JP2693751B2 - 開閉式屋根用可動梁 - Google Patents
開閉式屋根用可動梁Info
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本発明は開閉式屋根用可動梁に関し、特にピン結合に
より枢着され平面上で回動されることで、屋根部分に張
出し・撤去可能な可動梁に関する。 《発明の背景》 周知のように、野球場,陸上競技場などの運動競技用
の構造物には、屋根が取付けられていない。 これは運動競技をできるだけ自然環境下で行えるよう
に配慮しているのであるが、雨天や競技中に降雨がある
と競技を中断あるいは中止しなければならない。 そこで、近時全天候型の競技場が提案されており、例
えば空気膜構造が注目されている。 しかしながら、空気膜構造は以下の問題がある。 すなわち、空気膜構造は、合成樹脂などで作られた膜
材で屋根部分を構成し、内部に大気圧よりも若干高い加
圧空気を密封するものであるが、この構造では加圧空気
が外部に漏出しないようにするため出入口構造が複雑と
なる。 また、内部の採光や換気が難しくなるだけでなく、自
然環境の下で競技を行なったりあるいはこれを観るとい
った趣旨が損われてしまう。 これらの空気膜構造の欠点を解決するため、例えばト
ラス構造の屋根を部分的に開閉することも考えられる
が、開閉するために屋根部に設けた開口に固定梁を架設
したのでは、満足すべき開放感が得られない。 この発明はこのような開閉に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、十分な開放感が得られ
る開閉式屋根に適した開閉式屋根用可動梁を提供するこ
とにある。 《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するため、この発明は、建築構造物の
屋根開口に固設される環状梁と、この環状梁の内周に一
端を回動自在に枢着され、周方向に等角度間隔に配置さ
れた複数本の可動梁とを有し、これら可動梁はその他端
部がこれと周方向に隣接するいずれか一方の他の可動梁
の側部に沿って摺動自在に枢着され、各可動梁の他端が
前記一端側の枢着点を回動支点として前記環状梁の平面
内で円弧状軌跡を描いて自在に回動してなることを特徴
とする。 《実施例および作用》 以下、この発明の好適な実施例について添附図面を参
照して詳細に説明する。 第1図から第4図は、この発明に係る開閉式屋根用可
動梁の一実施例を示している。 建築構造物、例えば運動競技場の屋根の中央部分に設
けられた円形開口部2に環状梁10を固設し、この環状梁
10の内周に一端をピン連結された8本の可動梁12a〜12h
を設ける。これら8本の可動梁12a〜12hは環状梁10を周
方向に等角度間隔に分割した点P1〜P8にそれぞれ回動自
在に水平状態で枢着されている。 各可動梁12a〜12hは、第1図(A)に示す如き架設状
態では、環状梁10の中心(開口部2の中心)から放射状
に延び、同図の水平位置で対向する2本の可動梁12aと1
2eとの先端感には、第1図(B)にも示すように、これ
らの係脱可能に直線状に繋ぐ連結装置14が設けられてい
る。 また、上記2本の可動梁12a,12eと、時計回転方向に
隣接する他の可動梁12b,12fとの間には、これらの間を
係脱可能に周方向に繋ぐ連結装置16が設けられている。 連結装置14は、各可動梁12a,12eの先端にそれぞれ設
けられ、可動梁12a〜12hの架設状態で互いに上下に重ね
合わされることとなる一対の円盤14aと、これら可動梁1
2a,12eを互いに係脱自在に連結するために、これら重ね
合わせた両円盤14aを貫通するように挿抜駆動されるピ
ン14bとから主に構成され、このピン14bは図示しないソ
レノイドのオン・オフによって駆動されるようになって
いる。このようなソレノイドによるピンの駆動機構は、
弁体をソレノイドで駆動する一般周知の電磁弁の構成と
同じである。(「機械工学便覧」(社団法人 日本機械
学会 発行)参照)。 連結装置16も連結装置14と同様に構成されていて、各
可動両12aと12b,12eと12fの先端部側方にそれぞれ設け
られ、可動梁12a〜12hの架設状態でそれらの先端が互い
に上下に重ね合わされることとなる一対の突出板65,66
と、これら可動梁12aと12b,12eと12fを互いに係脱自在
に連結するために、これら重ね合わせた両突出板65,66
