JPH057517B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057517B2 JPH057517B2 JP17235788A JP17235788A JPH057517B2 JP H057517 B2 JPH057517 B2 JP H057517B2 JP 17235788 A JP17235788 A JP 17235788A JP 17235788 A JP17235788 A JP 17235788A JP H057517 B2 JPH057517 B2 JP H057517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- sets
- excavators
- screw auger
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 8
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は複数の連続孔を掘削するスクリユウ
オーガ掘削機を備えた多連式地盤改良装置に関す
るものである。
オーガ掘削機を備えた多連式地盤改良装置に関す
るものである。
従来の多連式掘削装置は、複数のスクリユオー
ガ掘削機を、スクリユ相互をオーバーラツプさせ
て横に連設したものからなり、1回の掘削作業に
て複数の一連の掘削孔を掘削することができるよ
うになつている。
ガ掘削機を、スクリユ相互をオーバーラツプさせ
て横に連設したものからなり、1回の掘削作業に
て複数の一連の掘削孔を掘削することができるよ
うになつている。
そのような従来装置を防岸工事に使用して、岸
壁や堤防等の既設構造体に近接した海底の地盤改
良を行う場合、第4図に示すように、海上の作業
船側から既設構造体41に沿つて一連の長さの削
孔42を掘削するのは容易であるが、既設構造体
41に対して縦に連続した削孔43を、既設構造
体41に沿つて順次掘削する場合には、これら装
置の横長中央部にて支持していた一連の掘削機
を、端部で支持して縦長に使用せねばならず、こ
のため装置は片持の状態となつて、スクリユオー
ガの回転トルクにより振れ易くなり、地盤の掘削
が難しくなる。
壁や堤防等の既設構造体に近接した海底の地盤改
良を行う場合、第4図に示すように、海上の作業
船側から既設構造体41に沿つて一連の長さの削
孔42を掘削するのは容易であるが、既設構造体
41に対して縦に連続した削孔43を、既設構造
体41に沿つて順次掘削する場合には、これら装
置の横長中央部にて支持していた一連の掘削機
を、端部で支持して縦長に使用せねばならず、こ
のため装置は片持の状態となつて、スクリユオー
ガの回転トルクにより振れ易くなり、地盤の掘削
が難しくなる。
この発明は上記問題を極めて簡単な手段により
解決し、既設構造体に対する一連の削孔の向きが
縦方向であつても、地盤の掘削に何ら支障を来た
すことがない新たな多連式地盤改良装置を提供す
ることにある。
解決し、既設構造体に対する一連の削孔の向きが
縦方向であつても、地盤の掘削に何ら支障を来た
すことがない新たな多連式地盤改良装置を提供す
ることにある。
上記目的によるこの発明の特徴は、互いにスク
リユをオーバーラツプさせた2台のスクリユオー
ガ掘削機を一組とし、その二組を四辺形で上部に
昇降用の滑車を有し側部中央に支持部材を縦設し
たフレームに駆動部を収納固定して並列に設け、
そのフレームの支持部材を作業櫓の案内部材に上
下動自在に嵌挿して、同時に隣接した二組の連続
掘削孔を地盤に掘削する装置に構成してなること
にある。
リユをオーバーラツプさせた2台のスクリユオー
ガ掘削機を一組とし、その二組を四辺形で上部に
昇降用の滑車を有し側部中央に支持部材を縦設し
たフレームに駆動部を収納固定して並列に設け、
そのフレームの支持部材を作業櫓の案内部材に上
下動自在に嵌挿して、同時に隣接した二組の連続
掘削孔を地盤に掘削する装置に構成してなること
にある。
上記構成では、装置の支持位置が四辺形のフレ
ームの側部中央となつていることから、スクリユ
をオーバーラツプさせた二組の掘削装置が、既設
構造体に対して縦に位置するような場合であつて
も、スクリユオーガの回転トルクにより装置が横
振れするようなことがなく、地盤の掘削を確実に
行える。
ームの側部中央となつていることから、スクリユ
をオーバーラツプさせた二組の掘削装置が、既設
構造体に対して縦に位置するような場合であつて
も、スクリユオーガの回転トルクにより装置が横
振れするようなことがなく、地盤の掘削を確実に
行える。
図中1,2,3,4は同一構造のスクリユオー
ガ掘削機で、それらは2台一組として互いにスク
リユ1a,2aとスクリユ、3a,4aをそれぞ
れオーバーラツプさせてあり、その二組を四辺形
に組立てたフレーム5内に駆動部1b,2b,3
b,4bを収納固定して、各部が並列な一つの装
置に構成されている。
ガ掘削機で、それらは2台一組として互いにスク
リユ1a,2aとスクリユ、3a,4aをそれぞ
れオーバーラツプさせてあり、その二組を四辺形
に組立てたフレーム5内に駆動部1b,2b,3
b,4bを収納固定して、各部が並列な一つの装
置に構成されている。
上記フレーム5の上部には昇降用の滑車6が取
付けてあり、また側部中央には支持部材7が取付
けてある。
付けてあり、また側部中央には支持部材7が取付
けてある。
このようなフレーム5は作業船8に佇設した作
業櫓9に、上記支持部材7を作業櫓正面の縦方向
の案内部材10,10に嵌挿して上下動自在に取
付けられ、これにより二組のスクリユオーガ掘削
機1,2,3,4は、このフレーム5によつて同
時に隣接した二組の連続掘削孔を地盤に掘削する
装置に構成されている。
業櫓9に、上記支持部材7を作業櫓正面の縦方向
の案内部材10,10に嵌挿して上下動自在に取
付けられ、これにより二組のスクリユオーガ掘削
機1,2,3,4は、このフレーム5によつて同
時に隣接した二組の連続掘削孔を地盤に掘削する
装置に構成されている。
上記装置では、二組の掘削機が作業船8に対し
て縦に取付けられた状態にあることから、そのま
まの状態にて作業船8を、海底の地盤改良工事を
要する堤防11に対向位置させればよく、また第
3図に示すように、二組の掘削機より地盤に掘削
された連続孔12,13は、堤防11に対し縦に
長くオーバーラツプしたものとなる。
