JPH0575833A - Isdn用フアクシミリ装置 - Google Patents

Isdn用フアクシミリ装置

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JPH0575833A
JPH0575833A JP3258678A JP25867891A JPH0575833A JP H0575833 A JPH0575833 A JP H0575833A JP 3258678 A JP3258678 A JP 3258678A JP 25867891 A JP25867891 A JP 25867891A JP H0575833 A JPH0575833 A JP H0575833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
communication
mode communication
call
isdn
Prior art date
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Pending
Application number
JP3258678A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Ozeki
伸一郎 尾関
Takanori Fujii
孝則 藤井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 G3/G4モード兼用機で発信する際に相手
先装置の通信モードが分らない場合でも、発呼や画像伝
送を能率よく実行する。 【構成】 発着信して所定の呼設定により情報チャネル
の通信を開始した後、相手先がG4モードの通信が可能
かどうか判定して、可能な場合にはG4モード、不可能
な場合にはG3モードでそれぞれ画像伝送する。 【効果】 相手先の通信モードが分らない場合、G3モ
ードで発信すれば、1回の発信でで必ず通信することが
できると共に、相手先がG3/G4モード兼用機であれ
ば、G4モードで通信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(Integ
rated Services Digital Ne
two−rk)用ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNでは、G3モードでもG4モー
ドでも通信可能なG3/G4モード兼用のファクシミリ
装置がよく使用されている。
【0003】通常、このようなファクシミリ装置相互間
ではG4モードで通信する。一方、ISDNとPSTN
(Public Switches Telephon
eNetwork)との相互接続により、上記ファクシ
ミリ装置が、PSTNのG3モードのファクシミリ装置
と通信する場合、G3モードで通信することになる。
【0004】従って、オペレータは、上記G3/G4モ
ード兼用のファクシミリ装置で発呼する場合、相手先装
置に応じて、G3またはG4という通信モードを設定す
る必要がある。ところが、ダイヤル番号などでは、相手
先がISDN端末かPSTN端末かが判別できず、相手
先装置の通信モードが分らない場合がある。
【0005】このような場合に、例えば、特開平2−1
98260号公報に見られるように、1つの通信モード
で発呼して通信が失敗した場合には、自動的に別の通信
モードに切り換えて再発呼するようにしたものが提案さ
れている。
【0006】この提案では、例えば、相手先がG3モー
ドである場合に最初にG4モードの設定で発呼したとす
ると、通信が失敗するので、G3モードの設定で再発呼
することになる。この場合、ファクシミリ装置は、発信
側も着信側も、一旦回線切断し再度呼設定のための制御
手順を繰り返さなければならないので、発着信処理の能
率が悪い。
【0007】また、例えば、相手先がG3/G4モード
兼用機である場合に、G4モードの機能を有しているこ
とが分らず、最初にG3モードの設定で発呼したとする
と、G3モードで通信を実行することになる。この場
合、相手先がせっかくG4モードの通信能力を有してい
ても、それが利用されず、画像伝送の能率が悪い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
G3/G4モード兼用のファクシミリ装置は、発着信や
画像伝送を能率よく実行できないという問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決し、発着信や
画像伝送を能率よく実行することができるISDN用フ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、発
着信して所定の呼設定により情報チャネルの通信リンク
が形成された後、相手先がG4モードの通信が可能かど
うか判定して、可能な場合には、G4モードの伝送制御
手順を実行して画像伝送する一方、不可能な場合には、
G3モードの伝送制御手順を実行して画像伝送するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】相手先装置の通信モードが分らない場合、G3
モードで発信することにより、相手先がG3/G4モー
ド兼用機であってもG3モード機であっても、1回の呼
設定動作で通信することができるので、発着信処理の能
率が向上する。また、G3/G4モード兼用機であった
場合、G4モードで通信することができるので、画像伝
送の能率が向上する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施例に係るファ
