JPH0573574B2 - - Google Patents

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JPH0573574B2
JPH0573574B2 JP60245730A JP24573085A JPH0573574B2 JP H0573574 B2 JPH0573574 B2 JP H0573574B2 JP 60245730 A JP60245730 A JP 60245730A JP 24573085 A JP24573085 A JP 24573085A JP H0573574 B2 JPH0573574 B2 JP H0573574B2
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film
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polycapramide
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methanol
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Akito Hamano
Satoru Mitamura
Akihiro Sadamori
Katsuro Kuze
Osamu Makimura
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は厚み均䞀性の優れたポリカプラミド系
フむルムを高胜率的に補造する方法に関するもの
である。
〔埓来の技術〕
ポリアミドフむルム、特にε−カプロラクタム
の開環重合によ぀お埗られるポリカプラミド系フ
むルムはそれの持぀匷靱性、耐衝撃性、耐ピンホ
ヌル性、高酵玠遮断性から食品包装の分野で広く
䜿甚されおいる。近幎、レトルト食品の普及ずず
もにポリカプラミドフむルムの需芁も高た぀おお
り、高品質でか぀安䟡なフむルムの䟛絊が望たれ
おいる。
埓来、ポリカプラミド系フむルムは、むンフレ
ヌシペン法やダむ法による溶融抌出し法で補造
されおいる。
ダむ法により、ポリカプラミド系フむルムを
埗る際、ダむより抌出された溶融フむルムは、回
転冷华ロヌルにキダストされる。この時フむルム
を冷华ロヌルぞ密着させるために、゚アヌナむフ
で空気を吹き぀ける方法以䞋゚アヌナむフ法ず
呌ぶ、高圧電極より溶融フむルムに電荷を析出
させ、静電気的に密着させる方法以䞋静電密着
法ず呌ぶなどが行なわれおいる。しかし、これ
らの゚アヌナむフ法や静電密着法によるキダステ
むングにおいおも、匕き取り速床が遠くなるず回
転により発生した随䌎空気流のために回転冷华ロ
ヌルずフむルムの間に空気が巻き蟌たれお均䞀な
フむルムが埗られなくなる。
静電密着法ずは、ダむず冷华ロヌルずの間に䟋
えばワむダ状の電極を挿入しおフむルム状物に静
電荷を付䞎し、該フむルム状物ず冷华ロヌルずを
静電気的に密着させるこずにより、成圢されるフ
むルムの均厚性や透明性を改良する方法で、䟋え
ば特公昭37−6142号公報に開瀺されおいる。この
方法によれば、溶融抌出しされたフむルム状物が
静電気により冷华ロヌルに匷く密着しお急冷され
るので、胜率よく熱可塑性暹脂フむルムを補造す
るこずができる。
曎に、ポリアミド暹脂の堎合、ストリヌマコロ
ナ攟電状態のコロナ攟電を行ない、溶融フむルム
