JPH04305663A - 記録装置のユーザインタフェース - Google Patents

記録装置のユーザインタフェース

Info

Publication number
JPH04305663A
JPH04305663A JP3044573A JP4457391A JPH04305663A JP H04305663 A JPH04305663 A JP H04305663A JP 3044573 A JP3044573 A JP 3044573A JP 4457391 A JP4457391 A JP 4457391A JP H04305663 A JPH04305663 A JP H04305663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
job
button
user interface
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3044573A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Takaoka
聡 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3044573A priority Critical patent/JPH04305663A/ja
Publication of JPH04305663A publication Critical patent/JPH04305663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザが予め登録したコ
ンソールパネル上の初期状態設定情報を呼び出してジョ
ブ制御の実行させるための設定指示を行うジョブメモリ
設定機能を有する記録装置のユーザインタフェースに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録装置においては、社会的ニー
ズの多様化により一つの機種における多機能化、特定機
能のみをもつ多機種化など製品開発に大きな変化が見ら
れる。例えば、複写機ではアナログ処理方式からデジタ
ル処理方式に変わることにより多機能化,ネットワーク
化が進んでいる。そのため、ユーザインタフェースは複
雑化し、CRTおよびタッチパネルの組み合わせにより
、多くの機能をより簡単に処理できるように改善が図ら
れている。
【0003】複写機は、最も基本的な構成としてのベー
スマシンに所望の付加装置、例えば両面原稿自動送り装
置、ビンソータ、ステイプラーソータなどを単一または
複数を組み合わせて取り付けることにより機能アップを
図ることができるように構成されている。ここで、ベー
スマシンとは、1段の供給トレイとマニュアルフィード
用のトレイを備え、プラテンガラス上に原稿をマニュア
ルでセットし、コンソールパネルにより設定したコピー
条件でジョブを実行することのできる装置である。
【0004】コンソールパネルの初期状態は、通常使用
頻度の高いコピーモード(以下「初期モード」と称す)
が予め出荷時設定されており、この初期モードに対して
ユーザが任意に変えてコピーが行われているのが現状で
ある。この種の装置においては、ユーザが高い頻度で使
用するコピーモードが出荷時に設定されている初期モー
ドに一致している場合には問題ないが、初期モードの外
にも使用頻度の高いコピーモードがある場合には、この
モードで作業する毎に設定操作が必要となり、そのため
ジョブ効率が低下することになる。このような事情から
特定の機能、例えば自動濃度,自動用紙選択(APS)
などを初期状態として設定可能なものが開発されている
。この種の複写機は、例えば特開昭63−283274
号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多機能化ある
いはユーザの利用形態の多様化により初期状態として設
定したい機能も増加する傾向にあって、限られた機能だ
けの初期状態設定ではユーザの要求を充分に満足させる
ことができなくなっている。
【0006】またコンソールパネルの初期状態をジョブ
メモリの内容を呼び出すことで実現する方式では、予め
設定されている初期状態を誤って破壊させてしまうとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、コンソールパネルにて選
択できる全ての機能の初期状態を設定可能にした記録装
置のユーザインタフェースを提供することである。
【0008】また他の目的は、ジョブメモリ上の初期状
態とROM上の固定の初期状態を同一の呼出し画面で選
択可能とした記録装置のユーザインタフェースを提供す
ることである。
【0009】更に他の目的は、登録済みの初期状態が他
の初期状態の設定によって消去されることを防止した記
録装置のユーザインタフェースを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明はコンソールパネル上で入力したジョブモー
ドの選択時にジョブ制御の実行条件の設定指示を行う記
録装置のユーザインタフェースであって、コンソールパ
ネル上の全ての機能によりジョブモードを入力する手段
と、入力された複数のジョブモードを登録する手段と、
登録されたジョブモードを指定する呼び出しモード指定
手段と、呼び出されたジョブモードを設定する手段とを
具備するものである。
【0011】記憶手段は不揮発性メモリ,ICカード,
磁気テープにより構成されている。また他のものにおい
ては、コンソールパネル上の全ての機能により入力され
た複数のジョブモードを登録する手段と、出荷時に予め
設定されたデフォルト情報を記憶する手段と、呼び出し
モード指定により前記情報手段を選択する呼び出し媒体
選択手段と、前記選択手段で選択された記憶手段から指
定のジョブモードを呼び出し条件を本システムの動作状
態で判定する手段と、呼び出し条件を満足したときに指
定のジョブモードを呼び出して設定する手段とを具備す
るものである。
【0012】またジョブモードの登録,呼び出し等はL
CD上で操作できるように構成されている。
【0013】LCDはジョブモードを設定するジョブメ
モリ登録画面を有し、このジョブメモリ登録画面には設
定可能なジョブモードの数のボタンが設けられ、該ボタ
ンに対応したジョブメモリに登録されたジョブモードが
あるか否かの表示を行う。
【0014】また他のものにおいては、登録されたジョ
ブモードを削除する削除モード指定手段と、指定モード
が仕様設定で初期モードに設定されているとき当該指定
モードの削除禁止を判定する手段と、前記判定手段で許
可された指定モードの削除を実行する指定モード削除手
段とを具備するものである。更にジョブモードの登録、
呼出しおよび削除の処理情報をメッセージにより表示す
るLCD表示手段を備えている。
【0015】
【作用】ジョブモード入力手段から初期設定したいジョ
ブモードを入力するとID情報と共に記憶手段(ジョブ
メモリ)に登録される。登録済みのジョブモードを設定
するには呼出し指定手段でジョブメモリIDを指示する
ことにより、指定されたジョブモードが初期モードとし
て設定される。この初期モードはM/Cの動作が予め定
めた状態のときにセットされる。
【0016】また登録済みのジョブモードを削除するに
は削除モード指定手段でジョブメモリIDを指示するこ
とにより、指定されたジョブモードが削除される。この
とき指定モードが仕様設定で初期モードに設定されてい
る場合、当該指定モードの削除は禁止される。
【0017】上記登録、呼出しおよび削除はLCD画面
上で操作され、この操作処理の結果がメッセージにより
表示される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、本実施例は複写機に適用したもので、
ベースマシンに両面自動送り装置,ソータなどの付属装
置が組み合わされて構成されるものである。
【0019】複写機は、図2に示すように、ベースマシ
ン1に両面自動原稿送り装置(DADF)2,ソータ3
が取付けられており、このベースマシン1はコンソール
パネル4によって設定されたジョブに応じて付属装置を
含む機構部を制御し、DADF2で送られた原稿から読
み取った画像情報を基にトレイ5から供給される指定サ
イズの用紙に対して画像処理を施した後、排紙処理を実
行すると共に、ソータ3において画像処理された用紙の
仕分けを行うように構成されている。
【0020】また、複写機の概略を図3を用いて説明す
る。複写機内には感光ドラム7が配置されている。図に
おいて、感光体8は感光ドラム7外周面に層状に形成さ
れている。この感光ドラム7は、矢印方向に回転するよ
うに図示しない駆動装置に連結されている。感光ドラム
7の外周には、チャージコロトロン9、現像器11,1
2、転写コロトロン13およびクリーニング装置15が
配置されている。
【0021】この複写機においては、感光ドラム7が矢
印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロト
ロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光
の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16には
、複写機の上面に配置されたプラテンガラス17上に載
置された図示しない原稿の光像が入射されるようになっ
ている。このために、露光ランプ19と、これによって
照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー20
および光学レンズ21とが配置されており、このうち所
定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよう
になっている。静電潜像が形成された感光体8は、その
後、現像器で現像される。ここで感光体8上に形成され
たトナー像は、転写コロトロン13により用紙上に転写
され、ヒートロール23およびプレッシャロール24間
で熱定着されて搬出される。一方、感光体8はクリーニ
ング装置15によりクリーニングされ再使用に供される
【0022】一方、複写機に配置されている供給トレイ
25に収容されている用紙27あるいは手差しトレイ2
8に沿って手差しで送り込まれる用紙27は、送りロー
ル29あるいは31によって送り出され、搬送ロール3
2に案内されて感光ドラム7と転写コロトロン13の間
を通過する。このとき、トナー像が用紙27上に転写さ
れる。転写後の用紙27はヒートロール23およびプレ
ッシャロール24の間を通過して熱定着される。そして
、搬送ロール32の間を通過して搬出トレイであるソー
タ3に搬出される。なお、中間トレイ33は両面または
多重コピーするときに用いられるものである。
【0023】コンソールパネル4は、図4に示すように
、同パネル上に配置された用紙サイズ,倍率,複写枚数
などの設定/入力,スタート,ストップ,割込み,設定
確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボタン
とLCD画面上に表示される機能に対応して表示部分に
設けられたタッチキーとしてのボタンを備えている。
【0024】またコンソールパネル4にはハードキーを
操作したときの選択や設定の状態がランプなどにより表
示されている。コンソールパネル4のボタンの機能につ
いては後述する。図5は複写機のハードウェア構成が示
されている。
【0025】ユーザインタフェース(UI)50は、コ
ンソールパネル4にあるボタンの操作による設定/入力
されたデータ処理を実行し、本機システムを管理するM
AIN  PWBA(以下「MAIN系」と称す)に入
力データを送ると共に、ユーザへの表示を行う。
【0026】両面自動原稿送り装置(DADF)コント
ローラ51は、原稿の両面から画情報を読み取るために
、この読み取りタイミングに合わせて原稿をプラテンガ
ラス上に搬送するための制御を行う。
【0027】光学的読取り装置(OPT)コントローラ
52は、プラテンガラス上に搬送された原稿からユーザ
が指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。すなわ
ち、DADFは原稿の一方の面がプラテンガラスに向き
合うような状態でこれを搬送する。そしてOPTが動作
して1回目の露光を行う。次いで、DADFは露光終了
後の原稿を装置内にあるトレイに戻す際にその表裏を逆
転させる。これによりこの原稿が再度送り出された場合
には先の露光面と逆の面が露光されるように原稿送り機
構部および光学系の制御を行う。ベースマシンでは両面
コピーの指令により用紙の搬送制御および両面トレイの
駆動制御が行われる。
【0028】帯電除去装置(ISIL)コントローラ5
3は、原稿の画情報から不要な部分を消し込む処理,原
稿の周辺を消す枠消し処理,原稿の画情報の中からの特
定情報描出などの編集処理の制御を行う。
【0029】画像記録装置(IOT)コントローラ54
は、原稿から読み取られた画情報を基に画像処理を実行
する際に、用紙搬送制御,紙づまり検知およびZero
回りである現像プロセス制御を管理する。
【0030】特定トレイ(DDM/TRAY[X])コ
ントローラ55は、IOTからの両面画像処理に関する
指令に基づいて片面の画像処理が既に行われている用紙
を反転させて背面に画像処理を施すために、次のZer
oタイミングまで一時待機させるように両面トレイを制
御したり、またIOTからの特別トレイ動作指令により
、用紙パスの関係から制御上、他のトレイとは別に取り
扱われる特定トレイ[X]、例えば最下段トレイの制御
を行う。
【0031】ビンソータコントローラ56は、例えば2
0ビンソータをIOTからの仕分け指令により駆動し、
ベースマシンから搬出される画像処理後の用紙を指定さ
れたビンに貯えるための制御を行う。
【0032】スティプルソータコントローラ57は、I
OTからの綴じ込み仕分け指令によりビンに貯えられた
用紙を丁合した後にスティプルで綴じるための制御を行
う。ライトレンズマネジャー(LLM)58は、システ
ムの全体を統括管理しており、主に原稿の画像処理と用
紙の搬送を時間的に一致させるためのシステムタイミン
グ制御やユーザが設定するコピーモードなどのジョブ管
理を行う。
【0033】シリアルデータ通信プロセッサ(SCP)
59は、UI,DADF,OPTおよびISILとのデ
ータの送受をシリアル通信で行うと共に、LLMとの間
のデータをパラレル通信によりやり取りするためのデー
タ処理を行う。
【0034】特にSCPとLLMとのデータのやり取り
は、SCPに内蔵されているデュアルポートRAMを通
して行われる。すなわち、LLMは自分のアドレスマッ
プ上に割り付けられたSCPのRAMをリード/ライト
し、このRAMをSCPがリード/ライトすることで情
報の伝達を行っている。
【0035】上記のハードウェアは各機能ごとに独立し
たCPUを備え、このCPUと周辺LSIにより電気回
路基板(PWBA)が構成されている。
【0036】ここで、LLM,SCPおよびIOTはベ
ースマシンの制御系の中枢を成すもので、各機能を分担
するCPUと周辺LSIにより主制御回路基板(以下「
MAIN系」と称す)を構成している。以下、本発明の
ユーザインタフェース(UI系)について説明する。 図6はUI系のハードウェア構成が示されている。
【0037】UI系は、MAIN系と通信回線で結ばれ
ているUI制御回路基板60、および表示画面を構成す
る液晶ディスプレイ(以下「LCD」と記す),キース
イッチ(KEY  SW),タッチスイッチ(TOUC
H  SW)などを備えたコンソールパネル回路構成部
61とから構成されている。
【0038】UI制御回路基板60は、LCD62を制
御するLCDコントローラ63、ボタン入力を検知して
発光ダイオード(LED)64への通電を制御するパラ
レルI/O65,LCD電源回路66、およびLCDコ
ントローラ63への表示制御指令や検知されたボタン入
力の認識などを実行するCPU67とから構成されてい
る。
【0039】コンソールパネル回路構成部61は、ハー
ドキー部とLCD部とから成り、ハードキー部にはキー
スイッチ68とこのキースイッチ68に対応して設けら
れたLED64が設けられており、またLCD部はLC
Dコントローラ63からの信号によりLCD62を構成
するマトリクスに配置された画素、例えば320×20
0個をマトリクス駆動させるLCDドライバ69、LC
D上の表示部分、例えば機能ボタンの絵、文字を触れる
ことによりスイッチ信号を発するタッチスイッチ70、
およびLCD62の背面から照明するバックライト用エ
レクトロルミネッセンス(EL)71とから構成されて
いる。図7〜9はUI制御回路基板の回路構成が示され
ている。
【0040】CPU67は、後述のUIリモートサブシ
ステムを構成するソフトウェアの各モジュールを起動す
ることにより、コンソールパネル4のスイッチ情報をパ
ラレルI/O65を介してデータバスに取り込み、この
スイッチ情報を認識して得られたジョブに関する設定モ
ード情報をシリアルチャンネル0(ASC10))を介
してシリアル送受信用LSIにより構成されたドライバ
ー/レシーバー(DRIVER/RECEIVER)7
2に送り、ここからMAIN系に送信する。一方MAI
N系からCPU67にはトレイ制御情報やM/C状態を
示す情報が前記LSI72を通して送られてくる。前記
LSI72はパラレルI/O65から出されるイネーブ
ル信号により送信ラインをオープン(ハイインピーダン
ス)またはクローズしてデータの送受信を行う。
【0041】設定モード情報は、アドレスコードにより
指定されたRAM73に一時記憶され、またアドレスバ
スによってLCD62に関する表示情報に基づく指令が
LCDコントローラ63に発せられる。
【0042】パワーオンリセット/ウオッチドッグタイ
マ(POWER ONRESET&WDT)回路74は
、前者が電源ON後の電圧が一定するまでの間、CPU
67を動作させなくするためのホールド回路であり、ま
た後者がI/Oマップを作成する際に出される信号を監
視し、この信号が途絶えたときCPU67をリセツトす
る回路である。
【0043】アドレスデコードおよびI/Oデコードの
各回路75,76は、メモリマップおよびI/Oマップ
を作成する為にどの番地からはどのLSIをイネーブル
とするかを決定する。
【0044】またアドレスコードによりコントロールR
OM77,フォントROM78,ロゴROM79に格納
されたデータがLCDコントローラに出力される。特に
コントロールROM77には前述の通信、表示、キー入
力等を制御するためのプログラムが格納されている。
【0045】RAM73は、設定されたジョブ内容、す
なわち設定モード情報を一時的に記憶する。
【0046】フォントROM78は、各種文字や絵フォ
ントが記憶されている。
【0047】ロゴROM79は、LCDに表示される特
殊フォントを記憶している。
【0048】NVM80は不揮発性メモリであり、たと
えばコンソールパネル上の初期状態の設定情報を記憶す
るジョブメモリとして使用される。
【0049】ICカード81は、ジョブメモリを構成す
るもので、上記設定情報が登録される。
【0050】タイミングコントローラ83は、LCDコ
ントローラ63が一定周期でVRAM82の内容をLC
D62に表示するためのリード(Read)動作とCP
U67のVRAM82へのライト動作のタイミングを図
るものである。
【0051】LCDコントローラ63は、コントロール
ROM77の表示制御プログラムを実行し、VRAM8
2の内容をLCD62に表示するための制御を行うと共
に、CPU67のVRAM82へのライト(Write
)動作をサービスする。すなわちCPU67が書き込み
し易い形式に変更する。
【0052】LCDドライバ69は、LCDコントロー
ラ63からのマトリクス駆動信号を基に320×200
画素から成るLCDの該当する画素に対するLCD電源
回路66からの供給される印加電圧を制御する。なお、
84はタッチキー操作時に鳴らすブザーである。
【0053】次にUI系のソフトウェア構成について説
明する。図10はUIリモートサブシステムのモジュー
ル構成が示されている。
【0054】UI系のソフトウェア構成は、UI系のす
べての全てのプログラムを管理するメインモジュール(
RTMO)、このメインモジュールに呼び出され、本シ
ステムが使用されている間、走行するプログラムから成
るモジュール(MESG,CNSLなど)および要求に
より起動されるプログラムから成るモジュール(PRN
T,STBYなど),前記要求により起動されるモジュ
ールによって呼び出されて起動するモジュール(LCD
,FLTなど)によるツリー構造を成しており、更にメ
インCPU(LLM)との通信制御を行うためのモジュ
ール(SERL),共通の処理および汎用性のある処理
を行うモジュール(SURR,LCDLIB)を有し、
これらのモジュールの有機的な結合によってUI系の機
能が実現されるように構成されている。
【0055】特に、要求により起動されるモジュールは
、本システムの動作状態ごとに分けられており、パワー
オン時はPWRモジュール、待機時はSTBYモジュー
ル,コピー時はPRNTモジュール,仕様設定時はCU
SPモジュールおよびシステム調整時はDIAGモジュ
ールが起動される。例えばパワーオン時にはPWRモジ
ュールが呼び出され、この動作に関係する部品を制御す
るモジュール(LCD,AUT,INPV)が呼び出さ
れて起動する。以下、各モジュールの機能について説明
する。
【0056】RTMOモジュール1000は、モニタと
呼ばれるオペレーションプログラム(OS)で、全ての
プログラムを監視する働きをもっており、その主なもの
としてプログラムの入力出力や割込の処理を行うと共に
、LED点滅,ブザーの動作時間を作るための基準時間
などの実時間管理およびLEDの表示制御を行う。
【0057】SERLモジュール1001は、LLMの
メインCPUと通信を行っている。MESGモジュール
1002は、LCD上に文字等のメッセージ例えば「コ
ピーができます」などの文字を表示するための制御を行
う。
【0058】CNSLモジュール1003は、ボタン操
作の認識処理を行う。
【0059】BCHKモジュール1004は、ハードキ
ー,タッチパネルキーなどのボタン操作、例えば同時に
複数のボタンが押されたときやLCD上でスイッチのな
い場所をタッチしたときやボタン押しの有効/無効など
のチェック処理を行う。
【0060】CMDSTSモジュール1005は、本シ
ステムの機構部(本体)とのコマンド/ステータスのや
り取りを行う。
【0061】PRNTモジュール1006は、ジョブ実
行時に呼び出され、LCDモジュールを起動してディス
プレイ上にコピー中である旨などコピー動作に関するメ
ッセージを表示する。
【0062】CUSPモジュール1007は、仕様設定
モードにおけるウインドウメニューの表示制御を行い、
オペレーションにより設定されたパラメータをCMDS
TSモジュールを通して本体へ送信する。
【0063】STBYモジュール1008は、パワーオ
ンシーケンスが完了してジョブの実行ができる待機の状
態やジョブの実行時間が所定時間を超えた待機の状態あ
るいはジョブの設定入力などのときに呼び出され、前記
機能を実行するためのモジュール(FLT,EDIT等
)を起動する。
【0064】PWRモジュール1009は、電源ONか
らコピー動作ができる状態に至る間の初期化処理、たと
えばMAIN系から送られてくるM/Cの状態情報を受
信し記憶する等を行っている。
【0065】DIAGモジュール1010は、DIAG
モードにおけるLCD表示制御において、オペレーショ
ンにより決定されるテストモードをMAIN系へ送信し
たり、MAIN系より受信されるテスト結果をLCDに
表示制御を行う。
【0066】FLTモジュール1011は、マシン(M
/C)のJAM箇所のコード表示やM/Cの絵のLCD
表示を行う。
【0067】DEITモジュール1012は、エデッド
パッド使用時の表示制御および編集の図形表示制御を行
う。
【0068】LCDモジュール1013は、LCDの表
示制御を行う。
【0069】AUTOモジュール1014は、APS/
AMSおよび関連ボタンの受付けの表示制御を行う。
【0070】INPVモジュール1015は、文章変更
時の変数の代入、カウントの表示制御を行う。
【0071】SUBRモジュール1016は、各モジュ
ールで使える共通のサブルーチンである。
【0072】LCDLIBモジュール1017は、LC
Dの表示制御のライブラリである。 3、
【発明の詳細な説明】
【0073】次にコンソールパネル上のハードキーおよ
びタッチパネルキーの各操作ボタンの説明をする。
【0074】コンソールパネル4には、図4に示すよう
に次のハードボタンが設けられている。すなわち、スタ
ート、ストップ、クリア、テンキー、オールクリア、ト
レイ選択、固定倍率、任意倍率、割り込み、ちょっと小
さめ、設定確認および予熱の各ボタンである。これらの
ハードボタンの内の主なボタンの機能について説明する
【0075】スタートボタン40は、コピーの開始や続
行あるいは「お待ちください」表示中にスタートを予約
したいときなどに使用される。
【0076】ストップボタン41は、コピー作業を途中
でやめるときに使用される。
【0077】トレイ選択ボタン42は、使用したいトレ
イまたは自動用紙選択を選択するときに使用される。
【0078】固定倍率ボタン43Aは、自動倍率ボタン
を兼ね、イメージサイズまたは自動倍率を選択するとき
に使用される。
【0079】任意倍率ボタン43Bは、任意(1%きざ
み)に縮倍率を選択するときに使用される。
【0080】設定確認ボタン44は、それまでに設定さ
れた機能を表示したいときに使用される。設定確認ボタ
ンを押すと、例えばコピー濃度、ソータ、両面コピー、
単色カラー、わく消し、ページ連写等の機能がLCDに
同時にボタン表示される。
【0081】LCD画面45は、320×200dot
(1dot=0.33×0.33mm)の画素を有し、
この画素により構成されるLCD画面内にタッチパネル
が配置されている。このタッチパネルは、10×7Ti
le(1Tile=32×24dot)により構成され
ている。
【0082】次にタッチパネルの操作の概要について述
べる。機能の選択/解除は、LCD上に表示された機能
に対応するボタンを押すことで行う。機能の選択操作に
おいて、パラメータのない機能またはガイドオペレーシ
ョンが不必要な機能の場合は、ボタン表示を暗色に反転
させる。
【0083】パラメータのある機能またはガイドオペレ
ーションが必要な機能の場合は、ポップアップウインド
ウが表示されるので、このウインドウによりパラメータ
を指定して終了ボタンを押すことにより、ウインドウが
閉じられ、設定されたパラメータを持つ機能のボタン表
示が暗色に反転する。
【0084】そして、機能の解除操作は、パラメータの
ない機能の場合、暗色反転状態にあるボタンが押された
時、機能を解除し、ボタン表示の反転を元の明色に戻す
。また、パラメータのある機能の場合は、ポップアップ
ウインドウ中の取消ボタンが押されるとウインドウが閉
じられ、設定された機能を解除し、ボタンの暗色を明色
に戻す。以上のタッチパネルの操作の概要を図11に示
すフローチャートに従って説明する。
【0085】パラメータのある機能については機能ボタ
ンを押す(ステップ101)と、ブザーが一定時間鳴っ
て注意を喚起(ステップ102)する。そしてポップア
ップウインドを開く(ステップ103)。基本、応用、
専門ボタンのいずれかを押し(ステップ104)、必要
があればパラメータの指定を行う。このとき、パラメー
タの指定が終了していないと警告メッセージがLCD画
面上に表示(ステップ109)される。指定したパラメ
ータでよければ終了ボタンを押すとポップアップウイン
ドは閉じ(ステップ106)、選択した機能ボタンの色
が反転表示(ステップ107)され、機能選択状態(ス
テップ108)となる。また、ステップ103の状態で
パラメータの指定を行う場合は、まず、パラメータの指
定(ステップ110)の後、よければ終了ボタンを押す
(ステップ111)と、ポップアップウインドは閉じ(
ステップ112)、選択された機能ボタンの色を反転さ
せ(ステップ113)、機能選択状態(ステップ114
)となる。また、ステップ103またはステップ110
の段階で取消しボタンを押す(ステップ115)と、ポ
ップアップウインドが閉じ(ステップ116)、選択し
た機能ボタンの表示色を非反転(ステップ117)とし
て、機能選択を行わなかった状態(ステップ118)に
する。
【0086】一方パラメータのない機能を選択する場合
は、機能ボタンを押すと一定時間ブザーが鳴り、機能を
選択(終了ボタンを押す)すると、ボタン表示は反転(
ステップ122)し、機能選択状態(ステップ123)
となる。また機能選択状態でない(取消しボタンを押す
)と、ボタン表示は非反転(ステップ124)であり、
機能解除状態(ステップ125)となる。
【0087】設定されるコピー機能は、図12〜15に
示す基本、応用および専門の各機能とそれぞれのパラメ
ータからなるツリー構造を有している。
【0088】機能選択ボタンは、図16に示すように、
基本ボタン200、応用ボタン300および専門ボタン
400に分けられる。
【0089】基本ボタン200は、オペレータが基本コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。基本
ボタン200が押されると図16に示す基本画面が表示
される。基本画面201にはコピー濃度調整、ソーター
、両面およびユーザー設定(仕様設定で設定なしを指示
している時は表示しない。)の各機能に対応したボタン
が設けられている。この基本画面201は電源投入時、
オールクリアボタンが押された後、オートクリア動作後
、予熱モード復帰後、割り込み復帰後、設定確認モード
復帰後、仕様設定終了後は自動的に表示される。
【0090】応用ボタン300は、オペレータが応用コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。応用
ボタン300が押されると図17に示す応用画面301
が表示される。応用画面301には単色カラー310、
とじしろ320、わく消し330、ページ連写340、
OHP合紙350、応用原稿送り360の各機能に対応
したボタンが設けられている。応用画面301にて機能
を選択した後に専門/基本画面を表示した場合は、応用
機能が選択されていることを示すために、“応用”文字
は暗色に反転表示される。
【0091】専門ボタン400は、オペレータが専門コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。専門
ボタン400が押されると図18に示す専門画面401
が表示される。専門画面401には合成410、寸法変
倍420、ジョブメモリ430および仕様設定440の
各機能に対応したボタンが設けられている。専門画面4
01にて機能を選択した後に応用/基本画面を表示した
場合は、専門機能が選択されていることを示すために、
“専門”文字は暗色に反転表示される。
【0092】次に機能選択/解除について説明する。
【0093】コピー濃度設定ボタンは、自動モードボタ
ン202、マニュアルモード203および写真モード2
04を選択/解除するために押すボタンである。ユーザ
設定ボタン205は、ユーザーが頻繁に使用する機能の
選択を容易にするためのものである。ユーザーが仕様設
定で設定したボタンが表示される。
【0094】ソーターボタン206は、ソーターを使用
する時に押すボタンである。選択できる機能は丁合いと
スタックの二つのうち一つで、いずれかが選択された場
合、ステイプラソーター付き機械の場合、自動ホチキス
止め機能を選択できる。
【0095】両面ボタン207は、片面原稿、両面原稿
から両面コピーを取りたい時、または両面原稿から片面
コピーを取りたい時に押すボタンである。
【0096】単色カラーボタン310は、画面上にセッ
トされている色、たとえば「赤」表示311され、この
色でコピーを取りたい時に押すボタンである。
【0097】とじしろボタン320は、右とじしろ32
1または左とじしろ322の機能が選択できる。このボ
タンを押すと開かれるウインドウにより選択されたとじ
しろの表とじしろ量3211または裏とじしろ量431
2の入力設定を行う。
【0098】わく消しボタン330は、上下わく消し量
331、左右わく消し量332および中消し量333の
機能が選択できる。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウにより上記消し量がmm単位で設定できる。
【0099】ページ連写ボタン340は、見開きでB4
版(またはA3版)の本などを、一度スタートボタンを
押すだけで、片ページずつの二分割コピーができる。こ
のボタンを押すと開かれるウインドウによりコピー後の
ページを揃える洋書341または和書342の指定がで
きる。
【0100】OHP合紙ボタン350とは、OHPコピ
ー時に自動的に白紙を挿入する時に押す特殊機能ボタン
である。
【0101】応用原稿送りボタン360は、オペレータ
がDADFを特殊な仕様で使用する場合に機能選択する
ためのものである。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウにより、DADF上にセットされた原稿二枚分をプ
ラテンガラス上に並列にセットする2イン1モード36
1およびサイズの異なる原稿を連続して搬送するミック
スサイズモード362が指定できる。特に2イン1モー
ド361では、奇数指定3611、偶数指定3612お
よび自動カウント3613の設定ができる。
【0102】合成ボタン410は、複数のコピー原稿を
一つにしてコピーする合成コピー機能を選択する。この
ボタンを押すと開かれるウインドウにより、合成411
、連写412、カラー合成413および連写カラー合成
414の各機能の指定ができる。
【0103】寸法変倍ボタン420は、希望の倍率(大
きさ)にコピーしたいときの自動倍率計算機能を選択す
る。このボタンを押すと開かれるウインドウにより、原
稿コピーの大きさがmm単位で指定でき、その指定され
た大きさから自動的に倍率が計算され、その倍率が表示
される。
【0104】ジョブメモリボタン430は、コンソール
およびタッチパネル上の設定を初期状態としてM/Cに
記憶させ、これを必要に応じて呼び出す初期状態設定機
能を選択する。このボタンを押すと開かれるウインドウ
により、呼出し431、登録432および削除433の
各機能の操作ができる。ジョブモードは、例えば3種類
の初期状態がジョブメモリ4300のNO1〜3に登録
できる。M/Cには呼び出しボタン431を押してジョ
ブメモリNOを指定することにより設定される。
【0105】仕様設定ボタン440は、初期値の設定、
機能の設定/解除等の仕様設定モードを選択する。
【0106】以下、本発明の実施例を説明する。図1は
本発明の基本構成が示されている。
【0107】ジョブモード入力手段100は、前述のコ
ンソールパネル4上のハードキーおよびLCD上のタッ
チキーによるボタン入力を認識してジョブの内容を決定
すると共に、決定されたジョブごとに登録名などのID
を付けたジョブメモリモード情報を出力する。
【0108】記憶手段は、ジョブメモリモード情報およ
びデフォルト情報を登録するためのもので、ジョブメモ
リの記憶媒体はICカード101,不揮発性メモリ10
2,磁気テープ(図示せず)などが用いられ、またデフ
ォルト情報の記録媒体にはROM103が使われる。ま
た固定の初期状態は、通常多く使用されるジョブ内容を
持つデフォルトモードであり、この固定モードは予め定
められたデフォルト情報としてROM103に書き込ま
れている。
【0109】呼出しモード指定手段104は、LCD上
のタッチキーによって構成され、ユーザがジョブメモリ
モードまたデフォルトモードを呼び出すときに登録名,
登録コードなどのID情報の入力を基に呼出しモードの
指定信号を出力する。
【0110】削除モード指定手段105は、LCD上の
タッチキーによって構成され、ユーザがジョブメモリモ
ードを削除するときに登録名,登録コードなどのID情
報の入力を基に削除モードの指定信号を出力する。
【0111】呼出し媒体選択手段106は、呼出しモー
ド指定手段104からのモード指定信号に基づいてIC
カード101,不揮性メモリ102およびROM103
の登録を照合し、呼出しモード情報が登録されている記
憶媒体を選択し、この記憶媒体から指定のモード情報を
読み出して呼び出し条件判定手段107に出力する。呼
出し条件判定手段107は、本システムの動作状態、例
えばパワーオン,オールクリア,割り込みなどによって
モードの設定許可または不許可信号を呼出しモード設定
手段108に出力する。
【0112】呼出しモード設定手段108は、呼出し条
件判定手段107からの許可信号を受けて、指定された
ジョブメモリモードまたはデフォルトモードのいずれか
を初期モードとして設定する。
【0113】削除媒体選択手段109は、削除モード指
定手段105からのモード指定信号に基づいてICカー
ド101および不揮性メモリ102の登録を照合し、削
除モード情報が登録されている記憶媒体を選択し、この
記憶媒体から指定のモード情報を読み出して削除条件判
定手段110に出力する。
【0114】削除判定手段110は、本システムの仕様
設定機能(図15参照)でジョブメモリが初期モードに
設定されているか否かを判断し、使用されている場合は
指定モードの削除を禁止する一方、使用されていない場
合は指定モードの削除指令信号を指定モード削除手段1
11に出力する。
【0115】指定モード削除手段111は、削除判定手
段110からの削除指令信号を受けて、指定されたジョ
ブメモリモードを削除する。
【0116】表示手段112は、LCDにより構成され
、登録、呼出しおよび削除の情報を表示する。
【0117】上記手段のジョブモード登録動作を図21
を参照しながら説明する。
【0118】まず、ジョブモード入力手段100におい
て、コンソールパネルで初期設定したいジョブ機能、例
えば複写機の場合ではコピー濃度、用紙サイズ、倍率、
コピー枚数などのコピー条件を入力(ステップ200)
する。入力されたジョブ機能ごとにIDを付けてジョブ
メモリに登録指定(ステップ201)する。特にジョブ
メモリは、複数の初期モード,例えば3モードの設定が
できるように構成されているので、メモリへの登録が指
示された場合には、指定されたIDのメモリに設定され
たジョブモードが書き込まれる。
【0119】上記手順により記録媒体に登録されている
初期モード状態の設定(呼び出し)を図22を参照しな
がら説明する。ジョブモード入力手段100(呼出しボ
タン)により初期状態の設定が指示、すなわち呼出しモ
ードが認識(ステップ300)されると、指定されたジ
ョブが固定された初期モード、すなわちデフォルトモー
ドであるか、ジョブメモリモードであるかの判断(ステ
ップ301)がなされる。デフォルトモードの場合は呼
び出し媒体としてROMを選択し、このROM上のデフ
ォルト情報を初期設定モードとしてデフォルトに設定(
ステップ304)する。またジョブメモリモードの場合
には該当するモードに対応したメモリ、例えばメモリ1
の登録の有無が判断(ステップ303)される。その結
果、登録さていれば初期モードとしてメモリ1に設定(
ステップ305)される。指定されたジョブメモリモー
ドが登録されていない場合にはメッセージ表示処理(ス
テップ306)を行ってその旨を表示手段112に表示
する。
【0120】このように指定のジョブメモリモードの記
録媒体が選択され、この記録媒体に登録されたジョブメ
モリモードがなければ、指定のジョブメモリモードを初
期設定モードとして記録媒体に書き込み、また登録済み
であればその旨のメッセージを表示する。
【0121】次に指定のジョブモードをM/Cにセット
する動作を図23を参照しながら説明する。ジョブメモ
リモードまたはデフォルトモード(以下、両モードに共
通して関係する説明では単に「ジョブモード」という)
が設定されると、直ちにジョブ動作がスタートできるの
ではなく、指定のジョブモードを初期状態の指定モード
として初期設定する必要がある。その際、どのようなシ
ステム動作状態でも初期設定ができるのではなく、予め
定められた条件を満足していなければならない。このシ
ステム動作状態とは、例えばパワーオン(P−ON),
オールクリア(AC),割込(INT),予熱などが有
り、この動作状態時にジョブモードがセットされる。す
なわち、指定のジョブモードが選択されると、予め用意
された動作状態チェック項目の判定(ステップ400〜
403)が行われ、いずれかの動作状態にあるとジョブ
モードがセットされ、M/Cがジョブを実行できる状態
となる。例えば、複写機では表示部に「コピーできます
」の表示がなされ、また予熱ボタンをセットしていれば
セット完了と共にコピー動作が開始される。
【0122】次に登録されたジョブモードの削除につい
て図24を参照しながら説明する。削除モード指定手段
(削除ボタン)の操作が認識(ステップ500)される
と、削除する指定モードの記録媒体の特定(ステップ5
01,507)が行われる。例えば指定モードの記録媒
体IDがメモリ1のときそのメモリ1に指定モードが登
録されているか否かが判断(ステップ502)される。 メモリ1に登録された指定モードがない場合はエラーメ
ッセージ表示処理(ステップ506)を行い、その旨を
表示手段112に表示する。また登録された指定モード
がある場合はこの指定モードが仕様設定で初期モードに
指定されているか否かが判断(ステップ503)され、
指定されていなければ指定モード削除手段111により
削除される。一方指定モードが初期モードとして指定を
受けているときは当該指定モードの削除を禁止し、エラ
ーメッセージ表示処理を行ってその旨を表示手段112
に表示する。
【0123】次にLCD画面を用いたジョブモードの登
録、呼出しおよび削除について説明する。ジョブメモリ
による初期モード設定は専門画面401により行われる
。専門ボタン400を押すと、専門ウインドウが開かれ
、図18に示す絵と文字を持つ専門画面401が表示さ
れる。この専門画面で“ジョブメモリ”文字(ジョブメ
モリボタン)430を押すと、ジョブメモリに関するポ
ップアップウインドウ(以下「ジョブメモリウインドウ
」と称す)が開かれ、図19に示すジョブメモリ専門画
面402が表示される。このジョブメモリ専門画面40
2は、登録,呼び出しおよび削除機能を実行するために
、コンソールパネル上のキーにより入力された初期モー
ドをジョブメモリに登録する際に押される登録ボタン4
32,登録済みのジョブモードを削る際に押される削除
ボタン433,呼び出し時の指定を無効にする際に押さ
れる取消ボタン434および操作を終わらせる時に押さ
れる終了ボタン435が設けられている。終了ボタン4
35が押されると、登録/削除時は動作終了後にジョブ
メモリウインドウを閉じて、専門画面401が表示され
、また呼び出し時は動作終了後にジョブメモリウインド
ウを閉じて基本画面201が表示される。そしてジョブ
メモリ専門画面で登録、呼出しおよび削除のいずれかの
ボタンが押されると、サブウインドウが開かれ、図20
に示すジョブメモリ登録画面403か表示される。本実
施例では3つのジョブメモリ1〜3が用意されているの
で、このジョブメモリに対応してジョブメモリ登録画面
403にジョブメモリ選択ボタン435が設けられてい
る。なお、各機能のサブウインドウは基本構成が同一で
あるので、ここでは図18に示す登録機能のウインドウ
を使って呼出し、削除機能を説明する。
【0124】登録の操作は、ジョブメモリ専門画面40
2で登録ボタン432を押すと、登録ボタンが反転表示
されたジョブメモリ登録画面403が表示される。この
とき既にジョブモードが登録されていればジョブメモリ
選択ボタン434に「登録済」が表示される。例えば、
図20に示す登録画面403が表示されたときの状態で
あれば、メモリ1に登録がされており、メモリ2および
3が未登録(空)であることを示している。一方これか
ら設定しようとする場合、ジョブメモリ2または3の選
択ボタンを押して終了ボタン435を押すことにより設
定される。
【0125】呼出し操作は、ジョブメモリ専門画面40
2で呼出しボタン431を押すと、呼出しボタンが反転
表示されたジョブメモリ呼出し画面が表示される。この
呼出し画面には予め登録されたジョブモードがジョブメ
モリ選択ボタン434の「登録済」によつて表示される
。例えば、図20に示す同様の呼出し画面ではメモリ1
に登録がされているので、このメモリ1を押して終了ボ
タン435を押すことにより初期状態が設定される。
【0126】削除の操作は、ジョブメモリ専門画面40
2で削除ボタン433を押すと、削除ボタンが反転表示
されたジョブメモリ削除画面が表示される。この削除画
面には予め登録されたジョブモードがジョブメモリ選択
ボタン434の「登録済」によつて表示される。例えば
、図20に示す同様の削除画面ではメモリ1に登録がさ
れているので、このメモリ1を押して終了ボタン435
を押すことにより設定されたジョブモードが削除され、
「登録済」表示が消去される。しかし、登録されている
ジョブモードが仕様設定で初期モードに設定されている
と、その旨が表示され、削除が禁止される。
【0127】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、コンソ
ールパネルにて選択できる全ての機能の初期状態をユー
ザの入力操作によりジョブメモリに登録し、必要時に呼
び出すように構成したので、ジョブメモリの内容を呼び
出す操作で初期モードの設定が可能となると共に、初期
状態を指定する機能が限定されないため、あらゆる顧客
の使用形態に適合でき、しかも新たな設定手段を設ける
必要がないから、コンソールパネルの構成が簡素化でき
る。また登録されているジョブモードが仕様設定で初期
モードに設定されている場合は直接ジョブメモリ画面を
使って削除できないため、誤操作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】記録装置としての複写機の斜視図である。
【図3】複写機の概略機構図である。
【図4】コンソールパネルの構成図である。
【図5】ハードウェア構成図である。
【図6】UI系のハードウェア構成図である。
【図7】UI制御回路基板の回路構成図である。
【図8】LCD部の回路構成図である。
【図9】コンソールパネルのスイッチ部とUI系制御回
路基板のパラレルI/Oとの接続を示す図である。
【図10】UI系のソフトウェア構成図である。
【図11】LCD画面による操作フロー図である。
【図12】基本画面で操作可能な機能構成図である。
【図13】応用画面で操作可能な機能構成図である。
【図14】応用原稿送りの機能構成図である。
【図15】専門画面で操作可能な機能構成図である。
【図16】基本画面の構成図である。
【図17】応用画面の構成図である。
【図18】専門画面の構成図である。
【図19】ジョブメモリ専門画面の構成図である。
【図20】ジョブメモリ登録画面の構成図である。
【図21】ジョブメモリ登録のフローチャートである。
【図22】ジョブメモリ呼出しのフローチャートである
【図23】ジョブメモリの内容をM/Cに設定するため
のフローチャートである。
【図24】ジョブメモリ削除のフローチャートである。
【符号の説明】
1      ベースマシン 2      両面自動原稿送り装置(DADF)3 
     ステイプルソータ 4      コンソールパネル 5      用紙トレイ 45    LCD画面 100  ジョブモード入力手段 101  ICカード記憶手段 102  不揮発性メモリ記憶手段 103  デフォルト情報記憶手段 104  呼出しモード指定手段 105  削除モード指定手段 106  呼出し媒体選択手段 107  呼出し条件判定手段 108  呼出しモード設定手段 109  削除媒体選択手段 110  削除判定手段 111  指定モード削除手段 112  表示手段 200  基本ボタン 201  基本画面 300  応用ボタン 301  応用画面 400  専門ボタン 401  専門画面 402  ジョブメモリ専門画面 403  ジョブメモリ登録画面 430  ジョブメモリボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンソールパネル上で入力したジョブ
    モードの選択時にジョブ制御の実行条件の設定指示を行
    う記録装置のユーザインタフェースであって、コンソー
    ルパネル上の全ての機能によりジョブモードを入力する
    手段と、入力された複数のジョブモードを登録する手段
    と、登録されたジョブモードを指定する呼び出しモード
    指定手段と、呼び出されたジョブモードを設定する手段
    とを具備する記録装置のユーザインタフェース。
  2. 【請求項2】  請求項1記載において、記憶手段は不
    揮発性メモリ,ICカード,磁気テープにより構成され
    ていることを特徴とする記録装置のユーザインタフェー
    ス。
  3. 【請求項3】  請求項1記載において、コンソールパ
    ネル上の全ての機能により入力された複数のジョブモー
    ドを登録する手段と、出荷時に予め設定されたデフォル
    ト情報を記憶する手段と、呼び出しモード指定により前
    記情報手段を選択する呼び出し媒体選択手段と、前記選
    択手段で選択された記憶手段から指定のジョブモードを
    呼び出し条件を本システムの動作状態で判定する手段と
    、呼び出し条件を満足したときに指定のジョブモードを
    呼び出して設定する手段とを具備する記録装置のユーザ
    インタフェース。
  4. 【請求項4】  ジョブモードの登録,呼び出し等をL
    CD上で操作できることを特徴とする記録装置のユーザ
    インタフェース。
  5. 【請求項5】  請求項4記載において、LCDはジョ
    ブモードを設定するジョブメモリ登録画面を有し、この
    ジョブメモリ登録画面には設定可能なジョブモードの数
    のボタンが設けられ、該ボタンに対応したジョブメモリ
    に登録されたジョブモードがあるか否かの表示を行うこ
    とを特徴とする記録装置のユーザインタフェース。
  6. 【請求項6】  コンソールパネル上で入力したジョブ
    モードの選択時にジョブ制御の実行条件の設定指示を行
    う記録装置のユーザインタフェースであって、コンソー
    ルパネル上の全ての機能によりジョブモードを入力する
    手段と、入力された複数のジョブモードを登録する手段
    と、登録されたジョブモードを削除する削除モード指定
    手段と、指定モードが仕様設定で初期モードに設定され
    ているとき当該指定モードの削除禁止を判定する手段と
    、前記判定手段で許可された指定モードの削除を実行す
    る指定モード削除手段とを具備する記録装置のユーザイ
    ンタフェース。
  7. 【請求項7】  ジョブモードの登録、呼出しおよび削
    除の処理情報をメッセージにより表示するLCD表示手
    段を備えていることを特徴とする請求項1,2および6
    記載の記録装置のユーザインタフェース。
JP3044573A 1991-01-17 1991-01-17 記録装置のユーザインタフェース Pending JPH04305663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044573A JPH04305663A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 記録装置のユーザインタフェース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044573A JPH04305663A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 記録装置のユーザインタフェース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04305663A true JPH04305663A (ja) 1992-10-28

Family

ID=12695249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3044573A Pending JPH04305663A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 記録装置のユーザインタフェース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04305663A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033576A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Minolta Camera Co Ltd 複写機
JPS6419367A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Fuji Xerox Co Ltd Recording device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033576A (ja) * 1983-08-04 1985-02-20 Minolta Camera Co Ltd 複写機
JPS6419367A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Fuji Xerox Co Ltd Recording device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5045880A (en) Pre-programming during job run
JP3141395B2 (ja) 記録装置
US5224207A (en) Improved remote programming using display screen
US5081699A (en) Program ahead file transfer in a reproduction machine
JPH04356070A (ja) 記録装置のユーザインタフェース
JPH056065A (ja) 記録装置のユーザインタフエース
JP3149442B2 (ja) 画像記録装置
JP3314773B2 (ja) 記録装置
JPH04305663A (ja) 記録装置のユーザインタフェース
JP3309843B2 (ja) 画像記録装置
JP2927027B2 (ja) 画像処理装置
JP3436258B2 (ja) 画像記録装置
JP3337031B2 (ja) 画像記録装置
JPH04298765A (ja) 記録装置のユーザインタフェース
JPH04348361A (ja) 記録装置のユーザインタフェース
JP3180912B2 (ja) 記録装置
JP2887265B2 (ja) 画像記録装置
JPH04348362A (ja) 記録装置のユーザインタフェース
JPH05185764A (ja) 画像処理装置
JPH04191757A (ja) 記録装置の入力装置およびその制御装置
JPH05127469A (ja) 画像処理装置
JPH04191756A (ja) 記録装置
JPH01147562A (ja) 画像編集装置
JP2600223B2 (ja) 記録装置
JPH04191758A (ja) 記録装置