JPH057291A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH057291A
JPH057291A JP3039014A JP3901491A JPH057291A JP H057291 A JPH057291 A JP H057291A JP 3039014 A JP3039014 A JP 3039014A JP 3901491 A JP3901491 A JP 3901491A JP H057291 A JPH057291 A JP H057291A
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area
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coordinate
image processing
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JP3039014A
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Inventor
Tsuneichi Murakami
常一 村上
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーは指定領域の座標を認識することな
く、また他の指定領域との位置関係を認識しながら寸法
修正できる操作性の優れたエディタパッドを持つ画像処
理装置を提供すること。 【構成】 エディタパッドを用いて画像処理領域の寸法
修正をするモードを設定すると、エディタパッドは座標
入力モードが設定される。エディタパッド上で修正領域
を特定し、その特定された領域の境界線を構成する辺に
対して垂直成分の座標修正値を入力することができる。
座標修正値の入力があるとその座標修正値分だけ前記領
域の境界線を構成する辺が、それの垂直方向に移動し、
その境界線を構成する辺に連接した境界線を構成する辺
も、その前記垂直方向に伸縮する。また、寸法修正モー
ドの設定があると、エディタパッドで指定された複数の
指定領域の縮尺された寸法の全指定領域が表示手段に表
示され、かつ、修正特定領域のみは点滅表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像処理装置
に関し、とくに、エディタパッドを使用する画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機において、コピーの
取り方については、コピー原稿の一部を抽出してコピー
をする機能、一部を消してコピーをする機能、一部を倍
率を変えてコピーをする寸法変倍機能、一部同志を合せ
てコピーをする合成機能、一部のカラーコピーをするカ
ラー機能など多様化した要求に応えるため、コピー原稿
を編集するエディタパッドを備えた画像処理装置が開発
されている。従来の画像処理装置では、エディタパッド
の機能ボタンを選択することにより、コンソールパネル
上のCRTにメッセージと1/10倍率の領域のみが枠
または塗り潰し枠によって表示されるエディタパッド画
面を備えている。この種の記録装置は、例えば特開昭6
3ー283274号公報によって提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、エディタパッド
を使用して設定された原稿のコピー領域の寸法を修正す
る場合には、寸法修正をする領域の各コーナー点の座標
値をテンキーで新たな値に変える必要があった。ところ
が、そのコーナー点の修正すべき新たな値がX軸方向の
値か、Y軸方向の値かユーザーが忘れてしまうことがし
ばしばあった。そのため寸法修正作業に手間取ることが
多かった。
【0004】また、エディタパッドでの複数の領域を指
定することができるが、寸法修正を指定すると、コンソ
ールパネルのエディタパッド画面に表示されるのは修正
する領域のみであった。そのため他の指定領域との位置
関係が不明となり、修正領域が拡大し過ぎて他の指定領
域にまたがる無駄があった。
【0005】そこで本発明の目的はユーザーは指定領域
の座標を認識することなく、寸法修正できる操作性の優
れたエディタパッドを持つ画像処理装置を提供すること
である。
【0006】また、本発明の目的は他の指定領域との位
置関係を認識しながら、寸法修正ができる操作性の優れ
