JPH0573129U - 採光用天窓開閉装置 - Google Patents

採光用天窓開閉装置

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JPH0573129U
JPH0573129U JP1115192U JP1115192U JPH0573129U JP H0573129 U JPH0573129 U JP H0573129U JP 1115192 U JP1115192 U JP 1115192U JP 1115192 U JP1115192 U JP 1115192U JP H0573129 U JPH0573129 U JP H0573129U
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JP
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skylight
window
opening
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closing mechanism
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JP1115192U
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Inventor
勇 秋沢
武 高橋
Original Assignee
日産車体株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手動操作のために配管や配索を必要とせず構造
が簡単で、電動による天窓の開閉と天窓近傍で手動によ
る天窓の開閉操作を選択的に行うことができる採光用天
窓開閉装置を提供すること。 【構成】電動駆動装置13と手動操作ハンドル14とが
窓開閉機構6に対してクラッチ手段22により選択的に
断続可能に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電動操作と手動操作によって開閉できる採光用天窓開閉装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の採光用天窓開閉装置としては、例えば特公昭63−10265号公報 に開示されたようなものがある。
【0003】 この公報には、天窓用の開口枠が上下に開閉可能な窓部材で閉成され、前記天 窓部材が電動捲き上げ機(モータ)で開閉駆動操作可能に設けられていると共に 、建物内に配設した操作ボックスと天窓の窓部材とをコンジット(導管)でガイ ドされるロープを用いて遠隔操作し得るように連動させた採光用天窓の開閉装置 が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、天窓の建物への取付と操作ボックスの取付は同時期に行われな いため完成に時間がかかると共に、配管やロープの配索に手間がかかり容易でな かった。
【0005】 また、天窓の保守・点検時に天窓近傍での手動操作ができないため、手動操作 したいときには一度下に降りなければならず、手数がかかるものであった。
【0006】 そこで、この考案は、手動操作のために配管や配索を必要とせず構造が簡単で 、電動による天窓の開閉と天窓近傍で手動による天窓の開閉操作を選択的に行う ことができる採光用天窓開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するため、この考案は、天窓用の開口枠が上下に開閉可能な窓 部材で閉成されていると共に、前記開口枠と窓部材との間に窓開閉機構が介装さ れ、前記窓開閉機構が電動駆動装置で駆動操作可能に設けられた採光用天窓開閉 装置であって、窓手動操作部材が前記開口枠に回転自在に装着され、前記電動駆 動装置と窓手動操作部材とが前記窓開閉機構に対してクラッチ手段により選択的 に断続可能に設けられている採光用天窓開閉装置としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
この構成によれば、クラッチ手段により電動駆動装置と窓開閉機構との連動を 断つと共に窓手動操作部材と窓開閉機構とを連動させることで、天窓近傍におい て手動操作部材を操作することにより、天窓の開閉が行われる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 [第1実施例] 図1は例えば建物(家屋)の屋上(屋根)等に設ける天窓の第1実施例を示し 、図2は図1に示した天窓に用いるクラッチ手段の原理説明図である。
【0011】 図1に示した天窓1は、図示しない建物の屋上又は屋根等に設けられる開口に 装着される天窓用の方形の開口枠2と、開口枠2を覆う窓部材3を有する。この 窓部材3は、透明プラスチック製のドームと網状鋼線入りのガラスからなる透明 体4を窓枠5に装着した構成としたものである。
【0012】 窓枠5は、一縁部5a(基端部)が開口枠2の一縁部2aに図示しないヒンジ で装着されて、他縁部5b(自由端部)が上下に開閉可能となっている。この窓 枠5と開口枠2との間には窓開閉機構6が介装されている。この窓開閉機構6は 、窓枠5を開く方向に付勢するガスステー7,7と、窓枠5を閉成するために用 いる窓閉成機構8を有する。
【0013】 このガスステー7は、シリンダ本体7a内に封入された圧縮気体(圧縮ガス) によりピストンロッド7bが突出する方向に付勢されて、全体が伸長するように なっている。このガスステー7により、窓部材3は常時開く方向に付勢されてい る。
