JPH0321622Y2 - - Google Patents

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JPH0321622Y2
JPH0321622Y2 JP1985138376U JP13837685U JPH0321622Y2 JP H0321622 Y2 JPH0321622 Y2 JP H0321622Y2 JP 1985138376 U JP1985138376 U JP 1985138376U JP 13837685 U JP13837685 U JP 13837685U JP H0321622 Y2 JPH0321622 Y2 JP H0321622Y2
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JP
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shelf
plug
collar
tube
outer tube
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JP1985138376U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、建物内において対向両壁間に張架
する伸縮棚に係り、例えば浴室、更衣室、洗面
所、ローカ等において、棚を架設するに適当な間
隔を有する対向両壁間に支持具又は固定具を要せ
ずして伸縮自在な両突張り桟を張架固定すること
により棚板を之に支承させて架設するようにした
伸縮棚に関するものである。
「従来の技術」 従来公知のこの種伸縮棚で例えば、実開昭60−
108235号公報に紹介されている伸縮棚は、「複数
本のパイプ製固定桟を有する固定棚部材と、これ
に入れ子式に挿入される複数本のスライド桟から
なる可動棚部材の組合せから成り、上記可動棚部
材の2本のスライド桟を突張り桟とし、残りのス
ライド桟をスライド枠で連結し、上記突張り桟を
上記スライド枠に自由に貫通せしめ、かつ各突張
り桟と前記固定棚部材の間にそれぞれスプリング
を介在してなる伸縮棚。」であり、その平面図が
第1図に示されている。
ところで、この伸縮棚における2本の突張り桟
は、第1図に示すように外側2本のスライド桟の
左端のみを他のスライド桟左端から突出させてあ
り、右方固定棚の右端は全パイプ端を揃えて支持
枠3に固定され支持枠外端面は一平面状である。
それであるから、この伸縮棚を対向両壁間に突
張り架設する場合には、左側壁には凹凸面があつ
ても2本の突張り桟を長短に調節することにより
圧接できるが、右側壁は一平面状でなければ右端
支持枠が圧接できない欠陥がある。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで、本考案においては、上記欠陥を排除
し、対向両壁面のいずれの一面又は両面共に凹凸
があつても容易に棚の両側端が圧接できる伸縮棚
となすと共に、棚板と突張り桟とを架設場所の状
態に応じて組合わすよう両者を分離構成して突張
り桟に対する棚板の互換性と融通性とを加味した
利用範囲の広い伸縮棚を提供しようとするもので
ある。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点解決の手段として、外管と内管とを
伸縮、固定自在に挿し合わしてなる両突張り桟を
前後平行状に配して対向両壁間に突張り架設した
後、両突張り桟上に左右2枚に分割した棚板を夫
夫の接合部分を互に上下重合させ同重合部を左右
摺動自在に載架し、両棚板の摺動操作により棚全
長を調節するよう構成したものである。
尚、前記突張り桟は、大小の内外両管を摺動自
在に挿し合わしたもので、内管の挿入内端に鍔栓
を挿着し、この鍔栓に遊挿した心棒の内端に回動
栓を遊嵌し、この回動栓の外周面に、円周方向で
順次に一方を深くした斜溝を凹設し、該斜溝内に
転子を遊嵌した固定装置を構成し、尚前記心棒に
圧縮弾機を挿着して鍔栓と回動栓の間に之を介在
させてあり、心棒は内管端部に挿着した鍔栓と前
記斜溝付き回動栓とへ夫夫摺動自在に遊挿し、鍔
栓への突出端に止めピンを挿着し、回動栓への突
出端には大径頭部を設けている。
尚又、突張り桟の両端には夫夫滑り止め用の帽
体を被着させている。