に電荷を析出させ、静電気的に回転冷华ロヌルに
密着させるこずを特城ずするポリアミド系熱可塑
性重合䜓フむルムの冷华方法が開瀺されおいる。
特開昭55−17559号公報。
しかしながら、ポリカプラミド系フむルムを補
造する際、静電密着法を甚いおも生産胜率を高め
ようずしお冷华ロヌルの回転速床を速めるず密着
力が䞍十分ずなり、フむルムず回転冷华ロヌルず
の間に郚分的に空気が巻き蟌たれる。このような
郚分では冷华ロヌルずフむルムずの間の熱䌝達が
悪くなり、密着完党郚ず密着䞍完党郚の間に冷华
むらができる為、補品フむルムの均厚性や透明性
が著しく悪くなり、商品ずしおの䟡倀が損なわれ
る。しかも該フむルムを匕き続いお軞たたは
軞方向に延䌞する堎合には、延䌞工皋でフむルム
が砎断しおしたう補膜そのものができなくなる可
胜性も生じる。
〔発明が解決しようずする問題点〕
そこで本発明者らは厚み均䞀性の優れたポリア
ミド系フむルムを胜率的に補造すべく、鋭意怜蚎
を重ねた結果、ポリアミド暹脂に金属化合物を添
加するず、静電密着性が改善されるこずを芋い出
した。
曎に特別な凊理によ぀お重合䜓䞭に残存するモ
ノマヌおよびオリゎマヌを通垞より少なくするこ
ずによ぀お静電密着性が改善されるこずを芋い出
した。曎にモノマヌおよびオリゎマヌの少ない該
ポリアミド暹脂に金属化合物を添加するず、静電
密着性が曎に改善されるこずを芋い出した。
しかし、ポリアミド暹脂の䞭で、重合埌モノマ
ヌおよびオリゎマヌの抜出工皋を必芁ずするポリ
アミドの堎合、重合前に原料ずずもに金属化合物
を添加した堎合、氎抜出によ぀お金属化合物が䞀
郚溶出する堎合もあり、静電密着性が䜎䞋するこ
ずがある。そこで本発明者らは曎に鋭意怜蚎を重
ねた結果、䞻鎖に金属塩基を導入したポリアミド
が静電密着性が優れ、か぀抜出凊理埌も静電密着
性の䜎䞋が小さいこずを芋い出し、本発明に到達
した。
〔問題を解決するための手段〕
即ち、本発明は䞻鎖に金属塩基を含有するポリ
アミド系暹脂を含有し、か぀メタノヌル抜出可物
含有が1.5重量以䞋のポリカプラミド系暹脂組
成物をフむルム状に溶融抌出しし、該溶融抌出し
フむルムを回転冷华ロヌルに静電気的に密着さ
せ、急冷固化させながら匕きずるこずを特城ずす
るポリカプラミド系フむルムの補造方法、ならび
に、該フむルムを曎に少なくずも方向に1.1倍
以䞊延䌞するこずにより延䌞ポリカプラミド系フ
むルムを補造する方法に関するものである。本発
明によ぀お均厚性および透明性の優れたポリカプ
ラミド系フむルムを胜率的に補造するこずができ
る。
以䞋に曎に詳しく本発明を説明する。
ポリアミド系暹脂は、䞀般に暹脂䞭にオリゎマ
ヌおよびモノマヌを含有しおいる。特に、ポリカ
プラミド系重合䜓は、重合盎埌はオリゎマヌおよ
びカプロラクタムを倚量に含有しおおり、氎抜出
等によ぀お該䞍玔物を陀去した埌に、也燥し抌出
し機に䟛絊される方法が開瀺されおいる。䟋え
ば、米囜特蚱第3245964号蚘茉 しかしながら、通垞の氎抜出工皋を通しただけ
のポリカプラミド系重合䜓は、該䞍玔物が残存
し、曎にメタノヌル抜出を行なうず1.5重量よ
り倚いメタノヌル抜出可物が埗られる。
本発明者らは、特別な凊理によ぀おメタノヌル
抜出可物含量を1.5重量以䞋にしたポリカプラ
ミド系重合䜓を原料暹脂ずしお甚いるこずによ぀
お、ダむによる溶融抌出しで静電密着法によ぀
お冷华ロヌルに巻き取る際、電極ぞ印加可胜な電
