JPH0572492A - チヤート及び光学系調整装置 - Google Patents

チヤート及び光学系調整装置

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JPH0572492A
JPH0572492A JP3236168A JP23616891A JPH0572492A JP H0572492 A JPH0572492 A JP H0572492A JP 3236168 A JP3236168 A JP 3236168A JP 23616891 A JP23616891 A JP 23616891A JP H0572492 A JPH0572492 A JP H0572492A
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chart
line
optical system
optical axis
parallel
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JP3236168A
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English (en)
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Ryuta Tamura
竜太 田邨
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】光学系の調整用のチャートAは、3本の平行線
1〜3と、中央の平行線2と所定の角度θで交差する傾
斜線4とを備えている。 【効果】1枚のチャートAで、光軸のずれ量S、及び光
軸回りの画像の基準方向Xからのずれ角度βを求めるこ
とができる。光学系の調整が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログ式(又はデ
ジタル式)複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置
の、光学系の位置関係を調整するのに用いられるチャー
ト及び光学系調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、例えばアナログ式
複写機の光学系の光軸のずれ量及びいわゆる直角度(光
学系の移動方向と例えば感光体ドラムの軸線方向との間
の直角度であり、直角からのずれ角度が光軸回りの画像
のずれ角度に対応する)を調整する、光学系調整装置と
して、図10に示すものがあった。この調整装置は、単
一の直線91a,92a,93aを含みY方向(光学系
の移動方向に直交する方向)に沿って並べられた3枚の
チャート91,92,93を用いるもので、これらチャ
ートの画像光を複写機本体側のミラー及びレンズ等から
なる被調整装置Pを介してそれぞれ結像させるように感
光体ドラムの表面位置に配置された3つの受光素子アレ
ー94,95,96を備えている。3つのチャート9
1,92,93のうちの中央の原稿92は、その直線9
2aがZ方向(光学系の移動方向)に沿うように原稿台
上に載置され、残りの2枚のチャート91,93は、そ
の直線91a,93aが前後方向に沿うように原稿台上
或いはこれに相当するベース上に載置される。
【0003】この調整装置においては、中央のチャート
92からの画像光を結像させた受光素子アレー95によ
る画像データに基づいて光軸のZ方向へのずれ量を検出
すると共に、両側のチャート91,93からの画像光を
結像させた受光素子アレー94,96による画像データ
に基づいて光軸のY方向へのずれ量及び直角度に対する
ずれ角度を検出し、これらの検出データに基づいて複写
機側の光学系の位置関係を調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の調整装
置においては、3組のチャート及び受光素子アレーによ
る検出データをそれぞれ見ながら調整しなければず、調
整作業が非常に煩雑であった。また、この調整装置に
は、多くのチャートや受光素子アレーが含まれるので、
調整装置自体の光軸や直角度の調整が困難であった。
【0005】さらに、この調整装置は、光学系がレンズ
及び受光素子アレーを含んだ一体型光学系として構成さ
れているデジタル型複写機等に対しては、適用すること
ができなかった。というのは、デジタル型複写機の被調
整部となる一体型光学系を取り外して調整することがで
