JPH0571842B2 - - Google Patents

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JPH0571842B2
JPH0571842B2 JP7160488A JP7160488A JPH0571842B2 JP H0571842 B2 JPH0571842 B2 JP H0571842B2 JP 7160488 A JP7160488 A JP 7160488A JP 7160488 A JP7160488 A JP 7160488A JP H0571842 B2 JPH0571842 B2 JP H0571842B2
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JP
Japan
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cut
exhaust gas
smoke tube
raised
smoke
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JP7160488A
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JPH01244203A (ja
Inventor
Mokichi Kurosawa
Shinichi Kanno
Sadatoshi Takemoto
Masahiko Ooshima
Tomoharu Kudo
Takahiro Sei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yazaki Corp
Yazaki Sogyo KK
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd, Yazaki Corp, Yazaki Sogyo KK, Toho Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、煙管ボイラの煙管内を通る排ガスに
乱流を発生させるのに好適な煙管バツフルに関す
る。
〔従来の技術〕
第8図から第10図は従来例に係り、燃焼後の
排ガスが通る煙管ボイラの煙管1内には、その中
心線上に内壁面1aと所定の間隔Cをおいて軸線
方向に沿つて平板状の煙管仕切り板、いわゆる煙
管バツフル2が配置されており、この煙管バツフ
ル2によつて配管1内は2つの空間A,Bに分割
されている。煙管バツフル2の幅中心線上には、
この中心線と直交する弦3aを直径とし、かつこ
の弦3aを下流側に配置した半円状の複数の切り
欠き部3,3A,3B……が一定の間隔をおいて
全域にわたつて形成されており、この切り欠き部
3を切り起こし方向が交互に異なるように弦3a
を中心として上下に切り起こして切り起こし部
5,5A,5B,……が形成されている。
従来の煙管バツフル2は上記のように構成さ
れ、煙管1内を通る排ガスは第10図に矢印で示
す方向に移動する。すなわち、空間A内の排ガス
の一部は切り起こし部5Aを乗り越えて煙管1の
内壁面1aに沿つて移動し、他部は切り欠き部3
Aを通り空間B内に移動する。この空間B内に移
動した排ガスの一部は切り起こし部5Bを乗り越
えて煙管1の内壁面1aに沿つて移動し、他部は
切り欠き部3Bを通り空間A内に移動する。この
ような排ガスの移動によつて乱流が発生し、この
乱流により伝熱面である煙管1の内壁面1a近傍
に存在する境界層をうちやぶり煙管1部における
伝熱を促進し、熱効率を向上させている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来技術では、切り起こし部5の切
り起こし角度〓を、例えば90゜に設定した場合、
煙管1内における排ガスの圧力損失が増大すると
いう問題があつた。また切り起こし角度〓を、例
えば35゜に設定した場合、排ガスの圧力損失は切
り起こし角度90゜の場合よりは少なくなるが、熱
通過率が減少してしまう。
本発明の目的は、排ガスの圧力損失を抑え、か
つ熱通過率を増大させるようにした煙管ボイラの
煙管バツフルを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明は、燃焼後
の排ガスが通る煙管ボイラの煙管内に軸線方向に
沿つて配置した平板状の煙管バツフルにおいて、
長手方向両側面に交互に切り欠かれた複数の切り
欠き部が切り起こし方向を異ならせて上流側に切
り起こされ、かつその切り起こし面が排ガス流れ
方向と斜交する位置に配置された複数の切り起こ
し部を設けたものである。
〔作用〕
上述の構成によれば、煙管内の通過する排ガス
が各切り起こし部に当接することにより乱流が発
生し熱効率が向上する。また切り起こし面が排ガ
ス流れ方向と斜交している各切り起こし部を排ガ
スが通過することにより排ガス流路面積が大きく
なると共に、排ガスの圧力損失が少なくなる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図から第3図は本発明の第1実施例に係
り、第8図から第10図に示す従来例と同一又は
同等の部分には同一符号を付して説明する。
煙管バツフル2の長手方向両側面2a,2bに
は、例えば1つおきに交互に円弧部6aを下流側
にして折り曲げ線6bを弦とする略扇形状の複数
の切り欠き部6,6A,6B,6C,6D,……
が形成され、この切り欠き部6を折り曲げ線6b
で紙面に対して直角方向に、かつ両側面2a,2
bそれぞれで交互に相反する方向に切り起こして
切り起こし部8,8A,8B,8C,8D,……
が形成されている。従つて、この切り起こし部8
の切り起こし面は排ガス流れ方向と斜交して配置
されている。
つぎに、本発明の第1実施例の作用を説明す
る。
煙管1内を通る排ガスは、第3図で矢印で示す
方向に移動する。すなわち、空間A内の排ガスは
最上流側の切り起こし部8Aに当接して一部が方
向を変えて煙管1の内壁面1aに当接し、これに
より乱流が発生する。この際切り起こし部8Aに
当接しない排ガスの他部も切り起こし部8Aで方
向を変えた排ガスにより流れが乱されるため乱流
となる。このような乱流により煙管1の内壁面1
a近傍に存在する境界層がうちやぶられ煙管1部
における伝熱が促進され熱効率が向上する。また
空間B内の排ガスは切り起こし部8Bに当接して
空間Aの場合と同様乱流となり熱効率を向上させ
る。
このようにして排ガスは順次下流側の切り起こ
し部8に当接しながら移動するものであり、切り
