JPH0571990B2 - - Google Patents

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JPH0571990B2
JPH0571990B2 JP58121950A JP12195083A JPH0571990B2 JP H0571990 B2 JPH0571990 B2 JP H0571990B2 JP 58121950 A JP58121950 A JP 58121950A JP 12195083 A JP12195083 A JP 12195083A JP H0571990 B2 JPH0571990 B2 JP H0571990B2
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Takeshi Masui
Eiichiro Yamamoto
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/60Analysis of geometric attributes
    • G06T7/62Analysis of geometric attributes of area, perimeter, diameter or volume

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は画像データ処装置に係り、特に連続さ
れた画像情報であるセグメントのラベル付け演算
を、高速に実行できるようにしたものに関する。
〔技術の背景〕 画像入力情報から画像部分とバツクグランド部
分を区別し、画像部分のみを抽出するとともに、
第1図イの如く、画像S部分が連続的に存在する
とき、同ロの如く、その集合部分にラベル付け
(この例では1〜4)を行うことがセグメンテー
シヨンの技法として行われている。例えば人身の
レントゲン写真よりガンの部分を抽出するような
ときにこのセグメンテーシヨンが行われている。
〔従来技術と問題点〕
従来のセグメンテーシヨンの技法としては、第
1図ハに示す如く、メモリをスキヤンして画像
「1」が検出されたとき、その上下左右の画素が
画像であるか否かをアドレスを生成してこれを読
出すというソフトウエアによる追跡を行う方式で
あり、ハードウエアを用いて実現することは困難
であつた。
ところでソフトウエアによる方式は、入力画像
に対して小領域のデータを逐次切り出して画像で
あるかないか、また画像の場合にはこれにラベル
を付与するというような演算を行うため、演算時
間は小領域のデータのアクセス回数に比例して増
加する。そのために小さい画像データに対しては
時間的な問題はないが、例えば1024×1024という
ように画像データが大きくなると、要処理時間が
大きくなり、そのためリアルタイムで処理するこ
とが不可能となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、この問題を改善するため、大
きな領域の多値画像データ(例えば1024×1024)
をも対象にしたセグメンテーシヨンの処理を高速
に、リアルタイムで行うようにしたものであつ
て、ハードウエアで実現が可能でかつ制御が簡単
に行える2×2のウインドウを用いたセグメンテ
ーシヨン処理を行うセグメンテーシヨン回路を提
供するものである。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために本発明のセグメンテ
ーシヨン回路では、画像データをセグメント単位
にラベルを付加するセグメンテーシヨン回路にお
いて、ラベルが付加されるコードとバツクグラン
ドのコードを指示する内部メモリと、2×2のウ
インドウを出力するウインドウ出力手段と、セグ
メント・ラベルを発生するセグメント・ラベル発
生手段と、バツクグランド・ラベルを発生するバ
ツクグランド・ラベル印加手段と、上記2×2の
ウインドウの各区分とセグメント・ラベルとバツ
クグランド・ラベルが印加される選択出力手段
と、上記2×2の各区分の状態に応じて上記選択
出力手段の選択出力を制御する選択出力制御信号
