JPH056065A - 記録装置のユーザインタフエース - Google Patents

記録装置のユーザインタフエース

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Publication number
JPH056065A
JPH056065A JP3025220A JP2522091A JPH056065A JP H056065 A JPH056065 A JP H056065A JP 3025220 A JP3025220 A JP 3025220A JP 2522091 A JP2522091 A JP 2522091A JP H056065 A JPH056065 A JP H056065A
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JP
Japan
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jam
image
button
stereoscopic
lcd
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Application number
JP3025220A
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English (en)
Inventor
Kaoru Kaminaga
薫 神長
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のイメージ部品を組み合わせた立体M/
CイメージによりJAM除去手順をLCD表示する 【構成】 JAM発生部位ごとに付けられたJAMコー
ド、操作対象部材の操作上のメッセージを表示するため
のメッセージ番号および立体M/Cイメージフォントの
格納情報を記載したJAMファイル、JAMごとのイメ
ージ部品情報および表示位置を指定する座標情報が格納
されたJAMの絵テーブル、立体M/Cイメージフォン
トが格納されたフォントROMを備え、JAM検知(1
00)に応じたJAMコードからM/Cコンフィグレー
ション(101)およびメッセージ番号(102)を決
定し、このメッセージ番号を基に特定されたイメージ部
品(103)を組み立てて立体M/Cイメージ(10
5)を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマシン(M/C)内での
紙づまり(以下「JAM」と記す)を絵とメッセージに
よりユーザに知らせるJAM表示機能を有する記録装置
のユーザインタフェースに係り、特に立体M/Cイメー
ジ情報を少ないメモリ容量で蓄積すると共に、JAM除
去手順を立体M/Cイメージにより速くLCD表示する
ようにした記録装置のユーザインタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録装置においては、社会的ニー
ズの多様化により一つの機種における多機能化、特定機
能のみをもつ多機種化など製品開発に大きな変化が見ら
れる。例えば、複写機ではアナログ処理方式からデジタ
ル処理方式に変わることにより多機能化,ネットワーク
化が進んでいる。そのため、ユーザインタフェースは複
雑化し、CRTおよびタッチパネルの組み合わせによ
り、多くの機能をより簡単に処理できるように改善が図
られている。
【0003】複写機は、最も基本的な構成としてのベー
スマシンに所望の付加装置、例えば両面自動原稿送り装
置、ビンソータ、ステイプラーソータなどを単一または
複数を組み合わせて取り付けることにより機能アップを
図ることができるように構成されている。ここで、ベー
スマシンとは、1段の供給トレイとマニュアルフィード
用のトレイを備え、プラテンガラス上に原稿をマニュア
ルでセットし、コンソールパネルにより設定したコピー
条件でジョブを実行することのできる装置である。
【0004】ところで、複写機はJAMの発生とその部
位をコンソールパネル上に設けられたLCDやLEDに
よって報知するように構成されている。この報知形態と
してはJAMの発生をLCDにメッセージにより表示し
たり、あるいはM/Cの絵にLEDを配置し、JAM発
生部位をLEDの点灯により知らせている。JAMが発
生すると、ユーザはメッセージやLED点灯によりどの
部位であるかを探し、その発生部位に対するJAM除去
作業を行っている。その際、どのような手順で進めるか
についてはM/Cに貼られているラベルの表記、または
マニュアルが参考にされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種のJAM発生報
知方式において、メッセージ表示のみではJAM発生部
位を特定するのにマニュアル等を見なければならず、ま
た特定された発生部位にどのようにアクセスするかの操
作手順もマニュアルやラベルによらなければならず、J
AM除去の手順が解り難いという欠点がある。一方M/
C表示では容易にJAM発生部位を特定することができ
るが、平面的な表示であるためにその部位へのアクセス
に関して上記同様の問題がある。更にJAMが複数箇所
で発生した場合、M/C表示では複数のJAM発生部位
のLEDが同時に点灯する。そのため、ユーザはどこか
らJAM除去作業に入り、どのような操作手順で行えば
よいかの判断が素早くできないため、この作業を遅らせ
ることになり、しいてはジョブ効率の低下につながって
しまう。更にはM/C構成をイメージ表示する場合、J
AMの絵ごとにM/Cイメージフォントをもっていなけ
ればならず、メモリ容量が大きくなるという問題があつ
た。 本発明の目的は、複数のイメージ部品を組み合わ
せた立体M/CイメージによりJAM除去手順をLCD
