JPH0574516A - コネクター - Google Patents
コネクターInfo
- Publication number
- JPH0574516A JPH0574516A JP23283191A JP23283191A JPH0574516A JP H0574516 A JPH0574516 A JP H0574516A JP 23283191 A JP23283191 A JP 23283191A JP 23283191 A JP23283191 A JP 23283191A JP H0574516 A JPH0574516 A JP H0574516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- housing
- upper lid
- upper cover
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上蓋とハウジングが強固に固定されるために
電線を確実に保持できるとともに、樹脂膜が切断した場
合でも上蓋が不用意に外れることが防止され、電線が確
実に保持できるコネクターを提供することを目的とす
る。 【構成】 １はハウジング、２は電線、３は樹脂膜、４
はハウジング１に樹脂膜３を介して接続された上蓋、５
は電線２を押える押え部、６は上蓋４に設けられたフッ
ク、７は各電線２の両側に設けられた補助フック、８は
補助フック７と係合するかかり部、９は各押え部５の両
側に設けられたリブ、１０はフック固定部である。上蓋
４はフック６とフック固定部１０の係合により保持され
るばかりでなく、各電線２の両側に設けられた補助フッ
ク７とかかり部８の係合によっても保持されるため、ハ
ウジング１と上蓋４は強固に結合され、また樹脂膜３が
切断したとしても、リブ９がハウジング１に当接してい
るため、上蓋４が不用意に外れることが防止され、電線
２の確実な保持が可能となる。
電線を確実に保持できるとともに、樹脂膜が切断した場
合でも上蓋が不用意に外れることが防止され、電線が確
実に保持できるコネクターを提供することを目的とす
る。 【構成】 １はハウジング、２は電線、３は樹脂膜、４
はハウジング１に樹脂膜３を介して接続された上蓋、５
は電線２を押える押え部、６は上蓋４に設けられたフッ
ク、７は各電線２の両側に設けられた補助フック、８は
補助フック７と係合するかかり部、９は各押え部５の両
側に設けられたリブ、１０はフック固定部である。上蓋
４はフック６とフック固定部１０の係合により保持され
るばかりでなく、各電線２の両側に設けられた補助フッ
ク７とかかり部８の係合によっても保持されるため、ハ
ウジング１と上蓋４は強固に結合され、また樹脂膜３が
切断したとしても、リブ９がハウジング１に当接してい
るため、上蓋４が不用意に外れることが防止され、電線
２の確実な保持が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電線の結合を行
なうコネクターに関するものであり、特に結合した電線
が脱落するのを防ぐ電線押え部を有するコネクターに関
するものである。
なうコネクターに関するものであり、特に結合した電線
が脱落するのを防ぐ電線押え部を有するコネクターに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、機器間及び内部の配線、例えばモ
ータ機器と電線の結合にはコネクターが多用されてい
る。これらの機器では、コネクター自体の構造を改善す
ることにより、結線作業の効率化及び作業コストの低減
を図っている。
ータ機器と電線の結合にはコネクターが多用されてい
る。これらの機器では、コネクター自体の構造を改善す
ることにより、結線作業の効率化及び作業コストの低減
を図っている。
【０００３】図５は従来のコネクターの断面図であり、
１２は合成樹脂性のハウジング、１３は結合部１３ａが
ハウジング１２中に固定された電線、１４は電線１３の
長手方向に直角の帯状の樹脂膜、１５はハウジング１２
と樹脂膜１４を介して接続された上蓋であり、ハウジン
グ１２及び樹脂膜１４及び上蓋１５は一体成型されてい
る。１６は電線１３をハウジング１２に固定する押え部
である。
１２は合成樹脂性のハウジング、１３は結合部１３ａが
ハウジング１２中に固定された電線、１４は電線１３の
長手方向に直角の帯状の樹脂膜、１５はハウジング１２
と樹脂膜１４を介して接続された上蓋であり、ハウジン
グ１２及び樹脂膜１４及び上蓋１５は一体成型されてい
る。１６は電線１３をハウジング１２に固定する押え部
である。
【０００４】図６は従来のコネクターの斜視図であり、
１７は上蓋１５の押え部１６の端部に設けられたフッ
ク、１８はハウジング１２に設けられ、押え部１６と係