尚又、左右両棚板はその前後両縁に突張り桟へ
の係合手段例えば係止鉤を適数設け、これらの係
止鉤を夫夫前後の突張り桟上に係合させて棚板を
支承させている。
「作用」 突張り桟内の摺動部において、内管端部の回動
栓外周面に凹設した斜溝内にある転子が深溝部に
ある場合には、回動栓外周面と外管内壁との間に
摺動間隙が生じているので内外両管は互に摺動自
在な状態であり、突張り桟の全長を所望長さに伸
縮調節することが容易である。そこでこの突張り
桟を所望長さに調節した後において内外両管を互
に反対方向へ捻回すると、深溝部にあつた転子が
溝底面と外管内壁とに挾まれ両者に摺接し両者の
捻回により発生する偶力で浅溝部の方へ転動して
ゆくと、同転子外面が外管内壁に次第に強く圧接
するので、その圧力により回動栓全体が反対側へ
押され斜溝の反対面が外管内壁に圧接し、転子と
共に互に反対側で強力に外管内壁に圧接する結
果、内管が外管に固定して突張り桟の全長が一定
する。尚、突張り桟の全長は両壁間隔より少し長
く伸ばして固定する。
そして、この突張り桟を対向両壁間に張架する
場合に、その一端又は両端の帽体を内方へ押圧す
ると、心棒両端部が両栓内を摺動すると共に圧縮
弾機が両栓間で圧縮され両栓間の距離が圧力に応
じて縮小するから、突張り桟の両端帽体を夫夫両
壁に圧接さすことにより帽体が壁面に固定し、尚
圧縮弾機の弾性によつて突張り桟両端が常時両壁
に向つて押圧され、尚両端の帽体により接触面の
摩擦抵抗を増大し荷重による固定部の滑り落ちを
防止するから、この突張り桟が両壁間に強固に張
設される。
かくして、前後平行状に張架した両突張り桟上
に左右両棚板を載架し両桟により支承させると、
両棚板の重合部を互に左右摺動させて適当な長さ
に伸縮調節して所望の長さで棚を架設できる。
「実施例」 本考案の一実施例を添付図面に従つて説明す
る。第1図は本考案伸縮棚の一例を示すものであ
つて、この棚は第2図の分解図に示すように、前
後二本の突張り桟1,1′と、両突張り桟の上に
載架する左右二枚の簀子状棚板2,2′とを個別
に造り、それらを架設場所の状態に適合させて組
合わすよう構成したものである。
両突張り桟1,1′は両者同様に形成したもの
であり、夫夫外管3と内管4とを摺動伸縮自在に
挿合わしたもので、その構造を第3図から第7図
までの各断面図及び第8図の分解図に示すよう
に、前記摺動伸縮管の内部において内管4の内端
に鍔栓5を挿着し、その鍔5aを内管端に当接し
て固着すると共に、同鍔栓に穿設した半円状の偏
心孔5bに偏心孔と同形断面形状の心棒6の一端
を外管3の側から遊挿し内管内突端にピン7を挿
して止着してある。尚、前記心棒6の他端には回
動栓8を半円状偏心孔8aにより遊嵌すると共に
心棒6に圧縮弾機9を挿通してから前記鍔栓5に
遊挿する手順であり、心棒6の頭部6aにて回動
栓8が係止され抜け止めになつている。そして前
記回動栓8の外周面には円周方向で順次に一方を
深くした斜溝8bを凹設し、該斜溝に転子10を
転動自在に遊嵌してあり、転子10が浅溝方向に
転動した時に之が外管内壁に強く圧接して回動栓
が固定するようにした固定装置を構成している。
尚、図中11は突張り桟両端に被着させた帽体
でありその外端面には滑り止め用の弾性板11a
(例えばゴム板等)を貼着してある。又、12は
内外両管嵌合継目部に被着した継目管で内管側に
小径段部12aを形成している。又、Wは左側
壁、W′は右側壁を示す。
尚又、左側棚板2は複数の直線材2a…を等間
隔に並列させその両端部と中間部との下側面を、
前後両端に外管3への係止鉤2bを下向きに形成
した連杆2cにより夫夫連結してなり、右側棚板
2′は前記左側棚板と同様な並列直線材2′a…の
右端部と中間部との上側面を、前後両端に外管へ
の係止鉤2′bを形成した連杆2′cで連結すると
共に、左端部上側面は前後両端に下向き直角鉤片
2′dを形成した連杆2′eで連結してなり、尚前
記右側棚板の並列直線材が左側棚板2の並列直線
材の間隙内に配され齟齬状になつて左側棚板の上
方に重合するように構成している。
尚、本考案は前記実施例に限られるものではな
く、棚板の形状、構造を変更し、例えば平板状、
網状、篭状又はパイプ製の簀子状等、各種形状、
構造の棚板を前記実施例に準じて左右二分割構成
し、互に両者の接合部を摺動自在に重合させて前
後両突張り棧上に載架係合させて設けることも容
