JPH0572746U - 詰め替え用内容物容器 - Google Patents

詰め替え用内容物容器

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JPH0572746U
JPH0572746U JP1181692U JP1181692U JPH0572746U JP H0572746 U JPH0572746 U JP H0572746U JP 1181692 U JP1181692 U JP 1181692U JP 1181692 U JP1181692 U JP 1181692U JP H0572746 U JPH0572746 U JP H0572746U
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JP
Japan
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contents
container
refillable
flange
side wall
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Pending
Application number
JP1181692U
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English (en)
Inventor
徳生 林田
緑子 三竿
光人 押谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
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Publication of JPH0572746U publication Critical patent/JPH0572746U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】洗剤、シャンプー、リンスなどの液体状内容物
に使用される詰め替え用内容物容器の、リフィル性容器
への内容物の詰め替えを容易にする。 【構成】一端を閉鎖し他端が蛇腹状212の筒部210
と前記筒部210の蛇腹状212部に連続する他端にフ
ランジ221を有する円錐形筒状の台座220とよりな
る注出口部材200を、内容物を収納した柔軟な包装体
100の側壁110の開口部に前記注出口部材200の
フランジ221を固設し、且つ、筒部210を固定用テ
ープ300で前記側壁110に屈設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗剤、シャンプー、リンスなどの液体状内容物に使用されるリフィ ル性の容器に関するもので、詳しくは、内容物の詰め替えが容易な詰め替え用内 容物容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、消費者の環境意識の高まりに伴い、日常生活の見直しと共に、消費行動 にも変化が見られ、環境問題を配慮したパッケージが消費者から求められるよう になって来た。そして、この環境問題と資源の有効利用の観点からプラスチック 製品のリサイクル運動や容器の再利用運動が盛んとなっており、こうした社会情 勢を背景に同一の容器本体を何度も使用するためのリフィル性の容器(内容物を 詰め替え可能な容器)の需要が伸びている。このリフィル性の容器のために別売 りされる詰め替え用内容物の容器としては、従来は、ピロー包装(枕状の袋)や スタンディングパウチ(底ガセットの自立袋)などのプラスチックフィルムを用 いた柔軟性包装体や、プラスチック製の内袋を内蔵した紙容器(バッグ・イン・ ボックス)などの剛性包装体が使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前述の詰め替え用内容物の容器は、内容物をリフィル性 の容器本体に移し替えなけばならず、この移し替え時に内容物を容器の外にこぼ したり、手を汚したりする恐れがあった。このために、消費者は、この移し替え の手間を嫌い、折角、リフィル性の容器を用意して置いても、利用しない場合が 多かった。また、内容物の詰め替え用容器が、流通又は保管時に嵩張って扱い難 いものもあった。本考案は、上述の従来のリフィル性の容器の内容物詰め替え時 の煩わしさや詰め替え用内容物容器の流通又は保管時の問題を解消したものであ り、内容物の詰め替えがし易く、しかも、流通又は保管時に扱い易い詰め替え用 内容物容器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の本考案は、図1に示すように、一端を閉鎖し他端が蛇腹状の筒部(21 0)と前記筒部の蛇腹状部(212)に連続する他端にフランジを有する台座部 (220)とよりなる注出口部材(200)を、内容物を収納した柔軟な包装体 (100)の側壁(110)の開口部に前記注出口部材のフランジ部を固設し、 且つ、筒部を固定用テープ(300)で前記側壁に屈設した詰め替え用内容物容 器であり、第2の本考案は、フランジを有する台座を円錐形筒状とした上述の詰 め替え用内容物容器(100)である。
【0005】 上述の注出口部材は、ポリエチレン又はポリプロピレン製であり、筒部、蛇腹 状部、台座部とを中空成形法で一体成形するか、または、押出し成形法で筒部と 蛇腹部とを一体成形したものに、シート成形や射出成形で成形した台座部を接合 しても良い。
【0006】 柔軟な包装体の側壁に注出口部材を固設するほ方法は、ヒートシール法、イン パルスシール法、超音波シール法などによって熱融着するものである。
【0007】 また、柔軟な包装体は、内容物に応じてプラスチックの単層又は積層フィルム やプラスチックフィルムを紙及びアルミニウム箔などと積層した複合包装材料を 用いて、合掌シール、ピロー包装、スタンディングパウチなどの形態に製袋され たものである。
【0008】 固定テープは、セロハンテープのように、裏面に常温粘着性の接着剤層を設け たものである。
【0009】
【作用】
注出口部材の固定テープを剥離すると、筒部の根元(台座部と接続するところ )が蛇腹状であるため任意の方向に筒部を動かすことが可能となる。筒部先端の 閉鎖部を切断して開口し、筒部をリフィル性の容器に挿入して柔軟な包装体の側 壁を押圧すれば、容易に内容物を詰め替え用内容物容器からリフィル容器に移動 することが出来て、容器の外に内容物をこぼしたり、手を汚す恐れがない。
【0010】 注出口部材の筒部と台座との間には蛇腹状部が設けられており、筒部を包装体 の側壁に沿って折り曲げて、固定テープで屈設することが出来るため、流通又は 保管時に、積み重ねることが容易となる。
【0011】
【実施例】
図1は、本実施例の詰め替え用内容物容器の斜視図である。図によって説明す ると、まず、本実施例の注出口部材(200)を作製するために、先端に閉鎖部 (211)を有する筒部(210)と蛇腹状部(212)とフランジ部(221 )を有する円錐形筒状の台座部(220)とを中空成形法でポリエチレンを用い て一体成形した。
【0012】 次に、150μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)の両面に50μ mのポリエチレンフィルム(PE)をラミネート加工で積層しPE/CPP/P E構成の積層フィルムを作製し、この積層フィルムを製袋して、スタンディング ・バウチ・タイプの包装体(100)を作製した。この包装体は、次工程のため に、まだ上辺が内容物充填のために開口したものであり、また、側壁に注出のた めの開口部を有したものである。次に、この包装体の側壁の開口部に前述した別 途作製した注出口部材のフランジ部(221)を超音波シール法で熱融着して注 出口部材を付設し、注出口部材の筒部を包装体の側壁に固定用テープで屈設した のち、内容物を上辺の開口部より充填して上辺をヒートシール法で熱溶融して密 封し、図1に示した詰め替え用内容物容器(10)を作製した。
【0013】 本実施例の詰め替え用内容物容器を評価するため、作製した詰め替え用内容物 容器(10)注出口部材の固定テープを剥離し、フリーになった筒部の先端の閉 鎖部を切断して開口し、筒部をリフィル性の容器に挿入して包装体を倒立状態で 押圧すると、詰め替え用内容物容器からリフィル性の容器に内容物を容易に移し 替えることが出来た。この操作において、容器の外に内容物をこぼしたり、手を 汚すことはなかった。また、台座を円錐形筒状とすることにより、内容物を全量 移し替えることが可能となった。
【0014】
【考案の効果】
本考案の詰め替え用内容物容器を使用すると、易リフィル性容器に新しい内容 物と詰め替える時に、詰め替えの操作が非常に簡単であり、従来問題となった移 し替え時に内容物を容器の外にこぼしたり、手を汚したりする恐れが解消される 。そのうえ、流通又は保管時に積み重ね易くて、嵩張らずに扱い易い容器である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の詰め替え用内容物容器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10……詰め替え用内容物容器 100……包装体 110……側壁 200……注出口部材 210……筒部 211……閉鎖部 212……蛇腹状部 220……台座部 221……フランジ 300……固定用テープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を閉鎖し他端が蛇腹状の筒部と前記筒
    部の蛇腹状部に連続する他端にフランジを有する台座と
    よりなる注出口部材を、内容物を収納した柔軟な包装体
    の側壁の開口部に前記注出口部材のフランジを固設し、
    且つ、筒部を固定用テープで前記側壁に屈設したことを
    特徴とする詰め替え用内容物容器。
  2. 【請求項2】前記フランジを有する台座を円錐形状とし
    たことを特徴とする請求項1に記載の詰め替え用内容物
    容器。
JP1181692U 1992-03-10 1992-03-10 詰め替え用内容物容器 Pending JPH0572746U (ja)

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JP1181692U JPH0572746U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 詰め替え用内容物容器

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JP1181692U JPH0572746U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 詰め替え用内容物容器

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JPH0572746U true JPH0572746U (ja) 1993-10-05

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ID=11788327

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JP (1) JPH0572746U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315067A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Dainippon Printing Co Ltd パウチ、注出口付パウチ
JP2014184966A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fuji Seal International Inc パウチ容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315067A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Dainippon Printing Co Ltd パウチ、注出口付パウチ
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