JP7515355B2 - 建具 - Google Patents

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本開示は、建具に関するものである。
従来から、滑り出し窓では、屋内側に手動ハンドルを設けてハンドルを操作することで障子を開閉する手動タイプが知られている。モータを駆動させて障子を開閉する電動タイプも知られている。
電動タイプでは、通電していないと作動しないため、停電時や施工時に手動操作が困難であった。下記の特許文献1には、窓枠の開閉機構に台座が設けられ、台座にハンドル及びモータのいずれか一方を選択的に取り付ける構成が開示されている。
特開2017-227081号公報
特許文献1では、台座にモータが取り付けられた電動タイプから手動タイプに切り替える際には、台座からモータを取り外して、台座にハンドルを取り付ける必要があり、手間がかかるという問題点がある。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、障子が電動で開閉するとともに、障子を手動でも容易に開閉することができる建具を提供する。
本開示の一態様に係る建具は、枠体内に開閉可能に取り付けられる障子と、前記障子を開閉する開閉装置と、を備え、前記開閉装置は、電動機の駆動力を前記障子に接続された従動ギアに伝達する出力機構と、前記電動機の駆動力を前記出力機構に伝達する複数のギアと、を有し、前記複数のギアは、手動で、前記複数のギアが連結された連結位置と前記複数のギアの連結が解除された解除位置とに切替可能であるノック機構を有するとともに、前記従動ギアが回動可能であり、前記複数のギアのうち少なくとも一のギアは、前記電動機の駆動力で回動可能なギア本体と、前記ギア本体に連結され、前記ギア本体とともに回動するシャフトと、を有し、前記ノック機構は、前記連結位置と、前記連結位置から前記シャフトが前記シャフトの延在方向の一方向に移動した前記解除位置とに切替可能である。
建具の正面図。 開閉装置を上方から見た斜視図。 開閉装置の連結位置を模式的に示した図。 開閉装置の解除位置を模式的に示した図。
以下、一実施形態に係る建具の一例として横滑り出し窓について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、横滑り出し窓100は、建築物の外壁の外壁開口部Waに設けられている。横滑り出し窓100は、枠体1と、障子2と、障子開閉装置(開閉装置)3と、を備えている。障子2は、枠体1内に納められ、鉛直面に沿って配置され枠体1内を閉鎖する状態から、下端部を屋外側に向けて開放する状態まで開閉可能とされている。
以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向と称する。屋内外方向と直交する見付け方向のうち、水平方向に沿う方向を幅方向と称し、鉛直方向を上下方向と称する。
枠体1は、四方枠状に形成されている。枠体1は、上枠11と、下枠12と、一対の縦枠13と、を有している。
上枠11及び下枠12は、幅方向に延びている。縦枠13は、上下方向に延びている。
各縦枠13は、上枠11の端部と下枠12の端部とを連結している。
障子2は、框体20と、ガラス29と、を有している。框体20は、四角形状に形成されている。ガラス29は、框体20内に嵌め込まれている。
框体20は、四方枠状に形成されている。框体20は、上框21と、下框22と、一対の縦框23と、を有している。
上框21及び下框22は、幅方向に延びている。縦框23は、上下方向に延びている。
各縦框23は、上框21の端部と下框22の端部とを連結している。
障子開閉装置3は、下枠12の屋内側に取り付けられている。図2に示すように、障子開閉装置3は、電動ユニット4と、開閉アーム7と、を有している。電動ユニット4は、電動機40と、筐体50と、ユニット本体60と、を有している。
電動機40は、ユニット本体60の駆動源である。電動機40は、回転駆動する回転軸(不図示。以下同じ。)を有している。回転軸の先端側の外周面は、円筒状のウォーム(不図示。以下同じ。)で覆われている。ウォームは、後述するユニット本体60の減速機61に接続されている。回転軸が回転駆動することによって、ウォームを介して、減速機61に電動機40の駆動力を伝達する。
筐体50は、内部に空間が形成された箱状をなしている。ユニット本体60は、筐体50に収容されている。ユニット本体60は、減速機61と、出力機構66と、を有している。
減速機61は、歯車の回転速度を減速することでトルクを増加して電動機40からの駆動力を出力機構66に伝達する装置である。減速機61は、少なくとも1つの歯車を含んで構成されている。本実施形態では、減速機61は、2つの歯車を含んで構成されている。