きないので、一体型光学系側の受光素子アレーによっ
て、調整装置の受光素子アレーを代用することが必要と
なるが、一体型光学系の単一の受光素子アレーでは、調
整装置の複数の受光素子アレーを代用することができな
いからである。
【0006】この発明の目的は、上記の技術的課題を解
決し、光学系の調整が容易であり、デジタル型画像形成
装置の光学系の調整にも適用することができるチャート
及び光学系調整装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明に係るチャートとしては、画像形成装置の光
学系の光軸のずれ量、及び光軸回りの画像の基準方向か
らのずれ角度を求めるために所定位置にセットされた状
態で走査される光学系調整用のチャートにおいて、並設
された3本の平行線と、中央の平行線に対して所定の角
度で交わる傾斜線とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、この発明の光学系調整装置として
は、並設された3本の平行線と、中央の平行線に対して
所定の角度で交わる傾斜線とを備えたチャートを所定位
置にセットして、このチャートの画像光を被調整装置を
通すことにより得られる画像データに基づいて、光軸の
ずれ量、及び光軸回りの画像の基準方向からのずれ角度
を演算する演算手段と、この演算手段による演算結果を
表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】上記の構成のチャートを、上記平行線を予め設
定された基準方向(光学系の移動方向に相当)に沿わせ
た状態で、中央の平行線と傾斜線との交点を予め設定さ
れた基準位置(走査開始設定位置)にセットし、これを
走査することにより、各平行線及び上記傾斜線を横切る
走査線による画像を得る。この画像データに基づいて、
上記走査線が中央の平行線に対して持つ交点と、中央の
平行線が傾斜線に対して持つ交点との間の距離を求め、
光軸のずれ量を求めることが可能である。また、3本の
平行線のうちから選択される2本の平行線間の距離と、
走査線が上記2本の平行線によって区切られた区間の距
離とに基づいて光軸回りの画像のずれ角度を求めること
が可能である。
【0010】すなわち、図6を参照して、上記3本の平
行線を端から順次に符号1,2,3により示し、平行線
1,2間の距離をR1 、平行線2,3間の距離をR2
する。上記傾斜線を符号4により示すと共に、この傾斜
線4と平行線2との交点をOで示し、その交差角度をθ
で示す。また、上記走査線を符号10により示し、この
走査線10が各平行線1〜3と交差する角度をφで示
す。そして、走査線10と平行線1との交点をa、走査
線10と平行線3との交点をdとし、交点a,d間の距
離をr4 とする。また、走査線10と平行線2との交点
をcで示すと、上記走査開始設定位置である基準位置に
セットされた交点Oから、この交点cまでの距離が光軸
のずれ量Sとなる。
【0011】上記角度φは、下記式 φ=Sin -1〔(R1 +R2 )/r4 〕 により、演算される。演算されたφと直角との差によ
り、光軸回りの画像のずれ角度β(=90°−φ)を求
めることができる。また、光軸のずれ量Sは、三角形b
cOに着目して、下記式 S=r2 cos φ+r2 sin φcot θ =〔r2 sin(θ+φ) 〕/sin θ により演算される。なお、r1 <r3 である場合には、
走査線10が交点Oの下側を走査しており、r1 >r3
である場合には、走査線10が交点Oの下側を走査して
いることになる。
【0012】また、上記の構成の光学系調整装置によれ
ば、チャートの画像光を被調整装置を通して得られる画
像データに基づいて、演算手段によって、光軸のずれ量
及び光軸回りの画像のねじれ角度が演算され、その演算
結果が、表示手段によって表示される。表示された演算
結果に基づいて、光学系の位置関係を調整する。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すチャートを示
しており、図2はチャートを含んだ光学系の調整装置の
概略構成を示している。図2を参照して、この調整装置
Bは、水平板からなるベース20、このベース20の上
面の所定位置に貼付等によりセットされるチャートA、
このチャートAを照明するための光源25(光源25
は、実際には、チャートAと同一平面ではなく、例えば
ベース20の斜め下方部に設けられて、チャートAを照