たエディタパッドを持つ画像処理装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ため、本発明は次の構成を採用した。すなわち、原稿面
の部分画像処理領域を指定するエディタパッドを備えた
画像処理装置において、エディタパッドを用いて、画像
処理領域の寸法修正をするモードを設定する寸法修正モ
ード設定手段と、前記寸法修正モード設定手段の入力に
よりエディタパッドを座標入力モードに設定する座標入
力モード設定手段と、エディタパッド上で修正領域を特
定する修正領域特定手段と、特定された領域の境界線に
対して垂直成分の座標修正値を入力する座標修正値入力
手段と、該座標修正値入力手段の座標修正値の入力で、
特定画像処理領域の座標を修正する画像処理領域座標修
正手段とを設けた画像処理装置、または、前記画像処理
装置に、エディタパッドで指定された複数の指定領域を
記憶する指定領域記憶手段と、寸法修正モード設定手段
の設定があると、縮尺された寸法の全指定領域を表示
し、かつ、修正領域特定手段で特定された修正領域のみ
は点滅表示する表示手段とを設けた画像処理装置、また
は、前記表示手段は寸法修正モード設定手段の設定によ
り、座標修正値入力手段の入力が有効になる座標修正値
入力表示部を有する画像処理装置、である。本発明の主
な構成図を図1と図2に示す。
【0008】
【作用】エディタパッドを用いて画像処理領域の寸法修
正をするモードを設定すると、エディタパッドには座標
入力モードが設定される。そこで、エディタパッド上で
修正領域を特定し、その特定された領域の境界線を構成
する辺に対して垂直成分の座標修正値を入力することが
できる。そして、座標修正値の入力があるとその座標修
正値分だけ前記領域の境界線を構成する辺が、それの垂
直方向に移動し、同時に、その境界線を構成する辺に連
接した境界線を構成する辺も、その前記垂直方向に伸縮
する。
【0009】また、寸法修正モードの設定があると、エ
ディタパッドで指定された複数の指定領域の縮尺された
寸法の全指定領域が表示手段に表示され、かつ、修正特
定領域のみは点滅表示される。この表示手段には座標修
正値入力表示部を予め設けておき、寸法修正モードの設
定があったときに、この座標修正値入力表示部を座標修
正値入力表示手段として用いることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、本実施例は複写機に適用したもので、
ベースマシンに両面自動原稿送り装置(以下、DADF
という。)、ソータなどの付属装置が組み合わされて構
成されるものである。ここで、ベースマシンとは、一段
以上の用紙トレイとマニュアルフィード用の手差しトレ
イを備え、プラテンガラス上に原稿をマニュアルでセッ
トし、コンソールパネルにより設定したコピー条件でジ
ョブを実行することのできる装置である。
【0011】複写機は、図3に示すように、ベースマシ
ン1にDADF2、ソータ3が取付けられており、この
ベースマシン1はコンソールパネル4によって設定され
たジョブに応じて付属装置を含む機構部を制御し、DA
DF2で送られた原稿から読み取った画像処理を基に用
紙トレイ部5から供給される指定サイズの用紙に対して
画像処理を施した後、排紙処理を実行すると共に、ソー
タ3において画像処理された用紙の仕分けを行うように
構成されている。
【0012】また、複写機の概略を図4を用いて説明す
る。ベースマシン1内には感光ドラム7が配置されてい
る。図において、感光体8は感光ドラム7外周面に層状
に形成されている。この感光ドラム7は、矢印方向に回
転するように図示しない駆動装置に連結されている。感
光ドラム7の外周には、チャージコロトロン9、帯電除
去装置10、現像器11、12、転写コロトロン13お
よびクリーニング装置15が配置されている。なお、帯
電除去装置10は不要な複写画像が用紙に転写されない
ように消し込むためにチャージコロトロン9で帯電した
感光体8の一部の帯電を除去するものである。
【0013】この複写機においては、感光ドラム7が矢
印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロト
ロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光
の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16に
は、ベースマシン1の上面に配置されたプラテンガラス
