JPH0572244U - ハンガーブラケット - Google Patents

ハンガーブラケット

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JPH0572244U
JPH0572244U JP1140292U JP1140292U JPH0572244U JP H0572244 U JPH0572244 U JP H0572244U JP 1140292 U JP1140292 U JP 1140292U JP 1140292 U JP1140292 U JP 1140292U JP H0572244 U JPH0572244 U JP H0572244U
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
pipe
hole
brackets
support hole
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Pending
Application number
JP1140292U
Other languages
English (en)
Inventor
義文 棚橋
清己 尾藤
Original Assignee
棚橋工業株式会社
義文 棚橋
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観が良く、部品点数を減少させ得るハンガ
ーブラケットを提供する。 【構成】 基端部が壁面等に固定される複数のブラケッ
ト14,18の先端部を夫々パイプ11で連結したハン
ガーブラケットにおいて、パイプ11の外周部に軸方向
に長い挿通孔12及びこれに連続する円形の支持孔13
を形成するとともにブラケット14,18の先端部に挿
通部16,19及びこの挿通部16の基部に首部17を
形成したので、ブラケット11,18の挿通部16,1
9をパイプ11の挿通孔12に挿入し、ほぼ90度回動
させると、首部17が支持孔13に嵌合して、ブラケッ
ト14,18がパイプ11に対して抜け止め状態に結合
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラケットの基端部が壁面等に固定され、先端部がパイプで連結さ れたハンガーブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンガーブラケット1は、図8に示すように、壁面にウオールスタッド 2を取付け、複数個のブラケット3の基端部をウオールスタッド2に固定すると ともに、隣接するブラケット3の先端部間をパイプ4を介して連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したハンガーブラケット1においては、水平に配置されたパイプ4の中間 には、ブラケット3による垂直方向のつなぎ目が表われ、外観が悪くなるという 問題点がある。さらに、長いパイプを使用することができず、ブラケット3のピ ッチに相当する長さのパイプ4を連結しなければならないので、連結具が必要で あり、部品点数が多くなるという問題点がある。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、外観が良く、部品 点数を減少させ得るハンガーブラケットを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1のハンガーブラケットは、基端部が壁面等に固定される複数のブラケ ットの先端部を夫々パイプで連結したハンガーブラケットにおいて、前記パイプ の外周部に軸方向に長い挿通孔及びこれに連続する円形の支持孔を形成するとと もに前記ブラケットの先端部に前記挿入孔に挿入される挿通部及びこの挿通部の 基部にほぼ90度回動されたとき前記支持孔に嵌合する首部を形成したところに 特徴を有する。 請求項2のハンガーブラケットは、ブラケットの先端部にリング状の挿通部を 設けたところに特徴を有する。
【0005】
【作用】
請求項1のハンガーブラケットによれば、ブラケットの挿通部をパイプの挿通 孔に挿入し、ほぼ90度回動させると、首部が支持孔に嵌合して、ブラケットが パイプに対して抜け止め状態に結合される。 請求項2のハンガーブラケットは、1種類のブラケットで、パイプの中間部及 び端部に使用できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例につき図1乃至図4を参照して説明する。 長尺の円形状のパイプ11は、外周部に2個の軸方向に長い挿通孔12が形成 されており、この挿通孔12のほぼ中央部に円形の支持孔13が形成されている 。第1のブラケット14は、板状部材から形成され、基端部に3個の係止足15 が形成されている。この第1のブラケット14は、その係止足15が図示はしな いが、壁面に取り付けられたウオールスタッドの係止孔に係止されて、所定の間 隔を存して複数個例えば2個壁面に取り付けられている。第1のブラケット14 の先端部には半円弧状の挿通部16が形成されており、挿通部16の基部に支持 孔13に嵌合する首部17が形成されている。この挿通部16は挿通孔12に挿 入されるもので、その円弧の直径は、パイプ11の内周部に対応しており、その 幅寸法は、支持孔13の直径よりも大に形成されている。
【0007】 第2のブラケット18は、第1のブラケット14と同様に、板状部材から形成 され、基端部に、図示はしないが、壁面に取り付けられたウオールスタッドの係 止孔に係止される3個の係止足15が形成され、先端部にはパイプ11の内周部 に対応するリング状の挿通部19が形成され、挿通部19の基部に支持孔13に 嵌合し得る首部17が形成されている。又、パイプ11の両端内周部には、夫々 スクリュウブッシュ20が圧入されているとともに、第2のブラケット18側の 端部には、支持孔13に対応する位置に係止溝21が形成されている。そして、 パイプ11の第2のブラケット18側の端部には、ねじ22が挿通部19を挿通 してスクリュウブッシュ20に螺合され、他方の開放端部には、キャップ23の ねじ部23aが化粧座24を挿通してスクリュウブッシュ20に螺合されている 。
【0008】 次に上記構成の組立手順について説明する。 まず、2個の第1のブラケット14の挿通部16の向きを変え、図2に示すよ うに挿通孔12と一致させ、夫々パイプ11の挿通孔12に挿入する。つぎに、 図3に示すように、首部17の位置を支持孔13と一致させ、2個の第1のブラ ケット14を約90度回動させて、首部17を支持孔13に嵌合させる。これに より、挿通部16がパイプ11の内周部に接して抜け止め状態に連結される。 そこで、2個の第1のブラケット14の各3個の係止足15を、図示しないウ オールスタッドの係止孔に係止して、第1のブラケット14を壁面13に固定す る。