出力手段を備え、画像データを2×2のウインド
ウで左、右、上、下、走査方向を変えて、入力デ
ータを出力データの変化がなくなるまで繰り返し
走査することによりセグメント単位にラベルを付
加するようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
本発明を一実施例にもとづき説明する。
まず本発明で使用される入力データのフオーマ
トと、出力データの形式、セグメンテーシヨンの
演算論理、演算の内容等について説明する。
(1) 入力データのフオーマツト 本発明では入力データは例えば8ビツトコード
である。そしてこの8ビツトコードのうち、バツ
クグランド・コードBとラベルが付加さるコード
Sを内部メモリに定義する。内部メモリは、第2
図イの如く構成されている。ここでデータD6
はラベルが付加されるコードに対して、そのコー
ドに対応するアドレスに「1」を設定するもので
あり、データD7はバツクグランドのコードに
対してそのコードに対応するアドレスに「1」を
あらかじめ設定する。これを第2図ロ,ハにより
わかり易く説明する。入力データは8ビツトなの
で、0〜255までの256通りの画像階調を有する。
もし、階調「0」をバツクグランド・コードBと
し、また階調「1」〜「FF」をラベルを付与す
るコードとしたいときには、第2図ロの如く、ア
ドレス「00」のD7に「1」を、アドレス「01」
のD6に「1」を設定しておく。また、階調「0」
〜「10」の部分とバツクグランドとし、階調
「11」〜「FF」の部分にラベルを付与したい場合
には、第2図ハに示す如く、内部メモリのアドレ
ス「00」〜「10」のD7に「1」を設定し、アド
レス「11」〜「FF」のD6に「1」を設定してお
く。このようにあらかじめ内部メモリに設定すれ
ば入力データを1階調毎にバツクグランド・コー
ドBからラベル付加されるコードSかを示すこと
ができる。しかもこのように設定するとき、入力
画像が第2図ホに示す如き符号付データの場合で
も対応できる。D7が±の符号の場合には−128〜
+127を示し、第2図ニの如く、例えば−10以上
をラベルが付与されるコードSと設定することも
できる。
(2) 出力データの形式 処された演算結果としての出力データは8ビツ
トのコードであるが、後述するセグメンテーシヨ
ンの演算により、バツクグランド・ラベル(Bラ
ベル)、セグメント・ラベル(Lラベル)、オーバ
ーフロー・ラベル(Fラベル)の3通りのコード
が出力される。
バツクグランド・ラベル(Bラベル)は
「00」であり、入力データのバツクグランドの
内容にかかわらず「00」となる。
セグメント・ラベル(Lラベル)は「XX」
〜「FE」である。ここで「XX」は「01」〜
「FE」である。ただしセグメント・ラベルの下
限の値はパラメータにより設定が可能である。
オーバフロー・ラベル(Fラベル)は「FF」
である。これは、8ビツトの場合すでにラベル
を255まで付与してそれより多数のセグメント
に異なるラベルを付与できないときに出力す
る。
(3) セグメンテーシヨンの演算輪理、演算の内容
本発明のセグメンテーシヨン処理を行う場合、第
3図に示す如く、2×2のウインドウを使用す
る。この2×2のウインドウの各区分はそれぞれ
画素に対応するものである。いま入力画像をF
(fij)とし、出力画像をG(gij)としたとき、あ
る関数Mを考えるとg(ij)=M(fi−1・j−1,
fi・j−1,fi−1・j,fij)で表わされる演算
が行われる。この式は、第4図に示す出力画素
gijは、fi−1・j−1〜fijの4つの入力画素によ
る演算結果で決定されることを示している。
この2×2のウインドウの各画素の状態による
演算は第5図イの(#1)〜(#21)及び第6図
に示す論理により行われる。なお、この場合、す
でにバツクグランド・ラベル、セグメント・ラベ
ル等に処理された第1図イに示す如き画像データ
に対する処理が行われるものである。従つてこの
第1図イに示す如き画像データを得るために、最
初に例えば0〜255階調の、TVカメラのような
入力装置から出力された画像データを、内部メモ
リに照合してバツクグランド・ラベル、セグメン