合するフック固定部である。
１７は上蓋１５の押え部１６の端部に設けられたフッ
ク、１８はハウジング１２に設けられ、押え部１６と係
合するフック固定部である。
【０００５】従来のコネクターでは、電線１３をハウジ
ング１２に固定した後、フック１７とフック固定部１８
の係合により上蓋１５をハウジング１２に固定し、電線
１３を押え部１６とハウジング１２により固定するもの
である。
ング１２に固定した後、フック１７とフック固定部１８
の係合により上蓋１５をハウジング１２に固定し、電線
１３を押え部１６とハウジング１２により固定するもの
である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のコネクター構造にあっては、図６に示すようにもし樹
脂膜１４に射出成型時にウエルドライン１９が生じてい
た場合、０度以下の低温雰囲気で使用されるとクラック
が発生し、図７に示すようにハウジング１２と上蓋１５
が分離し、矢印Ａで示す方向に上蓋１５が力を受けた場
合、上蓋１５がハウジング１２より外れてしまうという
課題を有していた。
のコネクター構造にあっては、図６に示すようにもし樹
脂膜１４に射出成型時にウエルドライン１９が生じてい
た場合、０度以下の低温雰囲気で使用されるとクラック
が発生し、図７に示すようにハウジング１２と上蓋１５
が分離し、矢印Ａで示す方向に上蓋１５が力を受けた場
合、上蓋１５がハウジング１２より外れてしまうという
課題を有していた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上蓋の複数の
電線押え部間にかかり部を形成するとともに、ハウジン
グにかかり部に係合する補助フックを設け、電線押え部
の両端に上蓋を閉めた状態でハウジングに当接するリブ
を設けたものである。
電線押え部間にかかり部を形成するとともに、ハウジン
グにかかり部に係合する補助フックを設け、電線押え部
の両端に上蓋を閉めた状態でハウジングに当接するリブ
を設けたものである。
【０００８】
【作用】上記構成により、かかり部と補助フックにより
上蓋が電線の両側でそれぞれロックされ、また樹脂膜が
切断した場合でもリブによりかかり部と補助フックの係
合状態が維持される。
上蓋が電線の両側でそれぞれロックされ、また樹脂膜が
切断した場合でもリブによりかかり部と補助フックの係
合状態が維持される。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例におけるコネクター
の断面図であり、１はハウジング、２は電線、３は樹脂
膜、４は上蓋、５は押え部、６はフックであり、これら
は従来例のコネクターと同様の構成のものである。
の断面図であり、１はハウジング、２は電線、３は樹脂
膜、４は上蓋、５は押え部、６はフックであり、これら
は従来例のコネクターと同様の構成のものである。
【００１０】図２は本実施例のコネクターの斜視図であ
り、７はハウジング１に各電線２の両側に位置するよう
設けられた補助フック、８は上蓋４の各押え部５の両側
に設けられ、補助フック７と係合するかかり部、９はか
かり部８と同様に上蓋４の各押え部５の両側に設けら
れ、上蓋４を閉めた状態でハウジング１に当接するリ
ブ、１０は上蓋４を閉めた時フック６と係合するフック
固定部である。
り、７はハウジング１に各電線２の両側に位置するよう
設けられた補助フック、８は上蓋４の各押え部５の両側
に設けられ、補助フック７と係合するかかり部、９はか
かり部８と同様に上蓋４の各押え部５の両側に設けら
れ、上蓋４を閉めた状態でハウジング１に当接するリ
ブ、１０は上蓋４を閉めた時フック６と係合するフック
固定部である。
【００１１】本実施例のコネクターでは、図３に示すよ
うに電線２をハウジング１に取付け、上蓋４を閉めた状
態では上蓋４はフック６とフック固定部１０の係合によ
り保持されるばかりでなく、各電線２の両側に設けられ
た補助フック７とかかり部８の係合によっても保持され
るため、ハウジング１と上蓋４は強固に結合される。
うに電線２をハウジング１に取付け、上蓋４を閉めた状
態では上蓋４はフック６とフック固定部１０の係合によ
り保持されるばかりでなく、各電線２の両側に設けられ
た補助フック７とかかり部８の係合によっても保持され
るため、ハウジング１と上蓋４は強固に結合される。
【００１２】また図４に示すように、クラック等の原因
で樹脂膜３が切断しており、この状態で上蓋４に矢印Ｂ
で示す方向に力が加わったとしても、リブ９がハウジン
グ１に当接しているため、上蓋４はリブ９とハウジング
１の接点を中心に回動することになるため、フック６と
フック固定部１０の係合、補助フック７とかかり部８の
係合が維持され、上蓋４が不用意に外れることが防止さ
れ、電線２の確実な保持が可能となる。