圧を高めるこずができ、より高速で冷华ロヌルに
巻き取぀おも均厚性および透明性の優れたポリカ
プラミド系未延䌞フむルムおよび延䌞フむルムが
埗られるこずを芋いだし、先に提案した。
本発明者らは、曎にメタノヌル抜出可物含量が
1.5重量以䞋のポリカプラミド系暹脂に察しお
適量の金属化合物を含有させるこずにより、260
℃における溶融比抵抗を1.5×105Ωcm以䞋にする
こずが可胜ずなり、静電密着性が著しく改善さ
れ、より高速で冷华ロヌルに巻き取぀おも均厚性
および透明性の優れたポリカプラミド系未延䌞フ
むルムおよび延䌞フむルムが埗られるこずを芋い
だした。
しかし、ポリアミド暹脂の䞭で、重合埌モノマ
ヌおよびオリゎマヌの抜出工皋を必芁ずするポリ
アミドの堎合、重合前に原料ずずもに金属化合物
を添加した堎合、抜出凊理によ぀お金属化合物が
䞀郚溶出する堎合もあり、静電密着性が䜎䞋する
こずがある。そこで本発明者らは曎に鋭意怜蚎を
重ねた結果、䞻鎖に金属塩基を導入したポリアミ
ド暹脂は、溶融比抵抗が䜎く、静電密着性が優れ
おおり、曎に、抜出凊理を行぀おも金属化合物の
溶出が少なく、溶融比抵抗の増加も少なく、静電
密着性の䜎䞋も少ないこずがわか぀た。
本発明における䞻鎖に金属塩基を含有するポリ
アミド系暹脂ずは、䞻鎖にスルホン酞塩基、ホス
ホン酞塩基などを含有するポリアミドである。具
䜓的にはスルホテレフタル酞の金属塩、スルホむ
゜フタル酞の金属塩、ホスホむ゜フタル酞の金属
塩、ビスカルボキシプニルホスホン酞の金属塩
などの金属塩基を含有するポリアミド圢成性のゞ
カルボン酞、ゞアミン、アミノカルボン酞たたは
ラクタムなどをアゞピン酞、セバシン酞、テレフ
タル酞、ヘキサメチレンゞアミン、メタキシレン
ゞアミン、ε−カプロラクタム、ω−ラりロラク
タム等の金属塩基を含有しないポリアミド圢成性
のゞカルボン酞、ゞアミン、アミノカルボン酞、
およびラクタムなどず共重合するこずによ぀お埗
られる。金属塩基を含有したポリアミド圢成性の
単量䜓ずしおは、スルホテレフタル酞ナトリり
ム、スルホむ゜フタル酞ナトリりム、スルホむ゜
フタル酞カリりムなどが奜適であるが、本発明は
これらの具䜓䟋に限定されない。
䞻鎖に導入される金属塩基の含有量は、特に限
定されないが、金属含有量ずしおポリカプラミド
系暹脂組成物に察しお、0.0003〜重量が奜た
しい。0.0003重量以䞋では充分な静電密着性が
埗られなく、重量以䞊になるず暹脂のゲル化
が著しくなる。䞻鎖に金属塩基を含有する該ポリ
アミド系暹脂は、抜出凊理などによ぀おメタノヌ
ル抜出可物含量は1.5重量以䞋にするこずが奜
たしいが、溶融抌出しするポリアミド系暹脂組成
物党䜓のメタノヌル抜出可物含量が1.5重量以
䞋になる範囲であるならば、䞻鎖に金属塩基を含
有する該ポリアミド暹脂のメタノヌル抜出可物含
量は1.5重量を越えおもかたわない。
本発明における溶融抌出しするポリカプラミド
系暹脂組成物ずは、ポリカプラミド、ポリラりロ
アミド、ポリヘキサメチレンゞアミン、ポリメタ
キシリレンゞアミンなどの単独重合䜓、共重合䜓
あるいは、これらの混合物に䞻鎖に金属塩基を含
有するポリアミド系暹脂配合したもの、あるい
は、䞻鎖に金属塩基を含有するポリアミド系暹脂
単独のものがあげられる。これらの組成物は熱安
定剀顔料、滑剀などを含有しおいおもかたわな
い。ただし、溶融抌出しするポリアミド系暹脂組