ト・ラベルに変換処理されるが、この最初の変換
処理のとき、第5図ロの区分画素S4は0〜255階
調のいずれか濃淡値である。
第5図イで(#1)は、第4図の入力画素fij
がバツクグランド・ラベルBの場合には、他の3
つの入力画素が何であつてもこのバツクグラン
ド・ラベルBが出力画素gijとして出力されるこ
とを示す。
(#2)は入力画素fijがセグメンテーシヨン
されるラベルSで他の3画素がバツクグランド・
ラベルBのときは、セグメント・ラベルLが出力
される。
(#3)は、第5図ロに示した如く、2×2の
ウインドウの各区分をS1〜S4で示したとき、S1
S2がバツクグランド・ラベルBであり、S3にセグ
メント・ラベルLが存在するとき、この区分S3
内容を出力するものである。
(#4)は区分S1,S3がバツクグランド・ラベ
ルB、区分S2がセグメント・ラベルLの場合、こ
の区分S2の内容を出力するものである。
(#5)は区分S1〜S3にセグメント・ラベルL
であつて、S2のセグメント・ラベルがS3のセグメ
ント・ラベルより小さいとき(CMP23=0:第
16図、第17図参照)、ラベルの小さいS2のセ
グメント・ラベルを出力するものである。
(#6)は区分S1〜S3にセグメント・ラベルL
があつてS3のセグメント・ラベルがS2のセグメン
ト・ラベルより小さいとき(CMP23=1)、ラベ
ルの小さいS3のセグメント・ラベルを出力する。
このようにして、第5図イに示す論理により演
算が行われる。
例えば、第8図イの「1」に示すセグメンテ
ーシヨンされるラベルが存在するとき、これを第
5図イで示した論理で左上より右下に走査した場
合、第8図イの如くラベルA,B,C,Dが付
与されることになり、これのみでは同の如く同
一ラベルを付与することができない。
このために、第8図ロRに示す如く、最初に
左上→右下方向に走査して同Wに示す如くラベ
ルA〜Dを付与し、次に同Rに示す如く、R
とは反対に、左下→左上方向に走査してラベル付
けすれば同Wに示す如く同一セグメントに対し
て同一ラベルAを付与することができる。しかし
この第8図ロの手順では先ず左上→右下方向に走
査して同様な方向にライトし、次にこれとは逆に
右下→左上方向に走査してこれまた右下→左上方
向にライトしなければならない。このために1回
毎に走査方向が逆になるという欠点がある。
これと同一の効果を奏するため、第8図ハに示
す如く、最初の走査は同Rに示す如く左上→右
下方向に走査するとともにそのラベル付けのライ
トのときは同Wに示す如く、右下→左上方向に
ライトする。2回目の走査のときも、第8図ハ
Rに示す如く第1回目の走査と同様に、左上→右
下に走査し、Wに示す如く右下→左上にラベル
付けの演算結果を記入する。これにより所期の通
りの演算結果を、第1回目も第2回目も同一手順
により行うことができる。
この第8図ハのセグメンテーシヨン演算処理フ
ローを第7図に示す。
すなわちまず、画像メモリMの左上より水平方
向に入力データをリードする。そして第5図イの
論理にもとづきセグメンテーシヨンを行い、2×
2のウインドウWの区分S4の出力gを求め、この
演算結果を画像メモリMに、その右下の画素に対
応する位置よりライトしてゆく。このように右下
から左上に記入された画像メモリMを左上→右下
方向にリードしてセグメンテーシヨン演算結果を
上記の如く右下より左上に記入する。そしてこの
ようなことを入力データと出力データの変化がな
くなるまで繰り返す。
このようにして各種の画像データを処理した例
を第9図〜第12図に示す。
第9図は、U字状にセグメンテーシヨンされる
ラベルが存在する場合であり、第1回目は左上→
右下に走査しその通りにラベルA,Bを付与す
る。これを第2回目に右下→左上に走査して同一
ラベルに付与できる状態を示している。ただ第9
図では第1回目、第2回目ともラベル付けの状態
をわかり易く説明するため、図面上では左上→右
下方向に走査する状態で示している。
第10図はW字状に存在する場合であり、第1
回目の走査によりA,B,Cと3種類のラベルが
付与され、第2回目の走査によりA,Bの2種に
統一され、第4回目の走査によりラベルAに統一