を貫通するように挿抜駆動されるピン16aとから主に構
成され、このピン16aも図示しないソレノイドのオン・
オフによって駆動されるようになっている。 さらに、時計回転方向に隣接する可動梁12bと12c,12c
と12d,12dと12e,12fと12g,12gと12h,12hと12aとの間に
は、第2図に詳細に示すように、いずれか一方の側部に
沿って他の可動梁が摺動自在に枢着されている。 摺動枢着機構は、例えば可動梁12hと12aとを第2図に
例示すると、可動梁12aの可動梁12h側の側面には、その
先端部から環状梁10の枢着点P1近傍まで、側端にスリッ
ト状の開口18aを有するフレーム18が固着されており、
フレーム18の内面には断面がI字形のガイドレール20
が、その全長に亘って水平状態で固設されている。 ガイドレール20のフランジ面には、これを挾むように
して取付けられ、且つその面に沿って転動する一対ずつ
の大・小径の回転ローラー22,24が配設され、回転ロー
ラー22,24は、上記フレーム18の開口18aを通って内外に
延びる一対の取付板26,26にそれぞれスピンドル28によ
って軸支されている。 取付板26,26の外面には、取付フレーム30にスピンド
ル28を介して軸支され、上記ガイドレール20のフランジ
の側面に沿って転動する3個の回転シーブ32が設けら
れ、一端をフレーム18にアンカー34で固定されたワイヤ
ー36を、回転シーブ32とフレーム18の先端側に軸支され
たワイヤーシーブ38との間に巻回し、小径シーブ40を適
宜間隔で配設し、ワイヤー36の他端は、フレーム18内で
可動梁12aの枢着側に延びている。 上記取付板26の外端には、連結ピン42を介して可動梁
12hの先端部にロックナット44で固設された連結フレー
ム46が枢着されている。 連結フレーム46は、例えばアリ溝の如き構成で、可動
梁12hの鉛直方向に摺動可能にしておいてもよい。 以上のように構成された可動梁12a〜12hは、第4図の
環状梁10側に位置する撤去状態からワイヤー36をウイン
チなどで引張ると、回転シーブ32を搭載した取付板26,2
6が回転ローラー22,24を介してガイドレール20に沿って
走行し、4本ずつ連結された2組の可動梁12b〜12e,12f
〜12aが、それぞれ環状梁10との枢着点P1〜P8を回動支
点として、環状梁10の平面内でその中心を通る円弧状軌
跡を描いて内方へと回動する。 その結果、第3図に回動途中および第1図(A)に終
了状態を示すように、各可動梁12a〜12hで環状梁10内部
に形成されていたほぼ八角形状が順次閉じていき、最終
的には環状梁10の中心(開口部2の中心)から放射状に
延びた状態となる。この状態で連結装置14,16により各
可動梁12a〜12hを相互に連結する。 可動梁12a〜12hを環状梁10内部に張り出す操作は上記
の通りであり、この張り出し操作の際にはワイヤー36を
利用する一方で、可動梁12a〜12hを撤去するための構成
としては、図示しないけれどもフレーム18内にプロペラ
シャフトを内蔵し、プロペラシャフトの回転力をウオー
ムギヤを介して隣接する可動梁に伝達してプロペラシャ
フトを内蔵した一方の可動梁に対して他方の可動梁の先
端を環状梁10側へ移動させるようになっている。すなわ
ち、第1図(A)の状態から連結装置14,16を解除した
後、プロペラシャフトを駆動すると、各可動梁12a〜12h
は環状梁10との枢着点P1〜P8を回動支点として、環状梁
10の平面内で上記とは逆の軌跡を描いて外方に回動して
いき、第3図に回動途中および第4図に終了状態を示す
ように、各可動梁12a〜12hで形成されるほぼ八角形状が
順次拡大していき、可動梁12a〜12hと環状梁10の枢着点
P1〜P8を一つおきに結んだ線上に可動梁12a〜12hが位置
した状態で回動が終了する。 上述した如き作動をするこれら可動梁12a〜12hの相互
間に、環状梁10の内周部分を底辺とし、各可動梁12a〜1
2hの側面部分を斜辺とする三角形状の可撓性を有する折
り畳み可能な屋根葺材を取り付けるようにし、その際こ
れら各屋根葺材については、各可動梁12a〜12hの両側面
のうち、摺動枢着機構のフレーム18が存在しない側の側
面と環状梁10とにのみ一方の斜辺と底辺とを固定する
と、可動梁12a〜12hを回動することで当該屋根葺材を展
開したり畳み込みながら開口部2をほぼ八角形状に開放
することができるとともに、開放時に可動梁12a〜12h環
