JPH0574017B2 - - Google Patents

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JPH0574017B2
JPH0574017B2 JP2269293A JP26929390A JPH0574017B2 JP H0574017 B2 JPH0574017 B2 JP H0574017B2 JP 2269293 A JP2269293 A JP 2269293A JP 26929390 A JP26929390 A JP 26929390A JP H0574017 B2 JPH0574017 B2 JP H0574017B2
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JP
Japan
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force
tire
measuring
tightening
bead
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JP2269293A
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JPH03148036A (ja
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Himuraa Gyuntaa
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Geburu Hofuman Unto Co KG Mas Fab GmbH
Hofuman Unto Co KG Mas Fa GmbH
Original Assignee
Geburu Hofuman Unto Co KG Mas Fab GmbH
Hofuman Unto Co KG Mas Fa GmbH
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Publication date
Application filed by Geburu Hofuman Unto Co KG Mas Fab GmbH, Hofuman Unto Co KG Mas Fa GmbH filed Critical Geburu Hofuman Unto Co KG Mas Fab GmbH
Publication of JPH03148036A publication Critical patent/JPH03148036A/ja
Publication of JPH0574017B2 publication Critical patent/JPH0574017B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • G01L1/22Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/021Tyre supporting devices, e.g. chucks

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車のタイヤ試験装置に関するもの
である。
[従来の技術] 自動車のタイヤは単なる自動車の一つの付属品
ではなく、その重要な構成部品である。高速にお
ける安全性、運転特性および路面把握特性(ロー
ドホ−ルデイング)の見地から、タイヤを自動車
に満足のいくように固定することが絶対に必要で
ある。しかし、自動車のタイヤの製造工程中に所
定のタイヤ形状や構造に対して誤差の発生を避け
ることはできず、これは自動車の安全性に相当の
影響を及ぼすことになる。
この事態を是正する努力において、タイヤの不
つりあいを、タイヤの半径方向および横方向のず
れ(out−truth)または振れ(run−out)の測定
のような従来のタイヤ試験操作以外に、タイヤに
力が作用したときのタイヤの均一性や、ビードの
特性パラメータに関してタイヤを試験することが
現在ますます重要になつてきている。特に、タイ
