JPH0114201Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114201Y2
JPH0114201Y2 JP10390485U JP10390485U JPH0114201Y2 JP H0114201 Y2 JPH0114201 Y2 JP H0114201Y2 JP 10390485 U JP10390485 U JP 10390485U JP 10390485 U JP10390485 U JP 10390485U JP H0114201 Y2 JPH0114201 Y2 JP H0114201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
shelves
main
husband
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10390485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6211442U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10390485U priority Critical patent/JPH0114201Y2/ja
Publication of JPS6211442U publication Critical patent/JPS6211442U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0114201Y2 publication Critical patent/JPH0114201Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は屋内の対向両壁間に架設する伸縮棚
に関するものであつて、例えば浴室、更衣室、洗
面所等において、間隔の狭い対向両壁間に棚受を
設けることなく、棚の両端を壁面に圧着させて固
定するようにした伸縮棚の構造に関する。
「従来の技術」 従来この種のものとして公知となつている例え
ば、実公昭59−40831号公報に紹介されている伸
縮棚は、「適当間隔をおいて平行状に並列せしめ
た適数本の棚杆の一端を基体に固着し、この棚杆
の中間体を摺動自在に挿通して成る棚杆群Aおよ
びBを双方の基体を両端に位置せしめ、夫々の棚
杆を齟齬状に配設し、各々の棚杆群A,Bに属す
る中間体を他方の棚杆群A,Bに属する棚杆の端
部に固着して全長を伸縮自在に構成した伸縮棚に
おいて、双方の中間体の間の任意の棚杆に棚杆の
断面巾よりもやや大なる巾の貫通孔もしくは切込
みを設けたプレートを傾斜自在、摺動自在に嵌着
し、その一端部と当該棚杆の属する棚杆群Bの中
間体との間に引張バネを架設せしめて成る伸縮
棚。」であつて、この伸縮棚における棚杆の縮小
方向への摺動を抑制する係止装置は、双方の中間
体の間の任意の棚杆に傾斜自在、摺動自在に嵌着
せしめたプレートと、該プレートの一端部と中間
体との間に架設せしめた引張バネとで構成されて
おり、前記プレートの嵌着位置は添付図面による
と、伸縮棚中央部における両棚杆群A,Bの各一
本づつの棚杆に係合させているのみであつて、両
棚杆の間にプレートを係合させただけの摺動制御
手段であるから、長期使用によりプレートと棚杆
との係合部に疲れが生じてその係合状態が緩み摺
動制御が不完全となる惧れがあり、棚杆の係合固
定手段が不確実であると言う欠陥が認められる。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで、本考案において従来例の上記欠陥を排
除して棚杆の摺動固定手段を確実強力にすると共
に、棚の伸縮操作と両壁間への圧着架設操作とを
簡易にしようとするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点解決の手段として、適数の棚棧を平
行状に並列させそれら棚棧の各両端を連結体に固
定して一体化した主棚と従棚とを夫夫形成し、両
者の各一側部の棚棧を双方から互に齟齬状に配置
して両者を互に伸縮自在に組合わしたものにおい
て、主棚の前後両側に位置する両棚棧の両端部を
夫夫連結体から外側方に突出させ、従棚の前後両
側に位置する両棚棧の外端部のみを夫夫連結体か
ら突出させ、主棚と従棚組合わせ部における主棚
前後の両棚棧突出端部に夫夫軸受具を挿着し、該
両軸受具間に回転軸を軸着し、該回転軸に従棚の
並列棚棧を夫夫摺動自在に挿通させ、前記回転軸
の回動により主棚と従棚とを互に屈伸自在に構成
した伸縮棚であつて、前記回転軸の前後両端部に
おいて従棚の棚棧挿通部から軸端にかけて夫夫水
平方向で軸中心を通る割溝を設けると共に、軸受
具の軸受孔に挿入する同軸端外周面上において前
記割溝の両側方に夫夫前後方向の突条を対設し、
軸受具の軸受孔周壁において前記両突条の遊嵌広
部(孔径の広い部分)と圧嵌狭部(孔径の狭い部
分)と突部とを段設し、回転軸の回動により軸端
両突条が遊嵌広部に在る時には従棚の棚棧が自由
に摺動し、両突条が圧嵌狭部に在る時には軸端割
溝が狭窄され前後両棚棧が上下から圧迫を受けて
摺動を制御せられ連結体に棚棧が固定するように
してある。
尚又、主棚と従棚との組合わせ部における両者
の各連結体には夫夫相手棚の棚棧嵌合用凹部を形