具体的には、減速機61は、第1減速歯車(ギア)62と、第2減速歯車(ギア)63と、を有している。第1減速歯車62及び第2減速歯車63は、電動機40の駆動力を出力機構66に伝達するものである。
第1減速歯車62は、第1シャフト62aと、小径歯車62bと、大径歯車62cと、を有している。第1シャフト62aは、上下方向に延びている。第1シャフト62aは、上下方向を軸線方向として軸線回りに回動可能に筐体50に設けられている。小径歯車62bは、第1シャフト62aの上部に連結されている。大径歯車62cは、第1シャフト62aの下部に連結されている。小径歯車62b及び大径歯車62cは、第1シャフト62aとともに回動可能である。
第2減速歯車(少なくとも一のギア)63は、第2シャフト(シャフト)63aと、大径歯車(ギア本体)63bと、小径歯車(ギア本体)63cと、ノック機構64(図3参照)と、を有している。第2シャフト63aは、上下方向に延びている。第2シャフト63aは、上下方向を軸線方向として軸線回りに回動可能に筐体50に設けられている。図2に示すように、第2シャフト63aの上端部63uは、筐体50の上面に形成された挿通孔50hから突出している。図3に示すように、大径歯車63bは、第2シャフト63aの上部に連結されている。小径歯車63cは、第2シャフト63aの下部に連結されている。大径歯車63b及び小径歯車63cは、第2シャフト63aとともに回動可能である。
ノック機構64は、第2シャフト63aの下部に設けられている。ノック機構64は、第2シャフト63aを上方に付勢する付勢部64aを有している。ノック機構64は、周知のラチェット機構である。図3に示す状態から、利用者が、第2シャフト63aを下方に押圧すると、例えば、第2シャフト63aの外周面に形成された被係合部とノック機構64に設けられた係合部との係合が解除され、図4に示すように、第2シャフト63aの上端部63uが上方に突出する。この状態から、利用者が、第2シャフト63aを下方に押圧すると、図3に示す位置まで第2シャフト63aは下方に移動する。
電動機40に設けられたウォームは、第1減速歯車62の小径歯車62bに噛み合っている。第1減速歯車62の大径歯車62cが、第2減速歯車63の小径歯車63cに噛み合っている。第2減速歯車63の大径歯車63bが、後述する出力機構66の伝達歯車66bに噛み合っている。これによって、電動機40からのトルクの増加した駆動力が出力機構66に伝達される。
出力機構66は、電動機40の駆動力を障子2に伝達するものである。出力機構66は、出力軸66aと、伝達歯車66bと、駆動歯車66cと、を有している。出力軸66aは、上下方向に延びている。出力軸66aは、上下方向を軸線方向として軸線回りに回動可能に筐体50に設けられている。伝達歯車66bは、出力軸66aの上部に連結されている。駆動歯車66cは、出力軸66aの下部に連結されている。
伝達歯車66bが、減速機61の第2減速歯車63の大径歯車63bに噛み合っている。換言すると、出力機構66の伝達歯車66bには、減速機61を介して、電動機40の駆動力が伝達されている。電動機40が駆動すると、伝達歯車66bにはその駆動力が伝わり、出力軸66a、伝達歯車66b及び駆動歯車66cがともに回動する。
図2に示すように、開閉アーム7は、ピン(不図示。以下同じ。)と、従動歯車(従動ギア)72と、アーム本体73と、を有している。ピンは、上下方向に延びている。ピンは、上下方向を軸線方向として筐体50に設けられている。従動歯車72は、ピン(不図示。以下同じ。)に対して回動可能に設けられている。従動歯車72が、出力機構66の駆動歯車66cに噛み合っている。アーム本体73の一端部は、従動歯車72に接続されている。アーム本体73の他端部は、障子2の下部に接続されている。障子2が閉じた状態で、従動歯車72がピンの軸線回りの一方向の回動するにともなって、アーム本体73の他端部が障子2の下部を屋外側に押し出し、障子2が開く。障子2が開いた状態で、従動歯車72がピンの軸線回りの他方向の回動するにともなって、アーム本体73の他端部が障子2の下部を屋内側に引っ張り、障子2が閉じる。
図3に示す連結位置では、電動機40に設けられたウォームは、第1減速歯車62の小径歯車62bに噛み合っている。第1減速歯車62の大径歯車62cは、第2減速歯車63の小径歯車63cに噛み合っている。第2減速歯車63の大径歯車63bは、出力機構66の伝達歯車66bに噛み合っている。
図4に示す解除位置では、第2減速歯車63が上方に移動して、第2減速歯車63の小径歯車63cは、第1減速歯車62の大径歯車62cに噛み合っていない。第2減速歯車63の大径歯車63bは、出力機構66の伝達歯車66bに噛み合っていない。この状態で、従動歯車72は回動可能とされている。