される状態を示している。この場合も走査方向を
図において左上→右下に示してある。
第11図はセグメンテーシヨンが4個あり、ラ
ベルがA〜Eに限定されており、オーバーフロー
部分にラベルFが付与されているときでも、セグ
メンテーシヨンが可能なことを示すものである。
すなわち、入力データに対して左上→右下方向に
走査してラベル付けを行うが、第11図に示す
如く、第1回目のセグメンテーシヨン走査の結果
A〜Eの外にオーバフロー・ラベルFが付与され
る。この場合でも、第2回目にの如く、右下→
左上方向にセグメンテーシヨン走査することによ
りラベルAのセグメンテーシヨンと、Bのセグメ
ンテーシヨンと、ラベルFの2個のセグメンテー
シヨンの付与が可能となる。
第12図は同一ラベルが付与されるべきものに
対してラベルがオーバーフローした状態を示す。
第12図に示す如く、第1回目の走査によりラ
ベルA〜Eの外にオーバーフロー・ラベルFが付
与されることになるが、この場合でも、に示す
如く、第2回目の走査により同一ラベルを付与す
ることができる。
なお、第6図によりオーバーフローが発生して
いる場合等のセグメンテーシヨン演算について説
明する。
第6図イに示す如く、オーバーフローを示す
OVER=1のとき第5図(#2)の状態の場合
には出力区分S4をL=Fとして出力し、第5図
(#8′)のように、4方向連結として制御する場
合にはこれまた区分S4をL=Fとして出力する。
第6図ロに示す如く、オーバーフロー・ラベル
Fがすでに存在するとき、第5図(#12)の場合
は区分S4にLラベルが存在すると同じ演算を適用
してFを出力する。
第6図ハに示す如く、マスクがかかつていると
き、つまり*MASK=1のとき、区分S1〜S4
入力データが何であれ、区分S4に対する出力をバ
ツクグランド・ラベルBとして出力する。このマ
スクは、ラベル付与出力を必要としない部分を指
定するようなとき、例えばレントゲン写真の場合
において特定な部分のみをラベル付けして取出す
ようなときに使用する。
次に上記セグメンテーシヨン演算を行うセグメ
ンテーシヨン回路の一実施例について第13図〜
第16図により、他図を参照しつつ説明する。
第13図は本発明のセグメンテーシヨン回路を
使用した画像処理システム構成図、第14図はセ
グメンテーシヨン回路のモジユール構成図、第1
5図はセグメント演算回路、第16図はセグメン
ト演算回路におけるセグメント判定回路、第17
図は論理テーブルである。
図中、10は画像メモリ、11はセグメンテー
シヨン回路、12はバス・インタフエイス、13
は制御回路、14は入力バツフア、15は出力バ
ツフア、16は横幅パラメータ・バツフア、17
はラベル・バツフア、18はセグメント演算回
路、20はライン・バツフア、21〜23はレジ
スタ、24はカウンタ、25はマルチプレクサ、
26はレジスタ、27はセグメント演算部、28
はセグメント判定回路、29は論理テーブル、3
0はマルチプレクサ、31〜33は比較器、34
はRAM、34は比較器、RAM、37〜41は
比較器である。なおRAM34と36は第2図の
内部メモリを構成する。
第13図において画像メモリ10には図示省略
した画像入力部より送出された、第1図イに示す
如き入力データが画像データとして格納されてい
る。セグメンテーシヨン回路11はこの画像メモ
リ10をリード・ライト・パラレルにDMAアク
セスすることができる。このときアクセス制御に
必要な制御信号は制御信号バスCBを経由して伝
達され、また画像データは画像メモリバスMDB
を経由して伝達される。
第13図のセグメンテーシヨン回路11は、第
14図に示す如くモジユール構成されており、バ
スインタフエース12、制御回路13、入力バツ
フア14、出力バツフア15、横幅パラメータ・
バツフア16、ラベル・バツフア17、セグメン
ト演算回路18等よりなる。
ここで入力バツフア14はセグメント演算回路
18に入力するデータを一時保持するものであ
り、出力バツフア15はセグメント演算回路18
から出力されるデータを保持するものである。そ
して、横幅パラメータ・バツフア16は2×2ウ
インドウによりセグメント演算を行うとき、fij
