JPH0574956B2 - - Google Patents

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JPH0574956B2
JPH0574956B2 JP2292785A JP2292785A JPH0574956B2 JP H0574956 B2 JPH0574956 B2 JP H0574956B2 JP 2292785 A JP2292785 A JP 2292785A JP 2292785 A JP2292785 A JP 2292785A JP H0574956 B2 JPH0574956 B2 JP H0574956B2
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semiconductor
semiconductor substrate
layer
substrate
mirror
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Hiroko Nagasaka
Naoto Mogi
Naohiro Shimada
Tadashi Komatsubara
Masaru Nakamura
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
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    • H01S5/0206Substrates, e.g. growth, shape, material, removal or bonding
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    • H01S5/1838Reflector bonded by wafer fusion or by an intermediate compound
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/20Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
    • H01S5/2054Methods of obtaining the confinement
    • H01S5/2059Methods of obtaining the confinement by means of particular conductivity zones, e.g. obtained by particle bombardment or diffusion

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、半導体レーザや発光ダイオード等の
半導体発光装置の製造方法に係わり、特に基板の
接着を利用した半導体発光装置の製造方法に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
半導体レーザにおいては、発振状態での活性層
からの発熱は、素子の電流−光出力特性を飽和さ
せたり、また定出力動作の場合には発熱による効
率の低下が動作電流を引下げ、それが更に熱を増
加させる。このような正帰還がかかつて、ついに
は発振しなくなるような劣化を引起こす。これら
の点から特に高出力レーザや長期の信頼性を要求
される通信用レーザ等において、活性層の発熱を
いかに速くヒートシンクに導くかは重要な問題で
ある。
従来の構造のレーザでは、活性層とヒートシン
クとの間に、少なくともクラツド層及びコンタク
ト層と云う熱伝導性の悪い半導体材料が存在す
る。さらに、融着金属によつては、ジヤンクシヨ
クを上にしてマウントしなければならないので、
厚い基板が介在しており、熱の発散は良くないも
のであつた。
また、半導体レーザは、その材料や用途に応じ
て様々な構造を有するが、一般には活性層及びク
ラツド層を含むヘテロ接合構造部と、電流狭窄効
果やモード制御効果を有する構造部とが半導体基
板表面に垂直方向に結合した結合した形で構成さ
れているものが多い。例えば、第5図aに示す如
く、m−ECO(モデイフアイド、エンベツデイ
ド、コンフアイニングレイアー、イン、オプチカ
ルガイド)構造と称される作り付け導波型レーザ