ヤをホイールリムに固定するビード接触圧は重要
な要素である。特に、自動車や高速で走行してい
るとき、およびカーブを通過しているときに、タ
イヤをホイールリムから引き外そうとする大きな
力がタイヤに加えられる。この力が対抗するタイ
ヤの弾力および内部の空気の膨張力を越えると、
ホイールはリムオフ効果を受け、タイヤがリムか
ら外れてしまうことがある。ところが、タイヤを
リムに固定している固定力はあるレベルを越えて
はならない。何故なら、そうでないとタイヤをホ
イールに取付けることが不可能でないとしても非
常に困難となるからである。
上述のリムオフ効果の発生を阻止することを特
に考慮した自動車タイヤを試験する装置の一つと
して、西独特許第1773367号明細書に開示された
ものがある。この特許の装置は、円周に沿つて配
置され、かつ、外方向に変位可能であり、タイヤ
の内側ビードに当接可能な締付手段からなる。締
付手段は例えばジヨーの形態とすることができ
る。この装置はまた、締付手段のそれぞれに関連
配備された力測定手段を有しており、これらの力
測定手段が、タイヤの側方ビードに対して締付手
段が同じ距離だけ押圧される圧縮力を測定記録す
る。このようにしてタイヤのビードパラメータに
関する正確な情報が得られる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、力測定要素に作用し、得られ
た測定値に誤差を生ぜしめるようなモーメントと
力を実質上除去するように作られた自動車のタイ
ヤ試験装置を提供することにある。
本発明の他の目的は簡単な構造で、信頼できる
試験結果が得られる自動車タイヤ試験装置を提供
することにある。
本発明のさらに他の目的は、構造を複雑化する
ことなくタイヤをその種々のパラメータに関して
試験することができる自動車のタイヤ試験装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明の装置は、試験されるべきタイヤの内側
ビードに当接されるように、一つの円のまわりに
配置され、かつ半径方向外方に変位させることが
できる締付手段からなる。本装置はさらに、複数
の力測定手段を含んでいる。これらの力測定手段
のそれぞれは、締付手段に関連して設けられ、締
付手段が半径方向外方へ動かされたとき、各締付
手段によつてタイヤビードの内周の対応する角度
域に伝達される圧縮力を検出するように動作す
る。検出された圧縮力はタイヤの円周角に関連さ
せて表示される。各力測定手段は対応する各締付
手段に連結された測定器からなる。この測定器は
タイヤの軸に対して半径方向の力の方向に延長す
る中央力伝達部を有している。中央力伝達部には
測定ブリツジ回路を形成するように接続されたひ
ずみ計ないしストレインゲージ(strain gauge)
が取付けられている。
後に詳細に説明するように、本発明の装置は、
チエツク操作において、タイヤの内側ビードに伝
達される圧縮力の正確な測定を、ストレインゲー
ジに作用しないように装置内を伝達される力によ
つて誤差を生ぜしめることなく、行なうことがで
きる。本発明の構成の他の利点は例えば圧電素子
の代りに力測定手段としてストレインゲージを用
いることができる。圧電素子はある条件の下では
ドリフト現象を生じ、これによつて静測定操作が
困難となる欠点がある。
本発明の装置は次のような構造上の利点がある
測定器を有する。すなわち、力伝達部の一部が平
行リンク機構をなすように取付けられているの
で、測定位置の範囲内でストレインゲージに対し
て測定結果に誤差を生ぜしめるモーメントと力が
実質上除去されるので、ストレインゲージによつ
て検出される力は前述した誤差を生ぜしめるモー
メントや力によつて影響を受けない。この目的の
ために、圧縮力は、測定器の半径方向に延長する
中央平面に配置された力伝達部を介して、好まし
くは締付けジヨーの形態の締付手段に加えられ
る。細長い形状で、かつ、試験されるべきタイヤ
の軸に対して半径方向に延長する力伝達部は二つ
の部分から構成されるのが好ましく、その第1の
部分は弾性的に可撓な支持部によつて測定器の枠
手段に支持されている。この支持部はタイヤのビ
ードに加えられる力の方向に対して実質上垂直に
延長して平行四辺形リンク状をなしている。力伝
達手段のもう一方の部分はストレインゲージが配
置される測定肢の形状をなしている。測定肢はそ
の一端が測定器の枠手段に支持されており、その
他端は平行四辺形リンク機構によつて取付けられ
た前記第1部分に連結されている。
支持部の上述の構成は各締付手段の真近に配置
された二つの支持部材と、それより離れて配置さ
れた二つの支持部材とからなる。これら二対の支
持部材のそれぞれにおいて、一方の支持部材は測
定器の水平中央平面の一方側に配置され、他方の
支持部材は他方側に配置されている。従つて、測
定器が水平に配置されていると、支持部材は測定
器の長手方向中央平面の上下に配置される。弾性
的に可撓な支持部材は板状であるのが好ましい。
支持部と力伝達部は測定器の枠手段にのみ支持
され、半径方向にガイドされない。測定器は、枠
手段のみが半径方向にガイドされている。すなわ
ち、枠手段の上方の水平延長枠部と下方の水平延
長枠部が、上面、下面、および側面において、半
径方向ガイド手段、例えばガイド路内の案内され
る。力伝達部と支持部は半径方向の案内路のガイ
ド面から一定の間隔をおいて配置されている。従
つて、両手段は測定器の枠手段内での運動を妨げ
られることはない。換言すれば、両手段は測定器
と締付手段が半径方向外方に変位されるときに発
生する力とモーメントによつて影響を受けること
はない。
タイヤ試験操作を行なうために、締付ジヨーは
同じ動作距離を半径方向外方に移動する必要があ
る。この目的のために、本装置はラム部材のよう
な共通の作動手段を備えている。このラム部材は
テーパ形状をなし、かつ、測定器の枠手段上の対
応するスラスト面に作用し、これによつて測定器
と関連する締付ジヨーを一緒に同時に半径方向外
方に同じ動作距離だけ変位させる。この場合、締
付手段に加えられる力の伝達は、各測定器の枠手
段、支持部材、この支持部材によつて中央位置に
保持された力伝達部を介して締付手段ないしジヨ
ーに至る。このようにしてタイヤの内側ビードに
加えられる圧縮力は、ストレインゲージによつて
測定される。
ストレインゲージは力伝達部の測定肢の形態の
部分に配置される。測定肢は、一端では、平行四
辺形リンク機構によつて力伝達部の測定器の枠手
段に支持されている部分に連結されるとともに、
他端では測定器の枠手段の一部に連結されるのが
好ましい。測定肢は長方形断面を有し、タイヤの
軸と平行に延長する測定肢の高さはその幅よりも
大きいのが好ましい。測定肢はその長さ方向がタ
イヤの軸に対して半径方向に延長している。
他の好ましい特徴によれば、ストレインゲージ
は直方体の測定肢の各側面に配置される。タイヤ
の軸に対して半径方向かつ垂直に延長する側面、
すなわち、測定肢の上面および下面上に配置され
たストレインゲージは、測定肢の短縮ないし圧縮
(Stauchung:upsetting)を検出する作用をす
る。この目的のために、ストレインゲージは測定
肢の長手方向、すなわち、タイヤの軸に対して半
径方向に配置されている。
タイヤの軸に平行に延長する測定肢の側面に設
けられたストレインゲージは、測定肢の厚さの変
化を検出する作用をする。このためにストレイン
ゲージはタイヤの軸に平行に配置される。
試験されるべきタイヤを締付けるとき、締付手
段が測定器の長手方向中央平面に対して偏心して
タイヤの内側ビードに係合する。従つて、異なる
寸法のタイヤを扱う場合に、測定器またはその枠
手段の長手方向中央平面から、タイヤの内方ビー
ドに対する締付手段の力係合点までの距離が異な
るので、異なるトルクが作用することになる。し
かし、測定肢上のストレインゲージに対するこれ
らの異なるトルクの作用は、本発明の構成によれ
ば、締付手段に連結された力伝達部の平行四辺形
リンク案内機構により実質上ないし完全に克服さ
れる。
本発明の他の好ましい特徴によれば、試験され
るべきタイヤの内側ビードに当接される締付シユ
ーを、試験されるべきタイヤのビードに締付力を
加えるための締付手段に固定することができる。
[実施例] 第1図に自動車のビードの特性パラメータを測
定するための試験装置を示す。この試験装置を使
用するとき、試験されるべき自動車のタイヤ2は
水平位置に配置され、タイヤの軸Aが鉛直に延長
され、下側のタイヤビードが締付手段4に嵌合さ
れる。この締付手段は一つの円の円周に沿つて配
備され、ホイールリムの半分の形状にほぼ対応す
る形状のビード受け止め可能な形状をしている。
図示実施例において、この試験装置は半径方向
外方に変位可能なホイールリムセグメントの形態
の半径方向外方に変位可能な締付手段を8個有し
ている。ホイールリムセグメントは、ねじによつ
て測定器3に取り外し可能に固定でき、同じ測定
器3によつて異なる大きさのタイヤの試験を行な
うことができる締付ジヨーを形成する。測定器3
と締付部材4は一体的に形成することもできる。
締付手段が同じ操作距離だけ半径方向外方に同時
に変位させられると、タイヤビードは伸長され、
この伸長に対抗する力が測定される。この目的の
ために、各締付手段4に関連して力測定手段が配
備されるが、第3図はその一つの力測定手段を一
つの締付手段4とともに示している。
第3図に示すように、力測定手段は水平方向に
延長する上方枠部6と水平方向に延長する下方枠
部7と実質上鉛直に配置された枠部8とからなる
枠構造を含む測定器3からなる。枠部6,7,8
は半径方向案内機構20内で案内される。この目
的のために、第4図に示すように、上方枠部6と
下方枠部7が半径方向案内機構20の上面と下面
に摺接している。すなわち、半径方向案内機構2
0はその内部に各測定器3のために半径方向に延
長する案内通路26を有している。
第3図に示すように、締付手段4の反対側に配
置された鉛直枠部8は傾斜したスラスト面17を
有しており、このスラスト面にスラストラム部材
18が支受されている。このスラストラム部材は
少なくともその動作部が円錐台形状をなし、締付
機構の作動手段を提供する。部材18の円錐面は
各枠部8の対応するスラスト面17と協同動作す
る。部材18は例えば液圧ピストンシリンダユニ
ツトのような適当な駆動機構(図示略)によつて
第3図の矢印Cで示す軸方向に変位させられる。
従つて、部材18が第3図において矢印3で示す
下方向に移動すると、各枠部6〜8を第3図に示
すように半径方向外方へ移動させる。
第3図に明瞭に示すように、中央力伝達部5が
各枠部6〜8内に支持されている。詳しく説明す
ると、各締付手段ないしはジヨー4に連結された
力伝達部5の第1部分28は平行四辺形リンク機
構を形成する支持エレメントないし支持部(材)
9,10,11,12によつて長手方向の水平中
央平面LM内に支持されている。図から明らかな
ように、支持部9,10は力伝達部5の上下両側
に配置されている。支持部11,12も同様に配
置されている。このようにして、測定器3、より
詳しくいえばラム部材18の力を受けている枠部
8が締付手段4に連結されこれに力を伝達する。
支持部9,10,11,12は弾力的に可撓な
特性を有し、図示の構造では第4図に明瞭に示す
ように板状に形成されている。各支持部をスプリ
ングバーの形にすることもできるが、これは板状
のものと比較すると製造上付加的な費用がかか
る。
支持部9〜12は、平行四辺形リンク機構とし
て作用し、力伝達部5の上方枠部6と下方枠部7
の間の部分28を支持する。この目的のために、
締付手段4の後方ないしは内方の面、すなわち、
第3図で右に向いている面に近接する二つの支持
部11,12は測定器3の長手方向中央平面LM
に対して実質上垂直方向に延長しており、支持部
11はこの平面の上方に、また、支持部12はこ
の平面の下方に、それぞれ配置されている。二つ
の支持部11,12は締付手段4の近接する内方
面に対して小さい間隔が置かれているので、タイ
ヤの内側ビード21が締付手段4の外方向移動に
よつて引き伸ばされるとき締付手段4に対してあ
る程度の自由運動が保証される。締付手段4は中
央に配置された力伝達部5によつてその間隔を置
いて支持される。
各締付手段4には締付シユー31が固定されて
おり、このシユーはこの試験装置によつて試験さ
れるタイヤの内側ビード21に当接する。
他の二つの支持部9,10は前述の支持部1
1,12に対して平行に延長しており、締付手段
4からの間隔が支持部11,12よりも大きい。
支持部9は長手方向中央平面LMより上方に、ま
た、支持部10はこの平面より下方に、それぞれ
配置されている。
第4図に示すように、支持部9〜10および力
伝達部5は、案内機構20の半径方向案内通路2
6内に配備されている。すなわち、各支持部は案
内通路26の案内面から間隔をおいて上方枠部6
と下方枠部7の間に支持され、これによつて力伝
達部5に対する上述の平行四辺形案内機構を形成
している。
再び第3図を参照して説明すると、力伝達部5
の第2部分は測定肢27の形態に形成されてい
る。測定肢27は長方形断面を有し、その高さ、
すなわち、試験されるべきタイヤの軸Aに平行に
測つた寸法は、その幅、すなわち、タイヤの軸A
に対し横断ないし垂直方向の測定肢27の寸法よ
りも大きい。測定肢27の四つの側面にはそれぞ
れひずみ計ないしストレインゲージ13,14,
15,16が付設されている。第3図に示すよう
に、ストレインゲージ14,15はタイヤの軸A
に平行に延長する測定肢27の側面上に配置さ
れ、軸Aに平行に延長する。従つて、これらのス
トレインゲージ14,15は試験中のタイヤの内
側ビード21が締付手段4の外方への運動によつ
て緊張させられたとき、測定肢27の厚さの変化
を検出する。
第5図に示すように、測定肢27の上面および
下面に設けられた他のストレインゲージ13,1
6は測定リムの長手方向、すなわち、試験中のタ
イヤの軸Aに対して半径方向に延長配置されてい
る。
再び第3図を参照して説明すると、測定肢27
の一端は、測定器3の枠部6〜8内に平行四辺形
リンク機構によつて支持される力伝達部5の部分
28に連結されている。この連結部は支持部9,
10の区域にある。測定肢27の他端は、スラス
トラム部材18と協同動作するスラスト面17を
有する枠部8に連結されている。
締付手段4が、第3図の長手方向中央平面LM
の外側で試験されるべきタイヤの内方ビード21
に当接すると、それによつて生じるモーメントは
ストレインゲージ13〜16には全くあるいはほ
んの僅かしか伝達されず、それによつて得られる
測定値の誤差は完全に除去される。
力伝達部5の部分28には狭窄部29,30を
設けるのが好ましく、これによつて妨害効果を及
ぼす力およびモーメントを一層よく回避すること
ができる。このような力およびモーメントは水平
枠部6,7を介して半径方向案内機構20へとそ
らされるので、測定肢27のストレインゲージ1
3〜16が配置されている区域には到達しない。
既述のように、ストレインゲージ13,16は
測定肢27の圧縮を検出し、他方、ストレインゲ
ージ14,15は測定肢27の厚さの変化を検出
する。ストレインゲージ13〜16は第6図に示
す測定ブリツジ回路を形成するように電気接続線
(図示略)によつて接続される。力測定装置の各
測定器3に対して一つの測定ブリツジが設けられ
ている。第6図は四つの測定器に動作接続された
測定ブリツジを示す。この試験装置には試験され
るべきタイヤに内周に沿つて配置される締付手段
の数に応じて四つ以上の測定器を設けてもよい。
第6図は、測定ブリツジを鎖線で囲んで示す。
測定肢27の圧縮に対する厚さの変化の比は図
示例では0.3である。従つて、互いに接続された
ストレインゲージの測定ブリツジは2.6のブリツ
ジフアクターを有する。これは測定肢の長手方向
ないしタイヤの軸Aに対して半径方向に延長して
いるストレインゲージ13,16がそれぞれ1の
フアクターを有し、測定肢27に対して横断方向
に延長する二つのストレインゲージ14,15が
それぞれ0.3フアクターを有するからである。こ
の構成によつて、タイヤから発生し長手方向中央
平面LMの外側で作用する力はストレインゲージ
13〜16による測定値に誤差を生じるような影
響を与えることはない。
図示の力測定装置のタイヤ試験動作は次の通り
である。
各クランプ手段4を同時に半径方向へ等距離移
動させるためにスラストラム部材18を駆動手段
(図示略)によつて第3図の矢印Cの方向に軸方
向下方へ移動させる。すべての測定器3がそのス
ラスト面17によつて共通のスラストラム部材1
8のテーパ面を支受しているので、測定器3は第
3図の矢印B方向に半径方向外方に同時に移動さ
せられ、伸長力がタイヤの内側ビード21の区域
に加えられる。ビードは締付ジヨー31との接触
域19で各締付手段4に支受される。スラストラ
ム部材18と試験されるべきタイヤの内側ビード
21との間で、力は枠部8、力伝達部5、締付手
段4およびこれに担われた締付シユーへと伝わ
る。支受部9〜12によつて形成された平行四辺
形リンク機構によつて支持される力伝達部5の部
分28は連結部32を介して締付手段4と一体的
に形成され、タイヤビードの伸長に必要な力が締
付手段4からビード21に伝達され、ビードが伸
長される。
第3図に示すように、力伝達部5が存在する平
面である測定器3の長手方向中央平面LMが、試
験されるべきタイヤの内側ビードが支受されてい
る接触域19に対して変位させられる。かくし
て、長手方向平面LMは、試験中のタイヤの中央
平面に向う方向に接触域19に対して変位させら
れる。従つて、タイヤビード21の伸長時に生じ
るモーメントは弾性的に可撓な支持部9〜12に
よつて担われるので、測定誤差を発生するような
影響をストレインゲージに対して与えることはあ
りえない。
タイヤの内側ビードに伸長力が加わつたとき発
生する圧縮力は測定肢27の純然たる短縮および
厚みの増加を生じさせるが、測定肢27のこれら
の変化はストレインゲージ13〜16によつて検
出することができる。測定肢27のこの変形は、
各締付手段4によつて伝達され、かつ、タイヤの
軸Aに対して半径方向に作用する圧縮力に比例す
る。上述したように、各測定器3はストレインゲ
ージ13〜16によつて形成される関連した測定
ブリツジを有している。第6図はそのような四つ
の測定ブリツジを示す。実用上は試験されるべき
タイヤの内側ビードのまわりに等分配置された四
つの測定器でタイヤのビード特性パラメータを決
定するのには充分である。より高い精度を必要と
するとき、例えば、研究的調査を行なつていると
きは、装置はより多くの力測定器を備えることも
できる。
第6図に示すように、ストレインゲージ13〜
16によつてそれぞれ形成された測定ブリツジの
ために共通の電源33が設けられている。ブリツ
ジの出力信号は対応する増幅器22を介して適当
な構成の信号処理回路23に入力される。そこで
この信号は、タイヤの円周角に対する圧縮力の表
示に適するように処理される。角度に関係するこ
の種の表示は第6図に示す適当な表示器24で行
なうことができる。
しかし、タイヤビードに作用するすべての力の
算術平均を、例えば、信号処理回路23に含まれ
る適当なミキサーによつて得、この算術平均を適
当な表示装置に表示することもできる。このよう
にして得られた半径方向締付力のための表示器を
第6図の25で示す。
上述のタイヤ試験装置は関心のあるどんなビー
ド特性を測定するのにも使用できる。それには自
動車の車輪のリムにタイヤを固定する能力が必要
であるが、この能力はタイヤのビードに関する予
め定められた伸長効果を発生するために与えられ
た最大力を越えてはならない試験操作を行なうこ
とによつて確立することができる。タイヤビード
に加えられる任意の全ての力で上述のリム−オフ
効果に関する試験を行なうこともできる。この場
合、タイヤビードにある力を与えて、特定の量だ
け伸長させるだけでよい。さらに、ビードはその
周縁のあらゆる点で同じ弾性力をもたねばならな
い。すなわち、伸長作用が加えられたときその内
円周のある点が他の点より大きく変形してはなら
ない。
このようにして得られた測定結果は極めて正確
である。何故なら各力測定器が横方向の力とモー
メントに少なくとも実質上不感であるようにスト
レインゲージ13〜16が配備された測定器3を
使用するからである。
以下実施例を要約する。
(1) 円形状に配置され、半径方向外方に変位し試
験されるべきタイヤの内側ビードに当接する締
付手段と; 各締付手段に関連配備され、この締付手段の
半径方向外方向運動においてタイヤビードの内
側の締付手段に対応する角度範囲に加えられる
圧縮力を検出するするために、前記締付手段に
連結されタイヤの軸に対して半径方向に前記力
の方向に延長する実質上中央の力伝達部と、こ
の力伝達部上に配備され測定ブリツジを形成す
るように連結されたストレインゲージとを有す
る測定器を備えた力測定手段と; 検出された圧縮力を表示する表示手段と; からなる自動車タイヤ試験装置。
(2) 前記表示手段が前記タイヤの円周角位置に関
して前記検出された圧縮力を表示するように動
作する1項の装置。
(3) 前記測定器が前記力伝達部を支持するための
枠手段を備え、前記力伝達部が前記力の方向に
延長する第1部分と第2部分とからなり、前記
力伝達部の第1部分が測定肢の形をなし、そこ
にストレインゲージが装着され、前記第2部分
は平行リンク機構で測定器の枠手段に支持され
ている1項の装置。
(4) 力伝達部の第2部分が締付手段に連結され、
測定肢が測定器の枠手段の締付手段とは反対側
の部分に支持されている3項の装置。
(5) 測定肢が長方形断面を有し、この測定肢の少
なくとも短縮ないし圧縮を検出するように動作
可能なストレインゲージを備えている3項の装
置。
(6) タイヤの軸に平行な方向の測定肢が寸法が前
記軸に垂直な方向の測定肢の寸法よりも大きい
5項の装置。
(7) タイヤの軸方向における測定肢の厚さの増加
を検出するストレインゲージを備えた3項の装
置。
(8) タイヤの軸に平行な測定肢の側面にタイヤの
軸に平行に配置され、前記圧縮力の作用下での
測定肢の厚みの増加を測定するストレインゲー
ジを備えた3項の装置。
(9) タイヤの軸に平行で、かつ、この軸に対し半
径方向に延長する測定肢の側面に配置され、か
つ、この測定肢の長手方向に設けられたストレ
インゲージを備え、前記長手方向が測定肢の圧
縮を測定するためにタイヤの軸に対して半径方
向である3項の装置。
(10) ストレインゲージが測定肢の四つの側面に配
置されている3項の装置。
(11) 力伝達部の前記第2部分が狭窄部を有してい
る3項の装置。
(12) 力伝達部の長手方向に垂直に延長し、力伝達
部の前記第2部分を平行四辺形リンク状に測定
器の枠手段に支持する弾性的に可撓な支持部を
備えた3項の装置。
(13) 支持部が第1の対と第2の対を形成している
12項の装置。
(14) 前記枠手段をガイドする半径方向ガイド手段
を備え、前記支持部と力伝達部がこの枠手段の
みによつて支持され、これによつて半径方向ガ
イド手段からは自由である3項の装置。。
(15) 締付手段が各測定器と一体になす締付ジヨー
の形をなす1項の装置。
(16) 測定器の枠手段がスラスト面を有し、さら
に、前記締付手段の半径方向の変位を生ぜしめ
るために前記スラスト面に当接する作動スラス
ト手段を備えている3項の装置。
(17) 力伝達部の長手方向中央平面が、締付手段が
タイヤの内側ビードに当接する押圧区域に対し
てタイヤの中央平面に向つて軸方向に変位され
る1項の装置。
(18) 締付手段に固定され、試験されるべきタイヤ
のビードに当接される締付シユーを備えている
1項の装置。
(19) 円形状に配置支持された複数の締付ジヨー
と; 各締付ジヨーを前記円形に対して半径方向外
方へ変位させ、試験されるべきタイヤのビード
に当接させる作動手段と; 前記締付ジヨーに関連配備され、この締付ジ
ヨーが半径方向外方に移動させられたとき締付
ジヨーによつて前記タイヤビードの各部に加え
られる圧縮力を検出する力測定手段と; 前記力測定手段の案内手段と; からなり、 前記力測定手段は、 前記作動手段によつて係合され前記案内手段
内で半径方向外方に摺動可能であり、前記締付
ジヨーが取付けられた可動機構からなり、 前記可動機構が、 内部に空間を規定する枠手段と、 前記空間内でタイヤの軸に対して半径方向に
延長し前記締付ジヨーに動作連結された中央力
伝達部と、 前記可動機構の作動方向に実質上垂直に延長
し、前記力伝達部を前記枠手段に連結し、弾性
的可撓変形によつて前記枠手段に対して前記力
伝達部の運動を許容する複数の弾性支持部と、 前記力伝達部に配置されるとともに、測定ブ
リツジを形成するストレインゲージとからな
り; 前記力測定手段によつて検出された力を表示
する表示手段; を併せ備えた自動車タイヤ試験装置。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、構造を複雑化
することなく、測定値に誤差を与えるような力お
よびモーメントを排除して、正確で信頼できる測
定値をうることができる自動車タイヤの試験装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車タイヤ試験
装置の側面図、第2図は第1図の平面図、第3図
は第1図第2図の自動車タイヤ試験装置に用いら
れた本発明の原理に基づいて作動する力測定手段
の部分図、第4図は第3図の−線断面図、第
5図は第3図第4図の力測定手段の測定肢の平面
図、第6図は力測定信号の処理回路のブロツク図
である。 3……測定器、4……締付手段、5……力伝達
部、6,7,8……枠部、9,10,11,12
……支持部、13,14,15,16……ひずみ
計、18……スラストラム部材、20……案内機
構、26……案内通路、27……測定肢。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円形状に配置され、半径方向外方に変位し試
    験されるべきタイヤの内側ビードに当接する締付
    手段と; 各締付手段に関連配備され、この締付手段の半
    径方向外方向運動においてタイヤビードの内側の
    締付手段に対応する角度範囲に加えられる圧縮力
    を検出するために、前記締付手段に連結されタイ
    ヤの軸に対して半径方向に前記力の方向に延長す
    る実質上中央の力伝達部と、この力伝達部上に配
    備され測定ブリツジを形成するように連結された
    ストレインゲージとを有する測定器を備えた力測
    定手段と; 検出された圧縮力を表示する表示手段と; からなる自動車タイヤ試験装置。 2 円形状に配置支持された複数の締付ジヨー
    と; 各締付ジヨーを前記円形に対して半径方向外方
    へ変位させ、試験されるべきタイヤのビードに当
    接させる作動手段と; 前記締付ジヨーに関連配備され、この締付ジヨ
    ーは半径方向外方に移動させられたとき締付ジヨ
    ーによつて前記タイヤビードの各部に加えられる
    圧縮力を検出する力測定手段と; 前記力測定手段の案内手段と; からなり、前記力測定手段は、 前記作動手段によつて係合され前記案内手段内
    で半径方向外方に摺動可能であり、前記締付ジヨ
    ーが取付けられた可動機構からなり、 前記可動機構が、 内部に空間を規定する枠手段と、 前記空間内でタイヤの軸に対して半径方向に延
    長し前記締付ジヨーに動作連結された中央力伝達
    部と、 前記可動機構の作動方向に実質上垂直に延長
    し、前記力伝達部を前記枠手段に連結し、弾性的
    可撓変形によつて前記枠手段に対して前記力伝達
    部の運動を許容する複数の弾性支持部と、 前記力伝達部に配置されるとともに、測定ブリ
    ツジを形成するストレインゲージとからなり; 前記力測定手段によつて検出された力を表示す
    る表示手段; を併せ備えた自動車タイヤ試験装置。
JP2269293A 1989-10-17 1990-10-05 自動車タイヤ試験装置 Granted JPH03148036A (ja)

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DE3934626A DE3934626C2 (de) 1989-10-17 1989-10-17 Vorrichtung zum Überprüfen von Kraftfahrzeugreifen
DE3934626.9 1989-10-17

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Publication Number Publication Date
JPH03148036A JPH03148036A (ja) 1991-06-24
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US5016470A (en) 1991-05-21
DE3934626A1 (de) 1991-04-18
JPH03148036A (ja) 1991-06-24
DE3934626C2 (de) 1997-04-24

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