明するようにされている)を備えている。被調整装置D
は、このベース20の予め定める位置に取付けられる。
この実施例では、被調整装置Dは、光学系C及び受光素
子アレーとしてのCCDラインセンサ5が一体化された
ディジタルPPCのための光学系を例にとって述べる。
この被調整装置Dには、光学系CとCCDラインセンサ
5との位置関係を調整する調整機構が備えられている。
一方、上記調整装置Bは、さらに、制御部Eを備えてい
る。この制御部Eには、CCDラインセンサ5を駆動す
る駆動手段6、CCDラインセンサ5からの信号に基づ
いて、後述する光軸のずれ量S及び角度φを演算する演
算手段7、並びに演算手段7による演算結果を表示する
表示手段としてのプリンタ8が含まれている。被調整装
置がCCDラインセンサ5を有さない例えばアナログP
PC用光学系の場合、ベース20の所定位置に受光素子
アレー(CCDラインセンサ)を取付ければ良い。
【0014】図1を参照して、このチャートAは、例え
ばプラスチックシート等からなり、並設された3本の平
行線1,2,3と、中央の平行線2と交点Oにて交差す
るとともに当該平行線2に対して角度θをなす傾斜線4
とを備えている。平行線1と平行線2とは、距離R1
け離してあり、平行線2と平行線3間とは、距離R2
け離してある。各平行線1〜3及び傾斜線4は、濃淡の
差により表される、いわゆる光学的エッジからなる。こ
のチャートAは、光学系の調整に際し、ベース20上に
おいて平行線1〜3が基準方向X(光学系の移動方向に
相当)に沿うように載置される。
【0015】図3及び図4を参照して、上記ベース20
には基板21が取付けられ、この基板21には、CCD
ラインセンサ5が取付けられた調整板22が取付けられ
ていると共に、レンズ23が取り付けられたレンズ取付
台24が取り付けられている。上記調整板22が、調整
用ビス31,32によって基板21に対して上下に移動
されることにより、直角度の調整及び光軸の垂直方向の
調整がなされる。また、基板21を、ベース20の面上
で直交する二軸の方向(基準方向X及びこれと直交する
方向)にそれぞれスライドさせることにより、光軸の水
平方向の調整及び片ピント(左右差)の調整がなされ
る。すなわち、図5に示すように、基板21に、上記二
軸方向に延びる一対の長穴21a,21bが穿設されて
おり、これら長穴21a,21bを貫通した偏心カム3
5a,35bが、調整用ビス35,36によって回転さ
れることにより、基板21の上記二軸方向へのスライド
移動を可能としてある。さらに、レンズ23が取り付け
られた取付台24と、CCDラインセンサ5が調整板2
2を介して取り付けられた基板21との相対距離を、ピ
ント調整用つまみ39によって調整することにより、ピ
ントが調整されるようにしてある。
【0016】図2及び図6を参照して、上記演算手段7
は、CCDラインセンサ5からの画像データを画素毎に
所定の閾値で二値化し、得られた二値情報に基づいて、
走査線10と平行線1との交点a、走査線10と交差線
4との交点b、走査線10と平行線2との交点c、及び
走査線10と平行線3との交点dの位置を求め、これら
の位置に基づいて、距離ab(以下、r1 という)、距
離bc(以下、r2 という)、距離cd(以下、r3
いう)、及び距離ad(以下、r4 という)求める距離
演算部71と、この距離演算部71によって演算された
距離r4 ,距離R1 及び距離R2 に基づいて、基準方向
X(光学系の移動方向に相当する方向であって、平行線
1〜3に沿う方向)に対してCCDラインセンサ5のラ
イン方向(走査方向)がなす角度φ及び光軸回りの画像
のずれ角度βを求める角度演算部72と、上記距離
1 ,距離r2 ,距離r3,角度θ及び角度φに基づい
て、光軸のずれ量Sを演算する光軸ずれ量演算部73と
を含んでいる。上記角度φは、90°であることが最適
であり、90°である場合に、基準方向X(光学系の移
動方向)に対して、CCDラインセンサ5のライン方向
の直角度が出ていることになる。
【0017】プリンタ8は、演算手段7の角度演算部7
2及び光軸ずれ量演算部73による演算結果を入力し、
これらを所定の書式で用紙に印刷する。次に調整の具体
的な手順について説明する。まず、チャートAを、その
平行線1〜3が基準方向Xに沿うようにベース20の上
面の所定位置にセットし、被調整装置としての上記一体
型の光学系をベース20の上面にセットする。そして、
光源25を点灯して、チャートAの画像をCCDライン