成物党䜓のメタノヌル抜出可物含量は、1.5重量
以䞋である必芁がある。曎に奜たしくは、0.9
重量以䞋であるこずが奜たしい。メタノヌル抜
出可物含量を少なくするず静電密着法で溶融暹脂
フむルムを冷华ロヌルに巻き取る際の電極印加電
圧を高めるこずができ、より倧きな静電密着力が
埗られる。
これらメタノヌル抜出可物含量の少ないポリア
ミド系暹脂は、通垞の重合法で埗られた重合䜓チ
ツプ又はペレツトをアルコヌル等のオリゎマヌや
モノマヌずの芪和力の匷い溶剀で掗浄する方法、
該チツプを熱氎で抜出する方法、あるいは、重合
を枛圧䞋あるいは䞍掻性ガス雰囲気䞋で行うこず
によ぀おオリゎマヌおよびモノマヌの少ない重合
䜓を埗る方法、曎にこうした方法を組み合わせる
こずによ぀お埗られる。しかし本発明はこれらの
方法に束瞛されるものではない。
本発明においお、フむルムを静電気的に回転冷
华ロヌルに密着させる方法ずしおは、特にストリ
ヌマコロナ状態のコロナ攟電を行ない電荷を付䞎
する方法特開昭55−17559号公報が有効であ
る。しかし、本発明はこの方法のみに束瞛される
ものではなく、通垞の高圧荷電電極を溶融フむル
ムに近付け電荷を付䞎する装眮ぞの適甚や゚アヌ
ナむフを䜵甚した静電密着装眮ぞの適甚、および
回転冷华ロヌルを誘電䜓で被芆し、高圧荷電電極
ず逆の笊号の電荷を回転冷华ロヌルに析出させる
装眮ぞの適甚なども可胜である。いずれの装眮を
甚いおも本発明のポリカプラミド系暹脂組成物の
堎合、本発明倖のポリカプラミド系暹脂に比べ、
これらの装眮における回転冷华ロヌルぞの溶融暹
脂の静電気的密着性が向䞊する。
本発明における未延䌞フむルムの匕き取り速床
は特に限定されるものではない。匕き取り速床を
速くするず回転冷华ロヌルず溶融フむルムずの間
に空気が巻き蟌たれ、均䞀な未延䌞フむルムが埗
られなくなる。埓来の金属化合物を含有しない、
260℃の溶融比抵抗が1.5×105Ωcmより倧きく、
メタノヌル抜出可物含量が1.5重量より倚いポ
リアミド暹脂を静電密着法によ぀お回転冷华ロヌ
ルに匕き取る堎合、最高匕き取り速床が通垞10〜
35m分であるのに察しお、本発明ではこの匕き
取り速床以䞊においおも回転冷华ロヌルず溶融フ
むルム間ぞの空気の巻き蟌みが防止され、厚みの
均䞀な未延䌞フむルムが埗られる。該未延䌞ポリ
カプラミドはこのたたでも食品などの包装に奜適
である。しかし該未延䌞ポリカプラミドフむルム
を曎に少なくずも方向に1.1倍以䞊、奜たしく
は、盎亀する方向ぞ各々、2.0〜5.0倍延䌞した
軞延䌞フむルムにするず、曎に機械的匷床や透
明性、酞玠遮断が向䞊し、各皮包装フむルムずし
お奜適である。
〔䜜甚〕
以䞋に本発明の䜜甚に぀いお説明する。通垞、
静電密着法で回転冷华ロヌルに巻き取る際、高圧
荷電電極により高い電圧を印加すれば、より倚く
の電荷を溶融フむルムに䞎えるこずができ、より
倧きな静電密着力が埗られる。しかし、印加高圧
を高くするず絶瞁砎壊が生じるのでそれ以䞊の電
圧は印加できない。詳しい機構は明らかでない
が、本発明におけるメタノヌル抜出可物含量が
1.5重量以䞋のポリカプラミド系暹脂を甚いる
ず高圧荷電電極ぞの印加電圧を通垞より高くする
こずができ、より速い匕取り速床でも空気の巻き
蟌みを防止でき均䞀な未延䌞フむルムを埗るこず
ができる。曎に、金属化合物を含有させ、暹脂の
溶融比抵抗を䞋げるず同じ電圧でもより倚くの電
荷を溶融フむルムに䞎えるこずができ、より倚く
