JPH0573794A - 警報通達方式 - Google Patents

警報通達方式

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JPH0573794A
JPH0573794A JP3258759A JP25875991A JPH0573794A JP H0573794 A JPH0573794 A JP H0573794A JP 3258759 A JP3258759 A JP 3258759A JP 25875991 A JP25875991 A JP 25875991A JP H0573794 A JPH0573794 A JP H0573794A
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JP3258759A
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Norio Suga
紀夫 須賀
Toru Onodera
徹 小野寺
Koji Sugita
広司 杉田
Takeshi Ishino
健 石野
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TOKYO MET GOV ITABASHIKU
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
TOKYO MET GOV ITABASHIKU
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手を要さず、かつ通報の発令後、短時間
に、これを末端局に届けることができる警報通達方式を
提供すること 【構成】 通報発信局10から例えば光化学スモッグに
関する通報があると、通報自動監視装置12は該通報の
パターンを自動的に検出し、検出したパターン情報をパ
ソコン13に転送する。パソコン13は、該パターン情
報をもとにして情報文書記憶部から文書情報を読み出す
と共に、送信付加情報を作成する。この文書情報と送信
付加情報とは合成され、コマンドに挿入されたパターン
データと共にファクシミリ装置14に送られる。ファク
シミリ装置14は前記コマンドに挿入されたパターンデ
ータから、同報送信先の選択を行い、選択された同報送
信先の末端FAXに前記合成データを送信する。この結
果、各末端FAXには、送信付加情報が例えばヘッダ部
に付加された文書情報が届くことになる。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は警報通達方式に関し、
特に、光化学スモッグ等の大気汚染、天災等の警報が通
報発信局から送られて来るのを自動監視し、これを学
校、幼稚園、会社等の施設、あるいは個人に自動送信す
るようにした警報通達方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の警報通達方式は、例えば
図10に示されているように構成されていた。
【0003】すなわち、警報の発令および解除の権限を
もつ通報発信局1から無線信号で、前記大気汚染、天災
等の警報が発令されると、この警報は一旦受信中継局2
に設置された通報受信装置21で受信される。この受信
中継局2は、例えば区役所、市役所、役場等の中に設置
されている。該受信中継局2は通報受信装置21で警報
を受信すると、担当者は電話機を用いて、学校、幼稚
園、会社等に、警報が出たことを連絡していた。図中の
3は、学校、幼稚園、会社等に設置されている、あるい
は個人が有する電話機、すなわち末端電話機を示す。
【0004】また、受信中継局2は、前記警報を解除す
る情報を通報受信装置21で受信すると、前記と同様
に、電話機を用いて、末端電話機3に連絡する方法を採
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の警報通信方式では、受信中継局2に、常に人が
居なければならないという問題があった。また、受信中
継局2から電話機を用いて末端電話機3に連絡していた
ため、連絡のための人員を受信中継局2に確保しておく
必要があると共に、前記学校、幼稚園、会社等の連絡す
る箇所が多くなると、これらの場所に警報が届くのに、
時間がかかるという問題があった。
【0006】この発明の目的は、前記した従来方式の問
題点を除去し、人手を要さず、かつ通報の発令後、短時
間に、これを末端局に届けることができる警報通達方式
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、通報発信局から送出された通報を自動受
