制御回路、 ２０２・・・可変増幅器、 ２０３・・・増幅器制御回路、 ２０４・・・へ／Ｄコンバータ、 ２０５・・・２値化回路、 ・・・セレクタ、 ・・・ＣＰＩＩ　　。 ・・・インターフェイス回路。 ■’　ｙ”−譬Ｘ÷＋００ ■：　ｙ　・丁０２°８ Ｘ：　濃度 ｙ、叉射ギ 刊 ω 区 汐イ直出　史イ直

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）画像情報をアナログ信号に変換する変換手段と、該
   アナログ信号と基準比較電圧との比較を行うことにより
   デジタル信号を得る変換手段を有する画像読取装置にお
   いて、 前記アナログ信号の大きさを検知する検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて前記基準比較電圧を設定す
   る電圧制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
   置。