【0009】 つぎに、第2のブラケット18の3個の係止足15を、図示しないウオールス タッドの係止孔に係止して第2のブラケット18を壁面に固定し、挿通部19を パイプ11に嵌め込むとともに、首部17を係止溝21に嵌め込む。 そして、パイプ11の第2のブラケット18側の端部に、予め圧入しておいた スクリュウブッシュ20に対してねじ22を挿通部19を通して螺合し、他方の 開放端部に、キャップ23のねじ部23aを化粧座24を通してスクリュウブッ シュ20に螺合させて取り付ける。
【0010】 上記実施例によれば、つぎの効果を奏する。即ち、 a,第1のブラケット14の挿通部16を、パイプ11の裏側に設けた挿通孔 12に挿入し、約90度回動させれば、首部17が支持孔13に嵌合して、第1 のブラケット14がパイプ11に抜け止め状態に連結されるので、パイプ11の 表側の外観が美しく仕上がり、又、長尺のパイプ11を使用することができ、従 来例におけるような中間部につぎ目ができないので、外観を良好になし得る。 b,第1のブラケット14をパイプ11の中間部において連結することができ るので、ブラケット3を挟んで2本のパイプ4を連結していた従来とは異なり、 連結具を必要としないので、部品点数を減少させることができる。
【0011】 図5は、本考案の第2の実施例を示すもので、第1の実施例との相違は、第1 のブラケット14に代えて全て第2のブラケット18を使用し、パイプ11の挿 通孔12の端部に支持孔25を形成したもので、この実施例によれば、開放端部 にキャップ23を取り付ける場合、挿通部19にねじ孔19aを形成すれば、こ のねじ孔19aにキャップ23のねじ部23aを螺合させることができ、上記効 果に加えて、スクリュウブッシュ20も不要になるという効果を奏する。
【0012】 図6は、本考案の第3の実施例を示すもので、第1の実施例との相違は、第1 のブラケット14の斜めの端部26に、挿通部16及び首部17を設け、これら にパイプ11を取り付けたものである。 図7は、本考案の第4の実施例を示すもので、第1の実施例との相違は、第1 のブラケット14の端部に角形の挿通部27を形成し、この挿通部27を角形パ イプ28に挿通したものである。 これらの第3及び第4の実施例においても、第1の実施例と同様の効果を奏す るものである。
【0013】 尚、本考案は、上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものでなく、例 えば、パイプ11の端部の第2のブラケット18に連結具を設け、第2のブラケ ット18の両側に2本のパイプ11を連結するようにしても良く、また、挿通部 の形状は、パイプの内径形状に対応したものであれば良く、要は、支持孔13よ りも大きければ良い。更に、第1及び第2のブラケット14及び18は、壁面に 限らず棚或いは柱等に固定しても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が 可能である。
【0014】
【考案の効果】
請求項1のハンガーブラケットは、基端部が壁面等に固定される複数のブラケ ットの先端部を夫々パイプで連結したハンガーブラケットにおいて、前記パイプ の外周部に軸方向に長い挿通孔及びこれに連続する円形の支持孔を形成するとと もに前記ブラケットの先端部に前記挿入孔に挿入される挿通部及びこの挿通部の 基部にほぼ90度回動されたとき前記支持孔に嵌合する首部を形成したので、外 観が良く、部品点数を減少させ得るという効果を奏するものである。 請求項2のハンガーブラケットは、1種類のブラケットで、パイプの中間部及 び端部に使用でき、部品の標準化を図り得て、更に部品点数を減少できるという 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における全体の分解斜視図であ
る。
【図2】組立て過程を示す要部の拡大斜視図である。
【図3】異なる状態における組立て過程を示す要部の拡
大斜視図である。
【図4】全体の平面図である。
【図5】第2の実施例における要部の分解斜視図であ
る。
【図6】第3の実施例における要部の縦断側面図であ
る。
【図7】第4の実施例における要部の縦断側面図であ
る。
【図8】従来例における全体の斜視図である。
【符号の説明】
11 パイプ 12 挿通孔 13 支持孔 14 第1のブラケット 16 挿通部 17 首部 18 第2のブラケット 19 挿通部 25 支持孔 27 挿通部 28 パイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部が壁面等に固定される複数のブラ
    ケットの先端部を夫々パイプで連結したハンガーブラケ
    ットにおいて、前記パイプの外周部に軸方向に長い挿通
    孔及びこれに連続する円形の支持孔を形成するとともに
    前記ブラケットの先端部に前記挿入孔に挿入される挿通
    部及びこの挿通部の基部にほぼ90度回動されたとき前
    記支持孔に嵌合する首部を形成したことを特徴とするハ
    ンガーブラケット。
  2. 【請求項2】 ブラケットは、先端部にリング状の挿通
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載のハンガーブ
    ラケット。
JP1140292U 1992-03-06 1992-03-06 ハンガーブラケット Pending JPH0572244U (ja)

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JP1140292U JPH0572244U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 ハンガーブラケット

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JP1140292U JPH0572244U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 ハンガーブラケット

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JPH0572244U true JPH0572244U (ja) 1993-10-05

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836611B1 (ja) * 1970-02-27 1973-11-06
JPS6315863B2 (ja) * 1982-07-22 1988-04-06 Fujii Denko

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836611B1 (ja) * 1970-02-27 1973-11-06
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