JPH0573752A - 紙幣識別装置 - Google Patents
紙幣識別装置Info
- Publication number
- JPH0573752A JPH0573752A JP3233414A JP23341491A JPH0573752A JP H0573752 A JPH0573752 A JP H0573752A JP 3233414 A JP3233414 A JP 3233414A JP 23341491 A JP23341491 A JP 23341491A JP H0573752 A JPH0573752 A JP H0573752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bill
- unit
- paper money
- banknote
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
- G07F7/04—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙幣識別ユニットに対して紙幣スタッカユニ
ットを上向または下向に付け替えるだけでアップスタッ
ク方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に選
択できるようにする。 【構成】 紙幣スタッカユニット2の内側に一対のプー
リ7、9間に平掛けされた紙幣の搬送ベルト10を内蔵
し、駆動側のプーリ9の軸を外側に延出させ、歯車11
を設ける。上記紙幣スタッカユニット2の一端であって
上記搬送ベルトの紙幣搬入口に紙幣を誘導する案内シュ
ート25を設ける。一方、紙幣識別ユニット3の内側に
は、紙幣の識別手段30および一対のプーリ32、33
間に平掛けされた紙幣の送りベルト34を設け、この送
りベルトの駆動側のプーリ33の駆動軸37の先端に歯
車を設け、上記搬送ベルトの駆動側のプーリとの間に回
転を伝達する。
ットを上向または下向に付け替えるだけでアップスタッ
ク方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に選
択できるようにする。 【構成】 紙幣スタッカユニット2の内側に一対のプー
リ7、9間に平掛けされた紙幣の搬送ベルト10を内蔵
し、駆動側のプーリ9の軸を外側に延出させ、歯車11
を設ける。上記紙幣スタッカユニット2の一端であって
上記搬送ベルトの紙幣搬入口に紙幣を誘導する案内シュ
ート25を設ける。一方、紙幣識別ユニット3の内側に
は、紙幣の識別手段30および一対のプーリ32、33
間に平掛けされた紙幣の送りベルト34を設け、この送
りベルトの駆動側のプーリ33の駆動軸37の先端に歯
車を設け、上記搬送ベルトの駆動側のプーリとの間に回
転を伝達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙幣識別装置に係り、特
に正紙幣を集積ボックス内に集積できる紙幣スタッカユ
ニットの搬送ベルトの紙幣搬入口側に紙幣を誘導する案
内シュートを設け、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタ
ッカユニットを着脱可能に取り付けてアップスタック方
式またはダウンスタック方式のいずれかに切り替えられ
るようにした紙幣識別装置に関する。
に正紙幣を集積ボックス内に集積できる紙幣スタッカユ
ニットの搬送ベルトの紙幣搬入口側に紙幣を誘導する案
内シュートを設け、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタ
ッカユニットを着脱可能に取り付けてアップスタック方
式またはダウンスタック方式のいずれかに切り替えられ
るようにした紙幣識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動販売機や両替機は、挿入され
た紙幣の正偽を識別する紙幣識別装置と、受け入れた正
紙幣のみを収納する紙幣スタッカ装置とを備えている。
この種の紙幣識別装置には、紙幣を下側の挿入口から入
れて識別装置を通して正偽を識別した後上方へ搬送して
識別部の上方に正紙幣をスタックするアップスタック方
式と、紙幣を上側の挿入口から入れて識別装置を通して
正偽を識別した後、下方に正紙幣を誘導して識別部の下
方に正紙幣をスタックするダウンスタック方式との二つ