起こし部8の切り起こし面が排ガス流れ方向と斜
交して配設されているので、排ガス流路面積が大
きくなり、排ガスの圧力損失が少なくなる。
本発明と従来の煙管バツフル2における排ガス
流量に対する熱通過率と圧力損失は、第4図に示
されており、同図から分かるように本発明の熱通
過率は大きく、また圧力損失は従来の切り起こし
角度35゜の煙管バツフル2の場合と同等となつて
いる。
第5図から第7図は本発明の第2実施例に係
り、第1実施例に示すものと同一又は同等の部分
には同一符号を付して説明する。
煙管バツフル2の長手方向側面2a,2bに
は、例えば2つおきに交互に円弧部16aを下流
側にして折り曲げ線16bを弦とする略扇形状の
複数の切り欠き部16,16A,16B,16
C,16D,……が形成され、この切り欠き部1
6を折り曲げ線16bで紙面に対して直角方向
に、かつ側面2a側は空間Aに突出するように側
面2b側は空間Bに突出するように切り起こして
切り起こし部18,18A,18B,18C,1
8D,……が形成されている。従つて、この切り
起こし部18の切り起こし面は排ガス流れ方向と
斜交して配置されている。
第2実施例は上記のように構成されており、同
じ方向に切り起こされた切り起し部18が2個ず
つ配置されているので、第1実施例の場合より層
流が発生しにくいという利点がある。その他の作
用は第1実施例に示すものと同様である。
〔発明の効果〕
上述のとおり、本発明によれば、煙管バツフル
長手方向両側面に形成された切り起こし部により
排ガスの圧力損失が小さく、かつ熱通過率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は煙管バツフルが配置された煙管を中
心部で破断して示す正面図、第2図は第1図の
−矢視縦断面図、第3図は第1図に示すものの
側面図、第4図は本発明と従来の煙管バツフルに
おける排ガス流量に対する熱通過率および排ガス
の圧力損失を示す線図、第5図から第7図は本発
明の第2実施例に係り、第5図は煙管バツフルが
配置された煙管を中心部で破断して示す正面図、
第6図は第5図の−矢視縦断面図、第7図は
第5図に示すものの側面図、第8図から第10図
は従来例に係り、第8図は煙管バツフルが配置さ
れた煙管を中心部で破断して示す正面図、第9図
は第8図の−矢視縦断面図、第10図は第8
図に示すものの側面図である。 1……煙管、2……煙管バツフル、2a,2b
……側面、6,16……切り欠き部、8,18…
…切り起こし部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼後の排ガスが通る煙管ボイラの煙管内に
    軸線方向に沿つて配置した平板状の煙管バツフル
    において、長手方向両側面に交互に切り欠かれた
    複数の切り欠き部が切り起こし方向を異ならせて
    上流側に切り起こされ、かつその切り起こし面が
    排ガス流れ方向と斜交する位置に配置された複数
    の切り起こし部を設けたことを特徴とする煙管ボ
    イラの煙管バツフル。 2 前記切り欠き部が、前記両側面に1つおきの
    交互に形成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の煙管ボイラの煙管バツフル。 3 前記切り欠き部の切り起こし方向が、前記両
    側面それぞれで交互に相反する方向に形成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の煙
    管ボイラの煙管バツフル。 4 前記切り欠き部が、前記両側面に2つおきに
    交互に形成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の煙管ボイラの煙管バツフル。 5 前記切り欠き部の切り起こし方向が、側面に
    より相反する方向に形成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の煙管ボイラの煙管バ
    ツフル。
JP7160488A 1988-03-25 1988-03-25 煙管ボイラの煙管バッフル Granted JPH01244203A (ja)

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JP7160488A JPH01244203A (ja) 1988-03-25 1988-03-25 煙管ボイラの煙管バッフル

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JP7160488A JPH01244203A (ja) 1988-03-25 1988-03-25 煙管ボイラの煙管バッフル

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Publication Number Publication Date
JPH01244203A JPH01244203A (ja) 1989-09-28
JPH0571842B2 true JPH0571842B2 (ja) 1993-10-08

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ID=13465427

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JP7160488A Granted JPH01244203A (ja) 1988-03-25 1988-03-25 煙管ボイラの煙管バッフル

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US10458729B2 (en) 2016-12-19 2019-10-29 Noritz Corporation Heat exchanger and hot water apparatus

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US10458729B2 (en) 2016-12-19 2019-10-29 Noritz Corporation Heat exchanger and hot water apparatus

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JPH01244203A (ja) 1989-09-28

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