センサ5に読み取り、得られた画像データに基づいて、
演算手段7によって角度φ及び光軸のずれ量Sが演算さ
れる。
【0018】この演算の原理については、以下である。
すなわち、角度演算部72による角度φ及びずれ角度β
の演算は、下記式(1) 及び(2) により行われる。 φ=Sin -1〔(R1 +R2 )/r4 〕 …(1) β=90−φ …(2) また、光軸ずれ量演算部73による光軸のずれ量S(X
方向へのずれをプラス側とする)の演算は、三角形bc
Oに着目して、下記のようにして行われる。まず、下記
式(3) に基づいて、Sを演算する。
【0019】 S=r2 cos φ+r2 sin φcot θ =〔r2 sin(θ+φ) 〕/sin θ …(3) そして、r1 <r3 である場合に、走査線10が交点O
の下側を走査している(図6参照。光軸がX方向側にず
れている)ので、上記Sにプラスの符号を付し、r1
3 である場合に、走査線10が交点Oの下側を走査し
ている(図8参照。光軸がX方向と反対方向側にずれて
いる)と判断して、上記Sにマイナスの符号を付す。
【0020】以上のようにして得られた演算結果をプリ
ンタ8から出力する。得られた演算結果に基づいて、調
整を必要とする上記調整用ビス31,32,35,3
6,39を調整しながら、光軸のずれ量及び直角度を調
整する。なお、図7は、光軸ずれがなく、光軸回りの画
像のずれもない状態(直角度が出ている状態)を示して
いる。
【0021】この実施例によれば、下記の利点がある。
すなわち、従来の調整装置においては、複数組のチャー
ト及び受光素子アレーによる検出データをそれぞれ見な
がら調整していたために非常に調整が煩雑であったのに
対して、本実施例では、1組のチャートA及び受光素子
アレー5により得られた検出データのみをもとに調整が
行えるので、調整作業が容易である。
【0022】また、従来の調整装置においては、複数組
のチャート及び受光素子アレーが含まれるために調整装
置自体の光軸等の調整が困難であったのに対して、本実
施例では、1組のチャートA及び受光素子アレー5を調
整すれば良いので、調整装置自体の光軸等の調整が容易
である。さらに、本実施例の調整装置Bは、ディジタル
型複写機等のレンズ及び受光素子アレーが一体的にユニ
ットとして構成された一体型光学系に対しても、調整を
行うことができる。すなわち、このような一体型光学系
では、当該一体型光学系に含まれた単一の受光素子アレ
ーにて、調整装置の受光素子アレーを代用することが必
要であるが、一体型光学系の単一の受光素子アレーで
は、従来の調整装置の複数の受光素子アレーを代用する
ことができない。これに対して、本実施例の調整装置B
では、1枚にチャートAに対応して受光素子アレー5が
一つで良いので、一体型光学系の受光素子アレーによる
代用が可能となるからである。
【0023】なお、図1の実施例においては、演算精度
を得るために、チャートAの平行線1〜3が基準方向X
に対して傾斜しないように、十分な注意を払いながら、
当該チャートAをベース20に対して貼付ける必要があ
る。これは、交点Oを基準位置にセットしたとしても、
チャートAが基準方向Xに対して傾斜している場合、角
度φを求めるための式(1) において、r4 が上記の傾斜
による誤差の影響を受け、この角度φをもとにしてずれ
角度βを求めるための式(2) においても同様である。ま
た、光軸のずれ量Sを求めるための式(3) において、右
辺のφ、r2 が上記の傾斜による誤差の影響を受けるか
らである。
【0024】これに対して、図9に示すように、上記の
チャートAを二枚用いた場合、チャートAのベース20
への貼付け誤差(上記の傾斜による誤差)の影響を回避
することができる。図9におけるチャートAに関する符
号は、図1の実施例における符号と同義であり、左側の
チャートAには、付記数字1 を添え、右側のチャートA
には、付記数字2 を添えてある。そして、この図9の実
施例においては、各チャートAが個々に傾斜していたと
しても、交点O1 ,O2 を所定距離L0 だけ離した基準
位置に確実にセットしておけば、光軸回りの画像の、基
準方向Xからのずれ角度β(図において水平方向を基準
として半時計回り方向を正とする)は、両交点O1 ,O
2 間の距離L0 、走査線10と交点O1との距離S1'
(走査線10が交点O1 の上側を走査する場合を正とす
る)、及び走査線10と交点O2 との距離S2'(走査線