17上に載置された図示しない原稿の光像が入射される
ようになっている。このために、露光ランプ19と、こ
れによって照明された原稿面の反射光を伝達する複数の
ミラー20および光学レンズ21とが配置されており、
このうち所定のものは原稿の読み取りのためにスキャン
されるようになっている。静電潜像が形成された感光体
8は、その後、現像器11、12で現像される。ここで
感光体8上に形成されたトナー像は、転写コロトロン1
3により用紙上に転写され、ヒートロール23およびプ
レッシャロール24間で熱定着されて搬出される。一
方、感光体8はクリーニング装置15によりクリーニン
グされ再使用に供される。
【0014】一方、ベースマシン1に配置されている用
紙供給トレイ25に収容されている用紙27あるいは手
差しトレイ28に沿って手差しで送り込まれる用紙27
は、送りロール29あるいは31によって送り出され、
搬送ロール32に案内されて感光ドラム7と転写コロト
ロン13の間を通過する。このとき、トナー像が用紙2
7上に転写される。転写後の用紙27はヒートロール2
3およびプレッシャロール24の間を通過して熱定着さ
れる。そして、搬送ロール32の間を通過して排出トレ
イであるソータ3に搬出される。なお、中間トレイ33
は両面または多重コピー用に用いられるものである。
【0015】コンソールパネル4は、図5に示すよう
に、同パネル4上に配置された用紙サイズ、倍率、複写
枚数などの設定/入力、スタート、ストップ、割込み、
設定確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボ
タン35と液晶ディスプレイ(以下、LCDという。)
36上に表示される機能に対応して表示部分に設けられ
たタッチキーとしてのボタン(図示せず。)を備えてい
る。
【0016】またコンソールパネル4にはハードキー3
5を操作したときの選択,設定の状態がLEDランプ3
7などにより表示されている。コンソールパネル4のボ
タンの機能については後述する。
【0017】図6は複写機のハードウェア構成が示され
ている。ユーザーインタフェース(以下、UIと言
う。)39はコンソールパネル4にあるボタンの操作に
よる設定/入力されたデータ処理を実行し、本機システ
ムを管理するMAINPWBA(以下「MAIN系」と
称す)40に入力データを送ると共に、ユーザーへの表
示を行う。またエディタパッド使用時にLLMから座
標、領域情報を得てエディタパッド画面に領域の設定操
作を絵表示し、同時に操作を誘導するためのメッセージ
表示を行う。
【0018】DADFコントローラ41は、原稿の両面
から画情報を読み取るために、この読み取りタイミング
に合わせて原稿をプラテンガラス17上に搬送するため
の制御を行う。
【0019】光学的読取り装置(OPT)コントローラ
42は、プラテンガラス17上に搬送された原稿からユ
ーザーが指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。
帯電除去装置(ISIL)コントローラ43は、原稿の
画情報から不要な部分を消し込む処理、原稿の周辺を消
す枠消し処理、原稿の画情報の中からの特定情報描出な
どの編集処理の制御を行う。画像記録装置(IOT)コ
ントローラ44は、原稿から読み取られた画情報を基に
画像処理を実行する際に、用紙27の搬送制御、紙づま
り検知およびZero回りである現像プロセス制御を管理す
る。
【0020】特定トレイ(DDM/TRAY[X])コ
ントローラ45は、IOTコントローラ44からの両面
画像処理に関する指令に基づいて片面の画像処理が既に
行われている用紙27を反転させてその背面に画像処理
を施すために、次のZeroタイミングまで一時待機させる
ように中間トレイ33を制御したり、またIOTコント
ローラ44からの特別トレイ動作指令により、用紙パス
の関係から制御上、他のトレイとは別に取り扱われる特
別トレイ[X]、例えば最下段トレイ25の制御を行
う。
【0021】ソータコントローラ46は、例えば20ビ
ンソータをIOTコントローラ44からの仕分け指令に
より駆動し、ベースマシン1から搬出される画像処理後
の用紙27を指定されたビンに貯えるための制御を行
う。スティプルソータコントローラ47は、IOTコン
トローラ44からの綴じ込み仕分け指令によりビンに貯
えられた用紙27を丁合した後にスティプルで綴じるた
めの制御を行う。ライトレンズマネジャー(以下、LL