易に実施できるものであり、両突張り棧上に載架
すべき棚板は適宜なものと取替えられる互換性を
有し、且つ棚架設に当りその場に対応させて設け
られる融通性をも具備するものである。
「考案の効果」 本考案の伸縮棚は、前後両突張り棧を別個に夫
夫長さを違えて伸縮調節することにより対向両壁
面の一方又は両方共に凹凸部がある場合にも両棧
を平行状に張架して適宜に棚が架設され、棚架設
壁面の状態に適応させて棚が設けられる融通性を
有し、広範囲な利用価値がある。(9図参照) 尚又、両突張り棧上に載架する棚板を左右二枚
に分割しそれらを互に摺動自在に重合させるよう
に構成したから、対向両壁間隔に対応させて棚が
架設せられ、両棚板の前後両縁に夫夫適数の係合
手段(係止鉤)を設けて両突張り棧へ係合させて
支承するので棚板が離脱することなく、且つその
係合部により両棧に沿つて滑らせ摺動できるから
円滑な摺動伸縮を可能にする。
尚更に又、棚板はどのような形状、構造のもの
でも両突張り棧上に載架できるので、棚板の互換
性があり、その場に応じて適当な棚板を利用して
棚が架設できる。
尚、鍔栓及び回動栓に設けた半円状偏心孔に同
形状の心棒を遊挿しているので、内管を捻回する
とそれが心棒を介して回動栓へ伝わり回動栓が同
時に回転する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の伸縮棚を示す斜視
図、第2図は同伸縮棚の分解斜視図、第3図は同
棚中の突張り棧全長に亘る縦断面図、第4図から
第6図までは第3図の各指示線における部分断面
図で第4図はA〜A線、第5図はB〜B線、第6
図はC〜C線における夫夫の断面図、第7図は第
4図の転子10が転動して深溝部にある時の状態
を示す断面図、第8図は同突張り棧を一部破断で
示す分解斜視図、第9図は伸縮棚架設状態の一例
を示すもので、対向両壁面に夫夫凹凸部がある場
合における架設状態の平面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半円状偏心孔5bを設けた鍔栓5を内管4の内
    端に挿着固定し、内端部に回動栓8を係止した心
    棒6に圧縮弾機9を挿通して該心棒の外端部を前
    記鍔栓の偏心孔5bに挿着固定し、前記回動栓8
    の外周面に沿つて凹設した斜溝8bに転子10を
    転動自在な遊嵌状に介在させて該回動栓を外管3
    内に摺動自在に遊挿してなる伸縮自在な両突張棧
    1,1′により棚板2,2′を載架した伸縮棚。
JP1985138376U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0321622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985138376U JPH0321622Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP1985138376U JPH0321622Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JPS6246034U JPS6246034U (ja) 1987-03-20
JPH0321622Y2 true JPH0321622Y2 (ja) 1991-05-10

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KR100491126B1 (ko) * 2002-12-12 2005-05-27 이종화 파이프의 높이조절장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020840B2 (ja) * 1982-05-14 1985-05-23 工業技術院長 磁束量子記憶型記憶セル

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JPS5182160U (ja) * 1974-12-25 1976-07-01
JPS6020840U (ja) * 1983-07-20 1985-02-13 東洋金属化工株式会社

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