の方式がある。従来はユーザが購入時にこれらの2つの
方式のいずれかを使用状況を考慮して選択し、自動販売
機の本体に組み込んで使用していた。
た紙幣の正偽を識別する紙幣識別装置と、受け入れた正
紙幣のみを収納する紙幣スタッカ装置とを備えている。
この種の紙幣識別装置には、紙幣を下側の挿入口から入
れて識別装置を通して正偽を識別した後上方へ搬送して
識別部の上方に正紙幣をスタックするアップスタック方
式と、紙幣を上側の挿入口から入れて識別装置を通して
正偽を識別した後、下方に正紙幣を誘導して識別部の下
方に正紙幣をスタックするダウンスタック方式との二つ
の方式がある。従来はユーザが購入時にこれらの2つの
方式のいずれかを使用状況を考慮して選択し、自動販売
機の本体に組み込んで使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置では、アップスタック方式の紙幣識別装置
を選択して設置した後に、何等かの事情により途中から
ダウンスタック方式に切り替えて使用する希望があって
も従来は紙幣識別装置そのものを別のものと交換しなけ
ればならなかった。
た従来の装置では、アップスタック方式の紙幣識別装置
を選択して設置した後に、何等かの事情により途中から
ダウンスタック方式に切り替えて使用する希望があって
も従来は紙幣識別装置そのものを別のものと交換しなけ
ればならなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は、紙幣識別ユニッ
トと紙幣スタッカユニットを着脱可能にし、かつ、紙幣
スタッカユニットを上向または下向にしてもその機能を
損うことなく、紙幣スタッカユニットを上下反転させて
紙幣識別ユニットに対して付け替えるだけでアップスタ
ック方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に
選択できるようにした紙幣識別装置を提供することにあ
る。
トと紙幣スタッカユニットを着脱可能にし、かつ、紙幣
スタッカユニットを上向または下向にしてもその機能を
損うことなく、紙幣スタッカユニットを上下反転させて
紙幣識別ユニットに対して付け替えるだけでアップスタ
ック方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に
選択できるようにした紙幣識別装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による紙幣識別装置は、紙幣の識別手段を有し
一対のプーリ間に平掛けされた紙幣の送りベルトを内蔵
した紙幣識別ユニットと、上記送りベルトを回転駆動す
る駆動モータ装置と、紙幣識別ユニットに対して着脱可
能に装着され、一対のプーリ間に平掛けされた紙幣の搬
送ベルトを内蔵した紙幣スタッカユニットと、上記紙幣
スタッカユニットの一端に固定され上記搬送ベルトの紙
幣搬入口に紙幣を誘導する案内シュートと、紙幣識別ユ
ニットの送りベルトの駆動側プーリの駆動軸と紙幣スタ
ッカユニットの搬送ベルトの駆動側プーリとの間に回転
を伝達する歯車伝達装置とを備えてなることを特徴とす
るものである。
に本発明による紙幣識別装置は、紙幣の識別手段を有し
一対のプーリ間に平掛けされた紙幣の送りベルトを内蔵
した紙幣識別ユニットと、上記送りベルトを回転駆動す
る駆動モータ装置と、紙幣識別ユニットに対して着脱可
能に装着され、一対のプーリ間に平掛けされた紙幣の搬
送ベルトを内蔵した紙幣スタッカユニットと、上記紙幣
スタッカユニットの一端に固定され上記搬送ベルトの紙
幣搬入口に紙幣を誘導する案内シュートと、紙幣識別ユ
ニットの送りベルトの駆動側プーリの駆動軸と紙幣スタ
ッカユニットの搬送ベルトの駆動側プーリとの間に回転
を伝達する歯車伝達装置とを備えてなることを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明による紙幣識別装置をアップスタック方
式で使用するときには、紙幣識別ユニットに対して紙幣
スタッカユニットの搬送ベルトの紙幣搬入口側を下位に
して直立させて結合させる一方、ダウンスタック方式で
使用するときには、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタ
ッカユニットの向きを逆にして紙幣スタッカユニットの
搬送ベルトの紙幣搬入口側を上位にして直立させ結合さ
せる。