状梁10の内部に架設されることがない。 第5図および第6図は、この発明の他の実施例を示し
ており、以下にその特徴点についてのみ説明する。 この実施例では、上記実施例で示した可動梁12a,12e
間に設けた連結装置14と、可動梁12aと12b,12eと12fの
間に設けた連結装置16とを撤去する一方で、可動梁12a,
12eにはそれぞれスライド梁50,50を内蔵するように構成
している。すならち、これら可動梁12a,12eの先端部分
はスライド梁50,50を内蔵するために中空とし、この中
空部にスライド可能にスライド梁50,50を設けていて、
このスライド梁50,50の先端にブラケット52,52をそれぞ
れ突設し、且つ、可動梁12b,12fの側面にはフレーム18
などを備えた上記実施例と同様な摺動枢着機構をそれぞ
れ設け、この摺動枢着機構の取付板26とブラケット52と
をピン42で連結している。他方、その他の可動梁12bと1
2c,12cと12d,12dと12e,12fと12g,12gと12h,12hと12aの
相互間には、上記実施例と同じ摺動枢着機構を備えてい
る。 つまり、この実施例では、対向する2本の可動梁12a,
12eには、スライド梁50,50を内蔵させるとともに、全て
の可動梁12a〜12h間を摺動自在に枢着している。 可動梁12a〜12hを回動させると上記実施例と同様に、
互いに隣接する可動梁のうち、一方の可動梁の先端部分
が他方の可動梁の側部に沿って移動されることになる。
ところで本実施例にあっては、上記実施例と異なりすべ
ての可動梁12a〜12hを一連に連結していて、いずれの連
結部分に対しても何らの融通も与えず連結すると、各可
動梁12a〜12hの回動状態にバラツキなどが発生した場合
に回動動作に支障が生じるおそれがある。ここに本実施
例のスライド梁50,50は、可動梁12a,12eの先端部分から
の自在なスライド動作によって少なくとも可動梁12aと1
2b,12eと12fとの間で、可動梁12b〜12eまでの組と、可
動梁12f〜12aまでの組の動きを緩衝吸収するようになっ
ていて、これにより可動梁12a〜12hをすべて連結した構
成における回動動作を保証することができるようになっ
ている。 このように構成された可動梁12a〜12hは、ワイヤー36
をウィンチなどで引張ると、相互に連結された全可動梁
12a〜12hが、それぞれ環状梁10との枢着点P1〜P8を回動
支点として、環状梁10の平面内でその中心を通る円弧状
軌跡を描いて内方に一挙に回動し、この際第6図に示す
ように、スライド梁50,50が可動梁12a〜12hの動きを緩
衝吸収すべく可動梁12a,12eから突出しながら、全体が
連結された状態で回動していく。 この回動に際しては、各可動梁12a〜12hが全体として
動くため、上記実施例と比べて安定しており、構造的に
も有利となる。 なお、可動梁12a〜12hを張り出すために摺動枢着機構
に関しては、上述したシーブ32,38,40およびワイヤー36
に代えて、チェーンとスプロケットを用いる機構であっ
てもよい。 《発明の効果》 以上、実施例で詳細に説明したように、本発明に係る
開閉式屋根用可動梁においては、屋根の開口に固定した
梁を設ける構成ではないため、可動梁を環状梁側へ回動
させて大きな開放感が得られるとともに、開放した際に
は、各可動梁を環状梁に近接した位置に収納でき、開閉
式屋根に適したものとなる。
より枢着され平面上で回動されることで、屋根部分に張
出し・撤去可能な可動梁に関する。 《発明の背景》 周知のように、野球場,陸上競技場などの運動競技用
の構造物には、屋根が取付けられていない。 これは運動競技をできるだけ自然環境下で行えるよう
に配慮しているのであるが、雨天や競技中に降雨がある
と競技を中断あるいは中止しなければならない。 そこで、近時全天候型の競技場が提案されており、例
えば空気膜構造が注目されている。 しかしながら、空気膜構造は以下の問題がある。 すなわち、空気膜構造は、合成樹脂などで作られた膜
材で屋根部分を構成し、内部に大気圧よりも若干高い加
圧空気を密封するものであるが、この構造では加圧空気
が外部に漏出しないようにするため出入口構造が複雑と
なる。 また、内部の採光や換気が難しくなるだけでなく、自
然環境の下で競技を行なったりあるいはこれを観るとい
った趣旨が損われてしまう。 これらの空気膜構造の欠点を解決するため、例えばト
ラス構造の屋根を部分的に開閉することも考えられる