Mという。)48は、システムの全体を統括管理してお
り、主に原稿の画像処理と用紙27の搬送を時間的に一
致させるためのシステムタイミング制御やユーザが設定
するコピーモードなどのジョブ管理を行う。
【0022】シリアルデータ通信プロセッサ(以下、S
CPという。)49は、UI39、DADF2、OPT
およびISIL10とのデータの送受をシリアル通信で
行うと共に、LLM48との間のデータをパラレル通信
によりやり取りするためのデータ処理を行う。特にSC
P49とLLM48とのデータのやり取りは、SCP4
9に内蔵されているデュアルポートRAM(図示せ
ず。)を通して行われる。すなわち、LLM48は自分
のアドレスマップ上に割り付けられたSCP49のデュ
アルポートRAMをリード/ライトし、このRAMをS
CP49がリード/ライトすることで情報の伝達を行っ
ている。
【0023】エディタパッド(EDIT PAD)コン
トローラ50は、エディタパッド100の座標入力ボー
ド(パッド)で入力された座標データをLLM48に送
信する。このエディタパッドは原稿をパッドに置いて指
定した領域に対して各種の画像処理を施すための編集を
行うもので、合成、カラー合成、連写合成、連写カラー
合成等を選択する合成機能、指定した領域をカラーでそ
の他を黒でコピーする色変換機能、指定した領域をコピ
ーする抽出ボタン、指定した領域を削除する削除機能、
原稿の長さやコピーの長さを指定することにより自動的
に倍率を計算する寸法変倍機能および指定した領域(対
角指定のみ)を修正する寸法変倍機能等をもっている。
【0024】上記のハードウェアは各機能ごとに独立し
たCPUを備え、このCPUと周辺LSIにより電気回
路基板PWBAが構成されている。ここで、LLM4
8、SCP49およびIOTコントローラ44はベース
マシン1の制御系の中枢を成すもので、各機能を分担す
るCPUと周辺LSIにより主制御回路基板40を構成
している。
【0025】図7はUI系39のハードウェア構成が示
されている。UI系39はMAIN系40と通信回線で
結ばれているUI制御回路基板51、LCD36,タッ
チスイッチ(TOUCH SW)61(LCD36上のタッチパ
ネルキーに相当)、キースイッチ35(KEY SW)(図5
のハードキー35に相当)などを備えたコンソールパネ
ル回路構成部52とから構成されている。UI制御回路
基板51は、LCD36を制御するLCDコントローラ
53、ボタン入力を検知して発光ダイオードLED37
への通電を制御するパラレルI/O54、LCD電源回
路(パワーサプライ)55、およびLCDコントローラ
53への表示制御指令や検知されたボタン入力の認識な
どを実行するCPU56とから構成されている。
【0026】コンソールパネル回路構成部52は、ハー
ドキー部58とLCD部59とから成る。ハードキー部
58にはキースイッチ35とこのキースイッチ35に対
応して設けられた発光ダイオードLED37が設けられ
ており、またLCD部59はLCDコントローラ53か
らの信号によりLCD36を構成するマトリクスに配置
された画素をマトリクス駆動させるLCDドライバ6
0、LCD36上の表示部分、例えば機能ボタンの絵、
文字を触れることによりスイッチ信号を発するタッチス
イッチ61およびLCD36の背面から照明するバック
ライト用エレクトロルミネッセンスEL62とから構成
されている。
【0027】CPU56は、図示しないがUIリモート
サブシステムを構成するソフトウェアの各モジュールを
起動することにより、コンソールパネル4のスイッチ情
報をパラレルI/O54を介してデータバスに取り込
み、このスイッチ情報を認識して得られたジョブに関す
る設定モード情報をシリアルチャンネル0(ASC1
0))を介してシリアル送受信用LSIにより構成され
たドライバー/レシーバー(DRIVER/RECEIVER)63に
送り、ここからMAIN系40に送信する。一方MAI
N系40からCPU56にはトレイ制御情報やベースマ
シン1の状態を示す情報がドライバー/レシーバー(図
示せず。)を通して送られてくる。
【0028】UI系39のソフトウェア構成の詳細な説
明は省くが、UI系39のソフトウェア構成は、UI系
39のすべての全てのプログラムを管理するメインモジ
ュールと、このメインモジュールに呼び出され、本シス
テムが使用されている間、走行するプログラムから成る
モジュールおよび要求により起動されるプログラムから