クシミリ装置のブロック構成図を示したものである。図
において、ファクシミリ画像処理部1は、原稿画像の読
み取りとそれにより得られた画情報のデータ圧縮、およ
び受信した画情報の復元と記録紙への記録などを行なう
ものである。
【0014】G3通信処理部2は、モデムやコーデック
を備え、G3モードの所定の伝送制御手順により画情報
を送受信するものである。上記モデムは、画情報のデー
タ信号を音声帯域信号に変調したり、音声帯域信号を画
情報のデータ信号に復調したりするものである。コーデ
ックは、音声帯域信号を64kbpsのデータ信号への
変換およびその逆変換を行なうものである。G4通信処
理部3は、G4モードの所定の伝送制御手順により画情
報を送受信するものである。ISDNインタフェース部
4は、図示せぬ網終端装置を介してISDNに接続さ
れ、発着信の際に呼制御などを行なうものである。
【0015】操作表示部5は、オペレータが各種操作を
行なう一方、装置が動作状態などを表示するものであ
る。制御部6は、上記各部を監視・制御するマイクロコ
ンピュータである。
【0016】以上の構成で、いま、本実施例のファクシ
ミリ装置が、図2に示すように、ファクシミリ局A,B
に設置され、それぞれISDNに接続されているものと
する。また、ファクシミリ局Cには、G3モードのファ
クシミリ装置が設置され、PSTNに接続されているも
のとする。
【0017】ここで、例えば、ファクシミリ局Aからフ
ァクシミリ局BまたはCに発信するものとする。なお、
ファクシミリ局Aからファクシミリ局Cに発信する場合
には、ISDNとPSTNとの相互接続が行なわれるこ
とになる。
【0018】ファクシミリ局Aのオペレータは、図3に
示すように、操作表示部5の所定の操作で、通信相手先
に応じて通信モードを選択する。すなわち、相手先がフ
ァクシミリ局Bの場合、G4モードに設定し、ファクシ
ミリ局Cの場合、G3モードに設定する。なお、ファク
シミリ局BとCの別が分らない場合には、G3モードに
設定する。そして、宛先ダイヤル番号を入力して、通信
動作を起動する(処理101)。
【0019】ファクシミリ装置は起動すると、呼設定メ
ッセージ「SETUP」を送出して発呼し(処理10
2)、ISDNからの応答を監視する(処理103)。
【0020】いま、例えば、ファクシミリ局Bに発信さ
れたとする。この場合、上記呼設定メッセージ「SET
UP」は、ISDNを介してファクシミリ局Bに転送さ
れる。
【0021】着端末となるファクシミリ局Bのファクシ
ミリ装置は、図4に示すように、呼設定メッセージ「S
ETUP」を受信すると(処理201)、応答メッセー
ジ「CONN」を送出する(処理202)。この応答メ
ッセージ「CONN」は、ISDNを介して発端末側に
送出される。そして、ISDNからは、応答確認メッセ
ージ「CONN ACK」が応答され、相手先とBチャ
ネルの通信リンクが形成される。
【0022】着端末は、この応答確認メッセージ「CO
NN ACK」を受信すると(処理203)、次に、受
信した上記呼設定メッセージ「SETUP」に情報要素
として、発アドレスと高位レイヤ整合性(HLC)の情
報要素がセットされているかどうか判別する(処理20
4)。
【0023】上記発アドレスは、発端末のISDN番号
である。高位レイヤ整合性は、ファクシミリ装置の場
合、G2/G3モードとG4モードの別などを示す情報
である。これらの情報は、相手先がISDNに接続され
ている端末装置の場合、通常セットされるものである。
【0024】受信した呼設定メッセージ「SETUP」
に上記発アドレスまたは高位レイヤ整合性(HLC)の
情報要素がセットされている場合(処理204のY)、
Bチャネルを使用して、図5に示すように、G4モード
の伝送制御手順開始のために、同期用のフラグ信号を送
出する(処理205)。
【0025】そして、時間経過を計るためのタイマをス
タートさせ(処理206)、SABMコマンドの受信を
一定時間だけ監視する(処理207、処理207のNよ
り処理208、処理208のNより処理207へ)。
【0026】一方、発端末は、応答メッセージ「CON
N」を受信すると(図3・処理103のY)、時間経過
を計るためのタイマをスタートさせ(処理104)、フ
ラグ信号の受信を一定時間だけ監視する(処理105、
処理105のNより処理106、処理106のNより処
理105へ)。
【0027】この場合、着端末から送出されたフラグ信
号を受信する。そのフラグ信号を受信すると(処理10
5のY)、図5に示すようにG4モードの既知の伝送制
御手順を開始する。すなわち、発端末側は、まずデータ
リンクレイヤの手順として、SABMコマンドを送出す
る。着端末側は、そのSABMコマンドを受信すると
(図4・処理207のY)、それに対応するUAレスポ
ンスを応答する。このようにして、各レイヤの手順信号
を順次送受信し、G4モードの所定の手順で画像伝送す
る(図3・処理107、図4・処理209)。
【0028】次に、例えば、ファクシミリ局Aからファ
クシミリ局Cに発信されたとする。この場合、呼設定が
終了して、Bチャネルの通信リンクが形成されると、図
6に示すように、着端末側は、G3モード機であるの
で、発端末側にNSF/DIS信号などの手順信号を送
出する。この場合の手順信号は、300bpsのモデム
の変調信号がデジタル信号に変換されたものである。
【0029】このため、発端末側は、前記のようなフラ
グ信号を受信しない。発端末側は、フラグ信号を受信し
ないで一定時間経過した場合(処理106のY)、G3
モードの既知の伝送制御手順を開始する。すなわち、ま
ずNSS/DCS信号およびモデムトレーニング信号を