に対して1つ前のfi−1,jのデータと、1行前
のfi,j−1のデータと、さらにその1つ前のfi
−1,j−1のデータの4つを必要とするので、
この2×2のウインドウによる演算を行うとき、
いくつ前のデータを必要とするのかが必要とな
る。1行が1024のデータより構成されるとき、1
つ前、1024前および1025前のデータが必要とな
る。それでこの横幅パラメータ・バツフア16に
画像メモリ10の横幅を記入すれば、セグメント
演算回路18はこの2×2の演算に必要な画像デ
ータを読出すことになる。
またラベル・バツフア17は付加される最低の
セグメント番号が記入されるもので、例えば
「10」よりラベル付けしたいときには、この値を
記入しておけば、この「10」より「FE」までの
ラベルを付けることができる。
そしてセグメント演算回路18は第15図の如
く構成されている。
2×2ウインドウの区分の入力データがレジ
スタ21にセツトされたとき、その1個前の区分
の入力データはレジスタ26にセツトさ、また
区分の入力データはレジスタ22にセツトさ
れ、区分のデータはジスタ23にセツトされ
る。このときラインバツフア20には区分の1
行前のデータがセツトされている。
カウンタ24はセグメント・ラベルを出力する
もので、セグメント演算部27よりラベル更新状
態が指示さたときカウントアツプするものであ
る。
MPX25はセグメント演算部27の出力によ
り6つの入力のうち1つが出力されるものであ
る。
このセグメント演算部27は、セグメント判定
回路28と論理テーブル29により構成され、セ
グメント判定回路28は第16図の如き構成を有
し、論理テーブル29には第5図イ、第6図イ〜
ハに示した演算を行うための第17図に示す各テ
ーブルが格納されている。
セグメント判定回路28は第16図に示す構成
を有する。
MPX30には、内部メモリアドレスすなわち
第2図イにおけるアドレスA0〜A7の8ビツトと、
第15図ロの2×2ウインドウの区分のデータ
8ビツトが入力されておりこののデータが出力
される。比較器31では区分のデータ8ビツト
とバツクグランド・ラベル8ビツトとが比較さ
れ、同様に比較器32,33では区分,のデ
ータ8ビツトとバツクグランド・ラベル8ビツト
とが比較される。またRAM34ではマルチプク
サ30の出力がアドレスとなり内部メモリデータ
のうち第2図イのデータD7が出力されてCMP4
Bとなる。そして比較器35で区分との比較
が行われ、>なら第17図ニのテーブルT4
で示す如く、この比較器35の出力CMP23は
「1」となり≦ならばCMP23=0となる。
またRAM36にはMPX30のアドレスが入
力され、この出力CMP4Sが「1」のときはラ
ベル付加されるコードSを示す。そしてRAM3
6と34で第2図の内部メモリ42を構成してい
る。
比較器37は区分のデータ8ビツトとオーバ
ーフローコードであるオール「1」の8ビツト信
号(+5Vの8ビツト)を比較して、入力された
区分の8ビツトがオーバーフローのとき出力
CMP1F=「1」を出力する。同様に比較器38
〜40にはそれぞれ区分〜の8ビツトデータ
が入力されてオーバーフローコードと比較され、
オーバーフローの場合にはその出力CMP2F〜
CMP4Fの該当するものが「1」となる。
そしてRAM34,36及び比較器40の出力
CMP4B,CMP4S,CMP4Fの状態に応じて、第
17図ロのテーブルT2に示す如き出力CMP4
0,CMP41を出力し、CMP3B,3F,
CMP2B,2F,CMP1B,1Fのいずれかが「1」
のとき、同ハのテーブルT3に示す如き出力CMP
30,20,10のいずれかが「1」となる。
そして第15図イのセグメント演算部27の3
ビツトのセレクトコードを出力するが、第17図
ホのテーブルT5に示す如く、その3ビツトのセ
レクトコードにより〜及びセグメント・ラベ
ルLのセレクト、バツクグランド・ラベルBのセ
レクトが行われる。
これらの各出力と、マスク条件、比較器35の
出力CMP23により、論理テーブル29内に格
納された第17図イに示すテーブルT1が索引さ
れて、上記セレクトコードが出力され、マルチプ