成るモジュール、前記要求により起動されるモジュール
によって呼び出されて起動するLCD36用のモジュー
ルよりなるツリー構造を成しており、更にメインCPU
(LLM)(図6)との通信制御を行うためのモジュー
ル、共通の処理および汎用性のある処理を行うモジュー
ルを有し、これらのモジュールの有機的な結合によって
UI系39の機能が実現されるように構成されている。
このUI系モジュールはエデッドパッド使用時の表示制
御および編集の図形表示制御を行うEDITモジュール
を有している。
【0029】次に本実施例の特徴部分を以下説明する。
本実施例はシステムの機能構成の中のエディタパッドを
使用する際の編集表示機能に関し、指定されたコピー領
域の寸法修正に関するものおよびエディタパッドで指定
されたコピー領域の寸法修正操作を誘導するメッセージ
を表示するエディタパッド画面を備えたことを特徴とす
るものである。
【0030】エディタパッド100は、コピー原稿の一
部領域を座標値で指定し、この指定領域を通常とは異な
ったコピー条件で実行させるための設定指示を行うもの
で、設定情報はMAIN系40のLLM48に送られ
る。次にエディタパッド100の構成について説明す
る。エディタパッド100は図3に示すようにDADF
2の上面側に設けられた蓋100aを開けることで操作
できる。図8はエディタパッド100の概略図を示すも
のである。エディタパッド100は、先の尖ったペン等
によって圧力の加えられた位置をX、Y座標上の値とし
て感知する座標入力部120と、編集操作を実行指示す
るボタンが配置されたエディタパネル130を備えてい
る。このエディタパネル130には、図9に示す主要な
ボタンが設けられている。
【0031】抽出ボタン131は、抽出する領域を指定
するためのものである。削除ボタン132は、削除する
領域を指定するためのものである。寸法変倍ボタン13
3は、二つの対角領域を指定して縮倍率を指定するとき
に使用するものであり、最初に指定された対角領域のX
軸方向の長さと次に指定された対角領域のX軸方向の長
さの比と、最初に指定された対角領域のY軸方向の長さ
と次に指定された対角領域のY軸方向の長さの比をと
り、その小さい方を縮倍率とする。指定方法ボタン13
4は、領域の指定を矩形における対角線の両端の2点の
座標値で行うか、多角形の各点の座標値で行うかを選択
するときに使用する。
【0032】領域設定ボタン135は、領域を設定する
ときに使用する。クリアボタン136は、最後に指定さ
れた座標点または領域を消去するときに使用する。設定
終了ボタン137は、一または複数の領域についてそれ
らの指定が終了したときに使用する。寸法修正ボタン1
38は、設定された領域を対角指定による変更指示する
ときに使用する。図10に示されている寸法修正操作ボ
タン139は、寸法修正ボタン138が押されたときの
み有効となるものであり、指定された領域の各辺ごとを
矢印方向に変更できるように領域表記140の各辺を挟
んで微調整値を入力するための変更方向を記した微調整
ボタン141が配置されている。
【0033】次に表示手段としてLCD36(図5)を
用いたエディタパッド画面について説明する。図11は
エディタパッド入力時の初期画面の一例が示されてい
る。この画面はエディタパッド100のファンクション
ボタンを押したときに表示されるエディタパッド画面1
50である。エディタパッド画面150にはエディタパ
ッドの使用中を示す文字「エディタパッド」と入力準備
完了を表すためのペンを握る手151が描かれたエディ
タパッドの絵152を表示するエディタパッド表示部1
53、および設定操作を誘導するための文字を表示する
メッセージ表示部154が設けられている。メッセージ
表示部154には、たとえば領域指定の場合に「四角形
の対角線上の2点を入力してください」および何個目の
領域であるのかの表示、たとえば図示の例では本エディ
タパッドで指定できる領域個数が5個であるからその一
番目の領域であることを示す文字「1/5領域」が、表
示される。
【0034】次に本機能の処理について図12〜14を
参照しながら説明する。尚、本機能はEDITモジュー
ルの起動により実行される。エディタパッド100の入
力準備が完了している状態において、指定ファンクショ
ン情報、入力座標情報はLLM48で認識され、UI系
39に送られる。ここではUI系39で受信した後の表
示処理について説明する。まず座標を受信(ステップ2
00)したときは、座標データを基にLCD表示するた