信し、該通報のパターンを識別しパターン情報を出力す
る通報自動監視装置と、前記通報自動監視装置から受信
したパターン情報をもとに、文書情報を読み出す手段、
該パターン情報をもとに、送信付加情報を作成する手段
および前記文書情報に前記送信付加情報を合成して出力
する手段とを備えたパソコンと、前記パソコンから受信
した合成情報を、予め登録された前記組織または個人が
有する末端ファクシミリ装置に同報送信する中央ファク
シミリ装置とを具備した点に特徴がある。
【0008】
【作用】この発明によれば、通報発信局から大気汚染、
天災等の通報が発令または解除されると、該通報は通報
自動監視装置によって自動的に検知される。通報自動監
視装置は前記通報を検知すると、該通報のパターンを内
容とする情報をパソコンに送る。該パソコンは、このパ
ターン情報をもとに、文書情報と送信付加情報の合成情
報を作り、これをファクシミリ装置に転送する。ファク
シミリ装置は、該合成情報を予め登録された末端ファク
シミリ装置に同報送信する。
【0009】したがって、本発明によれば、通報発信局
から送出された大気汚染、天災等の通報の発令または解
除を、自動的に末端ファクシミリ装置まで届けることが
できる。
【0010】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。まず、図1を参照して、本発明の構成要素と各
々の動作を説明する。以下においては、通報発信局10
から、大気汚染情報、例えば光化学スモッグの通報が出
された場合を例にして説明するが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0011】通常、光化学スモッグはその程度が比較的
弱い場合は、学校、幼稚園等(以下、学校と略す)の子
供向けに警報が出され、その程度が強くなると、さらに
会社等の大人にも通報されるようになっている。
【0012】そこで、前記通報発信局10からは、例え
ば図2のような4種類の発令情報と、これらの解除情報
が出力される。「学校情報」は学校のみに発令される情
報であり、「注意報」、「警報」、「重大緊急報」は光
化学スモッグの強さが大きくなるに従って順次に発令さ
れる情報である。
【0013】前記4種類の発令情報の組合わせの種類
を、以下では「パターン」と呼ぶことにする。図2にお
いて、まず、情報の発令について説明する。例えば、通
報受信装置11の受信状態がパターン1からパターン
2、3、5、7に遷移した場合、これらは、それぞれ、
学校情報、注意報、警報、重大緊急報の発令を示してい
る。また、パターン2からパターン4、6、8への状態
遷移は、光化学スモッグの強さが学校情報のレベルか
ら、それぞれ、注意報、警報、重大緊急報のレベルに移
行したことを示している。以下、同様に、パターン3か
らパターン5、7への遷移は、注意報レベルから警報、
重大緊急報レベルへの移行(パターン4からパターン
6、8への遷移も同様)、パターン5からパターン7へ
の遷移は警報レベルから重大緊急報レベルへの移行(パ
ターン6からパターン8への遷移も同様)を示してい
る。
【0014】また、情報の解除については、以下のよう
に定義される。すなわち、パターン8、7、6、5、
4、3、2からパターン1への状態遷移は、それぞれ、
重大緊急報、重大緊急報、警報、警報、注意報、注意
報、学校情報が解除され、情報全解除の状態になったこ
とを示している。また、パターン8、7、6、5、4、
3からパターン2への状態遷移は、それぞれ、重大緊急
報、重大緊急報、警報、警報、注意報、注意報のレベル
から学校情報のレベルに光化学スモッグの強さが弱まっ
たことを示している。さらに、パターン7、5からパタ
ーン3への遷移は、それぞれ、重大緊急報、警報レベル
から注意報レベルへの移行(パターン8、6からパター
ン4への遷移も同様)、パターン7からパターン5への
移行は重大緊急報レベルから警報レベルへの移行(パタ
ーン8からパターン6への遷移も同様)である。
【0015】これらの発令情報および解除情報は、無線
信号により通報受信装置11に送られる。この無線信号
としては、例えば2つの周波数を1組とした信号が用い
られている。例えば、前記「学校情報」の発令情報は6
97.5Hzと907.5Hzを組合わせた信号、「注
意報」の発令情報は682.5Hzと907.5Hzを
組合わせた信号が用いられている。
【0016】図1の通報受信装置11は、例えば図3に
示されているような構成を有しており、通報発信局10