(第16回国際固体素子コンフアレンス、予稿集
p153〜156、1984年)では、半導体基板51上に
ダブルヘテロ接合構造部をなす活性層53及びク
ラツド52,54と、電流狭窄効果及び実効屈折
率差によるモード制御効果を有する電流阻止層5
4及び高屈折率層55とが、基板51の表面に垂
直方法に結合した構造を有する。第5図bはCSP
(チヤネルド、サブストレート、プレーナー)レ
ーザと称されるもので(IEEE、ジヤーナル、オ
ブ、クウオンタム、エレクトロニクス、1978年、
QE−14巻、p89)、このレーザはモーダ制御効果
を有する半導体基板51と、ヘテロ接合構造部5
2,〜,54とが、基板表面に対して、第5図a
とは逆の順序で結合した作り付け導波型レーザで
ある。また、第5図cはNOS(ネイテイブ、オキ
サイド、ストライプ)レーザと称されるもので
(IOOC81予稿集MB−1)、これはヘテロ接合構
造部52,〜,54と、電流狭窄部58,61と
が、順次結合した利得導波型レーザである。
このように半導体基板表面に垂直方向にヘテロ
接合構造部と電流狭窄若しくはモード制御部とが
縦方向結合したレーザは、第6図a〜cに示す如
く製造される。GaAlAs系レーザを例にすると、
まず第6図aに示す如くN−GaAs基板51上に
N−GaAlAs第1クラツド層52、GaAs活性層
53、P−GaAlAs第2クラツド層54及びN−
GaAs電流阻止層55を成長形成したのち、同図
bに示す如く電流阻止層55をストライプ状にエ
ツチングし、次いで同図cに示す如く実効屈折率
差を設けるためのP−GaAlAs高屈折率層56、
P−GaAlAs第3クラツド層57及びP−GaAs
コンタクト層58を成長形成する。
m−ECOレーザに第6図に示す方法を用いる
場合に、いくつかの問題を生じる。第1に、高屈
折率56、クラツド層57及びコンタクト層58
の成長は、ストライプ部分ではGaAlAs上の成長
となるため、LPE法によつては形成不可能であ
り、MOCVD法やMBE法を用いなけばならない。
第2に、気相成長法を用いる場合にも溝部の成長
は結晶欠陥を生じ易く、レーザの性能や信頼性の
低下を引起こす。第3に、ダブルヘテロ接合自体
がエツチングプロセスや成長プロセスを径るため
に、エツチング液に晒されたり、成長過程に高温
に晒され、構造やドーピングレベルの変化や結晶
欠陥の導入を生じ易い。
また、第5図bに示すCSPレーザは、基板にチ
ヤンネルを形成したのちにダブルヘテロ接合を形
成して作られるが、この場合にも問題点が生じ
る。例えば、溝上にヘテロ接合を成長させるた
め、成長条件によつては活性層の品質の低下を引
起こす。特に、気相成長法を用いる場合には、成
長層に溝形状が反映されるので活性層が折れ曲
り、信頼性の低下を引起こし易い。
以上のような諸問題の他にも、一般的に縦方向
結合型構造の場合は、いずれも結晶成長法によつ
てその構造を形成していくため、各層の材料や組
成は下地材料と格子整合がとれ、結晶成長可能な
ものである必要があり、また結晶の面方位等は基
板の面方位、下地の加工形状及び結晶成長条件等
により決定されると云う制約がある。これらの制
約は、デバイスの構造や性能の可能性を大幅に制
限するものである。
一方、通信用ダイオードにおいては、フアイバ
との結合を考えた時、広がり角及びスポツトサイ
ズを小さくすることと、高輝度化が必要である。
スポツトサイズは電流の広がりによつて支配され
ているので、活性層と狭窄層とが十分近いことが
必要で、且つコンタクト層等の吸収を避けるため
には、2回のエピタキシヤル成長による狭窄層の
埋込みをする必要がある。このため、工程が複雑
である量産性に問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、製造が容易で高出
力・高信頼性の半導体発光装置を製造することが
でき、且つ結晶成長による材質や面方位の制約を
大幅に緩和できる半導体発光装置の製造方法を提
供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、ヘテロ接合構造部が形成され
た第1の半導体基板と、電流狭窄或いはモード制
御として作用する構造部が形成された第2の半導
体基板とを、直接接合させて半導体発光装置を製
造することにある。
即ち本発明は、半導体発光装置の製造方法にお