めの1/5倍に変換するデータ処理(ステップ201)
を行う。変換後の座標が領域の一点目であるか否かの判
定(ステップ202)を行う。一点目の場合は変換座標
によりエディタパッド画面のパッド上の座標点に「×」
印を表示(ステップ203)する。そして次座標のデー
タ処理を行うためにステップ200に戻る。またステッ
プ200の判定が一点目でない場合は指定方法ボタンで
「四角」を選択しているかの判定(ステップ204)が
行われる。四角入力の場合は二点目であればステップ2
06、三点目以降の点でればステップ208で表示した
前座標点の「×」印をクリア(ステップ205、20
7)した後に新座標により「×」印を表示(ステップ2
06、208)する。そして次座標のデータ処理を行う
ためにステップ200に戻る。
【0035】四角形以外の多角形入力の場合は、前座標
の「×」印の表示をクリア(ステップ207)し、新座
標の「×」印の表示(ステップ208)を行う。次いで
2点間の傾きを求めて線を引く(ステップ209)。そ
して次座標のデータ処理を行うためにステップ200に
戻る。領域設定を受信(ステップ220)したときは、
指定方法ボタンで四角入力が選択されているか否かの判
定(ステップ221)が行われる。ステップ200〜2
06で四角入力によって2点が入力されていることを条
件に四角形を作成(ステップ222)する。このとき既
に表示された領域があれば前領域と新領域を合成した表
示(ステップ223)がなされる。また四角形以外の多
角形入力の場合には、始点と終点の座標変化、すなわち
始点と終点の座標が同じになって多角形が作成されてい
るかの判定(ステップ224)が行われる。両点の座標
が不一致の場合、まだ多角形が作成されいないので始点
と終点の傾きを求めて線を引く(ステップ225)。一
致している場合、多角形が作成されているので前表示の
領域と合成して表示する。
【0036】領域番号を受信(ステップ230)したと
きは、寸法修正の対象領域であるかの判定(ステップ2
31)が行われる。寸法修正の場合はその領域の座標か
ら絵を表示(ステップ232)する。一方、寸法修正の
対象領域でない場合は現在表示している絵を格納してい
るRAMを他のRAMへコピー(ステップ233)す
る。そしてメッセージ表示部に領域番号、例えば「1/
5領域」を表示(ステップ234)する。領域クリアを
受信(ステップ240)したときは、現在指定した領域
を消去し、前に入力された領域を表示(ステップ24
1)する。寸法変倍を受信(ステップ250)したとき
は、入力準備完了を示すペンを握る手の絵を表示(ステ
ップ251)する。寸法修正を受信(ステップ260)
したときは、すべての領域を表示(ステップ261)す
る。
【0037】上記処理の内、寸法修正機能におけるエデ
ィタパッド画面の表示について具体的に説明する。尚、
領域は既に抽出によって設定されているものとする。ま
た領域表示形態は指定された領域のみを表示するように
構成されているものとする。まず寸法修正ボタン138
を押すと、図15(A)に示すエディタパッド画面が表
示される。この画面のエディタパッド表示部153には
設定されている2つの領域A、Bがパッド上に、またメ
ッセージ表示部154には修正操作のためのメッセージ
「修正する領域を指定してください」が表示される。こ
の領域指定において、領域外または多角形を指定した場
合は、図15(B)に示すメッセージ「入力ミスです
領域クリアボタンを押してからもう一度入力してくださ
い」が表示される。
【0038】領域A内を押すと、図16(A)に示すよ
うに「微調整値を入力して設定終了ボタンを押してくだ
さい」と表示される。この表示に従ってエディタパッド
100上の寸法修正操作ボタン139の修正したい領域
境界線を形成する辺の方向の微調整ボタン141を押
し、微調整値を入力して領域修正を行う。このとき修正
ミスが生じた場合は領域クリアボタン136を押すこと
により図16Aに示す修正前の領域が表示されるので、
改めて修正操作を行う。
【0039】こうして、ユーザーはLCD画面36を見
ながら、エディタパッド100上の寸法修正操作ボタン
139を押すだけで寸法修正ができる。しかもこのとき
修正すべき領域Aの始点と終点の座標を意識することな
く、自分自身で描いたイメージに合うように寸法修正操
作ボタン139を押すだけで簡単に寸法修正ができる。
また、寸法修正対象領域Aの境界線は点滅表示され、し
かも領域Aの修正中は領域Bも表示されているので、領