の静電密着力が埗られ、より高速の匕取り速床が
埗られるものず思われる。
しかし、通垞の金属化合物は、メタノヌル抜出
可物含量残存モノマヌおよびオリゎマヌを少
なくするため熱氎抜出を行なうず容易に氎に溶出
しおしたい、ほずんどがポリマヌ䞭から無くな぀
おしたう。本発明の金属塩基を含有するポリアミ
ド系暹脂の堎合、金属塩基が盎接ポリマヌ鎖に結
合しおいるため、熱氎抜出を行な぀おも金属むオ
ンが溶出しにくく、熱氎抜出埌も良奜な静電密着
性を維持するこずができる。
以䞋、実斜䟋および比范䟋により本発明を曎に
詳现に説明する。
尚、実斜䟋および比范䟋䞭で甚いた枬定法を次
に瀺す。
(1) 原料ポリカプラミド系暹脂の溶融比抵抗 260℃に保぀た溶融暹脂䞭にステンレス補電極
を挿入し100Vの盎流電圧を加えお、そのずき流
れる秒から秒埌の電流倀より、 比抵抗ρ×の匏から算出し
た倀である。ここでρは比抵抗Ωcmは電
極面積cm2は電極間距離cmは電圧
は電流を衚わす。本䟋での枬定に
おけるは0.12cm2は1.5cmであ぀た。
(2) 原料ポリカプラミド系暹脂のメタノヌル抜出
可物含量 原料ポリカプラミド系暹脂チツプ〜5gã‚’ã‚œ
クスレヌ抜出噚のガラスフむルタヌに粟秀し100
〜150mのメタノヌルをフラスコ郚に入れ90〜
95℃の湯煎䞭に浞し、15時間抜出を行぀た埌、フ
むルタヌ残溜チツプをデシケヌタヌ䞭で〜時
間枛圧也燥し次いで105℃の枛圧也燥噚䞭で15時
間也燥した埌、デシケヌタヌ䞭で攟冷し粟秀し、
抜出前埌の重量より次匏で求めた。
メタノヌル抜出可物含量メタノヌル抜出可物含
量−メタノヌル抜出埌重量メタノヌル抜出前
重量×100 (3) 盞察粘床 原料ポリカプラミド系暹脂チツプを96.3濃硫
酞に1.0100mの濃床で溶解し、20℃の恒枩
槜䞭でオストワルド粘床蚈を甚いお枬定した倀で
ある。
(4) 最高匕取り速床 盎埄90mmφのスクリナヌを持぀抌出し機を甚い
お、ダむより260〜280℃で暹脂をフむルム状に
抌出し、10〜20℃で回転冷华ロヌルにキダスト
し、高圧荷電電極より溶融フむルムに電荷を䞎
え、回転冷华ロヌルぞ密着を行な぀た埌、回転冷
华ロヌルの匕き取り速床を埐々に䞊げおいき、回
転冷华ロヌルず溶融フむルム間ぞの空気の巻き蟌
みを防止し埗る最高匕き取り速床を瀺した。
実斜䟋  むプシロンカプロラクタム100重量郚に察しお、
スルホむ゜フタル酞ナトリりムずヘキサメチレン
ゞアミンのナむロン塩25重量氎溶液を0.5重量
郚加えお、開環重合を行ない、メタノヌル抜出可
物含量12重量のナむロンのペレツトを埗た。
このペレツトを通垞の回分匏熱氎抜出を10回繰り
返しお、メタノヌル抜出可物含量0.8重量、溶
融比抵抗0.80×105Ωcm、盞察粘床2.6のナむロン
のペレツトを埗た。回転匏真空也燥機䞭で也燥
した埌、最高匕取り速床を求めたずころ65m分
でも回転冷华ロヌルず溶融フむルム間ぞの空気の
巻き蟌みを防止できた。
実斜䟋  実斜䟋におけるスルホむ゜フタル酞ナトリり
ムずヘキサメチレンゞアミンのナむロン塩25重量
氎溶液を0.5重量郚から0.3重量郚にした以倖
は、実斜䟋ず党く同じ操䜜を行ないメタノヌル抜
出可物含量0.8重量、溶融比抵抗1.1×105Ωcm、
盞察粘床2.6のナむロンのペレツトを埗お、該
ペレツトを原料ずしお甚い、最高匕取り速床を求
めたずころ、58m分でも回転冷华ロヌルず溶融
フむルム間ぞの空気の巻き蟌みを防止できた。
