JPH0575042A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0575042A
JPH0575042A JP4048760A JP4876092A JPH0575042A JP H0575042 A JPH0575042 A JP H0575042A JP 4048760 A JP4048760 A JP 4048760A JP 4876092 A JP4876092 A JP 4876092A JP H0575042 A JPH0575042 A JP H0575042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type well
region
well region
type
oxide film
Prior art date
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Pending
Application number
JP4048760A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Mano
敏彦 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0575042A publication Critical patent/JPH0575042A/ja
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 P型ウエル領域及びN型ウエル領域と、P型
ストッパー領域を有する半導体装置の高集積化及び高信
頼性化を図ることを目的とする。 【構成】 半導体基板表面の全域にわたり、P型ウエル
領域20とN型ウエル領域17とを互いに隙間なく隣接
して配置するとともに、そのP型ウエル領域とN型ウエ
ル領域との境界部分からP型ウエル領域にかけてP型ス
トッパー領域24が設けられている。 【効果】 半導体装置の高集積化の達成と、フィールド
反転を抑えて高信頼性化された半導体装置を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特にP型ウ
エル領域とN型ウエル領域とからなるツインウエルと、
ストッパー領域とを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来のツインウエルとストッパ
ー領域の製造方法を示して説明する。図1(a)でシリ
コン基板1にシリコン酸化膜2を形成しN型ウエル領域
を形成するための窓をあけ、レジスト3を剥離した後、
図1(b)のように全面にシリコン酸化膜5を形成す
る。N型ウエル領域を形成する方法と同じ工程で図1
(c)のようにP型ウエル領域を形成した後、同図
(d)のようにシリコン酸化膜9を全面に形成する。最
後にP型ストッパー領域を形成するための窓をあけ、レ
ジスト11をマスクとして図1(e)のように該P型ス
トッパー領域12を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の製造
方法ではマスクずれ等により余裕をもたせてそれぞれの
ウエル領域及びストッパー領域を形成しなければならな
かった。これは素子の高集積化を図る上で非常に不都合
である。
【0004】本発明は以上の欠点を改良したものであ
る。本発明の目的とするところは、自己整合となってい
るP型及びN型ウエル領域のP型ウエル領域内にP型ス
トッパー領域を自己整合で形成することにより素子の高
集積化を図ることができるところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】半導体基板表面にP型ウ
エル領域とN型ウエル領域を有する半導体装置におい
て、前記半導体基板表面の全域にわたり、前記P型ウエ
ル領域と前記N型ウエル領域とが互いに隙間なく隣接し
て配置されており、かつ前記P型ウエル領域と前記N型
ウエル領域との境界部分から前記P型ウエル領域にかけ
てP型ストッパー領域が設けられていることを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図2に従って説明する。
図2(a)でシリコン基板13にシリコン酸化膜14、
シリコン窒化膜15を形成した後、N型ウエル領域を形
成するための窓をあけ、レジスト16をマスクとしてイ
オン注入により該N型ウエル領域17を形成する。レジ
スト16を剥離した後、シリコン窒化膜15をマスクと
して選択酸化を行いシリコン酸化膜18を形成したのが
図2(b)である。次に図2(c)のようにシリコン窒
化膜15を除去し、その下のシリコン酸化膜をエッチン
グすると選択酸化をした部分にシリコン酸化膜19が残
る。該シリコン酸化膜19をマスクとしてイオン注入に
よりP型ウエル領域20を形成する。さらに図2(d)
のように全面にシリコン酸化膜21を形成した後、同図
(e)のようにP型ストッパー領域を形成するための窓
をあけ、レジスト22及びシリコン酸化膜23をマスク
として該P型ストッパー領域24を形成する。
【0007】
【発明の効果】上記で説明した本発明による半導体装置
によれば、おのおのが自己整合となるP型ウエル領域、
N型ウエル領域において、さらにP型ストッパー領域が
自己整合で形成されるためにマスクずれ等による余裕を
もたせる必要はなくなり、それによりウエル領域の面積
を20〜30%小さくすることができる。
【0008】以上のように本発明は素子の高集積化を図
ったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のストッパー領域を形成する方法を示す
図である。
【図2】 本発明によるストッパー領域を形成する方法
を示す図である。
【符号の説明】
13…シリコン基板 14,18,19,21,23…シリコン酸化膜 15…シリコン窒化膜 16,22…レジスト 17…N型ウエル領域 20…P型ウエル領域 24…P型ストッパー領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図1に、従来のツインウエルとストッパ
ー領域の製造方法を示して説明する。図1(a)でシリ
コン基板1にシリコン酸化膜2を形成しN型ウエル領域
を形成するための窓をあけ、レジスト3をマスクとして
イオン注入によりN型ウエル領域を形成する。次に、
ジスト3を剥離した後、図1(b)のように全面にシリ
コン酸化膜5を形成する。N型ウエル領域を形成する方
と同様に、シリコン酸化膜6及びレジスト7をマスク
として図1(c)のようにP型ウエル領域を形成する。
その後、同図(d)のようにシリコン酸化膜9を全面に
形成する。最後にP型ストッパー領域を形成するための
窓をシリコン酸化膜9にあけ、シリコン酸化膜10及び
レジスト11をマスクとして図1(e)のように該P型
ストッパー領域12を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の製造
方法では、フォト工程の際のマスクずれ等により余裕を
もたせてそれぞれのウエル領域及びストッパー領域を形
成しなければならなかった。これは素子の高集積化を図
る上で非常に不都合である。また、このようなウエル領
域の境界における余裕のために、P型ウエル領域とN型
ウエル領域との間にウエル領域でない部分、すなわち、
基板表面が露出する領域が生じ、フィールド反転が起こ
りやすいという問題もあった。さらに、これらの領域に
おけるイオンの注入深さが相違すると、ウエルを近接さ
せてCMOS型のトランジスタをウエルに形成した場合