レクサ25からB,L,S1〜S4のいずれか1つが
出力さることになる。
次に本発明の動作について簡単に説明する。
まずTVカメラのような入力装置から出力され
た画像データが画像メモリ10に格納される。こ
の画像データは例えば8ビツトの多値画像データ
である。そして内部メモリ42には、第2図イ〜
ハに示す如く、ラベルが付加されるコードに対し
てそのコードに対応するアドレスに「1」を設定
し、またバツクグランドのコードに対して、その
コードに対応するアドレスに「1」を設定する。
例えばバツクグランドが「0」,ラベルが「1」
の場合には、第2図ロの状態に設定する。
画像メモリ10に格納された画像データは、セ
グメンテーシヨン回路11によりセグメンテーシ
ヨン処理される。このとき、第14図に示す如
く、画像データは画像メモリ10より順次画像メ
モリバスMDBを経由して第14図の入力バツフ
ア14を経由してセグメント演算回路18に入力
される。このとき横幅パラメータバツフア16に
は画像メモリ10の1行分の横幅(例えば1024)
が記入され、ラベルバツフア17にはカウンタ2
4の初期値がセツトされる。このようにして入力
バツフア14を経由して入力されたデータは、2
×2のウインドウの状態で、第15図イに示すレ
ジスタ21〜23,26にセツトされる。このと
き2×2のウインドウの区分はレジスタ23に
セツトさされ、区分はレジスタ22にセツトさ
れ、区分はレジスタ26にセツトされ、そして
区分はレジスタ21にセツトされる。そしてこ
の区分〜の各データはセグメント演算部27
にも入力される。
セグメント演算部27では、これらの区分〜
のデータがセグメント判定回路28に入力さ
れ、第16図におけるマルチプレクサ30、
RAM34,36、比較器40に区分のデータ
が伝達される。比較器41にもマルチプレクサ3
0の出力、つまり区分のデータが伝達される。
なお比較器41は、区分のデータつまりS4の値
の方がバツクグランド・ラベルより大きい場合、
「0」つまにイネーブルのバー信号を出力する。
なお、第16図において、51,52,58は
それぞれマルチプレクサであり、画像とラベルの
切換え用の制御信号によりRAM34又は比較器
41,36、比較器40からの入力あるいは論理
「0」を選択出力する。即ち初期入力(画像)の
とき(初回の走査)には、各マルチプレクサ5
1,52,53は第16図に示す上側、つまりマ
ルチプレクサ51,52はRAM34,36から
の入力を出力し、マルチプレクサ53は論理
「0」を出力する。2回目以降の走査では、各マ
ルチプレクサ51,52,53の第16図に示す
下側、つまりマルチプレクサ51は比較器41か
らの入力を、マルチプレクサ52は論理「0」を
出力し、マルチプレクサ53は比較器40からの
入力を出力する。
これにより初回の走査は初期入力画像の区分
の画素の階調にもとづき内部メモリ42をアクセ
スし、その区分がバツクグランドB(「0」)か
ラベル付加されるコードS(「1」)かが出力され、
例えば第1図イに示す如き、バツクグランドとラ
ベル付加される画素が区分けされる。第2回目以
降の走査は、このバツクグランドとラベル付けさ
れる画素に区分けされた画像データ又は、ラベル
付けされたものに対して行われ、第16図に示す
〜に、この区分けされた画像データに対して
2×2のウインドウのS1〜S4のデータが入力され
る。そしてこれらの結果、第17図のテーブル
T2,T3,T4に示す如き、CMP40,CMP41,
CMP30,CMP20,CMP10,CMP23,
*MASK,カウンタ24のオーバーフロー信号
等が出力されて、論理テーブル29に出力され、
これにより論理テーブル29は第17図イのテー
ブルT1に応じたデータセレクトコードを出力す
る。この場合、第17図イのセレクタコードLの
部分に新しいラベルが付加されるものとなる。そ
してラベル付けされた画像データに対して、例え
ば第8図ハに示す如きセグメンテーシヨン処理を
繰り返し、セグメンテーシヨンを行うことができ
る。このように、本発明では画像メモリを読み出