域Aの寸法修正を領域Bに及ぼすおそれがなくなる。
【0040】領域修正が終了した時点、例えば図16
(B)に示すように修正された領域Aで設定終了ボタン
137を押すとコピーの取れる状態になる。ここで、領
域Bも修正したいときは設定終了ボタン137を押さな
いで寸法修正ボタン138を押すことにより、先の領域
Aの修正と同時の操作で領域Bの修正を行うことができ
る。なお、本実施例では、寸法修正中に座標がパッドサ
イズを越えた場合はパッドサイズの最大値(最小値)、
また領域が線分になった場合は領域として認められる最
小の値を設定するように構成されている。
【0041】つぎに上記寸法修正の手順を図17〜図2
0に示すフローチャートを用いて説明する。図17には
LLM48におけるフローを示す。まず、UI系39に
寸法修正コマンドを送信し、修正領域が決定すると、エ
ディタパッド100に修正すべき領域決定を送信する。
すると、エディタパッドコントローラでは寸法修正操作
ボタン139が機能できるようにセットされる。また、
修正領域番号をUI系39に送信する(ステップ10
2、ステップ103)。UI系39側ではその特定され
た領域を点滅表示のコントロールをする。ここで修正す
べき領域をキャンセルしたいときはクリアボタン136
を押すとLLM48はエディタパッド100には寸法修
正動作をさせないで初期状態に戻る。そうでなければ寸
法修正操作ボタン139からの送信を受け付ける(ステ
ップ105)。
【0042】また、図18、図19にエディタパッドコ
ントローラ50側のフローを示す。寸法修正ボタン13
8の入力があると、寸法修正ステータス(寸法修正要求
信号)をLLM48に送信し、LLM48から編集許可
信号を受信するとエディタパッドを座標入力モードに設
定する。以後、エディタパッド100はペンの押圧を座
標として認識する。そして、寸法修正領域内のどこかの
一点が座標入力されると(ステップ114)、その点を
含む領域の座標データがLLM48に送信される(ステ
ップ115)。LLM48はエディタパッドから送信さ
れた座標データが対角領域内にあるかどうかを調べ、対
角領域内であれば、エディタパッドコントローラに修正
領域決定を送信する。すると、エディタパッドコントロ
ーラ50側では寸法修正操作ボタン139の矢印部分の
みの座標データを修正値と認識して入力許可し、それ以
外の入力は受け付けない(ステップ117)。そして、
修正値が入力されると、修正方向データをLLM48に
送信する(ステップ119)。設定終了ボタン137が
押されると寸法修正モードの設定を終了するステータス
をLLM48に送信する。
【0043】また、図20にUI系39側のフローを示
す。寸法修正機能が設定されると、指定されている全編
集領域をメモリ(UI系39等のいずれかのメモリを用
いる。)から呼び出しLCD画面36に表示させる。そ
して、寸法修正すべき領域番号をLLM48から受信す
ると、その修正領域の点滅表示処理をする(ステップ1
32)。そして、エディタパッドによる座標の修正処理
が行われると、新しい領域を表示する処理をする(ステ
ップ135)。
【0044】本発明の寸法修正モード設定手段は本実施
例ではエディタパッド100の寸法修正ボタン138お
よびその入力で作動するソフトウエア、ハードウエア等
である。また、本発明の座標入力モード設定手段は本実
施例では寸法修正モードが設定されたのちに設定される
ソフトウエアであり、本発明の修正領域特定手段は本実
施例ではエディタパッド100の特定の指定領域を押す
ためのペン及びそれに関連するソフトウエア、ハードウ
エア等である。また、本発明の座標修正値入力手段は本
実施例では寸法修正操作ボタン139とそれの押圧によ
り作動するソフトウエア、ハードウエア等であり、本発
明の画像処理領域座標修正手段は本実施例では寸法修正
を実行するためのソフトウエア、ハードウエア等であ
る。また、本発明の表示手段は本実施例ではLCD画面
36とその画面での表示のためのソフトウエア、ハード
ウエア等である。
【0045】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、ユーザ
ーはLCD画面を見ながら、エディタパッド上の寸法修
正操作ボタンを押すだけで寸法修正ができる。しかもこ
のとき修正すべき領域Aの始点と終点の座標を意識する
ことなく、自分自身で描いたイメージに合うように寸法
修正操作ボタンを押すだけで簡単に寸法修正ができ、操