式で使用するときには、紙幣識別ユニットに対して紙幣
スタッカユニットの搬送ベルトの紙幣搬入口側を下位に
して直立させて結合させる一方、ダウンスタック方式で
使用するときには、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタ
ッカユニットの向きを逆にして紙幣スタッカユニットの
搬送ベルトの紙幣搬入口側を上位にして直立させ結合さ
せる。
【0007】
【実施例】以下本発明による紙幣識別装置の一実施例を
図面を参照して説明する。図1はアップスタック方式の
紙幣識別装置の縦断面図を示している。全体を符号1で
示した紙幣識別装置は、正紙幣を内部に収容できる紙幣
スタッカユニット2と、その下側に着脱可能に取り付け
られた紙幣識別ユニット3とからなっている。紙幣スタ
ッカユニット2は、スタッカ本体4と、これに対して着
脱可能に取り付けられ、内部に紙幣を集積する集積ボッ
クス5とからなり、スタッカ本体4内には、軸6と共に
回転する上部プーリ7と軸8と共に回転する下部プーリ
9とが上下方向に所定の距離をおいて回転可能に配置さ
れている。さらに、スタッカ本体4には前記集積ボック
ス5が取り付けられているか否か検知するスイッチが設
けられている。プーリ7および9の回りには一対の搬送
ベルト10が間隔をあけて平行掛けされている。前記軸
8はスタッカ本体4の両側壁を貫通して側方へ延出し、
その先端に従動歯車11が両側に取り付けられている。
図3から明らかなように、従動歯車11は、軸12を中
心として回転するアイドル歯車13と噛み合っている。
図面を参照して説明する。図1はアップスタック方式の
紙幣識別装置の縦断面図を示している。全体を符号1で
示した紙幣識別装置は、正紙幣を内部に収容できる紙幣
スタッカユニット2と、その下側に着脱可能に取り付け
られた紙幣識別ユニット3とからなっている。紙幣スタ
ッカユニット2は、スタッカ本体4と、これに対して着
脱可能に取り付けられ、内部に紙幣を集積する集積ボッ
クス5とからなり、スタッカ本体4内には、軸6と共に
回転する上部プーリ7と軸8と共に回転する下部プーリ
9とが上下方向に所定の距離をおいて回転可能に配置さ
れている。さらに、スタッカ本体4には前記集積ボック
ス5が取り付けられているか否か検知するスイッチが設
けられている。プーリ7および9の回りには一対の搬送
ベルト10が間隔をあけて平行掛けされている。前記軸
8はスタッカ本体4の両側壁を貫通して側方へ延出し、
その先端に従動歯車11が両側に取り付けられている。
図3から明らかなように、従動歯車11は、軸12を中
心として回転するアイドル歯車13と噛み合っている。
【0008】前記搬送ベルト10の内側には、紙幣の押
し込み装置14が設けられている。この押し込み装置1
4は搬送ベルト10によって紙幣通路15に沿って送ら
れてきた紙幣を側方へ押圧するための押し板16と、こ
の押し板16の背面に対して一端が枢着され、他端が長
孔を介して固定軸17に取り付けられた一対のリンク棒
18、19と、回転中心20回りをモータ駆動される偏
心カム21とから構成されている。このスタック用のモ
ータには、その駆動を検知するキャリヤスイッチが設け
られている。また、上記押し板16はコイルスプリング
22、22により、押し込み装置14の側へばね付勢さ
れている。前記集積ボックス5の内側には圧縮板23が
配置され、ばね棒24によって、図の左方へ付勢されて
いる。また、集積ボックス5の下側には正紙幣を偏向さ
せて搬送ベルト10に向かって誘導する案内シュート2
5が取り付けられている。
し込み装置14が設けられている。この押し込み装置1
4は搬送ベルト10によって紙幣通路15に沿って送ら
れてきた紙幣を側方へ押圧するための押し板16と、こ
の押し板16の背面に対して一端が枢着され、他端が長
孔を介して固定軸17に取り付けられた一対のリンク棒
18、19と、回転中心20回りをモータ駆動される偏
心カム21とから構成されている。このスタック用のモ
ータには、その駆動を検知するキャリヤスイッチが設け
られている。また、上記押し板16はコイルスプリング
22、22により、押し込み装置14の側へばね付勢さ
れている。前記集積ボックス5の内側には圧縮板23が
配置され、ばね棒24によって、図の左方へ付勢されて
いる。また、集積ボックス5の下側には正紙幣を偏向さ
せて搬送ベルト10に向かって誘導する案内シュート2
5が取り付けられている。