す一定の速度で処理を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2×2のウインドウにより画
像メモリを走査するのみで多値画像データのセグ
メンテーシヨン演算を画像メモリを読み出一定の
速度で、高速に行うことができるので、セグメン
テーシヨンを必要とするあらゆる画像データの処
理を非常に効果的に行うことができる。しかもラ
ベル付け処理の途中でオーバフローが発生しても
正しくラベル付与を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセグメンテーシヨンの説明図、第2図
は内部メモリ説明図、第3図はセグメンテーシヨ
ンの演算論理説明図、第4図は演算状態説明図、
第5図、第6図はセグメンテーシヨン演算の内容
説明図、第7図はセグメンテーシヨン処理フロ
ー、第8図〜第12図はセグメンテーシヨン動作
説明図、第13図は本発明のセグメンテーシヨン
回路を使用した画像処理システム構成図、第14
図はセグメンテーシヨン回路のモジユール構成
図、第15図はセグメント演算回路、第16図は
セグメント演算回路におけるセグメント判定回
路、第17図は論理テーブルである。 図中、10は画像メモリ、11はセグメンテー
シヨン回路、12はバス・インタフエース、13
は制御回路、14は入力バツフア、15は出力バ
ツフア、16は横幅パラメータ・バツフア、17
はラベル・バツフア、18はセグメント演算回
路、20はライン・バツフア、21〜23はレジ
スタ、24はカウンタ、25はマルチプレクサ、
26はレジスタ、27はセグメント演算部、28
はセグメント判定回路、29は論理テーブル、3
0はマルチプレクサ、31〜33は比較器、34
はRAM、35は比較器、36はRAM、37〜
40は比較器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 画像データをセグメント単位にラベルを付加
    するセグメンテーシヨン回路において、ラベルが
    付加されるコードとバツクグランドのコードを指
    示する内部メモリと、2×2のウインドウを出力
    するウインドウ出力手段と、セグメント・ラベル
    を発生するセグメント・ラベル発生手段と、バツ
    クグランド・ラベルを発生するバツクグランド・
    ラベル印加手段と、上記2×2のウインドウの各
    区分とセグメント・ラベルとバツクグランド・ラ
    ベルが印加される選択出力手段と、上記2×2の
    各区分の状態に応じて上記選択出力手段の選択出
    力を制御する選択出力制御信号出力手段を備え、
    画像データを2×2のウインドウで左、右、上、
    下、走査方向を変えて、入力データと出力データ
    の変化がなくなるまで繰り返し走査することによ
    りセグメント単位にラベルを付加するようにした
    ことを特徴とするセグメンテーシヨン回路。
JP58121950A 1983-07-05 1983-07-05 セグメンテ−シヨン回路 Granted JPS6014376A (ja)

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JPS6014376A JPS6014376A (ja) 1985-01-24
JPH0571990B2 true JPH0571990B2 (ja) 1993-10-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61221981A (ja) * 1985-03-28 1986-10-02 Fujitsu Ltd 領域のラベル付け方式
JPS61243569A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 Fujitsu Ltd デイジタル画像領域へのラベル付け方式

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JPS6014376A (ja) 1985-01-24

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