作性が向上する。
【0046】また、寸法修正対象領域Aの境界線は点滅
表示され、しかも領域Aの修正中は領域Bも表示されて
いるので、領域Aの寸法修正を領域Bに及ぼすおそれが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主構成図である。
【図2】本発明の主構成図である。
【図3】本発明の実施例の複写機の外観図である。
【図4】本発明の実施例の複写機の断面図である。
【図5】本発明の実施例の複写機のコントロールパネル
の図である。
【図6】本発明の実施例の複写機の制御ブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施例の複写機の制御ブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施例のエディタパッドの概略構成図
である。
【図9】本発明の実施例のエディタパネルにあるボタン
の一部を示すボタン配置図である。
【図10】本発明の実施例のエディタパネルにある寸法
修正操作ボタンの配置図である。
【図11】本発明の実施例のエディタパッド画面の初期
画面を示す構成図である。
【図12】本発明の実施例のエディタパッド画面の領域
表示処理のうち座標処理のフローチャートである。
【図13】上記領域表示処理のうち領域設定処理のフロ
ーチャートである。
【図14】上記領域表示処理のうち領域番号処理のフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の実施例のエディタパッド画面による
領域指定表示を説明する図で、図(A)は指定、図
(B)は再入力を示す図である。
【図16】本発明の実施例の寸法修正操作ボタンによる
入力を説明する図で、図(A)は修正前、図(B)は修
正後を示す図である。
【図17】本発明の実施例のLLMにおける寸法修正機
能選択時のフローチャートである。
【図18】本発明の実施例のエディタパッドにおける寸
法修正機能選択時のフローチャートである。
【図19】本発明の実施例のUIにおける寸法修正機能
選択時のフローチャートである。
【図20】本発明の実施例のUIにおける寸法修正機能
選択時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベースマシン 2 両面自動原稿送り装置 3 ステイプルソータ 4 コンソールパネル 5 用紙トレイ 36 LCD画面 100 エディタパッド 138 寸法修正ボタン 139 寸法修正操作ボタン 150 エディタパッド画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿面の部分画像処理領域を指定するエ
    ディタパッドを備えた画像処理装置において、エディタ
    パッドを用いて、画像処理領域の寸法修正をするモード
    を設定する寸法修正モード設定手段と、前記寸法修正モ
    ード設定手段の入力によりエディタパッドを座標入力モ
    ードに設定する座標入力モード設定手段と、エディタパ
    ッド上で修正領域を特定する修正領域特定手段と、特定
    された領域の境界線に対して垂直成分の座標修正値を入
    力する座標修正値入力手段と、該座標修正値入力手段の
    座標修正値の入力で、特定画像処理領域の座標を修正す
    る画像処理領域座標修正手段と、を設けたことを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置に、エディ
    タパッドで指定された複数の指定領域を記憶する指定領
    域記憶手段と、寸法修正モード設定手段の設定がある
    と、縮尺された寸法の全指定領域を表示し、かつ、修正
    領域特定手段で特定された修正領域のみは点滅表示する
    表示手段と、を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 表示手段は寸法修正モード設定手段の設
    定により、座標修正値入力手段の入力が有効になる座標
    修正値入力表示部を有することを特徴とする請求項2記
    載の画像処理装置。
JP3039014A 1991-02-12 1991-02-12 画像処理装置 Pending JPH057291A (ja)

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