が、開閉するために屋根部に設けた開口に固定梁を架設
したのでは、満足すべき開放感が得られない。 この発明はこのような開閉に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、十分な開放感が得られ
る開閉式屋根に適した開閉式屋根用可動梁を提供するこ
とにある。 《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するため、この発明は、建築構造物の
屋根開口に固設される環状梁と、この環状梁の内周に一
端を回動自在に枢着され、周方向に等角度間隔に配置さ
れた複数本の可動梁とを有し、これら可動梁はその他端
部がこれと周方向に隣接するいずれか一方の他の可動梁
の側部に沿って摺動自在に枢着され、各可動梁の他端が
前記一端側の枢着点を回動支点として前記環状梁の平面
内で円弧状軌跡を描いて自在に回動してなることを特徴
とする。 《実施例および作用》 以下、この発明の好適な実施例について添附図面を参
照して詳細に説明する。 第1図から第4図は、この発明に係る開閉式屋根用可
動梁の一実施例を示している。 建築構造物、例えば運動競技場の屋根の中央部分に設
けられた円形開口部2に環状梁10を固設し、この環状梁
10の内周に一端をピン連結された8本の可動梁12a〜12h
を設ける。これら8本の可動梁12a〜12hは環状梁10を周
方向に等角度間隔に分割した点P1〜P8にそれぞれ回動自
在に水平状態で枢着されている。 各可動梁12a〜12hは、第1図(A)に示す如き架設状
態では、環状梁10の中心(開口部2の中心)から放射状
に延び、同図の水平位置で対向する2本の可動梁12aと1
2eとの先端感には、第1図(B)にも示すように、これ
らの係脱可能に直線状に繋ぐ連結装置14が設けられてい
る。 また、上記2本の可動梁12a,12eと、時計回転方向に
隣接する他の可動梁12b,12fとの間には、これらの間を
係脱可能に周方向に繋ぐ連結装置16が設けられている。 連結装置14は、各可動梁12a,12eの先端にそれぞれ設
けられ、可動梁12a〜12hの架設状態で互いに上下に重ね
合わされることとなる一対の円盤14aと、これら可動梁1
2a,12eを互いに係脱自在に連結するために、これら重ね
合わせた両円盤14aを貫通するように挿抜駆動されるピ
ン14bとから主に構成され、このピン14bは図示しないソ
レノイドのオン・オフによって駆動されるようになって
いる。このようなソレノイドによるピンの駆動機構は、
弁体をソレノイドで駆動する一般周知の電磁弁の構成と
同じである。(「機械工学便覧」(社団法人 日本機械
学会 発行)参照)。 連結装置16も連結装置14と同様に構成されていて、各
可動両12aと12b,12eと12fの先端部側方にそれぞれ設け
られ、可動梁12a〜12hの架設状態でそれらの先端が互い
に上下に重ね合わされることとなる一対の突出板65,66
と、これら可動梁12aと12b,12eと12fを互いに係脱自在
に連結するために、これら重ね合わせた両突出板65,66
を貫通するように挿抜駆動されるピン16aとから主に構
成され、このピン16aも図示しないソレノイドのオン・
オフによって駆動されるようになっている。 さらに、時計回転方向に隣接する可動梁12bと12c,12c
と12d,12dと12e,12fと12g,12gと12h,12hと12aとの間に
は、第2図に詳細に示すように、いずれか一方の側部に
沿って他の可動梁が摺動自在に枢着されている。 摺動枢着機構は、例えば可動梁12hと12aとを第2図に
例示すると、可動梁12aの可動梁12h側の側面には、その
先端部から環状梁10の枢着点P1近傍まで、側端にスリッ
ト状の開口18aを有するフレーム18が固着されており、
フレーム18の内面には断面がI字形のガイドレール20
が、その全長に亘って水平状態で固設されている。 ガイドレール20のフランジ面には、これを挾むように
して取付けられ、且つその面に沿って転動する一対ずつ
の大・小径の回転ローラー22,24が配設され、回転ロー
ラー22,24は、上記フレーム18の開口18aを通って内外に
延びる一対の取付板26,26にそれぞれスピンドル28によ
って軸支されている。 取付板26,26の外面には、取付フレーム30にスピンド
ル28を介して軸支され、上記ガイドレール20のフランジ
の側面に沿って転動する3個の回転シーブ32が設けら
れ、一端をフレーム18にアンカー34で固定されたワイヤ