送出する。着端末は、これに対応した伝送制御を実行す
る。このようにして、G3モードの所定の手順で画像伝
送する(処理108)。
【0030】次に、例えば、ファクシミリ局Cからファ
クシミリ局Bに発信されたとする。この場合、着端末で
あるファクシミリ局Bは、図4で説明した着信動作を実
行する。この場合、受信する呼設定メッセージ「SET
UP」には、発アドレスや高位レイヤ整合性の情報要素
がセットされない。このように、発アドレスも高位レイ
ヤ整合性もセットされていない場合には(処理204の
N)、直ちに図6で示したようなG3モードのファクシ
ミリ通信を実行する(処理210)。
【0031】以上のように、本実施例では、発着信によ
りBチャネルの通信を開始した後、呼設定メッセージ
「SETUP」の通信モード指定に拘らず、相手先がG
4モードの通信が可能かどうか判定し、G4モードの通
信が可能な場合には、G4モードの伝送制御手順を実行
して画像伝送する一方、不可能な場合には、G3モード
の伝送制御手順を実行して画像伝送するようにしてい
る。
【0032】そこで、発信の際にオペレータが、相手先
がG3/G4モードの兼用機であるのかG3モード機で
あるのかが分らない場合、G3モードに設定して発信す
る。これにより、相手先装置がG3/G4モードの兼用
機であれば、G4モードで能率良く画像伝送することが
できる。また、G3モード機であれば、通常どおり画像
伝送することができる。そして、どちらの場合において
も、呼設定動作は1回で済むので、発着信を能率良く実
行することができる。
【0033】なお、上述の実施例では、相手先装置のG
4モードの通信可否を判定するため、フラグ信号やSA
BMコマンドを一定時間だけ監視するようにしたが、例
えば、G4モードの通信が可能な場合に特定の信号を交
信するなど、他の方法により判定するようにしてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、発着信
により情報チャネルの通信を開始した後、相手先がG4
モードの通信が可能かどうか判定して、可能な場合には
G4モードで画像伝送し、不可能な場合にはG3モード
で画像伝送するようにしたので、相手先がG3/G4モ
ード兼用機であれば必ずG4モードで通信することがで
きるため、画像伝送処理の能率が向上する一方、相手先
がG3/G4モード兼用機の場合でもG3モード機の場
合でも、1回の呼設定動作で通信することができるの
で、発着信の能率が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】通信システムの構成図である。
【図3】発端末側ファクシミリ装置の動作フローチャー
トである。
【図4】着端末側ファクシミリ装置の動作フローチャー
トである。
【図5】G4モードの伝送制御手順の説明図である。
【図6】G3モードの伝送制御手順の説明図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ画像処理部 2 G3通信処理部 3 G4通信処理部 4 ISDNインタフェース部 5 操作表示部 6 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNに接続され、発着信により相手
    先と呼接続して形成された情報チャネルによりG3モー
    ドまたはG4モードの伝送制御手順を実行して画像伝送
    するISDN用ファクシミリ装置おいて、情報チャネル
    の通信リンクが形成された後相手先がG4モードの通信
    が可能かどうか判定するG4モード通信可否判定手段
    と、G4モードの通信が可能な場合G4モードの伝送制
    御手順を実行して画像伝送するG4モード通信手段と、
    G4モードの通信が不可能な場合G3モードの伝送制御
    手順を実行して画像伝送するG3モード通信手段とを備
    えていることを特徴とするISDN用ファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記G4モード通信可否判定手段は、着
    信側では発信側に同期用のフラグ信号を送出した後一定
    時間内にG4モードの伝送制御の最初のコマンド信号が
    発信側から送出された場合にG4モードの通信が可能と
    判定する一方、発信側では動作開始後一定時間内に着信
    側から上記フラグ信号が送出された場合にG4モードの
    通信が可能と判定する手段であることを特徴とする請求
    項1記載のISDN用ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 着信側の上記G4通信モード可否判定手
    段は、受信した呼設定メッセージに発アドレスの情報要
    素がセットされていない場合には即座にG4モードの通
    信が不可能と判定する手段であることを特徴とする請求
    項1記載のISDN用ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 着信側の上記G4モード通信可否判定手
    段は、受信した呼設定メッセージに高位レイヤ整合性の
    情報要素がセットされていない場合には即座にG4モー
    ドの通信が不可能と判定することを特徴とする請求項1
    記載のISDN用ファクシミリ装置。
JP3258678A 1991-09-11 1991-09-11 Isdn用フアクシミリ装置 Pending JPH0575833A (ja)

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