【0009】一方、紙幣識別ユニット3は、図2に示さ
れたように、上部フレーム26と、下部フレーム27と
を有し、両者の間に挿入口28および水平な紙幣通路2
9が形成されている。この紙幣通路29の入口には、紙
幣の挿入を検出する入口センサが設けられ、またその通
路29の上側には、紙幣の正偽を識別するための手段と
して磁気ヘッド30が設けられている。さらにこの紙幣
通路29中には、紙幣の正偽を識別するフォトセンサが
複数設けられている。この磁気ヘッド30の対向側には
ヘッド押圧ローラ31が配置されている。このヘッド押
圧ローラ31の前後には従動プーリ32および駆動プー
リ33が配置され、これらのプーリの間に送りベルト3
4が平掛けされている。また、従動プーリ32の上には
ガイドローラ35が載置される一方、駆動プーリ33の
上にはガイドローラ36が載置されている。駆動プーリ
33の中心には駆動軸37が直結され、その軸上にはウ
オームホイール38が結合され、このウオームホイール
38はウオーム39と噛み合っている。ウオーム39
は、複数の歯車からなる減速機構40を介して駆動モー
タ41によって回転駆動される。
れたように、上部フレーム26と、下部フレーム27と
を有し、両者の間に挿入口28および水平な紙幣通路2
9が形成されている。この紙幣通路29の入口には、紙
幣の挿入を検出する入口センサが設けられ、またその通
路29の上側には、紙幣の正偽を識別するための手段と
して磁気ヘッド30が設けられている。さらにこの紙幣
通路29中には、紙幣の正偽を識別するフォトセンサが
複数設けられている。この磁気ヘッド30の対向側には
ヘッド押圧ローラ31が配置されている。このヘッド押
圧ローラ31の前後には従動プーリ32および駆動プー
リ33が配置され、これらのプーリの間に送りベルト3
4が平掛けされている。また、従動プーリ32の上には
ガイドローラ35が載置される一方、駆動プーリ33の
上にはガイドローラ36が載置されている。駆動プーリ
33の中心には駆動軸37が直結され、その軸上にはウ
オームホイール38が結合され、このウオームホイール
38はウオーム39と噛み合っている。ウオーム39
は、複数の歯車からなる減速機構40を介して駆動モー
タ41によって回転駆動される。
【0010】前記駆動軸37は、ケーシングの外壁を貫
通して側方へ延び、その軸端には、図3から明らかなよ
うに、大きい歯数の大歯車42と小さい歯数の小歯車4
3とが同軸的に取り付けられている。上記大歯車42
は、軸44を中心として回転する同じ歯数の大歯車45
と噛み合っており、軸44上には歯車43と同数の歯数
の歯車46が取り付けられている。また、紙幣識別ユニ
ット3には、図2から明らかなように、上部ブラケット
47と中間ブラケット48と下部ブラケット49とが一
体的に設けられており、紙幣スタッカユニット2に対し
てボルトで固定されるようになっている。なお、符号5
0は紙幣の引き抜きを阻止するシャッターを示し、この
シャッターは駆動ソレノイド51によって駆動され、こ
のシャッターには、その動きを検出するフォトインタラ
プタースイッチが取り付けられている。また、符号52
は引き抜き防止爪を示している。
通して側方へ延び、その軸端には、図3から明らかなよ
うに、大きい歯数の大歯車42と小さい歯数の小歯車4
3とが同軸的に取り付けられている。上記大歯車42
は、軸44を中心として回転する同じ歯数の大歯車45
と噛み合っており、軸44上には歯車43と同数の歯数
の歯車46が取り付けられている。また、紙幣識別ユニ
ット3には、図2から明らかなように、上部ブラケット
47と中間ブラケット48と下部ブラケット49とが一
体的に設けられており、紙幣スタッカユニット2に対し
てボルトで固定されるようになっている。なお、符号5
0は紙幣の引き抜きを阻止するシャッターを示し、この
シャッターは駆動ソレノイド51によって駆動され、こ
のシャッターには、その動きを検出するフォトインタラ
プタースイッチが取り付けられている。また、符号52
は引き抜き防止爪を示している。
【0011】次に図3および図4を参照してアップスタ
ック方式とダウンスタック方式の使用の態様を説明す
る。図3はアップスタック方式による使用の態様を示し
ており、(A)(B)は分解した状態を、また、(C)
は組み立てた状態を示している。紙幣スタッカユニット
2を、プーリ9がプーリ7の下位になるような向きに直
立させ、これを紙幣識別ユニット3に対して、図の右方
