JPH0573292A - 読込み専用記憶装置のプログラム更新方式およびプログラム実行方式 - Google Patents

読込み専用記憶装置のプログラム更新方式およびプログラム実行方式

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JPH0573292A
JPH0573292A JP3233294A JP23329491A JPH0573292A JP H0573292 A JPH0573292 A JP H0573292A JP 3233294 A JP3233294 A JP 3233294A JP 23329491 A JP23329491 A JP 23329491A JP H0573292 A JPH0573292 A JP H0573292A
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JP
Japan
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program
patch area
update
storage device
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JP3233294A
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Inventor
Hiroshi Ichikawa
博 市川
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMのプログラムを更新する場合に、プロ
グラム全部を新たに更新することなく必要なモジュール
のみを更新して、工数を低減し、保守性を向上させる。 【構成】 サブルーチンDの更新が必要な場合、サブル
ーチンDを更新した更新サブルーチンD´をRAM20
のパッチエリア22に格納し、そのアドレスをパッチエ
リアジャンプテーブル23に書き込む。サブルーチンD
を呼び出すと、その先頭でパッチエリアジャンプテーブ
ル23に書き込まれたアドレスD´に格納されたパッチ
エリア22の更新サブルーチンD´が呼び出され、サブ
ルーチンDに代わって更新サブルーチンD´が実行され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読込み専用記憶装置の
プログラム更新方式およびプログラム実行方式に関し、
特に、読込み専用記憶装置に記憶されたプログラムの機
能追加および障害吸収によるプログラム更新方式および
プログラム実行方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムは、プログラ
ムを記憶した読込み専用記憶装置(以下、ROMと略称
する)と、そのプログラムが参照するデータを記憶した
読込み書込み可能な記憶装置(以下、RAMと略称す
る)と、プログラムに従ってデータの処理を行う中央処
理装置(以下、CPUと略称する)と、を備えている。
【0003】このような情報処理システムにおいて、新
しい機能を追加したい場合や、ROMに記憶されたプロ
グラムに障害が発生した場合には、ROMに記憶された
プログラムを更新する必要がある。
【0004】従来、この更新を次のようにして行ってい
る。すなわち、この更新すべきプログラムを記憶してい
るROM(以下、更新前ROMと略称する)とは別に、
その更新すべきプログラムを更新したプログラムを別の
ROM(以下、更新済ROMと略称する)に格納する。
そして、この更新済ROMを更新前ROMと交換し、更
新済ROMを新たなROMとして使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、プ
ログラムは複数のモジュールを含む。従って、プログラ
ムを更新する場合も、プログラム全体を更新する必要は
ほとんどなく、多くの場合、その一部のモジュールのみ
を更新するだけで良い。
【0006】しかしながら、従来のプログラム更新方式
では、更新すべきモジュールだけでなく、すべてのモジ
ュールを集めて、実行可能なプログラムを作成しなけれ
ばならない。このため、この実行可能なプログラムを作
成するのに多くの工数が掛かってしまう。
【0007】また、ROMの交換作業は、一般には、保
守を専門とする人でなければできない。このため、一般
の人がプログラムの機能追加、障害吸収などを行うのが
困難であり、保守性が悪いという欠点があった。
【0008】従って、本発明の目的は、プログラムを更
新するのに工数が掛からないROMのプログラム更新方
式を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、保守性を向上させる
ことができるROMのプログラム更新方式を提供するこ
とにある。
【0010】本発明のもっと他の目的は、このプログラ
ム更新方式に適したROMのプログラム実行方式を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるROMのプログラム更新方式は、RO
Mに格納されたプログラムを更新する方式であって、前
記プログラム全体を更新することなく、前記プログラム
を構成する複数のモジュール中の更新すべきモジュール