表示するようにした記録装置のユーザインタフェースを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明はJAM除去手順に対応した立体M/Cイメ
ージをLCD表示する記録装置のユーザインタフェース
であって、立体M/Cイメージは複数のイメージ部品の
組み立てによって作成されることを特徴とするものであ
る。またイメージ部品は、各種のM/C構成の共通構造
のイメージ部品と付属機器のイメージ部品により構成さ
れている。更に他のものは、JAM発生部位ごとに付け
られたJAMコード、操作対象部材の操作上のメッセー
ジを表示するためのメッセージ番号および立体M/Cイ
メージフォントの格納情報を記載したJAMファイル、
JAMごとのイメージ部品情報および表示位置を指定す
る座標情報が格納されたJAMの絵テーブル、立体M/
Cイメージフォントが格納されたフォントROMを備
え、JAM検知に応じたJAMコードからメッセージ番
号を決定し、このメッセージ番号を基に特定されたイメ
ージ部品を組み立てて立体M/Cイメージを作成するこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】JAM検知からJAM発生部位が特定され、J
AM除去手順が決定される。このJAM除去手順は立体
M/CイメージによりLCD表示される。M/C構成は
予め複数のイメージ部品に分割されて記憶されており、
このイメージ部品をJAM除去手順に応じて組み立てる
ことにより立体M/Cイメージを作成し、LCD表示さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。尚、本実施例は複写機に適用したもので、ベ
ースマシンに両面自動原稿送り装置,ソータなどの付属
装置が組み合わされて構成されるものである。複写機
は、図2に示すように、ベースマシン1に両面自動原稿
送り装置(DADF)2,ソータ3が取付けられてお
り、このベースマシン1はコンソールパネル4によって
設定されたジョブに応じて付属装置を含む機構部を制御
し、DADF2で送られた原稿から読み取った画像情報
を基にトレイ5から供給される指定サイズの用紙に対し
て画像処理を施した後、排紙処理を実行すると共に、ソ
ータ3において画像処理された用紙の仕分けを行うよう
に構成されている。
【0009】また、複写機の概略を図3を用いて説明す
る。複写機内には感光ドラム7が配置されている。図に
おいて、感光体8は感光ドラム7外周面に層状に形成さ
れている。この感光ドラム7は、矢印方向に回転するよ
うに図示しない駆動装置に連結されている。感光ドラム
7の外周には、チャージコロトロン9、現像器11,1
2、転写コロトロン13およびクリーニング装置15が
配置されている。この複写機においては、感光ドラム7
が矢印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコ
ロトロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16
で光の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16
には、複写機の上面に配置されたプラテンガラス17上
に載置された図示しない原稿の光像が入射されるように
なっている。このために、露光ランプ19と、これによ
って照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー
20および光学レンズ21とが配置されており、このう
ち所定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされる
ようになっている。
【0010】静電潜像が形成された感光体8は、その
後、現像器で現像される。ここで感光体8上に形成され
たトナー像は、転写コロトロン13により用紙上に転写
され、ヒートロール23およびプレッシャロール24間
で熱定着されて搬出される。一方、感光体8はクリーニ
ング装置15によりクリーニングされ再使用に供され
る。 一方、複写機に配置されている供給トレイ25に
収容されている用紙27あるいは手差しトレイ28に沿
って手差しで送り込まれる用紙27は、送りロール29
あるいは31によって送り出され、搬送ロール32に案
内されて感光ドラム7と転写コロトロン13の間を通過
する。このとき、トナー像が用紙27上に転写される。
転写後の用紙27はヒートロール23およびプレッシャ
ロール24の間を通過して熱定着される。そして、搬送
ロール32の間を通過して搬出トレイであるソータ3に
搬出される。なお、中間トレイ33は両面または多重コ
ピーするときに用いられるものである。
【0011】コンソールパネル4は、図4に示すよう
に、同パネル上に配置された用紙サイズ,倍率,複写枚
数などの設定/入力,スタート,ストップ,割込み,設
定確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボタ
ンとLCD画面上に表示される機能に対応して表示部分
に設けられたタッチキーとしてのボタンを備えている。
またコンソールパネル4にはハードキーを操作したとき
の選択や設定の状態がランプなどにより表示されてい
る。コンソールパネル4のボタンの機能については後述
する。
【0012】図5は複写機のハードウェア構成が示され
ている。ユーザインタフェース(UI)50はコンソー
ルパネル4にあるボタンの操作による設定/入力された
データ処理を実行し、本機システムを管理する主制御回
路基板(MAINPWBA)(以下「MAIN系」と記
す)に入力データを送ると共に、ユーザへの表示を行
う。両面自動原稿送り装置(DADF)コントローラ5
1は、原稿の両面または片面から画情報を読み取るため
に、この読み取りタイミングに合わせて原稿をプラテン
ガラス上に搬送するための制御を行う。