から受信した無線信号を解析する無線信号解析部11
1、該解析の結果に従ってランプ113の点灯または消
灯を制御するランプ制御部112、前記4種類の発令情
報である「学校情報」、「注意報」、「警報」、「重大
緊急報」の各々に対応して設けられたランプ113から
構成されている。また、通報自動監視装置12は、、該
ランプ113のそれぞれに対応して配置され各ランプの
点灯または消灯を検知する光センサ121、該光センサ
121からの信号をディジタル信号に変換するディジタ
ル信号変換部122およびパソコンインターフェース1
23から構成されている。
【0017】前記図2の○と×は、前記ランプ113の
点灯、消灯を表しており、例えばパターン1において
は、4個のランプは全部消灯する。一方、パターン2に
おいては、「学校情報」に対応するランプのみが点灯
し、他の3つのランプは消灯する。以下、図2に示され
ている組合わせで、ランプの点灯および消灯が行われ
る。
【0018】前記ランプ113の点灯および消灯の組合
せは光センサ121を介してディジタル信号変換部12
2に電気信号として伝達され、該ディジタル信号変換部
122は前記パターン1〜8を表すディジタル信号を作
成する。該ディジタル信号(以下、パターン情報と呼
ぶ)は、パソコンインターフェース123を介して、パ
ソコン13に送られる。
【0019】なお、図3の通報自動監視装置12の構成
は一例であり、通報発信局10から送られてくる2周波
数の無線信号を解析した後、これを直接パターン情報に
変換し、パソコンインターフェース123を介して、パ
ソコン13に送るようにしてもよい。
【0020】図1のパソコン13は、ハード的には、市
販されているパーソナルコンピュータを用いることがで
きるが、その中には本発明によって開発された機能が組
込まれている。以下に、本発明に関係する機能を、図4
を参照して説明する。
【0021】図において、131は通報自動監視装置1
2とパソコン13との間のインターフェース、132は
前記通報自動監視装置12から送られてきたパターン情
報の解析部、133はリード/ライト(R/W)制御
部、134は情報文書記憶部、135は送信付加情報作
成部、136は時計、137は前記情報文書記憶部13
4から読み出された文書情報と送信付加情報作成部13
5からの送信付加情報とを合成する合成部、138はパ
ソコン13とファクシミリ装置14との間のインターフ
ェースである。また、139は文書情報を前記情報文書
記憶部134に格納する時に使用する文書名選択部であ
る。情報文書記憶部134としては、ハード・ディスク
を用いることができる。
【0022】情報文書記憶部134には、例えば「学校
情報発令」、「学校情報解除」、「注意報発令」、「注
意報解除」、「警報発令」、「警報解除」、「重大緊急
報発令」、「重大緊急報解除」等の文書情報が記憶され
ている。「学校情報発令」、「学校情報解除」、「注意
報発令」、「注意報解除」の文書情報の一具体例は、図
5、図6に示されているようなものである。
【0023】次に、前記文書情報を、情報文書記憶部1
34に登録する動作を、図7を参照して説明する。ま
ず、パソコン13のワードプロセッサ機能を用いて、図
5、図6に示されているような文書情報を作成し、図示
されていないプリンタで紙に印刷する。あるいは、一般
に市販されているワードプロセッサを用いて前記文書情
報を作成し、これを紙に印刷する。あるいは、他の何ら
かの方法で、紙に記載された文書情報を作成する。
【0024】その後、図7の動作を開始する。まず、文
書名選択部139(図4参照)から、登録を行おうとす
る文書名の選択を行う。具体的には、パソコン13を操
作して、その機能を文書登録モードとする(ステップS
1)。そうすると、パソコン13のディスプレイ上に、
例えば「学校情報発令」、「学校情報解除」、「注意報
発令」、「注意報解除」、「警報発令」、「警報解
除」、「重大緊急報発令」、「重大緊急報解除」等の文
書名(又は、ファイル名)が表示される。そこで、該文
書名の一つをカーソルで指示する等をして、今登録しよ
うとする文書名を選択する(ステップS2)。
【0025】次いで、前記のようにして作成した該文書
名に対応する文書を、ファクシミリ装置14の原稿セッ
トトレイにセットし(ステップS3)、予め定められた
キーを操作して文書情報の読取りを行う(ステップS
4)。そうすると、読み取られた文書情報は、前記イン
ターフェース138、R/W制御部133を経て、情報
文書記憶部134に送られる。この時、該文書情報は、
前記文書名選択部139から指示されたファイル名を付
されて、記憶される(ステップS5)。
【0026】以上の動作を、指示する文書名(ファイル
名)と、ファクシミリ装置14にセットする文書を変え
て、繰り返し行うことにより、前記ファイル名に対応す
る文書情報を、前記情報文書記憶部134に格納するこ
とができる。
【0027】前記のような動作を行うと、ファクシミリ
装置14からは、前記文書情報が“1”、“0”のビッ
トデータでパソコン13に送られて来ることになるの
で、各文書情報はビットデータで情報文書記憶部134
に格納されることになる。
【0028】なお、前記文書情報を情報文書記憶部13
4に格納する方法は、他の方法で行っても良い。例え
ば、パソコン13のワードプロセッサ機能で文書情報を
作成した後、これを文字コード→ビットデータ変換ソフ
トを用いてビットデータに変換して、情報文書記憶部1
34に格納するようにしてもよい。
【0029】また、前記送信付加情報作成部135は、
前記通報自動監視装置12から送られてきたパターン情
報に応じた、送信付加情報を作成する機能を有してい
る。
【0030】例えば、いま、前記パターン「2」(図2
参照)が送られて来たとし、さらに、その前には、前記
パターンの送信が全くなかったものとすると、パターン
解析部132は、該パターン「2」受信を「学校情報の
発令」と判断し、送信付加情報作成部135へ、その旨
を示す情報を入力する。これを受けて、送信付加情報作
成部135は、該パターン「2」を受信した時刻と、例
えば「ガッコウジョウホウハツレイ」というメッセージ
を組み合わせた送信付加情報を作成する。また、その
後、パターン「1」を受信すると、パターン解析部13
2は、送信付加情報作成部135へ、「学校情報解除」
を示す情報を入力する。これを受けて、送信付加情報作
成部135は、該パターン「1」受信時刻と、例えば
「ガッコウジョウホウカイジョ」とを組み合わせた送信
付加情報を作成する。
【0031】前記受信した時間は、時計136からのデ
ータが用いられる。また、前記「ガッコウジョウホウハ
ツレイ」、「ガッコウジョウホウカイジョ」等の付加情
報は、予めROMに記憶しておき、前記パターン情報に
従って読み出すようにするのが良い。
【0032】なお、好適な実施例としては、受信時間と
付加情報とを組合せた送信付加情報を作成したが、本発
明はこれに限定されず、受信時間のみを送信付加情報と
してもよい。
【0033】以上のようにして、前記の各文書情報を情
報文書記憶部134に格納すると、本発明の警報通達方
式の前準備が終了する。次に、該警報通達方式の自動監
視、自動送信時のパソコン13の動作を、図4および図
8を参照して説明する。本実施例では、パソコン13は
主電源を投入されると、本発明の警報通達システムが自
動的に起動し、「情報監視/送信モード」が自動的に立
上がるように構成されている。
【0034】通報自動監視装置12からインターフェー
ス131を介してパターン情報が送られてくると、該パ
ターン情報はパターン解析部132に入力され、パター
ンの解析が行われる(ステップS11)。解析結果は、
R/W制御部133、送信付加情報作成部135および
インターフェース138に送られる。
【0035】R/W制御部133は前記解析結果を受け
取ると、これをもとにしてファイル名を求め、該ファイ
ル名から文書情報を読み出す(ステップS12)。読み
出された文書情報は合成部137に送られる。
【0036】送信付加情報作成部135は前記解析結果
を受け取ると、これをもとにして前記パターンに対応す
る付加情報を作成する(ステップS13)。作成された
付加情報は、前記合成部137に送られる。
【0037】合成部137は、送信付加情報作成部13
5で作成された付加情報を、前記文書情報の例えばヘッ
ダ情報として合成する(ステップS14)。
【0038】合成部137からの合成データは、インタ
ーフェース138を介して、ファクシミリ装置14に送
られる。この時、情報文書の宛先に関するデータもファ
クシミリ装置に、例えばコマンドの中に含めて送られる
(ステップS15)。
【0039】インターフェース138はパターン解析部
132からの解析結果を受けとり、ファクシミリ装置1
4に転送する情報文書の種類に応じて、適切な情報文書
宛先を、予め登録されている2種類の宛先パターンの中
から選択する。すなわち、「学校情報発令」および「学
校情報解除」の情報文書宛先は、学校関係の末端FAX
のみであり、他の情報文書の宛先は、学校関係を含めた
予め定められた情報文書通報先の末端FAXとなる。
【0040】なお、前記の実施例では、予めパソコン1