のみを更新することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、複数のモジュールを含む
プログラムを記憶するROMと、前記プログラムが参照
するデータを記憶するデータエリアを有するRAMと、
前記プログラムに従って前記データの処理を行うCPU
と、を備える情報処理システムにおいて、前記RAM
は、前記複数のモジュールの中で更新すべきモジュール
を更新した更新モジュールを記憶するパッチエリアと、
該パッチエリアに格納された前記更新モジュールのアド
レスを記憶するパッチエリアジャンプテーブルと、を有
することを特徴とするROMのプログラム更新方式が得
られる。
【0013】また、このプログラム更新方式において、
前記更新モジュールを保存するフロッピーディスクなど
の外部記憶装置を備え、前記CPUは前記外部記憶装置
に保存された前記更新モジュールを前記パッチエリアに
格納する手段と、その格納アドレスを前記パッチエリア
ジャンプテーブルに書き込む手段と、を有する。
【0014】本発明によれば、このプログラム更新方式
によって更新されたプログラムを実行する方式であっ
て、前記プログラムを実行する際に、前記CPUは、前
記更新すべきモジュールを実行する代わりに、前記パッ
チエリアジャンプテーブルに記憶された前記アドレスを
参照して前記パッチエリアに記憶された前記更新モジュ
ールを実行することを特徴とするROMのプログラム実
行方式が得られる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例によるROMの
プログラム更新方式およびプログラム実行方式が適用さ
れる情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0017】図示の情報処理システムは、後述する複数
のモジュールを含む業務プログラム11を記憶するRO
M10と、業務プログラム11が参照するデータを記憶
するデータエリア21を有するRAM20と、業務プロ
グラム11に従ってデータの処理を行うCPU(図示せ
ず)と、後述する更新モジュールを保存するフロッピー
ディスク30と、を備える。
【0018】業務プログラム11に含まれる複数のモジ
ュールとして、本実施例では、メイン部と、第1乃至第
4のサブルーチンA〜Dがある。
【0019】RAM20は、データエリア21の他に、
パッチエリア22と、パッチエリアジャンプテーブル2
3とを有する。
【0020】本実施例では、第4のサブルーチンDが更
新すべきモジュールであると仮定する。この第4のサブ
ルーチンDを更新した更新モジュールを更新サブルーチ
ンD´として示す。
【0021】パッチエリア22は、更新サブルーチンD
´を記憶するためのエリアである。パッチエリアジャン
プテーブル23は、この更新サブルーチンD´を記憶し
たパッチエリア22のアドレスを記憶するためのテーブ
ルである。
【0022】フロッピーディスク装置30は、パッチエ
リア22に格納すべき更新サブルーチンD´を保存する
ために使用される。
【0023】業務プログラム11には以下のような命令
部分が備わっている。つまり、フロッピーディスク装置
(図示せず)にセットされたフロッピーディスク30に
更新モジュールがあれば、この更新モジュールをパッチ
エリア22に格納することを指示する第1の命令部分
と、そのアドレスをパッチエリアジャンプテーブル23
に書き込むことを指示する第2の命令部分とである。C
PUは、第1の命令部分をROM10から読み込むと更
新モジュールをパッチエリア22に格納し、第2の命令
部分を読み込むとそのアドレスをパッチエリアジャンプ
テーブル23に書き込む。
【0024】業務プログラム11の各モジュールには、
その先頭でパッチエリアジャンプテーブル23に格納さ
れたアドレスに位置するモジュールをバッチエリア22
から呼び出す命令部分が備わっている。通常、パッチエ
リアジャンプテーブル23には、ダミーのアドレスが格
納され、全く処理を行わない。更新モジュールを格納し
たバッチエリア22のアドレスをパッチエリアジャンプ
テーブル23に記憶しておけば、その更新モジュール
は、後述するように、実行される。
【0025】以下、業務プログラム11に従って処理を
行うCPUが、更新すべき第4のサブルーチンDを更新
サブルーチンD´に更新する場合の動作について説明す
る。
【0026】まず最初に、第4のサブルーチンDを改造
し、更新サブルーチンD´を作成する。ここで用意する
のは、改造が必要な第4のモジュールDだけである。従
って、従来のように、業務プログラム11を構成する全
モジュールを集めて、更新プログラムを作成する必要は
ない。
【0027】次に、更新サブルーチンD´を保存したフ
ロッピーディスク30をフロッピーディスク装置にセッ
トし、業務プログラム11を起動する。この業務プログ
ラム11起動後は、業務プログラム11独自の機能に従
って、CPUが、自動的に、次に述べるような、更新処
理を実行する。
【0028】すなわち、CPUは、更新サブルーチンD
´をフロッピーディスク装置にセットされたフロッピー
ディスク30から読み出して、その読み出した更新サブ
ルーチンD´をRAM20のパッチエリア22に格納す
る。さらに、CPUは、更新サブルーチンD´が格納さ