いて、第1の半導体基板の表面に活性層及びクラ
ツド層を積層したヘテロ接合からなる第1の構造
部を形成したのち、該構造部の表面を鏡面研磨
し、さらに第2の半導体基板の表面に上記第1の
構造部に対して電流狭窄効果或いはモード制御効
果の少なくとも一方を及ぼす第2の構造部を形成
したのち、該構造部を鏡面研磨し、次いで清浄な
雰囲気中で前記第1及び第2の構造部の鏡面研磨
された表面同志を対向させて密着し、この状態で
200[℃]以上の温度で熱処理して前記各基板を接
着するようにした方法である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヘテロ接合からなる第1の構
造部と電流狭窄若しくはモード制御部として作用
する第2の構造部とを別々に製造できるので、第
1の構造部の上に気相成長により第2の構造を形
成する従来方法に比して、第2の構造部の構造や
その形成方法が第1の構造やその材質に影響を受
けたり、逆に第2の構造部を形成するためにヘテ
ロ接合構造部がエツチング液に晒されたり高温に
よる構造やドーピングの変化や結晶欠陥が導入さ
れると言つた諸問題は全て解決される。また、相
互の構造を配慮したプロセスを行う必要がないの
で、プロセスの手順や条件が簡便になり、素子の
歩留りの向上や量産性の向上に有効である。さら
に、相互の構造や材質及び結晶成長法の制限を考
慮する必要がない。例えば、電流狭窄効果若しく
はモード制御効果の生じる第2の構造を必ずしも
結晶成長によつて製造する必要ない。このこと
は、従来の半導体レーザに対する制約を大幅に緩
和するものであり、より完全に電流狭窄効果や、
さらに複雑なモード制御効果を実現することがで
きる。また、接着は面方位に依存しないため、他
の特性は変えずに縦方向に面方位の異なる構造が
結合したレーザと言う新しい半導体レーザが実現
される。
また、上記理由から、第2の半導体基板として
熱伝導率の高い半導体材料、例えばSiC、C、Si
等を用いることができ、これによりヘテロ接合構
造部の熱を速やかに放熱することができる。この
ため、発光出力の大出力化をはかることもでき
る。
〔発明の実施例〕
まず、実施例を説明する前に、本発明の基本原
理について説明する。
従来、ガラス板の平滑な面を極めて正常に保
ち、このような2枚のガラス板を直接密着させる
と、その間の摩擦係数が増大して接合状態が得ら
れることが知られている。そして、これに逆らつ
て上記ガラス板の面同志を滑らすと、その接合面
のむしり取りによるクラツクが発生することも知
られている。これに対して従来、半導体結晶体同
志の上記ガラスの如き接合法が知られていないこ
とは、半導体結晶体の接合すべき面の平滑性とそ
の清浄性を厳密に保つことが難しかつたことが最
大の原因であつたと言える。
そこで本発明者等は、次のような処理を施すこ
とにより、ガラス同志の接合のように半導体結晶
体同志の接合も可能なことを見出した。即ち、2
つの半導体結晶体の接合すべき面を表面粗さ500
[Å]以下に平滑化し、5分間水洗した。平滑化
の方法は、鏡面研磨或いは鏡面研磨した表面上に
その平坦さを損わない方法、例えばMOCVD法
或いはMBE法によつてエピタキシヤル成長層を
形成して行う。得られた半導体の面は水に良く濡
れ、自然酸化物の層が形成されていることが推定
された。その後、メタノール置換、フレオン乾燥
を行い、このようにして得られた半導体結晶体
を、ゴミ浮遊量20[個/m3]の実質的にゴミのな
いクリーンルーム中で上記接合面を相互に直接密
着させて200[℃]以上の温度で熱処理したとこ
ろ、両者は極めて強固に接合した。この接合体の
接着強度は、熱処理温度200[℃]以上で特に著し
く上昇する。
以上のことから、研磨した清浄な半導体の面は
水洗だけで表面が親水性となり、清浄な環境下で
且つ200[℃]以上を温度下で接合すれば強固に接
着体を得ることができる。
一方、200[℃]程度の加熱温度では、半導体構
成原子ついてはもとより、最も拡散し易い1価イ
オンでも、半導体結晶中における拡散速度は通常
無視できる程度に小さいことは周知である。ま
た、この200[℃]付近の温度では、酸化膜の表面
に吸着された水分子が殆ど脱離し、化学吸着によ
り形成された−OH基の脱水結合が起こり始める
ことも知られている。これらのことを考え合わせ
れば、前記半導体結晶体相互の結合は、金属同志