ー36を、回転シーブ32とフレーム18の先端側に軸支され
たワイヤーシーブ38との間に巻回し、小径シーブ40を適
宜間隔で配設し、ワイヤー36の他端は、フレーム18内で
可動梁12aの枢着側に延びている。 上記取付板26の外端には、連結ピン42を介して可動梁
12hの先端部にロックナット44で固設された連結フレー
ム46が枢着されている。 連結フレーム46は、例えばアリ溝の如き構成で、可動
梁12hの鉛直方向に摺動可能にしておいてもよい。 以上のように構成された可動梁12a〜12hは、第4図の
環状梁10側に位置する撤去状態からワイヤー36をウイン
チなどで引張ると、回転シーブ32を搭載した取付板26,2
6が回転ローラー22,24を介してガイドレール20に沿って
走行し、4本ずつ連結された2組の可動梁12b〜12e,12f
〜12aが、それぞれ環状梁10との枢着点P1〜P8を回動支
点として、環状梁10の平面内でその中心を通る円弧状軌
跡を描いて内方へと回動する。 その結果、第3図に回動途中および第1図(A)に終
了状態を示すように、各可動梁12a〜12hで環状梁10内部
に形成されていたほぼ八角形状が順次閉じていき、最終
的には環状梁10の中心(開口部2の中心)から放射状に
延びた状態となる。この状態で連結装置14,16により各
可動梁12a〜12hを相互に連結する。 可動梁12a〜12hを環状梁10内部に張り出す操作は上記
の通りであり、この張り出し操作の際にはワイヤー36を
利用する一方で、可動梁12a〜12hを撤去するための構成
としては、図示しないけれどもフレーム18内にプロペラ
シャフトを内蔵し、プロペラシャフトの回転力をウオー
ムギヤを介して隣接する可動梁に伝達してプロペラシャ
フトを内蔵した一方の可動梁に対して他方の可動梁の先
端を環状梁10側へ移動させるようになっている。すなわ
ち、第1図(A)の状態から連結装置14,16を解除した
後、プロペラシャフトを駆動すると、各可動梁12a〜12h
は環状梁10との枢着点P1〜P8を回動支点として、環状梁
10の平面内で上記とは逆の軌跡を描いて外方に回動して
いき、第3図に回動途中および第4図に終了状態を示す
ように、各可動梁12a〜12hで形成されるほぼ八角形状が
順次拡大していき、可動梁12a〜12hと環状梁10の枢着点
P1〜P8を一つおきに結んだ線上に可動梁12a〜12hが位置
した状態で回動が終了する。 上述した如き作動をするこれら可動梁12a〜12hの相互
間に、環状梁10の内周部分を底辺とし、各可動梁12a〜1
2hの側面部分を斜辺とする三角形状の可撓性を有する折
り畳み可能な屋根葺材を取り付けるようにし、その際こ
れら各屋根葺材については、各可動梁12a〜12hの両側面
のうち、摺動枢着機構のフレーム18が存在しない側の側
面と環状梁10とにのみ一方の斜辺と底辺とを固定する
と、可動梁12a〜12hを回動することで当該屋根葺材を展
開したり畳み込みながら開口部2をほぼ八角形状に開放
することができるとともに、開放時に可動梁12a〜12h環
状梁10の内部に架設されることがない。 第5図および第6図は、この発明の他の実施例を示し
ており、以下にその特徴点についてのみ説明する。 この実施例では、上記実施例で示した可動梁12a,12e
間に設けた連結装置14と、可動梁12aと12b,12eと12fの
間に設けた連結装置16とを撤去する一方で、可動梁12a,
12eにはそれぞれスライド梁50,50を内蔵するように構成
している。すならち、これら可動梁12a,12eの先端部分
はスライド梁50,50を内蔵するために中空とし、この中
空部にスライド可能にスライド梁50,50を設けていて、
このスライド梁50,50の先端にブラケット52,52をそれぞ
れ突設し、且つ、可動梁12b,12fの側面にはフレーム18
などを備えた上記実施例と同様な摺動枢着機構をそれぞ
れ設け、この摺動枢着機構の取付板26とブラケット52と
をピン42で連結している。他方、その他の可動梁12bと1
2c,12cと12d,12dと12e,12fと12g,12gと12h,12hと12aの
相互間には、上記実施例と同じ摺動枢着機構を備えてい
る。 つまり、この実施例では、対向する2本の可動梁12a,
12eには、スライド梁50,50を内蔵させるとともに、全て
の可動梁12a〜12h間を摺動自在に枢着している。 可動梁12a〜12hを回動させると上記実施例と同様に、
