JP2532739Y2 - 支持具 - Google Patents
支持具Info
- Publication number
- JP2532739Y2 JP2532739Y2 JP3681491U JP3681491U JP2532739Y2 JP 2532739 Y2 JP2532739 Y2 JP 2532739Y2 JP 3681491 U JP3681491 U JP 3681491U JP 3681491 U JP3681491 U JP 3681491U JP 2532739 Y2 JP2532739 Y2 JP 2532739Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- screw
- connecting member
- adjuster
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Legs For Furniture In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、システムキッチン等
に適用される支持具に関するものである。
に適用される支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4ないし図9に示すような棒材
1,連結部材22およびアジャスタ50を備えた支持具
があった。棒材1は、水平面内で屈曲した水平部4から
傾斜部5を介して複数の垂直部3を設けたものである。
また、連結部材22は、図7および図8に示すように、
棒材1の垂直部3どうしを溶接した集合体30が内部に
嵌入されるように上端から下方にかけて孔部22aが形
成してある。また、この連結部材22の下端にはアジャ
スタ50に螺着し得るようにねじ孔37が設けてある。
具体的には、アジャスタ50は、図9に示すように、床
材に載置され固定ねじで床材に固定される基部51と、
この基部51に立設したねじ部52とからなる。そし
て、このねじ部52が連結部材22のねじ孔37に螺合
する。
1,連結部材22およびアジャスタ50を備えた支持具
があった。棒材1は、水平面内で屈曲した水平部4から
傾斜部5を介して複数の垂直部3を設けたものである。
また、連結部材22は、図7および図8に示すように、
棒材1の垂直部3どうしを溶接した集合体30が内部に
嵌入されるように上端から下方にかけて孔部22aが形
成してある。また、この連結部材22の下端にはアジャ
スタ50に螺着し得るようにねじ孔37が設けてある。
具体的には、アジャスタ50は、図9に示すように、床
材に載置され固定ねじで床材に固定される基部51と、
この基部51に立設したねじ部52とからなる。そし
て、このねじ部52が連結部材22のねじ孔37に螺合
する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この場合、図8に示す
ように、連結部材22の孔部22aの長さを長くして垂
直部3が深く嵌入されるようにすると、ねじ孔37の長
さが短くなりアジャスタ50のねじ部52との螺合部分
を充分に確保することができないという問題点があっ
た。なお、逆にねじ孔37の長さを長くすると垂直部3
の嵌入部分が浅くなり、垂直部3の固定が不十分とな
る。
ように、連結部材22の孔部22aの長さを長くして垂
直部3が深く嵌入されるようにすると、ねじ孔37の長
さが短くなりアジャスタ50のねじ部52との螺合部分
を充分に確保することができないという問題点があっ
た。なお、逆にねじ孔37の長さを長くすると垂直部3
の嵌入部分が浅くなり、垂直部3の固定が不十分とな
る。
【0004】したがって、この考案の目的は、棒材の垂
直部を深く嵌入することができ、かつアジャスタとの螺
合部分を充分に確保することができるねじ孔を有する支
持具を提供することである。
直部を深く嵌入することができ、かつアジャスタとの螺
合部分を充分に確保することができるねじ孔を有する支
持具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の支持具は、水
平面内で屈曲した水平部から傾斜部を介して複数の垂直
部を設けた棒材と、前記垂直部を圧入嵌合し得る孔部を
軸心方向に一端から他端近傍まで穿設した連結部材と、
この連結部材の他端に螺着されるねじ部を有し床材に載
置したアジャスタとを備え、前記棒材の垂直部を前記孔
部に圧入嵌合した状態で、前記連結部材の他端から中央
部近傍まで前記垂直部を含む部分にねじを切り、前記ア
