JP3436258B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3436258B2
JP3436258B2 JP2001130439A JP2001130439A JP3436258B2 JP 3436258 B2 JP3436258 B2 JP 3436258B2 JP 2001130439 A JP2001130439 A JP 2001130439A JP 2001130439 A JP2001130439 A JP 2001130439A JP 3436258 B2 JP3436258 B2 JP 3436258B2
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録動作中に
自動記録濃度調整ボタンの入力を受け付け、自動記録調
整モードへ変更し、一連の画像記録動作の途中で自動記
録調整モードに変更して画像記録動作を続行すると共
に、一連の画像記録動作終了後、自動記録調整モードで
変更された変更後のパラメータが表示可能な画像記録装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、記録装置においては、社会的ニー
ズの多様化により一つの機種における多機能化、特定機
能のみをもつ多機種化など製品開発に大きな変化が見ら
れる。例えば、複写機ではアナログ処理方式からデジタ
ル処理方式に変わることにより多機能化,ネットワーク
化が進んでいる。そのため、ユーザインタフェースは複
雑化し、CRTおよびタッチパネルの組み合わせによ
り、多くの機能をより簡単に処理できるように改善が図
られている。 【0003】複写機は、最も基本的な構成としてのベー
スマシンに所望の付加装置、例えば両面原稿自動送り装
置、ビンソータ、ステイプラーソータなどを単一または
複数を組み合わせて取り付けることにより機能アップを
図ることができるように構成されている。ここで、ベー
スマシンとは、1段の供給トレイとマニュアルフィード
用のトレイを備え、プラテンガラス上に原稿をマニュア
ルでセットし、コンソールパネルにより設定したコピー
条件でジョブを実行することのできる装置である。 【0004】コンソールパネルの初期状態は、通常使用
頻度の高いコピーモード(以下「初期モード」と称す)
が予め出荷時に設定されており、この初期モードに対し
てユーザが任意に変えてコピーが行われている。ところ
で、コピージョブにおいては設定したコピーモードで望
ましいコピーが得られなかったり、またコピー動作中に
M/Cの状態が変わって望ましいコピーが得られないこ
とが起こる。すなわち、コピーの実行条件(以下「パラ
メータ」と記す)は、コピー動作に入ってから必要に応
じて変えなければならなくなる。このような事態におい
て、この種の装置では用紙が走っている状態のコピー実
行中にパラメータの一部を変えることができなかつた。
例えば、コピー濃度を変更する場合にはストップボタン
を押してM/Cを一旦停止させ、コピー濃度設定キーに
より濃度値を変更し、あるいはマニュアルモードから自
動モードまたはその逆のモードへ切り替えて新たに設定
しなおした後にスタートボタンを押し、ジョブを再開さ
せていた。この種の複写機は、例えば特開昭63−28
3274号公報に開示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来装置では、画像記
録動作に入ってからパラメータを変更する場合、M/C
を一旦停止させなければならないため、操作が面倒であ
り、画像記録効率を低下させていた。本発明の目的は、
画像記録を中断して自動濃度等を設定する必要がなく、
作業効率の向上を図ることである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は複数の表示画面を切換可能な表示
装置を有する画像記録装置において、自動濃度コントロ
ールを行う場合に操作するボタンである自動記録濃度調
整ボタンを複数の表示画面のうち少なくとも1つに有す
ると共に、入力により自動記録濃度調整ボタンを消去可
能にし、画像記録スタートボタン操作の際に自動記録濃
度調整ボタンが消去状態であったとしても、画像記録動
作中に自動記録濃度調整ボタンを表示可能とする表示制
御手段と、画像記録動作中に自動記録濃度調整ボタンの
入力を受け付け、自動記録調整モードへ変更するモード
設定手段と、を有し、画像記録動作中にモード設定手段
により自動記録調整モードに変更された場合、一連の画
像記録動作の途中で自動記録調整モードに変更して画像
記録動作を続行すると共に、一連の画像記録動作終了
後、自動記録調整モードで変更された変更後のパラメー
タを表示することを特徴とする。 【0007】 【発明の作用】請求項1の発明によると、自動記録濃度
調整ボタンは入力により消去されうるが、画像記録動作
中に自動記録濃度調整ボタンを表示可能にし、画像記録
スタートボタン操作の際に自動記録濃度調整ボタンが消
去状態であったとしても、画像記録動作中に自動記録濃
度調整ボタンを表示し、画像記録動作中に自動記録濃度
調整ボタンの入力を受け付け、自動記録調整モードへ変
更できると共に、変更された場合、一連の画像記録動作
の途中で自動記録調整モードに変更して画像記録動作を
続行するので、画像記録の途中からでも自動的な濃度調
整ができ、画像記録続行中で複数枚の記録が進む中、い
ち早く妥当な濃度へ調整でき、無駄な記録紙の発生を最
小限度に留めることができるとともに、画像記録動作を
中断して自動記録調整モードへ変更する必要がなく、作
業効率の向上を図ることができる。また、一連の画像記
録動作終了後、変更後のパラメータを表示するので、変
更後のパラメータによる画像記録の出来栄えを容易に確
かめられる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。なお、本実施例は画像記録装置と
して複写機に適用したもので、ベースマシンに両面自動
送り装置,ソータなどの付属装置が組み合わされて構成
されるものである。ここで、“コピー”とは画像記録を
意味する。複写機は、図2に示すように、ベースマシン
1に両面自動原稿送り装置(DADF)2,ソータ3が
取付けられており、このベースマシン1はコンソールパ
ネル4によって設定されたジョブに応じて付属装置を含
む機構部を制御し、DADF2で送られた原稿から読み
取った画像情報を基にトレイ5から供給される指定サイ
ズの用紙に対して画像処理を施した後、排紙処理を実行
すると共に、ソータ3において画像処理された用紙の仕
分けを行うように構成されている。 【0009】また、複写機の概略を図3を用いて説明す
る。複写機内には、感光ドラム7が配置されている。図
において、感光体8は感光ドラム7外周面に層状に形成
されている。この感光ドラム7は、矢印方向に回転する
ように図示しない駆動装置に連結されている。感光ドラ
ム7の外周には、チャージコロトロン9、現像器11,
12、転写コロトロン13およびクリーニング装置15
が配置されている。 【0010】この複写機においては、感光ドラム7が矢
印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロト
ロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光
の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16に
は、複写機の上面に配置されたプラテンガラス17上に
載置された図示しない原稿の光像が入射されるようにな
っている。このために、露光ランプ19と、これによっ
て照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー2
0および光学レンズ21とが配置されており、このうち
所定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされるよ
うになっている。 【0011】静電潜像が形成された感光体8は、その
後、現像器で現像される。ここで感光体8上に形成され
たトナー像は、転写コロトロン13により用紙上に転写
され、ヒートロール23およびプレッシャロール24間
で熱定着されて搬出される。一方、感光体8はクリーニ
ング装置15によりクリーニングされ再使用に供され
る。 一方、複写機に配置されている供給トレイ25に
収容されている用紙27あるいは手差しトレイ28に沿
って手差しで送り込まれる用紙27は、送りロール29
あるいは31によって送り出され、搬送ロール32に案
内されて感光ドラム7と転写コロトロン13の間を通過
する。このとき、トナー像が用紙27上に転写される。
転写後の用紙27はヒートロール23およびプレッシャ
ロール24の間を通過して熱定着される。そして、搬送
ロール32の間を通過して搬出トレイであるソータ3に
搬出される。なお、中間トレイ33は両面または多重コ
ピーするときに用いられるものである。 【0012】コンソールパネル4は、図4に示すよう
に、同パネル上に配置された用紙サイズ,倍率,複写枚
数などの設定/入力,スタート,ストップ,割込み,設
定確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボタ
ンとLCD画面上に表示される機能に対応して表示部分
に設けられたタッチキーとしてのボタンを備えている。
またコンソールパネル4にはハードキーを操作したとき
の選択や設定の状態がランプなどにより表示されてい
る。コンソールパネル4のボタンの機能については後述
する。 【0013】図5は複写機のハードウェア構成が示され
ている。ユーザインタフェース(UI)50は、コンソ
ールパネル4にあるボタンの操作による設定/入力され
たデータ処理を実行し、本機システムを管理するMAI
N PWBA(以下「MAIN系」と称す)に入力デー
タを送ると共に、ユーザへの表示を行う。両面自動原稿
送り装置(DADF)コントローラ51は、原稿の両面
から画情報を読み取るために、この読み取りタイミング
に合わせて原稿をプラテンガラス上に搬送するための制
御を行う。 【0014】光学的読取り装置(OPT)コントローラ
52は、プラテンガラス上に搬送された原稿からユーザ
が指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。 即
ち、DADFは原稿の一方の面がプラテンガラスに向き
合うような状態でこれを搬送する。そしてOPTが動作
して1回目の露光を行う。次いで、DADFは露光終了
後の原稿を装置内にあるトレイに戻す際にその表裏を逆
転させる。これによりこの原稿が再度送り出された場合
には先の露光面と逆の面が露光されるように原稿送り機
構部および光学系の制御を行う。ベースマシンでは両面
コピーの指令により用紙の搬送制御および両面トレイの
駆動制御が行われる。 【0015】帯電除去装置(ISIL)コントローラ5
3は、原稿の画情報から不要な部分を消し込む処理,原
稿の周辺を消す枠消し処理,原稿の画情報の中からの特
定情報描出などの編集処理の制御を行う。画像記録装置
(IOT)コントローラ54は、原稿から読み取られた
画情報を基に画像処理を実行する際に、用紙搬送制御,
紙づまり検知およびZero回りである現像プロセス制御を
管理する。特定トレイ(DDM/TRAY[X])コン
トローラ55は、IOTからの両面画像処理に関する指
令に基づいて片面の画像処理が既に行われている用紙を
反転させて背面に画像処理を施すために、次のZeroタイ
ミングまで一時待機させるように両面トレイを制御した
り、またIOTからの特別トレイ動作指令により、用紙
パスの関係から制御上、他のトレイとは別に取り扱われ
る特別トレイ[X]、例えば最下段トレイの制御を行
う。 【0016】ビンソータコントローラ56は、例えば2
0ビンソータをIOTからの仕分け指令により駆動し、
ベースマシンから搬出される画像処理後の用紙を指定さ
れたビンに貯えるための制御を行う。スティプルソータ
コントローラ57は、IOTからの綴じ込み仕分け指令
によりビンに貯えられた用紙を丁合した後にスティプル
で綴じるための制御を行う。ライトレンズマネジャー
(LLM)58は、システムの全体を統括管理してお
り、主に原稿の画像処理と用紙の搬送を時間的に一致さ
せるためのシステムタイミング制御やユーザが設定する
コピーモードなどのジョブ管理を行う。 【0017】シリアルデータ通信プロセッサ(SCP)
59は、UI,DADF,OPTおよびISILとのデ
ータの送受をシリアル通信で行うと共に、LLMとの間
のデータをパラレル通信によりやり取りするためのデー
タ処理を行う。特にSCPとLLMとのデータのやり取
りは、SCPに内蔵されているデュアルポートRAMを
通して行われる。すなわち、LLMは自分のアドレスマ
ップ上に割り付けられたSCPのRAMをリード/ライ
トし、このRAMをSCPがリード/ライトすることで
情報の伝達を行っている。 【0018】上記のハードウェアは各機能ごとに独立し
たCPUを備え、このCPUと周辺LSIにより電気回
路基板(PWBA)が構成されている。ここで、LL
M,SCPおよびIOTはベースマシンの制御系の中枢
を成すもので、各機能を分担するCPUと周辺LSIに
より主制御回路基板(以下「MAIN系」と称す)を構
成している。以下、本発明のユーザインタフェース(U
I系)について説明する。図6はUI系のハードウェア
構成が示されている。 【0019】UI系は、MAIN系と通信回線で結ばれ
ているUI制御回路基板60、および表示画面を構成す
る液晶ディスプレイ(以下「LCD」と記す),キース
イッチ(KEY SW),タッチスイッチ(TOUCH
SW)などを備えたコンソールパネル回路構成部61
とから構成されている。UI制御回路基板60は、LC
D62を制御するLCDコントローラ63、ボタン入力
を検知して発光ダイオード(LED)64への通電を制
御するパラレルI/O65,LCD電源回路66、およ
びLCDコントローラ63への表示制御指令や検知され
たボタン入力の認識などを実行するCPU67とから構
成されている。 【0020】コンソールパネル回路構成部61は、ハー
ドキー部とLCD部とから成り、ハードキー部にはキー
スイッチ68とこのキースイッチ68に対応して設けら
れたLED64が設けられており、またLCD部はLC
Dコントローラ63からの信号によりLCD62を構成
するマトリクスに配置された画素、例えば320×20
0個をマトリクス駆動させるLCDドライバ69、LC
D上の表示部分、例えば機能ボタンの絵、文字を触れる
ことによりスイッチ信号を発するタッチスイッチ70、
およびLCD62の背面から照明するバックライト用エ
レクトロルミネッセンス(EL)71とから構成されて
いる。 【0021】図7はUI制御回路基板の回路構成図、図
8はLCD部の回路構成図、図9はコンソールパネルの
スイッチ部とUI制御回路基板のパラレルI/Oとの接
続図である。CPU67は、後述のUIリモートサブシ
ステムを構成するソフトウェアの各モジュールを起動す
ることにより、コンソールパネル4のスイッチ情報をパ
ラレルI/O65を介してデータバスに取り込み、この
スイッチ情報を認識して得られたジョブに関する設定モ
ード情報をシリアルチャンネル0(ASC10))を介
してシリアル送受信用LSIにより構成されたドライバ
ー/レシーバー(DRIVER/RECEIVER)72に送り、ここ
からMAIN系に送信する。一方MAIN系からCPU
67にはトレイ制御情報がドライバー/レシーバー72
を通して送られてくる。ドライバー/レシーバー72は
パラレルI/O65から出されるイネーブル信号により
送信ラインをオープン(ハイインピーダンス)またはク
ローズしてデータの送受信を行う。 【0022】設定モード情報は、アドレスコードにより
指定されたRAM73に一時記憶され、またアドレスバ
スによってLCD62に関する表示情報に基づく指令が
LCDコントローラ63に発せられる。 パワーオンリ
セット/ウオッチドッグタイマ(POWER ON RESET&WD
T)回路74は前者が電源ON後の電圧が一定するまで
の間、CPU67を動作させなくするためのホールド回
路であり、また後者がI/Oマップを作成する際に出さ
れる信号を監視し、この信号が途絶えたときCPU67
をリセツトする回路である。 【0023】アドレスデコードおよびI/Oデコードの
各回路75,76はメモリマップおよびI/Oマップを
作成する為にどの番地からはどのLSIをイネーブルと
するかを決定する。またアドレスコードによりコントロ
ールROM77,フォントROM78,ロゴROM79
に格納されたデータがLCDコントローラに出力され
る。特にコントロールROM77には前述の通信、表
示、キー入力等を制御するためのプログラムが格納され
ている。 【0024】RAM73は設定されたジョブ内容、すな
わち設定モード情報を一時的に記憶する。フォントRO
M78は各種文字や絵フォントが記憶されている。ロゴ
ROM79はLCDに表示される特殊フォントを記憶し
ている。NVM80は不揮発性メモリであり、たとえば
コンソールパネル上の初期状態の設定情報を記憶するジ
ョブメモリとして使用される。ICカード81はジョブ
メモリを構成するもので、上記設定情報が登録される。
タイミングコントローラ83は、LCDコントローラ
63が一定周期でVRAM82の内容をLCD62に表
示するためのリード(Read)動作とCPU67のVRA
M82へのライト動作のタイミングを図るものである。
LCDコントローラ63は、コントロールROM77の
表示制御プログラムを実行し、VRAM82の内容をL
CD62に表示するための制御を行うと共に、CPU6
7のVRAM82へのライト(Write)動作をサービス
する。すなわちCPU67が書き込みし易い形式に変更
する。LCDドライバ69は、LCDコントローラ63
からのマトリクス駆動信号を基に320×200画素か
ら成るLCDの該当する画素に対するLCD電源回路6
6からの供給される印加電圧を制御する。なお、84は
タッチキー操作時に鳴らすブザーである。 【0025】次にUI系のソフトウェア構成について説
明する。図10はUIリモートサブシステムのモジュー
ル構成が示されている。UI系のソフトウェア構成は、
UI系の全てのプログラムを管理するメインモジュール
(RTMO)、このメインモジュールに呼び出され、本
システムが使用されている間、走行するプログラムから
成るモジュール(MESG,CNSLなど)および要求
により起動されるプログラムから成るモジュール(PR
NT,STBYなど),前記要求により起動されるモジ
ュールによって呼び出されて起動するモジュール(LC
D,FLTなど)によるツリー構造を成しており、更に
メインCPU(LLM)との通信制御を行うためのモジ
ュール(SERL),共通の処理および汎用性のある処
理を行うモジュール(SURR,LCDLIB)を有
し、これらのモジュールの有機的な結合によってUI系
の機能が実現されるように構成されている。 【0026】特に、要求により起動されるモジュール
は、本システムの動作状態ごとに分けられており、パワ
ーオン時はPWRモジュール、待機時はSTBYモジュ
ール,コピー時はPRNTモジュール,仕様設定時はC
USPモジュールおよびシステム調整時はDIAGモジ
ュールが起動される。例えばパワーオン時にはPWRモ
ジュールが呼び出され、この動作に関係する部品を制御
するモジュール(LCD,AUT,INPV)が呼び出
されて起動する。以下、各モジュールの機能について説
明する。 【0027】RTMOモジュール1000は、モニタと
呼ばれるオペレーションプログラム(OS)で、全ての
プログラムを監視する働きをもっており、その主なもの
としてプログラムの入力出力や割込の処理を行うと共
に、LED点滅,ブザーの動作時間を作るための基準時
間などの実時間管理およびLEDの表示制御を行う。S
ERLモジュール1001は、LLMのメインCPUと
通信を行っている。MESGモジュール1002は、L
CD上に文字等のメッセージ例えば「コピーができま
す」などの文字を表示するための制御を行う。CNSL
モジュール1003は、ボタン操作の認識処理を行う。
BCHKモジュール1004は、ハードキー,タッチパ
ネルキーなどのボタン操作、例えば同時に複数のボタン
が押されたときやLCD上でスイッチのない場所をタッ
チしたときやボタン押しの有効/無効などのチェック処
理を行う。 【0028】CMDSTSモジュール1005は、本シ
ステムの機構部(本体)とのコマンド/ステータスのや
り取りを行う。 【0029】PRNTモジュール1006は、ジョブ実
行時に呼び出され、LCDモジュールを起動してディス
プレイ上にコピー中である旨などコピー動作に関するメ
ッセージを表示する。CUSPモジュール1007は、
仕様設定モードにおけるウインドウメニューの表示制御
を行い、オペレーションにより設定されたパラメータを
CMDSTSモジュールを通して本体へ送信する。ST
BYモジュール1008は、パワーオンシーケンスが完
了してジョブの実行ができる待機の状態やジョブの実行
時間が所定時間を超えた待機の状態あるいはジョブの設
定入力などのときに呼び出され、前記機能を実行するた
めのモジュール(FLT,EDIT等)を起動する。 【0030】PWRモジュール1009は、電源ONか
らコピー動作ができる状態に至る間の初期化処理、たと
えばMAIN系から送られてくるM/Cの状態情報を受
信し記憶する等を行っている。DIAGモジュール10
10は、DIAGモードにおけるLCD表示制御におい
て、オペレーションにより決定されるテストモードをM
AIN系へ送信したり、MAIN系より受信されるテス
ト結果をLCDに表示制御を行う。 【0031】FLTモジュール1011は、マシン(M
/C)のJAM箇所のコード表示やM/Cの絵のLCD
表示を行う。DEITモジュール1012は、エデッド
パッド使用時の表示制御および編集の図形表示制御を行
う。 【0032】LCDモジュール1013は、LCDの表
示制御を行う。AUTOモジュール1014は、APS
/AMSおよび関連ボタンの受付けの表示制御を行う。
INPVモジュール1015は、文章変更時の変数の代
入、カウントの表示制御を行う。SUBRモジュール1
016は、各モジュールで使える共通のサブルーチンで
ある。LCDLIBモジュール1017は、LCDの表
示制御のライブラリである。 【0033】次にコンソールパネル上のハードキーおよ
びタッチパネルキーの各操作ボタンの説明をする。コン
ソールパネル4には、図4に示すように次のハードボタ
ンが設けられている。すなわち、スタート、ストップ、
クリア、テンキー、オールクリア、トレイ選択、固定倍
率、任意倍率、割り込み、ちょっと小さめ、設定確認お
よび予熱の各ボタンである。これらのハードボタンの内
の主なボタンの機能について説明する。 【0034】スタートボタン40は、コピーの開始や続
行あるいは「お待ちください」表示中にスタートを予約
したいときなどに使用される。ストップボタン41は、
コピー作業を途中でやめるときに使用される。 【0035】トレイ選択ボタン42は、使用したいトレ
イまたは自動用紙選択を選択するときに使用される。固
定倍率ボタン43Aは、自動倍率ボタンを兼ね、イメー
ジサイズまたは自動倍率を選択するときに使用される。
任意倍率ボタン43Bは、任意(1%きざみ)に縮倍率
を選択するときに使用される。設定確認ボタン44は、
それまでに設定された機能を表示したいときに使用され
る。設定確認ボタンを押すと、例えばコピー濃度、ソー
タ、両面コピー、単色カラー、わく消し、ページ連写等
の機能がLCDに同時にボタン表示される。 【0036】LCD画面45は、320×200dot(1d
ot=0.33×0.33mm)の画素を有し、この画素により
構成されるLCD画面内にタッチパネルが配置されてい
る。このタッチパネルは、10×7Tile(1Tile
=32×24dot)により構成されている。 【0037】次にタッチパネルの操作の概要について述
べる。機能の選択/解除は、LCD上に表示された機能
に対応するボタンを押すことで行う。機能の選択操作に
おいて、パラメータのない機能またはガイドオペレーシ
ョンが不必要な機能の場合は、ボタン表示を暗色に反転
させる。パラメータのある機能またはガイドオペレーシ
ョンが必要な機能の場合は、ポップアップウインドウが
表示されるので、このウインドウによりパラメータを指
定して終了ボタンを押すことにより、ウインドウが閉じ
られ、設定されたパラメータを持つ機能のボタン表示が
暗色に反転する。そして、機能の解除操作は、パラメー
タのない機能の場合、暗色反転状態にあるボタンが押さ
れた時、機能を解除し、ボタン表示の反転を元の明色に
戻す。また、パラメータのある機能の場合は、ポップア
ップウインドウ中の取消ボタンが押されるとウインドウ
が閉じられ、設定された機能を解除し、ボタンの暗色を
明色に戻す。以上のタッチパネルの操作の概要を図11
に示すフローチャートに従って説明する。 【0038】パラメータのある機能については機能ボタ
ンを押す(ステップ101)と、ブザーが一定時間鳴っ
て注意を喚起(ステップ102)する。そしてポップア
ップウインドを開く(ステップ103)。基本、応用、
専門ボタンのいずれかを押し(ステップ104)、必要
があればパラメータの指定を行う。このとき、パラメー
タの指定が終了していないと警告メッセージがLCD画
面上に表示(ステップ109)される。指定したパラメ
ータでよければ終了ボタンを押すとポップアップウイン
ドは閉じ(ステップ106)、選択した機能ボタンの色
が反転表示(ステップ107)され、機能選択状態(ス
テップ108)となる。また、ステップ103の状態で
パラメータの指定を行う場合は、まず、パラメータの指
定(ステップ110)の後、よければ終了ボタンを押す
(ステップ111)と、ポップアップウインドは閉じ
(ステップ112)、選択された機能ボタンの色を反転
させ(ステップ113)、機能選択状態(ステップ11
4)となる。また、ステップ103またはステップ11
0の段階で取消しボタンを押す(ステップ115)と、
ポップアップウインドが閉じ(ステップ116)、選択
した機能ボタンの表示色を非反転(ステップ117)と
して、機能選択を行わなかった状態(ステップ118)
にする。 【0039】一方パラメータのない機能を選択する場合
は、機能ボタンを押すと一定時間ブザーが鳴り、機能を
選択(終了ボタンを押す)すると、ボタン表示は反転
(ステップ122)し、機能選択状態(ステップ12
3)となる。また機能選択状態でない(取消しボタンを
押す)と、ボタン表示は非反転(ステップ124)であ
り、機能解除状態(ステップ125)となる。 【0040】設定されるコピー機能は、図12〜15に
示す基本、応用および専門の各機能とそれぞれのパラメ
ータからなるツリー構造を有している。 【0041】機能選択ボタンは、図16に示すように、
基本ボタン200、応用ボタン300および専門ボタン
400に分けられる。 【0042】基本ボタン200は、オペレータが基本コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。基本
ボタン200が押されると図16に示す基本画面が表示
される。基本画面201にはコピー濃度調整202〜2
04、ユーザー設定205(仕様設定で設定なしを指示
している時は表示しない。)、ソータ206、両面20
7の各機能に対応したボタンが設けられている。この基
本画面201は電源投入時、オールクリアボタンが押さ
れた後、オートクリア動作後、予熱モード復帰後、割り
込み復帰後、設定確認モード復帰後、仕様設定終了後は
自動的に表示される。 【0043】応用ボタン300は、オペレータが応用コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。応用
ボタン300が押されると図17に示す応用画面301
が表示される。応用画面301には単色カラー310、
とじしろ320、わく消し330、ページ連写340、
OHP合紙350、応用原稿送り360の各機能に対応
したボタンが設けられている。応用画面301にて機能
を選択した後に専門/基本画面を表示した場合は、応用
機能が選択されていることを示すために、“応用”文字
は暗色に反転表示される。 【0044】専門ボタン400は、オペレータが専門コ
ピーに必要な機能を選択するためのボタンである。専門
ボタン400が押されると図18に示す専門画面401
が表示される。専門画面401には合成410、寸法変
倍420、ジョブメモリ430および仕様設定440の
各機能に対応したボタンが設けられている。専門画面4
01にて機能を選択した後に応用/基本画面を表示した
場合は、専門機能が選択されていることを示すために、
“専門”文字は暗色に反転表示される。 【0045】次に機能選択/解除について説明する。コ
ピー濃度設定ボタンは、自動モードボタン202、画像
記録濃度設定ボタン203および写真モード204を選
択/解除するために押すボタンである。 ユーザ設定ボ
タン205は、ユーザーが頻繁に使用する機能の選択を
容易にするためのものである。ユーザーが仕様設定で設
定したボタンが表示される。ソーターボタン206は、
ソーターを使用する時に押すボタンである。選択できる
機能は丁合いとスタックの二つのうち一つで、いずれか
が選択された場合、ステイプラソーター付き機械の場
合、自動ホチキス止め機能を選択できる。両面ボタン2
07は、片面原稿、両面原稿から両面コピーを取りたい
時、または両面原稿から片面コピーを取りたい時に押す
ボタンである。 【0046】単色カラーボタン310は、画面上にセッ
トされている色、たとえば「赤」表示311され、この
色でコピーを取りたい時に押すボタンである。とじしろ
ボタン320は、右とじしろ321または左とじしろ3
22の機能が選択できる。このボタンを押すと開かれる
ウインドウにより選択されたとじしろの表とじしろ量3
211または裏とじしろ量4312の入力設定を行う。
わく消しボタン330は、上下わく消し量331、左右
わく消し量332および中消し量333の機能が選択で
きる。このボタンを押すと開かれるウインドウにより上
記消し量がmm単位で設定できる。ページ連写ボタン3
40は、見開きでB4版(またはA3版)の本などを、
一度スタートボタンを押すだけで、片ページずつの二分
割コピーができる。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウによりコピー後のページを揃える洋書341または
和書342の指定ができる。 【0047】OHP合紙ボタン350とは、OHPコピ
ー時に自動的に白紙を挿入する時に押す特殊機能ボタン
である。応用原稿送りボタン360は、オペレータがD
ADFを特殊な仕様で使用する場合に機能選択するため
のものである。このボタンを押すと開かれるウインドウ
により、DADF上にセットされた原稿二枚分をプラテ
ンガラス上に並列にセットする2イン1モード361お
よびサイズの異なる原稿を連続して搬送するミックスサ
イズモード362が指定できる。特に2イン1モード3
61では、奇数指定3611、偶数指定3612および
自動カウント3613の設定ができる。合成ボタン41
0は、複数のコピー原稿を一つにしてコピーする合成コ
ピー機能を選択する。このボタンを押すと開かれるウイ
ンドウにより、合成411、連写412、カラー合成4
13および連写カラー合成414の各機能の指定ができ
る。寸法変倍ボタン420は、希望の倍率(大きさ)に
コピーしたいときの自動倍率計算機能を選択する。この
ボタンを押すと開かれるウインドウにより、原稿コピー
の大きさがmm単位で指定でき、その指定された大きさ
から自動的に倍率が計算され、その倍率が表示される。 【0048】ジョブメモリボタン430は、コンソール
およびタッチパネル上の設定を初期状態としてM/Cに
記憶させ、これを必要に応じて呼び出す初期状態設定機
能を選択する。このボタンを押すと開かれるウインドウ
により、呼出し431、登録432および削除433の
各機能の操作ができる。ジョブモードは、例えば3種類
の初期状態がジョブメモリ4300のNO1〜3に登録
できる。M/Cには呼び出しボタン431を押してジョ
ブメモリNOを指定することにより設定される。 仕様
設定ボタン440は、初期値の設定、機能の設定/解除
等の仕様設定モードを選択する。 【0049】本システムは、複数の表示画面を切り換え
可能な表示装置を有する画像記録装置において、画像記
録動作中の表示画面(以下RUN画面という)によるパ
ラメータ表示、ユーザ設定およびコピー動作状態表示の
処理などコピー動作中の設定指示を行うためのRUN画
面表示機能に関し、特にコピー動作中にRUN画面上で
のパラメータの変更およびコピー終了後にRUN画面の
前の画面(以下「元画面」と記す)に戻すようにした表
示設定の制御を特徴とする。またRUN画面表示中にス
タートボタンが押されたとき、予熱時間を待たずにコピ
ー動作が実行できるようにしたコピー動作制御を特徴と
する。図1は本システムの機能を実現するためのモジュ
ール構成が示されている。 【0050】元画面イメージセーブ手段100は、スタ
ートボタンの押し操作により動作し、コピー動作開始時
の画面、例えば基本画面、応用画面のイメージ情報を一
時的にRAMに格納する。RUN画面表示手段101
は、コピー動作中にRUN画面を表示し、この画面にコ
ピーのセット枚数や実行枚数などのコピー動作情報およ
びコピー動作中に変更可能な実行条件(以下「パラメー
タ」と記す)の設定に必要なボタンを表示する。パラメ
ータ変更手段102は、RUN画面で変更設定されたパ
ラメータを処理する。このパラメータは、ユーザが最も
多く使用するものとしてコピー濃度設定が用意されてい
る。変更パラメータ記憶手段103は、RUN画面で変
更された設定モードを実行させるとき、コピー動作終了
後の元画面に変更パラメータを表示するときのために変
更後のパラメータ情報を記憶する。 【0051】コピー動作制御手段104は、設定モード
によりコピー動作を実行する。元画面判定手段105
は、ストップボタンが押されてコピー動作が終了するこ
とを条件に元画面が基本、応用および専門のいずれであ
るかを判定する。元画面表示手段106は、元画面の判
定結果からそれぞれの画面の表示処理を行う。パラメー
タ表示手段107は、元画面が基本画面であるときにR
UN画面で設定した変更パラメータの表示処理を行う。 【0052】オートクリア判定手段108は、節電のた
めに予め設定された予熱前の状態に戻す時間を判定し、
前記時間内であればコピー動作の開始や新たな設定を可
能にする。設定情報記憶手段109は、元画面を使って
新たに設定されたモード情報を記憶する。初期の基本画
面表示手段110は、上記時間を超えたときに初期の基
本画面の表示処理を行う。 【0053】次にRUN画面について説明する。図19
は変更可能なパラメータとしてコピー濃度を設けたRU
N画面が示されている。このRUN画面500には、変
更可能なパラメータを表示するパラメータ表示部501
およびコピーの動作情報を表示するメッセージ表示部5
02が設けられている。パラメータ表示部501には、
コピー濃度を変更するためのボタンが設けられている。
画像記録濃度設定ボタン203は、写真モードを含むコ
ピー濃度調整を行うときに押されるボタンで、コピー濃
度を薄くするときアップボタン203Aを、またコピー
濃度を濃くするときダウンボタン203Bを押す。ボタ
ンが押されると、カスケード205が移動し、コピー濃
度表示206の所定のコピー濃度を設定することができ
る。自動モードボタン202は、原稿の濃度を機械が検
知し、自動コピー濃度コントロールを行う。写真モード
ボタン204は、写真原稿のコピー濃度を選択するボタ
ンで、アップ/ダウンボタン203A,203Bを使っ
てコピー濃度を設定する。メッセージ表示部502に
は、コピー動作中である旨のメッセージ「コピーしてい
ます」を表示すると共に、設定(「セット」表示)枚数
および排出コピー(「カウント」表示)枚数が表示され
る。 【0054】次に本機能の処理について説明する。プリ
ントステート処理は、初期モードやユーザ設定モードで
コピー動作を実行するものである。図20に示すよう
に、スタートボタンが押されると、コピー動作が開始さ
れ、同時にRUN画面が表示(ステップ100)され
る。コピー実行中にパラメータを変更してコピーを続行
したい場合には、ストップボタンを押すことなく、RU
N画面にあるボタンを操作してパラメータの変更(ステ
ップ200)を行う。この設定中に走行している用紙が
排出された後に、新たに供給される用紙に対して変更パ
ラメータによるコピー動作が行われる。コピー動作が終
了すると、元画面が表示(ステップ300)される。こ
の元画面が基本画面で、かつRUN画面でパラメータを
変更してコピー動作をした場合は、戻った基本画面に変
更後のパラメータが表示される。したがって、基本画面
を見て設定モードによるコピーの出来栄えを確かめるこ
とができる。また元画面が応用または専門画面の場合
は、望ましいコピーの設定モードに変更して直ちにコピ
ー動作に入ることができる。 【0055】RUN画面表示機能は、コピー中の情報、
例えばセットしたコピー枚数、現在のコピー枚数、メッ
セージ「コピーしています」、コピー濃度情報などをユ
ーザに知らせるための画面を表示するものである。この
RUN画面表示の動作フローは、図21に示すように、
スタートボタンが押されることにより現在表示中の画面
(戻り画面)イメージをセーブ(ステップ101)した
後にRUN画面の表示処理(ステップ102)を行う。 【0056】パラメータ変更機能は、コピー動作中にR
UN画面にあるボタンを使ってコピー条件を変えるもの
である。例えば、図22はパラメータとしてコピー濃度
を変更するためのフローが示されている。このコピー濃
度変更は、図19に示すRUN画面上で自動モードボタ
ン202(以下自動ボタンと記す)、写真モードボタン
204(以下写真ボタンと記す)が使われる。なお、こ
のフローでは上記ボタン順にボタン操作が判断されるよ
うに構成されているが、どのボタン操作を先に判断して
も構わない。 【0057】自動ボタンの押し操作が判断(ステップ2
01)されると、現在の設定モードが自動モードである
かが判断(ステップ202)される。自動モードの場合
は当該モードが解除され、自動ボタンが反転表示も解除
(スタート203)されると共に、マニュアルモードに
切り替わり該モードの設定可能状態を示すカスケードが
表示(ステップ204)される。すなわち、選択されて
いるモードを再度選択すると、当該モードは解除され
る。自動モードでない場合は当該モードが設定(ステッ
プ205)され、前モードのカスケードまたは自動ボタ
ンが反転表示される。 【0058】写真ボタンの押し操作が判断(ステップ2
10)されると、現在の設定モードが写真モードである
かが判断(ステップ211)される。写真モードの場合
は当該モードが解除され、写真ボタンが反転表示される
と共に、マニュアルモードに切り替わり、該モードの設
定可能状態を示すカスケードが表示(ステップ213)
される。写真モードでない場合は当該モードが設定(ス
テップ214)され、前モードのカスケードまたは写真
ボタンが反転表示される。 【0059】カスケードボタンの押し操作(ステップ2
20)が判断されると、カスケードが移動してコピー濃
度の変更(ステップ221)ができる。元画面表示機能
は、ユーザがコピーの実行条件を設定するときに使用し
た画面からスタートボタンを押してコピー動作に入った
時にその画面をコピー動作終了後に表示するものであ
る。この元画面表示の動作フローは、図23に示すよう
に、コピー動作が終了した後に元画面が判断(ステップ
301)される。元画面が基本画面の場合は当該画面の
表示処理(ステップ302)を行って、RUN画面で変
更したパラメータの表示処理(ステップ303)が行わ
れる。また基本画面以外の応用または専門画面の場合は
当該画面の表示処理(ステップ304)が行われる。 【0060】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、自動記録濃度
調整ボタンは入力により消去されうるが、画像記録動作
中に自動記録濃度調整ボタンを表示可能にし、画像記録
スタートボタン操作の際に前記自動記録濃度調整ボタン
が消去状態であったとしても、画像記録動作中に自動記
録濃度調整ボタンを表示し、画像記録動作中に自動記録
濃度調整ボタンの入力を受け付け、自動記録調整モード
へ変更できると共に、変更された場合、一連の画像記録
動作の途中で自動記録調整モードに変更して画像記録動
作を続行するので、画像記録の途中からでも自動的な濃
度調整ができ、画像記録続行中で複数枚の記録が進む
中、いち早く妥当な濃度へ調整でき、無駄な記録紙の発
生を最小限度に留めることができるとともに、画像記録
動作を中断して自動記録調整モードへ変更する必要がな
く、作業効率の向上を図ることができる。また、一連の
画像記録動作終了後、変更後のパラメータを表示するの
で、変更後のパラメータによる画像記録の出来栄えを容
易に確かめられる。 【0061】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。 【図2】記録装置としての複写機の斜視図である。 【図3】複写機の概略機構図である。 【図4】コンソールパネルの構成図である。 【図5】ハードウェア構成図である。 【図6】UI系のハードウェア構成図である。 【図7】UI制御回路基板の回路構成図である。 【図8】LCD部の回路構成図である。 【図9】コンソールパネルのスイッチ部とUI制御回路
基板のパラレルI/Oとの接続を示す図である。 【図10】UI系のソフトウェア構成図である。 【図11】LCD画面による操作フロー図である。 【図12】基本画面で操作可能な機能構成図である。 【図13】応用画面で操作可能な機能構成図である。 【図14】応用原稿送りの機能構成図である。 【図15】専門画面で操作可能な機能構成図である。 【図16】基本画面の構成図である。 【図17】応用画面の構成図である。 【図18】専門画面の構成図である。 【図19】RUN画面の構成図である。 【図20】プリントステート処理のフローチャートであ
る。 【図21】RUN画面表示動作のフローチャートであ
る。 【図22】パラメータ変更のフローチャートである。 【図23】元画面表示動作のフローチャートである。 【符号の説明】 1 ベースマシン 2 両面自動原稿送り装置(DADF) 3 ステイプルソータ 4 コンソールパネル 5 用紙トレイ 45 LCD画面 100 元画面イメージセーブ手段 101 RUN画面表示手段 102 パラメータ変更手段 103 変更パラメータ記憶手段 104 コピー動作制御手段 105 元画面判定手段 106 元画面表示手段 107 パラメータ表示手段 108 オートクリア判定手段 109 設定情報記憶手段 110 初期の基本画面表示手段 201 基本画面 301 応用画面 401 専門画面 500 RUN画面

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の表示画面を切換可能な表示装置を
    有する画像記録装置において、 自動濃度コントロールを行う場合に操作するボタンであ
    る自動記録濃度調整ボタンを前記複数の表示画面のうち
    少なくとも1つに有すると共に、 入力により前記自動記
    録濃度調整ボタンを消去可能にし、画像記録スタートボ
    タン操作の際に前記自動記録濃度調整ボタンが消去状態
    であったとしても、画像記録動作中に前記自動記録濃度
    調整ボタンを表示可能とする表示制御手段と、 画像記録動作中に前記自動記録濃度調整ボタンの入力を
    受け付け、自動記録調整モードへ変更するモード設定手
    段と、を有し、 画像記録動作中に前記モード設定手段により自動記録調
    整モードに変更された場合、一連の画像記録動作の途中
    で自動記録調整モードに変更して画像記録動作を続行す
    ると共に、一連の画像記録動作終了後、前記自動記録調
    整モードで変更された変更後のパラメータを表示するこ
    とを特徴とする画像記録装置。
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