互いに隣接する可動梁のうち、一方の可動梁の先端部分
が他方の可動梁の側部に沿って移動されることになる。
ところで本実施例にあっては、上記実施例と異なりすべ
ての可動梁12a〜12hを一連に連結していて、いずれの連
結部分に対しても何らの融通も与えず連結すると、各可
動梁12a〜12hの回動状態にバラツキなどが発生した場合
に回動動作に支障が生じるおそれがある。ここに本実施
例のスライド梁50,50は、可動梁12a,12eの先端部分から
の自在なスライド動作によって少なくとも可動梁12aと1
2b,12eと12fとの間で、可動梁12b〜12eまでの組と、可
動梁12f〜12aまでの組の動きを緩衝吸収するようになっ
ていて、これにより可動梁12a〜12hをすべて連結した構
成における回動動作を保証することができるようになっ
ている。 このように構成された可動梁12a〜12hは、ワイヤー36
をウィンチなどで引張ると、相互に連結された全可動梁
12a〜12hが、それぞれ環状梁10との枢着点P1〜P8を回動
支点として、環状梁10の平面内でその中心を通る円弧状
軌跡を描いて内方に一挙に回動し、この際第6図に示す
ように、スライド梁50,50が可動梁12a〜12hの動きを緩
衝吸収すべく可動梁12a,12eから突出しながら、全体が
連結された状態で回動していく。 この回動に際しては、各可動梁12a〜12hが全体として
動くため、上記実施例と比べて安定しており、構造的に
も有利となる。 なお、可動梁12a〜12hを張り出すために摺動枢着機構
に関しては、上述したシーブ32,38,40およびワイヤー36
に代えて、チェーンとスプロケットを用いる機構であっ
てもよい。 《発明の効果》 以上、実施例で詳細に説明したように、本発明に係る
開閉式屋根用可動梁においては、屋根の開口に固定した
梁を設ける構成ではないため、可動梁を環状梁側へ回動
させて大きな開放感が得られるとともに、開放した際に
は、各可動梁を環状梁に近接した位置に収納でき、開閉
式屋根に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係る可動梁の架設状態の平面
図、同図(B)は同図(A)の中心部の拡大図、第2図
は摺動枢着機構の一例を示しており、同図(A)は同図
(B)のA−A線矢視方向の断面図、同図(B)は側面
図、同図(C)は平面図、第3図は可動梁の移動途中の
平面図、第4図は可動梁の撤去移動終了時の平面図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例を示しており、
第5図は要部平面図、第6図は可動梁の移動途中の平面
図である。 10……環状梁、12a〜12h……可動梁 20……ガイドレール、22……回転ローラー 30……取付フレーム、42……連結ピン P1〜P8……枢着点
図、同図(B)は同図(A)の中心部の拡大図、第2図
は摺動枢着機構の一例を示しており、同図(A)は同図
(B)のA−A線矢視方向の断面図、同図(B)は側面
図、同図(C)は平面図、第3図は可動梁の移動途中の
平面図、第4図は可動梁の撤去移動終了時の平面図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例を示しており、
第5図は要部平面図、第6図は可動梁の移動途中の平面
図である。 10……環状梁、12a〜12h……可動梁 20……ガイドレール、22……回転ローラー 30……取付フレーム、42……連結ピン P1〜P8……枢着点
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.建築構造物の屋根開口に固設される環状梁と、該環
状梁の内周に一端を回動自在に枢着され、周方向に等角
度間隔に配置された複数本の可動梁とを有し、これら可
動梁はその他端部がこれと周方向に隣接するいずれか一
方の他の可動梁の側部に沿って摺動自在に枢着され、各
可動梁の他端が前記一端側の枢着点を回動支点として前
記環状梁の平面内で円弧状軌跡を描いて自在に回動して
なることを特徴とする開閉式屋根用可動梁。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13165785A JP2693751B2 (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 開閉式屋根用可動梁 |