で樹脂膜３が切断しており、この状態で上蓋４に矢印Ｂ
で示す方向に力が加わったとしても、リブ９がハウジン
グ１に当接しているため、上蓋４はリブ９とハウジング
１の接点を中心に回動することになるため、フック６と
フック固定部１０の係合、補助フック７とかかり部８の
係合が維持され、上蓋４が不用意に外れることが防止さ
れ、電線２の確実な保持が可能となる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上蓋の複数の電線押え部間に
かかり部を形成するとともに、ハウジングにかかり部に
係合する補助フックを設け、電線押え部の両端に上蓋を
閉めた状態でハウジングに当接するリブを設けたもので
あり、かかり部と補助フックにより上蓋が電線の両側で
それぞれロックされ、また樹脂膜が切断した場合でもリ
ブによりかかり部と補助フックの係合状態が維持される
ため、上蓋が不用意に外れることが防止され、電線の確
実な保持が可能となる。
かかり部を形成するとともに、ハウジングにかかり部に
係合する補助フックを設け、電線押え部の両端に上蓋を
閉めた状態でハウジングに当接するリブを設けたもので
あり、かかり部と補助フックにより上蓋が電線の両側で
それぞれロックされ、また樹脂膜が切断した場合でもリ
ブによりかかり部と補助フックの係合状態が維持される
ため、上蓋が不用意に外れることが防止され、電線の確
実な保持が可能となる。
【図１】本発明の一実施例におけるコネクターの断面図
【図２】同斜視図
【図３】同斜視図
【図４】同斜視図
【図５】従来のコネクターの断面図
【図６】同斜視図
【図７】同斜視図
【符号の説明】 １ ハウジング ２ 電線 ３ 樹脂膜 ４ 上蓋 ５ 押え部（電線押え部） ６ フック ７ 補助フック ８ かかり部 ９ リブ １０ フック固定部
Claims (2)
- 【請求項１】電線を保持するハウジングと、複数の電線
押え部を有する上蓋と、前記ハウジングと前記上蓋を結
ぶ折曲げ自在の帯状の樹脂膜を備え、前記上蓋の複数の
電線押え部間にかかり部を形成するとともに、前記ハウ
ジングに前記かかり部に係合する補助フックを設けてな
ることを特徴とするコネクター。 - 【請求項２】電線を保持するハウジングと、複数の電線
押え部を有する上蓋と、前記上蓋の複数の電線押え部間
に設けたかかり部と、前記ハウジングに設けられ前記か
かり部に係合する補助フックと、前記ハウジングと前記
上蓋を結ぶ折曲げ自在の帯状の樹脂膜を備え、前記上蓋
の電線押え部の両端に前記上蓋を閉めた状態で前記ハウ
ジングに当接するリブを設けたことを特徴とするコネク
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23283191A JPH0574516A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23283191A JPH0574516A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | コネクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574516A true JPH0574516A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16945476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23283191A Pending JPH0574516A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574516A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006134681A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Tyco Electronics Amp Kk | 雌端子およびこれを使用した電気コネクタ |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23283191A patent/JPH0574516A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006134681A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Tyco Electronics Amp Kk | 雌端子およびこれを使用した電気コネクタ |
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