【0013】光学的読取り装置(OPT)コントローラ
52は、プラテンガラス上に搬送された原稿からユーザ
が指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。すなわ
ち、DADFは原稿の一方の面がプラテンガラスに向き
合うような状態でこれを搬送する。そしてOPTが動作
して1回目の露光を行う。次いで、DADFは露光終了
後の原稿を装置内にあるトレイに戻す際にその表裏を逆
転させる。これによりこの原稿が再度送り出された場合
には先の露光面と逆の面が露光されるように原稿送り機
構部および光学系の制御を行う。ベースマシンでは両面
コピーの指令により用紙の搬送制御および両面トレイの
駆動制御が行われる。
【0014】帯電除去装置(ISIL)コントローラ5
3は、原稿の画情報から不要な部分を消し込む処理,原
稿の周辺を消す枠消し処理,原稿の画情報の中からの特
定情報描出などの編集処理の制御を行う。画像記録装置
(IOT)コントローラ54は、原稿から読み取られた
画情報を基に画像処理を実行する際に、用紙搬送制御,
紙づまり検知およびZero回りである現像プロセス制御を
管理する。特定トレイ(DDM/TRAY[X])コン
トローラ55は、IOTからの両面画像処理に関する指
令に基づいて片面の画像処理が既に行われている用紙を
反転させて背面に画像処理を施すために、次のZeroタイ
ミングまで一時待機させるように両面トレイを制御した
り、またIOTからの特別トレイ動作指令により、用紙
パスの関係から制御上、他のトレイとは別に取り扱われ
る特別トレイ[X]、例えば最下段トレイの制御を行
う。
【0015】ビンソータコントローラ56は、例えば2
0ビンソータをIOTからの仕分け指令により駆動し、
ベースマシンから搬出される画像処理後の用紙を指定さ
れたビンに貯えるための制御を行う。スティプルソータ
コントローラ57は、IOTからの綴じ込み仕分け指令
によりビンに貯えられた用紙を丁合した後にスティプル
で綴じるための制御を行う。ライトレンズマネジャー
(LLM)58は、システムの全体を統括管理してお
り、主に原稿の画像処理と用紙の搬送を時間的に一致さ
せるためのシステムタイミング制御やユーザが設定する
コピーモードなどのジョブ管理を行う。
【0016】シリアルデータ通信プロセッサ(SCP)
59は、UI,DADF,OPTおよびISILとのデ
ータの送受をシリアル通信で行うと共に、LLMとの間
のデータをパラレル通信によりやり取りするためのデー
タ処理を行う。特にSCPとLLMとのデータのやり取
りは、SCPに内蔵されているデュアルポートRAMを
通して行われる。すなわち、LLMは自分のアドレスマ
ップ上に割り付けられたSCPのRAMをリード/ライ
トし、このRAMをSCPがリード/ライトすることで
情報の伝達を行っている。
【0017】上記のハードウェアは各機能ごとに独立し
たCPUを備え、このCPUと周辺LSIにより電気回
路基板(PWBA)が構成されている。ここで、LL
M,SCPおよびIOTはベースマシンの制御系の中枢
を成すもので、各機能を分担するCPUと周辺LSIに
より主制御回路基板を構成している。以下、本発明のユ
ーザインタフェース(UI系)について説明する。図6
はUI系のハードウェア構成が示されている。UI系は
MAIN系と通信回線で結ばれているUI制御回路基板
60、および表示画面を構成する液晶ディスプレイ(以
下「LCD」と記す),キースイッチ(KEY S
W),タッチスイッチ(TOUCHSW)などを備えた
コンソールパネル回路構成部61とから構成されてい
る。
【0018】UI制御回路基板60は、LCD62を制
御するLCDコントローラ63、ボタン入力を検知して
発光ダイオード(LED)64への通電を制御するパラ
レルI/O65,LCD電源回路66、およびLCDコ
ントローラ63への表示制御指令や検知されたボタン入
力の認識などを実行するCPU67とから構成されてい
る。コンソールパネル回路構成部61は、ハードキー部
とLCD部とから成り、ハードキー部にはキースイッチ
68とこのキースイッチ68に対応して設けられたLE
D64が設けられており、またLCD部はLCDコント
ローラ63からの信号によりLCD62を構成するマト
リクスに配置された画素、例えば320×200個をマ
トリクス駆動させるLCDドライバ69、LCD上の表
示部分、例えば機能ボタンの絵、文字を触れることによ
りスイッチ信号を発するタッチスイッチ70、およびL
CD62の背面から照明するバックライト用エレクトロ
ルミネッセンス(EL)71とから構成されている。
【0019】図7〜9はUI制御回路基板の回路構成が
示されている。CPU67は、後述のUIリモートサブ
システムを構成するソフトウェアの各モジュールを起動
することにより、コンソールパネル4のスイッチ情報を
パラレルI/O65を介してデータバスに取り込み、こ
のスイッチ情報を認識して得られたジョブに関する設定
モード情報をシリアルチャンネル0(ASC10))を
介してシリアル送受信用LSIにより構成されたドライ
バー/レシーバー(DRIVER/RECEIVER)72に送り、こ
こからMAIN系に送信する。一方MAIN系からCP
U67にはトレイ制御情報やM/C状態を示す情報が前
記LSI72を通して送られてくる。前記LSI72は
パラレルI/O65から出されるイネーブル信号により
送信ラインをオープン(ハイインピーダンス)またはク
ローズしてデータの送受信を行う。
【0020】設定モード情報は、アドレスコードにより
指定されたRAM73に一時記憶され、またアドレスバ
スによってLCD62に関する表示情報に基づく指令が
LCDコントローラ63に発せられる。パワーオンリセ
ット/ウオッチドッグタイマ(POWER ON RESET&WDT)
回路74は前者が電源ON後の電圧が一定するまでの