ジャスタのねじ部に螺合するねじ孔を設けたことを特徴
とするものである。
平面内で屈曲した水平部から傾斜部を介して複数の垂直
部を設けた棒材と、前記垂直部を圧入嵌合し得る孔部を
軸心方向に一端から他端近傍まで穿設した連結部材と、
この連結部材の他端に螺着されるねじ部を有し床材に載
置したアジャスタとを備え、前記棒材の垂直部を前記孔
部に圧入嵌合した状態で、前記連結部材の他端から中央
部近傍まで前記垂直部を含む部分にねじを切り、前記ア
ジャスタのねじ部に螺合するねじ孔を設けたことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】この考案の構成によれば、連結部材の他端に設
けたねじ孔を、孔部に圧入嵌合した棒材の垂直部にも設
けたので、孔部の長さおよびねじ孔の長さを充分長くす
ることができる。したがって、垂直部を孔部に深く嵌入
することができ、かつアジャスタと連結部材の螺合部分
を充分に確保することができる。
けたねじ孔を、孔部に圧入嵌合した棒材の垂直部にも設
けたので、孔部の長さおよびねじ孔の長さを充分長くす
ることができる。したがって、垂直部を孔部に深く嵌入
することができ、かつアジャスタと連結部材の螺合部分
を充分に確保することができる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例の支持具を図1ないし図
3に基づいて説明する。この支持具は、棒材1,連結部
材2およびアジャスタ10とからなる。連結部材2は、
垂直部3を圧入嵌合し得る孔部13が軸心方向に上端か
ら下端近傍まで穿設され、かつ下端から中央部近傍まで
垂直部3を含む部分にねじ孔14が設けてある。このね
じ孔14は、後述するアジャスタ10のねじ部12と螺
合する。
3に基づいて説明する。この支持具は、棒材1,連結部
材2およびアジャスタ10とからなる。連結部材2は、
垂直部3を圧入嵌合し得る孔部13が軸心方向に上端か
ら下端近傍まで穿設され、かつ下端から中央部近傍まで
垂直部3を含む部分にねじ孔14が設けてある。このね
じ孔14は、後述するアジャスタ10のねじ部12と螺
合する。
【0008】また、棒材1は、図4ないし図6の従来例
と同様にして構成されたもので、垂直部3,水平部4,
傾斜部5を有する。なお、実施例では、棒材1は2本の
丸棒を曲げて形成しており、一方の丸棒の両端部を揃え
て垂直部3の一部を形成し、垂直部3に連なる所定長さ
の傾斜部分5aを相互に間隔が開くように傾斜させ、丸
棒の中央部すなわち傾斜部分5aの間の部分を一対の傾
斜部分5aを含む面と略直角に折曲するとともに(図
6)、その折曲された平面内で中央位置を直角に折曲
し、これを水平部4としている。この水平部4には取付
用の座繰り穴7を形成している。また、他方の丸棒は一
端を前記丸棒による前記垂直部3に揃えて垂直部3の残
部をなす。丸棒の他端は水平部4の直角になった頂部4
aに溶接により連結して他の傾斜部分5bを形成してい
る。傾斜部分5a,5bにより傾斜部5が形成される。
また、アジャスタ10も従来例と同様に、基部11にね
じ部12を立設したものであるが、従来例に比べてねじ
部12の長さ寸法を長く設定してある。なお、図3は支
持具をシステムキッチン16に適用した例を示してい
る。15は床材である。
と同様にして構成されたもので、垂直部3,水平部4,
傾斜部5を有する。なお、実施例では、棒材1は2本の
丸棒を曲げて形成しており、一方の丸棒の両端部を揃え
て垂直部3の一部を形成し、垂直部3に連なる所定長さ
の傾斜部分5aを相互に間隔が開くように傾斜させ、丸
棒の中央部すなわち傾斜部分5aの間の部分を一対の傾
斜部分5aを含む面と略直角に折曲するとともに(図
6)、その折曲された平面内で中央位置を直角に折曲
し、これを水平部4としている。この水平部4には取付
用の座繰り穴7を形成している。また、他方の丸棒は一
端を前記丸棒による前記垂直部3に揃えて垂直部3の残
部をなす。丸棒の他端は水平部4の直角になった頂部4
aに溶接により連結して他の傾斜部分5bを形成してい
る。傾斜部分5a,5bにより傾斜部5が形成される。
また、アジャスタ10も従来例と同様に、基部11にね
じ部12を立設したものであるが、従来例に比べてねじ
部12の長さ寸法を長く設定してある。なお、図3は支
持具をシステムキッチン16に適用した例を示してい
る。15は床材である。
【0009】つぎに、この支持具の製造手順について説
明する。まず、予め棒材1を上述のように構成し、連結
部材2に孔部13を設けておく。そして、垂直部3を孔
部13に圧入嵌合し、この状態で連結部材2の下端から