から左方に向かって嵌め込む。このとき小歯車46とア
イドル歯車13とが噛み合うことが重要である。そし
て、紙幣スタッカユニット2が紙幣識別ユニット3に対
して正規の位置に取り付いたところで止めボルト53、
54、55を順次固定する。
ック方式とダウンスタック方式の使用の態様を説明す
る。図3はアップスタック方式による使用の態様を示し
ており、(A)(B)は分解した状態を、また、(C)
は組み立てた状態を示している。紙幣スタッカユニット
2を、プーリ9がプーリ7の下位になるような向きに直
立させ、これを紙幣識別ユニット3に対して、図の右方
から左方に向かって嵌め込む。このとき小歯車46とア
イドル歯車13とが噛み合うことが重要である。そし
て、紙幣スタッカユニット2が紙幣識別ユニット3に対
して正規の位置に取り付いたところで止めボルト53、
54、55を順次固定する。
【0012】この状態で紙幣を挿入口28より挿入する
と、紙幣は送りベルト34により内部に供給され、途
中、磁気ヘッド30等で紙幣の真偽が判別され、正紙幣
は案内シュート25に沿って上方へ送られ、搬送ベルト
10によって引き込まれ、正規の位置に達したところで
スタック用モータの駆動による偏心カム21の回転によ
って押し込み装置14の押し板16の作用で集積ボック
ス5内へ収容される。
と、紙幣は送りベルト34により内部に供給され、途
中、磁気ヘッド30等で紙幣の真偽が判別され、正紙幣
は案内シュート25に沿って上方へ送られ、搬送ベルト
10によって引き込まれ、正規の位置に達したところで
スタック用モータの駆動による偏心カム21の回転によ
って押し込み装置14の押し板16の作用で集積ボック
ス5内へ収容される。
【0013】一方、図4はダウンスタック方式による使
用の態様を示しており、(A)(B)は分解した状態
を、また、(C)は組み立てた状態を示している。紙幣
スタッカユニット2をプーリ9がプーリ7の上位になる
ような向きに直立させ、これを紙幣スタッカユニット3
に対して、図の右方から左方へ嵌め込む。この時小歯車
43とアイドル歯車13とが噛み合うことが重要であ
る。そして、紙幣スタッカユニット2が紙幣識別ユニッ
ト3に対して正規の位置に取り付けたところで止めボル
ト53、54、55を順次固定する。
用の態様を示しており、(A)(B)は分解した状態
を、また、(C)は組み立てた状態を示している。紙幣
スタッカユニット2をプーリ9がプーリ7の上位になる
ような向きに直立させ、これを紙幣スタッカユニット3
に対して、図の右方から左方へ嵌め込む。この時小歯車
43とアイドル歯車13とが噛み合うことが重要であ
る。そして、紙幣スタッカユニット2が紙幣識別ユニッ
ト3に対して正規の位置に取り付けたところで止めボル
ト53、54、55を順次固定する。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタッカユニッ
トの紙幣搬送ベルトの紙幣搬入口側を着脱自在に取り付
け、紙幣識別ユニットの送りベルトの駆動ギヤの回転を
歯車伝動機構を介して搬送ベルトの従動歯車に伝達する
ようにしたので、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタッ
カユニットを上下反転して付け替えるだけでアップスタ
ック方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に
実現できる。
よれば、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタッカユニッ
トの紙幣搬送ベルトの紙幣搬入口側を着脱自在に取り付
け、紙幣識別ユニットの送りベルトの駆動ギヤの回転を
歯車伝動機構を介して搬送ベルトの従動歯車に伝達する
ようにしたので、紙幣識別ユニットに対して紙幣スタッ
カユニットを上下反転して付け替えるだけでアップスタ
ック方式またはダウンスタック方式のいずれかを容易に
実現できる。
【図1】本発明の紙幣識別装置の一実施例を示した縦断
面図。
面図。
【図2】本発明の紙幣識別ユニットの縦断面図。
【図3】アップスタック方式による紙幣スタッカユニッ
トと紙幣識別ユニットの分解および組み立て状態を示し
た説明図。
トと紙幣識別ユニットの分解および組み立て状態を示し
た説明図。
【図4】ダウンスタック方式による紙幣スタッカユニッ
トと紙幣識別ユニットの分解および組み立て状態を示し