間、CPU67を動作させなくするためのホールド回路
であり、また後者がI/Oマップを作成する際に出され
る信号を監視し、この信号が途絶えたときCPU67を
リセツトする回路である。
【0021】アドレスデコードおよびI/Oデコードの
各回路75,76はメモリマップおよびI/Oマップを
作成する為にどの番地からどのLSIをイネーブルとす
るかを決定する。またアドレスコードによりコントロー
ルROM77,フォントROM78,ロゴROM79に
格納されたデータがLCDコントローラに出力される。
特にコントロールROM77には前述の通信、表示、キ
ー入力等を制御するためのプログラムが格納されてい
る。
【0022】RAM73は設定されたジョブ内容、すな
わち設定モード情報を一時的に記憶する。フォントRO
M78は各種文字や絵フォントが記憶されている。ロゴ
ROM79はLCDに表示される特殊フォントを記憶し
ている。NVM80は不揮発性メモリであり、たとえば
コンソールパネル上の初期状態の設定情報を記憶するジ
ョブメモリとして使用される。ICカード81はジョブ
メモリを構成するもので、上記設定情報が登録される。
タイミングコントローラ83は、LCDコントローラ
63が一定周期でVRAM82の内容をLCD62に表
示するためのリード(Read)動作とCPU67のVRA
M82へのライト(Write)動作のタイミングを図るも
のである。LCDコントローラ63は、コントロールR
OM77の表示制御プログラムを実行し、VRAM82
の内容をLCD62に表示するための制御を行うと共
に、CPU67のVRAM82へのライト動作をサービ
スする。すなわちCPU67が書き込みし易い形式に変
更する。LCDドライバ69は、LCDコントローラ6
3からのマトリクス駆動信号を基に320×200画素
から成るLCDの該当する画素に対するLCD電源回路
66からの供給される印加電圧を制御する。尚、84は
タッチキー操作時に鳴らすブザーである。
【0023】次にUI系のソフトウェア構成について説
明する。図10はUIリモートサブシステムのモジュー
ル構成が示されている。UI系のソフトウェア構成は、
UI系の全てのプログラムを管理するメインモジュール
(RTMO)、このメインモジュールに呼び出され、本
システムが使用されている間、走行するプログラムから
成るモジュール(MESG,CNSLなど)および要求
により起動されるプログラムから成るモジュール(PR
NT,STBYなど),前記要求により起動されるモジ
ュールによって呼び出されて起動するモジュール(LC
D,FLTなど)によるツリー構造を成しており、更に
メインCPU(LLM)との通信制御を行うためのモジ
ュール(SERL),共通の処理および汎用性のある処
理を行うモジュール(SUBR,LCDLIB)を有
し、これらのモジュールの有機的な結合によってUI系
の機能が実現されるように構成されている。
【0024】特に、要求により起動されるモジュール
は、本システムの動作状態ごとに分けられており、パワ
ーオン時はPWRモジュール、待機時はSTBYモジュ
ール,コピー時はPRNTモジュール,仕様設定時はC
USPモジュールおよびシステム調整時はDIAGモジ
ュールが起動される。例えばパワーオン時にはPWRモ
ジュールが呼び出され、この動作に関係する部品を制御
するモジュール(LCD,AUTO,INPV)が呼び
出されて起動する。以下、各モジュールの機能について
説明する。RTMOモジュール1000は、モニタと呼
ばれるオペレーションプログラム(OS)で、全てのプ
ログラムを監視する働きをもっており、その主なものと
してプログラムの入力出力や割込の処理を行うと共に、
LED点滅,ブザーの動作時間を作るための基準時間な
どの実時間管理およびLEDの表示制御を行う。
【0025】SERLモジュール1001は、LLMの
メインCPUと通信を行っている。MESGモジュール
1002は、LCD上に文字等のメッセージ例えば「コ
ピーできます」などの文字を表示するための制御を行
う。CNSLモジュール1003は、ボタン操作の認識
処理を行う。BCHKモジュール1004は、ハードキ
ー,タッチパネルキーなどのボタン操作、例えば同時に
複数のボタンが押されたときやLCD上でスイッチのな
い場所をタッチしたときやボタン押しの有効/無効など
のチェック処理を行う。CMDSTSモジュール100
5は、本システムの機構部(本体)とのコマンド/ステ
ータスのやり取りを行う。PRNTモジュール1006
は、ジョブ実行時に呼び出され、LCDモジュールを起
動してディスプレイ上にコピー中である旨などコピー動
作に関するメッセージを表示する。
【0026】CUSPモジュール1007は、仕様設定
モードにおけるウインドウメニューの表示制御を行い、
オペレーションにより設定されたパラメータをCMDS
TSモジュールを通して本体へ送信する。STBYモジ
ュール1008は、パワーオンシーケンスが完了してジ
ョブの実行ができる待機の状態やジョブの実行時間が所
定時間を超えた待機の状態あるいはジョブの設定入力な
どのときに呼び出され、前記機能を実行するためのモジ
ュール(FLT,EDIT等)を起動する。PWRモジ
ュール1009は、電源ONからコピー動作ができる状
態に至る間の初期化処理、たとえばMAIN系から送ら
れてくるM/Cの状態情報を受信し記憶する等を行って
いる。DIAGモジュール1010は、DIAGモード
におけるLCD表示制御において、オペレーションによ
り決定されるテストモードをMAIN系へ送信したり、
MAIN系より受信されるテスト結果をLCDに表示制
御を行う。
【0027】FLTモジュール1011は、マシン(M
/C)のJAM箇所のコード表示やM/Cの絵のLCD
表示を行う。EDITモジュール1012は、エデッド
パッド使用時の表示制御および編集の図形表示制御を行
