JPH0574568A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH0574568A JPH0574568A JP23810291A JP23810291A JPH0574568A JP H0574568 A JPH0574568 A JP H0574568A JP 23810291 A JP23810291 A JP 23810291A JP 23810291 A JP23810291 A JP 23810291A JP H0574568 A JPH0574568 A JP H0574568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heating
- heating chamber
- radiant heat
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハロゲンヒータの金属カバー貫通箇所から高
周波が漏れるのを抑制する。 【構成】 加熱室上壁４に配された金属カバー５を貫通
し加熱室１内に臨むハロゲンヒータ３を備えた電子レン
ジにおいて、ハロゲンヒータ３を、管状体９と、管状体
９内に配置されたヒータ線１０と、ヒータ線１０を管状
体９内で支持する複数の金属支持体１１、１１・・・と
から構成し、複数の支持体のうちの端の支持体１１をハ
ロゲンヒータ貫通箇所１２より内側へ所定寸法Ｄ（１０
ｍｍ）だけずらした。
周波が漏れるのを抑制する。 【構成】 加熱室上壁４に配された金属カバー５を貫通
し加熱室１内に臨むハロゲンヒータ３を備えた電子レン
ジにおいて、ハロゲンヒータ３を、管状体９と、管状体
９内に配置されたヒータ線１０と、ヒータ線１０を管状
体９内で支持する複数の金属支持体１１、１１・・・と
から構成し、複数の支持体のうちの端の支持体１１をハ
ロゲンヒータ貫通箇所１２より内側へ所定寸法Ｄ（１０
ｍｍ）だけずらした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ等の調理器に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】実開平３−６０７９７号公報の電子レン
ジでは、高周波加熱室の上壁に配された金属性カバーを
貫通し加熱室内に臨む発熱体即ちハロゲンヒータが設け
られ、輻射熱加熱が可能となっている。しかし乍ら、こ
のハロゲンヒータの貫通箇所から高周波がかなり漏れ、
極めて危険である。
ジでは、高周波加熱室の上壁に配された金属性カバーを
貫通し加熱室内に臨む発熱体即ちハロゲンヒータが設け
られ、輻射熱加熱が可能となっている。しかし乍ら、こ
のハロゲンヒータの貫通箇所から高周波がかなり漏れ、
極めて危険である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハロゲンヒ
ータ等の発熱体の金属性カバー貫通箇所から高周波が漏
れるのを抑制した調理器を提供しようとするものであ
る。
ータ等の発熱体の金属性カバー貫通箇所から高周波が漏
れるのを抑制した調理器を提供しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、高周波加熱室
壁に配された金属性カバーを貫通し上記加熱室内に臨む
発熱体を備えた調理器において、上記発熱体を、管状体
と、この管状体内に配置されたヒータ線と、このヒータ
線を上記管状体内で支持する複数の金属性支持体とから
構成し、この複数の支持体のうちの端の支持体を発熱体
貫通箇所より内側へ所定寸法だけずらしたことを特徴と
する。
壁に配された金属性カバーを貫通し上記加熱室内に臨む
発熱体を備えた調理器において、上記発熱体を、管状体
と、この管状体内に配置されたヒータ線と、このヒータ
線を上記管状体内で支持する複数の金属性支持体とから
構成し、この複数の支持体のうちの端の支持体を発熱体
貫通箇所より内側へ所定寸法だけずらしたことを特徴と
する。
【０００５】
【作用】管状体内でヒータ線を支持する複数の金属性支
持体のうちの端の支持体を発熱体貫通箇所より内側へ所
定寸法だけずらしたことにより、発熱体の貫通箇所から
の高周波漏洩が顕著に抑制される。
持体のうちの端の支持体を発熱体貫通箇所より内側へ所
定寸法だけずらしたことにより、発熱体の貫通箇所から
の高周波漏洩が顕著に抑制される。
【０００６】
【実施例】図１及び図２は本発明実施例の電子レンジの
構造を示す。電子レンジ内部には高周波加熱室１が設け
られており、この加熱室１内では、マグネトロン２から
供給される高周波（２４５０ＭＨｚ）により加熱が行わ
れるとともに、発熱体即ちハロゲンヒータ３からの輻射
熱によっても加熱が行われる。このハロゲンヒータ３は
加熱室上壁４に配された金属カバー（反射板）５を貫通
し下部のパンチング穴６、６・・・を介して加熱室１内
に臨んでいる。
構造を示す。電子レンジ内部には高周波加熱室１が設け
られており、この加熱室１内では、マグネトロン２から
供給される高周波（２４５０ＭＨｚ）により加熱が行わ
れるとともに、発熱体即ちハロゲンヒータ３からの輻射
熱によっても加熱が行われる。このハロゲンヒータ３は
加熱室上壁４に配された金属カバー（反射板）５を貫通
し下部のパンチング穴６、６・・・を介して加熱室１内
に臨んでいる。
【０００７】ハロゲンヒータ３は金属カバー５とともに
斜めになっており、このヒータ３の一端は加熱室左側壁
吸気穴（図示しない）に直面し、他端は加熱室右側壁排
気穴（図示しない）に直面している。この吸気穴は、高
周波加熱時、冷却ファン７から発生しマグネトロン冷却
後ダクト８を通ってきた冷却風を加熱室１内へ導き入
れ、排気穴は加熱室１内に入った冷却風を外部へ導き出
す。
斜めになっており、このヒータ３の一端は加熱室左側壁
吸気穴（図示しない）に直面し、他端は加熱室右側壁排
気穴（図示しない）に直面している。この吸気穴は、高
周波加熱時、冷却ファン７から発生しマグネトロン冷却
後ダクト８を通ってきた冷却風を加熱室１内へ導き入
れ、排気穴は加熱室１内に入った冷却風を外部へ導き出
す。
【０００８】ハロゲンヒータ３からの輻射熱による加熱
時には、加熱室内に供給された輻射熱が不所望に外部へ
逃げないように、冷却ファン７からの冷却風は止まる。
この場合、自然対流により吸気穴及び排気穴から外気が
加熱室内に入り吸気穴及び排気穴付近の加熱室内温度が
低下しようとするが、これは、上述のようにハロゲンヒ
ータ３が斜めになっていて、ヒータ両端が各々吸気穴及