の接合として知られている相互拡散によるもので
はなく、半導体結晶体の表面酸化膜の水和層間の
相互作用や、−OH基の脱水重合によつて半導体
−O−半導体なる強固な接合構造を成しているも
のと考えられる。
このような事実は、半導体結晶体の表面を親水
性にし、その密着接合後に200[℃]以上の加熱処
理を施せば、高い接着強度が得られることを意味
している。
以下、本発明の詳細を図示の実施例によつて説
明する。
第1図a〜dは本発明の第1の実施例に係わる
GaAlAs系半導体レーザの製造工程を示す断面図
である。
まず、第1図aに示す如くN−GaAs基板(第
1の半導体基板)11上に厚さ1.5[μm]のN−
Ga0.55Al0.45Asクラツド層12(n=1×1018cm
-3)、厚さ0.08[μm]のアンドープGa0.9Al0.1As活
性層13及び厚さ1.5[μm]の P−Ga0.55Al0.45Asクラツド層14(p=1×
1018cm-3)をMOCVD法により順次成長形成す
る。ここで、上記活性層13及びクラツド層1
2,14からダブルヘテロ接合構造部(第1の構
造部)が形成されることになる。次いで、P−
GaAlAsクラツド層14の表面を表面粗さ500
[Å]以下に鏡面研磨し、脱脂しておく。
一方、第1図bに示す如く高熱伝導率の材料で
あるP−SiC基板(第2の半導体基板)15にメ
タルマスク(図示せず)を幅3[μm]、周期300
[μm]で〈110〉方向にストライプ状に付けて
おき、プロトン打込みを行い高抵抗層16を形成
する。そして、基板15の表面を表面粗さ500
[Å]以下に鏡面研磨した後、脱脂しておく。な
お、上記P−SiC基板15及び高抵抗層16から
電流狭窄部として作用する第2の構造部が形成さ
れることになる。また、 P−SiC基板15の裏面には予めP側金属電極1
7を形成しておく。
次いで、前記N−GaAs基板11の表面層であ
るP−GaAlAsクラツド層14の表面及びP−
SiC基板15の表面を清浄な水で数分間水洗す
る。続いて、これをスピンナーで脱水処理する。
次いで、クラス1以下の清浄な雰囲気中で、第1
図cに示す如く基板11,15の鏡面研磨した表
面側を対向させ、P−GaAlAsクラツド層14と
P−SiC基板15とを密着させる。この状態で、
200[℃]以上の温度で熱処理し、基板11,15
を接着する。
次いで、第1図dに示す如く前記N−GaAs基
板11をPAエツチヤントでN−GaAlAsクラツ
ド層12が露出するまでエツチングし、このエツ
チング面を鏡面研磨した後、脱水・水洗を施す。
そして、更にもう1枚のN−SiC基板(第3の半
導体基板)18も同様に前処理して、これをN−
GaAlAsクラツド層12の研磨した表面と密着さ
せ、先の手順と同様にして接着する。なお、N−
SiC基板18の裏面には予めN側電極19として
AuGe/Auを始めに付けておく。同様に、前記
P−Si基板15の裏面には、P側電極17として
TiPtAuを始めに付けておく。
次いで、上記第1図dに示す試料を前記ストラ
イプと垂直にヘキ開面を出すようにヘキ開し、ス
トライプ方向の長さ、即ち共振器長は250[μm]
とした。さらに、これを各ストライプ毎に切り分
けて、第2図に示す如く1つの半導体レーザチツ
プを作製した。なお、このチツプはN側電極19
を下にして、Cuベース上にAuSnを融着金属とし
てマウントされる。
かくして製造された半導体レーザは、従来の
NOSレーザと比較すると、NOSレーザが発振し
きい値が50[mA]、CWでの光出力が120[mW]
くらいで飽和してくるのに対し、発振しいき値が
46[mA]、CWでの光出力の飽和は170[mW]以
上と大幅な改善が見られた。さらに、放熱特性の
向上のために50[℃]、5[mW]の定出力動作試
験においても、動作電流が平均10[mA]ほど
NOSレーザより低く、劣化も殆ど見られていな
い。
また、電流狭窄構造部をヘテロ接合構造部上に
エピタキシヤル成長により形成する従来方法に比
して、ヘテロ接合構造部がエツチング液に晒され
たり、高温による構造やドーピングの変化や結晶
欠陥が導入されると言つた等の不都合もない。さ
らに、相互の構造を配慮したプロセスを行う必要
もないので、プロセスの手順や条件が簡便とな
る。このため、製造歩留り及び量産性の向上をは
かり得、さらには信頼性の向上をはかり得る。