3の情報文書記憶部134に前記パターン情報遷移に対
応する文書情報を格納した後、本発明の動作を開始する
というふうに説明したが、必ずしもその必要はない。す
なわち、予めパソコン13の情報文書記憶部134に前
記パターン遷移に対応する文書情報を格納しないで動作
させると、前記合成部137は、前記R/W制御部13
3からの文書情報無しの空白情報と、前記送信付加情報
作成部135から送られてきた送信付加情報とを合成し
て、インターフェース138に出力することになるが、
前記送信付加情報には通報の種類が含まれているので、
該通報の受信者は何の通報が届いたかを判別することが
できる。
【0041】次に、図1のファクシミリ装置14の動作
を説明する。このファクシミリ装置14としては、富士
ゼロックス製の「Able」(商標名)を使用すると好
適である。 ファクシミリ装置14は、本実施例では、
図1に示されているように、NTTのファクシミリ通信
網15の一斉同報送信サービスに接続されている。この
一斉同報送信サービスは、一度に、最大100個のファ
クシミリ装置(FAX1〜FAX100)に同報送信で
きるようにしたものである。
【0042】該一斉同報送信の他の例として、NTTの
一斉同報送信サービスを使用せずに、通常の中継同報送
信を用いても良い。該中継同報送信は、図9に示されて
いるように、ファクシミリ装置14に予め複数の中継指
示局を割当てておき、各中継指示局に予め同報送信する
複数の末端FAXを登録しておくものである。この中継
同報送信によれば、前記パターン情報に「学校情報」が
含まれている場合には、学校関係の末端FAXが登録さ
れた中継指示局のみが選択される。一方、「学校情報」
が含まれていない場合には、学校関係を含む予め定めら
れた全通報先の末端FAXが登録された中継指示局が選
択される。前記2パターンの中継指示局選択の判断は、
パソコン13により行われる。
【0043】次に、以上の構成からなる本実施例の警報
通達方式の動作を説明する。通報発信局10から光化学
スモッグに関する通報があると、通報自動監視装置12
は該通報のパターンを自動的に検出し、検出したパター
ン情報をパソコン13に転送する。
【0044】パソコン13は該パターン情報を受信する
と、該パターン情報をもとにして情報文書記憶部134
に記憶されている文書情報を読み出すと共に、送信付加
情報を作成する。前記文書情報と送信付加情報とは合成
部137で合成し、コマンドに挿入されたパターンデー
タと共にファクシミリ装置14に送る。ファクシミリ装
置14は前記コマンドに挿入されたパターンデータか
ら、同報送信先の選択を行い、選択された同報送信先の
末端FAXに前記合成データを送信する。
【0045】この結果、各末端FAXには、送信付加情
報が例えばヘッダ部に付加された文書情報を受信するこ
とができる。
【0046】この実施例によれば、通報発信局10から
光化学スモッグ等の通報が発せられると、前記通報自動
監視装置12、パソコン13、ファクシミリ装置14が
自動的に動作して、前記通報を各末端FAXに送付する
ので、人手を必要とせず、かつ早期に送付できるという
効果がある。
【0047】また、送信付加情報に含まれる時間情報は
ファクシミリ装置14においてではなく、パソコン13
で付けられるので、同報送信の成功時の時間ではなく、
パソコン13が前記パターン情報を受信した時間である
ので、警報の発せられた正確な時間を、各末端FAXに
提供することができる。
【0048】また、該送信付加情報に、「ガッコウジョ
ウホウハツレイ」、「ガッコウジョウホウカイジョ」等
の付加情報を含めることにより、パソコンの情報文書記
憶部134に文書情報を格納しておかなくても、各末端
FAXに通報の内容を知らせることができる。
【0049】なお、前記の実施例は、光化学スモッグの
通報を例にして説明したが、本発明はこれに限定され
ず、光化学スモッグ以外の大気汚染の通報、あるいは天
災等の通報にも適用することができることは勿論であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通報発信局から送出された警報の発令、解除
を、自動監視すると共に自動送信できるという効果があ
る。
【0051】また、このため、人手を要さず、早期に末
端FAXに通達を届けることができるという効果があ
る。
【0052】請求項2の発明によれば、文字コード→ビ
ットデータ等の変換ソフトを用いずに、ファクシミリ送
信に適した形式の文書データをパソコン中の記憶部に格
納できるという効果がある。
【0053】請求項3の発明によれば、前記通報発信局
から送出された警報の発令、解除の時間を正確に末端F
AXに伝達できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略システム図である。
【図2】 通報発信局からの通報の種類とパターンを示
す図である。
【図3】 通報自動監視装置の一具体例を示すブロック
図である。
【図4】 パソコンの機能の一具体例を示すブロック図
である。
【図5】 文書情報の一具体例を示す図である。
【図6】 文書情報の他の具体例を示す図である。
【図7】 パソコンに文書を登録する動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】 パソコンから文書情報を自動送信する動作を
説明するためのフローチャートである。
【図9】 ファクシミリ装置から同報送信する他の一具
体例を示すブロック図である。
【図10】 従来の警報通達方式のシステムブロック図
である。
【符号の説明】
10…通報発信局、13…パソコン、14…ファクシミ
リ装置、15…NTTFAX網、FAX1〜FAXn…
末端FAX、134…情報文書記憶部、135…送信付
加情報作成部、137…合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 徹 東京都豊島区東池袋1−21−11 オーク池 袋ビル4階 富士ゼロツクス株式会社城北 営業所内 (72)発明者 杉田 広司 東京都板橋区板橋2−66−1 板橋区役所 内 (72)発明者 石野 健 東京都板橋区板橋2−66−1 板橋区役所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通報発信局から送出された大気汚染、天
    災等の警報の発令、解除を所定の組織または個人に伝達
    するようにした警報通達方式であって、 前記通報発信局から送出された通報を自動受信し、該通
    報のパターンを識別しパターン情報を出力する通報自動
    監視装置と、 前記通報自動監視装置から受信したパターン情報をもと
    に、文書情報を読み出す手段と、該パターン情報をもと
    に、送信付加情報を作成する手段と、前記文書情報に前
    記送信付加情報を合成して出力する手段とを備えたパソ
    コンと、 前記パソコンから受信した合成情報を、予め登録された
    前記組織または個人が有する末端ファクシミリ装置に同
    報送信する中央ファクシミリ装置とからなり、 前記通報発信局からの警報の発令、解除を、自動監視す
    ると共に自動送信するようにしたことを特徴とする警報
    通達方式。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置で読み取った文書
    情報を前記パソコンに送り、該文書情報をパソコン中の
    記憶手段に、前記パターン情報に対応させ、かつビット
    データで格納するようにしたことを特徴とする前記請求
    項1記載の警報通達方式。
  3. 【請求項3】 前記送信付加情報は、少なくとも時間情
    報を含むようにしたことを特徴とする前記請求項1記載
    の警報通達方式。
JP3258759A 1991-09-11 1991-09-11 警報通達方式 Pending JPH0573794A (ja)

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JP3258759A JPH0573794A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 警報通達方式

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014192601A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 中継装置、通信システム及びプログラム
CN106355823A (zh) * 2016-10-29 2017-01-25 安徽省艾佳信息技术有限公司 一种基于室内空气污染的安防系统

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JP2014192601A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 中継装置、通信システム及びプログラム
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