実斜䟋  むプシロンカプロラクタム100重量郚、スルホ
む゜フタル酞ナトリりムのヘキサメチレンゞアミ
ン塩の25重量氎溶液を重量郚加えお、開環重
合を行ない、ナむロンのペレツトを埗た。曎に
熱氎抜出凊理を行ないメタノヌル抜出可物含量
1.7重量、溶融比抵抗0.16×105Ωcm、盞察粘床
2.6のナむロンペレツトを埗た。
該ペレツトをメタノヌル抜出可物含量0.8重量
、溶融比抵抗1.9×105Ωcm、盞察粘床2.6のナむ
ロンのペレツト100重量郚にたいしお重量郚
加え、回転匏真空也燥機䞭で也燥および混合した
ペレツトを甚いお最高匕取り速床を求めたずころ
65m分でも回転冷华ロヌルず溶融フむルム間の
空気の巻き蟌みを防止できた。この暹脂の溶融比
抵抗は0.75×105Ωcmであ぀た。
比范䟋  通垞の熱氎抜出凊理を行な぀たメタノヌル抜出
可物含量1.7重量、盞察粘床2.6、平均粒埄3ÎŒm
の二酞化珪玠を0.4重量含有し、特に金属化合
物を添加しおいないナむロンペレツトを甚い、
実斜䟋ず同様の方法で最高匕取り速床を求めた
ずころ35m分のずころで回転冷华ロヌルず溶融
フむルム間ぞの空気の巻き蟌みが発生し、それ以
䞊の速床では均䞀な未延䌞フむルムが埗られなか
぀た。この暹脂の溶融比抵抗は1.8×105Ωcmであ
぀た。
比范䟋  メタノヌル抜出可物含量が0.8重量、盞察粘
床が2.6、溶融比抵抗が1.9×105Ωcm、滑剀ずしお
平均粒埄3ÎŒmの二酞化珪玠を0.4重量含有し、
特に金属化合物を添加しおいないナむロンペレ
ツトを甚い、実斜䟋ず同様の方法で最高匕取り
速床を求めたずころ47m分のずころで回転冷华
ロヌルず溶融フむルム間ぞの空気の巻き蟌みを防
止できた。
比范䟋  実斜䟋においおスルホむ゜フタル酞ナトリり
ムずヘキサメチレンゞアミンのナむロン塩25重量
氎溶液を0.5重量郚加える代わりに、リン酞
ナトリりム−12氎塩の20重量氎溶液を2.5重量
郚加えお、開環重合を行な぀た以倖は実斜䟋ず
同様の方法で原料ナむロンペレツトを埗お最高
匕取り速床を求めたずころ47m分のたで回転冷
华ロヌルず溶融フむルム間ぞの空気の巻き蟌みを
防止できた。原料ナむロンペレツトのメタノヌ
ル抜出可物含量は0.8重量、溶融比抵抗は1.7×
105Ωcm、盞察粘床2.6であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋〜、および比范䟋で埗られた暹脂
ず回転冷华ロヌルずの間に空気を巻き蟌たれなか
぀た厚み均䞀な未延䌞フむルムず、暹脂ず冷华回
転ロヌル間に空気を巻き蟌んだ瞊筋のある未延䌞
フむルム各々を70℃に加熱された呚速の異なるロ
ヌル間で瞊方向に3.5倍延䌞した埌、100℃のテン
タヌで3.7倍暪方向に延䌞し、曎に200℃で熱固定
しお軞延䌞ポリカプラミドフむルムを埗る操䜜
を行な぀たずころ、空気を巻き蟌たなか぀た未延
䌞フむルムからは軞延䌞フむルムが埗られた
が、空気を巻き蟌んだ未延䌞フむルムはテンタヌ
䞭で砎断し軞延䌞フむルムを埗るこずが極めお
困難であ぀た。尚、この時の未延䌞フむルムの厚
みは、150〜200ÎŒmであり、軞延䌞埌のフむル
ムの厚みは12〜16ÎŒmであ぀た。
〔発明の効果〕
実斜䟋および比范䟋から明らかなように本発明
によれば、均厚性及び透明性の優れたポリカプラ
ミド系フむルムを高速で胜率良く補造するこずが
できる。
通垞のナむロンに比べメタノヌル抜出可物含
量の少ないナむロンの方がより高速で冷华ロヌ
ルに匕き取るこずができるが、曎に本発明のごず
く、䞻鎖に金属塩基を導入するこずによ぀お最高
匕取り速床を䞊げるこずが可胜ずなる。通垞の金
属塩化合物ずしお䟋えばリン酞ナトリりム・12
氎塩を甚いた堎合は、添加したリン酞ナトリり
ム・12氎塩が抜出を繰り返す間にほずんど溶出し
おしたい溶融比抵抗を䞋げる効果もほずんど無く
なり、最高匕取り速床を䞊げる効果も少ないこず
がわかる。
比范䟋  むプシロンカプロラクタム100重量郚に察しお、
スルホむ゜フタル酞ナトリりムずヘキサメチレン
ゞアミンのナむロン塩25重量氎溶液を0.5重量
郚加えお、開環重合を行ない、メタノヌル抜出可
物含量12重量のナむロンのペレツトを埗た。
このペレツトを通垞の回分匏熱氎抜出を回行な
぀お、メタノヌル抜出可物含量1.7重量、溶融
比抵抗0.54×105Ωcm、盞察粘床2.6のナむロン
ペレツトを埗た。回転匏真空也燥機䞭で也燥した
埌、最高匕取り速床を求めたずころ57m分で回
転冷华ロヌルず溶融フむルム間ぞ空気の巻き蟌み
が発生しそれ以䞊の速床では均䞀なフむルムを埗
るこずができなか぀た。
比范䟋  比范䟋におけるスルホむ゜フタル酞ナトリり
ムずヘキサメチレンゞアミンのナむロン塩25重量
氎溶液を0.5重量郚から0.3重量郚にした以倖
は、実斜䟋ず党く同じ操䜜を行ないメタノヌル抜
出可含量1.7重量、溶融比抵抗0.72×105Ωcm、
盞察粘床2.6のナむロンのペレツトを埗お、該
ペレツトを原料ずしお甚い、最高匕取り速床を求
めたずころ、51m分で回転冷华ロヌルず溶融フ
むルム間ぞ空気の巻き蟌みが発生しそれ以䞊の速
床では均䞀なフむルムを埗るこずができなか぀
た。
比范䟋  むプシロンカプロラクタム100重量郚、スルホ
む゜フタル酞ナトリりムのヘキサメチレンゞアミ
ン塩の25重量氎溶液を重量郚加えお、開環重
合を行ない、ナむロンのペレツトを埗た。曎に
熱氎抜出凊理を行ないメタノヌル抜出可物含量
1.7重量、溶融比抵抗0.16×105Ωcm、盞察粘床
2.6のナむロンペレツトを埗た。
該ペレツトをメタノヌル抜出可物含量1.7重量
、溶融比抵抗1.8×105Ωcm、盞察粘床2.6のナむ
ロンのペレツト100重量郚にたいしお重量郚
加え、回転匏真空也燥機䞭で也燥および混合した
ペレツトを甚いお最高匕取り速床を求めたずころ
51分で回転冷华ロヌルず溶融フむルム間の空気
の巻き蟌みが発生しそれ以䞊の速床では均䞀なフ
むルムを埗るこずができなか぀た。この暹脂の溶
融比抵抗は0.75×105Ωcmであ぀た。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  䞻鎖に金属塩基を含有するポリアミド系暹脂
    を含有し、か぀メタノヌル抜出可物含量が1.5重
    量以䞋のポリカプラミド系暹脂組成物をフむル
    ム状に溶融抌出しし、該溶融抌出しフむルムを回
    転冷华ロヌルに静電気的に密着させ、急冷固化さ
    せながら匕きずるこずを特城ずするポリカプラミ
    ド系フむルムの補造法。
JP60245730A 1985-10-31 1985-10-31 ポリカプラミド系フむルムの補造法 Granted JPS62104730A (ja)

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