れたパッチエリア22のアドレスD´をパッチエリアジ
ャンプテーブル23に書き込む。
【0029】以上の処理によって、業務プログラム11
の更新が完了する。
【0030】次に、CPUが業務プログラム11を実行
する際に、第4のサブルーチンDではなく、更新サブル
ーチンD´を実行する仕組みについて説明する。
【0031】業務プログラム11のメイン部を実行して
いたCPUが第4のサブルーチンDを呼ぶとする。この
とき、CPUは、第4のサブルーチンDの処理を始める
前に、パッチエリアジャンプテーブル23に格納されて
いるアドレスD´に位置する更新サブルーチンD´を呼
び出す。CPUは、第4のサブルーチンDを更新した更
新サブルーチンD´の処理を実行する。
【0032】更新サブルーチンD´の処理が終了後、第
4のサブルーチンDの処理が何も行われないようにして
おく。これにより、第4のサブルーチンDを処理する代
わりに更新サブルーチンD´が処理されることになる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方式で行
われるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】改造が必要なモジュールのみを作成すれ
ばよいので、全モジュールを集めてプログラムを作り直
す方式よりも、工数を削減することができる。
【0035】改造したモジュールが保存されたフロッ
ピーディスクをフロッピーディスク装置にセットし、プ
ログラムを起動するだけで、自動的にプログラムを更新
するので、ROMの交換の場合と違い、専門家を必要と
せず、保守性を高め向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるROMのプログラム更
新方式およびプログラム実行方式が適用される情報処理
システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 読込み専用記憶装置(ROM) 11 業務用プログラム 20 読込み書込み可能な記憶装置(RAM) 21 データエリア 22 パッチエリア 23 パッチエリアジャンプテーブル 30 フロッピーディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読込み専用記憶装置に格納されたプログ
    ラムを更新する方式において、前記プログラム全体を更
    新することなく、前記プログラムを構成する複数のモジ
    ュール中の更新すべきモジュールのみを更新することを
    特徴とする読込み専用記憶装置のプログラム更新方式。
  2. 【請求項2】 複数のモジュールを含むプログラムを記
    憶する読込み専用記憶装置と、前記プログラムが参照す
    るデータを記憶するデータエリアを有する読込み書込み
    可能な記憶装置と、前記プログラムに従って前記データ
    の処理を行う中央処理装置と、を備える情報処理システ
    ムにおいて、 前記読込み書込み可能な記憶装置は、前記複数のモジュ
    ールの中で更新すべきモジュールを更新した更新モジュ
    ールを記憶するパッチエリアと、該パッチエリアに格納
    された前記更新モジュールのアドレスを記憶するパッチ
    エリアジャンプテーブルと、を有することを特徴とする
    読込み専用記憶装置のプログラム更新方式。
  3. 【請求項3】 前記更新モジュールを保存する外部記憶
    装置を備え、前記中央処理装置は前記外部記憶装置に保
    存された前記更新モジュールを前記パッチエリアに格納
    する手段と、その格納アドレスを前記パッチエリアジャ
    ンプテーブルに書き込む手段と、を有する請求項2記載
    の読込み専用記憶装置のプログラム更新方式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のプログラム更新方式に
    よって更新されたプログラムを実行する方式であって、 前記プログラムを実行する際に、前記中央処理装置は、
    前記更新すべきモジュールを実行する代わりに、前記パ
    ッチエリアジャンプテーブルに記憶された前記アドレス
    を参照して前記パッチエリアに記憶された前記更新モジ
    ュールを実行することを特徴とする読込み専用記憶装置
    のプログラム実行方式。
JP3233294A 1991-09-12 1991-09-12 読込み専用記憶装置のプログラム更新方式およびプログラム実行方式 Withdrawn JPH0573292A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000049495A3 (en) * 1999-02-16 2000-12-14 Prairiecomm Inc Patching of a read only memory
JP2005173746A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Yokogawa Electric Corp メモリ装置及びメモリ装置のアクセス方法
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Effective date: 19981203