て縦に取付けられた状態にあることから、そのま
まの状態にて作業船8を、海底の地盤改良工事を
要する堤防11に対向位置させればよく、また第
3図に示すように、二組の掘削機より地盤に掘削
された連続孔12,13は、堤防11に対し縦に
長くオーバーラツプしたものとなる。
したがつて、作業船8とともに装置を堤防11
に沿つて移動しつつ掘削を行えば、同時に互いに
近接した連続孔が二組ずつ生じ、その連続孔に地
盤改良のための組成物を充填することによつて、
その目的を達成することができる。
に沿つて移動しつつ掘削を行えば、同時に互いに
近接した連続孔が二組ずつ生じ、その連続孔に地
盤改良のための組成物を充填することによつて、
その目的を達成することができる。
上記実施例は、堤防に対して縦長の連続孔を掘
削する場合であるが、この装置では支持部材の取
付け位置をフレームの他側部の中央に変えること
により、二組の掘削機を横に並設でき、これによ
り堤防に対して横長の連続孔を2列ずつ掘削出来
るので、特に縦長の連続孔の掘削に限定されるも
のではない。
削する場合であるが、この装置では支持部材の取
付け位置をフレームの他側部の中央に変えること
により、二組の掘削機を横に並設でき、これによ
り堤防に対して横長の連続孔を2列ずつ掘削出来
るので、特に縦長の連続孔の掘削に限定されるも
のではない。
この発明は上述のように、互いにスクリユをオ
ーバーラツプさせた2台のスクリユオーガ掘削機
を一組とし、その二組を四辺形で上部に昇降用の
滑車を有し側部中央に支持部材を縦設したフレー
ムに駆動部を収納固定して並列に設け、そのフレ
ームの支持部材を作業櫓の縦方向の案内部材に上
下動自在に嵌挿して、同時に隣接した二組の連続
掘削孔を地盤に掘削する装置に構成したことか
ら、既設構造体に対して縦に長い連続孔を掘削す
る際に、スクリユオーガの回転トルクにより装置
が横振れして、掘削が困難となるようなことがな
く、所要の連続孔を確実に掘削することができ
る。
ーバーラツプさせた2台のスクリユオーガ掘削機
を一組とし、その二組を四辺形で上部に昇降用の
滑車を有し側部中央に支持部材を縦設したフレー
ムに駆動部を収納固定して並列に設け、そのフレ
ームの支持部材を作業櫓の縦方向の案内部材に上
下動自在に嵌挿して、同時に隣接した二組の連続
掘削孔を地盤に掘削する装置に構成したことか
ら、既設構造体に対して縦に長い連続孔を掘削す
る際に、スクリユオーガの回転トルクにより装置
が横振れして、掘削が困難となるようなことがな
く、所要の連続孔を確実に掘削することができ
る。
また二組の掘削機の回転方向を換えることによ
り回転トルクを相殺することもでき、装置そのも
のも4台のスクリユオーガ掘削機を、一組ずつ組
合わせてフレーム内に駆動部を装着するだけでよ
いから簡単で、特別な操作も必要としないなどの
特長を有する。
り回転トルクを相殺することもでき、装置そのも
のも4台のスクリユオーガ掘削機を、一組ずつ組
合わせてフレーム内に駆動部を装着するだけでよ
いから簡単で、特別な操作も必要としないなどの
特長を有する。
図面はこの発明に係る多連式地盤改良装置の1
実施例を略示するもので、第1図は平面図、第2
図は側面図、第3図は掘削状態説明図、第4図は
従来装置の掘削状態説明図である。 1,2,3,4……スクリユオーガ掘削機、1
a,2a,3a,4a……スクリユ、1b,2
b,3b,4b……駆動部、5……フレーム、6
……滑車、7……支持部材、8……作業台、9…
…櫓、10……案内部材、11……堤防、12,
13……縦長連続孔。
実施例を略示するもので、第1図は平面図、第2
図は側面図、第3図は掘削状態説明図、第4図は
従来装置の掘削状態説明図である。 1,2,3,4……スクリユオーガ掘削機、1
a,2a,3a,4a……スクリユ、1b,2
b,3b,4b……駆動部、5……フレーム、6
……滑車、7……支持部材、8……作業台、9…
…櫓、10……案内部材、11……堤防、12,
13……縦長連続孔。
Claims (1)
- 1 互いにスクリユをオーバーラツプさせた2台
のスクリユオーガ掘削機を一組とし、その二組を
四辺形で上部に昇降用の滑車を有し側部中央に支
持部材を縦設したフレームに駆動部を収納固定し
て並列に設け、そのフレームの支持部材を作業櫓
の縦方向の案内部材に上下動自在に嵌挿して、同
時に隣接した二組の連続掘削孔を地盤に掘削する
装置に構成してなることを特徴とする多連式地盤
改良装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17235788A JPH0224474A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 多連式地盤改良装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17235788A JPH0224474A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 多連式地盤改良装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0224474A JPH0224474A (ja) | 1990-01-26 |
JPH057517B2 true JPH057517B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=15940405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17235788A Granted JPH0224474A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 多連式地盤改良装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224474A (ja) |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP17235788A patent/JPH0224474A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224474A (ja) | 1990-01-26 |
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