JPH0575880A - 送達原稿秘匿方法 - Google Patents

送達原稿秘匿方法

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JPH0575880A
JPH0575880A JP3263102A JP26310291A JPH0575880A JP H0575880 A JPH0575880 A JP H0575880A JP 3263102 A JP3263102 A JP 3263102A JP 26310291 A JP26310291 A JP 26310291A JP H0575880 A JPH0575880 A JP H0575880A
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JP
Japan
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document
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Pending
Application number
JP3263102A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Hachiki
茂男 蜂木
Masanori Akata
正典 赤田
Akira Toda
明 戸田
Hideaki Amano
英昭 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側、受信側、およびそのいずれの場所に
おいても原稿の内容が他に漏れないようにする。 【方法】 オリジナル原稿を発送者の手許の暗号化手段
1で暗号化原稿に変えてから一般のファクシミリ装置な
どの送達手段で送信し、受信側では受信した暗号化原稿
を受信者の手許の暗号復号手段2で、もとのオリジナル
原稿に戻し、そのコピーを得る。なお、暗号化手段1と
暗号復号手段2とは一体化されている共用回路により、
暗号化、あるいは復号を行うものであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の原稿
送達手段を利用する原稿送信者および受信者以外の第三
者にその内容が知られる機会のないようにした送達原稿
秘匿方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリを使って文字や図
形の原稿を送達する場合に、送信する際に、送信者がフ
ァクシミリ装置から立ち去った場合に、原稿受けに残っ
た原稿を他人に見られてしまったり、受信側の出力原稿
受けに届いた原稿を送信相手以外の者に容易に見られて
しまう可能性があった。また、電話番号を間違えた場合
は、情報が社外等に漏れる可能性がある。特に、機密性
の高い内容の場合は問題となる。
【0003】最近、ファクシミリ通信での情報漏れを防
ぐ方法としては、ファクシミリ通信のデータを送信側で
暗号化した後、受信側で元のデータに戻すために、ファ
クシミリ装置の送信側と受信側のそれぞれにアダプタを
付加する方法が開発されている。また、受信信号を一旦
記録し、送信側指定のキーワードを入力した場合にのみ
受信原稿が出力されるような特殊なファクシミリ装置な
どが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、ファクシミリ装置に付加したアダプタによって
暗号化した信号により送信を行い、受信側で復号して受
信原稿をプリントアウトするものであっては、送信原稿
と受信原稿がともに判読可能な原稿であるので、その原
稿が第三者に見られる可能性は多く、根本的な解決には
程遠い。
【0005】一方、送信側指定のキーワードを入力した
場合にのみ、受信原稿が得られるようにしても、そのよ
うなキーワードが日常業務の間に第三者に知られる機会
は多い。また、操作が面倒であるうえ、送信側での機密
漏洩の可能性は前述と同様であり、他人に送信や受信画
の受取りを頼むことができないなどの欠点がある。
【0006】本発明の目的は、前述の欠点を解消し、送
信者側、受信者側、およびその途中のいずれの場所にお
いても原稿の内容が他に漏れることがないような送達原
稿秘匿方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明の送達原稿秘匿方法は、送信原稿を読取り暗号
化した信号により暗号化原稿を作成する暗号化手段1
と、送られてきた暗号化されている原稿を読取り、復号
した信号により復号原稿を作成する暗号復号手段2とを
備え、送信側においてファクシミリ等の原稿送達手段に
より相手に送るべき原稿をあらかじめ暗号化手段1によ
り暗号化原稿に変えて送信し、受信側において受信した
暗号化原稿を暗号復号手段2により復号して前記送信原
稿と同様の原稿を得るように構成してある。
【0008】
【作用】本発明によれば、送達したい原稿を個人の手許
などに置かれた暗号化手段により暗号化し、判読不可能
な原稿にしてからファクシミリなどの原稿送達手段によ
り送信するので、送信前、送信後も送信側において、そ
の内容が漏れるおそれは全くない。
【0009】また、受信した原稿は暗号化されている原
稿であり、受取人の手許に置かれた暗号復号手段によっ
てはじめて判読可能な復元された原稿となるので受信側
においてその内容が漏れるおそれは全くない。しかも、
ファクシミリ通信が第三者の装置に接続されても、判読
可能な原稿は得られない。
【0010】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について、図面を参
照して説明する。図1は、本発明による送達原稿秘匿方
法の一実施例の送信手順を示す説明図である。図2は、
図1の実施例に使用される暗号化手段と暗号復号手段を
一つにまとめた装置の構成例を示す系統図である。
【0011】図1において、送信側から送信したい原稿
(オリジナル原稿)を暗号化手段1によって暗号化す
る。これは、図2に示した装置によって、その読み取り
部10でオリジナル原稿を読み取り、暗号化回路21で
読み取った信号を暗号化信号に変換し、その暗号化信号
をプリンタ30に送ってプリントアウトする。こうして
得られた原稿は、暗号化原稿であり、そのままではその
内容は全く判読できない状態となっている。
【0012】この暗号化原稿を一般に使用されているフ
ァクシミリ装置などにより相手方に送信する。相手方の
ファクシミリ装置は、これを受信し、暗号化原稿の形で
プリントアウトし出力する。
【0013】この暗号化原稿を受取人が受取り、手許に
ある受取人個人用などの暗号復号手段2で複号する。こ
れは、図2に示した装置によって、その読み取り部10