第3図は第2の実施例に係わるバラス型発光ダ
イオード(LED)の概略構造を示す断面図であ
る。製造工程は、基本的には第1図a〜dと同様
である。バラス型LEDの場合、電流狭窄層を形
成する際のマスクの形状がストライプではなく、
直径50[μm]の円形である。但し、プロトン打込
み後の断面は、第1図bと同様となる。ヘテロ接
合部と接着され、第1図cのような断面で表わさ
れる形となつた後、 N−GaAs基板11にフオトレジストを塗り、電
流が注入されて発光する部分の基板の上を直径
150[μm]の部分を残してフオトレジストを取り
除き、N−電極金属(AuGe/Au)を蒸着し、
レジストを剥離してリフトオフを行う。次いで、
この金属電極をマスクとしてPAエツチヤントで
N−GaAlAsクラツド層12に至る深さまでエツ
チングする。その後、ダイシングで各チツプに切
出すことにより、第3図に示す如きLEDが完成
することになる。
なお、LEDの場合、ダブルヘテル接合構造の
パラメータ(特に厚さ)が前記半導体レーザとは
異なつている。即ち、クラツド層12,14の厚
さは2.5[μm]、活性層13の厚さは1.0[μm]とし
た。
第4図a〜fは第3の実施例に係わるGaAlAs
系半導体レーザの製造工程を示す断面図である。
なお、この図では1チツプに相当する部分のみを
示している。
まず、第4図aに示す如く面方位100のN−
GaAs基板41(Siドープ1×1018cm-3)上に厚
さ1.5[μm]のN−Ga0.65Al0.55Asクラツド層42
(Seドープ1×1017cm-3)、厚さ0.08[μm]のアン
ドープGa0.92Al0.08As活性層43及び厚さ1.5
[μm]のP−Ga0.65Al0.35Asクラツド層44(Zn
ドープ7×1018cm-3)を順次成長形成する。ここ
で、上記活性層43及びクラツド層42,44か
らダブルヘテロ接合構造(第1の構造部)が形成
されることになる。
一方、第4図bに示す如く面方位100のP−
GaAs基板45上に厚さ0.05[μm]のP−Ga0.8
Al0.2As高屈折率層46を成長形成する。次いで、
第4図cに示す如く高屈折率層46上にストライ
プ状にエツチングマスク(図示せず)を形成し、
これにより幅3[μm]程度、深さ1[μm]のメサ
ストライプを形成する。続いて、第4図dに示す
如くエツチングによつて除去した部分にN−
GaAs電流素子層47(Seドープ5×1018cm-3
を成長形成する。ここで、高屈折率層46及び電
流素子層47から、電流狭窄及びモード制御部と
して作用する第2の構造部が形成されることにな
る。
次いで、前記第4図aに示す状態の試料及び同
図dに示す状態の試料の各表面を表面粗さ500
[Å]以下に鏡面研磨する。このとき、P−
GaAs基版45の研磨に際し、研磨表面にはP−
GaAlAs高屈折率層46及びN−GaAs電流素子
層47が露出しているものとする。
次いで、上記各研磨面を清浄な水で水洗し、室
温でスピンナー処理のような脱水処理を施す。こ
れらの処理を施した各鏡面研磨面を、例えば1ク
ラス以下の清浄な大気雰囲気中に設置し、その鏡
面研磨面に異物が実質的に介在しない状態で、第
4図eに示す如く相互に密着して接合する。その
後、上記接合したウエハを200[℃]以上で加熱処
理することにより、接合強度を増大する。
次いで、P−GaAs基板45及び N−GaAs基板41をそれぞれ数[μm]、数10
[μm]の厚さまで研磨し、その両面に第4図fに
示す如くオーミツク電極48,49を形成する。
かくして製造された半導体レーザは、ダブルヘ
テロ接合構造からなる第1の構造部と、電流狭窄
及びモード制御部として作用する第2の構造部と
が、別々に製造されることになる。従つて、先に
説明した第1の実施例と同様な効果が得られる。
また、前記第5図aの構造では高屈折率層56が
P型クラツド層54及び電流素子層55の表面全
体を覆つており、ストライプ溝両側部分で高屈折
率層56がせりあがつているので、この部分の実
効屈折率差が溝中央より大きくなり、モードが偏
つてしまう問題があるが、本実施例の構造では上
記の問題は生じない。
なお、本発明は上述した各実施例に限定される
ものではない。例えば、前記第1の実施例におい
て、成長の初めのGaAs基板11をN型基板とし
ておき、第1図cの状態でN−GaAs基板11を