操作者が、障子2を手動で開閉する方法について説明する。図3に示す連結位置から、操作者が、第2減速歯車63の第2シャフト63aの上端部63uを押圧すると、第2減速歯車63全体が上方に移動して、図4に示す解除位置に切り替わる。この状態では、操作者は、手動で障子2を開閉することができる。図4に示す解除位置から、操作者が、第2減速歯車63の第2シャフト63aの上端部63uを押圧すると、第2減速歯車63全体が下方に移動して、図3に示す連結位置に切り替わる。この状態では、操作者は、電動機40の駆動力で障子2を開閉することができる。
このように構成された横滑り出し窓100では、電動機40の駆動力は、第1減速歯車62と第2減速歯車63とを有する減速機61によって出力機構66に伝達される。出力機構66は、当該駆動力を障子2に伝達する。これによって、障子2は電動で開閉する。手動で、第1減速歯車62と第2減速歯車63とが連結された連結位置と第1減速歯車62と第2減速歯車63との連結が解除された解除位置とに切替可能である。障子2に開閉方向の力を加えると、障子2に設けられた開閉アーム7の動きにともなって従動歯車72が回動して、障子2を手動で容易に開閉することができる。
上述の横滑り出し窓100では、ノック機構64によって、連結位置から第2減速歯車63が上方に移動して解除位置に切り替わる。これによって、ノック機構64を操作することで、障子2を手動で容易に開閉することができる。
上述の横滑り出し窓100では、解除位置にすることで、障子2を自重で閉じることができる。
上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、実施形態では、建具の一例として横滑り出し窓100を例に挙げて説明している。これに限られない。横滑り出し窓100以外の引違戸や縦滑り出し窓等の他の建具であってもよい。横滑り出し窓100の場合には自重で閉まるが、縦滑り出し窓等の場合には手動で閉めることができる。
実施形態では、第2シャフト63aを押圧して連結位置と解除位置との切替を行うようにしている。これに限られない。例えば、第2シャフト63aに紐状部材を連結して、紐状部材を引っ張ることで連結位置と解除位置との切替を行うようにしてもよい。
1…枠体、2…障子、3…開閉装置、40…電動機、50…筐体、62…第1減速歯車(ギア)62、63…第2減速歯車(ギア、少なくとも一のギア)、63a…第2シャフト62a(シャフト)、63b…大径歯車(ギア本体)、63c…小径歯車(ギア本体)、64…ノック機構、66…出力機構、72…従動歯車(従動ギア)、100…横滑り出し窓(建具)

Claims (2)

  1. 枠体内に開閉可能に取り付けられる障子と、
    前記障子を開閉する開閉装置と、を備え、
    前記開閉装置は、
    電動機の駆動力を前記障子に接続された従動ギアに伝達する出力機構と、
    前記電動機の駆動力を前記出力機構に伝達する複数のギアと、を有し、
    前記複数のギアは、手動で、前記複数のギアが連結された連結位置と前記複数のギアの連結が解除された解除位置とに切替可能であるノック機構を有するとともに、前記従動ギアが回動可能であり、
    前記複数のギアのうち少なくとも一のギアは、
    前記電動機の駆動力で回動可能なギア本体と、
    前記ギア本体に連結され、前記ギア本体とともに回動するシャフトと、を有し、
    前記ノック機構は、前記連結位置と、前記連結位置から前記シャフトが前記シャフトの延在方向の一方向に移動した前記解除位置とに切替可能である建具。
  2. 前記建具は、滑り出し窓である請求項に記載の建具。
JP2020157101A 2020-09-18 建具 Active JP7515355B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115792B2 (ja) 1995-05-15 2000-12-11 早川ゴム株式会社 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物、その製造方法、活性エネルギー線硬化型樹脂の成形硬化品
EP1190655A1 (en) 2000-09-26 2002-03-27 DOMINO S.p.A. Improved shower booth
JP4293883B2 (ja) 2003-03-17 2009-07-08 ライオン株式会社 デオドラント組成物

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