【0014】 また、閉成機構8は、窓枠5の他縁部5bの両側にブラケット9a,9aを介 して回転自在に装着されたプーリ9,9と、プーリ9,9の一方の下方に位置さ せて開口枠2内に回転自在に装着されたワイヤ巻取用のドラム10と、中間部が プーリ9,9に掛け渡され、且つ、一端がドラム10に固定されていると共に、 他端が開口枠2に固定されたワイヤ11とを有する。
【0015】 このドラム10と一体の回転軸12近傍には、電動駆動装置13と手動操作ハ ンドル14(窓手動操作部材)とが配設されている。電動駆動装置13は、開口 枠2に固定されたモータ15と、モータ15の出力軸に設けたウオーム16と、 このウオーム16に噛合するウオームホイール17を有する。また、電動駆動装 置13は、ウオームホイール17と一体のピニオン18と、ピニオン18に連動 する一連のギヤ19,20よりなる歯車減速機構21を有する。
【0016】 このモータ15には、建物内に配設されたスイッチボックスSBが配線15a を介して接続されている。図中、15bはモータ正転用の押しボタン、15cは モータ逆転用の押しボタン、15dはモータ停止用の押しボタンである。
【0017】 そして、ドラム10と一体の回転軸12には、図2に示した如く電動駆動装置 13のギヤ20と手動操作ハンドル14(窓手動操作部材)の回転軸14aとが クラッチ手段22を介して選択的に断続可能に設けられている。この選択的に断 続するクラッチ手段22には、周知の種々のもの(例えば実開昭60−1527 81号)を用いることが出来るし、また、実開昭62−177885号に用いた 動力断続機構を採用することも出来る。
【0018】 例えば、クラッチ手段22としては、回転軸12にスプラインを設け、このス プラインに噛合し且つ図示しない操作部材により軸方向に移動される切換クラッ チ板を設けると共に、このクラッチ板のギヤ20側への移動に伴いクラッチ板に 係合する係止部をギヤ20側に設け、クラッチ板の手動操作ハンドル14側への 移動に伴いクラッチ板に係合する係止部を手動操作ハンドル14の回転軸14a に設けて、このクラッチ板の操作により、電動駆動装置13のギヤ20と手動操 作ハンドル14(手動操作部材)とを選択的回転軸12に接続する様にすること もできる。尚、手動操作ハンドル14は回転軸14aに対し着脱可能になってお り、手動操作時のみ取り付ける。
【0019】 次に、この様な構成の作用を説明する。
【0020】 この構成によれば、クラッチ手段22により電動駆動装置13のギヤ20と窓 開閉機構6の回転軸12とを連動させ、スイッチボックスSBの押しボタン15 aまたは15bを操作してモータ15を正回転または逆回転させることで、この 回転がウオーム16,ウオームホイール17,歯車減速機構21等を介して回転 軸12に伝達され、回転軸12とドラム10が正回転又は逆回転させられる。
【0021】 このドラム10の正回転により、ワイヤ11がガスステー7の伸長力に抗して ドラム10に巻回されて、窓部材3の自由端部が下方に変位させられ、窓部材3 が閉成される。一方、ドラム10の逆回転により、ワイヤ11が繰り出されて、 ガスステー7の伸長力により窓部際3の自由端部が上方に変位させられ、窓部材 3が開かれる。
【0022】 また、クラッチ手段22により手動操作ハンドル14の回転軸14aと電動駆 動装置13のギヤ20との連動を断つと共に手動操作ハンドル14と回転軸12 とを連動させることで、天窓近傍において手動操作ハンドル14を操作すること により、手動操作により天窓1の開閉が行われる。従って、手動操作のために配 管や配索を必要とせず構造が簡単で、電動による天窓の開閉と天窓近傍で手動に よる天窓の開閉操作を選択的に行うことができる。
【0023】 [第2実施例] 図3,図4はこの考案の第2実施例を示したものである。
【0024】 本実施例では、第1実施例における窓開閉機構6に代えて別の窓開閉機構30 を設けた例を示したものである。
【0025】 この窓開閉機構30は、開口枠2の一縁部2aの内側面に固定されたブラケッ ト31,31と、ブラケット31,31に回転自在に支持されたロッド32,3 2と、ロッド32,32を連結しているロッド33を有する。このロッド32, 33の突き合わせ端部Aには図4に示した様に半分平坦に切り欠かれた平坦面3 2a,33aが形成されていて、平坦面32a,33a同士が合わされた状態で ビス34により固定されている。
【0026】 この突き合わせ端部Aの構造としては、図5に示した様に、ロッド32の端部 に角柱部32bを設け、ロッド33に角柱部32bが嵌合する角穴33bを設け て、この角穴33bに角柱部32bを嵌合した状態で、この嵌合部をビス35に より固定してもよい。
【0027】 また、突き合わせ端部Aの構造としては、図6に示した様に、ロッド32,3 2の端部にローレット加工部32c,32cを設け、ロッド33を筒状に形成し て、このロッド33の端部33d内面にローレット加工部32c,32cに係合 するローレット加工部(図示略)を形成すると共に、端部33dに複数の切欠3 3eを設け、この端部33d外周に螺合したナット36で端部33dをローレッ ト加工部32c,32cに締付固定するようにしてもよい。
【0028】 ロッド32,32の互いに反対側の端部にはリンク37,37の一端部が溶接 固定され、リンク37,37の他端部と窓枠5とにはリンク38,38がそれぞ れ回動自在に枢着されている。電動駆動装置13側のリンク37にはセクターギ ヤ39が固定され、セクターギヤ39にはピニオン40が噛合している。
【0029】 また、ウオームホイール17には、ピニオン18と、ピニオン18に噛合する ギヤ41からなる歯車減速機構21´が連動している。しかも、ピニオン40に は、ギヤ41と手動操作ハンドル14とが上記クラッチ手段22を(本実施例で は図示略)介して選択的に断続可能に設けられている。
