JPH0572675A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0572675A
JPH0572675A JP10825691A JP10825691A JPH0572675A JP H0572675 A JPH0572675 A JP H0572675A JP 10825691 A JP10825691 A JP 10825691A JP 10825691 A JP10825691 A JP 10825691A JP H0572675 A JPH0572675 A JP H0572675A
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JP
Japan
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film
sensitivity
information
battery
reading
Prior art date
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Pending
Application number
JP10825691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Amano
謙一郎 天野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0572675A publication Critical patent/JPH0572675A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラに装填された電池を一度抜き取った時、
電池抜き取り後の記憶忘れによる不確実な動作を未然に
防止するものである。 【構成】フィルムカートリッジ内のフィルム供給スプー
ルと一体的に回転し、フィルムに関する情報がバーコー
ドにより記号化されて記録されているフィルムカートリ
ッジ17からなる回転部材を備えたカートリッジを用い
るカメラにおいて、電池抜き取り後の電池再投入後はフ
ィルム表面上に記録されているフィルム感度情報をフィ
ルム感度読取部21で読取り、その内容に従いフィルム
感度を設定することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムに関する情報が
バーコードにより記号化されて、記録されている回転部
材を備えたフィルムカートリッジを用いたカメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムに関する情報を、フィルムの給
送と一体に動く部材(ディスク)に磁気情報として記録
し、フィルム給送に伴って、この情報を読み取るように
したカメラが特開昭55−22799号において提案さ
れている。
【0003】また、実開昭58−183695号では、
磁気テープのリールのフランジにバーコードを円形に並
べて表示したことを特徴とするカセットテープが提案さ
れている。
【0004】また、フィルムに関する情報を記録する手
段として、バーコードとして記録し、フォトリフレクタ
等の光学的手段により、読み取る方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記後
者の従来例では、バーコードからカセットテープに関す
る情報を読み取った後は、記憶手段に一時記憶を行う
が、この記憶手段が電源の有る状態の場合のみ記憶を保
持する、いわゆる揮発性のものにおいては、電池抜き取
り後の記憶保持動作については保証されない。そのため
にこの例をそのままフィルムに関する情報(フィルム感
度)をカメラが読み取るという例に採用した場合、記憶
されたフィルム感度は消滅してしまうために、以後の撮
影において、装填されたフィルムに適した露出の演算が
行えないという問題があった。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、電池抜き取り後の再起動時に露出演算、制
御の動作を確実に行うことのできるカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラはバーコードにより記録されてい
る記録内容を読み取る読取手段と、該読取手段からの読
取内容を記憶する揮発性記憶手段と、電池供給が断たれ
たことを検知する電池供給監視手段と、フィルムカート
リッジ上の表面に記録されたフィルム感度情報を読み取
るためのフィルム感度読取手段とを有し、前記電池供給
監視手段により、電源が断たれたことを検知した際に、
電源再投入後に、前記フィルム感度読取手段の内容に従
い、フィルム感度を設定するものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、電池抜き取り後の再起動時
に、フィルムカートリッジ上の表面に記録されているフ
ィルム感度情報を再び読み取ることにより、再起動後の
露出制御を確実に行うものである。
【0009】
【実施例】図1において、1はカメラ全体の制御を司る
マイクロプロセッサ、2は測光回路、3は測距回路、4
はシャッタ制御回路、5は絞り制御回路で、2〜5はい
ずれも公知の回路として構成される。6は測光・測距開
始スイッチ(SW1)、7は撮影動作開始スイッチ(S
W2)で、これらはレリーズ釦のそれぞれ第1ストロー
ク、第2ストロークで、オンとなるようなスイッチであ
る。8はメインスイッチ(SW)、9は磁気記録回路、
10は磁気ヘッド、11は巻き戻し開始(REW)釦、
12はバーコード情報読取手段、13はシャッタ秒時や
絞り値、又はフィルムパトローネの有無や、フィルム取
り出しの警告等を行う表示回路、14は背蓋の開閉状態
を知るための背蓋スイッチ、15はフィルム16の給送
を行うモータ駆動回路、17はフィルム16の収納を行
うと共に、スプールと一体的に回転し、かつ、その表面
にバーコードが記録されている回転部材17a及びフィ
ルム感度識別部17bを有するフィルムカートリッジで
ある。また、20は電池交換を検知するための電池交換
検出スイッチである。21はフィルムカートリッジ17
上に設けられた高感度フィルム/低感度フィルムの2つ
のフィルム感度情報を読み取るためのフィルム感度読取
部である。このフィルム感度情報は図4に示した様に、
フィルムカートリッジ17の下部に設けられたフィルム
感度識別部17bによって形成されており、識別部17
bが凹部、即ち、切欠きとして形成された場合は、IS
O100を表わし、又、切欠きがない状態で形成された
場合はISO400を表わす。そして、前記フィルム感
度読取部21は、例えば、図4に示すようなスイッチ2
1で構成され、この識別部17bが切欠きの場合は接片
がオフして、ISO100のフィルム感度情報であるこ
とをマイクロプロセッサ1に伝え、切欠きがない状態の
場合には接片がオンして、ISO400のフィルム感度
情報であることをマイクロプロセッサ1に伝える。
【0010】次に、マイクロプロセッサ1の動作につい
て、図2、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0011】メインスイッチ8がオフの位置にある時に
は他のスイッチは受け付けず、オンの位置になると、ス
テップ101(S101)から、ステップ102に進
み、オートローディングを行う状態か否かを判別する。
フィルム装填直後はフィルム16のオートローディング
が実行される(ステップ119)。このオートローディ
ングが開始されると、回転部材17aの回転も開始さ
れ、読取手段12によって回転部材17a上に設けられ
たバーコードのスタートパターンがまず読み取られる
(ステップ120)。このスタートパターンが読取られ
た後に回転部材17aが更に回転することにより、読取
手段12は回転部材17a上にバーコードの形で表され
たフィルム感度情報を読取る(ステップ121)。前述
のフィルムのオートローディングの過程で読取手段12
によって読取られたフィルム感度情報はマイクロプロセ
ッサ1に設けられた不図示の揮発性記憶手段としてのR
AMに記憶される(ステップ122)。その後、撮影を
行うことが可能な先頭画面、即ち、1枚目まで給送を行
い、撮影の準備を完了する(ステップ123)。
【0012】次に、測光・測距開始スイッチ6が押され
た場合の動作について説明する。
【0013】オートローディング時に記憶されたフィル
ム感度情報及び測光回路2の出力である測光値を読み込
み、これらの情報を用いて、露光値を演算し、これをあ
らかじめ内部に記憶されているプログラム線図に基づい
てシャッタ秒時TV、及び絞り値AVに振り分けを行う
(ステップ106、107)。測距回路3の出力に基づ
いて、測距演算を行い、不図示のレンズを駆動すること
により、測距動作を行う(ステップ108、109)。
これらの動作を測光・測距開始スイッチ6が押圧されて
いる間、繰り返し続行される。
【0014】次に、撮影動作開始スイッチ7が押された
場合の動作について説明する。
【0015】前述のシャッタ秒時TV、及び絞り値AV
に基づいて、シャッタ制御回路4及び絞り制御回路5を
動作させ(ステップ111)、フィルムへの露光を行
う。撮影動作が終了すると、フィルムの巻き上げを行っ
て、次駒の撮影に備える(ステップ112)。ここで、
通常はメインルーチンに戻るが、若し、規定駒数の撮影
を終了した場合、及びREW釦11が押された場合に
は、フィルムの巻き戻しを行う(ステップ114)。巻
き戻し終了後、フィルムマークを点滅させる等して、カ
メラよりフィルムの取り出しを促す警告を行い(ステッ
プ115)、背蓋が開放されるのを待って、メインルー
チンに戻る(ステップ116)。
【0016】次に、電池交換が行われた後の処理につい
て説明する。電池が抜かれると、記憶回路に記憶された
フィルム感度情報が消滅するため、以後の露出演算に支
障をきたすことになる。そこで、電池が再び装填された
ことを認識すると、フィルム感度情報を表すフィルム感
度識別部17bの内容が、スイッチ21により読み取ら
れ、この時のON/OFF情報がマイクロプロセッサ1
に取り込まれ、判別される(ステップ117)。この情
報に基づいて、高感度/低感度フィルム感度情報がマイ
クロプロセッサ1に設けられた不図示の揮発性記憶手段
としてのRAMに記憶される(ステップ118)。
【0017】バーコードにより記号化されているフィル
ム感度情報はフィルム給送中しか読取を行うことができ
ない。そこで、これにより、電池交換後、フィルム感度
情報の記憶が失われても、バーコードによる情報を用い
ることなく、フィルムカートリッジ上に設けられたフィ
ルム感度識別部17bから、フィルム感度情報を読み取
ることにより、フィルム感度の再セットが行われ、正し
い露出演算、制御が行われ、問題が解決される。
【0018】なお、常時、フィルム感度識別部17bか
ら読取を行わず、オートロディング時において、バーコ
ードにより記号化されているフィルム感度情報を用いる
のは、フィルム感度識別部17bが高感度/低感度フィ
ルム感度情報の2値であるのに対して、バーコードによ
る情報はそれよりも細かくフィルム感度が設定されてお
り、それを認識することができるためである。
【0019】図4は本実施例において使用されるフィル
ム16及びフィルムカートリッジ17について示したも
のである。
【0020】スプールと一体的に回転する部材17a
に、フィルムに関する情報がバーコードにより記号化さ
れて記録されている。
【0021】また、フィルム下部にはバーコード情報の
検出を行わないカメラに対応するために、フィルム感度
情報において、高感度用/低感度用フィルムを識別する
ための識別部17bが設けられている。
【0022】21はフィルム感度識別部17bを読み取
るための読取部であり、通常の場合は2つの接片21a
同士は離れており、接点21bは導通しない。切欠きが
ない状態のフィルム(ここでは高感度用フィルム)の場
合には、フィルム側の接片21aが押され、接点21b
は導通する。この情報がマイクロプロセッサに伝達され
る。
【0023】図5は本実施例をブロック化して示したも
のである。制御手段501により、給送手段503を動
作させ、フィルムカートリッジ17上のバーコードが記
録されている回転部材17aを回転させる。この時の情
報を読取手段12により読取り、記憶手段504に一時
記憶を行う。一方、電池検出手段502により、電池の
抜き取りを検出した後は、フィルム感度識別部17bの
情報を読取手段21により読取り、記憶手段505に一
時記憶を行う。なお、501〜503の各手段はマイク
ロプロセッサ1の制御により行われるが、502は電池
検出スイッチ20、503はモータ駆動回路15を実際
に読取り、及び作動させることにより行われる。また、
504、505の記憶手段としてのRAMに相当し、そ
れらは同一の記憶場所として確保される。
【0024】図6はフィルム感度識別部17bの情報を
読み取る読取手段21の他の実施例について示したもの
である。通常の場合、及び切欠きのある状態のフィルム
(ここでは、低感度用フィルム)を装填した場合には、
2つの接片31a同士はバネ32により離れており、接
点31b同士は導通しない(図6−(1))。切欠きが
ない状態のフィルム(ここでは、高感度用フィルム)の
場合には、フィルム側の接片31aはフィルムにより押
され、それにより、バネ32は抑圧され、接点31b同
士は導通する(図6−(2))。これにより、図におい
て下部側の接点31bから導通オン/オフの情報がマイ
クロプロセッサ1に伝達される。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、電池
抜き取り後の再起動時に、フィルムカートリッジ表面に
記録されたフィルム感度情報を再び読み取ることによ
り、再起動後の露出演算、制御の動作を確実に行うもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるマイクロプロセッサの動作を示す
プローチャートである。
【図3】図1におけるマイクロプロセッサの動作を示す
プローチャートである。
【図4】本実施例において使用されるフィルムを示す図
である。
【図5】本発明の主要構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 12 バーコード読取部 17 フィルムカートリッジ 17a 回転部材 17b フィルム感度識別部 21 フィルム感度読取部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】 フィルム感度識別部の情報を読み
取る読取手段の他の実施例について示した図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムカートリッジ内のフィルム供給
    スプールと一体的に回転し、フィルムに関する情報がバ
    ーコードにより記号化されて記録されている回転部材を
    備えたフィルムカートリッジを用いるカメラにおいて、
    前記回転部材に記録された記録内容を読み取る読取手段
    と、該読取手段から読取内容を記憶する揮発性記憶手段
    と、電池供給が断たれたことを検知する電池供給監視手
    段と、前記フィルムカートリッジ上の表面に記録された
    フィルム感度情報を読み取るためのフィルム感度読取手
    段と、前記電池供給監視手段により、電源が断たれたこ
    とを検知した際に、電源再投入後に、前記フィルム感度
    読取手段の内容に従い、フィルム感度を設定するフィル
    ム感度設定手段とを有することを特徴とするカメラ。
JP10825691A 1991-04-15 1991-04-15 カメラ Pending JPH0572675A (ja)

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JP (1) JPH0572675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005072716A1 (ja) * 2004-01-30 2007-09-13 久光製薬株式会社 貼付剤入り包装袋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005072716A1 (ja) * 2004-01-30 2007-09-13 久光製薬株式会社 貼付剤入り包装袋
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