JPH0572509B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0572509B2
JPH0572509B2 JP1708687A JP1708687A JPH0572509B2 JP H0572509 B2 JPH0572509 B2 JP H0572509B2 JP 1708687 A JP1708687 A JP 1708687A JP 1708687 A JP1708687 A JP 1708687A JP H0572509 B2 JPH0572509 B2 JP H0572509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
roof
membrane
lacing
rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1708687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63184672A (ja
Inventor
Isao Kubodera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoe Corp
Original Assignee
Tomoe Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tomoe Corp filed Critical Tomoe Corp
Priority to JP1708687A priority Critical patent/JPS63184672A/ja
Publication of JPS63184672A publication Critical patent/JPS63184672A/ja
Publication of JPH0572509B2 publication Critical patent/JPH0572509B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はドーム等大張間架構における開閉式
膜構造の屋根に関するものである。
〔従来技術と発明が解決しようとする問題点〕
鉄骨大張間架構上に膜を張設した膜構造が種々
開発されているが、一般に膜は固定的で開閉可能
でない。そして屋根の一部をスライドさせて開閉
する構造も実開昭60−72861号公報も提案されて
いるが一方向に小屋組を移動するものでドームあ
るいは錐形の大張間屋根には適しない。
この発明はドーム等の大張間架構の屋根におい
て膜構造とするとともに、その膜をジヤバラ状に
折畳みあるいは展開しうるようにすることを目的
として開発したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は建物の周辺と平行する複数のレール
を環状をなして立体トラスよりなる小屋組上に所
定間隔をもつて同心状に配置し、屋根頂部を中心
とし、前記複数のレールに沿つて回転しうる多数
の放射状をなす主レーシング部材を配置し、この
主レーシング部材の下面に突設した回転軸に複数
の案内ローラを取付げ、このそれぞれの案内ロー
ラを複数のレールにそれぞれ案内させて主レーシ
ング部材を回転しうるようになし、この主レーシ
ング部材間にそれとリンクによりピン接合した副
レーシング部材を配置し、前記主、副レーシング
部材上に膜を張設し、主レーシング部材のレール
に沿つた回転に伴つて膜がジヤバラ状に折畳みあ
るいは展開するようにしてある開閉式の膜構造で
ある。
〔実施例〕 第1図、第2図は円形ドームにおけるこの発明
の実施例を示している。そして小屋組1は鉄骨立
体トラス等により構成する。この小屋組1上には
建物の周辺と平行する複数のレール2が所定間隔
をもつて段階状をなして配置してある。屋根頂部
3には天窓等を設けるとともに、この屋根頂部3
を中心としてレール2に沿つて回転しうる多数の
放射状をなすパイプ材等からなる主レーシング部
材4を配置し、この主レーシング部材4にそれと
リンク5によつてピン接合した副レーシング部材
6を配置し、これら主副レーシング部材4,6上
に膜7を張設し、主レーシング部材4を巻取装置
8とその巻取装置8によつて牽引されるワイヤー
9によつて操作することにより、主レーシング部
材4を回転させ、その回転に伴つて膜7がジヤバ
ラ状に折畳みあるいは展開しうるようにしてあ
る。
レール2と主レーシング部材4との関係の詳細
は第3,4図に示す通りであり、立体トラスより
なる小屋組1上に向き合わせた溝形鋼10を支持
金具11によつて固定してレール2を構成し、主
レーシング部材4の下面に突設した回転軸12に
取付けた一対の案内ローラ13を複数前記溝形構
10に摺動自在としてある。
すなわちこの主レーシング部材4の下面に突設
した回転軸に複数の案内ローラ13を取付け、こ
のそれぞれの案内ローラ13を複数のレール2に
それぞれ案内させて主レーシング部材4を回転し
うるようになしてある。
主副レーシング部材4,6へ膜7を取付けるに
際しては、膜7上に押さえ板14を重ねて取付け
ボルト、ナツト15によつて適当な間隔に固定す
る。
主レーシング部材4の回転手段の概要は第6〜
9図に示してある。そして開くときと、閉じると
きとは別の巻取装置8を使用する。なお、この回
転手段に代えて自走式の駆動装置を設けることが
できる。また膜7は屋根面で2以上適当に分解し
て開閉しうるようにすることが望ましい。
なお以上の実施例は円形ドームとしてあるが、
方形平面で四角錐屋根の場合中間部でレールを直
線状になし、隅角部で円弧状として主レーシング
部材を回転するようにすることができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなり、大張間架構と
なしうる立体トラスよりなる小屋組上に平行する
複数のレールを設け、主レーシング部材をその下
面から突設した回転軸に取付けた案内ローラのそ
れぞれをそれぞれのレールに沿つて屋根頂部を中
心として円滑に回転させうるものであり、主レー
シング部材間に副レーシング部材を配置して複数
のレールに沿つて膜をジヤバラ式に折畳みあるい
は展開しうるようにしてあるので二方向以上に傾
斜する膜構造においても開閉自在とすることがで
き、ドーム等大張間架構の屋根においても開閉式
の膜構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明の概要を示した平面
図と縦断面図、第3図、第4図はレール部とレー
シング部材の関係を示し斜視図と断面図、第5図
はレーシング部材へ膜の取付状態を示した断面
図、第6図、第7図および第8図、第9図はレー
シング部材の回転手段の一例を示した概要平面
図、第10図、第11図は他の実施例の平面図で
ある。 1……小屋組、2……レール、3……屋根頂
部、4……主レーシング部材、5……リンク、6
……副レーシング部材、7……膜、8……巻取装
置、9……ワイヤー、10……溝形鋼、11……
支持金具、12……回転軸、13……案内ロー
ラ、14……押さえ板、15……ボルト、ナツ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建物の周辺と平行する複数のレールを立体ト
    ラスよりなる小屋組上に所定間隔をもつて同心状
    に配置し、屋根頂部を中心とし、前記複数のレー
    ルに沿つて回転しうる多数の放射状をなす主レー
    シング部材を配置し、この主レーシング部材の下
    面に突設した回転軸に複数の案内ローラを取付
    け、このそれぞれの案内ローラを複数のレールに
    それぞれ案内させて主レーシング部材を回転しう
    るようになし、この主レーシング部材間に、それ
    とリンクによりピン接合した副レーシング部材を
    配置し、前記主、副レーシング部材上に膜を張設
    し、主レーシング部材のレールに沿つた回転に伴
    つて膜がジヤバラ状に折畳みあるいは展開するよ
    うにしてあることを特徴とする開閉式膜構造屋
    根。
JP1708687A 1987-01-27 1987-01-27 開閉式膜構造屋根 Granted JPS63184672A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1708687A JPS63184672A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 開閉式膜構造屋根

Applications Claiming Priority (1)

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JP1708687A JPS63184672A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 開閉式膜構造屋根

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184672A JPS63184672A (ja) 1988-07-30
JPH0572509B2 true JPH0572509B2 (ja) 1993-10-12

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ID=11934173

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JP1708687A Granted JPS63184672A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 開閉式膜構造屋根

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JPS63184672A (ja) 1988-07-30

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