全てはエツチングせずに残しておき、この基板1
1の下面にN側電極19としてAuGe/Auを付
けてオーミツクコンタクトを取るようにしてもよ
い。また、この実施例において、PNを逆とした
場合には、前記基板15がN−SiC基板となる。
この場合、ストライプ状のSi3N4等のマスクを付
けた後Zn拡散を行い、前記高抵抗層16をP型
とすることでNPNの形で電流狭窄を行うことが
できる。さらに、ヒートシンクの材料はSiCに限
るものではなく、C、Si、GaP、InP、GaAs等
を用いてもよい。
また、前記電流素子層及び高屈折率層は、それ
ぞれ電流素子効果のある材質及び活性層に対して
実効屈折率が高く電流が注入できる材質等であれ
ばよく、GaAsやGAlAsである必要はない。例え
ば、電流素子層にはアンドープZnSeを用いても
よいし、またGaAs系の代りにGaAsP基板上に成
長したGaInPを用いてもよい。GaAnPと
GaAlAsとは一組成を除いて格子が整合がとれな
いが、本発明の接着技術を用いれば問題ない。ま
た、結晶成長法はMOCVD法に限るものではな
く、MBE法やLPE法を用いることも可能でいる。
さらに、第1及び第2の構造部の構造、材質及び
導電型等は、仕様に応じて適宜変更可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することできる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは本発明の第1の実施例に係わる
半導体レーザの製造工程を示す断面図、第2図は
上記工程により製造された半導体レーザの概略構
造を示す断面図、第3図は第2の実施例に係わる
バランス型LEDの概略構造を示す断面図、第4
図a〜fは第3の実施例に係わる半導体レーザの
製造工程を示す断面図、第5図a〜cはそれぞれ
従来の半導体レーザの概略構造を示す断面図、第
6図a〜cは従来の半導体レーザの製造工程を示
す断面図である。 11,41……N−GaAs基板(第1の半導体
基板)、12,42……N−GaAlAsクラツド層、
13,43……アンドープGaAlAs活性層、1
4,44……P−GaAlAsクラツド層、15……
P−SiC基板(第2半導体基板)、16……高抵
抗層、17,48……P側電極、18……N−
SiC基板(第3の半導体基板)、19,49……
N側電極、45……P−GaAs基板(第2の半導
体基板)、46……P−GaAlAs高屈折率層、4
7……N−GaAs電流素子層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の半導体基板の表面に活性層及びクラツ
    ド層を積層したヘテロ接合からなる第1の構造部
    を形成したのち、該構造部の表面を鏡面研磨する
    工程と、第2の半導体基板の表面に上記第1の構
    造部に対して電流狭窄効果或いはモード制御効果
    の少なくとも一方を及ぼす第2の構造部を形成し
    たのち、該構造部を鏡面研磨する工程と、次いで
    清浄な雰囲気中で前記第1及び第2の構造部の鏡
    面研磨された表面同志を対向させて密着し、この
    状態で200[℃]以上の温度で熱処理して前記各基
    板を接着する工程とを含むことを特徴とする半導
    体発光装置の製造方法。 2 前記鏡面研磨する工程は、表面粗さ500[Å]
    以下に研磨することである特許請求の範囲第1項
    記載の半導体発光装置の製造方法。 3 前記清浄な雰囲気とは、ゴミ浮遊量が20
    [個/m3]以下の雰囲気であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の半導体発光装置の
    製造方法。 4 前記第1の半導体基板の裏面側を前記第1の
    構造部に達するまで或いは該構造部の近傍までエ
    ツチングし、このエツチング面に上記第1の半導
    体基板と同一導電型を有し、且つ上記第1の半導
    体基板より熱伝導性の良好な第3の半導体基板を
    接着することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体発光装置の製造方法。
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