ねじを切ってねじ孔14を形成する。このとき、垂直部
3にもねじを切ってねじ孔14を中央部近傍まで延設す
る。これにより、孔部13の長さを長くしてもねじ孔1
4の長さを充分長くすることができる。また、アジャス
タ10のねじ部12にねじ孔14に螺合するようにねじ
を切り、アジャスタ10を連結部材2に螺着する。
明する。まず、予め棒材1を上述のように構成し、連結
部材2に孔部13を設けておく。そして、垂直部3を孔
部13に圧入嵌合し、この状態で連結部材2の下端から
ねじを切ってねじ孔14を形成する。このとき、垂直部
3にもねじを切ってねじ孔14を中央部近傍まで延設す
る。これにより、孔部13の長さを長くしてもねじ孔1
4の長さを充分長くすることができる。また、アジャス
タ10のねじ部12にねじ孔14に螺合するようにねじ
を切り、アジャスタ10を連結部材2に螺着する。
【0010】上記の構成により、垂直部3を孔部13に
深く嵌入することができ、かつアジャスタ10と連結部
材2の螺合部分を充分に確保することができる。
深く嵌入することができ、かつアジャスタ10と連結部
材2の螺合部分を充分に確保することができる。
【0011】
【考案の効果】この考案の支持具によれば、孔部に圧入
嵌合した棒材の垂直部にもねじ孔を設けるようにしたの
で、孔部の長さおよびねじ孔の長さを充分長くすること
ができる。したがって、垂直部を孔部に深く嵌入するこ
とができ、かつアジャスタと連結部材の螺合部分を充分
に確保することができる。
嵌合した棒材の垂直部にもねじ孔を設けるようにしたの
で、孔部の長さおよびねじ孔の長さを充分長くすること
ができる。したがって、垂直部を孔部に深く嵌入するこ
とができ、かつアジャスタと連結部材の螺合部分を充分
に確保することができる。
【図1】この考案の一実施例の支持具の一部断面分解正
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】支持具をシステムキッチンに適用した例を示す
正面図である。
正面図である。
【図4】従来の支持具の正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】図6のVII ─VII 断面図である。
【図8】従来の連結部材の断面正面図である。
【図9】従来のアジャスタの正面図である。
1 棒材 2 連結部材 3 垂直部 4 水平部 5 傾斜部 10 アジャスタ 12 ねじ部 13 孔部 14 ねじ孔
Claims (1)
- 【請求項1】 水平面内で屈曲した水平部から傾斜部を
介して複数の垂直部を設けた棒材と、前記垂直部を圧入
嵌合し得る孔部を軸心方向に一端から他端近傍まで穿設
した連結部材と、この連結部材の他端に螺着されるねじ
部を有し床材に載置したアジャスタとを備え、前記棒材
の垂直部を前記孔部に圧入嵌合した状態で、前記連結部
材の他端から中央部近傍まで前記垂直部を含む部分にね
じを切り、前記アジャスタのねじ部に螺合するねじ孔を
設けたことを特徴とする支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3681491U JP2532739Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3681491U JP2532739Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131342U JPH04131342U (ja) | 1992-12-02 |
JP2532739Y2 true JP2532739Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31918707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3681491U Expired - Fee Related JP2532739Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532739Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3681491U patent/JP2532739Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04131342U (ja) | 1992-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |