JPH057397Y2 - - Google Patents

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JPH057397Y2
JPH057397Y2 JP4381286U JP4381286U JPH057397Y2 JP H057397 Y2 JPH057397 Y2 JP H057397Y2 JP 4381286 U JP4381286 U JP 4381286U JP 4381286 U JP4381286 U JP 4381286U JP H057397 Y2 JPH057397 Y2 JP H057397Y2
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door
arm
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engagement hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば玄関用扉等に使用し、必要に
応じて開扉角度を制限して外来者の確認、又は無
用の人の侵入を阻止し、開扉時の防犯効果を達成
する為の用心錠の開扉ホールド機構に関する。
〔従来の技術〕
従来から一般的な用心錠としてドアチエンがあ
るが、これは外部から外ずされたり、取付作業時
に取付位置の調整を行なわなければならない等、
種々の問題点を有していた。
そこで、現在ではアーム式の用心錠が提案され
ている。
上記アーム式用心錠としては、扉の開閉によ
り2本のアームが伸縮するもの、二本のアーム
を展開、折り畳み自在に枢着してなるもの、一
本のアームの一端に移動ピンを取着し、該移動ピ
ンを扉枠に取付けた取付板の摺動孔に摺動自在に
係嵌してなるもの、等が知られている。
上記各用心錠は、上記の従来例を示した第5
図ないし第7図の如く、竪枠a側のアームbの一
端を支点として第7図に矢印cで示した如く円弧
運動をするのに対して、デツドボルトdが水平方
向に直線運動する為、アームbの他端が直線的に
作動するよう当該アームbを上述のように折り畳
み、展開、摺動、伸縮するよう構成されたもので
ある。
又、一般に玄関用扉eの厚さlは36〜45mm程度
であり、又、デツドボルトdの長さ方向(縦方
向)の寸法l′が20mm程度であるので、アームbに
おける係合孔fの長さ方向(縦方向)の寸法
l″は、上記デツドボルトdと容易に係脱できるよ
うにする為、少なくとも30mm程度に大きく設けて
ある。
従つて、上記各用心錠によると、扉eを第6図
の矢印g方向へ開き動作し、該扉eが第7図に示
したように開かれていくと、アームbは上述のよ
うに円弧運動することにより、該アームbの縦長
の係合孔fは斜め横長になるので、ドアクローザ
の閉扉荷重に抗して扉eを用心状態に開扉保持さ
せるべく、例えば、図示の如く、取付板hに設け
た摺動孔iの適所に、上記アームbに設けた移動
ピンjの係止凹部kを設けて係止保持可能に設け
た場合、該アームbの係合孔fに対して、上記デ
ツドボルトdは、これらの寸法差だけ閉扉方向に
移動して停止されることになるので、上記アーム
b及びデツドボルトd等が外側から見えないよう
に上記扉eの開放端外側に目板mが設けてある
と、該目板mにアームbの端部b′が突き当つて上
述閉扉荷重が目板mに作用し、該目板m及び扉e
を損傷し易い問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点を解決しようとしたもの
で、アームの一端にあつて、デツドボルトと係合
可能に設けた係合孔の先端部一側に係止溝を設け
ると共に、該アームの他端にあつて、取付板の固
定ピンと係合摺動可能に設けた摺動溝の下端一側
にストツプホールド溝を設けて構成することによ
つて、用心状態で扉を確実にして、かつガタツキ
なく保持できるようにすると共に、この扉保持状
態でドアクローザの閉扉荷重が扉の目板に作用し
ないようにして、該目板の損傷を防止できるよう
にしたのが、その目的である。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち本考案は扉1に固定される錠本体2に出没
自在に設けたデツドボルト3と係合可能な係合孔
13を開扉角度規制用アーム12の一端側に設
け、上記係合孔の先端閉扉方向側に用心状態で上
記デツドボルトを係止可能な係止溝13aを連設
して設け、上記アームの他端側には扉取付用竪枠
5に固定される取付枠に突設された固定ピンを摺
動自在に係嵌するアームの長手方向に設けた溝部
16bと、該溝部の下端開扉方向側に連設され用
心状態で上記固定ピンを係止可能なストツプホー
ルド溝16aとを設け、上記係合孔と溝部間には
閉扉時上記取付枠に設けたアーム支持部材9に係
合保持されるアーム支持突起14を突設して構成
し、上記問題点を解決したのである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第4図に示したように、扉1の
開放端側に埋設された錠本体2にはデツドボルト
3が内装されており、扉1の内側に突設させてあ
る操作ノブ4を所定角度だけ正転、又は逆転する
ことで上記デツドボルト3は錠ケース2aの図示
しない出入口から出没されることにより、扉1の
開放側端面1aから所定長さだけ扉取付用竪枠5
側へ突出し、又は扉1内に後退するよう設けられ
ているが、当該デツドボルト3を出没する為の機
構は公知の機構であるから、その説明は省略す
る。
一方、上記竪枠5にあつて、上記扉1の開放側
端面1aとの対向面5aには取付板6がビス7…
止めにて縦長に固定させてあるが、この取付板6
の表面には後述するアームを閉扉時に収納する凹
部8が縦長に設けてあり、その扉開き方向、つま
り第2図ないし第4図に矢印nで示した方向の一
側は開口部8aに形成させてあると共に、該凹部
8における底壁の上端部にはデツドボルト3を挿
入可能な凹穴8bが設けられている。
又、上記取付板6の凹部8内にあつて、上記凹
穴8bから適当寸法だけ下方部位には、後述する
アーム支持突起を扉開閉方向へ係脱自在に係合保
持する為のアーム支持部材9が設けられている
が、該アーム支持部材9は横長形状にして、その
上面に上記突起を係合保持する為の凹部9aが設
けてあると共に、閉扉動作によつて上記突起が凹
部9aに円滑に係合可能に、先端部上面を、先端
側へ湾曲下降する曲面9bに形成させてある。
又、閉扉動作で上記突起が上記曲面9bに突き
当つた時の衝撃力を吸収可能に、当該アーム支持
部材9の後端を上記竪枠5に貫通してボルト等そ
の取付部材10との間に圧縮ばね11を介在させ
てある。
又、開扉角度規制用のアーム12は金属で帯形
状に縦長に形成させてあり、その一端、図示例で
は上端に上記デツドボルト3を係脱自在に係合す
る為の係合孔13が、縦長のデツドボルト3より
適当寸法だけ大きく縦長に設けてあると共に、該
係合孔13の先端一側、つまり図示例では係合孔
13の上端右側には、上記デツドボルト3の首部
3aを係脱自在に係止する為の係止溝13aが連
設させてある。
又、上記アーム12の裏面にあつて、上記アー
ム支持部材9と対応する位置にはアーム支持突起
14が突設させてあり、該アーム支持突起14が
上記アーム支持部材9の凹部9aに係合されるこ
とでアーム12は閉扉状態で第1図、第2図のよ
うに凹部8に垂直状態で収納保持され、この状態
で上記係合孔13とデツドボルト3は同一軸線上
にあつて相互に係脱できるようにしてある。
又、上記アーム12の他端、つまり下端には、
上記取付板6における凹部8の下部底壁から突設
した固定ピン15を摺動自在に係合する摺動溝1
6が正面略逆向き変形L字形状に設けてあり、該
摺動溝16の下端には、用心状態で上記固定ピン
15を係合保持することにより扉1を保持可能な
ストツプホールド溝16aが開扉方向へ傾斜上昇
して折曲連設させてある。
こゝで、上記摺動溝16は、扉1の開閉時、上
記固定ピン15を係嵌して摺動するよう、当該ア
ーム12の長さ方向に長く、かつ、そのセンター
ラインOに対して小角度で上端から下端開扉方向
へ傾斜下降して設けた溝部16bと、該溝部16
bの上端から開扉方向へ所望角度をもつて傾斜上
昇して上記溝部16bに連設される傾斜溝部16
cとで形成されているが、その傾斜溝部16cの
端末と、上記固定ピン15とは、閉扉状態で上記
アーム支持突起14によりアーム12が垂直に保
持された状態で相互に係合されるよう上記アーム
12のセンターラインOより適当寸法pだけ開扉
方向側へ変位した位置に夫々設けられており、こ
れにより扉開閉時、上記アーム12の下部が上記
取付板6の側壁6aと干渉しないようにしてあ
る。
又、上記扉1の開放端外側には、該扉1と竪枠
5間の隙間を閉鎖することにより、上記デツドボ
ルト3及びアーム12が外部から見えないように
する為の目板17が縦設させてある。
而して上記構成において、閉扉状態ではアーム
支持突記14がアーム支持部材9の凹部9aに係
合されていることによりアーム12は垂直状態で
取付板6の凹部8に収納されており、この状態で
は固定ピン15と摺動溝16における傾斜溝部1
6cの端末部に係合保持されているので、デツド
ボルト3を錠ケース2a内に没入させおく通常の
扉開閉時では、当該アーム12は上記凹部8に外
側へ突出することなく保持されている。
用心状態とする時は、上述閉扉状態でデツドボ
ルト3を突出させると、該デツドボルト3はアー
ム12の係合孔13と係合されるので、次いで扉
1を開いていくと、デツドボルト3は水平状態の
まゝ第4図に矢印nで示す開扉方向へ移動する。
この時、アーム支持突起14はアーム支持部材
9から外れ、アーム12は固定ピン15を支点と
して図において反時計回り方向へ回動されながら
長さ方向に取付板6の開口部8aから外側へ引き
出されるので、固定ピン15と摺動溝16の傾斜
溝部16cが摺動し、次いで固定ピン15と溝部
16bが摺動した後、固定ピン15をストツプホ
ールド溝16aと係合し扉1は開きエンドとな
る。
この時、デツドボルト3を係止溝13aに係止
すると扉1は第4図に示す用心状態にロツク保持
され、ドアクローザの閉扉荷重によつても閉じる
ことはない。
又、上述用心状態から閉扉する場合は、上記デ
ツドボルト3と係止溝13a、及び固定ピン15
とストツプホールド溝16aの各係合を解いた
後、扉1を閉じていくと、上述とは反対方向に摺
動してアーム12は時計回り方向に回動し、アー
ム支持突起14がアーム支持部材9と係合される
ことで取付板6内に収納支持され、扉1が完全に
閉じた状態では第2図の状態に復帰し、次回の開
扉の為に準備される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る用心錠の開扉
ホールド機構は構成されたものであるから、用心
位置に開扉することにより、デツドボルト3が係
合孔13の先端閉扉方向側に設けられた係止溝1
3aと係合し、かつ固定ピン15が摺動溝16の
下端開扉方向側に設けられたストツプホールド溝
16aと係合してロツク保持されるので、ロツク
保持の際にデツドボルト3は所定寸法だけ開扉方
向に移動して停止されることになり、またドアク
ローザの閉扉荷重が扉1を介してデツドボルト3
に作用しても、デツドボルト3と係合孔13が摺
動することはなくなるので、アーム12の先端が
目板17に突き当たることはないから、当該目板
17の損傷を防止でき、又、用心状態に扉1をガ
タツキなく保持することができる。更に閉扉する
ことでアーム支持突起14は取付板6のアーム支
持部材に係止保持されることにより、通常の扉開
閉時、アーム12が揺動してしまい、扉1の開閉
の邪魔になつたり、次回、用心位置に開扉する
際、係合孔13とデツドボルト3とが係合できな
くなるといつた不具合を生じることもない等の使
用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る用心錠の開扉ホールド機
構の実施例を示す閉扉状態の縦断正面図、第2
図、第3図は第1図における−線、−線
各矢視断面図、第4図は同実施例の用心状態を示
す側面図、第5図、第6図、第7図は従来の用心
錠を夫々示した各説明図である。 1……扉、2……錠本体、3……デツドボル
ト、5……竪枠、6……取付板、9……アーム支
持部材、12……アーム、13……係合孔、13
a……係止溝、14……アーム支持突起、15…
…固定ピン、16……摺動溝、16a……ストツ
プホールド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉1に固定される錠本体2に出没自在に設けた
    デツドボルト3と係合可能な係合孔13を開扉角
    度規制用アーム12の一端側に設け、上記係合孔
    の先端閉扉方向側に用心状態で上記デツドボルト
    を係止可能な係止溝13aを連設して設け、上記
    アームの他端側には扉取付用竪枠5に固定される
    取付枠に突設された固定ピンを摺動自在に係嵌す
    るアームの長手方向に設けた溝部16bと、該溝
    部の下端開扉方向側に連設され用心状態で上記固
    定ピンを係止可能なストツプホールド溝16aと
    を設け、上記係合孔と溝部間には閉扉時上記取付
    枠に設けたアーム支持部材9に係合保持されるア
    ーム支持突起14を突設してなることを特徴とす
    る用心錠の開扉ホールド機構。
JP4381286U 1986-03-24 1986-03-24 Expired - Lifetime JPH057397Y2 (ja)

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