た説明図。
トと紙幣識別ユニットの分解および組み立て状態を示し
た説明図。
2 紙幣スタッカユニット 3 紙幣識別ユニット 7 上部プーリ 8 下部プーリ 10 搬送ベルト 11 従動歯車 13 アイドル歯車 30 磁気ヘッド 32 従動プーリ 33 駆動プーリ 34 送りベルト 42 歯車 43 歯車
Claims (3)
- 【請求項1】紙幣の識別手段を有し一対のプーリ間に平
掛けされた紙幣の送りベルトを内蔵した紙幣識別ユニッ
トと、上記送りベルトを回転駆動する駆動モータ装置
と、紙幣識別ユニットに対して着脱可能に装着され、一
対のプーリ間に平掛けされた紙幣の搬送ベルトを内蔵し
た紙幣スタッカユニットと、上記紙幣スタッカユニット
の一端に固定され上記搬送ベルトの紙幣搬入口に紙幣を
誘導する案内シュートと、紙幣識別ユニットの送りベル
トの駆動側プーリの駆動軸と紙幣スタッカユニットの搬
送ベルトの駆動側プーリとの間に回転を伝達する歯車伝
達装置とを備えてなる紙幣識別装置。 - 【請求項2】紙幣識別ユニットと紙幣スタッカユニット
を分離着脱可能に構成した紙幣識別装置において、紙幣
を識別するための機構を前記紙幣識別ユニット側に設け
たことを特徴とする紙幣識別装置。 - 【請求項3】紙幣識別ユニットと紙幣スタッカユニット
を着脱可能に構成した紙幣識別装置において、前記紙幣
の識別ユニットとスタッカユニットとの紙幣搬送のため
の伝達機構をベルトを介して搬送動力を伝達するように
したことを特徴とする紙幣識別装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03233414A JP3135628B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 紙幣識別装置 |
KR1019920016471A KR960001448B1 (ko) | 1991-09-12 | 1992-09-09 | 지폐식별장치 |
DE69202421T DE69202421T2 (de) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Vorrichtung zum Erfassen der Echtheit von Banknoten. |
EP92115450A EP0531983B1 (en) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Bill discriminating apparatus |
ES92115450T ES2073830T3 (es) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Aparato para autentificar billetes de banco. |
US07/943,431 US5333714A (en) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Bill discriminating apparatus |
CA002077946A CA2077946C (en) | 1991-09-12 | 1992-09-10 | Bill discriminating apparatus |
AU23529/92A AU651492B2 (en) | 1991-09-12 | 1992-09-11 | Bill discriminating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03233414A JP3135628B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 紙幣識別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573752A true JPH0573752A (ja) | 1993-03-26 |
JP3135628B2 JP3135628B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16954690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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