【0030】 次に、この様な構成の作用を説明する。
【0031】 この構成によれば、クラッチ手段22により電動駆動装置13のギヤ41と窓 開閉機構30のピニオン40とを連動させ、モータ15を正回転または逆回転さ せることで、この回転がウオーム16,ウオームホール17,歯車減速機構21 ´等を介してピニオン40に伝達され、ピニオン40が正回転又は逆回転させら れる。
【0032】 このピニオン40の正回転により、セクターギヤが39下方に回動変位させら れて、窓部材3の自由端部が下方に変位させられ、窓部材3が閉成される。一方 、ピニオン40の逆回転により、セクターギヤが39上方に回動変位させられて 、窓部材3の自由端部が上方に変位させられ、窓部材3が開かれる。
【0033】 また、クラッチ手段22により手動操作ハンドル14の回転軸14aと電動駆 動装置13のギヤ41との連動を断つと共に手動操作ハンドル14とピニオン4 0とを連動させることで、天窓近傍において手動操作ハンドル14を操作するこ とにより、手動操作により天窓1の開閉が行われる。従って、手動操作のために 配管や配索を必要とせず構造が簡単で、電動による天窓の開閉と天窓近傍で手動 による天窓の開閉操作を選択的に行うことができる。
【0034】
【効果】
この考案は、以上説明したように、窓手動操作部材が開口枠に回転自在に装着 され、前記電動駆動装置と手動操作部材とが前記窓開閉機構に対してクラッチ手 段により選択的に断続可能に設けられている構成としたので、手動操作のために 配管や配索を必要とせず構造が簡単で、電動による天窓の開閉と天窓近傍で手動 による天窓の開閉操作を選択的に行うことができる。
【0035】 また、手動開閉機構を天窓の開口部に電動駆動装置と並設したので、保守点検 時等における手動操作のための部品交換を従来より少なくできる。
【0036】 しかも、手動開閉操作のためのワイヤの配索がなくなり、単なるモータへの配 線のみになるため、設置工事が容易になり、工期短縮を図ることができる。
【0037】 更に、電動駆動装置の故障時や保守点検の際には、地上に降りることなく天窓 の位置で開閉できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる採光用天窓開閉装置の第1実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部説明図である。
【図3】この考案にかかる採光用天窓開閉装置の第2実
施例を示す斜視図である。
【図4】(a)は図3の部分分解斜視図、(b)は図3の部分
断面図である。
【図5】図4に示したロッド結合構造の他の例を示す分
解斜視図である。
【図6】図4に示したロッド結合構造の更に他の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…天窓 2…開口枠 3…窓部材 6…窓開閉機構 13…電動駆動装置 14…手動操作ハンドル(窓手動操作部材) 22…クラッチ手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天窓用の開口枠が上下に開閉可能な窓部
    材で閉成されていると共に、前記開口枠と窓部材との間
    に窓開閉機構が介装され、前記窓開閉機構が電動駆動装
    置で駆動操作可能に設けられた採光用天窓開閉装置であ
    って、 窓手動操作部材が前記開口枠に回転自在に装着され、前
    記電動駆動装置と窓手動操作部材とが前記窓開閉機構に
    対してクラッチ手段により選択的に断続可能に設けられ
    ていることを特徴とする採光用天窓開閉装置。
JP1115192U 1992-03-05 1992-03-05 採光用天窓開閉装置 Pending JPH0573129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1115192U JPH0573129U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 採光用天窓開閉装置

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JP1115192U JPH0573129U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 採光用天窓開閉装置

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JPH0573129U true JPH0573129U (ja) 1993-10-05

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ID=11770024

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JP1115192U Pending JPH0573129U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 採光用天窓開閉装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038368A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Shin Nikkei Co Ltd 窓開閉装置及び開閉窓
CN108952415A (zh) * 2018-08-14 2018-12-07 湖南省康普通信技术有限责任公司 一种断电自动开启电动调节天窗

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