| PCT/JP1985/000725 WO1986004371A1 (fr) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Toit hemispherique ouvrable et son procede de construction |
| EP86900282A EP0210276B1 (en) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Openable dome roof and method of constructing same |
| KR1019860700389A KR930000119B1 (ko) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | 개폐식 도움형 지붕구조물 및 그 구축방법 |
| GB08613497A GB2179975B (en) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Openable dome-shaped roof structure and a method of constructing the same |
| AU53050/86A AU577438B2 (en) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Openable dome roof |
| DE8686900282T DE3580846D1 (de) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Zu oeffnendes kuppeldach und methode zur konstruktion desselben. |
| US06/882,979 US4751800A (en) | 1985-01-23 | 1985-12-26 | Openable dome-shaped roof structure |
| CA000511587A CA1283766C (en) | 1985-06-19 | 1986-06-13 | Openable dome-shaped roof structure and a method of constructing the same |
| ES556199A ES8708035A1 (es) | 1985-06-19 | 1986-06-18 | Una estructura de cubierta en forma de cupula abrible |
| CN 86104246 CN1010491B (zh) | 1985-06-19 | 1986-06-19 | 开启式穹顶结构及其一种建造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13165785A JP2693751B2 (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 開閉式屋根用可動梁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61290143A JPS61290143A (ja) | 1986-12-20 |
| JP2693751B2 true JP2693751B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=15063174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13165785A Expired - Lifetime JP2693751B2 (ja) | 1985-01-23 | 1985-06-19 | 開閉式屋根用可動梁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2693751B2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP13165785A patent/JP2693751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61290143A (ja) | 1986-12-20 |
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