成し、主棚の連結体を下方側から、従棚の連結体
を上方側から両者が互に相手側の棚棧に重合し凹
部と棚棧を嵌合させることにより、両棚が直状に
合体し棚の全長を一定するようにしてある。
尚更に、主棚と従棚との各外側方に夫夫突出さ
せた前後両棚棧の先端に夫夫滑り止め用の帽体を
嵌着させてある。
「作用」 主棚と従棚とを回転軸両端を支点として互に屈
曲した場合には、回転軸に挿通された従棚の各棚
棧が摺動自在であるから両棚は互に伸縮自在な状
態である。
ところが、屈曲状態で両棚の全長を対向両壁間
隔に合致させた上で之を両壁間に架渡し、各棚の
前後棚棧の両突端帽体を両壁面に当接し、棚中間
上方に在る従棚の内側連結体を下方へ押圧すれ
ば、該連結体が主棚の棚棧上に重合し、その各凹
部が各棚棧上に嵌合して両棚が直状に一体化する
寸前で回転軸が回動し始めた時点に軸端部におい
て、軸受孔内の軸端突条が圧嵌狭部に圧入される
ので、棚棧挿通部の狭窄により前後両棚棧の摺動
が制御され、棚の全長が対向両壁間隔より僅かに
長い状態で棚全体を両壁間に圧嵌するから、前後
両棚棧及び帽体等の弾力による突張り作用が生
じ、棚両側端の各帽体が壁面に圧着しその摩擦力
で両壁間に棚が固定する。
尚、軸受孔周壁の突部4dは軸端部の突条5d
が之に当つて軸の回動を抑制し、棚の過度の屈曲
を防止する。
「実施例」 本考案の一実施例を添付図面により説明する。
第1図は本実施例の伸縮棚を示す斜視図であつ
て、この棚は主棚Mと従棚Sとを両棚の並列棚棧
の各一側部を互に齟齬状に重合配置して摺動伸縮
自在且つ屈伸自在に組合わしてなるものであり、
主棚Mは適数の棚棧1,1′を平行状に並列させ
それらの両端を夫夫連結体2,3に挿着固定する
と共に、前後に位置する両棚棧1′,1′の両端部
を夫夫連結体2及び3から外側方へ突出させてあ
り、連結体3から突出させた前後両棚棧の各先端
部に軸受具4,4′を挿着し、該両軸受具の対向
する両軸受孔4a,4′aに回転軸5の両軸端5
bを挿入して回転軸5を連結体3と平行状に軸着
してあり、連結体2からの突出端部には滑り止め
用の帽体10を挿着してある。
又、従棚Sは主棚の棚棧より一本少ない数の棚
棧6,6′を平行状に並列させてその両端部を連
結体7,8に挿着固定すると共に、前後に位置す
る両棚棧6′,6′の外端部のみを連結体7から外
側方へ突出させその突端に帽体10を挿着させた
ものであるが、之等の棚棧の内端部を連結体8に
挿着する前に、之等を前記回転軸5に摺動自在に
挿通させてあり、該回転軸を回動させることによ
り、主棚に対して屈伸操作が自在なよう構成して
ある。
尚、前記回転軸端5bを軸受具4の軸受孔4a
内に挿入した状態を第2図のイ,ロに断面で示し
てあり、第7図に同軸端部の斜視図を示している
ように、同軸端部において従棚棚棧の挿通孔5a
の内側部から軸端5bにかけて割溝5cを設ける
と共に、前記軸端5b部外周面上で前記割溝5c
の両側方(上下部)に夫夫前後方向に突条5d,
5dを対設してあり、軸受具4の軸受孔4aの周
壁には前記突条5d,5dの遊嵌広部4bと圧嵌
狭部4c及び突部4dとを段設してある。
尚又、主棚と従棚との組合わせ部における両棚
の各連結具3,8の対向面には夫夫相手側の棚棧
嵌合用の凹部3a,8aを形成し、主棚側の連結
体3を下方側から、従棚側の連結体8を上方側か
ら互に相手側の棚棧に重合し、各凹部により嵌合
させるようにしてあり、かように操作することに
より主棚と従棚とを一体的に嵌合させると共に、
その伸縮摺動を制御し一定の長さに固定する。
「考案の効果」 主棚と従棚とを互に折曲げて屈曲状態に操作す
ることにより、従棚の各棚棧が回転軸挿通部にお
いて摺動し棚の全長を伸縮自在となし、又両棚を
直状態に伸張することにより、軸受孔内において
回転軸端の両突条が圧嵌狭部に入つて同軸端部が
狭窄され従棚棚棧の摺動が制御されて棚の全長が
一定するから、棚の伸縮固定操作が簡単迅速であ
り、両壁W,W′間に棚をさし渡し僅かに之を屈
曲した状態(第3図一点鎖線で示す状態)におい
て上方から棚を押圧する操作により、棚の摺動状
態が固定されると共に前後両棚棧の突張りにより
之を両壁間に固定する。(第3図実線で示す状態) 従つて、回転軸の両端部において摺動棚棧を圧
迫して之を連結体内に固定するから、棚棧の摺動
固定手段が迅速確実でその効力は大であり、棚の
架設操作が簡易であつて、又棚の架設と取外しが
至つて簡単であり、対向両壁間に棚受を設けなく
ても所望の位置に自由に棚を架設できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の伸縮棚を示す斜視
図、第2図は同実施例の回転軸要部を示す縦断面
図であつて、イ図は棚の屈曲状態における軸端部
の状態を示し、ロは棚の直状態における軸端部の
状態を示している。第3図は対向両壁間に棚を架
設する手法を示す説明図、第4図は棚の屈曲状態
とその伸縮を示す説明図、第5図は棚を分解して
各部材の配置関係を折線で示した分解斜視図、第
6図は第1図における各部断面を示し、aはA〜
A,bはB〜B,cはC〜C,dはD〜D,eは
E〜E、の夫夫の合指示線における断面図、第7
図は回転軸端部の拡大斜視図である。 M……主棚、S……従棚、1,1′……主棚の
棚棧、2,3……従棚の連結体、4,4′……軸
受具、4a……軸受孔、4b……遊嵌広部、4c