で暗号化原稿を読み取り、複号回路22で読み取った信
号を複号信号に変換し、その信号をプリンタ30に送っ
てプリントアウトすることによって達成される。このよ
うにして送信側で暗号化する以前の原稿のコピー(オリ
ジナル原稿コピー)が受信側で得ることができる。
【0014】図2において、20は暗号化回路21と複
号回路22とを一つにまとめた暗号化・復号回路であっ
て、読み取り部10の出力信号をデジタル化して、時分
割し、その時系列を入れ換えるなど、他にもいろいろな
方法が考えられる。また、暗号化回路と暗号復号回路の
主要部分を同一回路で共用しても一向に差支えはない。
【0015】更に、このような暗号化手段・復号手段を
用いて暗号化原稿をやりとりする場合に、受信先のファ
クシミリ装置では暗号化された判読不可能な原稿が送付
されてくるので、複数の社員がいる事務所等で使用する
場合は、それが誰に送付された原稿なのか識別できない
という不都合が生じる。これを避けるための方法とし
て、例えば、図3に示すように、原稿40の一部を非暗
号化領域41に設定し、この領域41には宛名42や発
信者名43などの情報を記入するように取り決めて、暗
号化手段1においては、この領域41に限り暗号化を行
わないようにしておき、受信側の暗号復号手段2におい
ては、この領域41のみ復号を行わない、などの方法を
用いることが可能である。また、原稿のどこまでが非暗
号化領域41なのかを識別するために、非暗号化領域4
1の最後に、図3に示すようなマーク44をプリンタ3
0によって印字するようにしておけば、受信側で復号す
るときには、復号回路22において、このマーク44を
基準として復号を開始することにより、暗号化手段1が
プリントアウトした走査ラインと暗号復号手段2の読み
取り走査ラインを一致させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明は、
ファクシミリ通信などにより送信する以前に、発送者が
あらかじめ通常原稿を暗号化原稿に変えておき、暗号化
原稿を送受し、受信側で受取人の手許で復号して通常原
稿に戻すようにしたので、送信側、受信側およびその途
中のいずれかにおいても内容が漏れることがない、とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送達原稿秘匿方法の一実施例の手
順を示す説明図である。
【図2】図1の実施例に使用する暗号化手段と暗号復号
手段を一体化した装置の構成例を示す系統図である。
【図3】実施例に係る送達原稿秘匿方法に用いる暗号化
原稿を示した図である。
【符号の説明】
1 暗号化手段 2 暗号復号手段 10 読み取り部 21 暗号化回路 22 復号回路 30 プリンタ 40 暗号化原稿 41 非暗号化領域 44 マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/12 (72)発明者 天野 英昭 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読取り暗号化した信号により
    暗号化原稿を作成する暗号化手段と、 送られてきた暗号化された原稿を読取り復号した信号に
    より復号原稿を作成する暗号復号手段とを備え、 送信側においてファクシミリ等の原稿送達手段により相
    手に送るべき原稿を、あらかじめ前記暗号化手段により
    暗号化原稿に変えてから送信し、 受信側において受信した暗号化原稿を前記暗号復号手段
    により復元して前記送信原稿と同様の原稿を得ることを
    特徴とする送達原稿秘匿方法。
JP3263102A 1991-09-13 1991-09-13 送達原稿秘匿方法 Pending JPH0575880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263102A JPH0575880A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 送達原稿秘匿方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263102A JPH0575880A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 送達原稿秘匿方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575880A true JPH0575880A (ja) 1993-03-26

Family

ID=17384854

Family Applications (1)

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JP3263102A Pending JPH0575880A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 送達原稿秘匿方法

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JP (1) JPH0575880A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07119385A (ja) * 1993-10-26 1995-05-09 Koichi Uemura オープンシールド工法の坑口止水方法
JPH08149315A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Nec Corp 画像処理装置、画情報送信装置および画情報受信装置
JP2017022585A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 株式会社メガチップス メモリシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07119385A (ja) * 1993-10-26 1995-05-09 Koichi Uemura オープンシールド工法の坑口止水方法
JPH08149315A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Nec Corp 画像処理装置、画情報送信装置および画情報受信装置
JP2017022585A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 株式会社メガチップス メモリシステム

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