う。LCDモジュール1013は、LCDの表示制御を
行う。AUTOモジュール1014は、APS/AMS
および関連ボタンの受付けの表示制御を行う。INPV
モジュール1015は、文章変更時の変数の代入、カウ
ントの表示制御を行う。SUBRモジュール1016
は、各モジュールで使える共通のサブルーチンである。
LCDLIBモジュール1017は、LCDの表示制御
のライブラリである。次にコンソールパネル上のハード
キーおよびタッチパネルキーの各操作ボタンの説明をす
る。コンソールパネル4には、図4に示すように次のハ
ードボタンが設けられている。すなわち、スタート、ス
トップ、クリア、テンキー、オールクリア、トレイ選
択、固定倍率、任意倍率、割り込み、ちょっと小さめ、
設定確認および予熱の各ボタンである。これらのハード
ボタンの内の主なボタンの機能について説明する。
【0028】スタートボタン40は、コピーの開始や続
行あるいは「お待ちください」表示中にスタートを予約
したいときなどに使用される。ストップボタン41は、
コピー作業を途中でやめるときに使用される。トレイ選
択ボタン42は、使用したいトレイまたは自動用紙選択
を選択するときに使用される。固定倍率ボタン43A
は、イメージサイズまたは自動倍率を選択するときに使
用される。任意倍率ボタン43Bは、任意(1%きざ
み)に縮倍率を選択するときに使用される。
【0029】設定確認ボタン44は、それまでに設定さ
れた機能を表示したいときに使用される。設定確認ボタ
ンを押すと、例えばコピー濃度、ソータ、両面コピー、
単色カラー、わく消し、ページ連写等の機能がLCDに
同時にボタン表示される。LCD画面45は、320×200
dot(1dot=0.33×0.33mm)の画素を有し、こ
の画素により構成されるLCD画面内にタッチパネルが
配置されている。このタッチパネルは、10×7Tile
(1Tile=32×24dot)により構成されている。
【0030】次にタッチパネルの操作の概要について述
べる。 機能の選択/解除は、LCD上に表示された機
能に対応するボタンを押すことで行う。機能の選択操作
において、パラメータのない機能またはガイドオペレー
ションが不必要な機能の場合は、ボタン表示を暗色に反
転させる。パラメータのある機能またはガイドオペレー
ションが必要な機能の場合は、ポップアップウインドウ
が表示されるので、このウインドウによりパラメータを
指定して終了ボタンを押すことにより、ウインドウが閉
じられ、設定されたパラメータを持つ機能のボタン表示
が暗色に反転する。そして、機能の解除操作は、パラメ
ータのない機能の場合、暗色反転状態にあるボタンが押
された時、機能を解除し、ボタン表示の反転を元の明色
に戻す。また、パラメータのある機能の場合は、ポップ
アップウインドウ中の取消ボタンが押されるとウインド
ウが閉じられ、設定された機能を解除し、ボタンの暗色
を明色に戻す。以上のタッチパネルの操作の概要を図1
1に示すフローチャートに従って説明する。
【0031】パラメータのある機能については機能ボタ
ンを押す(ステップ101)と、ブザーが一定時間鳴っ
て注意を喚起(ステップ102)する。そしてポップア
ップウインドを開く(ステップ103)。基本、応用、
専門ボタンのいずれかを押すと(ステップ104)、パ
ラメータを指定終了とする。このとき、パラメータの指
定が終了していないと警告メッセージがLCD画面上に
表示(ステップ109)される。指定したパラメータで
よければ終了ボタンを押すとポップアップウインドは閉
じ(ステップ106)、選択した機能ボタンの色が反転
表示(ステップ107)され、機能選択状態(ステップ
108)となる。また、ステップ103の状態でパラメ
ータの指定を行う場合は、まず、パラメータの指定(ス
テップ110)の後、よければ終了ボタンを押す(ステ
ップ111)と、ポップアップウインドは閉じ(ステッ
プ112)、選択された機能ボタンの色を反転させ(ス
テップ113)、機能選択状態(ステップ114)とな
る。また、ステップ103またはステップ110の段階
で取消しボタンを押す(ステップ115)と、ポップア
ップウインドが閉じ(ステップ116)、選択した機能
ボタンの表示色を非反転(ステップ117)として、機
能選択を行わなかった状態(ステップ118)にする。
【0032】一方パラメータのない機能を選択する場合
は、機能ボタンを押すと一定時間ブザーが鳴り、ボタン
表示は反転(ステップ122)し、機能選択状態(ステ
ップ123)となる。また機能選択状態でないと、ボタ
ン表示は非反転(ステップ124)であり、機能解除状
態(ステップ125)となる。設定されるコピー機能
は、図12〜15に示す基本、応用および専門の各機能
とそれぞれのパラメータからなるツリー構造を有してい
る。機能選択ボタンは、図16に示すように、基本ボタ
ン200、応用ボタン300および専門ボタン400に
分けられる。
【0033】基本ボタン200は、オペレータが基本コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。基本
ボタン200が押されると図16に示す基本画面が表示
される。基本画面201にはコピー濃度調整、ソータ
ー、両面およびユーザー設定(仕様設定で設定なしを指
示している時は表示しない。)の各機能に対応したボタ
ンが設けられている。この基本画面201は電源投入
時、オールクリアボタンが押された後、オートクリア動
作後、予熱モード復帰後、割り込み復帰後、設定確認モ
ード復帰後、仕様設定終了後は自動的に表示される。
【0034】応用ボタン300は、オペレータが応用コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。応用
ボタン300が押されると図17に示す応用画面301
が表示される。応用画面301には単色カラー310、
とじしろ320、わく消し330、ページ連写340、
OHP合紙350、応用原稿送り360の各機能に対応
したボタンが設けられている。応用画面301にて機能
を選択した後に専門/基本画面を表示した場合は、応用
機能が選択されていることを示すために、“応用”文字
は暗色に反転表示される。
【0035】専門ボタン400は、オペレータが専門コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。専門
ボタン400が押されると図18に示す専門画面401
が表示される。専門画面401には合成410、寸法変
倍420、ジョブメモリ430および仕様設定440の
各機能に対応したボタンが設けられている。専門画面4
01にて機能を選択した後に応用/基本画面を表示した
場合は、専門機能が選択されていることを示すために、
“専門”文字は暗色に反転表示される。
【0036】次に機能選択/解除について説明する。
【0037】コピー濃度設定ボタンは、自動モードボタ
ン202、マニュアルモード203および写真モード2
04を選択/解除するために押すボタンである。ユーザ
設定ボタン205は、ユーザーが頻繁に使用する機能の
選択を容易にするためのものである。ユーザーが仕様設
定で設定したボタンが表示される。ソーターボタン20
6は、ソーターを使用する時に押すボタンである。選択
できる機能は丁合いとスタックの二つのうち一つで、い
ずれかが選択された場合、ステイプラソーター付き機械
の場合、自動ホチキス止め機能を選択できる。
【0038】両面ボタン207は、片面原稿、両面原稿
から両面コピーを取りたい時、または両面原稿から片面
コピーを取りたい時に押すボタンである。単色カラーボ
タン310は、画面上にセットされている色、たとえば
「赤」表示311され、この色でコピーを取りたい時に
押すボタンである。とじしろボタン320は、右とじし
ろ321または左とじしろ322の機能が選択できる。
このボタンを押すと開かれるウインドウにより選択され
たとじしろの表とじしろ量3211または裏とじしろ量
3212の入力設定を行う。
【0039】わく消しボタン330は、上下わく消し量
331、左右わく消し量332および中消し量333の
機能が選択できる。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウにより上記消し量がmm単位で設定できる。ページ
連写ボタン340は、見開きでB4版(またはA3版)
の本などを、一度スタートボタンを押すだけで、片ペー
ジずつの二分割コピーができる。このボタンを押すと開
かれるウインドウによりコピー後のページを揃える洋書
341または和書342の指定ができる。OHP合紙ボ
タン350とは、OHPコピー時に自動的に白紙を挿入
する時に押す特殊機能ボタンである。
【0040】応用原稿送りボタン360は、オペレータ
がDADFを特殊な仕様で使用する場合に機能選択する
ためのものである。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウにより、DADF上にセットされた原稿二枚分をプ
ラテンガラス上に並列にセットする2イン1モード36
1およびサイズの異なる原稿を連続して搬送するミック
スサイズモード362が指定できる。特に2イン1モー
ド361では、奇数指定3611、偶数指定3612お
よび自動カウント3613の設定ができる。
【0041】合成ボタン410は、複数のコピー原稿を
一つにしてコピーする合成コピー機能を選択する。この
ボタンを押すと開かれるウインドウにより、合成41
1、連写412、カラー合成413および連写カラー合
成414の各機能の指定ができる。
【0042】寸法変倍ボタン420は、希望の倍率(大
きさ)にコピーしたいときの自動倍率計算機能を選択す
る。このボタンを押すと開かれるウインドウにより、原
稿/コピーの大きさがmm単位で指定でき、その指定さ
れた大きさから自動的に倍率が計算され、その倍率が表
示される。ジョブメモリボタン430は、コンソールお
よびタッチパネル上の設定を初期状態としてM/Cに記
憶させ、これを必要に応じて呼び出す初期状態設定機能
を選択する。このボタンを押すと開かれるウインドウに
より、呼出し431、登録432および削除433の各
機能の操作ができる。ジョブモードは、たとえば3種類
の初期状態がジョブメモリ4300のNO1〜3に登録
できる。M/Cには呼び出しボタン431を押してジョ
ブメモリNOを指定することにより設定される。仕様設
定ボタン440は、初期値の設定、機能の設定/解除等
の仕様設定モードを選択する。
【0043】本発明は、本システムの機能を実現するた
めに用いられているLCDに立体的なM/Cイメージ
(以下「立体M/Cイメージ」と称す)によりJAM情
報を表示するものにおいて、M/C構成の複数の立体M
/Cイメージ部品を組み立てることにより立体的なJA
Mの絵を作成することを特徴とするものである。
【0044】まず本発明の原理を図19により説明す
る。M/Cは、ベースマシンと付加装置によって構成さ
れているので、立体M/Cイメージ部品は各種のM/C
構成の中でベースマシンを作成する共通イメージ部品と
付加装置を作成する付属イメージ部品により構成され
る。ベースマシンおよび付加装置は、JAMごとの複数
のイメージ部品が用意されている。ベースマシンでは、
例えば原稿をセットするプラテン部分のイメージ部品1
14a、右側面の保守用扉のイメージ部品114b、正
面のトレイ部分のイメージ部品114cおよび操作方向
を指すイメージ部品114dを組み立てることによりJ
AMの絵として示されている立体M/Cイメージ114
を作成する。各イメージ部品は、更にJAM除去手順に
応じて複数種類、例えばプラテン部分を開けたイメージ
部品,保守用扉を開けたイメージ部品、トレイ番号の異
なるイメージ部品等が用意されている。
【0045】図1はJAM情報表示機能を実現するため
のブロック構成が示されている。尚、本機能は図10に
示すソフトウェア構成のFLTモジュールによって実行
される。 ここではJAM検知は1または同時に複数箇
所のJAM発生の検知を含むものである。またJAM発
生部位はJAM除去手順に対して1の操作部材ごとにJ
AMコードが付されている。したがって、JAMコード
はJAM発生部位の数とそのJAM除去手順に定義され
たソフトウェアが検知できる操作部材の数の積だけ設け
られている。
【0046】JAM検知手段100は、M/Cの用紙パ
ス上に配置されたセンサからの信号を基にMAIN系が
JAMコードに変換してUI系に送る。M/Cコンフィ
グレーション判定手段101は、JAMコードからその
M/Cに付いているオプション、例えばDADF,ソー
タなどによりM/Cコンフィグレーションを判定する。
また複数箇所のJAM発生では、JAM発生部位の除去
に優先順位が付けられているので、優先順位に従ってど
のJAM発生部位から除去するかのM/Cコンフィグレ
ーションを判定する。
【0047】メッセージ番号検索手段102は、JAM
の絵に対応してJAM除去手順のメッセージに付けられ
ているメッセージ番号をJAMコードから決定する。イ
メージ部品検索手段103は、M/C構成のイメージ部
品の中からJAMコードに応じたJAMの絵を作成する
ためのイメージ部品を決定する。メッセージ処理手段1
04は、JAM除去手順のメッセージファイルの中から
選択された操作対象部材のメッセージを決定する。JA
Mの絵組立表示制御手段105は、決定されたイメージ
部品を組み立て、予め定められた座標にLCD表示する
ための制御を行う。
【0048】LCD表示手段108は、組み立てられた
立体M/Cイメージ,メッセージをJAM画面として表
示する。図20はJAM画面の構成の一例が示されてい
る。JAM画面110はJAM発生部位の操作部材を立
体M/Cイメージにより表示するJAMの絵表示部11
1,JAM除去の操作を表示するメッセージ表示部11
2、JAMが発生したことを知らせるJAMメッセージ
表示部113およびJAMコード表示部113Aから構
成されている。このJAM画面110には、予めJAM
発生部位に対するJAM除去手順の一操作(一個の操作
対象部材)ごとを立体M/Cイメージとメッセージによ
って表示される。JAMの立体M/Cイメージ114は
JAM発生部位、JAM発生部位にある操作対象部材お
よび操作対象部材の操作方向を矢印によって指示されて
いる。図20に示す例では、前面カバー115で覆われ
た箇所にJAMが発生していることを示しており、この
JAM発生部位116を黒塗り、操作部材である前面カ
バー115の輪郭を太線で描いて強調表示すると共に、
前面カバー115を上から下に開くようにその操作方向
が矢印117により指示されている。
【0049】次にJAM画面の作成を図22により説明
する。尚、LCDはJAM画面を3レイアを使って表示
されるように構成されている。第1と3レイアにはJA
Mの絵を表示し、第2レイアにはメッセージが表示され
る。JAMの絵はX方向を1バイト単位、Y方向を1ド
ット単位で表示するように構成されている。したがっ
て、イメージ部品を同じレイアに表示しようとすると、
絵によってX方向の境界が1バイト分ずれることがあ
る。このような隣接するイメージ部品との間をずれない
でつなぐため、上記表示方式が採用されている。
【0050】JAM画面はJAMコードからJAMの絵
を特定するJAMファイル、M/C構成が登録されたJ
AMテーブル、決定されたJAMの絵のフォントのサイ
ズ、先頭アドレスが入っているROMおよびメッセージ
ファイルを用いて作成される。JAMファイルは、図2
3に示すように、M/C構成ごとに登録されたJAMコ
ードに対応したメッセージ番号とJAMの絵を決定する
ためのテーブルの先頭アドレスが記載されている。テー
ブルの先頭アドレスはJAMの絵を分割してLCDの第
1と3レイアに表示するために第1と3レイア用の各先
頭アドレスをもっている。図示の例では上段が第1レイ
ア用で、下段が第2レイア用の先頭アドレスである。J
AMコードはJAMの発生部位を表すコード、図示の例
では「E1」および当該JAMの除去手順に従って表示
するためのJAMの絵番号、図示の例ではE1に続く番
号によって構成されている。
【0051】JAMの絵テーブルは、図24に示すよう
に、先頭アドレスの中にM/C構成により順番に絵番号
および座標が登録されている。図示の例では、アドレス
「0000」にプラテン(Platen)のJAMの絵
番号としてJAM1が座標(00,00),JAM5が
座標(20,16)、またDADFのJAMの絵番号と
してJAM3が座標(00,00)に入っていることを
示している。ROMには、JAMの絵番号の順に、その
絵のオフセットデータが入っており、本実施例では1つ
の絵が先頭アドレスを3バイト、X,Y方向および表示
方向の各サイズを1バイトによる6バイトで構成されて
いる。以下にJAMの絵の表示について説明する。
【0052】JAMが検出されてM/Cが停止すると、
FLTモジュールが起動する。まずJAM検知に基づい
てJAM発生部位が特定され、予めJAM発生部位ごと
に付けられたJAMコードがMAIN系から送られてく
る。このJAMコードからメッセージ番号を検索(ステ
ップ200)する。今回のメッセージ番号が前回のメッ
セージ番号と同じかの判定(ステップ201)が行われ
る。新たなメッセージ番号の場合は、当該メッセージ番
号から第1および3レイア用の絵のテーブルの先頭アド
レスをセット(ステップ202)する。第1レイアのイ
メージ部品の表示処理において、テーブルの先頭アドレ
スの中からM/C構成に合ったJAMの絵番号および座
標をもってくる(ステップ203)。JAMの絵番号を
基に絵のフォントが入っているアドレスを求める(ステ
ップ204)。このフォントアドレスを上記座標位置に
LCD表示(ステップ205)する。上記動作によって
1つのイメージ部品がLCD表示され、これを第3レイ
ア用のイメージ部品の表示処理についてステップ206
〜208で同様に行われる。
【0053】次にJAM除去手順の一例をJAM画面と
図25のフローチャートにより説明する。JAMが発生
すると、M/Cが停止して図20に示すJAMの絵11
1をもつJAM画面が表示される。ユーザはJAM画面
を見て、どの部位にJAMが発生しているかを認識し、
その除去手順をJAMの絵114とメッセージ「前面カ
バーをあけてください」により把握する。次いでM/C
の前面カバーをJAMの絵どうりに開ける(ステップ3
00)と、図21に示す次のJAM画面が表示される。
この画面にあるJAMの絵118とメッセージ「左側の
緑のレバーを上げて機械の中の用紙を取り除いてくださ
い」によりベースマシンの上部119にある緑色レバー
120を矢印121方向に回動操作して開放する。そし
て詰まっている用紙を除去(ステップ301)した後、
上記操作とは逆の手順を経て前面カバーを装着する。こ
のとき紙残りが判断(ステップ302)され、JAMが
解消されていればメッセージ「続けてコピーできます」
が表示(ステップ303)され、コピー動作を再開する
ことができる。この例ではJAMコード「E1」のJA
M発生部位の除去が終了したことを意味している。しか
し、「E1」JAMと同時に他の部位にJAMが発生し
ている場合は他のJAMコードによるJAM画面が表示
され、「E1」JAMと同様に処理される。
【0054】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、JAM
除去手順がM/Cコンフィグレーションごとの立体M/
Cイメージ部品の組み立てによって作成されるので、各
種のM/C構成に共通なイメージ部品とそれ以外のイメ
ージ部品を用意すれば良く、そのイメージ部品のメモリ
容量を小さくすることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】記録装置としての複写機の斜視図である。
【図3】複写機の概略機構図である。
【図4】コンソールパネルの構成図である。
【図5】ハードウェア構成図である。
【図6】UI系のハードウェア構成図である。
【図7】UI制御回路基板の回路構成図である。
【図8】LCD部の回路構成図である。
【図9】コンソールパネルのスイッチ部とUI制御回路
基板のパラレルI/Oとの接続を示す図である。
【図10】UI系のソフトウェア構成図である。
【図11】LCD画面による操作フロー図である。
【図12】基本画面で操作可能な機能構成図である。
【図13】応用画面で操作可能な機能構成図である。
【図14】応用原稿送りの機能構成図である。
【図15】専門画面で操作可能な機能構成図である。
【図16】基本画面の構成図である。
【図17】応用画面の構成図である。
【図18】専門画面の構成図である。
【図19】JAMの絵の組み立てを説明する図である。
【図20】JAM発生の初期(JAM)画面の一例を示
す構成図である。
【図21】初期画面に続く操作を指示するJAM画面の
一例を示す構成図である。
【図22】JAMの絵作成のフローチャートである。
【図23】JAMファイルの構成図である。
【図24】JAMの絵テーブルの構成図である。
【図25】JAM除去手順のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベースマシン 2 両面自動原稿送り装置 3 ステイプルソータ 4 コンソールパネル 5 用紙トレイ 45 LCD画面 100 JAM検出手段 101 M/Cコンフィグレーション判定手段 102 メッセージ番号検索手段 103 イメージ部品検索手段 104 メッセージ処理手段 105 JAMの絵組立表示制御手段 106 LCD表示手段 110 JAM画面 114 立体M/Cイメージ 114a〜114d 立体M/Cイメージ部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JAM除去手順に対応した立体M/Cイ
    メージをLCD表示する記録装置のユーザインタフェー
    スであって、立体M/Cイメージは複数のイメージ部品
    の組み立てによって作成されることを特徴とする記録装
    置のユーザインタフェース。
  2. 【請求項2】 イメージ部品は各種のM/C構成の共通
    構造のイメージ部品と付属機器のイメージ部品により構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の記録装置
    のユーザインタフェース。
  3. 【請求項3】 JAM発生部位ごとに付けられたJAM
    コード、操作対象部材の操作上のメッセージを表示する
    ためのメッセージ番号および立体M/Cイメージフォン
    トの格納情報を記載したJAMファイル、JAMごとの
    イメージ部品情報および表示位置を指定する座標情報が
    格納されたJAMの絵テーブル、立体M/Cイメージフ
    ォントが格納されたフォントROMを備え、JAM検知
    に応じたJAMコードからメッセージ番号を決定し、こ
    のメッセージ番号を基に特定されたイメージ部品を組み
    立てて立体M/Cイメージを作成することを特徴とする
    記録装置のユーザインタフェース。
JP3025220A 1991-01-28 1991-01-28 記録装置のユーザインタフエース Pending JPH056065A (ja)

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