……圧嵌狭部、4d……突部、5……回転軸、5
a……棚棧挿通孔、5b……軸端部、5c……割
溝、5d……突条、6,6′……従棚の棚棧、7,
8……従棚の連結体、3a,8a……凹部、10
……帽体、W,W′……壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 適数の棚棧を平行状に並列させて両端を夫夫
    連結体に固定してなる主棚と従棚との各一側部
    を重合し、両者の棚棧を互に齟齬状に配置して
    摺動自在に組合わした伸縮棚において、主棚の
    前後両端に位置する両棚棧の左右端部を夫夫連
    結体から側方に突出させ、従棚側における該突
    出両端に夫夫軸受具を挿着し、該両軸受具間に
    回転軸を軸着し、該回転軸に従棚の並列棚棧を
    夫夫摺動自在に挿通させ、前記回転軸の回動に
    より主棚と従棚とを互に屈伸自在に構成した伸
    縮棚。 (2) 回転軸の前後両軸端部において、棚棧挿通部
    から軸端にかけて夫夫割溝を設けると共に、軸
    受孔への挿入軸端部外周面上で前記割溝の両側
    方に夫夫前後方向の突条を対設し、軸受具の軸
    受孔周壁に前記両突条の遊嵌広部と圧嵌狭部及
    び突部とを段設した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の伸縮棚。 (3) 主棚と従棚との組合わせ部における両者の各
    連結体に夫夫相手棚の棚棧嵌合用凹部を形成
    し、主棚の連結体を下方側から、従棚の連結体
    を上方側から互に相手側の棚棧に重合し前記凹
    部により嵌合させるようにした実用新案登録請
    求の範囲第1項又は、第2項記載の伸縮棚。 (4) 主棚と従棚との各外側方に夫夫突出させた前
    後両棚棧の先端に夫夫滑り止め用の帽体を嵌着
    させた実用新案登録請求の範囲第1項又は、第
    2項又は、第3項記載の伸縮棚。
JP10390485U 1985-07-08 1985-07-08 Expired JPH0114201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10390485U JPH0114201Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10390485U JPH0114201Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6211442U JPS6211442U (ja) 1987-01-23
JPH0114201Y2 true JPH0114201Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=30976895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10390485U Expired JPH0114201Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0114201Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6211442U (ja) 1987-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5544619A (en) Collapsible cage
US4027987A (en) Joining device for connecting tubes
GB2326669A (en) Joint for a playpen
JPH0114201Y2 (ja)
US4021012A (en) Jack stand
US4207014A (en) Hollow rod joint connection
JPS6142123B2 (ja)
JP6778953B2 (ja) プロファイル用コネクタ
KR100271081B1 (ko) 선반 유니트용 골조(framework for shelving unit)
JP4400785B2 (ja) 棒状体の連結構造
KR101698530B1 (ko) 폴샤프트 장치
EP1260157A3 (en) A structure for pieces of furniture with variable configuration
KR102421760B1 (ko) 파이프 연결구
JP5270386B2 (ja) 家具
JPH08318824A (ja) ウインドシールドワイパーブレード用スナップ組立ナックル
JPH0572244U (ja) ハンガーブラケット
JPH0555935U (ja) スライドレール
JP2871554B2 (ja) コの字型ふとん干し
JP3215252U (ja) 連結パネル、及び調理用油除け
JPS6017441Y2 (ja) 形材の連結構造体
KR101774528B1 (ko) 폴샤프트 장치
JPH0321622Y2 (ja)
KR200441432Y1 (ko) 접철식 빨래 건조대
JPS5829118B2 (ja) 組み木セットの構成プレ−トのための軸支承装置
JPH03100Y2 (ja)