び排気穴に直面しヒータ両端からの輻射熱が作用するた
めかなり阻止される。
時には、加熱室内に供給された輻射熱が不所望に外部へ
逃げないように、冷却ファン７からの冷却風は止まる。
この場合、自然対流により吸気穴及び排気穴から外気が
加熱室内に入り吸気穴及び排気穴付近の加熱室内温度が
低下しようとするが、これは、上述のようにハロゲンヒ
ータ３が斜めになっていて、ヒータ両端が各々吸気穴及
び排気穴に直面しヒータ両端からの輻射熱が作用するた
めかなり阻止される。
【０００９】そして、上記ハロゲンヒータ３は、ガラス
状の管状体９と、この管状体９内に配置されたヒータ線
１０と、このヒータ線１０を管状体９内で支持する複数
の金属支持体１１、１１・・・とから構成されている。
この複数の支持体１１、１１・・・のうちの端の支持体
１１はヒータ貫通箇所１２より内側へ所定寸法Ｄ（具体
的には１０ｍｍ）だけずれており、上記カバー５の長手
方向の寸法Ｌ１及びこれに対する両端の支持体間の寸法
Ｌ２は各々、２６０．８ｍｍ及び２４０．８ｍｍとなっ
ている。
状の管状体９と、この管状体９内に配置されたヒータ線
１０と、このヒータ線１０を管状体９内で支持する複数
の金属支持体１１、１１・・・とから構成されている。
この複数の支持体１１、１１・・・のうちの端の支持体
１１はヒータ貫通箇所１２より内側へ所定寸法Ｄ（具体
的には１０ｍｍ）だけずれており、上記カバー５の長手
方向の寸法Ｌ１及びこれに対する両端の支持体間の寸法
Ｌ２は各々、２６０．８ｍｍ及び２４０．８ｍｍとなっ
ている。
【００１０】図３は上記寸法Ｄを変化させた場合のヒー
タ貫通箇所１２からの高周波漏洩量を示しており、この
図より寸法Ｄが上述のように１０ｍｍの場合に高周波漏
洩量は最も少なく好ましいことが分かる。
タ貫通箇所１２からの高周波漏洩量を示しており、この
図より寸法Ｄが上述のように１０ｍｍの場合に高周波漏
洩量は最も少なく好ましいことが分かる。
【００１１】
【発明の効果】本発明の調理器によれば、ハロゲンヒー
タ等の発熱体の金属性カバー貫通箇所から高周波が漏れ
るのを抑制でき、極めて安全である。
タ等の発熱体の金属性カバー貫通箇所から高周波が漏れ
るのを抑制でき、極めて安全である。
【００１２】更に、この高周波漏れ抑制は、発熱体を構
成するヒータ線支持用の金属性支持体の位置を工夫し、
複数ある支持体のうちの端の支持体を発熱体貫通箇所よ
り内側へ所定寸法だけずらしたことにより、達成したも
のであり、部品点数が増大せず、調理器のコスト高が抑
制される。
成するヒータ線支持用の金属性支持体の位置を工夫し、
複数ある支持体のうちの端の支持体を発熱体貫通箇所よ
り内側へ所定寸法だけずらしたことにより、達成したも
のであり、部品点数が増大せず、調理器のコスト高が抑
制される。
【図１】本発明実施例の電子レンジの断面図である。
【図２】同電子レンジの平面図である。
【図３】同電子レンジのヒータ貫通箇所からの高周波漏
洩量を示す図である。
洩量を示す図である。
１ 高周波加熱室 ３ ハロゲンヒータ（発熱体） ５ 金属カバー ９ 管状体 １０ ヒータ線 １１ 金属支持体
Claims (1)
- 【請求項１】 高周波加熱室壁に配された金属性カバー
を貫通し上記加熱室内に臨む発熱体を備えた調理器にお
いて、上記発熱体を、管状体と、この管状体内に配置さ
れたヒータ線と、このヒータ線を上記管状体内で支持す
る複数の金属性支持体とから構成し、この複数の支持体
のうちの端の支持体を発熱体貫通箇所より内側へ所定寸
法だけずらしたことを特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23810291A JPH0574568A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23810291A JPH0574568A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574568A true JPH0574568A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17025208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23810291A Pending JPH0574568A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004071133A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マイクロ波加熱装置 |
| WO2009133681A1 (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-05 | パナソニック株式会社 | 加熱装置 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23810291A patent/JPH0574568A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004071133A1 (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マイクロ波加熱装置 |
| US7928350B2 (en) | 2003-02-05 | 2011-04-19 | Panasonic Corporation | Microwave heating device |
| WO2009133681A1 (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-05 | パナソニック株式会社 | 加熱装置 |
| JP2009264693A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Panasonic Corp | 加熱装置 |
| US20110036825A1 (en) * | 2008-04-28 | 2011-02-17 | Panasonic Corporation | Heating device |
| US8258436B2 (en) | 2008-04-28 | 2012-09-04 | Panasonic Corporation | Heating device |
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