10が交点O2 の上側を走査する場合を正とする)に基
づいて、下記式(4) により演算でき、 β=Sin -1〔(S2'−S1')/L0 〕 …(4) また、左側光軸のずれ量S1'' 及び右側光軸のずれ量S
2'' は、下記式(5) ,(6) により演算できる。
【0025】 S1'' =S1'cosec β …(5) S2'' =S2'cosec β …(6) なお、r11とr31の大小により、S1'の正負が判断さ
れ、r12とr32との大小によりS2'の正負が判断され
る。このように、ずれ角度β及び光軸のずれ量S1'' 及
びS2'' を、何れもチャートAの傾斜によって影響され
ない、上記交点O1 ,O2 間の距離L0 、並びに各交点
1 ,O2 と走査線10との位置関係にのみ依存する距
離S1'及びS2'を用いて演算できるので、この演算にお
けるチャートAの傾斜の影響を回避することができる。
したがって、チャートAの貼付け精度(チャートの平行
線1〜3を基準方向Xに確実に沿わせているかどうか)
に対して特に厳密さが要求されなくなり、光学系の調整
作業を、一層容易に行うことができる。
【0026】なお、上記実施例においては、ユニットと
しての光学系をベース20に取り付けるようにしたが、
本調整装置を実機に直接取り付けるように構成すること
もできる。また、本調整装置をアナログ式の画像形成装
置に適用することも可能である。その他、この発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明のチャートによ
れば、1枚でも、光軸のずれ量及び光軸回りの画像のず
れ角度を求めることが可能となり、光学系の調整を容易
に行うことができる。なお、チャートを2枚用いること
により、貼付け時のチャートの傾斜によって演算結果が
影響を受けることを回避できるので、チャートの貼付け
精度に厳密さが要求されなくなり、光学系の調整を一層
容易に行うことができる。
【0028】また、この発明の光学系調整装置によれ
ば、1枚のチャートの画像データのみをもとに調整が行
えるので、調整作業が容易である。しかも、1枚のチャ
ートとの位置関係を調整すれば良いので、調整装置自体
の光軸等の調整が容易である。さらに、ディジタル型複
写機等の、レンズ及び受光素子アレーが一体的にユニッ
トとして構成された一体型光学系の調整にも適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としてのチャートの平面図
である。
【図2】チャートを含んだ光学系の調整装置の概略構成
図である。
【図3】被調整装置の平面図である。
【図4】その概略斜視図である。
【図5】被調整装置の調整機構を示す平面図である。
【図6】チャートの走査状態を示す図である。
【図7】チャートの走査状態を示す図である。
【図8】チャートの走査状態を示す図である。
【図9】他の実施例のチャートを示す平面図である。
【図10】従来のチャート及び調整装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
A チャート B 調整装置 C 光学系 D 被調整装置 1〜3 平行線 4 傾斜線 5 CCDラインセンサ(受光素子アレー) 7 演算手段 8 プリンタ(表示手段) S 光軸のずれ量 β 画像のずれ角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置の光学系の光軸のずれ量、及
    び光軸回りの画像の基準方向からのずれ角度を求めるた
    めに所定位置にセットされた状態で走査される光学系調
    整用のチャートにおいて、並設された3本の平行線と、
    中央の平行線に対して所定の角度で交わる傾斜線とを備
    えたことを特徴とするチャート。
  2. 【請求項2】並設された3本の平行線と、中央の平行線
    に対して所定の角度で交わる傾斜線とを備えたチャート
    を所定位置にセットして、このチャートの画像光を被調
    整装置を通すことにより得られる画像データに基づい
    て、光軸のずれ量、及び光軸回りの画像の基準方向から
    のずれ角度を演算する演算手段と、この演算手段による
    演算結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
    る光学系調整装置。
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