に、ラッチアップ現象が起こりやすいという問題もあ
り、ウエルの近接化を妨げる事情ともなっていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明は以上の欠点を改良したもので、そ
の目的とするところは、P型及びN型ウエル領域、並び
にP型ウエル領域内にP型ストッパー領域を高密度化し
て設け、素子の高集積化を図るとともに、高信頼性の半
導体装置を提供するところにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板表
面にP型ウエル領域とN型ウエル領域を有する半導体装
置において、前記半導体基板表面の全域にわたり、前記
P型ウエル領域と前記N型ウエル領域とが互いに隙間な
く隣接して配置されており、かつ前記P型ウエル領域と
前記N型ウエル領域との境界部分から前記P型ウエル領
域にかけてP型ストッパー領域が設けられていることを
特徴とする。
【作用】本発明は、半導体基板表面にP型ウエル領域と
N型ウエル領域とP型ストッパー領域とを有する半導体
装置において、前記半導体基板の全域にわたり、前記P
型ストッパー領域が存在するP型ウエル領域と、N型ウ
エル領域とが互いに隙間なく隣接して配置されているこ
とにより、ウエルが高密度で形成され、かつ、フィール
ド反転が起こりにくい。フィールド反転とは、基板(ま
たはウエル)の導電型とは逆の導電型の拡散層に挟まれ
た基板表面の領域で、本来チャンネルとして働かない部
分が、その上方に形成された配線に電流が流れることに
よる電界によってチャンネルとして働いてしまい、基板
表面の導電型が反対の導電型となる現象をいう。このフ
ィールド反転が起こると、本来導通してはならない拡散
層同士が導通して、回路を誤動作させることになる。ま
た、フィールド反転は、基板表面の不純物濃度が低い領
域ほど起こりやすいから、P型ウエル領域及びN型ウエ
ル領域の間に基板表面が露出して基板領域が存在する
と、ウエル領域に比して、不純物濃度が低い基板領域に
フィールド反転が起こりやすくなる。本発明によれば、
半導体基板表面のチップとなる全域にわたり、P型スト
ッパー領域が存在するP型ウエル領域と、N型ウエル領
域とが互いに隙間なく隣接して配置されていることによ
り、基板表面が露出することがなく、フィールド反転が
起こりにくい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の半導体装置を、
その製造工程の一例により説明するためのものである。
図中、13はシリコン基板、14,18,19,21,
23はシリコン酸化膜、15はシリコン窒化膜、16,
22はレジスト、17はN型ウエル領域、20はP型ウ
エル領域、24はP型ストッパー領域である。図2
(a)でシリコン基板13にシリコン酸化膜14、シリ
コン窒化膜15を形成した後、N型ウエル領域を形成す
るための窓をあけ、レジスト16をマスクとしてイオン
注入により該N型ウエル領域17を形成する。レジスト
16を剥離した後、シリコン窒化膜15をマスクとして
選択酸化を行いシリコン酸化膜18を形成したのが図2
(b)である。次に図2(c)のようにシリコン窒化膜
15を除去し、その下のシリコン酸化膜14をエッチン
グ除去すると選択酸化をした部分にシリコン酸化膜19
が残る。該シリコン酸化膜19をマスクとしてイオン注
入によりP型ウエル領域20を形成する。P型ウエル領
域20は、基板表面に形成されたN型ウエル領域17に
接して形成されているから、N型ウエル領域17が形成
されていない領域は、すべてP型ウエル領域20であ
り、P型及びN型ウエル領域の間の基板表面が露出して
いることはない。これは、N型ウエル領域17とP型ウ
エル領域20が互いに補完しあうことにより一つの基板
表面を占領し尽くしている関係になっていることの結果
である。さらに図2(d)のように全面にシリコン酸化
膜21を形成した後、同図(e)のようにP型ストッパ
ー領域を形成するための窓をあけ、レジスト22及びシ
リコン酸化膜23をマスクとして該P型ストッパー領域
24を形成する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の効果】上記で説明した本発明によれば、P型ウ
エル領域、N型ウエル領域及びP型ストッパー領域を高
密度化して設けることができるので、マスクずれ等によ
る余裕をもたせる必要はなくなり、それによりウエル領
域の面積を20〜30%小さくすることができるととも
に、フィールド反転が起こりにくい高信頼性化された半
導体装置を提供することができるという効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面にP型ウエル領域とN型
    ウエル領域を有する半導体装置において、前記半導体基
    板表面の全域にわたり、前記P型ウエル領域と前記N型
    ウエル領域とが互いに隙間なく隣接して配置されてお
    り、かつ前記P型ウエル領域と前記N型ウエル領域との
    境界部分から前記P型ウエル領域にかけてP型ストッパ
    ー領域が設けられていることを特徴とする半導体装置。
JP4048760A 1992-03-05 1992-03-05 半導体装置 Pending JPH0575042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4048760A JPH0575042A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 半導体装置

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JP4048760A JPH0575042A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 半導体装置

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JP644889A Division JPH01230247A (ja) 1989-01-13 1989-01-13 半導体装置の製造方法

Publications (1)

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JPH0575042A true JPH0575042A (ja) 1993-03-26

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ID=12812241

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JP4048760A Pending JPH0575042A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 半導体装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979189A (ja) * 1972-11-01 1974-07-31
JPS52143782A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Construction of complementary mis-ic and its production

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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